JP2002370979A - 精神集中向上用組成物 - Google Patents
精神集中向上用組成物Info
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Abstract
心理的影響および/または身体的影響を抑制して、作業
効率や学習効率等を効果的かつ安全に向上させることが
できる精神集中向上用組成物、ならびに精神集中の向上
方法を提供すること。 【解決手段】テアニンを含有することを特徴とする精神
集中向上用組成物、ならびにテアニンを個体に投与する
精神集中の向上方法。
Description
成物、ならびに精神集中の向上方法に関する。
たす役割は非常に重要である。環境や体調、心理が変化
する過程の中で最も適切な対応動作または判断を行なう
ためには集中し、瞬時に選択、判断し、行動に移すこと
が必要であり、また、作業を効率よく持続するために
は、精神を集中して作業を続ける必要がある。しかし、
いずれの場合においても、疲労、連続作業、時間の経
過、飽き、加齢、身体的障害、情緒障害、緊張、振動、
騒音等の環境、動機の欠如、甘え、妥協、依頼心等の理
由により、作業効率が低下したり、判断力が鈍ることは
避けられない。
のためにグルコースを摂取することが知られているが、
一時的に血糖値が上がるだけで.持続性は低い。また、
運動時の精神集中を高める、カフェインや塩酸コカイン
等の興奮剤、アテノロール等のβ遮断剤等が知られてい
るが、それらの薬物には副作用があり、国際オリンピッ
ク委員会医事委員会でも禁止されている。また、クレア
チニン製剤も用いられているが、効果は顕著ではないこ
とが報告されている。
習時等における種々の要因からくる心理的影響および/
または身体的影響を抑制して、作業効率や学習効率等を
効果的かつ安全に向上させることができる精神集中向上
用組成物、ならびに精神集中の向上方法を提供すること
を目的とする。
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、お茶に含まれる
テアニンにより所望の効果が発現されることを見出し、
本発明を完成するに至った。
含有することを特徴とする精神集中向上用組成物、
〔2〕 作業時における精神集中向上のための前記
〔1〕記載の組成物、〔3〕 学習時における精神集中
向上のための前記〔1〕記載の組成物、〔4〕 食品組
成物または医薬組成物である前記〔1〕〜〔3〕いずれ
か記載の組成物、ならびに〔5〕 テアニンを個体に投
与する精神集中の向上方法に関する。
(以下、組成物という)はテアニンを含有することを特
徴とするものである。当該組成物によれば、主として、
作業時や学習時等においてマイナスに働く、種々の要因
からくる心理的影響および/または身体的影響を抑制し
て、作業効率や学習効率等を効果的かつ安全に向上させ
ることができる。本発明の組成物の所望の効果の発現
は、かかる組成物に含有されるテアニンについて初めて
見出された精神集中向上作用に基づくものである。
は「集中」と同義であり、知覚されるものの中から特定
の1つの事柄や行動を選択し、当該事柄や行動に対し精
神を集める働きをいう。「向上」とは、所望の働き・作
用等の低下を抑制し現状に維持すること、および/また
は現状に比し当該働き・作用等を高めることをいう。
「種々の要因」とは、作業等を行う個体に対し何らかの
心理的影響および/または身体的影響を生起させる原因
となり得るものであれば特に限定されるものでないが、
たとえば、疲労、連続作業、時間の経過、飽き、加齢、
身体的障害、情緒障害、緊張、振動、騒音等の環境、動
機の欠如、甘え、妥協、依頼心等を挙げることができ
る。また、「心理的影響」および「身体的影響」とは前
記要因となんらかの因果関係が認められる、それぞれ精
神的および身体的な影響であれば特に限定されるもので
はない。「抑制」とは、特定の働き・作用等の発現を抑
えることに加え、特定の働き・作用等を相殺することを
含む。
ミン酸の誘導体(γ−グルタミルエチルアミド)であ
り、天然には茶葉に多く含まれるアミノ酸成分である。
本発明において見出されたテアニンによる精神集中向上
作用の作用メカニズムは未だ不明であるが、テアニン
が、脳内における神経細胞内の情報の伝達、神経伝
達物質又はその前駆体の生合成又は分解、神経伝達物
質の放出と取り込み、前記〜に関係する酵素また
は補酵素、以上〜のいずれかに何らかの作用を及ぼ
し、その精神集中向上作用が発現されるものと考えられ
る。なお、本発明の組成物は、従来の薬物に見られるよ
うな副作用の発生の心配がなく、安全に使用することが
できる。
に精神集中を向上させることができるので、主として前
記心理的影響および/または身体的影響が効果的に抑制
され、作業効率や学習効率等を効果的かつ安全に向上さ
せることができる。また、かかる効果には持続性が認め
られる。特に、本発明の組成物は、達成すべき課題が明
確であるような場面における精神集中の向上に適してい
る。かかる観点から、本発明の組成物は、作業時または
学習時における精神集中向上のために好適である。な
お、「作業」とは、一般に肉体や頭脳を働かせて仕事を
することと定義されるが、かかる定義に含まれ得るもの
であれば特に限定されるものではない。また、「学習」
とは、一般に学び習うこと、新しい知識や技術を習得す
ることと定義されるが、かかる定義に含まれ得るもので
あれば特に限定されるものではない。
向上作用の発現は、たとえば、後述の試験例1(注意
力計による注意の集中状態の測定、ならびにフリッカ
ーテストによる疲労度の測定)に従って評価することが
できる。また、回転盤追従動作(竹井機器(株)製)、
内田クレペリン精神検査((株)日本精神技術研究所
製)、キーボード連打試験によっても同様に評価するこ
とができる。すなわち、テアニン摂取後における、テア
ニン摂取前と比較した作業の正確性の向上等を、前記方
法等によって確認することにより、テアニンの精神集中
向上作用の発現を評価することができる。
ては、たとえば、有機合成法〔Chem.Pharm.
Bull.,19(7)1301−1307(197
1)〕、発酵法(特開平5−68578号公報、特開平
5−328986号公報)または当該方法においてエチ
ルアミンをエチルアミン塩酸塩等のエチルアミン誘導体
に置き換える変法、ピログルタミン酸をエチルアミン塩
酸塩と反応させる方法(特開平9−263573号公
報)、植物細胞培養法(特開平5−123166号公
報)、茶葉より抽出する方法等が挙げられるが、製造工
程の簡易化およびコストの観点から、大量かつ安価にテ
アニンを得ることができる発酵法の利用が好ましい。な
お、ここでいう茶葉としては、緑茶葉、ウーロン茶葉、
紅茶葉等が挙げられる。また、市販品〔サンテアニン
(登録商標)太陽化学(株)製〕を用いてもよい。
ン、DL−テアニンのいずれも使用可能であるが、中で
もL−体は食品添加物にも認められており、経済的にも
利用しやすいため、本発明においてはL−体が好まし
い。また、使用されるテアニンの形態としては、精製
品、粗精製品、抽出エキス等、いずれの形態でも良い。
は特に限定されるものではなく、所望により適宜調整す
ればよい。たとえば、組成物中における好適なテアニン
含有量は、好ましくは0.00025〜100重量%、
より好ましくは0.005〜100重量%、さらに好ま
しくは0.05〜100重量%である。
特に限定されるものではないが、オルトフタルアルデヒ
ド(OPA)によるプレカラムでの誘導体化後、ODS
カラムを用いての高速クロマトグラフィー(HPLC)
で分離し、蛍光検出器で検出定量する方法やODSカラ
ムを用いてHPLCで分離し、波長210nmで検出定
量する方法が好ましい。
を含有させてもよい。ミネラルを含有してなる組成物
は、生体内に不足しがちな必須元素、微量必須元素を補
うことができるというさらなる効果が奏されるため、よ
り好ましいものである。組成物におけるミネラルの含有
量は、たとえば、0.0001〜99.9重量%が好ま
しく、0.01〜99.9重量%がより好ましい。かか
るミネラルとしては、鉄、マグネシウム、銅、亜鉛、セ
レン、カルシウム、カリウム、マンガン、クロム、ヨウ
素、モリブデン、ニッケル、バナジウム等、生体の恒常
性の維持、調節のために必須の金属類またはこれらの金
属塩類を挙げることができる。これらは単独でもしくは
2種以上混合して用いることができる。
ン、その他食品に許容される素材・原料を共に含有させ
てもよい。それらは単独でもしくは2種以上混合して用
いることができる。
が、たとえば、ギムネマ、ガルシニア、カノコソウ、杜
仲、当帰、芍薬、牡丹、高麗人参、霊芝、地黄茎、ナツ
メ等が挙げられ、精神安定に有効な霊芝、地黄茎、ナツ
メ等が好ましい。その形態としては特に限定はなく、抽
出物、乾燥品等いずれでもよい。また、ハーブは特に限
定されるものではないが、たとえば、アニス、キャロッ
トシード、クローブ、コリアンダー、サイプレス、シナ
モン、ジュニパー、ジンジャー、スイートオレンジ、パ
インニードル、バジル、パチュリ、ビターオレンジ、フ
ェンネル、ブラックペッパー、ベイ、ペパーミント、ベ
ルガモット、マンダリン、ミルラ、レモングラス、ロー
ズマリー、グレープフルーツ、シダーウッド、シトロネ
ラ、セージ、タイム、ティートゥリー、バイオレットリ
ーフ、バニラ、ヒソップ、ユーカリ、ライム、レモン、
イランイラン、カルダモン、クラリセージ、ジャスミ
ン、ゼラニウム、カモミール、ブルガリアローズ、ロー
ズ、オリバナム、ラベンダー、カミツレ、ゼラニウム、
サンダルウッドネロリ、バーベナ、プチグレン、ベチバ
ー、マージョラム、メリッサ、ローズウッド、オトギリ
ソウ、セイントジョーンズワート、カワカワ等が挙げら
れる。中でも、鎮静効果、リラックス効果を有するペパ
ーミント、ベルガモット、イランイラン、ゼラニウム、
カモミール、ラベンダー、セイントジョーンズワート、
カワカワが好ましい。その形態としては、たとえば、抽
出エキス、精油、ハーブティ等が挙げられ、特に限定さ
れるものではない。アミノ酸も特に限定されるものでは
ない。たとえば、L型アミノ酸では、アラニン、アルギ
ニン、アルギニン酢酸塩、塩酸アルギニン、アスパラギ
ン、チトルリン、システイン、シスチン、グルタミン、
グルタミン酸およびその塩類、グリシン、ヒスチジンお
よびその塩類、ハイドロキシプロリン、イソロイシン、
ロイシン、リジンおよびその塩類、メチオニン、オルニ
チン酢酸塩および塩酸塩、フェニルアラニン、プロリ
ン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシンお
よびバリン等、DL型では、アラニン、システインおよ
びその塩類、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニ
ン、トリプトファンおよびバリン等、D型では、アラニ
ン、システイン塩酸塩水和物およびフェニルアラニン等
が挙げられる。また、L−アルギニンとL−アスパラギ
ン等のL−アミノ酸複合塩および混合物、アスパラギン
酸カリウム等のアミノ酸金属塩、塩酸L−エチルシステ
イン等のアミノ酸エステル、アセチルシステイン等のア
セチルアミノ酸、アデニン、アデノシン等の核酸関連物
質、ベータ−アラニン等のオメガアミノ酸およびヒスタ
ミン二塩酸塩等のアミノ酸代謝物、γ−アミノ酪酸、タ
ウリン、チオタウリン、ヒポタウリン等が挙げられる。
ビタミンとしては、たとえば、ビタミンA、ビタミンB
1 、ビタミンB2 、ビタミンB6 、ビタミンB12、ビタ
ミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、
ニコチン酸、リポ酸、パントテン酸、ビオチン、ユビキ
ノン等が挙げられ、これらのビタミンの誘導体も含まれ
るがこれらのみに限定されるものではない。その他食品
に許容される素材・原料としては、たとえば、アロエ、
ローヤルゼリー、メラトニン、プラセンタ、プロポリ
ス、イソフラボン、大豆レシチン、卵黄レシチン、卵黄
油、コンドロイチン、カカオマス、コラーゲン、酢、ク
ロレラ、スピルリナ、イチョウ葉、緑茶、杜仲茶、黄妃
茶、ウーロン茶、桑の葉、甜茶、バナバ茶、不飽和脂肪
酸、オリゴ糖等の糖類、ダイエット甘味料、食物繊維、
大豆ペプチド等の機能性素材、ビフィズス菌、紅麹等の
菌類、アガリクス茸、姫マツタケ、マイタケ等のキノコ
類、ブルーベリー、プルーン、ブドウ、オリーブ、う
め、柑橘類等の果実類、落花生、アーモンド、ゴマ、胡
椒等の種実類、ピーマン、唐辛子、ネギ、カボチャ、ウ
リ、人参、ゴボウ、モロヘイヤ、ニンニク、シソ、ワサ
ビ、トマト、らっきょ、葉菜、芋、豆等の野菜類、ワカ
メ等の海草類、魚介類、獣鳥鯨肉類、穀類等、あるいは
それらの抽出物、乾燥品、粗精製品、精製品、加工品、
醸造品等が挙げられる。中でも、卵黄油、ゴマ、イチョ
ウ葉、大豆ペプチド等の機能性素材が好ましい。
用に適するという観点から、食品組成物または医薬組成
物が好ましい。
ニンを含有してなる食品のみならず、テアニンを含有し
てなる食品添加物も含まれる。
燥食品、サプリメント等の固形食品、また、清涼飲料や
ミネラルウォーター、嗜好飲料、アルコール飲料等の液
状食品を挙げることができる。固形食品としては特に限
定されるものではないが、詳しくは、たとえば、練り製
品、大豆加工品、ムース、ゼリー、ヨーグルト、冷菓、
飴、チョコレート、ガム、クラッカー、ビスケット、ク
ッキー、ケーキ、パン等が挙げられる。また、液状食品
としては特に限定されるものではないが、詳しくは、た
とえば、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ハーブティー等の茶
類、濃縮果汁、濃縮還元ジュース、ストレートジュー
ス、果実ミックスジュース、果肉入り果実ジュース、果
汁入り飲料、果実・野菜ミックスジュース、野菜ジュー
ス、ミネラルウォーター、炭酸飲料、清涼飲料、牛乳、
乳飲料、日本酒、ビール、ワイン、カクテル、焼酎、ウ
イスキー等が挙げられる。
ニンを含有してなるものであれば特に限定されるもので
はない。たとえば、その形態としては、溶液、懸濁物、
粉末、固体成型物等のいずれでもよく、その剤型として
は、錠剤、カプセル、粉末剤、顆粒剤、ドリンク剤等が
あげられる。また、他の医薬品とも併用することができ
る。
のではなく、たとえば、テアニンと他の原材料を粉体混
合する製法、溶媒中にテアニンと他の原材料を溶かし混
合溶液とする製法、またその混合溶液を凍結乾燥する製
法、噴霧乾燥する製法等、一般的な食品または医薬品の
製法を適用することができる。本発明の組成物を製造す
る際に用いることができるテアニン以外の成分は、テア
ニンによる所望の効果の発現が阻害されないかぎり、適
宜所望の用途に合わせて選択することができる。
発明の食品組成物におけるテアニンの含有量が、好まし
くは、前記組成物中における好適なテアニンの含有量範
囲内となるように、テアニンを常法により配合すること
により本発明の食品組成物を製造することができる。ま
た、テアニンを、たとえば、公知の経口投与に適した有
機または無機の担体、賦形剤、結合剤、安定剤等と、食
品組成物の製造の場合と同様、好ましくは前記好適なテ
アニンの含有量範囲内となるように、テアニンを常法に
より配合することにより医薬組成物を製造することがで
きる。
個体に投与する精神集中の向上方法を提供する。かかる
方法によれば、副作用の発生の心配なく安全に、しかも
効果的に当該個体の精神集中を向上させることができる
ので、作業効率や学習効率等の向上に有効である。な
お、「個体」とは、たとえば、哺乳動物が挙げられ、具
体的には、ヒト、ウマ、イヌ等を挙げることができる
が、中でも本方法はヒトに対し好適に用いられる。ま
た、達成すべき課題が明確であるような場面における精
神集中の向上に適しており、かかる観点から、特に作業
時または学習時における精神集中向上のために好適であ
る。
るためのテアニンの有効投与量としては一般には、たと
えば、ヒトの場合、成人1回の投与当たり0.01〜2
00mg/kg体重が好ましく、1〜20mg/kg体
重がより好ましい。ただし、各個体においては、個体差
(年齢、性別等)があるため、本発明におけるテアニン
の投与量はかかる範囲のみに限定されるものではない。
行う作業、学習等の種類に応じ、各個体において所望の
作業効率、学習効率等が得られるよう、適宜テアニンの
投与量を調節すればよい。
いて、または、本発明の組成物、好ましくは食品組成物
または医薬組成物を用いて行えばよい。また、投与方
法、投与回数、投与期間等も特に限定されるものではな
く、前記個体、好ましくは、ヒトに対し、たとえば、1
回でまたは複数回に分けて、好ましくは経口投与によ
り、テアニンを前記有効投与量範囲で投与すればよい。
テアニンもしくは本発明の組成物を、たとえば、作業
前、好ましくは5〜90分前に投与することで作業効率
を効果的に向上させることができ、また、作業の最中に
おける投与は作業効率の維持にとって効果的である。ま
た、用時に備え、日常的に投与することも有効である。
の発現は、個々の作業・学習等によって異なる、個体に
要求される各種特性、たとえば、理解力、暗記力、技能
等とは無関係であり、従って、あらゆる作業・学習等に
おいてその効率の向上がもたらされる。たとえば、作業
としては、自動車等の運転、楽器等の演奏、会話、発
表、計算、キーボードのタイプ、工場における製造ライ
ンでの作業・検品等が、学習としては、各種練習、読
書、技術・技能の習得等が挙げられるが、これらのみに
限定されるものではない。
務として負うような場合や、公の場での重要な発表、入
学試験等、達成すべき課題がより明確であるような場面
においては、日常の作業等に比し、個体の心理的影響お
よび/または身体的影響がより如実に結果に影響するも
のと考えられ、当該作業等の前またはその最中にテアニ
ンを摂取することは有効である。各個体は、精神集中の
向上に伴い、作業時や学習時等において、たとえば、疲
労度の軽減、集中力の向上や持続、ミスの低減等を実感
することができる。また、作業や学習等を正確かつ迅速
に行うことができる。
性は高く、たとえば、マウスを用いた急性毒性試験にお
いて5g/kg経口投与で死亡例はなく、一般状態およ
び体重等に異常は認められない。また、特にL−テアニ
ンは茶の旨味の主成分として知られるものであり呈味を
用途とする食品添加物としても使用され、食品衛生法
上、その添加量に制限はない。しかも、従来の薬物と異
なり、テアニンによる副作用は全く認められないので、
本発明の組成物によれば、安全かつ効果的に精神集中が
図られ、作業効率、学習効率等を向上させることができ
る。
り詳細に説明するが、本発明は当該実施例および試験例
のみに限定されるものではない。なお、以下における各
組成物の製造には、L−テアニン〔商品名:サンテアニ
ン、太陽化学(株)製〕を用いた。また、特段の事情が
ない限り、「部」は「重量部」を表す。
に示すその他の原料と混合し、打錠して、テアニン配合
錠剤(250mg/個)を製造した。 L−テアニン 20部 結晶セルロース 5部 還元麦芽糖 20部 乳糖 50部 アスパルテーム 1部 ショ糖脂肪酸エステル 4部 二酸化珪素 0.5部 計 100.5部
g/個)を製造した。 結晶セルロース 5部 還元麦芽糖 20部 乳糖 70部 アスパルテーム 1部 ショ糖脂肪酸エステル 4部 二酸化珪素 0.5部 計 100.5部
い、以下の配合に従ってテアニン配合キャンディ(5.
2g/個)を製造した。 グラニュー糖 64部 水飴 23部 L−テアニン 3部 香料(レモンフレーバー) 0.05部 酒石酸 1部 水 30部 計 128.05部
がら110℃まで加熱し、水飴を加えて145℃まで温
度を上げた。火を止め、酒石酸を添加し混合した後、テ
アニンを予め溶解させた残りの水を加えた。再度混合
し、75〜80℃まで冷却し、成形ローラーで成形し
た。なお、キャンディ中のL−テアニンの含量を測定し
た結果、含量はキャンディ1個当たり202mg/gで
あった。
ースの製造 テアニン配合組成物の一例として、L−テアニンを用
い、以下に示す配合に従ってテアニン配合ブルーベリー
ジュースを製造した。 果糖ブドウ糖液 12部 ブルーベリー濃縮果汁 1部 1/5透明レモン果汁 0.4部 クエン酸ナトリウム 0.05部 L−テアニン 0.1部 香料(ブルーベリーフレーバー) 0.07部 水 86.4部 計 100.02部
溶解させた。クエン酸ナトリウム(結晶)を用いて、得
られた溶液のpHを3.1に調整した。次いで、香料と
水を加え、95℃まで昇温して充填後、冷却した。な
お、ブルーベリージュース中のL−テアニンの含量を測
定した結果、含量は98.3mg/100mlであっ
た。
ジュースの製造 テアニン配合組成物の一例として、L−テアニンを用
い、以下に示す配合に従ってテアニン配合グレープフル
ーツジュースを製造した。 果糖ブドウ糖液 6部 L−テアニン 0.1部 ピロリン酸第2鉄 0.06部 プラセンタエキス 0.01部 グレープフルーツ果汁100% 30部 水 63.92部 計 100.09部
た。クエン酸ナトリウム(結晶)を用いて、得られた溶
液のpHを3.1に調整した。次いで、95℃まで昇温
して充填後、冷却した。なお、グレープフルーツジュー
ス中のL−テアニンの含量を測定した結果、含量は9
9.9mg/100mlであった。
試験 実施例1で製造したテアニン配合錠剤と比較例1で製造
した対照錠剤とを被検物質としてそれぞれ摂取した場合
について、注意力計による注意の集中状態の測定、な
らびにフリッカーテストによる疲労度の測定を以下の
試験において行った。
平均体重:50.8kg (2)環境条件:実験室(室温:23〜26℃、湿度:
47〜65%) (3)測定内容および測定方法:
ト) 注意力計AF型(稲葉人間工学研究所製)を用いて注意
の集中状態の測定を行った。この機器では、画面に1〜
9のいずれかの数字が2Hzの速さでランダムに出現す
る。被験者は当該画面に現れる数字に注目(一点集中)
し、予め指定された3種類の数字のいずれかが現れた時
スイッチを押す。かかる反応の正確さにより注意の集中
状態の良否について判定する。詳しくは、反応の正確さ
を正答率として求め、これを一点集中成績とし、かかる
成績により注意の集中状態を評価する。当該成績が高い
程、注意の集中状態が良好である。正答率(%)は、S
ignal数(発信数)をS、Pass数(数字を見落
とした数)をP、Miss数(数字を押し間違えた数)
をMとして、以下の式により求めた。 正答率(%)=[〔S−(P+M)〕/S]×100
るつもりでも作業効率が下がってくる。この効率低下の
目安となる疲労度(視覚疲労)を測定するためフリッカ
ーテストを行った。フリッカーテストでは、デジタルフ
リッカー(竹井機器工業(株)製)を用い、測定により
得られるちらつき値と連続光との境界値(運動項)から
フリッカー値を求め、その値の大小により疲労度を判定
する。すなわち、フリッカー値が小さいほど、疲労度は
大きい。
集中テスト)を6セット行った。実験は被験者を実験室
内の椅子に座らせて行った。注意力計は数字の画面と被
験者の目の距離が1mの位置になるように設置した。ま
た、フリッカーテストを5セット行った。
中成績に基づき、それぞれ22人からなる試験群と対照
群の等質な2群に分けた。試験群には実施例1で製造し
たテアニン配合錠剤を1粒(L−テアニン量:50m
g)、対照群には比較例1で製造した対照錠剤を1粒そ
のまま摂取させ、30分間安静にさせた。なお、試験
中、各被験者には、いずれの被検物質を摂取させたかに
ついては告知しなかった。
ト)を行い、その後フリッカーテストを行った。予備試
験および本試験の実験手順を図1に示す。
績(各群22名の平均値)の比較を図2に示す。被検物
質摂取前の両群それぞれの一点集中成績、すなわち、予
備試験での両群それぞれの成績は、全被験者の一点集中
成績に基づき当該成績が等質となるように両群を分けた
ので、実質的な差は認められなかった。その両群におい
て、フリッカーテストにおいても実質的な差は認められ
なかった。一方、被検物質摂取後、すなわち、本試験で
は、試験群では対照群に比べ一点集中成績が向上した。
また、各群において被検物質摂取前後で成績を比較した
場合、試験群では1%水準で成績の有意な向上が認めら
れたが、対照群では特に差は認められなかった。
アニン配合錠剤の摂取により一点集中成績が向上するこ
とから、テアニンを摂取することにより注意の集中状態
が向上することが分かる。
値(各群22名の平均値)の比較を図3に示す。当該フ
リッカー値は、被検物質摂取前の予備試験と被検物質摂
取後の本試験でのフリッカーテストにより得られた値で
ある。
て、対照群と比較して試験群では、フリッカー値が5%
水準で有意に高く、従って、同様の作業を行った場合、
テアニンを摂取することにより疲労度が軽減されること
が分かる。
験 実施例2で製造したテアニン配合キャンディと、当該キ
ャンディに含まれるL−テアニンを乳糖に置き換えて別
途製造した対照キャンディとを被検物質としてそれぞれ
摂取した場合について、読書時の集中に関するアンケー
ト調査を行った。
の2群に分け(各群、男女12名ずつの計24名、平均
体重:男性64.2kg、女性52.8kg)、A群に
は調査開始1日目にテアニン配合キャンディを、2日目
に対照キャンディを、一方、B群には1日目に対照キャ
ンディを、2日目にテアニン配合キャンディを、それぞ
れ1日に1粒づつ、同時刻、同場所で摂取させた。な
お、各被験者のL−テアニン摂取量は202mgとし
た。調査期間中、各被験者には、いずれの被検物質を摂
取させたかについては告知しなかった。
て各被験者に読書を行わせた。なお、各被験者には、2
日間の調査で同一の本を用いて読書を行わせ、2日目は
1日目の続きを読ませた。読書終了後、集中に関するア
ンケートに記入させた。アンケートは以下の2つの質問
事項からなり、それぞれの質問事項において以下に併せ
て示す4つの選択肢の内いずれかを選択させた。
し」、「集中できなかった」 2.集中の持続について 「かなり持続した」、「持続した」、「変化なし」、
「持続しなかった」
れた全結果(n=48)に基づいて集計を行った。図4
と図5に読書後のアンケート集計結果を示す。
なり集中できた」、「集中できた」と答えた者が19%
であったのに対し、本発明の組成物であるテアニン配合
キャンディ摂取においては81%となった。
なり持続した」、「持続した」と答えたものが21%で
あったのに対し、本発明の組成物であるテアニン配合キ
ャンディ摂取においては63%となった。
により、読書時において集中力が向上および持続するこ
とが分かる。
神集中向上試験 実施例4で製造したテアニン配合グレープフルーツジュ
ースと水とを被検物質としてそれぞれ継続摂取させた場
合について、普段パソコンを仕事で用いている男女成人
12名(平均体重:男性63.8kg、女性51.2k
g)を対象にキーボード連打試験を行った。
性2名女性4名、b群:男性2名女性4名)、試験開始
1日目〜5日目においては、a 群にテアニン配合グレー
プフルーツジュース200ml/日を、b群に水200
ml/日を摂取させた。また、7日目〜11日目におい
ては、b群にテアニン配合グレープフルーツジュース2
00ml/日を、a 群に水200ml/日を摂取させ
た。なお、各被験者のL−テアニン摂取量は200mg
とした。試験期間中、いずれの被検物質にテアニンが含
まれているかについては、被験者に告知しなかった。
らないように普段通りにキーボードを叩かせることによ
り行った。当該試験は、試験開始前日、試験開始後6日
目および12日目に行った。制限時間を10分間とし、
一般現代文を打ちこみ、1文字を1点、1誤字を−1点
として各被験者の作業量を計算した(日本ワープロ検定
3級レベル)。
均値)の比較を図6に示す。なお、各被験者の作業量は
個人差が大きいため、図6においては作業量を試験開始
前日の値を1とした時の比として表す。図6に示すよう
に、水を継続摂取させた場合(a群の12日目およびb
群の6日目の結果)に比べ、テアニン配合グレープフル
ーツジュースを継続摂取させた場合(a群の6日目およ
びb群の12日目の結果)に作業量が向上した。すなわ
ち、本発明の組成物を継続摂取することにより、作業時
における集中力が向上することが分かる。
ける種々の要因からくる心理的影響および/または身体
的影響を抑制して作業効率や学習効率等を効果的かつ安
全に向上させることができる。
予備試験及び本試験の実験手順を示す。
一点集中成績(平均値)を示す棒グラフである。グラフ
中、棒は一点集中成績を示す。統計処理はスチューデン
トの両側t検定により行った。
群毎)のフリッカー値(平均値)を示す線グラフであ
る。統計処理はスチューデントの両側t検定により行っ
た。
ついてのアンケート集計結果を示す円グラフである。
ついてのアンケート集計結果を示す円グラフである。
(各群毎)の作業量(平均値)を示す線グラフである。
横軸の数字は試験開始後の日数を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 テアニンを含有することを特徴とする精
神集中向上用組成物。 - 【請求項2】 作業時における精神集中向上のための請
求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 学習時における精神集中向上のための請
求項1記載の組成物。 - 【請求項4】 食品組成物または医薬組成物である請求
項1〜3いずれか記載の組成物。 - 【請求項5】 テアニンを個体に投与する精神集中の向
上方法。
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