JP2019054791A - 疲労改善用組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】しょうが、山椒、ナツメ、フェンネル、高麗人参、及び甘草を含む、疲労改善用組成物。さらに、テアニン、γ−アミノ酪酸、ビタミンB1、B2、B6、B12、C、E、アントシアニン、カテキン、アスタキサンチン、ルテイン、クロセチン、β−クリプトキサンチン、生薬や果実又はその抽出物、カプサイシン、カプシエイト、アリシン、セサミン、有機酸又はその塩、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、セレン、クロム、ヨウ素、マンガン、モリブデン、BCAA、L−カルニチン、L−シトルリン、オルニチン、ヒスチジン、イミダゾールペプチド、卵白ペプチド、ローヤルゼリー、還元型コエンザイムQ10、D−リボース、ならびにカフェインからなる群から選択される一又は二以上を含む、組成物。
【選択図】なし
Description
[1] しょうが、山椒、ナツメ、フェンネル、高麗人参、及び甘草を含む、疲労改善用組成物。
[2] しょうが、山椒、ナツメ、フェンネル、高麗人参、及び甘草の抽出物を含む、[1]の組成物。
[3] さらに、テアニン、γ−アミノ酪酸、ビタミンB1、B2、B6、B12、C、E、アントシアニン、カテキン、アスタキサンチン、ルテイン、クロセチン、β−クリプトキサンチン、生薬や果実又はその抽出物、カプサイシン、カプシエイト、アリシン、セサミン、有機酸又はその塩、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、セレン、クロム、ヨウ素、マンガン、モリブデン、BCAA、L−カルニチン、L−シトルリン、オルニチン、ヒスチジン、イミダゾールペプチド、卵白ペプチド、ローヤルゼリー、還元型コエンザイムQ10、D−リボース、ならびにカフェインからなる群から選択される一又は二以上を含む、[1]又は[2]の組成物。
[4] 粉末状又は液状である、[1]〜[3]のいずれかの組成物。
[5] 飲食品又は医薬品である、[1]〜[4]のいずれかの組成物。
山椒:20mg〜500mg、好ましくは40mg〜350mg、より好ましくは100mg〜200mg。
ナツメ:20mg〜500mg、好ましくは40mg〜350mg、より好ましくは100mg〜200mg。
フェンネル:10mg〜300mg、好ましくは20mg〜200mg、より好ましくは40mg〜120mg。
高麗人参:10mg〜300mg、好ましくは20mg〜200mg、より好ましくは40mg〜120mg。
甘草:5mg〜100mg、好ましくは10mg〜60mg、より好ましくは20mg〜40mg。
山椒:20mg〜500mg、好ましくは40mg〜350mg、より好ましくは100mg〜200mg。
ナツメ:20mg〜500mg、好ましくは40mg〜350mg、より好ましくは100mg〜200mg。
フェンネル:10mg〜300mg、好ましくは20mg〜200mg、より好ましくは40mg〜120mg。
高麗人参:10mg〜300mg、好ましくは20mg〜200mg、より好ましくは40mg〜120mg。
甘草:5mg〜100mg、好ましくは10mg〜60mg、より好ましくは20mg〜40mg。
粉砕された各種スパイス(しょうが、山椒、ナツメ、フェンネル、高麗人参、及び甘草)の混合物に対して20倍量の熱水を加えて、95℃にて1時間、攪拌しながら抽出を行った。
混合抽出物とその他原材料(賦形剤、砂糖)とを混合して、疲労改善用組成物を調製した。得られた疲労改善用組成物には、2.5gあたり原生薬換算量にして以下の表1に示す量にて各種スパイスが含まれた。
1.試験方法
36名の女性(年齢25歳〜49歳)をランダムに、通常量試験群(24名)と3倍量試験群(12名)の2群に振り分けた。
試験対象者に、試験開始前(摂取前)、摂取4週間後、及び摂取8週間後に、朝の目覚め、寝付き、めまい、イライラ、頭痛の頻度、疲労感・倦怠感、目の疲れ、首・肩のコリ、むくみ、及び目のクマの項目について、それぞれ以下の表2に示す6段階で評価して点数を付けてもらい、その平均点を求めた。
図1−1、1−2、1−3、1−4に、疲労改善用組成物の摂取前後における、各項目の評価結果を示す。なお、各図は、摂取前(0W)、摂取4週間後(4W)、及び摂取8週間後(8W)における評価の平均点を、摂取前(0W)の平均点との差異に基づいて示す。
上記混合抽出物と共に、疲労改善作用を有することが公知である他の成分を用いて、疲労改善用組成物を調製した。当該疲労改善用組成物は、以下の表3、4、5に記載される配合量に従って、各原材料を混合して調製した。表中の各原材料の配合量は、乾燥重量にて示す。
1.方法
(1)疲労改善用組成物
表6に記載される配合量に従って、各スパイス抽出物を混合して実施例Aならびに比較例a,bの各組成物を調製した。各スパイスの抽出物、組成物の調製方法は、上記実施例1にて述べた手法により行った。実施例Aはスパイスとして、しょうが、山椒、ナツメ、フェンネル、高麗人参、及び甘草の抽出物を含み、比較例aは高麗人参の抽出物を含み、比較例bはその他の抽出物(しょうが、山椒、ナツメ、フェンネル、及び甘草の抽出物)を含んでなる。表中の各スパイスの配合量は、原生薬換算量にて示す。
試験対象者は、日頃疲れやすいと感じている20〜55才の男女から選抜した10名とした。通院中の人、服薬中の人、妊娠中の人、体調の優れない人は試験対象者から除外した。
実施例A及び比較例a及び比較例bについて以下の手順により疲労改善効果を確認した。
試験当日に疲労状態を確認するアンケートを行い摂取前の疲労度を確認してから、上記実施例A又は比較例a、bを摂取した後、2時間後に疲労状態を確認するアンケートを行った。
以下の事項は禁止した:疲労改善効果のある医薬、食品の摂取。
試験は、3日以上あけて3回実施した。3回の試験とも同じような業務内容の日に実施し、同じ疲労条件になるようにした。
試験対象者2名に対し、実施例Aについて前記試験(1回目の試験)を行い、次に比較例aについて前記試験(2回目の試験)を行い、最後に比較例bについて前記試験(3回目の試験)を行った。
試験対象者2名に対し、実施例Aについて前記試験(1回目の試験)を行い、次に比較例bについて前記試験(2回目の試験)を行い、最後に比較例aについて前記試験(3回目の試験)を行った。
試験対象者2名に対し、比較例aについて前記試験(1回目の試験)を行い、次に実施例Aについて前記試験(2回目の試験)を行い、最後に比較例bについて前記試験(3回目の試験)を行った。
試験対象者1名に対し、比較例aについて前記試験(1回目の試験)を行い、次に比較例bについて前記試験(2回目の試験)を行い、最後に実施例Aについて前記試験(3回目の試験)を行った。
試験対象者2名に対し、比較例bについて前記試験(1回目の試験)を行い、次に実施例Aについて前記試験(2回目の試験)を行い、最後に比較例aについて前記試験(3回目の試験)を行った。
試験対象者1名に対し、比較例bについて前記試験(1回目の試験)を行い、次に比較例aについて前記試験(2回目の試験)を行い、最後に実施例Aについて前記試験(3回目の試験)を行った。
アンケートでは、各試験対象者に、疲労症状に関する以下の項目:倦怠感、背中・腰が重い、イライラ、眠気、やる気、ついてVAS法による自己評価結果を記入させた。
VAS(Visual Analog Scale)法とは、自覚的症状の程度を数値化して評価する検査である。直線状に、考えられうる最高の状態を右端、最低を左端としてその線分上に自分の状態の程度を示してもらう方法である。主観的な評価のために臨床医学でも広く用いられており、特に同被験者間の投与前後の状態の比較などに使われる。
各試験組成物を摂取した試験での個々の評価項目について、各被験者の「[試験組成物の摂取前のVAS記入値]−[試験組成物の摂取から2時間後のVAS記入値]」を集計し、平均値を得た。その結果を図2に示す。
結果は、それぞれ左から比較例aの結果(P)、比較例bの結果(Q)、比較例aの結果と比較例bの結果の合計(P+Q)、実施例Aの結果をそれぞれ示す。
いずれの評価項目についても、スパイスとして高麗人参のみを含む場合(比較例a)及びその他のスパイスを含む場合(比較例b)と比べて、実施例Aによる疲労改善効果は高いことが確認された。
また、実施例Aによる疲労改善効果は、比較例aの結果と比較例bの結果の合計(P+Q)よりも高いことが確認された。この結果は、実施例Aによる疲労改善効果が、高麗人参によりもたらされる効果とその他のスパイス(しょうが、山椒、ナツメ、フェンネル、甘草)によりもたらされる効果との相加的な効果ではなく、高麗人参とその他のスパイスとを組み合わせて用いたことによる相乗的効果であることが確認された。
Claims (5)
- しょうが、山椒、ナツメ、フェンネル、高麗人参、及び甘草を含む、疲労改善用組成物。
- しょうが、山椒、ナツメ、フェンネル、高麗人参、及び甘草の抽出物を含む、請求項1に記載の組成物。
- さらに、テアニン、γ−アミノ酪酸、ビタミンB1、B2、B6、B12、C、E、アントシアニン、カテキン、アスタキサンチン、ルテイン、クロセチン、β−クリプトキサンチン、生薬や果実又はその抽出物、カプサイシン、カプシエイト、アリシン、セサミン、有機酸又はその塩、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、セレン、クロム、ヨウ素、マンガン、モリブデン、BCAA、L−カルニチン、L−シトルリン、オルニチン、ヒスチジン、イミダゾールペプチド、卵白ペプチド、ローヤルゼリー、還元型コエンザイムQ10、D−リボース、ならびにカフェインからなる群から選択される一又は二以上を含む、請求項1又は2に記載の組成物。
- 粉末状又は液状である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
- 飲食品又は医薬品である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020195750A1 (ja) | 2019-03-22 | 2020-10-01 | 株式会社デンソー | センター装置、データ通信システム及び配信制御プログラム |
IT202100011084A1 (it) * | 2021-04-30 | 2022-10-30 | Pharmanutra S P A | Composizione nutraceutica per uso nel trattamento della stanchezza cronica/fatigue post covid-19 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004522790A (ja) * | 2001-03-05 | 2004-07-29 | エルエムデー | 催淫剤としての一つまたは複数のショウガオールの使用 |
JP2007126435A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Masatoshi Yamaguchi | 生薬配合組成物 |
CN106490568A (zh) * | 2016-11-16 | 2017-03-15 | 南阳中道生态农业有限公司 | 一种速溶滋补牛肉汤的制备方法 |
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- 2018-09-20 JP JP2018176125A patent/JP7176813B2/ja active Active
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