JP2002373015A - 生産管理装置 - Google Patents
生産管理装置Info
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- JP2002373015A JP2002373015A JP2001182074A JP2001182074A JP2002373015A JP 2002373015 A JP2002373015 A JP 2002373015A JP 2001182074 A JP2001182074 A JP 2001182074A JP 2001182074 A JP2001182074 A JP 2001182074A JP 2002373015 A JP2002373015 A JP 2002373015A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 担当している数値制御工作機械の中で現在ま
での加工実績を基に、次に加工を開始すると予測される
部品の段取りを指示する機能を有する生産管理装置を提
供する。 【解決手段】数値制御工作機械より収集した加工結果に
基づいて、現在時点において、担当している機械の加工
完了予測時刻を予測する手段と、前記手段により算出さ
れた加工完了予測時刻を基に、次にどの機械の段取り準
備を優先に行えば作業効率があがるかを算出する手段
と、前記手段で算出された段取作業の優先順を指示する
手段と、を設ける。
での加工実績を基に、次に加工を開始すると予測される
部品の段取りを指示する機能を有する生産管理装置を提
供する。 【解決手段】数値制御工作機械より収集した加工結果に
基づいて、現在時点において、担当している機械の加工
完了予測時刻を予測する手段と、前記手段により算出さ
れた加工完了予測時刻を基に、次にどの機械の段取り準
備を優先に行えば作業効率があがるかを算出する手段
と、前記手段で算出された段取作業の優先順を指示する
手段と、を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械、例えば
数値制御工作機械を管理する生産管理装置に関し、特
に、数値制御装置より収集した加工結果に基づいて段取
作業の優先順を指示する生産管理装置に関する。
数値制御工作機械を管理する生産管理装置に関し、特
に、数値制御装置より収集した加工結果に基づいて段取
作業の優先順を指示する生産管理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術について、図２を参照して説
明する。また、図４は、図２における加工情報端末１０
の作業指示リストの表示画面である。作業者は、担当者
欄で自身の名前を選択する。この時、担当者名の情報を
含む作業指示表示信号が作業指示表示制御部１１から通
信制御部１２に送られ、通信回線（イーサネット（登録
商標））５０を介して生産管理装置２０の通信制御部２
１に送られる。通信制御部２１に送られた作業指示表示
信号は担当機械抽出部２２に送られ、担当機械抽出部２
２では指示された作業者が担当する機械を抽出する。抽
出された機械データは計画データ抽出部２３に送られ、
計画データ抽出部２３ではスケジューリングされた生産
計画から担当機械の加工工程データを抽出する。抽出さ
れた加工工程データは進捗抽出部２４に送られ、進捗抽
出部２４では加工工程データに対する着手中、完了済等
の進捗を抽出し、通信制御部２１に送られる。通信制御
部２１では、イーサネット５０を介して加工情報端末１
０の通信制御部１２に送られる。通信制御部１２に送ら
れた加工工程データは作業指示表示制御部１１に送られ
る。作業指示表示制御部１１では加工情報端末１０の画
面に作業指示データを表示する。作業者は、加工情報端
末１０に表示された作業指示リストを見て、作業指示の
早い工程を確認し、前記工程を加工するために必要な治
具、工具、刃具、加工プログラム等を取り集め、加工を
始めるための段取り準備を行う。
明する。また、図４は、図２における加工情報端末１０
の作業指示リストの表示画面である。作業者は、担当者
欄で自身の名前を選択する。この時、担当者名の情報を
含む作業指示表示信号が作業指示表示制御部１１から通
信制御部１２に送られ、通信回線（イーサネット（登録
商標））５０を介して生産管理装置２０の通信制御部２
１に送られる。通信制御部２１に送られた作業指示表示
信号は担当機械抽出部２２に送られ、担当機械抽出部２
２では指示された作業者が担当する機械を抽出する。抽
出された機械データは計画データ抽出部２３に送られ、
計画データ抽出部２３ではスケジューリングされた生産
計画から担当機械の加工工程データを抽出する。抽出さ
れた加工工程データは進捗抽出部２４に送られ、進捗抽
出部２４では加工工程データに対する着手中、完了済等
の進捗を抽出し、通信制御部２１に送られる。通信制御
部２１では、イーサネット５０を介して加工情報端末１
０の通信制御部１２に送られる。通信制御部１２に送ら
れた加工工程データは作業指示表示制御部１１に送られ
る。作業指示表示制御部１１では加工情報端末１０の画
面に作業指示データを表示する。作業者は、加工情報端
末１０に表示された作業指示リストを見て、作業指示の
早い工程を確認し、前記工程を加工するために必要な治
具、工具、刃具、加工プログラム等を取り集め、加工を
始めるための段取り準備を行う。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術の生産管理装置によれば、複数の数値制御工作
機械で作業を行っている作業者は、予定の段取り時間よ
り実際の段取り作業時間が延びたり、短くなったりした
場合や、担当している前記数値制御工作機械が部品の加
工途中において、工具の摩耗、破損による工具交換作
業、切削液等の補給作業、その他の何らかの要因による
加工作業の延長が発生した場合、現状の段取り作業完了
後、次にどの担当数値制御工作機械の加工を行うための
準備を優先に行ったらよいかを判断することが簡単には
わからないという問題があった。
従来技術の生産管理装置によれば、複数の数値制御工作
機械で作業を行っている作業者は、予定の段取り時間よ
り実際の段取り作業時間が延びたり、短くなったりした
場合や、担当している前記数値制御工作機械が部品の加
工途中において、工具の摩耗、破損による工具交換作
業、切削液等の補給作業、その他の何らかの要因による
加工作業の延長が発生した場合、現状の段取り作業完了
後、次にどの担当数値制御工作機械の加工を行うための
準備を優先に行ったらよいかを判断することが簡単には
わからないという問題があった。
【０００４】本発明は、上述のような問題を解決するた
めに為されたものであり、本発明の上記目的は、現状の
段取り作業完了後、現在までの加工実績を基に、担当し
ている複数の数値制御工作機械の中で次にどの数値制御
工作機械の加工を行うための準備を優先に行ったらよい
かを指示する機能を有する生産管理装置を提供すること
を目的とする。
めに為されたものであり、本発明の上記目的は、現状の
段取り作業完了後、現在までの加工実績を基に、担当し
ている複数の数値制御工作機械の中で次にどの数値制御
工作機械の加工を行うための準備を優先に行ったらよい
かを指示する機能を有する生産管理装置を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、工作機械例え
ば数値制御工作機械を管理する生産管理装置に関し、本
発明の上記目的は、複数の数値制御工作機械で作業を行
っている作業者に対して、生産計画に基づく作業指示を
数値制御工作機械の近傍に設置してある加工情報端末ま
たは加工情報端末の機能をも有する数値制御工作機械に
表示するための生産管理装置において、現時点において
の最新の加工実績データを前記数値制御工作機械から収
集するための通信制御手段と、前記通信制御手段を介し
て収集した前記最新加工実績データから各数値制御工作
機械で加工中の部品の加工完了予測時刻を算出する加工
完了予測時刻算出手段と、前記加工完了予測時刻算出手
段により算出された加工完了予測時刻を基に、次にどの
機械の段取り準備を優先して行うかを算出する段取優先
順算出手段とを有し、前記段取優先順算出手段で算出さ
れた段取作業の優先順を前記通信制御手段を介して加工
情報端末に指示することによって達成される。
ば数値制御工作機械を管理する生産管理装置に関し、本
発明の上記目的は、複数の数値制御工作機械で作業を行
っている作業者に対して、生産計画に基づく作業指示を
数値制御工作機械の近傍に設置してある加工情報端末ま
たは加工情報端末の機能をも有する数値制御工作機械に
表示するための生産管理装置において、現時点において
の最新の加工実績データを前記数値制御工作機械から収
集するための通信制御手段と、前記通信制御手段を介し
て収集した前記最新加工実績データから各数値制御工作
機械で加工中の部品の加工完了予測時刻を算出する加工
完了予測時刻算出手段と、前記加工完了予測時刻算出手
段により算出された加工完了予測時刻を基に、次にどの
機械の段取り準備を優先して行うかを算出する段取優先
順算出手段とを有し、前記段取優先順算出手段で算出さ
れた段取作業の優先順を前記通信制御手段を介して加工
情報端末に指示することによって達成される。
【０００６】また、前記生産管理装置において、加工完
了予測時刻を算出するにあたり、１個あたりのサイクル
タイムが登録されていない場合、数値制御工作機械より
収集した１個あたりの加工実績時間から加工完了予測時
刻を算出する加工完了予測算出手段を設けることによっ
ても達成される。
了予測時刻を算出するにあたり、１個あたりのサイクル
タイムが登録されていない場合、数値制御工作機械より
収集した１個あたりの加工実績時間から加工完了予測時
刻を算出する加工完了予測算出手段を設けることによっ
ても達成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る生産管理装
置２０の処理を表すブロック図である。本加工システム
では、加工情報端末１０、生産管理装置２０、イーサネ
ット５０に接続可能な数値制御工作機械３０及び加工情
報端末機能を搭載している数値制御工作機械４０で構成
される。生産管理装置２０、加工情報端末１０、イーサ
ネット５０に接続可能な数値制御工作機械３０及び加工
情報端末機能を搭載している数値制御工作機械４０がイ
ーサネット５０に接続されている。
置２０の処理を表すブロック図である。本加工システム
では、加工情報端末１０、生産管理装置２０、イーサネ
ット５０に接続可能な数値制御工作機械３０及び加工情
報端末機能を搭載している数値制御工作機械４０で構成
される。生産管理装置２０、加工情報端末１０、イーサ
ネット５０に接続可能な数値制御工作機械３０及び加工
情報端末機能を搭載している数値制御工作機械４０がイ
ーサネット５０に接続されている。
【０００８】図３は、本加工システムの生産管理装置２
０、加工情報端末１０の詳細を示すブロック図である。
また、図５は、加工情報端末１０における作業指示リス
トの表示画面である。作業者は段取り完了後、次に加工
を行う予定の部品を確認するため、加工情報端末１０ま
たは数値制御工作機械４０において、作業指示画面の更
新、担当者欄で自身の名前を選択、他画面からの切替に
よる作業指示画面表示の指示を行う。この時、作業者の
識別番号を含んだ作業指示表示信号が作業指示表示制御
部１１から通信制御部１２に送られ、イーサネット５０
を介して生産管理装置２０の通信制御部２１に送られ
る。通信制御部２１に送られた作業指示表示信号は担当
機械抽出部２２に送られ、担当機械抽出部２２では指示
された作業者が担当する機械を抽出する。抽出された機
械データは計画データ抽出部２３に送られ、計画データ
抽出部２３ではスケジューリングされた生産計画から担
当機械の加工工程データを抽出する。抽出された加工工
程データは進捗抽出部２４に送られ、進捗抽出部２４で
は加工工程データに対する着手中、完了済等の進捗及び
加工実績数等の加工実績を抽出し、前記実績が付加され
た加工工程データはサイクルタイム抽出部２５に送られ
る。サイクルタイム抽出部２５では、前記加工工程デー
タに１個あたりのサイクルタイムが登録されていない場
合、数値制御工作機械３０、４０より収集した１個あた
り加工実績時間を抽出し、サイクルタイムとし、前記加
工工程データとあわせて完了予測算出部２６に送る。完
了予測算出部２６では前記の加工実績数から残り加工予
定数を割り出し、前記サイクルタイムと前記残り加工予
定数から残り加工時間を算出する。次に現在加工中の部
品の開始時刻を前記加工実績から抽出し、前記残り加工
時間分を経過したときの完了予測時刻を算出する。段取
優先順算出部２７では、前記完了予測時刻の早い工程か
ら段取りを開始する優先順を決定する。前記優先順デー
タが付加された前記加工工程データは通信制御部２１に
送られ、イーサネット５０を介して、加工情報端末１０
の通信制御部１２に送られる。通信制御部１２に送られ
た前記加工工程データは作業指示表示制御部１１に送ら
れ、加工情報端末１０の画面に作業指示が表示される。
作業者は、表示された前記段取り優先順に従い段取り準
備作業に取り掛かる。
０、加工情報端末１０の詳細を示すブロック図である。
また、図５は、加工情報端末１０における作業指示リス
トの表示画面である。作業者は段取り完了後、次に加工
を行う予定の部品を確認するため、加工情報端末１０ま
たは数値制御工作機械４０において、作業指示画面の更
新、担当者欄で自身の名前を選択、他画面からの切替に
よる作業指示画面表示の指示を行う。この時、作業者の
識別番号を含んだ作業指示表示信号が作業指示表示制御
部１１から通信制御部１２に送られ、イーサネット５０
を介して生産管理装置２０の通信制御部２１に送られ
る。通信制御部２１に送られた作業指示表示信号は担当
機械抽出部２２に送られ、担当機械抽出部２２では指示
された作業者が担当する機械を抽出する。抽出された機
械データは計画データ抽出部２３に送られ、計画データ
抽出部２３ではスケジューリングされた生産計画から担
当機械の加工工程データを抽出する。抽出された加工工
程データは進捗抽出部２４に送られ、進捗抽出部２４で
は加工工程データに対する着手中、完了済等の進捗及び
加工実績数等の加工実績を抽出し、前記実績が付加され
た加工工程データはサイクルタイム抽出部２５に送られ
る。サイクルタイム抽出部２５では、前記加工工程デー
タに１個あたりのサイクルタイムが登録されていない場
合、数値制御工作機械３０、４０より収集した１個あた
り加工実績時間を抽出し、サイクルタイムとし、前記加
工工程データとあわせて完了予測算出部２６に送る。完
了予測算出部２６では前記の加工実績数から残り加工予
定数を割り出し、前記サイクルタイムと前記残り加工予
定数から残り加工時間を算出する。次に現在加工中の部
品の開始時刻を前記加工実績から抽出し、前記残り加工
時間分を経過したときの完了予測時刻を算出する。段取
優先順算出部２７では、前記完了予測時刻の早い工程か
ら段取りを開始する優先順を決定する。前記優先順デー
タが付加された前記加工工程データは通信制御部２１に
送られ、イーサネット５０を介して、加工情報端末１０
の通信制御部１２に送られる。通信制御部１２に送られ
た前記加工工程データは作業指示表示制御部１１に送ら
れ、加工情報端末１０の画面に作業指示が表示される。
作業者は、表示された前記段取り優先順に従い段取り準
備作業に取り掛かる。
【０００９】次に、前記段取り優先順を決定する方法に
ついて、図５の生産計画を基に従来技術と本発明を比較
説明する。図６は図５の生産計画をガントチャートで表
した図である。図７は、現在時刻から従来の段取順で作
業を行った場合をガントチャートで表した図である。図
８は、現在時刻から本発明における段取順で作業を行っ
た場合をガントチャートで表した図である。図９は現在
時刻までの加工実績を表した表である。図１０は現在時
刻までの段取実績を表した表である。
ついて、図５の生産計画を基に従来技術と本発明を比較
説明する。図６は図５の生産計画をガントチャートで表
した図である。図７は、現在時刻から従来の段取順で作
業を行った場合をガントチャートで表した図である。図
８は、現在時刻から本発明における段取順で作業を行っ
た場合をガントチャートで表した図である。図９は現在
時刻までの加工実績を表した表である。図１０は現在時
刻までの段取実績を表した表である。
【００１０】例えば、現在時刻を１０時３０分とする
と、図９、図１０より、マシニングは１時間の加工遅
れの状態で、４個目の加工が始まったところであること
がわかる。マシニングは計画通りの作業が進み、４個
目の加工を行っているところである。マシニングは段
取り作業時間が予定（４０分）よりも３０分延びたた
め、加工の開始が３０分遅れ、１個目の加工が始まった
ところである。
と、図９、図１０より、マシニングは１時間の加工遅
れの状態で、４個目の加工が始まったところであること
がわかる。マシニングは計画通りの作業が進み、４個
目の加工を行っているところである。マシニングは段
取り作業時間が予定（４０分）よりも３０分延びたた
め、加工の開始が３０分遅れ、１個目の加工が始まった
ところである。
【００１１】従来技術では、加工前の計画に基づいて作
業を行うため、図７に示すように、マシニング、マシ
ニング、マシニングの順に段取り準備を行おうとす
る。前記順に段取り準備を行うと、マシニングの段取
り作業終了予定時刻は１１時５０分になるが、その前
（１１時４０分）にマシニングの加工が完了してしま
い、マシニングは次の加工作業にすぐには取りかかれ
ず、１０分の待ち時間が発生してしまう。
業を行うため、図７に示すように、マシニング、マシ
ニング、マシニングの順に段取り準備を行おうとす
る。前記順に段取り準備を行うと、マシニングの段取
り作業終了予定時刻は１１時５０分になるが、その前
（１１時４０分）にマシニングの加工が完了してしま
い、マシニングは次の加工作業にすぐには取りかかれ
ず、１０分の待ち時間が発生してしまう。
【００１２】一方、本発明では、図９に示す現在までの
加工実績を基に各数値制御工作機械の加工完了予測時刻
を算出する。例えば、マシニングの加工完了予測時刻
は、最新の完了時刻１０時３０分、加工予定数８個、加
工実績数３個、サイクルタイム２０分を抽出し、前記加
工予定数から前記加工実績数を減算し残り加工数５個を
算出し、前記残り加工数と前記サイクルタイムの乗算に
より、残り加工時間１００分を算出し、前記最新の完了
時刻から前記残り加工時間を経過した時刻１２時１０分
を加工完了予測時刻として導き出す。前記加工完了予測
時刻より加工完了順はマシニング、マシニング、マ
シニングの順となる。よって、段取り準備はマシニン
グ、マシニング、マシニングの順に行うと導き出
され、図８に示される作業手順となり、図７と比較すれ
ば、マシニングの待ち時間がなくなり機械の稼働時間
の向上が図られることになる。
加工実績を基に各数値制御工作機械の加工完了予測時刻
を算出する。例えば、マシニングの加工完了予測時刻
は、最新の完了時刻１０時３０分、加工予定数８個、加
工実績数３個、サイクルタイム２０分を抽出し、前記加
工予定数から前記加工実績数を減算し残り加工数５個を
算出し、前記残り加工数と前記サイクルタイムの乗算に
より、残り加工時間１００分を算出し、前記最新の完了
時刻から前記残り加工時間を経過した時刻１２時１０分
を加工完了予測時刻として導き出す。前記加工完了予測
時刻より加工完了順はマシニング、マシニング、マ
シニングの順となる。よって、段取り準備はマシニン
グ、マシニング、マシニングの順に行うと導き出
され、図８に示される作業手順となり、図７と比較すれ
ば、マシニングの待ち時間がなくなり機械の稼働時間
の向上が図られることになる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明の生産管理装置によ
れば、複数の数値制御工作機械で作業を行っている作業
者は、段取り作業の遅れや加工作業の遅れによる進捗の
変化に対応した段取り優先順を的確に把握することがで
きる。従って、生産現場の作業が円滑化され、作業者の
負担が軽減される。また、１個あたりのサイクルタイム
が登録されていない場合でも、1個でも加工が完了すれ
ば、数値制御工作機械から収集した加工実績より加工完
了予定時刻を予測し、段取り優先順を的確に把握するこ
とができ、上記効果があらわれる。
れば、複数の数値制御工作機械で作業を行っている作業
者は、段取り作業の遅れや加工作業の遅れによる進捗の
変化に対応した段取り優先順を的確に把握することがで
きる。従って、生産現場の作業が円滑化され、作業者の
負担が軽減される。また、１個あたりのサイクルタイム
が登録されていない場合でも、1個でも加工が完了すれ
ば、数値制御工作機械から収集した加工実績より加工完
了予定時刻を予測し、段取り優先順を的確に把握するこ
とができ、上記効果があらわれる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明における一例を示すシステムブロック図
である。
である。
【図２】従来における生産管理装置、加工情報端末の詳
細を示すブロック図である。
細を示すブロック図である。
【図３】本発明に係る生産管理装置、加工情報端末の詳
細を示すブロック図である。
細を示すブロック図である。
【図４】従来における加工情報端末の作業指示画面の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図５】本発明に係る加工情報端末の作業指示画面の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図６】図５の生産計画をガントチャートで表した図で
ある。
ある。
【図７】従来の段取順で作業を行った場合の生産計画を
ガントチャートで表した図である。
ガントチャートで表した図である。
【図８】本発明における段取順で作業を行った場合の生
産計画をガントチャートで表した図である。
産計画をガントチャートで表した図である。
【図９】現在時刻までの加工実績を示す表である。
【図１０】現在時刻までの段取実績を示す表である。
１０ 加工情報端末 １１ 作業指示表示制御部 １２ 通信制御部 ２０ 生産管理装置 ２１ 通信制御部 ２２ 担当機械抽出部 ２３ 計画データ抽出部 ２４ 進捗抽出部 ２５ サイクルタイム抽出部 ２６ 完了予測算出部 ２７ 段取優先順算出部 ３０ 数値制御工作機械 ４０ 数値制御工作機械（加工情報端末機能搭載型） ５０ イーサネット
Claims (2)
- 【請求項１】複数の数値制御工作機械で作業を行ってい
る作業者に対して、生産計画に基づく作業指示を数値制
御工作機械の近傍に設置してある加工情報端末または加
工情報端末の機能をも有する数値制御工作機械に表示す
るための生産管理装置において、現時点においての最新
の加工実績データを前記数値制御工作機械から収集する
ための通信制御手段と、前記通信制御手段を介して収集
した前記最新加工実績データから各数値制御工作機械で
加工中の部品の加工完了予測時刻を算出する加工完了予
測時刻算出手段と、前記加工完了予測時刻算出手段によ
り算出された加工完了予測時刻を基に、次にどの機械の
段取り準備を優先して行うかを算出する段取優先順算出
手段とを有し、前記段取優先順算出手段で算出された段
取作業の優先順を前記通信制御手段を介して加工情報端
末に指示することを特徴とする生産管理装置。 - 【請求項２】 前記生産管理装置において、加工完了予
測時刻を算出するにあたり１個あたりのサイクルタイム
が登録されていない場合、数値制御工作機械より収集し
た１個あたり加工実績時間から加工完了予測時刻を算出
する加工完了予測算出手段を有することを特徴とする請
求項１に記載の生産管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001182074A JP2002373015A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 生産管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001182074A JP2002373015A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 生産管理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002373015A true JP2002373015A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19022238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001182074A Pending JP2002373015A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 生産管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002373015A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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