JP2002369272A - シリアル通信システムと、そのコントロールユニット及びターミナルユニット - Google Patents

シリアル通信システムと、そのコントロールユニット及びターミナルユニット

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JP2002369272A
JP2002369272A JP2002071098A JP2002071098A JP2002369272A JP 2002369272 A JP2002369272 A JP 2002369272A JP 2002071098 A JP2002071098 A JP 2002071098A JP 2002071098 A JP2002071098 A JP 2002071098A JP 2002369272 A JP2002369272 A JP 2002369272A
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Takayuki Takeda
隆行 竹田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム構築後に、配線確認作業を容易に行
うことが可能なシリアル通信システムと、そのコントロ
ールユニット及びターミナルユニットを提供する。 【解決手段】 CPU15から入力又は出力ユニット確
認信号が出力されると、入力ユニットT1,T4,T5
は、各自のアドレスに対応するブロックパルスに同期し
て自己のチャンネル数を返信され、伝送制御部13から
中央制御装置12に送られ、CPU15は、通信制御部
16において変換された並列データに基づいて、各アド
レスに関連付けて入出力力情報と、チャンネル数とを記
憶部22に書き込む。これらのデータは、例えば上位制
御装置40に取り込んで、表示部41に一覧表示するこ
とが可能になる。これにより、システム構築後にシステ
ム全体でのデバッグ(配線違い)の確認作業が容易、か
つ迅速に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コントロールユニ
ットと複数のターミナルユニットとの間でシリアル伝送
によりデータのやり取りを行うシリアル通信システム
と、そのコントロールユニット及びターミナルユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】センサや表示ランプ等の多数の入出力機
器を要する制御システムにおいて、入出力機器と、それ
らを制御するコントローラとの配線を簡素化するものと
して、シリアル通信システムがある。これは、前記入出
力機器を固有のアドレスが割り付けられた複数のターミ
ナルユニットに接続し、それらのターミナルユニットを
コントローラに連なる一対の信号線に接続して構成され
ている。そして、コントローラから指定アドレスを変更
して、各ターミナルユニットを周回するように巡りつつ
データのシリアル伝送を行うことで、コントローラとタ
ーミナルユニットとの間でデータのやり取りを行うもの
である。そして、例えば上位のコンピュータ等をコント
ローラに接続して、コントローラとのデータのやり取り
により各ターミナルユニットを一括管理するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
システムの構築は、予め作成された配線図に基づいて行
われるわけであるが、この構築の際に例えば配線の間違
い等によって、システムが正常に起動しない場合があ
る。この場合、従来の構成のものでは、各ターミナルユ
ニットのアドレス設定やCH数等が正しいか否かを前記
配線図で確認するために、作業者自身がわざわざ各ター
ミナルユニットの接続箇所まで足を運ぶ必要があった。
従って、例えば工場等のラインで大量の入出力機器の制
御を要する場合には、接続されるターミナルユニットの
数も非常に多くなるほか、信号線も非常に長いものにな
るので、これらを1つ1つ確認して回るのに多大な時間
と労力を費やすこととなり、作業性が非常に悪いという
問題があった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、システム構築後に、配線確認作業を容
易に行うことが可能なシリアル通信システムと、そのコ
ントロールユニット及びターミナルユニットを提供する
ところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係るシリアル通信システムは、コ
ントロールユニットに連なる一対の信号線に、それぞれ
固有のアドレスが割り付けられた複数のターミナルユニ
ットを接続し、指定アドレスを順次変更して前記各ター
ミナルユニットを周回するように巡りつつデータのシリ
アル伝送を行うことで、前記コントロールユニットと前
記ターミナルユニットとの間でデータのやり取りを行う
シリアル通信システムにおいて、前記コントロールユニ
ットから入出力確認信号を送り、それに対して前記各タ
ーミナルユニットからそれぞれについて、割り付けられ
た前記固有のアドレス、入力用か出力用か、及び、入出
力可能な制御信号の最大点数のいずれか、又はそれらの
組合せに応じた応答信号を返すように構成し、前記コン
トロールユニットに、前記各ターミナルユニットから返
される前記応答信号を、それぞれのターミナルユニット
の前記アドレスに対応付けて記憶する記憶手段を備えた
ところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明に係るシリアル通信システ
ム用のコントロールユニットは、それぞれ固有のアドレ
スが割り付けられた複数のターミナルユニットに、一対
の信号線を介して接続され、指定アドレスを順次変更し
て前記各ターミナルユニットを周回するように巡りつつ
データのシリアル伝送を行うことで、前記各ターミナル
ユニットとデータのやり取りを行うシリアル通信システ
ム用のコントロールユニットにおいて、前記各ターミナ
ルユニットに入出力確認信号を送るように構成すると共
に、前記入出力確認信号を受けた前記各ターミナルユニ
ットから返される、割り付けられた前記固有のアドレ
ス、入力用か出力用か、及び、入出力可能な制御信号の
最大点数のいずれか、又はそれらの組合せに応じた応答
信号を、それぞれのターミナルユニットの前記アドレス
に対応付けて記憶する記憶手段を備えたところに特徴を
有する。
【0007】請求項3の発明に係るシリアル通信システ
ムのターミナルユニットは、アドレスを変更しつつ順次
データのシリアル伝送を行うコントロールユニットに連
なる一対の信号線に接続され、自己に割り当てられたア
ドレスに対応するデータについて前記コントロールユニ
ットとやり取りを行うシリアル通信システムのターミナ
ルユニットにおいて、前記コントロールユニットから送
られる入出力確認信号に対して、割り付けられた前記固
有のアドレス、入力用か出力用か、及び、入出力可能な
制御信号の最大点数のいずれか、又はそれらの組合せに
応じた応答信号を前記コントロールユニットに返すとこ
ろに特徴を有する。
【0008】請求項4の発明に係るシリアル通信システ
ムは、コントロールユニットに連なる一対の信号線に、
それぞれ固有のアドレスが割り付けられた複数のターミ
ナルユニットを接続し、指定アドレスを順次変更して前
記各ターミナルユニットを周回するように巡りつつデー
タのシリアル伝送を行うことで、前記コントロールユニ
ットと前記ターミナルユニットとの間でデータのやり取
りを行うシリアル通信システムにおいて、前記コントロ
ールユニットから入出力確認信号を送り、それに対して
前記各ターミナルユニットからそれぞれについて、割り
付けられた前記固有のアドレス、入力用か出力用か、及
び、入出力可能な制御信号のいずれか、又はそれらの組
合せに応じた応答信号を返すように構成し、前記コント
ロールユニットに、照合用応答信号をアドレスに対応付
けて記憶するための照合用記憶手段と、前記各ターミナ
ルユニットから返される前記応答信号を、それと同一ア
ドレスに対応付けられ前記照合用記憶手段に記憶された
前記照合用応答信号と照合し、その照合結果に応じた出
力信号を出力する照合手段とを備えたところに特徴を有
する。
【0009】請求項5の発明は、請求項4に記載のシリ
アル通信システムにおいて、前記コントロールユニット
には、前記各ターミナルユニットに関する情報をそれぞ
れのアドレスに対応付けて入力するための入力手段が設
けられ、前記照合用記憶手段は、前記入力手段にて入力
された前記情報を、前記各アドレスに対応付けて、前記
照合用応答信号として記憶するよう構成されているとこ
ろに特徴を有する。
【0010】請求項6の発明は、請求項4に記載のシリ
アル通信システムにおいて、前記コントロールユニット
は、前記信号線に対して着脱可能な構成とされ、前記照
合用記憶手段は、接続された信号線に連なる各ターミナ
ルユニットから返される応答信号を、それぞれのターミ
ナルユニットの前記アドレスに対応付けて、前記照合用
応答信号として記憶するよう構成されているところに特
徴を有する。請求項7の発明は、請求項4ないし請求項
6のいずれかに記載のシリアル通信システムにおいて、
前記コントロールユニットに、前記照合用記憶手段に記
憶された前記照合用応答信号を、他の前記コンロールユ
ニットとの間で送受信可能な送受信手段を備えていると
ころに特徴を有する。
【0011】請求項8の発明に係るシリアル通信システ
ム用のコントロールユニットは、それぞれ固有のアドレ
スが割り付けられた複数のターミナルユニットに、一対
の信号線を介して接続され、指定アドレスを順次変更し
て前記各ターミナルユニットを周回するように巡りつつ
データのシリアル伝送を行うことで、前記各ターミナル
ユニットとデータのやり取りを行うシリアル通信システ
ム用のコントロールユニットにおいて、前記各ターミナ
ルユニットに入出力確認信号を送るように構成すると共
に、照合用応答信号をアドレスに対応付けて記憶するた
めの照合用記憶手段と、前記入出力確認信号を受けた前
記各ターミナルユニットから返される、割り付けられた
前記固有のアドレス、入力用か出力用か、及び、入出力
可能な制御信号の最大点数のいずれか、又はそれらの組
合せに応じた応答信号を、それと同一アドレスに対応付
けられ前記照合用記憶手段に記憶された前記照合用応答
信号と照合し、その照合結果に応じた出力信号を出力す
る照合手段とを備えたところに特徴を有する。
【0012】請求項9の発明は、請求項8に記載のシリ
アル通信システムのコントロールユニットにおいて、前
記コントロールユニットには、前記各ターミナルユニッ
トに関する情報をそれぞれのアドレスに対応付けて入力
するための入力手段が設けられ、前記照合用記憶手段
は、前記入力手段にて入力された前記情報を、前記各ア
ドレスに対応付けて前記照合用応答信号として記憶する
よう構成されているところに特徴を有する。請求項10
の発明は、請求項8に記載のシリアル通信システムのコ
ントロールユニットにおいて、前記信号線に対して着脱
可能な構成とされ、前記照合用記憶手段は、接続された
信号線に連なる各ターミナルユニットから返される応答
信号を、それぞれのターミナルユニットの前記アドレス
に対応付けて、前記照合用応答信号として記憶するよう
構成されているところに特徴を有する。請求項1の発明
は、請求項8ないし請求項10のいずれかに記載のシリ
アル通信システムのコントロールユニットにおいて、前
記照合用記憶手段に記憶された前記照合用応答信号を、
他の前記コンロールユニットとの間で送受信可能な送受
信手段を備えているところに特徴を有する。
【0013】
【発明の作用及び効果】<請求項1〜請求項3の発明>
請求項1〜請求項3の構成によれば、コントロールユニ
ットから各ターミナルユニットに対して、順次に入出力
確認信号が送られると、それに対して各ターミナルユニ
ットからそれぞれに関する応答信号(各ターミナルユニ
ットについて、割り付けられた固有のアドレス、入力用
か出力用か、及び、入出力可能な制御信号の最大点数の
いずれか、又はそれらの組合せに応じた応答信号)がコ
ントロールユニットに返される。そして、返された応答
信号は、コントロールユニットの記憶手段によって、そ
れぞれのターミナルユニットのアドレスに対応付けられ
て記憶される。従って、その記憶内容を利用して、例え
ば、コントロールユニットに接続される上位のコンピュ
ータの表示部に一覧表示することで、各ターミナルユニ
ットが正規のアドレスに設定されているか、入力用か出
力用かの間違いはないか、或いは、配線図どおりのチャ
ンネル数のターミナルユニットがそれぞれの箇所に接続
されているかどうかを確認することができ、もって、シ
ステム全体でのデバッグ(配線違い)の確認作業が容
易、かつ迅速に行うことが可能になる。
【0014】<請求項4及び請求項8>請求項4及び請
求項8の構成によれば、コントロールユニットから各タ
ーミナルユニットに対して、順次に入出力確認信号が送
られると、それに対して各ターミナルユニットからそれ
ぞれに関する応答信号(各ターミナルユニットについ
て、割り付けられた固有のアドレス、入力用か出力用
か、及び、入出力可能な制御信号の最大点数のいずれ
か、又はそれらの組合せに応じた応答信号)がコントロ
ールユニットに返される。そして、返された応答信号
は、それと同一アドレスに対応付けられ照合用記憶手段
に記憶された照合用応答信号と照合され、その照合結果
に応じた出力信号が照合手段から出力される。従って、
この出力信号に基づいて所定の報知動作(例えばコント
ロールユニット等の表示部に照合結果を表示)をさせる
ことで、実際のシステムが、照合用応答信号に基づく所
望の構成に構築されているかどうかを容易、かつ迅速に
確認することができる。
【0015】<請求項5及び請求項9>請求項5及び請
求項9の構成によれば、システムの配線図に基づき入力
手段にて各ターミナルユニット関する情報をそれぞれの
アドレスに対応付けて入力すると、この情報が照合用応
答信号として照合用記憶手段に記憶される。このような
構成であれば、構築すべき種々のシステムに応じた照合
用応答信号を照合用記憶手段に記憶させて、実際に構築
された各システムについてデバックの確認作業を容易、
かつ迅速に行うことができる。
【0016】<請求項6及び請求項10>同じ構成のシ
ステムを複数構築する場合がある。こうした場合でも従
来は各システム毎に、デバックの確認作業を別個独立に
行うしかなく、その確認作業に多大な時間と労力を費や
す結果となっていた。そこで、請求項6及び請求項10
の構成によれば、コントロールユニットは、信号線に対
して着脱可能な構成とされ、接続された信号線に連なる
各ターミナルユニットから返される応答信号を、照合用
応答信号として照合用記憶手段に記憶する機能を備えて
いる。従って、前記複数のシステムのうち正規の構成に
構築されたシステムにおける応答信号を照合用応答信号
として照合用記憶手段に記憶させた後、このコントロー
ルユニットを、例えば他のシステムに繋ぎ替えて上記シ
リアル伝送を実行した後に照合動作を行うことで、当該
他のシステムが正規の構成に構築されているかどうかの
確認を行うことができる。従って、同じ構成の複数のシ
ステムについて、デバックの確認作業を容易、かつ迅速
に行うことができる。 <請求項7及び請求項11>請求項7及び請求項11の
構成によれば、この照合用応答信号を送受信手段により
他のコントロールユニットとの間で受け渡しできる機能
を備えている。このような構成であれば、各システムに
接続された状態で一のコントロールユニットに記憶され
た照合用応答信号を他のコントロールユニットへ受け渡
すことができ、より迅速かつ効率的な確認作業を行うこ
とが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>本発明の第1実
施形態を図1ないし図4によって説明する。本実施形態
に係るシリアル通信システムは、図1に示すように、産
業用機械のコントローラであるコントロールユニット1
0に2線式の信号幹線11が接続されると共に、この信
号幹線11に図示しないカプラを介して複数の分岐信号
線11aが分岐接続され、各分岐信号線11aの末端に
は第1〜第nのn個のターミナルユニットT(T1,T
2・・・Tn)が接続されている。ターミナルユニット
Tには、例えばセンサ等の入力機器(図示せず)が接続
された入力ユニットT1,T4,T5と、例えばアクチ
ュエータ等の出力機器(図示せず)が接続された出力ユ
ニットT2,T3があり、各々に特定のアドレス値が割
り当てられている。なお、コントロールユニット10に
は、表示部41を備えた上位制御装置40が接続されて
いる。
【0018】コントロールユニット10は、図2に示す
ように中央制御装置12と伝送制御部13とから構成さ
れており、中央制御装置12には、論理演算手段であ
る、たとえばCPU15が設けられている。CPU15
は、予めプログラムメモリ14に書き込まれているプロ
グラムによってデータの処理を行う。さらに、伝送制御
部13と中央制御装置12とのデータの受け渡しを行う
ために通信制御部16が設けられ、通信制御部16は、
CPU15からの並列データ信号を直列データ信号に変
換して伝送制御部13側に与えると共に、伝送制御部1
3側からの直列データ信号を並列データ信号に変換して
CPU15に与える。そして、本実施形態には、記憶部
22が設けられており、後述するように、各ターミナル
ユニットTから返信される応答信号に基づいて、入出力
情報と、各自が入出力可能な制御信号の最大点数(以
下、「チャンネル数」という)とが各アドレスに対応付
けられて記憶される。
【0019】伝送制御部13には、動作の基準となるス
タートパルス、各ターミナルユニットTのアドレスデー
タとして機能するブロックパルス、及び、各入出力機器
の実情報としてのデータ信号を出力するためのクロック
発生回路18と、伝送制御部13及び中央制御装置12
間のデータの受け渡しを行うために入力インターフェー
ス19と出力インターフェース20とが設けられてい
る。さらに、伝送制御部13には信号変換回路21が設
けられており、入力インターフェース19から出力され
る直列データ信号をブロックパルスに同期させて合成し
3値のデジタル信号として信号幹線11に出力すると共
に、信号幹線11に伝送される3値のデジタル信号から
直列データ信号を取り出して出力インターフェース20
に出力する。
【0020】ここで、3値のデジタル信号は、スタート
パルス及び、その後に所定の間隔で出力され、中間レベ
ルとハイレベルからなるブロックパルスと、そのブロッ
クパルス間を1ブロックとして、その1ブロック内に中
間レベルとロウレベルからなるデータ信号とを備えてい
る。それらはクロック発生回路18によって生成された
ものであり、信号変換回路21を介して出力される。ブ
ロックパルスは例えばアドレス「0」,「8」,「1
6」,「24」,「32」...の直前に設けられ、各
ターミナルユニットTは、自己の設定されたアドレスに
対応するブロックパルスの立ち上がりエッジを基準に、
そこから1ブロック分のデータ信号を入出力処理するこ
とになる。例えば、本実施形態では、アドレスが「0」
に設定された入力ユニットT11は、1つ目のブロック
パルスを基準にして、そこから自己のチャンネル数分
(16ch)のデータ信号を入出力処理する。そして、
アドレスが「16」に設定された出力ユニットT2は、
3つ目のブロックパルスを基準にして、そこから自己の
チャンネル数分(8ch)のデータ信号を入出力処理す
る。以下同様に、アドレスが「28」の出力ユニットT
3は、4つ目を基準にして、アドレス「28」から自己
のチャンネル数分(4ch)、アドレスが「32」の入
力ユニットT4は5つ目を基準にして自己のチャンネル
数分(4ch)、アドレスが「40」の入力ユニットT
5は、6つ目を基準にして自己のチャンネル数分(8c
h)...のデータ信号を入出力処理することになる。
これにより、各ターミナルユニットTのアドレスが順次
1周回送出されることとなる。さらに、かかるブロック
パルスには、ロウレベルと中間レベルからなるデータパ
ルスが同期することによって、コントロールユニット1
0とターミナルユニットT間でデータの伝送が行われ
る。
【0021】そして、本実施形態では、CPU15はプ
ログラムメモリ14に記憶された所定のコマンドによ
り、入力ユニット確認信号及び出力ユニット確認信号を
通信制御部16を介して伝送制御部13に与えて、伝送
制御部13からそれらの確認信号がブロックパルスに同
期して各ターミナルユニットTに送られる。
【0022】一方、ターミナルユニットTは、アドレス
設定部30、アドレス読取手段31と、データ入出力手
段32とを備えている。アドレス設定部30は、例えば
ディップスイッチからなり、これにより各ターミナルユ
ニットTに固有のアドレスが設定される。アドレス読取
手段31は信号幹線11に伝送される3値のデジタル信
号からブロックパルスを計数して、前記アドレス設定部
30によって設定された自己のアドレス値と一致するか
否かを判断する回路である。また、データ入出力手段3
2は、アドレス読取手段31によって自己のアドレス値
とブロックパルスの計数値とが一致したことを条件に3
値のデジタル信号から自己のアドレスに相当するブロッ
クパルスに同期したデータを読み取り、例えばアクチュ
エータ等である出力機器に受け渡す回路である。さら
に、データ入出力手段32は、自己のアドレスに相当す
るブロックパルスに、例えばセンサ等である入力機器か
らのデータを同期させて出力する回路も備えている。な
お、ターミナルユニットTのチャンネル数は、図1に示
すように、4チャンネル、8チャンネル、16チャンネ
ル...と複数のタイプがあり、各ターミナルユニット
Tのアドレスは、入力ユニットT1では「0」に設定さ
れ、次の出力ユニットT2は、入力ユニットT1のチャ
ンネル数を確保するために「16」にアドレスが設定さ
れている。以下、出力ユニットT3が「28」、入力ユ
ニットT4が「32」....に設定されている。
【0023】本実施形態では、コントロールユニット1
0からの前記入力ユニット確認信号及び出力ユニット確
認信号に対して、自己のアドレスに相当するブロックパ
ルスに同期して読み取り、これに対応して各自のチャン
ネル数をやはり自己のアドレスに相当するブロックパル
スに同期してコントロールユニット10に返信する。な
お、コントロールユニット10からの確認信号に対し
て、各ターミナルユニットは、入出力応答信号のみを返
信する構成や、入出力応答信号及びチャンネル数を返信
する構成にしてもよい。
【0024】ここで、CPU15から入力ユニット確認
信号が出力されると、ブロックパルスに同期して伝送制
御部から各ターミナルユニットTに伝送される。する
と、入力ユニットT1,T4,T5は、各自のアドレス
に対応するブロックパルスに同期して自己のチャンネル
数を返信する。そして、返信されたデータは、伝送制御
部13から中央制御装置12に送られ、通信制御部16
において並列データに変換されてCPU15に与えられ
る。ここで、CPU15は、その並列データに基づい
て、どのアドレス値のターミナルユニットTからのデー
タかを認識し、各アドレスに関連付けて入力情報と、チ
ャンネル数とを記憶部22に書き込む。次いで、CPU
15から出力ユニット確認信号が出力されると、ブロッ
クパルスに同期して各ターミナルユニットTに伝送さ
れ、出力ユニットT2,T3は、各自のアドレスに対応
するブロックパルスに同期して自己のチャンネル数を返
信する。そして、返信されたデータは、伝送制御部13
から中央制御装置12に送られ、CPU15は、通信制
御部16によって変換された並列データに基づいて、各
アドレスに関連付けて出力情報と、チャンネル数とを記
憶部22に書き込む。そして、これらのデータは、例え
ば上位制御装置40に取り込んで、図4に示すような表
示部41に一覧表示することが可能になる。これによ
り、システム構築後にシステム全体でのデバッグ(配線
違い)の確認作業が容易、かつ迅速に行うことができ
る。
【0025】<第2実施形態>図5及び図6は(請求項
4,6,8,10の発明に対応する)第2実施形態を示
す。前記実施形態との相違は、照合用記憶手段40に記
憶された照合用応答信号に基づいて、実際のシステムが
所望の構成に構築されているかどうかの照合機能を備え
たところにあり、その他の点は前記第1実施形態と同様
である。従って、第1実施形態と同一符号を付して重複
する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
【0026】本実施形態では、各ターミナルユニットT
は、入出力応答信号、チャンネル数に加えて、それらに
設定された設定アドレスに関する信号も返信する。更
に、コントロールユニット10は、各システムのターミ
ナルユニットTが連なる信号幹線11に対して着脱可能
な構成とされている。つまり一のシステムから他のシス
テムへと繋ぎ替えることが可能となっている。図5中、
符号40は、照合用記憶部であり、後述する情報取得動
作において、上記第1実施形態に係る記憶部22と同じ
ように、各ターミナルユニットTから返される入出力情
報、チャンネル数、及び設定アドレス番号がCPU15
により書き込まれる。本実施形態に係る照合用記憶部4
0は、8つの記憶領域(各領域に対応して「メモリ0〜
7」の番号がそれぞれ割り付けられている)から構成さ
れ、最大8種類のシステム構成の情報を記憶することが
できる。また、コントロールユニット10には、表示部
42が設けられており、入力部41(上記第1実施形態
では図示せず)での所定の入力操作に応じた種々の表示
動作を行う。具体的には、入力部41では、後述する
「照合用情報入力モード」、「情報所得モード」、「照
合モード」や「修正モード」等の各種モードの切り換え
や、設定情報の入力等を行うことができる。表示部42
には、メモリ用LED42a及びアドレス用LED42
bと、入出力アドレス表示灯42c,42dと、チャン
ネル数表示灯42eとが設けられている。
【0027】このうち、メモリ用LED42aには現在
選択されているメモリの番号が表示される。アドレス用
LED42bには通常各ターミナルユニットTの先頭ア
ドレスが割り付けられる、0から始まる16単位毎のア
ドレス番号(「0」,「16」...)が表示される。
また、入出力アドレス表示灯42c,42dは、前記ア
ドレス用LED42bに表示されたアドレスが出力用の
ターミナルユニットに割り付けられている場合には一方
の表示灯42cが点灯し、入力用のターミナルユニット
に割り付けられている場合には他方の表示灯42dが点
灯するよう動作する。なお、本実施形態では両表示灯4
2c,42dはそれぞれ異なる色(例えば緑色と、橙
色)で点灯される。
【0028】また、チャンネル数表示灯42eは、8つ
ずつ2列に配列された16つの表示灯から構成されてお
り、前記アドレス用LED42bに表示されたアドレス
に対応するターミナルユニットTのチャンネル数に応じ
た数の表示灯を点灯させるよう動作する。上記のように
構成された表示部42の表示態様により、照合用記憶部
40の各メモリに記憶された照合用応答信号データにつ
いて、各先頭アドレスに対応するターミナルユニットT
が入力用か出力用か、及び、そのチャンネル数を知るこ
とができる。なお、表示部42の各表示灯42a〜eは
上記以外にも入力部での種々の入力操作によって様々な
表示態様(例えば各モード内容を示す文字等)で動作を
行う。
【0029】次に、本実施形態の作用効果について図6
を参照しつつ説明する。同じ構成のシステムを複数構築
したい場合がある。例えば同図に示すように3つのシス
テムI〜IIIが構築されていて、このうちシステムIが所
望の構成に構築されているとする。そして、他のシステ
ムII,IIIがシステムIと同一構成に構築されてるかどう
か確認したいときには、以下の作業を行う。 [システムIについて]まず、システムIの信号幹線11
にコントロールユニット10を接続して、入力部41の
図示しないモード切替スイッチを「情報取得モード」に
設定されると、上記第1実施形態と同様、CPU15か
ら入力ユニット確認信号及び出力ユニット確認信号が各
ターミナルユニットTに伝送され、これに対して返信さ
れるデータに基づいてCPU15により各アドレスに関
連付けて入出力情報と、チャンネル数とが照合用記憶部
40に書き込まれる。この際、所定の入力操作により前
記メモリ用LED42aに所望のメモリ番号(例えば
「メモリ0」)を表示させて確定操作を行うことでシス
テムIからのデータが照合用応答信号としてメモリ0の
領域に記憶されることになる。
【0030】[システムIIについて]次いで、上記コン
トロールユニット10を、システムIIに接続して次述す
る操作を行う。コントロールユニット10をシステムII
の信号幹線11に接続後、やはり「情報取得モード」に
してシステムIIに連なるターミナルユニットTからデー
タを取得し、それらを例えば照合用記憶部40のメモリ
1にそれぞれ記憶させる。続いて、モードを「照合モー
ド」に切り換えて所定の操作によりシステムIのデータ
が記憶されたメモリ0とシステムIIのデータが記憶され
たメモリ1をそれぞれ選択して確定操作を行う。する
と、CPU15によりメモリ0とメモリ1とのデータに
ついてアドレスに対応付けて照合を行う。本実施形態で
は、各アドレスに対応付けられた信号レベルが同一であ
る否かが判断され、全てが同一であればシステムIIはシ
ステムIと同一構成に構築されているとして、例えばメ
モリ用LED42aに基準となるシステムIに対応する
メモリ番号を点滅表示させる。一方、いずれかの信号レ
ベルが異なればシステムIIが正しい構成に構築されてい
ないとして、メモリ用LED42aにエラーの旨の文字
等を表示させる。ここで、同図に示すように、システム
IIは、システムIと同一構成に構築されているからそれ
に対応したメモリ番号(メモリ0)が点滅表示されるこ
とになる。
【0031】[システムIIIについて]次いで、システ
ムIIIについては、アドレス32に割り付けられたター
ミナルユニットT6が出力用であり、かつチャンネル数
が8chである点でシステムIと異なる構成となってい
る。従って、システムIIIについても同様の操作を行う
と、エラーの旨の文字等が表示されることになる。この
ように、システムIからIIIが同一構成に構築されている
かどうかの確認作業を容易、かつ迅速に行うことができ
る。
【0032】なお、本実施形態においては、照合用記憶
部40の各メモリ内の照合用応答信号の内容を修正する
機能も備えている。例えば、システムIについてターミ
ナルユニットT1を出力用の8chターミナルユニット
T7(図示せず)に切り換えたいときには、まず、コン
トロールユニット10を「修正モード」に切り換えて、
メモリ用LED42aにメモリ0を表示させると共に、
アドレス用LED42bにターミナルユニットT1が割
り付けられたアドレス「0」を表示させる。そして、入
出力アドレス表示灯42c,42dについて出力用の表
示灯42cを点灯させ、かつ、チャンネル数表示灯42
eについては8つの表示灯を点灯させるように切り換え
た後に確定操作を行う。これによりメモリ0の修正が完
了する。その後、実際にシステムIにおいてターミナル
ユニットT7に繋ぎ変えて再び上述した情報取得及び照
合動作を行うことでシステムIについて正しく構成変更
がされたかどうかを容易に確認することができる。しか
も他のシステムII、IIIについても同様の構成変更をし
た場合には、上記作業を行うことでシステムIで取得さ
れた照合用応答信号に基づいてシステムII、IIIが正し
く構成変更されたかどうかもやはり容易に確認すること
ができる。
【0033】更に、「照合用情報入力モード」に設定す
れば、上記「修正モード」の操作と同様の操作によって
照合用応答信号を照合用記憶部40に直接書き込むこと
ができる(請求項5及び請求項9に相当)。このような
構成であれば、本実施形態では、照合の基準となるシス
テムIについては、例えば作業者が配線図等を見ながら
照合用情報を入力して照合用記憶部40のいずれかのメ
モリに照合用応答信号として記憶させておけば、このシ
ステムIについて実際の構成がその配線図通りに構築さ
れているかどうかを容易に確認することができる。
【0034】<第3実施形態>図7は(請求項7,11
の発明に対応する)第2実施形態を示す。同図に示すよ
うに、本実施形態に係るコントロールユニットには、他
のコントロールユニット10との間で照合用記憶部40
に記憶された照合用応答信号のやり取りができるデータ
通信部50が備えられている。図示しないもモード切替
スイッチにより「データ通信モード」に設定し、例えば
所定の操作でメモリ用LED42に送信したい照合用応
答信号が記憶されたメモリ番号を表示させて確定操作を
行うことでCPU15は、そのメモリ内のデータをデー
タ通信50に与える。そして、このデータ信号は、伝送
ラインLを介してそれに接続された他のコントロールユ
ニット10のデータ通信部50に伝送され、当該を他の
コントロールユニット10のCPU15により照合用応
答信号として照合用記憶部40の所定のメモリ領域に書
き込まれる。このような構成であれば上記第2実施形態
のようにコントロールユニット10を、各システムI〜I
II毎に繋ぎ替える必要がなくより迅速かつ効率的な確認
作業が可能になる。
【0035】<他の実施形態>本発明は、前記各実施形
態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明する
ような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さら
に、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更し
て実施することができる。 (1)上記各実施形態では、コントロールユニット10
に接続されるターミナルユニットTは、入力ユニットT
1,T4,T5と出力ユニットT2,T3の両方とした
が、この限りではなく、入力ユニットのみであっても、
また、出力ユニットのみが接続される構成であっても良
い。
【0036】(2)また、ターミナルユニットのチャン
ネル数は複数種類存在する構成としたが、この限りでは
なく、あるチャンネル数1種類のみ(例えば、4CHの
み)を接続する構成であっても良い。 (3)上記第2実施形態において、コントロールユニッ
ト10を上位のコンピュータに接続して、照合結果に応
じた信号をCPU15から与えるようにして、上位コン
ピュータの表示部にその照合結果を表示させる構成とし
ても良い。また、照合結果を表示部42に表示させる構
成に限らず、例えば発音手段を設けてデータが不一致の
場合には警告音を発生させる等、種々の報知手段による
構成であっても良い。
【0037】(4)上記第2実施形態では、情報取得モ
ードにおいて取得したデータを一旦照合用記憶部40に
記憶させた後に、他のメモリに記憶された照合用応答信
号と照合する構成としたが、必ずしも一旦メモリに記憶
する必要はない。即ち、CPU15が、通信制御部から
送られてくる並列データについて、それぞれのアドレス
に対応する照合用応答信号を照合用記憶部40から順次
読み込んで照合動作を行う構成であっても良い。このよ
うな構成であれば照合用記憶部40の容量の軽減を図る
ことができる。
【0038】(5)上記第3実施形態では、送受信手段
として有線の構成を例に挙げたが、これに限らず、光伝
送等の無線式のものであってもよい。その他、記録媒体
読込手段を備えてデータのやり取りを行うよう構成して
も良い。
【0039】(6)また、上記実施形態では、照合動作
において全データが一致するか否かについての表示部4
2に表示させる構成としたが、これに限らず、例えば信
号レベルが不一致と判断されたアドレスの番号をアドレ
ス用LED42dに表示させるよう構成しても良い。こ
のような構成であればどのターミナルユニットTについ
て誤配線(割り付けアドレスの設定ミス、入力用及び出
力用の選択ミス、チャンネル数の相違等)されている
か、より詳しく照合結果を知ることができ、迅速にシス
テム構成の修正作業を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るシリアル通信シス
テム全体の配線図
【図2】コントロールユニットのブロック図
【図3】ターミナルユニットのブロック概略図
【図4】上位制御装置の表示部に表示される一覧表の例
を示した図
【図5】第2実施形態のコントロールユニットのブロッ
ク図
【図6】システムI〜IIIの配線図
【図7】第3実施形態のコントロールユニットのブロッ
ク図
【符号の説明】
10…コントロールユニット 11…信号幹線 15…CPU 22…記憶部 30…アドレス設定部 40…照合用記憶部 41…入力部 42…表示部 50…データ通信部 T(T1,T2,T3,T4,T5・・・Tn)…各タ
ーミナルユニット

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントロールユニットに連なる一対の信
    号線に、それぞれ固有のアドレスが割り付けられた複数
    のターミナルユニットを接続し、指定アドレスを順次変
    更して前記各ターミナルユニットを周回するように巡り
    つつデータのシリアル伝送を行うことで、前記コントロ
    ールユニットと前記ターミナルユニットとの間でデータ
    のやり取りを行うシリアル通信システムにおいて、 前記コントロールユニットから入出力確認信号を送り、
    それに対して前記各ターミナルユニットからそれぞれに
    ついて、割り付けられた前記固有のアドレス、入力用か
    出力用か、及び、入出力可能な制御信号の最大点数のい
    ずれか、又はそれらの組合せに応じた応答信号を返すよ
    うに構成し、 前記コントロールユニットに、前記各ターミナルユニッ
    トから返される前記応答信号を、それぞれのターミナル
    ユニットの前記アドレスに対応付けて記憶する記憶手段
    を備えたことを特徴とするシリアル通信システム。
  2. 【請求項2】 それぞれ固有のアドレスが割り付けられ
    た複数のターミナルユニットに、一対の信号線を介して
    接続され、指定アドレスを順次変更して前記各ターミナ
    ルユニットを周回するように巡りつつデータのシリアル
    伝送を行うことで、前記各ターミナルユニットとデータ
    のやり取りを行うシリアル通信システム用のコントロー
    ルユニットにおいて、 前記各ターミナルユニットに入出力確認信号を送るよう
    に構成すると共に、 前記入出力確認信号を受けた前記各ターミナルユニット
    から返される、割り付けられた前記固有のアドレス、入
    力用か出力用か、及び、入出力可能な制御信号の最大点
    数のいずれか、又はそれらの組合せに応じた応答信号
    を、それぞれのターミナルユニットの前記アドレスに対
    応付けて記憶する記憶手段を備えたことを特徴とするシ
    リアル通信システム用のコントロールユニット。
  3. 【請求項3】 アドレスを変更しつつ順次データのシリ
    アル伝送を行うコントロールユニットに連なる一対の信
    号線に接続され、自己に割り当てられたアドレスに対応
    するデータについて前記コントロールユニットとやり取
    りを行うシリアル通信システムのターミナルユニットに
    おいて、 前記コントロールユニットから送られる入出力確認信号
    に対して、割り付けられた前記固有のアドレス、入力用
    か出力用か、及び、入出力可能な制御信号の最大点数の
    いずれか、又はそれらの組合せに応じた応答信号を前記
    コントロールユニットに返すことを特徴とするシリアル
    通信システムのターミナルユニット。
  4. 【請求項4】 コントロールユニットに連なる一対の信
    号線に、それぞれ固有のアドレスが割り付けられた複数
    のターミナルユニットを接続し、指定アドレスを順次変
    更して前記各ターミナルユニットを周回するように巡り
    つつデータのシリアル伝送を行うことで、前記コントロ
    ールユニットと前記ターミナルユニットとの間でデータ
    のやり取りを行うシリアル通信システムにおいて、 前記コントロールユニットから入出力確認信号を送り、
    それに対して前記各ターミナルユニットからそれぞれに
    ついて、割り付けられた前記固有のアドレス、入力用か
    出力用か、及び、入出力可能な制御信号のいずれか、又
    はそれらの組合せに応じた応答信号を返すように構成
    し、 前記コントロールユニットに、照合用応答信号をアドレ
    スに対応付けて記憶するための照合用記憶手段と、 前記各ターミナルユニットから返される前記応答信号
    を、それと同一アドレスに対応付けられ前記照合用記憶
    手段に記憶された前記照合用応答信号と照合し、その照
    合結果に応じた出力信号を出力する照合手段とを備えた
    ことを特徴とするシリアル通信システム。
  5. 【請求項5】 前記コントロールユニットには、前記各
    ターミナルユニットに関する情報をそれぞれのアドレス
    に対応付けて入力するための入力手段が設けられ、前記
    照合用記憶手段は、前記入力手段にて入力された前記情
    報を、前記各アドレスに対応付けて、前記照合用応答信
    号として記憶するよう構成されていることを特徴とする
    請求項4に記載のシリアル通信システム。
  6. 【請求項6】 前記コントロールユニットは、前記信号
    線に対して着脱可能な構成とされ、前記照合用記憶手段
    は、接続された信号線に連なる各ターミナルユニットか
    ら返される応答信号を、それぞれのターミナルユニット
    の前記アドレスに対応付けて、前記照合用応答信号とし
    て記憶するよう構成されていることを特徴とする請求項
    4に記載のシリアル通信システム。
  7. 【請求項7】 前記コントロールユニットには、前記照
    合用記憶手段に記憶された前記照合用応答信号を、他の
    前記コンロールユニットとの間で送受信可能な送受信手
    段を備えていることを特徴とする請求項4ないし請求項
    6のいずれかに記載のシリアル通信システム。
  8. 【請求項8】 それぞれ固有のアドレスが割り付けられ
    た複数のターミナルユニットに、一対の信号線を介して
    接続され、指定アドレスを順次変更して前記各ターミナ
    ルユニットを周回するように巡りつつデータのシリアル
    伝送を行うことで、前記各ターミナルユニットとデータ
    のやり取りを行うシリアル通信システム用のコントロー
    ルユニットにおいて、 前記各ターミナルユニットに入出力確認信号を送るよう
    に構成すると共に、 照合用応答信号をアドレスに対応付けて記憶するための
    照合用記憶手段と、 前記入出力確認信号を受けた前記各ターミナルユニット
    から返される、割り付けられた前記固有のアドレス、入
    力用か出力用か、及び、入出力可能な制御信号の最大点
    数のいずれか、又はそれらの組合せに応じた応答信号
    を、それと同一アドレスに対応付けられ前記照合用記憶
    手段に記憶された前記照合用応答信号と照合し、その照
    合結果に応じた出力信号を出力する照合手段とを備えた
    ことを特徴とするシリアル通信システムのコントロール
    ユニット。
  9. 【請求項9】 前記コントロールユニットには、前記各
    ターミナルユニットに関する情報をそれぞれのアドレス
    に対応付けて入力するための入力手段が設けられ、前記
    照合用記憶手段は、前記入力手段にて入力された前記情
    報を、前記各アドレスに対応付けて前記照合用応答信号
    として記憶するよう構成されていることを特徴とする請
    求項8に記載のシリアル通信システムのコントロールユ
    ニット。
  10. 【請求項10】 前記信号線に対して着脱可能な構成と
    され、前記照合用記憶手段は、接続された信号線に連な
    る各ターミナルユニットから返される応答信号を、それ
    ぞれのターミナルユニットの前記アドレスに対応付け
    て、前記照合用応答信号として記憶するよう構成されて
    いることを特徴とする請求項8に記載のシリアル通信シ
    ステムのコントロールユニット。
  11. 【請求項11】 前記照合用記憶手段に記憶された前記
    照合用応答信号を、他の前記コンロールユニットとの間
    で送受信可能な送受信手段を備えていることを特徴とす
    る請求項8ないし請求項10のいずれかに記載のシリア
    ル通信システムのコントロールユニット。
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