JP2002372171A - ヘッダーの取付構造 - Google Patents

ヘッダーの取付構造

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JP2002372171A
JP2002372171A JP2001179180A JP2001179180A JP2002372171A JP 2002372171 A JP2002372171 A JP 2002372171A JP 2001179180 A JP2001179180 A JP 2001179180A JP 2001179180 A JP2001179180 A JP 2001179180A JP 2002372171 A JP2002372171 A JP 2002372171A
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Nobuhiko Hayashi
延彦 林
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッダーの筒体が不用意に分離可能位置に移
動しないようにしてヘッダーを被取付体に取り付けるこ
とができるヘッダーの取付構造を提供する。 【解決手段】 ヘッダー11において相互に隣接する筒
体14同士は、相互に回転可能に連結されている。ヘッ
ダー11の各筒体14は、隣接する筒体14との間の相
対回転に基づき同筒体14に対し係合して筒体14同士
の分離が許容されない分離不能位置とその係合が解除さ
れて筒体14同士の分離が許容される分離可能位置との
間を変位するようになっている。固定プレート21にヘ
ッダー11を取り付けるに際しては、各筒体14に設け
られた枝配管接続部15が結束バンド31によって固定
プレート21に固定される。これによりヘッダー11の
各筒体14の回転が抑止され、各筒体14は分離不能位
置に規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水・給湯配管シ
ステムにおいて固定プレート等の被取付体にヘッダーを
取り付けるための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にヘッダーを固定プレートに取り付
ける際には、U字状の固定具をヘッダーの腹(側部)に
外周を周方向に跨ぐように宛がって、その固定具の両端
部を固定プレートにネジ止め等して固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、市販されて
いるヘッダーの中には、相互に回転可能に連結された複
数の筒体を備えたものがある。この種のヘッダーでは、
前記各筒体に当該筒体の回転軸線に交差して延びる配管
接続部が形成されており、各筒体を回転させることで配
管接続部の向きをそれぞれ変更できるようになってい
る。また各筒体は、回転可能に連結された筒体との間の
相対回転に基づき同筒体に対し係合して分離が許容され
ない分離不能位置とその係合が解除されて分離が許容さ
れる分離可能位置との間を変位するように構成されてい
る。
【0004】このようなヘッダーを従来のようにして固
定プレートに取り付けた場合、ヘッダーの筒体は、固定
プレートに配管接続部が干渉しない範囲で依然自由に回
転可能であるので、固定プレートに取り付けられた状態
であっても不用意に分離可能位置に移動することがあ
る。分離可能位置にあるときに筒体に大きな外力が作用
するとその筒体がヘッダーから脱離してしまうおそれが
あるので、上記のヘッダーを従来のようにして固定プレ
ートに取り付けることには問題があった。
【0005】本発明は、上記のような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、ヘッダーの筒体が不用意に分離可能位置に
移動しないようにしてヘッダーを被取付体に取り付ける
ことができるヘッダーの取付構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、ヘッダーを被取付体に
取り付けるための構造であって、前記ヘッダーが、相互
に回転可能に連結された複数の筒体を備え、前記各筒体
に、当該筒体の回転軸線に交差して延びる配管接続部が
形成され、前記各筒体が、回転可能に連結された筒体と
の間の相対回転に基づき同筒体に対し係合して分離が許
容されない分離不能位置とその係合が解除されて分離が
許容される分離可能位置との間を変位するように構成さ
れるとき、前記配管接続部を前記被取付体に対し固定す
ることで当該配管接続部を有する筒体の回転を抑止して
当該筒体を分離不能位置に規制するようにしたことを要
旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のヘッダーの取付構造において、前記配管接続部を結束
バンドにより前記被取付体に対し固定するようにしたこ
とを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載のヘッダーの取付構造において、前記配管
接続部が保温材で被覆されたときには該保温材で被覆さ
れた配管接続部を前記被取付体に対し固定するようにし
たことを要旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1から請
求項3のいずれか一項に記載のヘッダーの取付構造にお
いて、前記被取付体を介して前記ヘッダーを天面に取り
付けたときに、前記ヘッダーの配管接続部の先端が基端
よりも鉛直下方に位置するようにしたことを要旨とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態について図面に基づき説明する。まず本実施形態に
おけるヘッダー11について図1及び図3に基づき説明
する。図1に示すように、本実施形態におけるヘッダー
11は、直線状に延びる円筒形状をなしている。このヘ
ッダー11の一方の端部は給水配管又は給湯配管の主配
管P1が接続される主配管接続部12となっており、他
方の端部は閉塞部材(図示せず)によって閉塞されてい
る。
【0011】ヘッダー11は、一列に連結された3つの
筒体14(14a〜14c)を備えている。ヘッダー1
1において相互に隣接する筒体14同士は、ヘッダー1
1の中心軸線と一致する回転軸線Aを中心にして相互に
回転可能に連結されている。ヘッダー11の各筒体14
には、各種の水栓につながる枝配管P2の接続される枝
配管接続部15がそれぞれ一つずつ前記回転軸線Aに直
交して延びるように設けられており、各筒体14を回転
させることで枝配管接続部15の向きをそれぞれ変更で
きるようになっている。
【0012】また、ヘッダー11において相互に隣接す
る筒体14間には、同筒体14同士を係合させるための
係合手段が設けられている。この係合手段は、図3に示
すように、筒体14(14b,14c)の一端外周に設
けられた爪16と、その筒体14(14b,14c)に
隣接する筒体14(14a,14b)における前記筒体
14(14b,14c)側の端部内周に設けられた爪1
7とにより構成されている。相互に隣接する筒体14の
爪16と爪17は係合可能に形成されており、両者が係
合した状態においては隣接する筒体14同士のヘッダー
11の中心軸線方向に沿った相対移動が不能とされる。
また、いずれの爪16,17も、各筒体14の端部にお
いて対向する2位置に対に設けられている。このため、
ヘッダー11の各筒体14をそれぞれ隣接する筒体14
に対し相対回転させると、当該各筒体14の爪16又は
爪17が隣接する筒体14の爪17又は爪16と係合し
た状態(図3(a))と、その係合が解除された状態
(図3(b))との間を90度間隔ごとに切り替わるよ
うになっている。すなわち、ヘッダー11の各筒体14
は、隣接する筒体14に対して90度相対回転される毎
に同筒体14に対し係合して分離が許容されない分離不
能位置とその係合が解除されて分離が許容される分離可
能位置との間を変位するようになっている。
【0013】さらに、ヘッダー11において相互に隣接
する筒体14間には、ヘッダー11内外のシールを確保
するためのシール手段が設けられている。図3に示すよ
うに、このシール手段は、相互に隣接する筒体14間に
圧接した状態で介装される一対のOリング18により構
成されている。このOリング18は、相互に隣接する筒
体14のうちの片方の筒体14の一端内周に凹設された
二筋の収容溝19に収容されている。なお、たとえヘッ
ダー11の各筒体14が隣接する筒体14に対し分離可
能位置にあったとしても、ただちにその筒体14が分離
するということはなく、上記のように相互に隣接する筒
体14間に圧接した状態で介装されるOリング18の働
きによって筒体14間の連結は維持される。ただし、分
離可能位置にある筒体14は、ある程度の大きな外力が
作用すれば分離される。
【0014】次に、被取付体としての固定プレート21
について図4に基づき説明する。図4(a)、(b)に
示すように、本実施形態における固定プレート21は四
角板状に形成され、その四隅からは取付用突片22が延
出形成されている。固定プレート21は壁面、床面、天
面等に沿って配置され、突片22の取付用孔22aにネ
ジをねじ込む等することで前記壁面等に取り付けられる
ようになっている。図4(b)に示すように、前記取付
用突片22が固定プレート21の四隅から裏面側に向か
って延出形成されているため、固定プレート21を例え
ば壁面に取り付けた場合には、固定プレート21の裏面
と壁面との間に所定の隙間が確保されるようになってい
る。
【0015】また固定プレート21には、結束バンド3
1(図1、図2及び図5参照)が挿通される挿通部とし
て一対の第1の挿通孔23a,23bが六組、及び一対
の第2の挿通孔24a,24bが六組形成されている。
挿通孔23a,23bは固定プレート21にヘッダー1
1を取り付けたときに、対をなす挿通孔23aと挿通孔
23bがヘッダー11の各枝配管接続部15の中心軸線
を間に挟んで該中心軸線と直交する方向に所定間隔をお
いて位置するように固定プレート21に形成されてい
る。また対をなす挿通孔23aと挿通孔23bの間の距
離(間隔)は枝配管接続部15の外径におおよそ対応し
ている。一方の挿通孔24a,24bも、固定プレート
21にヘッダー11を取り付けたときに、対をなす挿通
孔24aと挿通孔24bがヘッダー11の各枝配管接続
部15の中心軸線を間に挟んで該中心軸線と直交する方
向に所定間隔をおいて位置するように固定プレート21
に形成されている。また対をなす挿通孔24aと挿通孔
24bの間の距離(間隔)は、保温材32(図5参照)
で被覆された状態のヘッダー11の枝配管接続部15の
外径におおよそ対応している。なお、本例の場合、挿通
孔24a,24bの中には、隣接する一対の挿通孔24
a,24bの一方を兼ねるものもある。
【0016】ところで、前記結束バンド31は公知のも
のであって、バンド部31aと、該バンド部31aの挿
入を許容し当該挿入されたバンド部31aを抜け止め係
止する頭部31bとを備えている。また前記保温材32
も公知のものであって、枝配管接続部15を含むヘッダ
ー11全体を外側から被覆してヘッダー11内を流通す
る流体の温度を保温する。
【0017】次いで、固定プレート21にヘッダー11
を取り付ける方法について図1、図2及び図5に基づき
説明する。図1及び図2に示すように、ヘッダー11
は、各枝配管接続部15をそれぞれ結束バンド31によ
って固定プレート21に固定させることで、固定プレー
ト21に取り付けられている。枝配管接続部15を固定
プレート21に固定する場合には、結束バンド31のバ
ンド部31aを固定プレート21の表面側から挿通孔2
3aに挿通させて、さらに前記挿通孔23aと対をなす
挿通孔23bに固定プレート21の裏面側から挿通させ
る。それからバンド部31aを枝配管接続部15の外周
に巻回させた後、頭部31bに挿入して締め付ける。な
お、このようにして結束バンド31により枝配管接続部
15を固定プレート21に固定したとき、その固定され
た枝配管接続部15を有する筒体14は、隣接する筒体
14に対し分離不能位置にあり、その位置で回転不能と
されている。
【0018】図5に示すように、保温材32で被覆され
たヘッダー11は、保温材32で被覆された各枝配管接
続部15を固定プレート21に固定させることで、固定
プレート21に取り付けられている。保温材32で被覆
された枝配管接続部15を固定プレート21に固定する
場合には、結束バンド31のバンド部31aを固定プレ
ート21の表面側から挿通孔24aに挿通させて、さら
に前記挿通孔24aと対をなす挿通孔24bに固定プレ
ート21の裏面側から挿通させる。それから保温材32
で被覆された枝配管接続部15の外周にバンド部31a
を巻回させた後、頭部31bに挿入して締め付ける。な
お、このようにして保温材32で被覆された枝配管接続
部15を結束バンド31により固定プレート21に固定
したとき、その固定された枝配管接続部15を有する筒
体14は、隣接する筒体14に対し分離不能位置にあ
り、その位置で回転不能とされている。
【0019】本実施形態によって得られる効果につい
て、以下に記載する。 ・ ヘッダー11の各枝配管接続部15がそれぞれ固定
プレート21に固定され、ヘッダー11における各筒体
14は分離不能位置において回転が抑止されている。こ
のため、筒体14が不用意に回転して分離可能位置に移
動するおそれがなく、ひいてはヘッダー11から筒体1
4が脱落するおそれがない。
【0020】・ ヘッダー11の枝配管接続部15を固
定プレート21に固定するときには結束バンド31が使
用されるので、簡単に固定できるうえにコスト的にも有
利である。
【0021】・ 枝配管接続部15が保温材32で被覆
されている場合には、第2の挿通孔24a,24bに結
束バンド31を挿通させて枝配管接続部15を固定プレ
ート21に固定させるようになっている。また、枝配管
接続部15が保温材32で被覆されていない場合には、
第1の挿通孔23a,23bに結束バンド31を挿通さ
せて枝配管接続部15を固定プレート21に固定させる
ようになっている。このため、保温材32の有無によら
ずヘッダー11の枝配管接続部15を確実に固定プレー
ト21に固定することができる。
【0022】・ 固定プレート21を壁面等に取り付け
たときに固定プレート21の裏面と壁面等との間には常
に所定の隙間が確保されるので、固定プレート21が壁
面等に取り付けられた状態であっても、挿通孔23a,
23b,24a,24bに結束バンド31を簡単に挿通
させることができる。
【0023】・ ヘッダー11の腹(側部)で固定する
固定具を使用することなく、枝配管接続部15を固定プ
レート21に固定する結束バンド31のみでヘッダー1
1は固定プレート21に取り付けられているので、ヘッ
ダー11の取り付けに要する部品点数を少なく抑えるこ
とができる。
【0024】・ 結束バンド31を使って枝配管接続部
15を固定プレート21に固定させるとき、結束バンド
31は挿通孔23a,23b又は挿通孔24a,24b
に挿通されている。このため、結束バンド31を固定プ
レート21に確実に固定させることができ、ひいては枝
配管接続部15を固定プレート21に確実に固定させる
ことができる。
【0025】なお、前記実施形態を次のように変更して
構成することもできる。 ・ 前記実施形態では本発明を、3つの筒体14を備え
た構成のヘッダー11を固定プレート21に取り付ける
ための構造として具体化したが、2個あるいは4個以上
の筒体14を備えた構成のヘッダー11を固定プレート
21に取り付けるための構造として具体化してもよい。
【0026】・ 枝配管接続部15を固定プレート21
に固定する手段は結束バンド31に限定されない。例え
ばU字状の固定具を、枝配管接続部15に外周を周方向
に跨ぐように宛がって、その固定具の両端部を固定プレ
ート21にネジ止め等して固定することで、枝配管接続
部15を固定プレート21に固定するようにしてもよ
い。
【0027】・ 前記実施形態ではヘッダー11の各筒
体14を、隣接する筒体14に対して90度相対回転さ
れる毎に分離不能位置と分離可能位置との間を変位する
ように構成したが、この両位置の切り換わる相対回転角
度は90°ごとに限定されない。また必ずしも所定角度
間隔ごとに両位置を切り換わる構成でなくてもよい。
【0028】・ 前記実施形態においてはヘッダー11
の枝配管接続部15を固定プレート21に固定させた
が、それに加えてヘッダー11の枝配管接続部15以外
の箇所を固定プレート21に固定させてもよい。具体的
には、枝配管接続部15を結束バンド31によって固定
プレート21に固定させるだけでなく、例えばヘッダー
11の腹も結束バンド31によって固定プレート21に
固定させてもよい。
【0029】・ 前記実施形態のヘッダー11は主配管
接続部12が筒体14の回転軸線Aに沿って延びる構成
であったが、主配管接続部12が回転軸線Aに交差して
延びる構成であってもよい。ただし、この場合は実施形
態の枝配管接続部15を固定する場合と同様に主配管接
続部12を結束バンド31で固定プレート21に固定す
ることが好ましい。
【0030】・ 前記実施形態においては、図2に示す
ように、ヘッダー11が固定プレート21に固定された
ときに枝配管接続部15の中心軸線Bが壁面等の取付面
Sに対して平行となるが、この中心軸線Bは必ずしも取
付面Sに対して平行でなくてもよい。特に寒冷地におい
て天面に取り付けられる場合には、図6及び図7に例示
するように枝配管接続部15の中心軸線Bが取付面Sに
対し傾斜して、枝配管接続部15の先端が基端よりも鉛
直下方に位置することが好ましい。このように構成すれ
ば、枝配管接続部15に水が残りにくく、寒冷地におい
ても好適に使用することができる。なお、枝配管接続部
15の中心軸線Bを取付面Sに対し傾斜させる手段とし
ては例えば次の二つが挙げられる。第1の手段は、図6
に示すように、中心軸線Bが取付面Sに対し傾斜した状
態で枝配管接続部15が固定プレート21に当接するよ
うに固定プレート21に段差41を設けることである。
第2の手段は、図7に示すように、枝配管接続部15の
外径R1をヘッダー11の本管11aの外径R2よりも
大きくすることである。
【0031】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 ・ 前記被取付体は固定プレートであり、この固定プレ
ートを壁面、床面、天面等に取り付けたときに、前記固
定プレートの裏面と前記壁面等との間に所定の隙間を形
成するようにしたことを特徴とする請求項2又は請求項
3に記載のヘッダーの取付構造。このように構成すれ
ば、配管接続部を固定プレートに固定するに際して固定
プレートに形成された挿通孔に結束バンドを挿通させる
必要がある場合に、固定プレートが壁面等に取り付けら
れた状態であっても挿通孔に結束バンドを簡単に挿通さ
せることができる。
【0032】・ 前記結束バンドが挿通される挿通部を
前記被取付体に形成したことを特徴とする請求項2又は
請求項3に記載のヘッダーの取付構造。このように構成
すれば、結束バンドを被取付体に確実に固定することが
でき、ひいては配管接続部を被取付体に確実に固定する
ことができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、ヘッダーの筒体が不用意に分離可能位置に移
動しないようにしてヘッダーを被取付体に取り付けるこ
とができる。
【0034】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、配管接続部を被取付体に簡
単に固定することができるうえにコスト的にも有利であ
る。請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求
項2に記載の発明の効果に加え、保温材の有無によらず
配管接続部を確実に被取付体に固定することができる。
【0035】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から請求項3のいずれか一項に記載の発明の効果に加
え、寒冷地においても好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 固定プレートにヘッダーを取り付けた状態を
示す正面図。
【図2】 固定プレートにヘッダーを取り付けた状態を
示す側断面図。
【図3】 (a)及び(b)はヘッダーの要部を拡大し
て示す断面図。
【図4】 (a)は固定プレートを示す正面図、(b)
は同じく底面図。
【図5】 保温材で被覆されたヘッダーを固定プレート
に取り付けた状態を示す正面図。
【図6】 別の実施形態におけるヘッダーの取付構造を
示す側断面図。
【図7】 別の実施形態におけるヘッダーの取付構造を
示す側断面図。
【符号の説明】
11…ヘッダー、14…筒体、15…配管接続部として
の枝配管接続部、21…被取付体としての固定プレー
ト、31…結束バンド、32…保温材、A…回転軸線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッダーを被取付体に取り付けるための
    構造であって、 前記ヘッダーが、相互に回転可能に連結された複数の筒
    体を備え、 前記各筒体に、当該筒体の回転軸線に交差して延びる配
    管接続部が形成され、 前記各筒体が、回転可能に連結された筒体との間の相対
    回転に基づき同筒体に対し係合して分離が許容されない
    分離不能位置とその係合が解除されて分離が許容される
    分離可能位置との間を変位するように構成されるとき、 前記配管接続部を前記被取付体に対し固定することで当
    該配管接続部を有する筒体の回転を抑止して当該筒体を
    分離不能位置に規制するようにしたことを特徴とするヘ
    ッダーの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記配管接続部を結束バンドにより前記
    被取付体に対し固定するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載のヘッダーの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記配管接続部が保温材で被覆されたと
    きには該保温材で被覆された配管接続部を前記被取付体
    に対し固定するようにしたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載のヘッダーの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記被取付体を介して前記ヘッダーを天
    面に取り付けたときに、前記ヘッダーの配管接続部の先
    端が基端よりも鉛直下方に位置するようにしたことを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の
    ヘッダーの取付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010209931A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Bridgestone Corp 架台、及び、それを備えた配管システム

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JP2010209931A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Bridgestone Corp 架台、及び、それを備えた配管システム

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