JP2002369770A - 肘掛付便器 - Google Patents
肘掛付便器Info
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- JP2002369770A JP2002369770A JP2001181175A JP2001181175A JP2002369770A JP 2002369770 A JP2002369770 A JP 2002369770A JP 2001181175 A JP2001181175 A JP 2001181175A JP 2001181175 A JP2001181175 A JP 2001181175A JP 2002369770 A JP2002369770 A JP 2002369770A
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- JP
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- toilet
- armrest
- metal plate
- armrests
- holes
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K17/00—Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
- A47K17/02—Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
- A47K17/026—Armrests mounted on or around the toilet
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K17/00—Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
- A47K17/02—Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
- A47K17/022—Wall mounted grab bars or handles, with or without support on the floor
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toilet Supplies (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】快適な使用感を有するともに、デザイン的にも
優れた肘掛付便器を提供する。 【解決手段】後部両端部を平面部とし、該平面部に複数
個の孔２ａを設けた便器２と、上記平面部に穿設された
複数個の孔２ａと対応する位置に複数個の孔３ａが穿設
された金属板３と、該金属板の左右側面に取付けられた
肘掛け１からなる便器２であって、上記便器２の後部両
端部平面部に穿設された孔２ａと、上記金属板３に穿設
された孔３ａとを挿通する螺合手段４によって上記金属
板３が上記便器２の後部に着脱自在に取付けられるとと
もに、上記肘掛け１は、その肘掛体１１の水平取付位置
より上方向に回動自在とされている。
優れた肘掛付便器を提供する。 【解決手段】後部両端部を平面部とし、該平面部に複数
個の孔２ａを設けた便器２と、上記平面部に穿設された
複数個の孔２ａと対応する位置に複数個の孔３ａが穿設
された金属板３と、該金属板の左右側面に取付けられた
肘掛け１からなる便器２であって、上記便器２の後部両
端部平面部に穿設された孔２ａと、上記金属板３に穿設
された孔３ａとを挿通する螺合手段４によって上記金属
板３が上記便器２の後部に着脱自在に取付けられるとと
もに、上記肘掛け１は、その肘掛体１１の水平取付位置
より上方向に回動自在とされている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、肘掛付便器に関す
る。さらに詳しくは、立ち上がりや、座る動作を容易に
するための肘掛けを備えた便器に関する。
る。さらに詳しくは、立ち上がりや、座る動作を容易に
するための肘掛けを備えた便器に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、快適なトイレ空間を提供するた
め、種々の肘掛付便器が提案されている。例えば、図９
に示すように、便器とは別途作成した肘掛けの両肘掛け
部の下部を延出して脚部とし、両脚部の間に便座が位置
するようにした便器用手すりが知られている。又、図１
０に示すように、便所の壁に手すりを設置して便器用手
すりとする技術も知られている。さらに特開２０００−
１５７４５６号公報に開示された種々の肘掛付便器が知
られている。
め、種々の肘掛付便器が提案されている。例えば、図９
に示すように、便器とは別途作成した肘掛けの両肘掛け
部の下部を延出して脚部とし、両脚部の間に便座が位置
するようにした便器用手すりが知られている。又、図１
０に示すように、便所の壁に手すりを設置して便器用手
すりとする技術も知られている。さらに特開２０００−
１５７４５６号公報に開示された種々の肘掛付便器が知
られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図９に
示す従来例は、両脚部が床面にあるため、掃除をすると
きに邪魔となり、デザイン的にも優れたものとはいえな
い。又、図１０に示す従来例は、壁と手すりの接合部に
補強が必要となり、又、取り付け工事を行わなければな
らず、経済的に有利とはいえない。そこで、本発明は、
快適な使用感を有するともに、デザイン的にも優れた肘
掛付便器を提供することをその課題とする。
示す従来例は、両脚部が床面にあるため、掃除をすると
きに邪魔となり、デザイン的にも優れたものとはいえな
い。又、図１０に示す従来例は、壁と手すりの接合部に
補強が必要となり、又、取り付け工事を行わなければな
らず、経済的に有利とはいえない。そこで、本発明は、
快適な使用感を有するともに、デザイン的にも優れた肘
掛付便器を提供することをその課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためにつぎのような技術的手段を講じている。すな
わち、本願第１発明によれば、後部両端部を平面部と
し、該平面部に複数個の孔を設けた便器と、上記平面部
に穿設された複数個の孔と対応する位置に複数個の孔が
穿設された金属板と、該金属板の左右側面に取付けられ
た肘掛けと、からなる便器であって、上記便器の後部両
端部平面部に穿設された孔と、上記金属板に穿設された
孔とを挿通する螺合手段によって上記金属板が上記便器
の後部に着脱自在に取付けられるとともに、上記肘掛け
はその肘掛体の水平取付位置より上方向に回動自在とさ
れた肘掛付便器が提供される。
するためにつぎのような技術的手段を講じている。すな
わち、本願第１発明によれば、後部両端部を平面部と
し、該平面部に複数個の孔を設けた便器と、上記平面部
に穿設された複数個の孔と対応する位置に複数個の孔が
穿設された金属板と、該金属板の左右側面に取付けられ
た肘掛けと、からなる便器であって、上記便器の後部両
端部平面部に穿設された孔と、上記金属板に穿設された
孔とを挿通する螺合手段によって上記金属板が上記便器
の後部に着脱自在に取付けられるとともに、上記肘掛け
はその肘掛体の水平取付位置より上方向に回動自在とさ
れた肘掛付便器が提供される。
【０００５】上記肘掛けは通常、肘掛体とア−ムから構
成される。又、上記便器の後部両端部の平面部に穿設さ
れた複数個の孔の位置と、上記金属板に穿設された複数
個の孔の位置とを上下にずらせて螺合手段により螺合す
ることにより、上記金属板の取付高さを調節することが
可能となる。又、上記金属板を左右に分割することによ
り、左右の肘掛けの取付高さを独立して上下に調節する
ことも可能となる。このように、肘掛けは、金属板を介
して取り付けられているため、取付部分にかかる荷重は
主として、金属板の左右両側面で分担することとなり、
便器にかかる負担を非常に少なくすことができる。好ま
しくは、上記肘掛けを構成する肘掛体自身の設置高さを
上下に微調整可能とする。
成される。又、上記便器の後部両端部の平面部に穿設さ
れた複数個の孔の位置と、上記金属板に穿設された複数
個の孔の位置とを上下にずらせて螺合手段により螺合す
ることにより、上記金属板の取付高さを調節することが
可能となる。又、上記金属板を左右に分割することによ
り、左右の肘掛けの取付高さを独立して上下に調節する
ことも可能となる。このように、肘掛けは、金属板を介
して取り付けられているため、取付部分にかかる荷重は
主として、金属板の左右両側面で分担することとなり、
便器にかかる負担を非常に少なくすことができる。好ま
しくは、上記肘掛けを構成する肘掛体自身の設置高さを
上下に微調整可能とする。
【０００６】つぎに、本願第２発明によれば、肘掛体と
ア−ムからなる肘掛けを備えた便器と、該肘掛体の便器
側に着脱自在に装着された吐水ヘッドと、からなる便器
であって、該吐水ヘッドへの給水を行う手元ホ−ス、該
手元ホ−スに接続されるとともに、この手元ホ−スを巻
き取る方向に動作するホ−スリ−ル及び、該ホ−スリ−
ルに給水を行う給水ホ−スを含むことを特徴とする肘掛
付便器が提供される。
ア−ムからなる肘掛けを備えた便器と、該肘掛体の便器
側に着脱自在に装着された吐水ヘッドと、からなる便器
であって、該吐水ヘッドへの給水を行う手元ホ−ス、該
手元ホ−スに接続されるとともに、この手元ホ−スを巻
き取る方向に動作するホ−スリ−ル及び、該ホ−スリ−
ルに給水を行う給水ホ−スを含むことを特徴とする肘掛
付便器が提供される。
【０００７】さらに、上記手元ホ−スは、上記ア−ムの
便器側に沿って配設されることが好ましい。このように
することによって、手元ホ−スを目立たなくすることが
できるとともに、ホ−スリ−ルが常に、手元ホ−スを巻
き取る方向に動作し、ホ−スが露出することを防ぐた
め、見栄えのよいものとなる。
便器側に沿って配設されることが好ましい。このように
することによって、手元ホ−スを目立たなくすることが
できるとともに、ホ−スリ−ルが常に、手元ホ−スを巻
き取る方向に動作し、ホ−スが露出することを防ぐた
め、見栄えのよいものとなる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照してより詳細に説明する。図１
は、本発明にかかる肘掛付便器の斜視図であり、図２は
分解側面図である。図１、図２からよくわかるように、
本発明の肘掛付便器は、後部両端部を平面部とするとと
もに該平面部に複数個の孔２ａを設けた便器２と、上記
後部両端部に穿設された複数個の孔２ａと対応する位置
に複数個の孔３ａが穿設された金属板３と、この金属板
３の左右側面に取付けられた肘掛け１から構成されてい
る。
態について、図面を参照してより詳細に説明する。図１
は、本発明にかかる肘掛付便器の斜視図であり、図２は
分解側面図である。図１、図２からよくわかるように、
本発明の肘掛付便器は、後部両端部を平面部とするとと
もに該平面部に複数個の孔２ａを設けた便器２と、上記
後部両端部に穿設された複数個の孔２ａと対応する位置
に複数個の孔３ａが穿設された金属板３と、この金属板
３の左右側面に取付けられた肘掛け１から構成されてい
る。
【０００９】又、上記金属板３は、便器２の後部両端部
平面部に穿設された孔２ａと、金属板３に穿設された孔
３ａとを挿通する螺合手段４によって便器の後部に着脱
自在に取付けられている。肘掛け１は、肘掛体１１とア
−ム１２からなるとともに、その肘掛体１１の水平取付
位置より上方向に回動自在に上記金属板３に取付けられ
ている。
平面部に穿設された孔２ａと、金属板３に穿設された孔
３ａとを挿通する螺合手段４によって便器の後部に着脱
自在に取付けられている。肘掛け１は、肘掛体１１とア
−ム１２からなるとともに、その肘掛体１１の水平取付
位置より上方向に回動自在に上記金属板３に取付けられ
ている。
【００１０】図３（イ）は、肘掛け１と金属板３との分
解斜視図である。図３（イ）からよくわかるように、ア
−ム１２の下部には軸受け部１２ａ、１２ｂが設けられ
ており、金属板３の側部には、夫々その端面に螺孔を有
する軸部３Ａ、３Ｂが設けられている。ここで、上記軸
部３Ａ、３Ｂを軸受け部１２ａ、１２ｂに嵌挿し、肘掛
け１が肘掛体１１の水平取付位置より上方向に回動自在
となるようネジ等のア−ム固定手段５によって、ネジ留
めする。図3（ロ）は、肘掛け１を金属板３へ取り付け
たとき、肘掛体１１の水平取付位置より上方向に肘掛け
１が回動自在となるようにした状態を示す側面図であ
る。このように、肘掛け１をその肘掛体１１の水平取付
位置より上方向に回動自在とすることによって、肘掛け
１を使用しない場合や、掃除等のときにははねあげて、
邪魔とならないようにすることができる。
解斜視図である。図３（イ）からよくわかるように、ア
−ム１２の下部には軸受け部１２ａ、１２ｂが設けられ
ており、金属板３の側部には、夫々その端面に螺孔を有
する軸部３Ａ、３Ｂが設けられている。ここで、上記軸
部３Ａ、３Ｂを軸受け部１２ａ、１２ｂに嵌挿し、肘掛
け１が肘掛体１１の水平取付位置より上方向に回動自在
となるようネジ等のア−ム固定手段５によって、ネジ留
めする。図3（ロ）は、肘掛け１を金属板３へ取り付け
たとき、肘掛体１１の水平取付位置より上方向に肘掛け
１が回動自在となるようにした状態を示す側面図であ
る。このように、肘掛け１をその肘掛体１１の水平取付
位置より上方向に回動自在とすることによって、肘掛け
１を使用しない場合や、掃除等のときにははねあげて、
邪魔とならないようにすることができる。
【００１１】上記肘掛け１を左右側面に取付けた金属板
３は、便器２の後部両端部平面部に穿設された複数個の
孔２ａ及び、金属板３に穿設された複数個の孔３ａを介
し、螺合手段４によって便器２の後部に着脱自在に取付
けられる。このとき、金属板３の位置を上下にずらせ、
便器２の後部両端部平面部に穿設された孔２ａ及び、金
属板３に穿設された孔３ａの位置をずらせて螺合手段４
を用いて固定することにより、肘掛け１の取付高さを調
節することができる。図４（イ）、（ロ）の後正面図に
その状態を示す。さらに、図５に示すように、金属板３
を左右に分割し、各肘掛けごとに、左金属板３Ｌと右金
属板３Ｒを螺合手段により螺合することにより、左右肘
掛けの取付高さをそれぞれ、調節することも可能とな
る。
３は、便器２の後部両端部平面部に穿設された複数個の
孔２ａ及び、金属板３に穿設された複数個の孔３ａを介
し、螺合手段４によって便器２の後部に着脱自在に取付
けられる。このとき、金属板３の位置を上下にずらせ、
便器２の後部両端部平面部に穿設された孔２ａ及び、金
属板３に穿設された孔３ａの位置をずらせて螺合手段４
を用いて固定することにより、肘掛け１の取付高さを調
節することができる。図４（イ）、（ロ）の後正面図に
その状態を示す。さらに、図５に示すように、金属板３
を左右に分割し、各肘掛けごとに、左金属板３Ｌと右金
属板３Ｒを螺合手段により螺合することにより、左右肘
掛けの取付高さをそれぞれ、調節することも可能とな
る。
【００１２】図４（イ）、（ロ）から明らかなように本
実施形態においては、肘掛け１はその取付高さを２段階
で調節できる。しかし、便器２の後部両端部平面部に穿
設された複数個の孔２ａの数を増やすことにより、さら
に多段階での調節が可能となる。例えば、孔２ａの数を
各端部について４個とし、孔３ａを一列２個とすること
により、３段階での調節が可能となる。又、図１、図２
における便器側面に形成した凹部は説明を容易にするた
めに、蓋部を除いて示しているが、もちろん、蓋をして
使用してもよい。
実施形態においては、肘掛け１はその取付高さを２段階
で調節できる。しかし、便器２の後部両端部平面部に穿
設された複数個の孔２ａの数を増やすことにより、さら
に多段階での調節が可能となる。例えば、孔２ａの数を
各端部について４個とし、孔３ａを一列２個とすること
により、３段階での調節が可能となる。又、図１、図２
における便器側面に形成した凹部は説明を容易にするた
めに、蓋部を除いて示しているが、もちろん、蓋をして
使用してもよい。
【００１３】好ましい実施形態においては、肘掛体１１
自身を上下させ、その設置高さを微調整できる構成とす
る。以下、図６を用いて説明する。図６は、肘掛体１１
自身を上下させる機構を示す側断面図である。図６にお
いて、ア−ム１２の上部には、プレ−ト部１２１が接合
されており、肘掛体１１の裏面には、凹部が設けられて
いる。この凹部に肘掛体１１から固定プレ−ト１１１を
垂下固定手段１１２により垂下、固定する。一方、プレ
−ト部１２１に螺合した高さ調整ネジ１２２は、上記固
定プレ−ト１１１に設けられた孔と遊嵌合し、その末端
が上記肘掛体１１の裏面に当接する。好ましくは、高さ
調整ネジ１２２は、その末端にすりわり１２３を備え
る。
自身を上下させ、その設置高さを微調整できる構成とす
る。以下、図６を用いて説明する。図６は、肘掛体１１
自身を上下させる機構を示す側断面図である。図６にお
いて、ア−ム１２の上部には、プレ−ト部１２１が接合
されており、肘掛体１１の裏面には、凹部が設けられて
いる。この凹部に肘掛体１１から固定プレ−ト１１１を
垂下固定手段１１２により垂下、固定する。一方、プレ
−ト部１２１に螺合した高さ調整ネジ１２２は、上記固
定プレ−ト１１１に設けられた孔と遊嵌合し、その末端
が上記肘掛体１１の裏面に当接する。好ましくは、高さ
調整ネジ１２２は、その末端にすりわり１２３を備え
る。
【００１４】このようにすることによって、ネジ１２２
の頭に設けられたネジ溝を下側からドライバ−等で右回
し、あるいは左回しすれば、プレ−ト部１２１をベ−ス
にして肘掛体１１を上下することができる。又、、この
ような操作は、左右肘掛体１１それぞれについて、独立
して行うことができるため、両肘掛体１１の設置高さの
微調整を同時に、又は別個に行うことができる。
の頭に設けられたネジ溝を下側からドライバ−等で右回
し、あるいは左回しすれば、プレ−ト部１２１をベ−ス
にして肘掛体１１を上下することができる。又、、この
ような操作は、左右肘掛体１１それぞれについて、独立
して行うことができるため、両肘掛体１１の設置高さの
微調整を同時に、又は別個に行うことができる。
【００１５】つぎに、本願第２発明にかかる好ましい実
施形態について説明する。図７は吐水ヘッド６を備えた
肘掛付便器の側面図であり、図８は、上記吐水ヘッド６
を肘掛体１１に着脱自在に装着した状態を示す下面図で
ある。図７、図８からよくわかるように、吐水ヘッド６
は肘掛体１１の便座側に着脱自在に装着されている。吐
水ヘッド６への水は、分岐水栓６１から給水ホ−ス６２
でホ−スリ−ル６３に供給される。ホ−スリ−ル６３か
ら吐水ヘッド６への給水は手元ホ−ス６４によって行わ
れ、ホ−スリ−ル６３は、ア−ム１２の軸受け部１２ｂ
と同一軸に嵌合、固定されており、つる巻バネを組み込
んだドラム６５の作用によって常に、手元ホ−ス６４
を、巻き取る方向に動作する。
施形態について説明する。図７は吐水ヘッド６を備えた
肘掛付便器の側面図であり、図８は、上記吐水ヘッド６
を肘掛体１１に着脱自在に装着した状態を示す下面図で
ある。図７、図８からよくわかるように、吐水ヘッド６
は肘掛体１１の便座側に着脱自在に装着されている。吐
水ヘッド６への水は、分岐水栓６１から給水ホ−ス６２
でホ−スリ−ル６３に供給される。ホ−スリ−ル６３か
ら吐水ヘッド６への給水は手元ホ−ス６４によって行わ
れ、ホ−スリ−ル６３は、ア−ム１２の軸受け部１２ｂ
と同一軸に嵌合、固定されており、つる巻バネを組み込
んだドラム６５の作用によって常に、手元ホ−ス６４
を、巻き取る方向に動作する。
【００１６】上記実施形態において、ホ−スリ−ル６３
から吐水ヘッド６に至る手元ホ−ス６４は、ア−ム１２
の便器２側に沿わせて配設することが好ましい。このよ
うにすることによって、通常、手元ホ−ス６４はホ−ス
リ−ル６３に巻き取られた状態となり、又、ア−ム１２
と便器２の間に配設されているため、目立たず、見栄え
のよいものとなる。掃除等の際には、吐水ヘッド６を肘
掛体１１から外し、つる巻バネを組み込んだドラム６５
の力に抗して適当な位置にまで手元ホ−ス６４を伸ば
し、吐水ヘッド６に備えられた吐水操作ボタン６６を操
作して水洗作業を行う。このようにすることによって、
手元ホ−ス６４は伸縮自在となり、掃除等をするとき以
外は、ホ−スリ−ル６３に巻き取られているため、邪魔
にならず見栄えのよいトイレ空間を提供することができ
る。なお、上記は、公知の肘掛付便器に本願第２発明の
実施形態を適用して説明したが、本願第１発明にかかる
肘掛付便器に適用すればさらに好ましい効果を得ること
ができる。
から吐水ヘッド６に至る手元ホ−ス６４は、ア−ム１２
の便器２側に沿わせて配設することが好ましい。このよ
うにすることによって、通常、手元ホ−ス６４はホ−ス
リ−ル６３に巻き取られた状態となり、又、ア−ム１２
と便器２の間に配設されているため、目立たず、見栄え
のよいものとなる。掃除等の際には、吐水ヘッド６を肘
掛体１１から外し、つる巻バネを組み込んだドラム６５
の力に抗して適当な位置にまで手元ホ−ス６４を伸ば
し、吐水ヘッド６に備えられた吐水操作ボタン６６を操
作して水洗作業を行う。このようにすることによって、
手元ホ−ス６４は伸縮自在となり、掃除等をするとき以
外は、ホ−スリ−ル６３に巻き取られているため、邪魔
にならず見栄えのよいトイレ空間を提供することができ
る。なお、上記は、公知の肘掛付便器に本願第２発明の
実施形態を適用して説明したが、本願第１発明にかかる
肘掛付便器に適用すればさらに好ましい効果を得ること
ができる。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように本願第１発明にかかる
肘掛付便器は、後部両端部を平面部とし、該平面部に複
数個の孔を設けた便器と、上記平面部に穿設された複数
個の孔と対応する位置に複数個の孔が穿設された金属板
と、該金属板の左右側面に取付けられた肘掛けからなる
便器であって、上記便器の後部両端部平面部に穿設され
た孔と、上記金属板に穿設された孔とを挿通する螺合手
段によって上記金属板が上記便器の後部に着脱自在に取
付けられるとともに、上記肘掛けは、その肘掛体の水平
取付位置より上方向に回動自在とされている。
肘掛付便器は、後部両端部を平面部とし、該平面部に複
数個の孔を設けた便器と、上記平面部に穿設された複数
個の孔と対応する位置に複数個の孔が穿設された金属板
と、該金属板の左右側面に取付けられた肘掛けからなる
便器であって、上記便器の後部両端部平面部に穿設され
た孔と、上記金属板に穿設された孔とを挿通する螺合手
段によって上記金属板が上記便器の後部に着脱自在に取
付けられるとともに、上記肘掛けは、その肘掛体の水平
取付位置より上方向に回動自在とされている。
【００１８】このような構成とすることによって、金属
板を介して肘掛けが取り付けられているため、取付部分
にかかる荷重は主として、金属板の左右両側面で分担す
ることとなり、便器にかかる負担を非常に少なくするこ
とができる。又、金属板の取付位置を上下にずらせ、便
器後部の両端部平面部に穿設された孔及び、金属板に穿
設された孔の位置を変えて螺合手段を用いて固定するこ
とにより、肘掛けの取付高さを調節することができる。
又、金属板を左右に分割することにより、左右の肘掛け
の位置を独立して上下に調節することも可能となる。さ
らに、上記肘掛けを構成する肘掛体自身の設置高さを上
下に微調整できるため、使用感に優れた快適な肘掛付便
器を提供することが可能となる。
板を介して肘掛けが取り付けられているため、取付部分
にかかる荷重は主として、金属板の左右両側面で分担す
ることとなり、便器にかかる負担を非常に少なくするこ
とができる。又、金属板の取付位置を上下にずらせ、便
器後部の両端部平面部に穿設された孔及び、金属板に穿
設された孔の位置を変えて螺合手段を用いて固定するこ
とにより、肘掛けの取付高さを調節することができる。
又、金属板を左右に分割することにより、左右の肘掛け
の位置を独立して上下に調節することも可能となる。さ
らに、上記肘掛けを構成する肘掛体自身の設置高さを上
下に微調整できるため、使用感に優れた快適な肘掛付便
器を提供することが可能となる。
【００１９】さらに、本願第２発明にかかる肘掛付便器
は、肘掛体とア−ムからなる肘掛けを備えた便器と、該
肘掛体の便器側に着脱自在に装着された吐水ヘッドと、
からなる便器であって、該吐水ヘッドへの給水を行う手
元ホ−ス、該手元ホ−スに接続されるとともに、この手
元ホ−スを巻き取る方向に動作するホ−スリ−ル及び、
該ホ−スリ−ルに給水を行う給水ホ−スを含むことを特
徴とする。
は、肘掛体とア−ムからなる肘掛けを備えた便器と、該
肘掛体の便器側に着脱自在に装着された吐水ヘッドと、
からなる便器であって、該吐水ヘッドへの給水を行う手
元ホ−ス、該手元ホ−スに接続されるとともに、この手
元ホ−スを巻き取る方向に動作するホ−スリ−ル及び、
該ホ−スリ−ルに給水を行う給水ホ−スを含むことを特
徴とする。
【００２０】掃除等の際には、吐水ヘッドを肘掛体から
外し、つる巻バネを組み込んだドラムの力に抗して適当
な位置にまで手元ホ−スを伸ばして水洗作業を行う。こ
のようにすることによって、手元ホ−スは伸縮自在とな
り、掃除等をするとき以外は、ホ−スリ−ルに巻き取ら
れているため、邪魔にならず見栄えのよいトイレ空間を
提供することができる。
外し、つる巻バネを組み込んだドラムの力に抗して適当
な位置にまで手元ホ−スを伸ばして水洗作業を行う。こ
のようにすることによって、手元ホ−スは伸縮自在とな
り、掃除等をするとき以外は、ホ−スリ−ルに巻き取ら
れているため、邪魔にならず見栄えのよいトイレ空間を
提供することができる。
【図１】本願第１発明にかかる肘掛付便器の斜視図であ
る。
る。
【図２】本願第１発明にかかる肘掛付便器の分解側面図
である。
である。
【図３】（イ） 本願第１発明にかかる肘掛けと金属板
との分解斜視図である。 （ロ） 本願第１発明にかかるを回動自在とした状態を
示す側面図である。
との分解斜視図である。 （ロ） 本願第１発明にかかるを回動自在とした状態を
示す側面図である。
【図４】（イ） 本願第１発明にかかる肘掛けを高い位
置に取り付けた状態を示す後正面図である。 （ロ） 本願第１発明にかかる肘掛けを低い位置に取り
付けた状態を示す後正面図である。
置に取り付けた状態を示す後正面図である。 （ロ） 本願第１発明にかかる肘掛けを低い位置に取り
付けた状態を示す後正面図である。
【図５】本願第１発明にかかる変形実施例であり、分割
された金属板の取り付け状態を示す後正面図である。
された金属板の取り付け状態を示す後正面図である。
【図６】本願第１発明にかかる肘掛体自身を上下させる
機構を示す側断面図である。
機構を示す側断面図である。
【図７】本願第２発明にかかる吐水ヘッドを備えた肘掛
付便器の側面図である。
付便器の側面図である。
【図８】本願第２発明にかかる吐水ヘッドを肘掛体に装
着した状態を示す下面図である。
着した状態を示す下面図である。
【図９】公知の便器用手すりを示す斜視図である。
【図１０】他の公知の便器用手すりを示す斜視図であ
る。
る。
１ 肘掛け １１ 肘掛体 １１１ 固定プレ−ト １１２ 垂下固定手段 １２ ア−ム １２１ プレ−ト部 １２２ 高さ調整ネジ １２３ すりわり １２ａ 軸受け部 １２ｂ 軸受け部 ２ 便器 ２ａ 孔 ３ 金属板 ３ａ 孔 ３Ａ 軸部 ３Ｂ 軸部 ３Ｌ 金属板（左） ３Ｒ 金属板（右） ４ 螺合手段 ５ ア−ム固定手段 ６ 吐水ヘッド ６１ 分岐水栓 ６２ 給水ホ−ス ６３ ホ−スリ−ル ６４ 手元ホ−ス ６５ ドラム ６６ 吐水操作ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 剛 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Ｆターム(参考） 2D037 BA16 2D039 AE01
Claims (7)
- 【請求項１】 後部両端部を平面部とし、該平面部に複
数個の孔を設けた便器と、上記平面部に穿設された複数
個の孔と対応する位置に複数個の孔が穿設された金属板
と、該金属板の左右側面に取付けられた肘掛けと、から
なる便器であって、上記便器の後部両端部平面部に穿設
された孔と、上記金属板に穿設された孔とを挿通する螺
合手段によって上記金属板が上記便器の後部に着脱自在
に取付けられるとともに、上記肘掛けはその肘掛体の水
平取付位置より上方向に回動自在とされた肘掛付便器。 - 【請求項２】 上記肘掛けが肘掛体とア−ムからなる請
求項１記載の肘掛付便器。 - 【請求項３】 上記便器の後部両端部平面部に穿設され
た複数個の孔の位置と、上記金属板に穿設された複数個
の孔の位置とを上下にずらせて螺合手段により螺合する
ことにより、上記金属板の取付高さを調節することが可
能とされた請求項１記載の肘掛付便器。 - 【請求項４】 上記便器の後部両端部平面部に穿設され
た複数個の孔の位置と、上記金属板を左右に分割し各金
属板に穿設された複数個の孔の位置とを上下にずらせて
螺合手段により螺合することにより、左右各金属板の取
付高さを独立して調節することが可能とされた請求項１
記載の肘掛付便器。 - 【請求項５】 上記肘掛けを構成する肘掛体自身の設置
高さを上下に微調整可能とされた請求項１記載の肘掛付
便器。 - 【請求項６】 肘掛体とア−ムからなる肘掛けを備えた
便器と、該肘掛体の便器側に着脱自在に装着された吐水
ヘッドと、からなる便器であって、該吐水ヘッドへの給
水を行う手元ホ−スに接続されるとともに、この手元ホ
−スを巻き取る方向に動作するホ−スリ−ル及び、該ホ
−スリ−ルに給水を行う給水ホ−スを含むことを特徴と
する肘掛付便器。 - 【請求項７】 上記手元ホ−スは上記ア−ムの便器側に
沿って配設される請求項６記載の肘掛付便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001181175A JP2002369770A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 肘掛付便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001181175A JP2002369770A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 肘掛付便器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002369770A true JP2002369770A (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=19021484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001181175A Pending JP2002369770A (ja) | 2001-06-15 | 2001-06-15 | 肘掛付便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002369770A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100993863B1 (ko) | 2008-05-26 | 2010-11-11 | 오정곤 | 양변기용 접이식 암레스트 및 이를 구비한 양변기 |
| CN104988977A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-10-21 | 绍兴天边纺织品有限公司 | 蹲坐两用式坐便器 |
-
2001
- 2001-06-15 JP JP2001181175A patent/JP2002369770A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100993863B1 (ko) | 2008-05-26 | 2010-11-11 | 오정곤 | 양변기용 접이식 암레스트 및 이를 구비한 양변기 |
| CN104988977A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-10-21 | 绍兴天边纺织品有限公司 | 蹲坐两用式坐便器 |
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