JP2002369645A - 自動針素補強具 - Google Patents

自動針素補強具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】針素と細く長い先糸の使用によって魚の喰いを
良くすることが出来ながら、この細い糸部分で先糸が切
断されることがないようにして、以て、自動針素補強具
を依り一層優れたものに改善すること。 【解決手段】針素2を補強杆1でブリッジして補強する
自動針素補強具で、針素2に細い先糸16を介して道糸
9を連結し、その先糸16を補強体17でもってブリッ
ジして補強するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、魚を釣る時に用いる自
動針素補強具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、魚を釣る時に用いる自動針
素補強具として、その基本技術を、特許第147220
1号及び実用新案登録第1901955号において提案
している。本発明にかかる自動針素補強具の従来技術の
説明として、上記実用新案登録第1901955号を参
考として、図10〜図12に基づいて説明すると、その
自動針素補強具は、釣り針4に強化チモト6を結び、該
チモト6又は該チモト6と針素2との間に係止体7を設
け、前記針素2の他端を摺動係止体8に固定し、該摺動
係止体8に道糸9を摺動自在に挿通し、該道糸9の先端
を補強杆1の後部に固定し、且つ、飛ばし手段5(弾性
保持具5A,テグス5B)を前記道糸9と前記補強杆1
との間に設け、魚の所定力以上の引きで前記飛ばし手段
5を作動させ、前記補強杆1の前部の係止部10を経て
道糸9に伝達し、以て前記針素2を該補強杆1でブリッ
ジして補強するように構成されている。 13は、後部
係止環で、15は位置決めリングである。
【0003】上記自動針素補強具によって、細い針素を
用いことが出来ることによって喰いを向上させ、魚釣り
効果を高めることが出来るに至ったが次の問題を残して
いた。 即ち、上記自動針素補強具の構成では、前記飛
ばし手段5を作動させ、前記補強杆1の前部の係止部1
0を経て道糸9に伝達し、以て前記針素2を該補強杆1
でブリッジして補強する際、実際には、図12に示す係
止体7と補強杆1の前部の係止部10との係合は、魚の
引きによる針素2の伸びによって達成される。
【0004】従って、前記係止体7は、予め予定した長
さ分(2〜3cm)だけ針素2側に近く位置させて設け
るが(現実にはチモト6を長くすることになる)、針素
2の頻繁な伸びによる劣化等で弾性が低下すると確実な
係止状態が得られず、ブリッジ作用が完成されずに、針
素2が切れてしまうことがある。 同時に、長いチモト
6を使用したくないという者の要望に反するし、また、
微妙な係止体7の位置設定が難しくなるということも意
味する。また、最近に開発されてきた金属製等の伸びは
殆ど無いが細くて強力で釣り効果の高い針素を使用した
いという要望もある。そこで、こうした問題を解決する
ために、本発明は、かかる従来技術のもつ問題点を解決
し、自動針素補強具における係止体の位置設定を容易に
し、また、針素を長短自在に設定することのが出来得る
ようにすると共に針素に伸びの無い素材も利用できるよ
うにすることを考え、特願2001−120379にお
いて提案した。
【0005】即ち、図13乃至図15に示すように、釣
り針4に強化チモト6を結び、該チモト6又は該チモト
6と針素2との間に係止体7を設け、前記針素2の他端
を摺動係止体8に固定し、該摺動係止体8に道糸9を摺
動自在に挿通し、該道糸9の先端を補強杆1の後部に固
定し、且つ、飛ばし手段5(弾性保持具5A,テグス5
B)を前記道糸9と前記補強杆1との間に設け、魚の所
定力以上の引きで前記飛ばし手段5を作動させ、前記補
強杆1の前部の係止部10を経て道糸9に伝達し、以て
前記針素2を該補強杆1でブリッジして補強するように
構成した自動針素補強具において、前記補強杆1を弾性
体で構成し、該補強杆1に少なくとも1本の弾性補助杆
3を設け、前記道糸9及び針素2を前記弾性補助杆3
に、環体3Aを介して係合できる状態に構成し、前記飛
ばし手段5が作動した時に魚が針素2を引っ張る力が前
記弾性補助杆3又は前記補強杆1の少なくとも一方を弾
性変形させることで前記補強杆1による針素2のブリッ
ジが完成されるように構成した、という手段を講じた。
14は、補償用飛ばし手段で、弾性保持具14A,テ
グス14Bから構成されている。
【0006】こうした簡単な構造によって、自動針素補
強具の作動に際して、針素の伸びを利用しないので針素
に負担を掛けることが無くなり、且つ、針素の伸び代を
考慮する必要がないので補強具全体の長さ(針素の長
さ)を殆ど自在に設定(コンパクト化を含む)できると
いう優れた効果を奏するに至ったものである。 しか
も、針素を補強杆でブリッジするために行う初期位置決
め(係止体の位置)を、針素の伸び代を考慮することな
く決定できるので、魚の喰いによる最終のブリッジ状態
を予定し、現実の針素の長さを考慮してその位置決めを
行えば済み、極めて容易に係止体の位置決めを行うこと
ができる利点がある。逆に、針素の伸びを利用しないと
ころから、伸びのない素材の針素、金属性のテグス、伸
びの少ない素材のテグスを利用することも可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、この弾性
補助杆3を用いる自動針素補強具は、コンパクトに構成
できながらセッティングが容易であるという利点がある
が、この針素2が連結される摺動係止体8には太い道糸
9が挿通されているので、細い針素2が見に付き難いと
しても太い道糸9が魚の目に触れることになる。 しか
し、前記針素2の長さは実質的に補強杆1の長さで制限
を受けるから、細い針素2を長くすることも出来ない。
この現象は、弾性補助杆3を用いない、従来型の直線の
補強杆1の場合も同じく生じる。加えて、太い道糸9
は、投げ込みした時に、リールから巻き戻した際のクセ
でループを描くことが多いので、余計に魚の目に付き易
いという問題もある。
【0008】そこで、本発明は、前記摺動係止体8に、
例えば針素と同様の太さで、所要長さの細い糸(糸状
体)を連結し、その後に太い道糸に連結するれば良いの
ではないかと考えた。しかし、この細い糸を針素と道糸
との間に介在させると、強い引き(魚及び竿の合わせ引
き)に際して、この細い糸部分で切断される恐れが生じ
る。
【0009】本発明は、この細い糸(糸状体)を使用し
て魚の喰いを良くすることが出来ながら、この細い糸部
分で切断されることがないようにして、以て、自動針素
補強具を依り一層優れたものに改善することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる自動針素
補強具は、上記目的を達成するために、釣り針4に強化
チモト6を結び、該チモト6又は該チモト6と針素2と
の間に係止体7を設け、前記針素2の他端を摺動係止体
8に固定し、該摺動係止体8に細い先糸16を摺動自在
に挿通し、該先糸16の先端16aを弾性体の補強杆1
の後部に固定し、該先糸16の後端16bを位置決めリ
ング15に連結し、該位置決めリング15に道糸9を連
結し、且つ前記先糸16と実質的に同じ長さの補強体1
7の一端17Aを前記補強杆1の後部に固定し、該補強
杆1に少なくとも1本の弾性補助杆3を設け、前記先糸
16及び針素2を前記弾性補助杆3に係合できる状態に
構成し、且つ、飛ばし手段5を前記道糸9と前記補強体
17の他端17Bとの間に設け、魚の所定力以上の引き
及び竿の合わせで前記飛ばし手段5を作動させ、前記飛
ばし手段5が作動した時に魚が針素2を引っ張る力が前
記弾性補助杆3又は前記補強杆1の少なくとも一方を弾
性変形させるように構成し、前記補強杆1の前部の係止
部10を経て道糸9に伝達し、以て前記針素2を該補強
杆1でブリッジして補強すると共に前記先糸16を前記
位置決めリング15を介して補強体17の一端17Aと
他端17Bとでブリッジして補強するように構成した、
という手段を講じたものである。
【0011】また、本発明にかかる自動針素補強具は、
上記目的を達成するために、釣り針4に強化チモト6を
結び、該チモト6又は該チモト6と針素2との間に係止
体7を設け、前記針素2の他端を摺動係止体8に固定
し、該摺動係止体8に細い先糸16を摺動自在に挿通
し、該先糸16の先端16aを補強杆1の後部に固定
し、該先糸16の後端16bを位置決めリング15に連
結し、該位置決めリング15に道糸9を連結し、且つ該
位置決めリング15に前記先糸16と実質的に同じ長さ
の補強体17の一端17Aを連結し、飛ばし手段5を前
記道糸9と前記補強体17との間に設け、魚の所定力以
上の引き及び竿の合わせで前記飛ばし手段5を作動さ
せ、前記補強杆1の前部の係止部10を経て道糸9に伝
達し、以て前記針素2を該補強杆1でブリッジして補強
すると共に前記先糸16を前記位置決めリング15を介
して補強体17の一端17Aと他端17Bとでブリッジ
して補強するように構成した、という手段を講じたもの
である。
【0012】
【実施の態様】本発明において、前記補強杆1は、ステ
ンレススチールのロッドを用い、その弾性を利用してい
るが、ピアノ線でも、合成樹脂製の棒材でも、ファイバ
ーグラスでも、適宜の弾性を有する素材で構成して良
い。 このことは、前記弾性補助杆3についても言え
る。また、前記道糸9及び針素を前記弾性補助杆3に係
合できる状態の構成として、実施例では、前記弾性補助
杆3の先端に環体3Aを設け、ここに前記道糸9及び針
素を通るようにしているが、環体3Aでなく、フックの
構造でもガイド溝構造でも筒状体でも適宜の構造を用い
て良い。上記細い先糸16とは、針素2と実質的に同じ
太さ、又は、少なくとも道糸9よりも細いものを意味
し、本発明の目的に合致する細さを言う。 また、先糸
16は、ナイロンテグス、金属製テグス、カーボン繊維
等の既存の糸状体であれば本発明を実施出来る。上記補
強体17については、前記先糸16を補強する役目であ
るから、両者の強度の合算が道糸9と実質同じ強度とな
るような強さであれば良く、その素材も、前述の先糸1
6と同様のものでよい。
【0013】本発明によれば、魚の喰いつきにより飛ば
し手段5が作動すると、先糸16が摺動係止体8を介し
て相対的に手繰り寄せられ、その結果、前記先糸16
は、補強体17の一端17A(補強杆1に固定)と他端
17B(前記位置決めリング15に固定乃至先糸16に
直結、又は前記道糸9にガイド環18を介して摺動自在
に係合、或いは、絡み発生が無いと仮定すれば理論的に
はフリーの状態とすることもある)とにより、この補強
体17でブリッジされることになる。
【0014】上述した先糸16の後端16bを位置決め
リング15に連結しというのは、この位置決めリング1
5を、位置決めの機能と先糸16と道糸9とを連結する
中継物として兼用していることを意味するが、勿論、先
糸16と道糸9とが直接連結することも含むものであ
る。この際、請求項1に関して言うならば、前記位置決
めリング15に道糸9を連結しということになっている
が、このことは、前述の位置決めリング15を中継物と
見立てて表現しているも、本発明の目的に照らし、理論
的に先糸16と道糸9とが直接連結されることを含むも
のであることは理解できよう。
【0015】ここで、請求項1と請求項2の発明の差異
について端的に言及すると、請求項1は、弾性補助杆3
を備えているタイプであり、請求項2は補強杆1のみを
有するものであるという点である。また、こうした請求
項1及び請求項2は、一つの構成表現、即ち、飛ばし手
段5を前記道糸9と前記補強体17との間に設けという
構成と、前記先糸16を前記位置決めリング15を介し
て補強体17の一端17Aと他端17Bとでブリッジし
て補強するように構成したという構成表現を採っている
が、この中に、二つの実施例が含まれている。
【0016】即ち、補強体17の他端17Bが、中程で
折り返しされて位置決めリング15に連結され、この補
強体の17の適宜の箇所(通常、略中間位置)と道糸9
との間に飛ばし手段5(道糸9側に松葉クリップ5a、
補強体17に係合リング5bをフリーの状態で嵌めてあ
る。但し、補強体17の中間位置であれば、係合リング
5bを固定してもよい)を設ける場合と、補強体17の
他端17Bにガイド環18を設け、道糸9をスライドし
て前記位置決めリング15とこのガイド環18とが接当
して前述のブリッジ現象を生み出すようにした場合とで
ある。尚、上述した飛ばし手段5として、自動針素止め
を、前記松葉クリップ5aに代え、前記係合リング5b
に代えた細い針素との組み合わせ(所謂飛ばし)として
も良い。この細い針素を用いる飛ばしは、後述の作動補
償用飛ばし手段14にも応用出来る。
【0017】
【実施例】本発明にかかる自動針素補強具の好適実施例
について、図1乃至図9に基づいて以下詳細に説明す
る。
【0018】第1実施例 この実施例における自動針素補強具の構成を、図1から
図3に基づいて説明する。 図1は、釣り投入時のセッ
ティングの状態を示し、図2は、魚の喰いにより合わせ
をして飛ばし手段5が作動した中間状態を示し、図3は
作動補償用飛ばし手段14が作動した最終状態(先糸1
6及び針素2が共にブリッジ補強された状態)を示す。
釣り針4に強化チモト6を結び、該チモト6又は該チモ
ト6と針素2との間に係止体7を設け、前記針素2の他
端を摺動係止体8に固定し、該摺動係止体8に細い先糸
16を摺動自在に挿通し、該先糸16の先端16aを弾
性体の補強杆1の後部に固定し、該先糸16の後端16
bを位置決めリング15に連結し、該位置決めリング1
5に道糸9を連結し、且つ前記先糸16と実質的に同じ
長さの補強体17の一端17Aを前記補強杆1の後部に
固定してある。そして、前記補強杆1に1本の弾性補助
杆3を、正面視でくの字型を呈する(飛ばし手段5の作
動後の姿)如くに設け、前記先糸16及び針素2を前記
弾性補助杆3に係合できる状態に構成し、且つ、飛ばし
手段5を前記道糸9と前記補強体17との間に設けてあ
る。
【0019】この飛ばし手段5を設ける具体構成とし
て、この実施例では、前記補強体17の後端17Bを、
上記位置決めリング15に連結している。 即ち、この
位置決めリング15には、先糸16、道糸9及び補強体
17の三本が連結されていることになる。 つまり、三
者が一体連結されているのである(実際には、位置決め
リング15の強度上の問題があるので、位置決めリング
15に負荷かからないように直接連結されている)。
そして、道糸9側に設けた松葉クリップ5aと、補強体
17にフリーの状態で嵌めてある係合リング5bとを弾
性係合させることで構成してある。
【0020】更に、魚の所定力以上の引き及び竿の合わ
せで前記飛ばし手段5を作動させ、前記飛ばし手段5が
作動した時に魚が針素2を引っ張る力が前記弾性補助杆
3又は前記補強杆1の少なくとも一方を弾性変形させる
ように構成し、前記補強杆1の前部の係止部10を経て
道糸9に伝達し、以て前記針素2を該補強杆1でブリッ
ジして補強すると共に前記先糸16を前記位置決めリン
グ15を介して補強体17の一端17Aと他端17Bと
でブリッジして補強するように構成してある。ここに言
う前記位置決めリング15を介してとは、この実施例で
は、上述した三者の直接一体連結及び位置決めリング1
5を中継とした連結を言う。
【0021】次に、上記弾性補助3の構成、作動につい
て更に詳しく説明すると、前記補強杆1を弾性体で構成
し、該補強杆1に1本の弾性補助杆3を設け、前記先糸
16及び針素2を前記弾性補助杆3に係合できる状態に
構成し、前記飛ばし手段5が作動した時に魚が針素2を
引っ張る力が前記弾性補助杆3又は前記補強杆1の少な
くとも一方を弾性変形させることで前記補強杆1による
針素2のブリッジが完成されるように構成しているとこ
ろである。
【0022】そして、前記道糸9及び針素2を前記弾性
補助杆3に係合できる状態に構成する構造としては、前
記弾性補助杆3の後端部を前記補強杆1の後端部に固定
し、図1乃至図3に示す如く、正面視で横向きのくの字
型として、その先端に環体3Aを設け、ここの中を前記
道糸9及び針素2が通過できるようにし、以て、前記弾
性補助杆3の弾性変位(前記補強杆1に対する接近、離
間)に伴って前記道糸9及び針素2にテンションを付与
できるようにされている。
【0023】即ち、飛ばし手段5が作動すると、魚の引
きと竿の引っ張りによる引き合いで、弾性補助杆3が撓
み、結果として係止体7と補強杆1の係合部10との係
合が得られない状態が現出した時に、上記作動補償用飛
ばし手段14にその引っ張り力が作用して、飛ばし機能
を発揮する。 この作動補償用飛ばし手段14が機能す
ると、前記位置決めリング15とこの作動補償用飛ばし
手段14との間の弛み代が開放され、前記弾性補助杆3
の復元力を抑制する力も開放されて、前記補強杆1を後
退させ、その結果、前記係止体7と補強杆1の係合部1
0との係合が得られるのである。 換言すると、この係
合状態を補償する機能を発揮することになる。
【0024】ここで、作動補償用飛ばし手段14につい
て、図3に基づき、説明する。この作動補償用飛ばし手
段14は、道糸9の一部を小さなループ状に弛ませ、そ
のループの一方に位置させた上記飛ばし手段5の松葉ク
リップ5aと、前記ループの他方に設けた作動補償用リ
ング5cとで構成してある。 この作動補償用飛ばし手
段14は、前述の飛ばし手段5(起動用)が作動した後
で、最終段階に入った針素2の係止体7と補強杆1の係
止部10との係合を、その飛ばしを作動させることで確
実に行うものである。
【0025】この実施例では、上記強化チモト6は、ケ
プラート(商標名)を用いており、その係止体7は、こ
のケプラートの結び目(団子)をもって構成している。
また、補強杆1及び弾性補助杆3は共にステンレススチ
ールの細いロッドを用いている。 そして、上記摺動係
止体8としては、小孔のある小さなビーズを用いてお
り、これに針素2(チモト6との結びの反対端)を結ん
で固定し、且つ、先糸16を摺動移動可能に挿通してあ
って、これを通過した先糸16の先端部16aが前記補
強杆1の後部に固定される。 また、道糸9と先糸16
との間には、位置決めリング15(リング構造でなくて
もよい)が設けられており、上記補強杆1の後部から前
方に伸びる先糸9の長さを自在に設定出来る。 この位
置決めリング15は、補強杆1の後部に設けられた後部
係止環13によって、先糸16の前方への移動が阻止さ
れる。
【0026】第2実施例 この実施例は、図4及び図5に示されるが、上記第1実
施例と比べて、上記飛ばし手段5の具体構成が異なるの
が唯一の相違点である。 従って、その他の構成につい
ては、第1実施例の説明を援用するとして、全体を図示
するが詳細説明は省く。即ち、この自動針素補強具は、
釣り針4に強化チモト6を結び、該チモト6又は該チモ
ト6と針素2との間に係止体7を設け、前記針素2の他
端を摺動係止体8に固定し、該摺動係止体8に細い先糸
16を摺動自在に挿通し、該先糸16の先端16aを弾
性体の補強杆1の後部に固定し、該先糸16の後端16
bを位置決めリング15に連結し、該位置決めリング1
5に道糸9を連結し、且つ前記先糸16と実質的に同じ
長さの補強体17の一端17Aを前記補強杆1の後部に
固定し、該補強杆1に少なくとも1本の弾性補助杆3を
設け、前記先糸16及び針素2を前記弾性補助杆3に係
合できる状態に構成し、且つ、飛ばし手段5を前記道糸
9と前記補強体17との間に設け、魚の所定力以上の引
き及び竿の合わせで前記飛ばし手段5を作動させ、前記
飛ばし手段5が作動した時に魚が針素2を引っ張る力が
前記弾性補助杆3又は前記補強杆1の少なくとも一方を
弾性変形させるように構成し、前記補強杆1の前部の係
止部10を経て道糸9に伝達し、以て前記針素2を該補
強杆1でブリッジして補強すると共に前記先糸16を前
記位置決めリング15を介して補強体17の一端17A
と他端17Bとでブリッジして補強するように構成され
ている。
【0027】ここでは、前記飛ばし手段5は、補強体1
7の一端17Aを補強杆1の後端に固定し、他端17B
にガイド環18を設け、このガイド環18に先糸16を
挿通し、このガイド環18を位置決めリング15よりも
道糸9側に位置させてあり、この道糸9の側に松葉クリ
ップ5aが設けられ、これに前記ガイド環18が嵌合係
止されている。
【0028】そして、作動補償用飛ばし14は、作動補
償用リング5cと前記松葉クリップ5aとで構成されて
いる点は、先の実施例と同じであり、前記松葉クリップ
5aは、前記ガイド環18と作動補償用リング5cとの
両方に嵌合係止されている。従って、魚の喰いにより前
記飛ばし手段5が作動すると、即ち、松葉クリップ5a
とガイド環18との係合が外れると、先糸16は相対的
に手繰り寄せられ、位置決めリング15とガイド環18
との係合が行われることになり、ここに、先糸16が補
強体17によりブリッジされることに成る。
【0029】第3実施例 この実施例は、弾性補助杆3を備えていない自動針素補
強具としての基本構成のもので、請求項2において表さ
れている。従って、その他の構成については、上記実施
例1と同じ構成を備えているものであるから、説明上重
複すると思われるところについては、その説明を極力省
略することとする。即ち、この自動針素補強具は、釣り
針4に強化チモト6を結び、該チモト6又は該チモト6
と針素2との間に係止体7を設け、前記針素2の他端を
摺動係止体8に固定し、該摺動係止体8に細い先糸16
を摺動自在に挿通し、該先糸16の先端16aを補強杆
1の後部に固定し、該先糸16の後端16bを位置決め
リング15に連結し、該位置決めリング15に道糸9を
連結し、且つ該位置決めリング15に前記先糸16と実
質的に同じ長さの補強体17の一端17Aを連結し、飛
ばし手段5を前記道糸9と前記補強体17との間に設
け、魚の所定力以上の引き及び竿の合わせで前記飛ばし
手段5を作動させ、前記補強杆1の前部の係止部10を
経て道糸9に伝達し、以て前記針素2を該補強杆1でブ
リッジして補強すると共に前記先糸16を前記位置決め
リング15を介して補強体17の一端17Aと他端17
Bとでブリッジして補強するように構成されている。
【0030】ここで、前記道糸9と前記補強体17との
間に設ける上記飛ばし手段5の構成としては、この実施
例では、前記補強体17の後端17Bを、上記位置決め
リング15に連結している。 即ち、この位置決めリン
グ15には、先糸16、道糸9及び補強体17の三本が
連結されていることになる。 つまり、三者が一体連結
されているのである(実際には、位置決めリング15の
強度上の問題があるので、位置決めリング15に負荷か
からないように直接連結されている)。 そして、道糸
9側に設けた松葉クリップ5aと、補強体17にフリー
の状態で嵌めてある係合リング5bとを弾性係合させる
ことで構成してある。
【0031】更に、魚の所定力以上の引き及び竿の合わ
せで前記飛ばし手段5を作動させ、前記飛ばし手段5が
作動した時、前記補強杆1の前部の係止部10を経て道
糸9に伝達し、以て前記針素2を該補強杆1でブリッジ
して補強すると共に前記先糸16を前記位置決めリング
15を介して補強体17の一端17Aと他端17Bとで
ブリッジして補強するように構成してある。 ここに言
う前記位置決めリング15を介してとは、この実施例で
は、上述した三者の直接一体連結及び位置決めリング1
5を中継とした連結を言う。その他の構成及びそれに対
応する作用については、第1実施例と実質的に同じであ
るから省略する。
【0032】第4実施例 この実施例は、先の第3実施例と同じく、弾性補助杆3
を備えていない自動針素補強具としての基本構成のもの
で、請求項2において含まれるものである。従って、そ
の他の構成については、上記実施例1と同じ構成を備え
ているものであるから、説明上重複すると思われるとこ
ろについては、その説明を極力省略することとする。即
ち、この自動針素補強具は、釣り針4に強化チモト6を
結び、該チモト6又は該チモト6と針素2との間に係止
体7を設け、前記針素2の他端を摺動係止体8に固定
し、該摺動係止体8に細い先糸16を摺動自在に挿通
し、該先糸16の先端16aを補強杆1の後部に固定
し、該先糸16の後端16bを位置決めリング15に連
結し、該位置決めリング15に道糸9を連結し、且つ該
位置決めリング15に前記先糸16と実質的に同じ長さ
の補強体17の一端17Aを連結し、飛ばし手段5を前
記道糸9と前記補強体17との間に設け、魚の所定力以
上の引き及び竿の合わせで前記飛ばし手段5を作動さ
せ、前記補強杆1の前部の係止部10を経て道糸9に伝
達し、以て前記針素2を該補強杆1でブリッジして補強
すると共に前記先糸16を前記位置決めリング15を介
して補強体17の一端17Aと他端17Bとでブリッジ
して補強するように構成されている。
【0033】ここでは、前記飛ばし手段5は、補強体1
7の一端17Aを補強杆1の後端に固定し、他端17B
にガイド環18を設け、このガイド環18に先糸16を
挿通し、このガイド環18を位置決めリング15よりも
道糸9側に位置させてあり、この道糸9の側に松葉クリ
ップ5aが設けられ、これに前記ガイド環18が嵌合係
止されている。
【0034】そして、作動補償用飛ばし14は、作動補
償用リング5cと前記松葉クリップ5aとで構成されて
いる点は、先の実施例と同じであり、前記松葉クリップ
5aは、前記ガイド環18と作動補償用リング5cとの
両方に嵌合係止されている。従って、魚の喰いにより前
記飛ばし手段5が作動すると、即ち、松葉クリップ5a
とガイド環18との係合が外れると、先糸16は相対的
に手繰り寄せられ、位置決めリング15とガイド環18
との係合が行われることになり、ここに、先糸16が補
強体17によりブリッジされることに成る。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、弾性補助杆を備えた自
動針素補強具でも、これを備えていない自動針素補強具
でも、その針素の長さが補強杆の長さに制約されるて
も、その針素と実質的に同様の細い先糸を、所望の長さ
分だけ用いることが可能になり、従来の太い道糸が直ぐ
に針素に連結されていた自動針素補強具に比べて、魚の
喰いを良くすることが出来る。上記針素が上記補強杆に
よりブリッジされて補強されることは言うまでもない
が、本発明では、上記細い先糸についても、新たに設け
た補強体によってブリッジされて補強されるので、魚が
喰いついて引っ張り作用を受けても細い先糸が切断され
る恐れがないのである。
【0036】本発明のその他の具体的利点については、
上記発明の実施の態様の項及び実施例の項において詳述
した通りである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる自動針素補強具の第1実施例の
全体を示す初期設定時を示す斜視図である。
【図2】本発明にかかる自動針素補強具の第1実施例の
全体を示す一作動状態を示す斜視図である。
【図3】本発明にかかる自動針素補強具の第1実施例の
全体を示す一作動状態を示す斜視図である。
【図4】本発明にかかる自動針素補強具の第2実施例の
初期設定時を示す全体の斜視図である。
【図5】本発明にかかる自動針素補強具の第2実施例の
一作動状態を示す全体の斜視図である。
【図6】本発明にかかる自動針素補強具の第3実施例の
初期設定時を示す全体の斜視図である。
【図7】本発明にかかる自動針素補強具の第3実施例の
一作動状態を示す全体の斜視図である。
【図8】本発明にかかる自動針素補強具の第4実施例の
初期設定時を示す全体の斜視図である。
【図9】本発明にかかる自動針素補強具の第4実施例の
一作動状態を示す全体の斜視図である。
【図10】一従来技術にかかる自動針素補強具の全体の
斜視図である。
【図11】一従来技術にかかる自動針素補強具の全体を
示す初期設定時を示す斜視図である。
【図12】一従来技術にかかる自動針素補強具の全体を
示す一作動状態を示す斜視図である。
【図13】別の従来技術にかかる自動針素補強具の全体
の斜視図である。
【図14】別の従来技術にかかる自動針素補強具の全体
を示す初期設定時を示す斜視図である。
【図15】別の従来技術にかかる自動針素補強具の全体
を示す一作動状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 補強杆 2 針素 3 弾性補助杆 4 釣り針 5 飛ばし手段 6 強化チモト 7 係止体 8 摺動係止体 9 道糸 10 係止部 14 竹動補償用飛ばし手段 15 位置決めリング 16 先糸 16a 先糸の先端 16b 先糸の後端 17 補強体 17A 補強体の一端 17B 補強体の他端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣り針4に強化チモト6を結び、該チモト
    6又は該チモト6と針素2との間に係止体7を設け、前
    記針素2の他端を摺動係止体8に固定し、該摺動係止体
    8に細い先糸16を摺動自在に挿通し、該先糸16の先
    端16aを弾性体の補強杆1の後部に固定し、該先糸1
    6の後端16bを位置決めリング15に連結し、該位置
    決めリング15に道糸9を連結し、且つ前記先糸16と
    実質的に同じ長さの補強体17の一端17Aを前記補強
    杆1の後部に固定し、該補強杆1に少なくとも1本の弾
    性補助杆3を設け、前記先糸16及び針素2を前記弾性
    補助杆3に係合できる状態に構成し、且つ、飛ばし手段
    5を前記道糸9と前記補強体17との間に設け、魚の所
    定力以上の引き及び竿の合わせで前記飛ばし手段5を作
    動させ、前記飛ばし手段5が作動した時に魚が針素2を
    引っ張る力が前記弾性補助杆3又は前記補強杆1の少な
    くとも一方を弾性変形させるように構成し、前記補強杆
    1の前部の係止部10を経て道糸9に伝達し、以て前記
    針素2を該補強杆1でブリッジして補強すると共に前記
    先糸16を前記位置決めリング15を介して補強体17
    の一端17Aと他端17Bとでブリッジして補強するよ
    うに構成した自動針素補強具。
  2. 【請求項2】釣り針4に強化チモト6を結び、該チモト
    6又は該チモト6と針素2との間に係止体7を設け、前
    記針素2の他端を摺動係止体8に固定し、該摺動係止体
    8に細い先糸16を摺動自在に挿通し、該先糸16の先
    端16aを補強杆1の後部に固定し、該先糸16の後端
    16bを位置決めリング15に連結し、該位置決めリン
    グ15に道糸9を連結し、且つ該位置決めリング15に
    前記先糸16と実質的に同じ長さの補強体17の一端1
    7Aを連結し、飛ばし手段5を前記道糸9と前記補強体
    17との間に設け、魚の所定力以上の引き及び竿の合わ
    せで前記飛ばし手段5を作動させ、前記補強杆1の前部
    の係止部10を経て道糸9に伝達し、以て前記針素2を
    該補強杆1でブリッジして補強すると共に前記先糸16
    を前記位置決めリング15を介して補強体17の一端1
    7Aと他端17Bとでブリッジして補強するように構成
    した自動針素補強具。
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