JP2002371833A - 排気浄化装置 - Google Patents

排気浄化装置

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JP2002371833A JP2001181694A JP2001181694A JP2002371833A JP 2002371833 A JP2002371833 A JP 2002371833A JP 2001181694 A JP2001181694 A JP 2001181694A JP 2001181694 A JP2001181694 A JP 2001181694A JP 2002371833 A JP2002371833 A JP 2002371833A
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セミトラクタ等のホイールベースの短い車両
に対し通気式浄化器を消音器と組み合わせて支障なく搭
載し得るようにする。 【解決手段】 キャブ2直後の車幅方向における一方の
側に消音器15を配置すると共に、該消音器15と車幅
方向に対峙する他方の側に通気式浄化器16を配置し、
消音器15をエンジンに対し第一の排気管14Aにより
接続し且つ通気式浄化器16に対しては第二の排気管1
4Bにより接続する。このようにすれば、キャブ2直後
の左右位置に消音器15と通気式浄化器16とを夫々振
り分けて配置し、第一及び第二の排気管14A,14B
を車両前後方向に延在させずに配置することが可能とな
るので、排気経路の途中に通気式浄化器16を消音器1
5と組み合わせて配置するにあたり、これらの配置に要
する車両前後方向のスペースが著しく縮小される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気浄化装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は一般的なセミトラクタの
一例を示すもので、この種のセミトラクタ1において
は、キャブ2の後方にカプラ3を介しセミトレーラ4が
連結されるようになっており、このセミトレーラ4の長
さを極力大きくして輸送効率の向上を図る観点からホイ
ールベース(前輪5の車軸と後輪6の車軸との間の距
離)を非常に短く設定した車両となっている。
【0003】このため、キャブ2の背面から後輪6まで
の間における左右のサイドレール7の外側には、エアタ
ンク8、バッテリ9、燃料タンク10、スペアタイヤ1
1等といった様々な補器類が緊密な状態で効率良くレイ
アウトされて搭載されており、他方、左右のサイドレー
ル7に挟まれた車両中心部には、変速機12等の駆動系
が配置されるようになっている。
【0004】そして、キャブ2のエンジン13から排出
される排気ガスは、一方のサイドレール7の下側を車両
後方に向けて延び且つ後輪6の車軸を上方へ迂回して車
両最後尾に到る排気管14により後方へ導かれて排出さ
れるようになっており、該排気管14の途中には、排気
ガスの騒音対策として消音器15(マフラ)が装備され
るようになっている。
【0005】ここで、図示する例におけるセミトラクタ
1では、消音器15により排気ガスの騒音対策だけを施
したものとなっているが、近年においては、排気ガスの
浄化規制が非常に厳しく強化されてきているので、酸素
共存下でも選択的にNOxを還元剤と反応させる性質を
備えたNOx還元触媒(選択還元型触媒)や、排気ガス
中の酸素濃度が高い希薄燃焼運転時にNOxを酸化して
硝酸塩の状態で一時的に吸蔵し且つ排気ガス中の酸素濃
度が低い濃空燃比運転時に排気ガス中の炭化水素や一酸
化炭素の介在によりNOxを分解放出して還元浄化する
性質を備えたNOx吸蔵還元触媒や、排気ガス中に含ま
れるパティキュレート(Particulate Matter:粒子状物
質)の酸化浄化を助勢する酸化触媒等といった触媒コン
バータ、或いは、前記パティキュレートを物理的に捕集
するパティキュレートフィルタ等を内部に装備して成る
通気式浄化器を前記消音器15と組み合わせて排気管1
4の途中に装備することが検討されている。尚、通気式
浄化器を消音器15と組み合わせて装備するとした場
合、浄化性能確保のために極力排気温度の高い位置、即
ちエンジン13と消音器15との間に通気式浄化器を配
置するのが通常である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た如きホイールベースの短いセミトラクタ1の場合に
は、各種の補器類が既に緊密な状態でレイアウトされて
いるので、これらの補器類との干渉を避けながら、一方
のサイドレール7の下側を車両前後方向に延びている排
気管14に対し触媒コンバータやパティキュレートフィ
ルタ等の通気式浄化器を消音器15と組み合わせて搭載
できるスペースを確保することが非常に困難となり、こ
の搭載性の問題が通気式浄化器をセミトラクタ1に採用
する上での大きな障害となっていた。
【0007】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、セミトラクタ等のホイールベースの短い車両に対し
通気式浄化器を消音器と組み合わせて支障なく搭載し得
るようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャブ直後の
車幅方向における一方の側に消音器を配置すると共に、
該消音器と車幅方向に対峙する他方の側に通気式浄化器
を配置し、前記消音器をエンジンに対し第一の排気管に
より接続し且つ前記通気式浄化器に対しては第二の排気
管により接続したことを特徴とする排気浄化装置、に係
るものである。
【0009】而して、このようにすれば、キャブ直後の
左右位置に消音器と通気式浄化器とを夫々振り分けて配
置し、第一及び第二の排気管を車両前後方向に延在させ
ずに配置することが可能となるので、排気経路の途中に
通気式浄化器を消音器と組み合わせて配置するにあた
り、これらの配置に要する車両前後方向のスペースが著
しく縮小され、ホイールベースの短い車両であっても、
他の補器類との干渉を避けつつ消音器及び通気式浄化器
を支障なく搭載することが可能となる。
【0010】また、本発明においては、消音器が略立方
体形状を成していることが好ましく、このようにすれ
ば、同じ容積について通常の消音器の場合の如き円筒形
状を採用した場合よりも表面積が大幅に低減され、放熱
面積の減少により大幅な排気温度低下が防止されるの
で、消音器の下流側に通気式浄化器を設置しても、消音
器を経由することによる排気ガスの温度低下が抑制され
る結果、この排気ガスの温度低下に起因した後段の通気
式浄化器における不具合を未然に回避することが可能と
なる。
【0011】更に、本発明においては、通気式浄化器が
車幅方向に軸心を向けた横置きの円筒形状を成している
ことが好ましく、このようにすれば、車両前後方向にお
ける通気式浄化器の配置スペースが少なくて済む。
【0012】また、本発明においては、消音器側から通
気式浄化器側に向けて延びる第二の排気管が、前記消音
器と通気式浄化器との間に確保されている変速機脱着ス
ペースを車両前方側へ迂回して前記通気式浄化器に対し
車両前方側から接続されていることが好ましく、このよ
うにすれば、消音器を通気式浄化器に接続する第二の排
気管が変速機脱着スペースと干渉することを確実に回避
させることが可能となる。
【0013】更に、本発明においては、通気式浄化器を
車体に組付けるのに際し、通気式浄化器の車幅方向内側
端をサイドレール下面に取り付け且つその車幅方向外側
端を前記通気式浄化器の直上に配置されている補器のキ
ャリヤ下面に取り付けるようにすれば良い。
【0014】尚、本発明における通気式浄化器には、各
種の触媒コンバータやパティキュレートフィルタ等を適
宜に装備せしめることが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しつつ説明する。
【0016】図1〜図4は本発明を実施する形態の一例
を示すもので、図5及び図6と同一の符号を付した部分
は同一物を表わしている。
【0017】本形態例の要部についての平面図を図1に
示し、そのII−II方向の矢視図を図2に示している
通り、本形態例においては、セミトラクタ1におけるキ
ャブ2直後の車幅方向における左側(図1中の下側)に
消音器15が配置されていると共に、該消音器15と車
幅方向に対峙する右側(図1中の上側)に通気式浄化器
16が配置されており、前記消音器15がエンジン13
(図6参照)に対し第一の排気管14Aにより接続され
且つ前記通気式浄化器16に対しては第二の排気管14
Bにより接続されるようになっている。
【0018】ここで、本形態例に例示してある消音器1
5は、略立方体形状を成すように形成されており、左側
のサイドレール7の外側面にブラケット17を介して取
り付けられている。
【0019】他方、前記通気式浄化器16は、車幅方向
に軸心を向けた横置きの円筒形状を成したケーシング1
8の内部に、図3に示す如きフロースルー型式の触媒モ
ノリスから成る円筒形状の触媒コンバータ19を同心状
に装備しており、この触媒コンバータ19には、NOx
還元触媒(選択還元型触媒)やNOx吸蔵還元触媒や酸
化触媒等が適宜に選定されて担持されるようになってい
る。
【0020】即ち、触媒コンバータ19にNOx還元触
媒を採用すれば、酸素共存下でも選択的にNOxを還元
剤と反応させることができ、また、触媒コンバータ19
にNOx吸蔵還元触媒を採用した場合には、排気ガス中
の酸素濃度が高い希薄燃焼運転時にNOxを酸化して硝
酸塩の状態で一時的に吸蔵させ且つ排気ガス中の酸素濃
度が低い濃空燃比運転時に排気ガス中の炭化水素や一酸
化炭素の介在によりNOxを分解放出して還元浄化させ
ることができ、更に、触媒コンバータ19に酸化触媒を
採用した場合には、排気ガス中に含まれるパティキュレ
ート(Particulate Matter:粒子状物質)の酸化浄化を
助勢することができる。
【0021】ただし、通気式浄化器16におけるケーシ
ング18内に、前述した触媒コンバータ19に替えて、
図4に示す如きパティキュレートフィルタ20を採用す
ることも可能である。
【0022】このパティキュレートフィルタ20は、コ
ージェライトなどのセラミックから成る多孔質のハニカ
ム構造となっていて、格子状に区画された各流路21の
入口が交互に目封じされ、入口が目封じされていない流
路21については、その出口が目封じされるようになっ
ており、各流路21を区画する多孔質薄壁22を透過し
た排気ガスのみが下流側へ排出されて、前記多孔質薄壁
22の内側表面にパティキュレートが捕集されるように
なっている。
【0023】尚、この種のパティキュレートフィルタ2
0に対し、例えば、アルミナに白金を担持させたものに
適宜な量のセリウム等の希土類元素を添加して成る酸化
触媒を一体的に担持させ、その一体的に担持させた酸化
触媒によって、捕集済みパティキュレートの酸化反応を
促進して着火温度を低下せしめ、従来より低い排気温度
でもパティキュレートを燃焼除去し得るようにした触媒
再生型のパティキュレートフィルタ20とすることも可
能であり、また、NOx低減効果を同時に得るべく、N
Ox還元触媒やNOx吸蔵還元触媒を一体的に担持させる
ことも可能である。
【0024】そして、このような触媒コンバータ19や
パティキュレートフィルタ20を装備した通気式浄化器
16は、キャブ2直後の右側のサイドレール7の外側面
に取り付けられた棚状のバッテリキャリヤ23の直下に
配置されており、その車幅方向内側端を前記右側のサイ
ドレール7の下面に対しブラケット24を介して取り付
けられ且つその車幅方向外側端を直上のバッテリキャリ
ヤ23下面に対しブラケット25,26を介して取り付
けられている。
【0025】尚、バッテリキャリヤ23上にバッテリ9
が載置されることは勿論であり、バッテリキャリヤ23
を挟んでバッテリ9と通気式浄化器16とが上下段に配
置されることになる。
【0026】また、本形態例においては、第一の排気管
14Aが、図示しないエンジンの排気側を成す車幅方向
右側にてサイドレール7下まで下降してから車幅方向左
側へわたって消音器15に接続されるようにしてあると
共に、該消音器15から反対側の通気式浄化器16に向
けて延びる第二の排気管14Bが、前記消音器15と通
気式浄化器16との間に確保されている変速機12の脱
着スペースを車両前方側(図1中における左側)へ迂回
して、前記通気式浄化器16のケーシング18の胴部分
に対し車両前方側から接続されるようになっている。
【0027】尚、図中27は通気式浄化器16の排気出
口を成すテールパイプを示している。
【0028】而して、このように排気浄化装置を構成す
れば、キャブ2直後の左右位置に消音器15と通気式浄
化器16とを夫々振り分けて配置し、第一及び第二の排
気管14A,14Bを車両前後方向に延在させずに配置
することが可能となるので、排気経路の途中に通気式浄
化器16を消音器15と組み合わせて配置するにあた
り、これらの配置に要する車両前後方向のスペースが著
しく縮小される。
【0029】従って、ホイールベースの短いセミトラク
タ1であっても、他の補器類との干渉を避けつつ消音器
15及び通気式浄化器16を支障なく搭載することがで
きるので、セミトラクタ1に対し近年の厳しい排気ガス
の浄化規制に則した対策を施すことができる。
【0030】また、本形態例においては、消音器15が
略立方体形状を成すように構成されているので、同じ容
積について通常の消音器15の場合の如き円筒形状を採
用した場合よりも表面積を大幅に低減することができ、
放熱面積の減少により大幅な温度低下を防止することが
できるので、消音器15の下流側に通気式浄化器16を
設置しても、消音器15を経由することによる排気ガス
の温度低下を抑制することができ、この排気ガスの温度
低下に起因した後段の通気式浄化器16における不具合
を未然に回避することができる。
【0031】即ち、通気式浄化器16に装備される触媒
コンバータ19には、有効な触媒性能が発揮される活性
温度領域があるので、触媒コンバータ19に導入される
排気ガスの温度が低下してしまうと、必要な化学反応が
促進されなくなるという不具合が起こり、また、パティ
キュレートフィルタ20の場合には、捕集したパティキ
ュレートが良好に燃焼除去させなくなって短期間に目詰
まりを起こしてしまうといった不具合が起こり得るが、
このような不具合を未然に回避する上で略立方体形状の
消音器15の採用は非常に有効なものとなる。
【0032】更に、本形態例においては、通気式浄化器
16が車幅方向に軸心を向けた横置きの円筒形状を成す
ように構成されているので、車両前後方向における通気
式浄化器16の配置スペースをより確実に少なくするこ
とができ、該通気式浄化器16の搭載性を更に向上する
ことができる。
【0033】また、第二の排気管14Bが変速機12の
脱着スペースを車両前方側へ迂回して通気式浄化器16
のケーシング18の胴部分に対し車両前方側から接続さ
れるように構成しているので、消音器15を通気式浄化
器16に接続する第二の排気管14Bが変速機12の脱
着スペースと干渉する虞れを確実に回避することがで
き、車両整備を行う場合等において、前記第二の排気管
14Bを取り外すような手間をかけずに変速機12を下
方へ吊り降ろして該変速機12の整備を行うことができ
る。
【0034】更に、通気式浄化器16を車体に組付ける
のに際し、通気式浄化器16の車幅方向内側端をサイド
レール7下面に取り付け且つその車幅方向外側端を直上
のバッテリキャリヤ23下面に取り付けるようにしてい
るので、前記通気式浄化器16をバッテリキャリヤ23
上のバッテリ9と一緒に効率良く搭載し且つ簡単確実に
支持することができる。
【0035】尚、本発明の排気浄化装置は、上述の形態
例にのみ限定されるものではなく、消音器と通気式浄化
器とを図示とは逆(左右反対)に配置しても良いこと、
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】上記した本発明の排気浄化装置によれ
ば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0037】(I)キャブ直後の左右位置に消音器と通
気式浄化器とを夫々振り分けて配置し、第一及び第二の
排気管を車両前後方向に延在させずに配置することがで
きるので、通気式浄化器を消音器と組み合わせて配置す
るのに必要な車両前後方向のスペースを著しく縮小する
ことができ、セミトラクタ等のホイールベースの短い車
両であっても、他の補器類との干渉を避けつつ消音器及
び通気式浄化器を支障なく搭載することができ、セミト
ラクタ等のホイールベースの短い車両に対し近年の厳し
い排気ガスの浄化規制に則した対策を施すことができ
る。
【0038】(II)消音器が略立方体形状を成すよう
に構成した場合には、同じ容積について通常の消音器の
場合の如き円筒形状を採用した場合よりも表面積(放熱
面積)を大幅に低減することができ、消音器を経由する
ことによる排気ガスの温度低下を抑制することができる
ので、この排気ガスの温度低下に起因した後段の通気式
浄化器における不具合を未然に回避することができる。
【0039】(III)通気式浄化器が車幅方向に軸心
を向けた横置きの円筒形状を成すように構成した場合に
は、車両前後方向における通気式浄化器の配置スペース
をより確実に少なくすることができ、該通気式浄化器の
搭載性を更に向上することができる。
【0040】(IV)第二の排気管が変速機脱着スペー
スを車両前方側へ迂回して通気式浄化器に対し車両前方
側から接続されるように構成した場合には、消音器を通
気式浄化器に接続する第二の排気管が変速機脱着スペー
スと干渉する虞れを確実に回避することができるので、
車両整備を行う場合等において、前記第二の排気管を取
り外すような手間をかけずに変速機を下方へ吊り降ろし
て該変速機の整備を行うことができる。
【0041】(V)通気式浄化器の車幅方向内側端がサ
イドレール下面に取り付けられ且つその車幅方向外側端
が前記通気式浄化器の直上に配置されている補器のキャ
リヤ下面に取り付けられるように構成した場合には、前
記通気式浄化器をキャリヤ上の補器と一緒に効率良く搭
載し且つ簡単確実に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す平面図であ
る。
【図2】図1のII−II方向の矢視図である。
【図3】図1の触媒コンバータの詳細を一部を切り欠い
て示す斜視図である。
【図4】通気式浄化器に装備可能なパティキュレートフ
ィルタの一例を概略的に示す断面図である。
【図5】一般的なセミトラクタの一例を示す側面図であ
る。
【図6】図5のVI−VI方向の矢視図である。
【符号の説明】
1 セミトラクタ 2 キャブ 7 サイドレール 8 エアタンク(補器) 9 バッテリ(補器) 10 燃料タンク(補器) 11 スペアタイヤ(補器) 12 変速機(補器) 13 エンジン 14A 排気管 14B 排気管 15 消音器 16 通気式浄化器 19 触媒コンバータ 20 パティキュレートフィルタ 23 バッテリキャリヤ(補器のキャリヤ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 1/00 F01N 1/08 L 1/08 3/02 301H 3/02 301 3/28 N 3/28 B01D 53/36 ZABB Fターム(参考) 3D038 BA09 BA14 BB03 BC08 3G004 AA01 AA03 AA04 BA06 BA09 CA04 DA07 DA21 FA04 3G090 AA03 BA01 EA01 3G091 AA02 AA05 AB02 AB04 AB05 AB06 AB13 BA00 BA04 BA07 BA14 BA15 BA19 CB02 CB03 DA01 DA02 DA04 DB10 FB10 FB11 FB12 GA06 GA20 GA24 GB04W GB06W HA04 HB01 4D048 AA06 AA14 AB01 AB02 AB07 BA03X BA10X BA18Y BA19X BA30X BA41X BB02 CC38 CD05 CD08 EA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブ直後の車幅方向における一方の側
    に消音器を配置すると共に、該消音器と車幅方向に対峙
    する他方の側に通気式浄化器を配置し、前記消音器をエ
    ンジンに対し第一の排気管により接続し且つ前記通気式
    浄化器に対しては第二の排気管により接続したことを特
    徴とする排気浄化装置。
  2. 【請求項2】 消音器が略立方体形状を成していること
    を特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置。
  3. 【請求項3】 通気式浄化器が車幅方向に軸心を向けた
    横置きの円筒形状を成していることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の排気浄化装置。
  4. 【請求項4】 消音器側から通気式浄化器側に向けて延
    びる第二の排気管が、前記消音器と通気式浄化器との間
    に確保されている変速機脱着スペースを車両前方側へ迂
    回して前記通気式浄化器に対し車両前方側から接続され
    ていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の排
    気浄化装置。
  5. 【請求項5】 通気式浄化器の車幅方向内側端がサイド
    レール下面に取り付けられ且つその車幅方向外側端が前
    記通気式浄化器の直上に配置されている補器のキャリヤ
    下面に取り付けられていることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4に記載の排気浄化装置。
  6. 【請求項6】 通気式浄化器が触媒コンバータを装備し
    ていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に
    記載の排気浄化装置。
  7. 【請求項7】 通気式浄化器がパティキュレートフィル
    タを装備していることを特徴とする請求項1、2、3、
    4又は5に記載の排気浄化装置。
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Cited By (4)

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