JP2002370147A - 研磨工具 - Google Patents
研磨工具Info
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- JP2002370147A JP2002370147A JP2001176523A JP2001176523A JP2002370147A JP 2002370147 A JP2002370147 A JP 2002370147A JP 2001176523 A JP2001176523 A JP 2001176523A JP 2001176523 A JP2001176523 A JP 2001176523A JP 2002370147 A JP2002370147 A JP 2002370147A
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- Japan
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- tool
- polishing
- polishing tool
- polisher
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非球面レンズ等のような多種多様な曲率をも
つ被加工面においても常に小径のポリシャの研磨面全面
を被加工面に一様に接触させて研磨圧力の不均一をなく
するとともに被加工面への追随性を向上させる。 【解決手段】 被加工面に対して十分小さい小径のポリ
シャ1aが取り付けられる研磨工具部材1と、研磨工具
部材1を吸着保持する工具保持部2と、工具保持部2を
支持する工具支持部3とを有し、工具保持部2の凸球面
2aと工具支持部3の凹球面3aとを複数の球体5を介
して対向させた研磨工具10において、ポリシャ1aと
弾性体1bが複数のピエゾ素子7を介して研磨工具部材
1に取り付けられ、被加工物の曲面形状データに従って
各加工位置における被加工曲面の変位量に相当する電圧
を各ピエゾ素子7に加えて、ピエゾ素子7をそれぞれ伸
縮させポリシャ1aの研磨面を被加工面の曲面形状に沿
って変形させる。
つ被加工面においても常に小径のポリシャの研磨面全面
を被加工面に一様に接触させて研磨圧力の不均一をなく
するとともに被加工面への追随性を向上させる。 【解決手段】 被加工面に対して十分小さい小径のポリ
シャ1aが取り付けられる研磨工具部材1と、研磨工具
部材1を吸着保持する工具保持部2と、工具保持部2を
支持する工具支持部3とを有し、工具保持部2の凸球面
2aと工具支持部3の凹球面3aとを複数の球体5を介
して対向させた研磨工具10において、ポリシャ1aと
弾性体1bが複数のピエゾ素子7を介して研磨工具部材
1に取り付けられ、被加工物の曲面形状データに従って
各加工位置における被加工曲面の変位量に相当する電圧
を各ピエゾ素子7に加えて、ピエゾ素子7をそれぞれ伸
縮させポリシャ1aの研磨面を被加工面の曲面形状に沿
って変形させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズやミラー等
の光学素子あるいは金型等を研磨する際に使用される研
磨工具に関するものである。
の光学素子あるいは金型等を研磨する際に使用される研
磨工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高度な形状精度が要求されるレンズ、ミ
ラー等の光学素子や精密部品を成形加工するための成形
用金型等を仕上げ研磨する際には、一般に、ピッチやポ
リウレタン等からなるポリシャを用いる研磨工具が従来
から使用されており、このポリシャの研磨面を被加工面
に対して押し付け、研磨面と被加工面の間に研磨液を供
給しながら、ポリシャを被加工面に対して回転運動ある
いは揺動運動させて加工を行っている。
ラー等の光学素子や精密部品を成形加工するための成形
用金型等を仕上げ研磨する際には、一般に、ピッチやポ
リウレタン等からなるポリシャを用いる研磨工具が従来
から使用されており、このポリシャの研磨面を被加工面
に対して押し付け、研磨面と被加工面の間に研磨液を供
給しながら、ポリシャを被加工面に対して回転運動ある
いは揺動運動させて加工を行っている。
【0003】しかしながら、被加工面が凹凸面や曲率が
変化する曲面を有するような場合には、一般的な研磨工
具の研磨面では被加工面上の変化する曲率に対応でき
ず、被加工面に対して均一な加圧力を作用させることが
できなくなり一様に研磨加工することができないという
問題点がある。
変化する曲面を有するような場合には、一般的な研磨工
具の研磨面では被加工面上の変化する曲率に対応でき
ず、被加工面に対して均一な加圧力を作用させることが
できなくなり一様に研磨加工することができないという
問題点がある。
【0004】そこで、レンズやミラーあるいは成形用金
型等の被加工面における凹凸面や曲面に対して均一な加
圧力を作用させることができるように、図3や図4に図
示するような研磨工具が提案されている。
型等の被加工面における凹凸面や曲面に対して均一な加
圧力を作用させることができるように、図3や図4に図
示するような研磨工具が提案されている。
【0005】図3に示す研磨工具100は、工具基体1
01に取り付けられた弾性体材料からなる液体収納部材
102の内部に液体あるいは気体103を導入し、該液
体収納部材102の下面にポリシャ104を固着して構
成されており、ポリシャ104の研磨面全面に均一な圧
力が作用するようにしている。
01に取り付けられた弾性体材料からなる液体収納部材
102の内部に液体あるいは気体103を導入し、該液
体収納部材102の下面にポリシャ104を固着して構
成されており、ポリシャ104の研磨面全面に均一な圧
力が作用するようにしている。
【0006】また、図4に示す研磨工具110は、特公
平5−58864号公報等に開示されているように、支
持部材111に制御手段により個別に作動可能な複数の
変位アクチュエータ112を配置し、これらの変位アク
チュエータ112の作動によって変位する出力側の部材
113に弾性体からなる工具部材114を取り付けて構
成されており、複数個の変位アクチュエータ112の作
動によって工具部材114の研磨面形状を被加工面の形
状に相応するように変形させて研磨するようにしてい
る。
平5−58864号公報等に開示されているように、支
持部材111に制御手段により個別に作動可能な複数の
変位アクチュエータ112を配置し、これらの変位アク
チュエータ112の作動によって変位する出力側の部材
113に弾性体からなる工具部材114を取り付けて構
成されており、複数個の変位アクチュエータ112の作
動によって工具部材114の研磨面形状を被加工面の形
状に相応するように変形させて研磨するようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の研磨工具において、特に、図3に図示する研磨
工具においては、液体103を導入した液体収納部材1
02を介してポリシャ104を被加工面に押し付けるた
め、押し付け力が弱い場合や液体収納部材102の弾性
体の硬度や厚みによっては、曲率半径の小さな被加工物
等を研磨するときに、ポリシャ104の全面が均一に被
加工面に接触しない場合が生じる。また、工具基体10
1とポリシャ104の間に液体103を介在させるた
め、運動方向に対する剛性が弱く、研磨加工時において
ポリシャ104と被加工面との間の摩擦抵抗により工具
本体101とポリシャ104との間に位置ずれが発生す
る場合がある。
た従来の研磨工具において、特に、図3に図示する研磨
工具においては、液体103を導入した液体収納部材1
02を介してポリシャ104を被加工面に押し付けるた
め、押し付け力が弱い場合や液体収納部材102の弾性
体の硬度や厚みによっては、曲率半径の小さな被加工物
等を研磨するときに、ポリシャ104の全面が均一に被
加工面に接触しない場合が生じる。また、工具基体10
1とポリシャ104の間に液体103を介在させるた
め、運動方向に対する剛性が弱く、研磨加工時において
ポリシャ104と被加工面との間の摩擦抵抗により工具
本体101とポリシャ104との間に位置ずれが発生す
る場合がある。
【0008】また、図4に図示する研磨工具において
は、被加工面に対して工具部材114を相対的に摺動さ
せることにより加工を行う際に、加工中に変位アクチュ
エータ112を各々作動させ、工具部材114の形状を
部分的に独立変化させて、個々に被加工面を押圧する力
を調整し、全体として所望の曲面を形成しようとするも
のであるけれども、曲率変化が大きな被加工面に対して
は、ポリシャとなる部材の降伏応力や成形可能な大きさ
等の制約により、被加工物に対して十分に小さい小径の
研磨工具を構成することが必要であるが、工具面に複数
の変位アクチュエータを並列させる構成であるために、
現状のアクチュエータのサイズでは、研磨工具の研磨面
を小径化することが困難であり、また、曲率が変化する
被加工面を高速度で研磨する際に、被加工面への追随性
に問題があった。
は、被加工面に対して工具部材114を相対的に摺動さ
せることにより加工を行う際に、加工中に変位アクチュ
エータ112を各々作動させ、工具部材114の形状を
部分的に独立変化させて、個々に被加工面を押圧する力
を調整し、全体として所望の曲面を形成しようとするも
のであるけれども、曲率変化が大きな被加工面に対して
は、ポリシャとなる部材の降伏応力や成形可能な大きさ
等の制約により、被加工物に対して十分に小さい小径の
研磨工具を構成することが必要であるが、工具面に複数
の変位アクチュエータを並列させる構成であるために、
現状のアクチュエータのサイズでは、研磨工具の研磨面
を小径化することが困難であり、また、曲率が変化する
被加工面を高速度で研磨する際に、被加工面への追随性
に問題があった。
【0009】そこで、本発明は、上記のような従来技術
の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであって、
非球面レンズ等のような多種多様な曲率をもつ被加工面
においても常に小径のポリシャの研磨面全面を被加工面
に一様に接触させて研磨圧力の不均一をなくすとともに
被加工面への追随性を向上させることができる研磨工具
を提供することを目的とするものである。
の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであって、
非球面レンズ等のような多種多様な曲率をもつ被加工面
においても常に小径のポリシャの研磨面全面を被加工面
に一様に接触させて研磨圧力の不均一をなくすとともに
被加工面への追随性を向上させることができる研磨工具
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の研磨工具は、被加工物の被加工面に対して
十分小さい小径のポリシャが取り付けられる研磨工具部
材と該研磨工具部材を保持する工具保持部材とを有する
研磨工具において、前記ポリシャは、複数のピエゾ素子
または複数のバイメタルとヒーターを介して前記研磨工
具部材に取り付けられ、該複数のピエゾ素子または複数
のヒーターは、被加工面の曲面形状に応じて該複数のピ
エゾ素子または複数のヒーターをそれぞれ制御する制御
手段に接続され、該制御手段に基づいて制御される各ピ
エゾ素子の作動によりまたは各ヒーターの発熱によって
前記バイメタルを変形させることにより前記ポリシャの
研磨面の曲率や形状を変化させることを特徴とする。
に、本発明の研磨工具は、被加工物の被加工面に対して
十分小さい小径のポリシャが取り付けられる研磨工具部
材と該研磨工具部材を保持する工具保持部材とを有する
研磨工具において、前記ポリシャは、複数のピエゾ素子
または複数のバイメタルとヒーターを介して前記研磨工
具部材に取り付けられ、該複数のピエゾ素子または複数
のヒーターは、被加工面の曲面形状に応じて該複数のピ
エゾ素子または複数のヒーターをそれぞれ制御する制御
手段に接続され、該制御手段に基づいて制御される各ピ
エゾ素子の作動によりまたは各ヒーターの発熱によって
前記バイメタルを変形させることにより前記ポリシャの
研磨面の曲率や形状を変化させることを特徴とする。
【0011】本発明の研磨工具において、前記制御手段
は、被加工面の曲面形状に応じて前記ポリシャ研磨面の
変位量を算出し、該算出された結果に基づいて、前記ポ
リシャの研磨面の曲率や形状を変化させるように構成さ
れていることが好ましい。
は、被加工面の曲面形状に応じて前記ポリシャ研磨面の
変位量を算出し、該算出された結果に基づいて、前記ポ
リシャの研磨面の曲率や形状を変化させるように構成さ
れていることが好ましい。
【0012】本発明の研磨工具において、前記ポリシャ
の研磨面は、被加工面の研磨位置に伴って自由に曲率を
変化しうるように構成されていることが好ましい。
の研磨面は、被加工面の研磨位置に伴って自由に曲率を
変化しうるように構成されていることが好ましい。
【0013】本発明の研磨工具において、前記工具保持
部材は、前記研磨工具部材を吸着保持する工具保持部と
該工具保持部を吸着支持する工具支持部とから構成さ
れ、前記工具保持部の上面に形成された凸球面と前記工
具支持部の下面に形成された凹球面とを複数の球体を挟
んで相対向するように配置し、前記凸球面と前記凹球面
の中心点をともに研磨面の中心点に一致させてあること
が好ましい。
部材は、前記研磨工具部材を吸着保持する工具保持部と
該工具保持部を吸着支持する工具支持部とから構成さ
れ、前記工具保持部の上面に形成された凸球面と前記工
具支持部の下面に形成された凹球面とを複数の球体を挟
んで相対向するように配置し、前記凸球面と前記凹球面
の中心点をともに研磨面の中心点に一致させてあること
が好ましい。
【0014】
【作用】本発明の研磨工具によれば、被加工物の被加工
面に対して十分小さい小径のポリシャに複数のピエゾ素
子あるいは複数のバイメタルとヒーターの組み合わせを
配置し、これらのピエゾ素子やヒーターを適宜作動させ
ることにより、ポリシャ研磨面を任意の曲率半径をもっ
た曲面に変形させることを可能にし、曲率半径の小さな
被加工面を研磨するときや、曲率が変化する被加工面等
を高速度で研磨するときにおいても、被加工物の曲面形
状に関するデータに基づいて各々の位置における変位に
応じてポリシャの研磨面の曲率を変化させることがで
き、ポリシャの研磨面全面を常に一様に被加工面に接触
させることができ、研磨圧力のムラをなくすることがで
きる。
面に対して十分小さい小径のポリシャに複数のピエゾ素
子あるいは複数のバイメタルとヒーターの組み合わせを
配置し、これらのピエゾ素子やヒーターを適宜作動させ
ることにより、ポリシャ研磨面を任意の曲率半径をもっ
た曲面に変形させることを可能にし、曲率半径の小さな
被加工面を研磨するときや、曲率が変化する被加工面等
を高速度で研磨するときにおいても、被加工物の曲面形
状に関するデータに基づいて各々の位置における変位に
応じてポリシャの研磨面の曲率を変化させることがで
き、ポリシャの研磨面全面を常に一様に被加工面に接触
させることができ、研磨圧力のムラをなくすることがで
きる。
【0015】さらに、研磨工具を構成する工具保持部の
凸球面と工具支持部の凹球面とを複数の球体を挟んで相
対向するように配置し、それらの凸球面と凹球面の中心
点をともに研磨面の中心点に一致させる構成とすること
によって、研磨加工時の摩擦力の作用点と回転中心とを
一致させることができ、研磨工具が被加工面に沿ってど
のように傾斜した場合でも、研磨工具を転倒させようと
するモーメントを発生させることがなく、研磨工具は被
加工面の様々な形状にも充分追随することができるた
め、被加工面の圧力分布を一定に維持することができ、
また、研磨工具とポリシャとの間に位置ずれ等が発生す
ることもなく追随性が良く、被加工物の研磨加工を均一
な圧力分布でよりスムーズに行うことをを可能にする。
凸球面と工具支持部の凹球面とを複数の球体を挟んで相
対向するように配置し、それらの凸球面と凹球面の中心
点をともに研磨面の中心点に一致させる構成とすること
によって、研磨加工時の摩擦力の作用点と回転中心とを
一致させることができ、研磨工具が被加工面に沿ってど
のように傾斜した場合でも、研磨工具を転倒させようと
するモーメントを発生させることがなく、研磨工具は被
加工面の様々な形状にも充分追随することができるた
め、被加工面の圧力分布を一定に維持することができ、
また、研磨工具とポリシャとの間に位置ずれ等が発生す
ることもなく追随性が良く、被加工物の研磨加工を均一
な圧力分布でよりスムーズに行うことをを可能にする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0017】先ず、本発明に係る研磨工具の第1実施例
について図1を参照して説明する。図1に図示する本実
施例の研磨工具10は、被加工物の被加工面に対して十
分小さい小径のポリシャ1aが取り付けられる研磨工具
部材1と、研磨工具部材1を保持する工具保持部材とを
有し、この工具保持部材は、研磨工具部材1を吸着保持
するとともに上面を凸球面2aとする工具保持部2と、
工具保持部2の凸球面2aに対向する凹球面3aを下面
側に有し、上面側にはコネクター6が固定されている工
具支持部3と、工具保持部2の凸球面2aと工具支持部
3の凹球面3aとの間に配設された複数の球体5とで構
成されている。
について図1を参照して説明する。図1に図示する本実
施例の研磨工具10は、被加工物の被加工面に対して十
分小さい小径のポリシャ1aが取り付けられる研磨工具
部材1と、研磨工具部材1を保持する工具保持部材とを
有し、この工具保持部材は、研磨工具部材1を吸着保持
するとともに上面を凸球面2aとする工具保持部2と、
工具保持部2の凸球面2aに対向する凹球面3aを下面
側に有し、上面側にはコネクター6が固定されている工
具支持部3と、工具保持部2の凸球面2aと工具支持部
3の凹球面3aとの間に配設された複数の球体5とで構
成されている。
【0018】研磨工具部材1は、金属等の磁性体で円筒
状に作製され、被加工面と対向する下面には、被加工物
の被加工面に対して十分小さい小径のポリウレタン等の
シートからなるポリシャ1aおよびポリシャ1aに貼り
付けられた弾性体1bが、複数のピエゾ素子7を介して
取り付けられている。
状に作製され、被加工面と対向する下面には、被加工物
の被加工面に対して十分小さい小径のポリウレタン等の
シートからなるポリシャ1aおよびポリシャ1aに貼り
付けられた弾性体1bが、複数のピエゾ素子7を介して
取り付けられている。
【0019】研磨工具部材1を保持するための工具保持
部2は、金属等の磁性体からなり、図示上面を凸球面2
aとし、その中央部には、ネジ4bにより取り付けられ
た金属製の磁石ホルダ4aを介して磁石4が固定されて
おり、また、工具保持部2の下面中央部に形成された穴
2bにはベアリング2cを介して研磨工具部材1が挿入
され、該研磨工具部材1は、磁石4の磁力により、工具
保持部2に吸着保持されている。工具保持部2の凸球面
2aはその中心点が吸着保持される研磨工具部材1のポ
リシャ1aの研磨面の中心点Oと一致するように形成さ
れている。
部2は、金属等の磁性体からなり、図示上面を凸球面2
aとし、その中央部には、ネジ4bにより取り付けられ
た金属製の磁石ホルダ4aを介して磁石4が固定されて
おり、また、工具保持部2の下面中央部に形成された穴
2bにはベアリング2cを介して研磨工具部材1が挿入
され、該研磨工具部材1は、磁石4の磁力により、工具
保持部2に吸着保持されている。工具保持部2の凸球面
2aはその中心点が吸着保持される研磨工具部材1のポ
リシャ1aの研磨面の中心点Oと一致するように形成さ
れている。
【0020】工具支持部3は、金属等の磁性体からな
り、図示下面側に形成された凹球面3aは、その中心点
が前記研磨面の中心点Oと一致するように形成されてい
る。工具支持部3と工具保持部2は、それぞれの凹球面
3aと凸球面2aとによりステンレス等の非磁性体から
なる3個の球体5を挟んだ状態で、前記磁石4の磁力に
より常に吸引される構成になっており、工具支持部3は
工具保持部2を磁石4の磁力により吸着支持する。ま
た、工具支持部3と工具保持部2の下方部分は適当な可
撓性部材3bで連結され、この可撓性部材3bによって
凹球面3aと凸球面2a間の空間は密閉される。
り、図示下面側に形成された凹球面3aは、その中心点
が前記研磨面の中心点Oと一致するように形成されてい
る。工具支持部3と工具保持部2は、それぞれの凹球面
3aと凸球面2aとによりステンレス等の非磁性体から
なる3個の球体5を挟んだ状態で、前記磁石4の磁力に
より常に吸引される構成になっており、工具支持部3は
工具保持部2を磁石4の磁力により吸着支持する。ま
た、工具支持部3と工具保持部2の下方部分は適当な可
撓性部材3bで連結され、この可撓性部材3bによって
凹球面3aと凸球面2a間の空間は密閉される。
【0021】凹球面3aと凸球面2aの間に配設された
各球体5は、リテナー5aにより案内されて研磨工具部
材1の中心軸周りに常に120°ずつ間をおいて配置さ
れ、工具保持部2と工具支持部3がどのように相対移動
をおこなっても自由に転がることができるように構成さ
れている。また、各球体5の外径は、前記凹球面3aの
半径と前記凸球面2aの半径の差に等しくなっている。
各球体5は、リテナー5aにより案内されて研磨工具部
材1の中心軸周りに常に120°ずつ間をおいて配置さ
れ、工具保持部2と工具支持部3がどのように相対移動
をおこなっても自由に転がることができるように構成さ
れている。また、各球体5の外径は、前記凹球面3aの
半径と前記凸球面2aの半径の差に等しくなっている。
【0022】工具支持部3の上面側にはコネクター6が
ネジ6b等により固定され、このコネクター6の内部に
は穴6aが設けられ、この穴6aは、研磨工具部材1、
工具保持部2、工具支持部3等の中心部を貫通する穴に
連通され、これらの穴を通して前記各ピエゾ素子7の配
線7aを引き出している。
ネジ6b等により固定され、このコネクター6の内部に
は穴6aが設けられ、この穴6aは、研磨工具部材1、
工具保持部2、工具支持部3等の中心部を貫通する穴に
連通され、これらの穴を通して前記各ピエゾ素子7の配
線7aを引き出している。
【0023】複数のピエゾ素子7は、それぞれ、配線7
aを介して、制御手段(不図示)に接続され、制御手段
から適宜印加される電圧によってそれぞれ伸縮し、ポリ
シャ1aの研磨面の曲率を適宜変化させることができる
ように構成されている。制御手段は、適宜入力される被
加工物の曲面形状に関するデータあるいは被加工面の計
測結果に基づく曲面形状のデータ、および、研磨工具1
0の加工位置や加工速度等に応じて、それぞれの加工位
置において必要とされる加工面形状(例えば、曲率半
径)を算出し、それぞれの加工位置における曲面の変位
量に相当する電圧を印加して各ピエゾ素子7を適宜伸縮
させ、ポリシャ1aの研磨面の曲率を変化させる。
aを介して、制御手段(不図示)に接続され、制御手段
から適宜印加される電圧によってそれぞれ伸縮し、ポリ
シャ1aの研磨面の曲率を適宜変化させることができる
ように構成されている。制御手段は、適宜入力される被
加工物の曲面形状に関するデータあるいは被加工面の計
測結果に基づく曲面形状のデータ、および、研磨工具1
0の加工位置や加工速度等に応じて、それぞれの加工位
置において必要とされる加工面形状(例えば、曲率半
径)を算出し、それぞれの加工位置における曲面の変位
量に相当する電圧を印加して各ピエゾ素子7を適宜伸縮
させ、ポリシャ1aの研磨面の曲率を変化させる。
【0024】以上のように構成される本実施例の研磨工
具10においては、研磨工具10が被加工面上を移動す
るのに伴い、予め与えられた被加工物の曲面形状に関す
るデータにしたがって、各々のピエゾ素子7にその加工
位置における曲面の変位量に相当する電圧を加えること
によってそれぞれのピエゾ素子7を適宜伸縮させ、弾性
体1bおよびポリシャ1aを変形させて、ポリシャ1a
の研磨面の曲率を変化させることができ、ポリシャ1a
が接触している部分の被加工面の曲面形状に沿った研磨
面を形成することができる。
具10においては、研磨工具10が被加工面上を移動す
るのに伴い、予め与えられた被加工物の曲面形状に関す
るデータにしたがって、各々のピエゾ素子7にその加工
位置における曲面の変位量に相当する電圧を加えること
によってそれぞれのピエゾ素子7を適宜伸縮させ、弾性
体1bおよびポリシャ1aを変形させて、ポリシャ1a
の研磨面の曲率を変化させることができ、ポリシャ1a
が接触している部分の被加工面の曲面形状に沿った研磨
面を形成することができる。
【0025】これにより、曲率半径の小さな被加工物を
研磨するとき、あるいは、曲率が変化する面などを高速
度で研磨するときでも、小径のポリシャの研磨面全面を
一様に被加工面に接触させることができ、研磨圧力のム
ラをなくすることができるとともに、研磨工具とポリシ
ャとの間に位置ずれが発生することもなくなり、追随性
を向上させることができる。
研磨するとき、あるいは、曲率が変化する面などを高速
度で研磨するときでも、小径のポリシャの研磨面全面を
一様に被加工面に接触させることができ、研磨圧力のム
ラをなくすることができるとともに、研磨工具とポリシ
ャとの間に位置ずれが発生することもなくなり、追随性
を向上させることができる。
【0026】また、研磨工具が被加工面に沿って運動す
る際に、研磨面や被加工面上に運動方向と反対向きに摩
擦力が生じ、この摩擦力は、本来なら研磨工具を転倒さ
せるようなモーメントとして作用するが、本実施例の研
磨工具10においては、工具保持部2の凸球面2aと工
具支持部3の凹球面3aとを球体5を挟んで相対向する
ように配置し、それらの凸球面2aと凹球面3aの中心
点がともに研磨面の中心点Oに位置するため、摩擦力の
作用点と回転中心とが一致し、前記モーメントが発生し
ない。これにより、研磨工具10が被加工面に沿ってど
のように傾斜した場合でも、研磨工具10を転倒させよ
うとするモーメントを発生させることがなく、さらに、
研磨工具10は被加工面の様々な形状にも充分追随する
ことができるため、被加工面の圧力分布を一定に維持す
ることができ、被加工物の研磨加工をよりスムーズに行
うことが可能となる。
る際に、研磨面や被加工面上に運動方向と反対向きに摩
擦力が生じ、この摩擦力は、本来なら研磨工具を転倒さ
せるようなモーメントとして作用するが、本実施例の研
磨工具10においては、工具保持部2の凸球面2aと工
具支持部3の凹球面3aとを球体5を挟んで相対向する
ように配置し、それらの凸球面2aと凹球面3aの中心
点がともに研磨面の中心点Oに位置するため、摩擦力の
作用点と回転中心とが一致し、前記モーメントが発生し
ない。これにより、研磨工具10が被加工面に沿ってど
のように傾斜した場合でも、研磨工具10を転倒させよ
うとするモーメントを発生させることがなく、さらに、
研磨工具10は被加工面の様々な形状にも充分追随する
ことができるため、被加工面の圧力分布を一定に維持す
ることができ、被加工物の研磨加工をよりスムーズに行
うことが可能となる。
【0027】次に、本発明に係る研磨工具の第2実施例
について図2を参照して説明する。本実施例は、前述し
た第1実施例におけるピエゾ素子7に代えて、バイメタ
ル8とヒーター9の組合せを用いている点で、前述した
第1実施例と相違する。なお、その他の部材や構成は、
前述した第1実施例と同様であって、同一符号を付し、
それらについての詳細は省略する。
について図2を参照して説明する。本実施例は、前述し
た第1実施例におけるピエゾ素子7に代えて、バイメタ
ル8とヒーター9の組合せを用いている点で、前述した
第1実施例と相違する。なお、その他の部材や構成は、
前述した第1実施例と同様であって、同一符号を付し、
それらについての詳細は省略する。
【0028】本実施例の研磨工具11は、被加工物の被
加工面に対して十分小さい小径のポリシャ1aが取り付
けられる研磨工具部材1と、研磨工具部材1を保持する
工具保持部材とを有し、この工具保持部材は、研磨工具
部材1を吸着保持するとともに上面を凸球面2aとする
工具保持部2と、工具保持部2の凸球面2aに対向する
ように凹球面3aを下面側に有し、上面側にはコネクタ
ー6が固定されている工具支持部3と、工具保持部2の
凸球面2aと工具支持部3の凹球面3aとの間に配設さ
れた複数の球体5とで構成され、小径のポリシャ1aと
弾性体1bは、複数のバイメタル8とこれらのバイメタ
ル8の上面にそれぞれ貼り付けたヒーター9を介して研
磨工具部材1に取り付けられている。複数のヒーター9
はそれぞれ配線9aを介して制御手段(不図示)に接続
され、制御手段から適宜印加される電流によってそれぞ
れ発熱し、各ヒーター9に対応するバイメタル8の曲率
を変化させて、ポリシャ1aの研磨面の曲率を適宜変化
させることができるように構成されている。
加工面に対して十分小さい小径のポリシャ1aが取り付
けられる研磨工具部材1と、研磨工具部材1を保持する
工具保持部材とを有し、この工具保持部材は、研磨工具
部材1を吸着保持するとともに上面を凸球面2aとする
工具保持部2と、工具保持部2の凸球面2aに対向する
ように凹球面3aを下面側に有し、上面側にはコネクタ
ー6が固定されている工具支持部3と、工具保持部2の
凸球面2aと工具支持部3の凹球面3aとの間に配設さ
れた複数の球体5とで構成され、小径のポリシャ1aと
弾性体1bは、複数のバイメタル8とこれらのバイメタ
ル8の上面にそれぞれ貼り付けたヒーター9を介して研
磨工具部材1に取り付けられている。複数のヒーター9
はそれぞれ配線9aを介して制御手段(不図示)に接続
され、制御手段から適宜印加される電流によってそれぞ
れ発熱し、各ヒーター9に対応するバイメタル8の曲率
を変化させて、ポリシャ1aの研磨面の曲率を適宜変化
させることができるように構成されている。
【0029】本実施例における研磨工具11において
は、研磨工具11が被加工面上を移動するのに伴い、予
め与えられた被加工物の曲面形状に関するデータにした
がって、各々のヒーター9にその加工位置における曲面
の変位量に相当する電流値を印加して各々のヒーター9
を発熱させることによって、バイメタル8の曲率を変化
させることができ、これにより、バイメタル8の下方に
貼り付けられている弾性体1bおよびポリシャ1aの研
磨面の曲率を変化させることができ、ポリシャ1aが接
触している部分の被加工面の曲面形状に沿った研磨面を
形成することができる。したがって、本実施例において
も、前述した第1実施例と同様に、ポリシャの研磨面全
面を一様に被加工面に接触させることができ、被加工面
の圧力分布を一定に維持することができ、研磨圧力のム
ラをなくすることができるとともに、研磨工具とポリシ
ャとの間に位置ずれが発生することもなくなり、追随性
を向上させることができる。
は、研磨工具11が被加工面上を移動するのに伴い、予
め与えられた被加工物の曲面形状に関するデータにした
がって、各々のヒーター9にその加工位置における曲面
の変位量に相当する電流値を印加して各々のヒーター9
を発熱させることによって、バイメタル8の曲率を変化
させることができ、これにより、バイメタル8の下方に
貼り付けられている弾性体1bおよびポリシャ1aの研
磨面の曲率を変化させることができ、ポリシャ1aが接
触している部分の被加工面の曲面形状に沿った研磨面を
形成することができる。したがって、本実施例において
も、前述した第1実施例と同様に、ポリシャの研磨面全
面を一様に被加工面に接触させることができ、被加工面
の圧力分布を一定に維持することができ、研磨圧力のム
ラをなくすることができるとともに、研磨工具とポリシ
ャとの間に位置ずれが発生することもなくなり、追随性
を向上させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
曲率半径の小さな被加工面を研磨するときや、曲率が変
化する被加工面等を高速度で研磨するときにおいても、
被加工物の曲面形状に関するデータに基づいて各々の位
置における変位に応じてポリシャの研磨面の曲率を変化
させることができ、ポリシャの研磨面全面を常に一様に
被加工面に接触させることができ、研磨圧力のムラをな
くすることができる。
曲率半径の小さな被加工面を研磨するときや、曲率が変
化する被加工面等を高速度で研磨するときにおいても、
被加工物の曲面形状に関するデータに基づいて各々の位
置における変位に応じてポリシャの研磨面の曲率を変化
させることができ、ポリシャの研磨面全面を常に一様に
被加工面に接触させることができ、研磨圧力のムラをな
くすることができる。
【0031】さらに、研磨工具を構成する工具保持部の
凸球面と工具支持部の凹球面とを複数の球体を挟んで相
対向するように配置し、それらの凸球面と凹球面の中心
点をともに研磨面の中心点に一致させる構成とすること
によって、研磨加工時の摩擦力の作用点と回転中心とを
一致させることができ、研磨工具が被加工面に沿ってど
のように傾斜した場合でも、研磨工具を転倒させようと
するモーメントを発生させることがなく、研磨工具は被
加工面の様々な形状にも充分追随することができるた
め、被加工面の圧力分布を一定に維持することができ、
また、研磨工具とポリシャとの間に位置ずれ等が発生す
ることもなく追随性が良く、被加工物の研磨加工均一な
圧力分布でよりスムーズに行うことをを可能にする。
凸球面と工具支持部の凹球面とを複数の球体を挟んで相
対向するように配置し、それらの凸球面と凹球面の中心
点をともに研磨面の中心点に一致させる構成とすること
によって、研磨加工時の摩擦力の作用点と回転中心とを
一致させることができ、研磨工具が被加工面に沿ってど
のように傾斜した場合でも、研磨工具を転倒させようと
するモーメントを発生させることがなく、研磨工具は被
加工面の様々な形状にも充分追随することができるた
め、被加工面の圧力分布を一定に維持することができ、
また、研磨工具とポリシャとの間に位置ずれ等が発生す
ることもなく追随性が良く、被加工物の研磨加工均一な
圧力分布でよりスムーズに行うことをを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る研磨工具の第1実施例の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本発明に係る研磨工具の第2実施例の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】従来の研磨工具の一例を示す概略的な断面図で
ある。
ある。
【図4】従来の研磨工具の他の一例を一部破断して示す
概略的な斜視図である。
概略的な斜視図である。
1 研磨工具部材 1a ポリシャ 1b 弾性体 2 工具保持部 2a 凸球面 3 工具支持部 3a 凹球面 4 磁石 4a 磁石ホルダ 5 球体 5a リテナー 6 コネクター 7 ピエゾ素子 7a 配線 8 バイメタル 9 ヒーター 9a 配線 10、11 研磨工具
Claims (4)
- 【請求項1】 被加工物の被加工面に対して十分小さい
小径のポリシャが取り付けられる研磨工具部材と該研磨
工具部材を保持する工具保持部材とを有する研磨工具に
おいて、前記ポリシャは、複数のピエゾ素子または複数
のバイメタルとヒーターを介して前記研磨工具部材に取
り付けられ、該複数のピエゾ素子または複数のヒーター
は、被加工面の曲面形状に応じて該複数のピエゾ素子ま
たは複数のヒーターをそれぞれ制御する制御手段に接続
され、該制御手段に基づいて制御される各ピエゾ素子の
作動によりまたは各ヒーターの発熱によって前記バイメ
タルを変形させることにより前記ポリシャの研磨面の曲
率や形状を変化させることを特徴とする研磨工具。 - 【請求項2】 前記制御手段は、被加工面の曲面形状に
応じて前記ポリシャ研磨面の変位量を算出し、該算出さ
れた結果に基づいて、前記ポリシャの研磨面の曲率や形
状を変化させるように構成されていることを特徴とする
請求項1記載の研磨工具。 - 【請求項3】 前記ポリシャの研磨面は、被加工面の研
磨位置に伴って自由に曲率を変化しうるように構成され
ていることを特徴とする請求項1記載の研磨工具。 - 【請求項4】 前記工具保持部材は、前記研磨工具部材
を吸着保持する工具保持部と該工具保持部を吸着支持す
る工具支持部とから構成され、前記工具保持部の上面に
形成された凸球面と前記工具支持部の下面に形成された
凹球面とを複数の球体を挟んで相対向するように配置
し、前記凸球面と前記凹球面の中心点をともに研磨面の
中心点に一致させてあることを特徴とする請求項1ない
し3のいずれか1項に記載の研磨工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001176523A JP2002370147A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 研磨工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001176523A JP2002370147A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 研磨工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002370147A true JP2002370147A (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=19017499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001176523A Pending JP2002370147A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 研磨工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002370147A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019505829A (ja) * | 2015-12-02 | 2019-02-28 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | 光学面を研磨する方法及び光学素子 |
-
2001
- 2001-06-12 JP JP2001176523A patent/JP2002370147A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019505829A (ja) * | 2015-12-02 | 2019-02-28 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | 光学面を研磨する方法及び光学素子 |
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