JP2002372266A - ファンフィルタ装置 - Google Patents

ファンフィルタ装置

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JP2002372266A
JP2002372266A JP2001177412A JP2001177412A JP2002372266A JP 2002372266 A JP2002372266 A JP 2002372266A JP 2001177412 A JP2001177412 A JP 2001177412A JP 2001177412 A JP2001177412 A JP 2001177412A JP 2002372266 A JP2002372266 A JP 2002372266A
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JP
Japan
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air
fan
filter
filter device
frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001177412A
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English (en)
Inventor
Akira Hirai
明 平井
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
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  • Ventilation (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアフィルタのフィルタ面からの吹出風速分
布が著しく均一であるファンフィルタ装置を提供する。 【解決手段】 プレフィルタ31の上側に複数のファン
32が配置されている。ファン32の上方にファン32
と同数の小室35が該隔板34によって区画形成されて
いる。整流部40は、該箱枠37に連なる整流器枠41
と、該整流器枠41内に配置されてた整流器42とを備
えている。ファン32の吹出風が一旦小室35内に流入
し、パンチングプレート36及び整流器42を通って風
速分布が均等化される。そして、エアフィルタ52を通
過することにより浄化されると共に、このエアフィルタ
52及びパンチングプレート53の通気抵抗により風速
分布が更に均等化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファン及びエアフ
ィルタを有したファンフィルタ装置に係り、特にエアフ
ィルタからフィルタ面の前面にわたって均一な吹出風が
得られるよう構成されたファンフィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クリーンルーム、クリーンブース、回路
基板の乾燥装置等の設備においては、清浄な空気がフィ
ルタ面の全面から均一に(すなわち、等風速にて)吹き
出るよう構成されたファンフィルタ装置が用いられてい
る。
【0003】従来のこの種のファンフィルタ装置とし
て、特開平6−10896号には、斜流タイプのファン
をフィルタユニットケーシング内部の上面中央に配置
し、該ケーシングの下面にエアフィルタを配置し、該斜
流ファンから下向きにエアを送り、エアフィルタの下面
側から均一風の吹出を得るようにしたものが記載されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のファ
ンフィルタ装置では、エアフィルタから吹き出す吹出風
速分布の均等化が不十分であり、風速分布がより均一で
あるファンフィルタ装置が望まれている。
【0005】本発明は、エアフィルタのフィルタ面から
の吹出風速分布が著しく均一であるファンフィルタ装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のファンフィルタ
装置は、並列設置された複数のファンと、各ファンの吹
出風を区画する隔板を有した箱枠と、該箱枠から吹き出
す吹出風が通過する整流部と、該整流部からの吹出風が
通過するエアフィルタからなるものである。
【0007】かかるファンフィルタ装置にあっては、複
数のファンを並列に設置していると共に、各フィルタの
吹出風を区画するように隔板を設け、さらに各隔板同士
の間の小室から吹き出す風を整流器に通して風速分布を
均等化し、これをエアフィルタに通すようにしているの
で、エアフィルタの全面からきわめて均等に(等風速に
て)空気が吹き出すようになる。
【0008】本発明では、各ファンを個別に制御できる
ようにし、エアフィルタの吹出風速をさらに均等にする
ことが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第1図は実施の形態に係るファンフ
ィルタ装置の斜視図、第2図は実施の形態に係るファン
フィルタ装置の縦断図、第3図は実施の形態に係るファ
ンフィルタ装置の一部の拡大断面斜視図、第4図は第5
図のIVーIV線に沿う断面図である。
【0010】このファンフィルタ装置10は、下側から
順次に架台20、送風部30、整流部40及びフィルタ
部50を備えている。
【0011】架台20は、レベルアジャスタ21を備え
ている。この架台20上の送風部30は、その最下面
に、吸い込む空気の粗い塵埃を除去するためのプレフィ
ルタ31を備えている。このプレフィルタ31のフィル
タエレメントは、例えば合成樹脂の不織布等が採用され
る。
【0012】このプレフィルタ31は側方へ引き出し可
能となっている。
【0013】このプレフィルタ31の上側に複数(この
実施の形態では15機)のファン32が枡目状に配置さ
れている。該ファン32は軸流ファンであり、空気を上
方に向けて送風するように配置されている。
【0014】各ファン32の上方に井桁状の隔板34が
配置され、ファン32と同数の小室35が該隔板34に
よって区画形成されている。隔板34はファン32同士
の間の上方に配置されており、1個のファン32から吹
き出した風は、当該ファン32の上方の小室35にのみ
流入する。各小室35内の上部には通風抵抗をとるため
にパンチングプレート36が水平に設置されている。こ
の送風部30の外周は箱枠37によって囲まれている。
【0015】図示はしないが、一部又はすべての小室3
5の空気圧を検出する手段(例えばピトー管)が設けら
れている。
【0016】この送風部30の上側の整流部40は、該
箱枠37に連なる整流器枠41と、該整流器枠41内に
配置された整流器42とを備えている。整流器42は、
多数の薄いアルミニウム等の板材を井桁状に組み合わせ
たものであり、第3図の通り、水平断面が正方形の通気
部を有したハニカム状となっている。
【0017】この整流部40の上側に設置されたフィル
タ部50は、この整流器枠41に連なるフィルタ枠51
と、該フィルタ枠51内に配置されたエアフィルタ52
と、エアフィルタ52の上面側に装着されたパンチング
プレート53(第3図では図示略)とを有する。
【0018】このエアフィルタ52は、例えばガラスペ
ーパー(ガラス繊維を抄紙したペーパー)をつづら折状
に折り重ねたものが用いられる。このエアフィルタ52
は、フィルタ枠51の内面に接着剤によって気密に接着
されている。パンチングプレート53は、フィルタ枠5
1の上面の全体を覆うように配置され、フィルタ枠51
に対しビス等によって着脱可能に固定されている。
【0019】この実施の形態にあっては、箱枠37の側
面に操作盤60が設けられている。この操作盤60に
は、各ファン32の回転数を調節するためのダイヤル6
1と、小室35内の空気圧を表示するための圧力表示器
62と、動作状況の表示ランプ63、64、65とが設
けられている。ダイヤル61はファン32と同数個設け
られ、各ファン32の回転数を個別の調節可能としてい
る。
【0020】このように構成されたファンフィルタ装置
においては、各ファン32の吹出風が一旦小室35内に
流入し、パンチングプレート36及び整流器42を通っ
て風速分布が均等化される。そして、エアフィルタ52
を通過することにより浄化されると共に、このエアフィ
ルタ52及びパンチングプレート53の通気抵抗により
風速分布が更に均等化される。このため、ファンフィル
タ装置10の上面から吹き出す風速は、フィルタ面の全
体にわたって著しく均一である。なお、ダイヤル61を
調節してファン32の風量を調節することにより、風速
分布をより均一なものとするように制御することも可能
である。
【0021】このファンフィルタ装置は、例えば0.5
〜数m/sec程度の風速にて空気を吹き出すのに好適
である。
【0022】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、フィルタ
面の全面にわたり吹出風速が均一なファンフィルタ装置
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るファンフィルタ装置の斜視図
である。
【図2】実施の形態に係るファンフィルタ装置の縦断図
である。
【図3】実施の形態に係るファンフィルタ装置の一部の
拡大断面斜視図である。
【図4】図2のIVーIV線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 ファンフィルタ装置 20 架台 30 送風部 31 プレフィルタ 32 ファン 34 隔板 35 小室 36 パンチングプレート 37 箱枠 40 整流部 41 整流器枠 42 整流器 50 フィルタ部 51 フィルタ枠 52 エアフィルタ 53 パンチングプレート 60 操作盤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列設置された複数のファンと、 各ファンの吹出風を区画する隔板を有した箱枠と、 該箱枠から吹き出す吹出風が通過する整流部と、 該整流部からの吹出風が通過するエアフィルタとを備え
    てなるファンフィルタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、各ファンの吹出風量
    を個別に調整するファン制御器を備えたことを特徴とす
    るファンフィルタ装置。
JP2001177412A 2001-06-12 2001-06-12 ファンフィルタ装置 Withdrawn JP2002372266A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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