JP2002370189A - 産業ロボットの手首・アーム構造 - Google Patents

産業ロボットの手首・アーム構造

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JP2002370189A
JP2002370189A JP2001181250A JP2001181250A JP2002370189A JP 2002370189 A JP2002370189 A JP 2002370189A JP 2001181250 A JP2001181250 A JP 2001181250A JP 2001181250 A JP2001181250 A JP 2001181250A JP 2002370189 A JP2002370189 A JP 2002370189A
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Japan
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hollow
shaft
wrist
axis
casing
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JP2001181250A
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Hideto Miyamoto
宮本  秀人
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Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】第1軸、第2軸、第3軸の回りを駆動する各中
空シャフトを短縮し、部品点数の削減、軽量化、低イナ
ーシャ化を図ることが可能な産業ロボットの手首・アー
ム構造を提供。 【解決手段】上腕1に第1軸aの回りを回転自在に支持
された中空シャフト2、中空シャフト先端に固定された
中空手首基部3、第1軸aに直交する第2軸bの回りに
揺動可能に中空手首基部3に支持された第1中空ケーシ
ング4及び第2軸bに直交する第3軸cの回りに回転可
能に第1中空ケーシング4に支持された第2中空ケーシ
ング5及び第2中空ケーシング5に固着された中空手首
フランジ6を有し、第2中空ケーシング5を第3軸cの
回りに駆動する第3軸モータ9を中空手首フランジ6に
取付けかつ第3軸モータ9からの出力歯車25を第1中
空ケーシング5に固着された中空歯車26と噛み合わせ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は産業用ロボットにお
いて、手首・アームの大型化を極力抑えながら、中空部
径を増大させ、多くのケーブル・ホースを通すことがで
きる軽量・低イナーシャの手首・アーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手首・アーム構造は、図2に示す
ように、手首58の各軸を図1に示すような第1軸、第
2軸、第3軸の回りにそれぞれを駆動する第1軸、第2
軸、第3軸モータ54、55、56が上腕57の後方に
配置されており、第1軸、第2軸、第3軸の回りを駆動
する図示しない同軸の各中空シャフトが上腕内を通って
いる。そこで、スポット溶接用ロボットの場合、スポッ
トガンへの溶接ケーブルや冷却水用ホース、ガン駆動用
モータへの電力供給および信号供給用のケーブルは、図
2のように上腕の外側をスポットガンまで引き回してお
り、ケーブル・ホース51をサポートするサポート部品
52が必要となるだけでなく、ケーブル・ホース51が
周辺装置あるいはロボットの手首部58やアーム57と
干渉したり引っ掛けたりする可能性があるため、手首部
58にモータを配置することは現実的に困難であった。
また、ケーブル・ホース51の引き回し上、手首部58
の動作範囲に制約を受けることがある。特許第3153165
号では、ケーブル・ホースを上腕及び手首内に通したの
で、ケーブル・ホースが周辺装置と干渉したり引っ掛け
たりすることはないが、第1軸、第2軸、第3軸の回り
を駆動する同軸の各中空シャフトが図2と同様に上腕5
7内を通っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特許第3153165 号に開
示する公知の解決手段は、ケーブル・ホースが周辺装置
やロボットの手首・アームと干渉したり、引っ掛けたり
する問題については解決しているが、第1軸、第2軸、
第3軸の回りを駆動する同軸の各中空シャフトが上腕内
を通っているため、部品点数増加、重量増加、イナーシ
ャ増加、コスト増加、上腕の外径増大などの課題があっ
た。本発明の課題は、第1軸、第2軸、第3軸の回りを
駆動する各中空シャフトを短縮し、部品点数の削減、軽
量化、低イナーシャ化を図ることが可能な産業ロボット
の手首・アーム構造を提供することにある。本発明の別
の課題は、コンパクト・スリムでかつ干渉の少ない手首
・アーム構造を低コストで提供することにある。さらに
は、手首フランジに取付けられた作業工具へ供給するケ
ーブル・ホースの引き回しを容易にし、ロボットに付帯
装置を取付けた状態でもケーブル・ホースの干渉や引っ
掛かりを防止し、かつケーブル・ホースの長寿命化を可
能とした産業ロボットの手首・アーム構造を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、上腕
に第1軸の回りを回転自在に支持された中空シャフト
と、前記中空シャフト先端に固定された中空手首基部
と、前記第1軸に直交する第2軸の回りに揺動可能に前
記中空手首基部に支持された第1中空ケーシングと、前
記第2軸に直交する第3軸の回りに回転可能に前記第1
中空ケーシングに支持された第2中空ケーシングと、前
記第2中空ケーシングに固着された中空手首フランジと
を有し、前記第2中空ケーシングを第3軸の回りに駆動
する第3軸モータを前記手首フランジ又は前記第2中空
ケーシングに取付けかつモータからの出力歯車を前記第
1中空ケーシングに固着された中空歯車と噛み合わせた
ことを特徴とする産業ロボットの手首・アーム構造を提
供することによって上述した従来品の課題を解消した。
【0005】
【作用】本発明により、第1軸、第2軸、第3軸の回り
を駆動する各中空シャフトを短縮し、部品点数の削減、
軽量化、低イナーシャ化を図ることが可能となった。ま
た、コンパクト・スリムでかつ干渉の少ない手首・アー
ム構造を低コストで提供することが可能となった。さら
に、手首フランジに取付けられた作業工具へ供給するケ
ーブル・ホースの引き回しを容易にし、ロボットに付帯
装置を取付けた状態でもケーブル・ホースの干渉や引っ
掛かりを防止し、かつケーブル・ホースの長寿命化を可
能とした。また、第2軸の軸心付近の大きな開口部によ
り、挿通するケーブル・ホースの交換を容易にするだけ
でなく、中空部を大気に開放することによりケーブルの
発熱による中空部の温度上昇を抑え、温度上昇によるケ
ーブルの定格電流の低下やホースの耐圧低下および中空
部外周に配置された駆動系の機械要素への影響を防ぐこ
とが可能となった。また、第2軸および第3軸の駆動系
を上腕内を通さないことにより、上腕の外径を増大させ
ることなく中空径を増大させ、たくさんのケーブル・ホ
ースを挿通させることができる大きな中空径を確保する
ことが可能となった。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1に示
す。図1の(a)は本発明の実施の形態の上腕に取付ら
れた手首を示す外観側面図、(b)は(a)の正面図、
(c)は(b)のA−A線に沿った概略断面図、(d)
は(a)のB−B線に沿った部分断面図、をそれぞれ示
す。図1(c)において、上腕1の内部に、第1軸aの
まわりに中空部27を有する中空シャフト2を有し、中
空シャフト2は1対の軸受14を介して上腕1に回転自
在に支持されている。上腕1は、軸線aのまわりに中空
部27と連続する中空部28を有する上腕ケーシング3
2に締結されており、上腕ケーシング32には中空シャ
フト2を回転駆動させるための第1軸モータ7を有し、
第1軸モータ7の出力軸先端部には歯車18を有する。
中空シャフト2の後端には、歯車18とかみ合う中空歯
車17を有し、前記中空シャフト2の前端には、第1軸
aのまわりに中空部27と連続する中空部29を有する
手首基部3が取付けられている。
【0007】中空手首基部3は、第1軸aに直交する第
2軸bのまわりに軸受15を介して第1中空ケーシング
4を回転自在に支持する。中空手首基部3に、第1中空
ケーシング4を回転駆動させるための第2軸モータ8が
配置されており、第2軸モータ8の出力軸19は1対の
軸受34を介して回転自在に中空手首基部3に支持され
た歯車軸20を回転させ、歯車軸20の先端歯車は第1
中空ケーシング4に固着されたフランジ37に取付けら
れた歯車軸21の先端歯車とかみ合う。
【0008】第1中空ケーシング4は、第2軸bに直交
する第3軸cのまわりに中空部30を有し、第1軸aと
第2軸bの交点付近には大きな開口部33が設けられ、
中空部30は大きな開口部33を介して中空部29と空
間的に連続している。第1中空ケーシング4は軸受16
を介して第3軸cのまわりに回転自在に第2中空ケーシ
ング5を支持する。第2中空ケーシング5には第3軸c
のまわりに中空部30と連続する中空部31を有する中
空手首フランジ6が固着されている。第1中空ケーシン
グ4の前方先端部に中空歯車26が固定されている。第
2中空ケーシング5を第3軸cの回りに駆動する第3軸
モータ9が第2中空ケーシング5に固定された中空手首
フランジ6の作業工具38取付側に配置されているが、
第2中空ケーシング5に取付てもよい。第3軸モータ9
の出力軸歯車22は中空手首フランジ6内に1対の軸受
36を介して回転自在に支持された歯車軸23の歯車と
噛み合い、歯車軸23のの反対の端部には、歯車24が
設けられ、歯車24は、第2中空ケーシング5に取付け
られたシャフト39に1対の軸受35を介して回転自在
に支持された歯車25とかみ合っており、歯車25は第
1中空ケーシング4に固着された中空歯車26とかみ合
っている。第3軸モータ9が回転すると、第2中空ケー
シング5に固着された中空手首フランジ6が回転させら
れる。
【0009】上腕後方の上腕ケーシング32から中空手
首フランジ6までの連続した空間(順に、中空部28、
中空部27、中空部29、開口部33、中空部30及び
中空部31)に作業工具38に供給するケーブル・ホー
ス40および第2軸モータ8用ケーブル10、第3軸モ
ータ9用ケーブル12を挿通させ、第2軸モータ8用ケ
ーブル10は開口部33より第2軸モータ8へ配線され
る。図1の実施の形態の代わりに、第2中空ケーシング
5を第3軸cの回りに駆動する第3軸モータ9を第1中
空ケーシング4又は作業工具38上に取付けてもよい。
【0010】図1の実施の形態では中空シャフト、第1
中空ケーシング4及び第2中空ケーシング5に固着され
てい中空手首フランジ6は、いずれも第1軸モータ7、
第2軸モータ8及び第3軸モータ9が歯車を介して直接
駆動しているが、特許第3153165 号に開示するように、
歯車を介する代わりに、中空シャフトを駆動する第1軸
モータを減速する第1の減速機を介して中空シャフトが
上腕に支持され、第1中空ケーシングを駆動する第2軸
モータを減速する第2の減速機を介して第1中空ケーシ
ングは手首基部に支持され、前記第2中空ケーシングを
駆動する第3軸モータを減速する第3の減速機を介して
前記第2中空ケーシングは第1中空ケーシングに支持さ
れ、それぞれ駆動されるようにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明により、第1軸、第2軸、第3軸
の回りを駆動する同軸の各中空シャフトを上腕内を通す
ことなく、駆動系の短縮、部品点数の削減、軽量化、低
イナーシャ化をはかることとともに、コンパクト・スリ
ムでかつ干渉の少ない手首・アーム構造を提供すること
が可能となった。
【0012】好ましくは、第3軸モータを中空手首フラ
ンジに固定した作業工具上又は中空手首フランジの作業
工具取付側の中空手首フランジに配置し、第3軸モータ
を作業工具のデッドスペースに配置し、加えて、第2軸
を駆動するモータを手首部に配置することで、第3軸だ
けでなく第2軸の駆動系も上腕内を通さず、さらに部品
点数の削減、軽量化、低イナーシャ化をはかることとと
もに、コンパクト・スリムで干渉の少ない手首・アーム
構造を提供することが可能となった。
【0013】さらに好ましくは、手首フランジに取付け
られた作業工具へ供給するケーブル・ホース、及び前記
第2軸モータ、第3軸モータとそれぞれ連結されるケー
ブルの引き回しを容易にし、ロボットに付帯装置を取付
けた状態でもケーブル・ホースの干渉や引っ掛かりを防
止し、かつケーブル・ホースの長寿命化を可能とした。
また、第2軸の軸心付近の大きな開口部により、挿通す
るケーブル・ホースの交換を容易にするだけでなく、中
空部を大気に開放することによりケーブルの発熱による
中空部の温度上昇を抑え、温度上昇によるケーブルの定
格電流の低下やホースの耐圧低下および中空部外周に配
置された駆動系の機械要素への影響を防ぐことが可能と
なった。また、第2軸および第3軸の駆動系を上腕内を
通さないことにより、上腕の外径を増大させることなく
中空径を増大させ、たくさんのケーブル・ホースを挿通
させることができる大きな中空径を確保することが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(a)は本発明の実施の形態の上腕に取
付けられた手首を示す外観側面図、(b)は(a)の正
面図、(c)は(b)のA−A線に沿った概略断面図、
(d)は(a)のB−B線に沿った部分断面図、をそれ
ぞれ示す。
【図2】従来の上腕に取付けられた手首を示す外観側面
図である。
【符号の説明】
1・・ 上腕 2・・ 中空シャ
フト 3・・ 中空手首基部 4・・ 第1中空
ケーシング 5・・ 第2中空ケーシング 6・・ 中空手首
フランジ 7・・ 第1軸モータ 8・・ 第2軸モ
ータ 9・・ 第3軸モータ 10・・第2軸モー
タ用ケーブル 12・・第3軸モータ用ケーブル 13・・ガイド 14,15,16・・軸受 17,18,20,21,22,23,
24,25,26・・歯車 27,28,29,30,31・・中空部 32・・上腕ケーシン
グ 33・・開口部 34,35,36・・軸受 37・・フランジ 38・・作業工具 39・・シャフト 40・・ケーブル・ホ
ース 41,42・・ オイルシール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月3日(2001.8.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、上腕
に第1軸の回りを回転自在に支持された中空シャフト
と、前記中空シャフト先端に固定された中空手首基部
と、前記第1軸に直交する第2軸の回りに揺動可能に前
記中空手首基部に支持された第1中空ケーシングと、前
記第2軸に直交する第3軸の回りに回転可能に前記第1
中空ケーシングに支持された第2中空ケーシングと、前
記第2中空ケーシングに固着された中空手首フランジ
と、を有し、前記第2中空ケーシングを第3軸の回りに
駆動する第3軸モータを前記中空手首フランジ、前記第
2中空ケーシング又は前記第1中空ケーシングに取付
け、前記第1中空ケーシングを前記第2軸の回りに駆動
する第2軸モータを前記中空手首基部又は前記第1中空
ケーシングに取付け、かつ前記第1軸と第3軸の交点付
近に大きな開口部を設け、前記中空シャフト及び中空手
首基部の各内周中空部、前記開口部及び前記第2中空ケ
ーシング及び中空手首フランジの各内周中空部とによ
り、前記上腕後方から前記中空手首フランジまで連続し
た中空の通路を確保し、前記連続した中空の通路内に前
記作業工具と連結するケーブル・ホース、及び前記第2
軸モータ、第3軸モータとそれぞれ連結されるケーブル
を挿通させるようにし、前記ケーブル・ホース及び前記
第2軸モータ、第3軸モータ用のケーブルを前記上腕後
方と前記手首フランジ又は前記作業工具に配置されたク
ランプで固定するようにしたことを特徴とする産業ロボ
ットの手首・アーム構造を提供することによって上述し
た従来品の課題を解消した。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【作用】本発明により、第1軸、第2軸、第3軸の回り
を駆動する各中空シャフトを短縮し、部品点数の削減、
軽量化、低イナーシャ化を図ることが可能となり、ま
た、コンパクト・スリムでかつ干渉の少ない手首・アー
ム構造を低コストで提供することが可能となった。さら
に、手首フランジに取付けられた作業工具へ供給するケ
ーブル・ホースの引き回しを容易にし、ロボットに付帯
装置を取付けた状態でもケーブル・ホースの干渉や引っ
掛かりを防止し、かつケーブル・ホースの長寿命化を可
能とした。かつ本発明により第2中空ケーシングを第3
軸の回りに駆動する第3軸モータを中空手首フランジ、
第2中空ケーシング又は第1中空ケーシングに取付け、
第1中空ケーシングを前記第2軸の回りに駆動する第2
軸モータを前記中空手首基部又は前記第1中空ケーシン
グに取付けたので、図2に示すように、他の軸の回転に
よる「つれ回り」がなくなるため、回転させる軸の順番
に関係なく第1軸と第3軸を互いに反対方向にそれぞれ
180°回転させるだけで、作業工具、手首、アームお
よび内蔵されたケーブル・ホースなどのいかなる部品も
分解することなく簡単に勝手違い手首を有するロボット
に変更することが可能となった。また、同時に有限のね
じれ角を有するケーブル・ホースの初期ねじれを取り除
くことが可能になるため、ケーブル・ホースの寿命を低
下させることがない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】上腕後方の上腕ケーシング32から中空手
首フランジ6までの連続した空間(順に、中空部28、
中空部27、中空部29、開口部33、中空部30及び
中空部31)に作業工具38に供給するケーブル・ホー
ス40および第2軸モータ8用ケーブル10、第3軸モ
ータ9用ケーブル12を挿通させ、作業工具38に供給
するケーブル・ホース40、第2軸モータ8用ケーブル
10及び第3軸モータ9用ケーブル12は、上腕ケーシ
ング32と中空手首フランジ6にそれぞれクランプ4
3、44で固定され、第2軸モータ8用ケーブル10は
再び中空部31から中空部30を通って開口部33より
第2軸モータ8へ配線される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上腕に第1軸の回りを回転自在に支持され
    た中空シャフトと、前記中空シャフト先端に固定された
    中空手首基部と、前記第1軸に直交する第2軸の回りに
    揺動可能に前記中空手首基部に支持された第1中空ケー
    シングと、前記第2軸に直交する第3軸の回りに回転可
    能に前記第1中空ケーシングに支持された第2中空ケー
    シングと、前記第2中空ケーシングに固着された中空手
    首フランジとを有し、前記第2中空ケーシングを第3軸
    の回りに駆動する第3軸モータを前記手首フランジ又は
    前記第2中空ケーシングに取付けかつモータからの出力
    歯車を前記第1中空ケーシングに固着された中空歯車と
    噛み合わせたことを特徴とする産業ロボットの手首・ア
    ーム構造。
  2. 【請求項2】前記第3軸モータを前記中空手首フランジ
    に固定した作業工具上又は前記中空手首フランジの作業
    工具取付側に配置し、かつ前記第1中空ケーシングを第
    2軸の回りに駆動する第2軸モータを前記中空手首基部
    に配置したことを特徴とする請求項1記載の産業ロボッ
    トの手首・アーム構造。
  3. 【請求項3】第1軸と第3軸の交点付近に大きな開口部
    を設け、前記中空シャフト及び中空手首基部の各内周中
    空部、前記開口部及び前記第2中空ケーシング及び中空
    手首フランジの各内周中空部とにより、前記上腕後方か
    ら前記中空手首フランジまで連続した中空の通路を確保
    し、前記連続した中空の通路内に前記作業工具と連結す
    るケーブル・ホース、及び前記第2軸モータ、第3軸モ
    ータとそれぞれ連結されるケーブルを挿通させるように
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の産業
    ロボットの手首・アーム構造。
  4. 【請求項4】前記第2中空ケーシングを第3軸の回りに
    駆動する第3軸モータを前記第1ケーシングに取付けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の産業ロボ
    ットの手首・アーム構造。
  5. 【請求項5】前記中空シャフトを駆動する第1軸モータ
    を減速する第1の減速機を介して前記中空シャフトが上
    腕に支持され、前記第1中空ケーシングを駆動する第2
    軸モータを減速する第2の減速機を介して前記第1中空
    ケーシングは手首基部に支持され、前記第2中空ケーシ
    ングを駆動する第3軸モータを減速する第3の減速機を
    介して前記第2中空ケーシングは第1中空ケーシングに
    支持されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のう
    ちのいずれか1に記載の産業ロボットの手首・アーム構
    造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112743518A (zh) * 2020-12-28 2021-05-04 国工信(沧州)机器人有限公司 手腕中空多用途工业机器人
CN114406780A (zh) * 2022-01-11 2022-04-29 中铁电气化局集团有限公司 一种斜腕臂生产系统及其控制方法

Cited By (2)

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