JP2002369077A - 撮像装置及び撮像方法、並びに記憶媒体及びプログラム - Google Patents

撮像装置及び撮像方法、並びに記憶媒体及びプログラム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像表示を迅速に実行し、作業性に優れた撮
像装置及び撮像方法を提供する。 【解決手段】 撮像手段101が撮影準備状態に移行し
たことを認識した直後に、前記撮像手段により放射線照
射を行うことなく暗画像を得るステップと、前記暗画像
に基づき画像補正データを作成するステップと、撮像手
段101の撮影準備状態を保持しながら、撮像手段10
1により放射線照射を行い撮像データを得るステップ
と、画像補正データに基づき撮像データを補正するステ
ップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体像を撮像す
る撮像装置及び撮像方法に関し、特に放射線を被写体に
照射し、前記被写体を透過した放射線を検出する撮像を
主な対象とする。
【0002】
【従来の技術】従来から、医療診断を目的とするX線撮
影には、増感紙とX線写真フィルムを組み合わせたフィ
ルムスクリーンシステムがよく用いられている。この方
法によれば、被写体を透過したX線は被写体の内部情報
を含み、それが増感紙によってX線の強度に比例した可
視光に変換され、X線フィルムを感光させ、X線画像を
フィルム上に形成する。
【0003】最近では、従来X線フィルムで撮影されて
きた胸部などの一般撮影領域にもデジタル撮影装置が普
及しており、診断画像の分野でデジタル画像の取得が可
能となってきた。
【0004】デジタルX線撮影装置の断面構造の概略図
を図9に示す。撮像部は、蛍光体501と光電変換素子
502とを組み合わせて構成される。光電変換素子50
2は、光電変換層として、例えば非結晶シリコン(a-Si
膜)が利用されている。これは、大面積のガラス基板の
ようなセンサ基板に容易に形成することが可能なばかり
でなく、スイッチング素子としてのTFTの半導体材料と
しても用いることが可能である点で好適だからである。
【0005】入射されたX線は蛍光体501で可視光へ
と変換される。そして、光電変換素子の半導体層で吸収
された光によってフォトキャリアが形成され、蓄積され
る。
【0006】一般的なX撮像システムは、X線室及びX
線制御室を備えており、X線室にはX線を発生するX線
発生器が置かれる。X線発生器は、X線を発生するX線
管球、撮像制御器により制御されてX線管球を駆動する
高圧発生源、及びX線管球により発生されたX線ビーム
を所望の撮像領域に絞り込むX線絞りからなる。
【0007】ホストコンピュータは、X線撮影装置から
得た画像データをの内部RAMに記憶する。記憶された画
像データは、オフセット補正やゲイン補正などの適切な
処理を施した後、操作者の要求により、ディスプレイに
表示されたり、あるいはハードディスクや外部記憶装置
に保存されたりする。
【0008】図8はX線検出器の撮像動作を含むタイミ
ングチャートである。この図8を中心にX線検出器の動
作について説明する。200は操作者インターフェース
に対する撮像要求信号、202は実X線曝射状態、20
3は操作者の指示に基づいた撮像制御器から駆動器への
撮影要求信号、204はX線検出器の撮影レディ信号、
205はX線検出器の駆動状態(特に光検出器アレーか
らの電荷読み出し動作)をそれぞれ現している。
【0009】操作者の操作者インターフェースに対する
撮影準備の要求指示(200 1stSW)により、撮
像制御器はX線発生器を撮影レディ状態に遷移させると
ともに、X線検出器に対して撮影準備状態へ移行させる
指示を出す。指示を受けた駆動器は光検出器アレーにバ
イアスを印加するとともに、(リフレッシュ及び)空読
みFiを繰り返す。
【0010】検出器準備状態では、光電変換モードにお
いて、空読み後、光検出部に暗電流が徐々に蓄積されて
コンデンサが飽和状態で保持されることを避ける為、
(リフレッシュR及び)空読みFiを所定間隔で繰り返
す。
【0011】次に、操作者から操作者インターフェース
に対す撮影要求指示(200:2ndSW)により、撮
像制御器はX線発生器とX線検出器との同期を取りなが
ら撮影動作を制御する。撮影要求指示(200:2nd
SW)に従いX線曝射要求信号203に示すタイミング
でX線検出器に対し、撮像要求信号をアサートする。駆
動器は撮像要求信号に呼応して撮像駆動状態205に示
すように所定の撮像準備シーケンス駆動を行う。
【0012】X線検出器の撮像準備が整った時点で、駆
動器は撮像制御器に対し、X線検出器レディ信号204
を返し、撮像制御器はこの信号の遷移を元にして、X線
発生要求信号202としてX線発生器にアサートする。
X線発生器は、X線発生要求信号202が与えられてい
る間、X線を発生する。所定X線量を発生したら撮像制
御器はX線発生要求信号202をネゲートするとともに
X線撮像要求信号203をネゲートすることによりX線
検出器へ画像取得タイミングを通知し、このタイミング
を基にしてそれまで待機状態だった信号読出し回路の動
作を開始させる。信号読み出し回路の制定の為の所定ウ
ェイト時間後、駆動器に基づいてX線検出器アレーから
画像データを読み出して画像処理器に生画像を取得す
る。転送が完了すると駆動器は読み出し回路を再び待機
状態に遷移させる。
【0013】引き続き、X線検出器は補正画像取得す
る。即ち、先の撮像の為の撮像シーケンスと同様のシー
ケンスを繰り返し、X線照射の無い暗画像を取得し、画
像処理器に補正用画像として転送する。この時、撮像シ
ーケンスは撮影の度にX線曝射時間など若干異なる可能
性が有るが、それも含めて全く同じ撮影シーケンスを再
現して補正画像を取得することにより、より高画質な画
像が得られる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の撮影方式では、
X線曝射時間及び電荷蓄積時間が撮影毎に未定であるた
め、補正用画像を本撮影画像撮影時と同様の撮影シーケ
ンスでとる目的で、本撮影画像の後に取得していた。従
って、特に長時間電荷蓄積撮影の場合、本撮影が終了
し、補正画像を取得してから補正処理を行っており、最
終的に撮影画像を表示するまでに時間がかかっていた。
【0015】そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、画
像表示を迅速に実行し、作業性に優れた撮像装置及び撮
像方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、被
写体像を撮像する撮像手段と、撮像手段により得られた
撮像データに基づき画像補正データを作成し、前記画像
補正データを用いて前記撮像データの補正処理を行う補
正手段と、前記撮像手段及び前記補正手段の駆動を制御
する制御手段とを含み、前記制御手段により前記撮像手
段が撮影準備状態に移行したことを認識した直後に、前
記撮像手段による前記撮像データを得ることなく前記補
正手段により画像補正データを作成し、続いて前記撮像
手段の前記撮影準備状態を保持しながら、前記撮像手段
により前記撮像データを得た後、前記撮像データを補正
することを特徴とする。
【0017】本発明の撮像装置の一態様では、前記撮像
手段は、放射線を被写体に照射し、前記被写体を透過し
た放射線を検出することにより被写体像を撮像し、光電
変換により前記撮像データを得るものであり、前記制御
手段により前記撮像手段が撮影準備状態に移行したこと
を認識した直後に、前記撮像手段による放射線照射を行
うことなく暗画像を得て前記補正手段により画像補正デ
ータを作成し、続いて前記撮像手段の前記撮影準備状態
を保持しながら、前記撮像手段により放射線照射を行い
前記撮像データを得た後、前記撮像データを補正する。
【0018】本発明の撮像装置の一態様では、前記撮像
手段における前記光電変換の電荷蓄積状態の継続時間が
規定されている。
【0019】本発明の撮像装置の一態様では、撮影対象
を切り替えることができる操作者インターフェース手段
を更に含み、前記制御手段により前記撮像手段が撮影準
備状態に移行したことを認識した直後に、前記撮像手段
による前記撮像データを得ることなく前記補正手段によ
り画像補正データを作成し、続いて前記撮像手段の前記
撮影準備状態を保持しながら、前記撮像手段により前記
撮像データを得た後、前記撮像データを補正する撮像手
順と、前記撮像手順と異なる他の撮像手順とを、前記操
作者インターフェース手段からの撮影対象選択の指示に
よって自動的に切り替える。
【0020】本発明の撮像装置の一態様では、前記画像
補正データを作成した後、前記撮像データを得るための
前記撮像手段の駆動を行うまでに所定時間が経過する
と、再び前記画像補正データを作成する。
【0021】本発明の撮像装置の一態様では、前記暗画
像に基づき記画像補正データを作成した後、前記放射線
照射を行うまでに所定時間が経過すると、再び前記画像
補正データを作成する。
【0022】本発明の撮像装置の一態様では、前記画像
補正データの作成途中に前記撮像データの作成要求を受
けた場合、前記撮像データの作成を開始する前に前記画
像補正データの作成を完了させ、その直後に前記撮像デ
ータの作成を開始する。
【0023】本発明の撮像装置の一態様では、前記暗画
像に基づく記画像補正データの作成途中に前記放射線照
射の要求を受けた場合、前記放射線照射を開始する前に
前記画像補正データの作成を完了させ、その直後に前記
放射線照射を開始する。
【0024】本発明の撮像方法は、撮像手段により、放
射線を被写体に照射し、前記被写体を透過した放射線を
検出することにより被写体像を撮像する方法であって、
前記撮像手段が撮影準備状態に移行したことを認識した
直後に、前記撮像手段による放射線照射を行うことなく
暗画像を得るステップと、前記暗画像に基づき画像補正
データを作成するステップと、前記撮像手段の前記撮影
準備状態を保持しながら、前記撮像手段により放射線照
射を行い撮像データを得るステップと、前記画像補正デ
ータに基づき前記撮像データを補正するステップとを含
むことを特徴とする。
【0025】本発明の撮像方法の一態様では、前記撮像
手段は、光電変換により前記撮像データを得るものであ
り、前記撮像手段における前記光電変換の電荷蓄積状態
の継続時間が規定されている。
【0026】本発明の撮像方法の一態様では、前記暗画
像に基づき記画像補正データを作成した後、前記放射線
照射を行うまでに所定時間が経過すると、再び前記画像
補正データを作成する。
【0027】本発明の撮像方法の一態様では、前記暗画
像に基づく記画像補正データの作成途中に前記放射線照
射の要求を受けた場合、前記放射線照射を開始する前に
前記画像補正データの作成を完了させ、その直後に前記
放射線照射を開始する。
【0028】本発明の記録媒体は、コンピュータを前記
撮像装置の前記各手段として機能させるためのプログラ
ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
能なものである。
【0029】本発明の記録媒体は、前記撮像方法の前記
各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
能なものである。
【0030】本発明のプログラムは、コンピュータを前
記撮像装置の前記各手段として機能させるためのもので
ある。
【0031】本発明のプログラムは、前記撮像方法の前
記各ステップをコンピュータに実行させるためのもので
ある。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。ここで、X撮像シ
ステムの構成を図1に示す。このX撮像システムは、X
線室104と、X線制御室105と、操作者インターフ
ェース114及びディスプレイ115等を備えて構成さ
れている。
【0033】X線室104には、X線を発生するX線発
生器117と、被写体を透過したX線を検出するX線検
出器101が置かれる。X線発生器117は、X線を発
生するX線管球119、撮像制御器107により制御さ
れてX線管球119を駆動する高圧発生源118、及び
X線管球119により発生されたX線ビームを所望の撮
像領域に絞り込むX線絞り120からなる。X線検出器
101には、X線制御室105側からの指示に従ってX
線検出器101を駆動する駆動器102が設けられてい
る。
【0034】他方、X線制御室105には、ホストコン
ピュータ106が設けられており、このホストコンピュ
ータ106は、内部RAM111と、ディスプレイ115
を制御する表示制御機112と、操作者インターフェー
ス114と接続されたセンサ切り替え部113と、ハー
ドディスク109及び外部記憶装置110と、X線検出
器101により得られた撮像データに基づき画像補正デ
ータを作成し、画像補正データを用いて撮像データの補
正処理を行う補正手段を含む各種画像処理を実行する画
像処理器108と、X線発生器117を制御すると共
に、駆動器102を介してX線検出器101及び画像処
理器108を制御する撮像制御器107が設けられてい
る。
【0035】ホストコンピュータ106がX線検出器1
01から得た画像データを内部RAM111に記憶する。
記憶された画像データは、オフセット補正やゲイン補正
などの適切な処理を施した後、操作者116の要求によ
り、ディスプレイ115に表示されたり、あるいはハー
ドディスク109や外部記憶装置110に保存されたり
する。また、センサ切り替え部113は、操作者インタ
ーフェース114を介した操作者116の指示により、
本実施形態で説明する撮像手順と、他の撮像手順とを自
動的に切り替えるものである。
【0036】図2に光電変換素子の等価回路の一例を示
す。1素子は、光検出部601と電荷の蓄積及び読み取
りを制御するスイッチング薄膜トランジスタ(TFT)
603とからなり、一般には、ガラス基板上にアモルフ
ァスシリコン(a−Si)を用いて形成される。光検出
部601は更に、光ダイオード601aとコンデンサ6
01bの並列回路からなり、光電効果による電荷を定電
流源602として記述している。コンデンサ601bは
光ダイオード601aの寄生容量でも、光ダイオード6
01aのダイナミックレンジを改善する追加的なコンデ
ンサでもよい。光検出部601(光ダイオード601
a)のカソードは共通電極(D電極)であるバイアス配
線Lbを介してバイアス電源604に接続する。光検出部
601(光ダイオード601a)のアノードは、ゲート
電極(G電極)からスイッチングTFT603を介して
コンデンサ605及び電荷読出し用プリアンプ606に
接続する。プリアンプ606の入力はまた、リセット用
スイッチ608及び信号線バイアス電源609を介して
アースに接続する。
【0037】先ず、スイッチングTFT603とリセッ
ト用スイッチ608を一時的にオンにして、コンデンサ
601bをリセットし、スイッチングTFT603とリ
セット用スイッチ608をオフにする。その後、X線を
発生させて、被検体610に曝射する。蛍光体501が被
検体610を透過してきたX線像を可視光線像に変換
し、光ダイオード601aは、その可視光線像により導
通状態になり、コンデンサ601bの電荷を充電させ
る。スイッチングTFT603をオンにして、コンデン
サ601bとコンデンサ605を接続する。これによ
り、コンデンサ601bの放電量の情報がコンデンサ6
05にも伝達される。プリアンプ606によりコンデン
サ605の蓄積電荷による電圧の増幅、もしくは点線で
示されたコンデンサ607により電荷−電圧変換され、
外部に出力される。
【0038】次に、図2に示す光電変換素子を2次元に
拡張して構成した場合の光電変換動作を説明する。図3
は2次元配列の光電変換素子を具備する光検出器アレー
の等価回路である。
【0039】光検出器アレーは、2000×2000〜
4000×4000程度の画素から構成され、アレー面
積は200mm×200mm〜500mm×500mm
程度である。図3では、光検出器アレーは2048×2
048の画素から構成され、アレー面積は215mm×
215mmである。よって、1画素のサイズは約105
×105μmである。横方向に配置した2048個の画
素を1ブロックとし、2048個のブロックを縦方向に
配置して、2次元構成としている。
【0040】図2で説明したように、1画素は、1つの
光検出部601とスイッチングTFT603とからな
る。光電変換素子PD(1,1)〜(2048,204
8)は光検出部601に対応し、転送用スイッチSW
(1,1)〜(2048,2048)はスイッチングT
FT603に対応する。光電変換素子PD(m,n)の
ゲート電極(G電極)は、対応するスイッチSW(m,
n)を介してその列に対する共通の列信号線Lcmに接
続する。例えば、第1列の光電変換素子PD(1,1)
〜(2048,1)は、第1の列信号線Lc1に接続す
る。各光電変換素子PD(m,n)の共通電極(D電
極)は全て、バイアス配線Lbを介してバイアス電源6
04に接続する。
【0041】同じ行のスイッチSW(m,n)の制御端
子は、共通の行選択線Lrnに接続する。例えば、第1
行のスイッチSW(1,1)〜(1,2048)は、行
選択線Lr1に接続する。行選択線Lr1〜2048
は、ゲート駆動回路703を介してタイミング制御回路
704に接続する。ゲート駆動回路703は、タイミン
グ制御回路704からの制御信号を解読し、どのライン
の光電変換素子の信号電荷を読み出すべきかを決定する
アドレスデコーダ710と、アドレスデコーダ710の
出力に従って開閉される2048個のスイッチ素子から
構成される。この構成により、任意のラインLrnに接
続するスイッチSW(m,n)に接続する光電変換素子
PD(m,n)の信号電荷を読み出すことができる。ゲ
ート駆動回路703は、最も簡単な構成としては、単に液
晶ディスプレイなどに用いられているシフトレジスタに
よって構成してもよい。
【0042】列信号線Lc1〜2048は、タイミング
制御回路704により制御される信号読出し回路702
に接続する。信号読出し回路702で、706−1〜2
048は、それぞれ列信号線Lc1〜2048からの信
号電位を増幅するプリアンプ、707−1〜2048は
それぞれプリアンプ706−1〜2048の出力をサン
プルホールドするサンプルホールド(S/H)回路、7
08は707−1〜2048の出力を時間軸上で多重化
するアナログ・マルチプレクサ、709はマルチプレク
サ708のアナログ出力をディジタル化するA/D変換
器である。A/D変換器709の出力は通信用フレーム
メモリ705に入力される。
【0043】図3に示す光検出器アレーでは、2048
×2048個の画素を列信号線Lc1〜2048により
2048個の列に分け、1行あたりの2048画素の信
号電荷を同時に読み出し、各列信号線Lc1〜204
8、プリアンプ706−1〜2048及びS/H回路7
07−1〜2048を介してアナログ・マルチプレクサ
708に転送し、ここで時間軸多重化して、順次、A/
D変換器709によりディジタル信号に変換する。
【0044】A/D変換器の出力は通信用フレームメモリ
705に接続される。フレームメモリはタイミング制御
回路704に接続されており、タイミング制御回路70
4の制御の元にホストコンピュータへとデータ転送する
ようになっている。タイミング制御回路704は、ホス
トコンピュータ106に接続されており、ホストの制御
の元に動作する。
【0045】本発明の撮像動作を含むタイミングチャー
トを図4に、撮影シーケンスを図5にそれぞれ示す。図
4、図5を中心にX線検出器101の動作について説明
する。300は操作者インターフェース114に対する
撮像要求信号、302は実X線曝射状態、303は操作
者116の指示に基づいた撮像制御器107から駆動器
102への撮影要求信号、304はX線検出器101の
撮影レディ信号、305はX線検出器101内のパワー
制御信号、306はX線検出器の駆動状態(特に光検出
器アレーからの電荷読み出し動作)をそれぞれ現してい
る。
【0046】操作者116からの検出器準備要求が有る
まで駆動器102は306に示すようにパワー制御をOF
F状態で待機する(S1)。具体的には、第7図におい
て行選択線Lr、列信号線Lc、バイアス配線Lbの電
位を図示しないスイッチにより同電位(特に信号GND
レベル)に保ち、光検出器アレーにバイアスを印加しな
い。更には、信号読出し回路702、ラインセレクタ7
03、バイアス電源604を含む電源を遮断することに
より、前記行選択線Lr、列信号線Lc、バイアス配線
Lbの電位をGND電位に保っても良い。
【0047】操作者116の操作者インターフェース1
14に対する検出器準備要求指示により、X線検出器1
01に対して撮影準備状態へ移行させる指示を出す。検
出器準備要求指示は、例えば操作者インターフェース1
14から撮影部位が選択されたり、撮影準備のための患
者IDが入力されたことによる。この検出器準備要求指示
をうけ、駆動器102はパワー制御信号をONにし、X線
検出器を撮影準備状態へと移行させる(S2)。
【0048】このX線検出器が撮影準備状態へ移行した
後、補正用画像取得のための撮影シーケンスを行う(S
3)。すなわち、リフレッシュが必要な場合はリフレッ
シュを行い、そして、撮像シーケンスの為の専用空読み
Fpを所定回数及び電荷蓄積状態専用空読みFpfを行
って電荷蓄積状態(撮像ウィンドウ:T4)に遷移す
る。なお、本発明の場合、この電荷蓄積状態の時間は既
知である。電荷蓄積状態の時間が既知の撮影とは、例え
ば断層撮影を指す。断層撮影とは、X線管とデジタルX
線検出器とを相対的に反対方向に移動させるとともに、
その両者の移動位置を検出し、X線検出器からの画像情
報を移動位置毎に関連付けて記憶し、この画像情報から
任意スライス面の画像を得るものである。これにより、
1回のX線スキャンのデータで任意のスライス面の画像
を得ることができる。なお、この一回のスキャンは、例
えば3.2秒と規定されている。従って、その場合X線
曝射は3.2秒間行うことになり、電荷蓄積時間もそれ
により予め決定される。
【0049】補正用画像撮像シーケンスの為の空読みF
pの回数及び時間間隔T2は、撮像制御機107から撮
像要求に先んじて予め設定された値に基づいて行う。こ
れは操作者116の要求により操作性重視なのか画質重
視なのかや、または撮像部位により自動的に最適な駆動
を選択して切り替える。撮影準備完了までの期間(T
3)は所用時間が短いことが実使用上要求されるので、
そのために撮像準備シーケンス専用空読みFpを行う。
【0050】なお、X線検出器が撮影準備状態へ移行し
た直後は、光電変換素子内に過渡電流が発生するなどの
過渡状態にある。その後、時間経過と供に定常状態へと
落ち着いていく。そのため、上記の補正用画像撮像シー
ケンスは、光電変換素子が定常状態になってから行う。
例えば、パワー制御信号がONされてから光電変換素子が
定常状態になったとみなされる30秒経過を目安に行
う。そうすることにより、より効果的な補正が行われ
る。
【0051】X線検出器101の撮像準備が整い、予め
規定された電荷蓄積状態時間の経過後、駆動器102は
撮像制御器107に対し、画像取得タイミングを通知
し、それまで待機状態だった信号読出し回路702の動
作を開始させる。信号読み出し回路702の制定の為の
所定ウェイト時間後、駆動器102に基づいてX線検出
器アレーから画像データを読み出して画像処理器108
に補正用画像を取得する。なお、この補正用画像を取得
した後、撮像装置はアイドリング駆動を開始する。この
アイドリング駆動の詳細については、後に示す。
【0052】図6は画像処理器108を示しており、画
像データの流れを示している。801はデータパスを選
択するマルチプレクサ、802及び803はそれぞれX
線画像用及び補正用画像用フレームメモリ、804はオ
フセット補正回路、805はゲイン補正データ用フレー
ムメモリ、806はゲイン補正用回路、807は欠陥補
正回路、808はその他の画像処理回路を代表してそれ
ぞれ現している。
【0053】図4のFrnoフレームで取得された補正
画像は、マルチプレクサ801を経由して補正用画像用
フレームメモリ803に記憶される。
【0054】検出器準備状態では、光電変換モードにお
いて、空読み後、光検出部601に暗電流が徐々に蓄積
されてコンデンサ601bが飽和状態で保持されること
を避ける為、(リフレッシュR及び)空読みFiを所定
間隔で繰り返す。この駆動、即ち、検出器準備状態に行
う空読みFiを所定時間間隔T1で繰り返す駆動を以後
「アイドリング駆動」と呼び、アイドリング駆動を行っ
ている検出器準備状態の期間を「アイドリング駆動期
間」と呼ぶ。このアイドリング駆動期間は、どの程度続
くかが実使用上、未定義の為、光検出器アレー(特にT
FT)に負荷のかかる読み出し動作は極力少なくする為
にT1は通常の撮影動作時よりも長く設定し、通常の読
み出し駆動FrよりもTFTのON時間の短いアイドリ
ング専用空読み駆動Fiを行う。また、リフレッシュR
動作が必要なセンサの場合には、空読みFi数回に対し
て1回リフレッシュR動作を行うようにする。
【0055】次に、操作者116からX線発生装置へ曝
射要求指示(S4)(300:1stスイッチ(通常は
管球のロータアップなどが開始される。))が発せら
れ、その後の撮影要求指示(300:2ndSW)によ
り、撮像制御器107はX線発生器117とX線検出器
101との同期を取りながら撮影動作を制御する。撮影
要求指示(300:2ndSW)に従いX線曝射要求信
号303に示すタイミングでX線検出器に対し、撮像要
求信号をアサートする。駆動器は撮像要求信号に呼応し
て撮像駆動状態306に示すように所定の撮像準備シー
ケンス駆動を行う。具体的には、リフレッシュが必要な
場合はリフレッシュを行い、そして、撮像シーケンスの
為の専用空読みFpを所定回数及び電荷蓄積状態専用空
読みFpfを行って電荷蓄積状態(撮像ウィンドウ:T
4)に遷移する。その際、撮像シーケンスの為の空読み
Fpの回数及び時間間隔T2は、撮像制御機107から
撮像要求に先んじて予め設定された値に基づいて行う。
これは、先の補正画像撮影シーケンスと同様のシーケン
スにする。
【0056】X線検出器101の撮像準備が整った時点
で、駆動器102は撮像制御器107に対し、X線検出
器レディ信号304を返し、撮像制御器107はこの信
号の遷移を元にして、X線発生要求信号302としてX
線発生器117にアサートする。X線発生器117は、
X線発生要求信号202が与えられている間、X線を発
生する。所定時間X線量を発生したら撮像制御器107
はX線発生要求信号302をネゲートするとともにX線
撮像要求信号303をネゲートすることによりX線検出
器101へ画像取得タイミングを通知する。このタイミ
ングを基にして駆動器102はそれまで待機状態だった
信号読出し回路702の動作を開始させる。信号読み出
し回路702の制定の為の所定ウェイト時間後、駆動器
102に基づいてX線検出器アレーから画像データを読
み出して画像処理器108に生画像を転送する。転送が
完了すると駆動器102は読み出し回路702を再び待
機状態に遷移させる。
【0057】図4でFrxoフレームで取得されたX線
画像は、マルチプレクサ801を経由してX線画像用フ
レームメモリ802に記憶される。X線画像の記憶完了
から、予め取得しておいた補正用画像を利用して、オフ
セット補正回路804によりオフセット補正(例えばF
rxo−Frno)が行われ(S6)、引き続き予め取
得されゲイン補正用フレームメモリに記憶してあるゲイ
ン補正用データFgを用いて、ゲイン補正回路806が
ゲイン補正(例えば、(Frxo−Frno)/Fg)を
行う。引き続き欠陥補正回路807に転送されたデータ
は、不感画素や複数パネルで構成されたX線検出器10
1のつなぎ目部などに違和感を生じないように画像を連
続的に補間して、X線検出器101に由来するセンサ依
存の補正処理を完了する。
【0058】更に、その他の画像処理回路808にて、
一般的な画像処理、例えば、階調処理、周波数処理、強
調処理などの処理を施した後、表示制御機112に処理
済データを転送して、モニタ115に撮影画像を表示す
る(S7)。本実施形態では、X線画像取得後、直ちに
画像処理が行えるために、撮影画像の表示までの時間が
短時間で行える。
【0059】なお、補正用画像取得後からX線撮影まで
の時間が長くなればなるほど、その両者の画像取得時の
条件も変化してゆく。そのため、補正用画像取得後、一
定時間を経過してもX線撮像要求信号が発生されない場
合は、改めて補正用画像を取得する撮像シーケンスに突
入し(S8)、新たに補正用画像を取得する機能を設け
ておいてもよい。この一定時間は、例えば素子温度など
の撮影条件が大きく異なるとみなされる30秒を目安に
設定しておく。
【0060】一回のX線撮影が終了すると、再び次のX
線撮影の準備へと移行する。すなわち、X線画像撮像終
了後、続いて補正用画像撮像シーケンスを実行し(S
3)、再び次のX線撮影に備える。
【0061】また、操作者インターフェース114より
撮影終了の指示があれば、X線撮影装置は現在の状態か
ら終了動作へと移行し、パワー制御信号をOFFにして再
び待機状態となる。
【0062】また、補正用画像取得シーケンスの最中
に、X線撮像要求信号が発生された場合は、補正用画像
取得シーケンスが終了するのを待って、X線撮像シーケ
ンスへと移行する。その際、操作者に対して通常のタイ
ミングで仮のX線発生器レディー信号を返すようにす
る。
【0063】また、本実施形態における撮影駆動方式
と、従来の撮影方式を、その撮影により自動的に切り替
えてもよい。すなわち、操作者が操作者インターフェー
スを通じて、その撮影対象を選択すれば、それに適した
撮影駆動方式が自動的に選択されるような機能を設けて
もよい。
【0064】なお、上述した本実施形態によるX線撮像
装置を構成する各機能、及び放射線撮像方法を構成する
各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記
憶されたプログラムが動作することによって実現でき
る。このプログラム及び当該プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明の実施形態に
含まれる。
【0065】具体的に、前記プログラムは、例えばCD
−ROMのような記録媒体に記録し、或いは各種伝送媒
体を介し、コンピュータに提供される。前記プログラム
を記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、フ
レキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光
磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることが
できる。他方、上記プログラムの伝送媒体としては、プ
ログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するための
コンピュータネットワーク(LAN、インターネットの
等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおけ
る通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を
用いることができる。
【0066】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現さ
れるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおい
て稼働しているOS(オペレーティングシステム)ある
いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実
施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラ
ムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張
ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形
態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発
明の実施形態に含まれる。
【0067】例えば、図7は、一般的なパーソナルユー
ザ端末装置の内部構成を示す模式図である。この図7に
おいて、1200はコンピュータPCである。PC12
00は、CPU1201を備え、ROM1202または
ハードディスク(HD)1211に記憶された、あるい
はフレキシブルディスクドライブ(FD)1212より
供給されるデバイス制御ソフトウェアを実行し、システ
ムバス1204に接続される各デバイスを総括的に制御
する。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、画像表示を迅速に実行
し、作業性に優れた撮像装置及び撮像方法を実現するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線撮像システムを示すブロック図で
ある。
【図2】光電変換素子の等価回路図である。
【図3】光検出アレーの構成例を示す回路図である。
【図4】本発明の撮影動作におけるタイミングチャート
である。
【図5】本発明の撮影動作のフローチャートである。
【図6】画像処理部の流れを示すブロック図である。
【図7】一般的なパーソナルユーザ端末装置の内部構成
を示す模式図である。
【図8】従来の撮影動作におけるタイミングチャートで
ある。
【図9】電子カセッテの概略断面図である。
【符号の説明】
101:X線検出器 104:X線室 105:X線制御室 106:システム制御器 107:撮像制御器 108:画像処理器 113:センサ切り替え部 116:操作者 115:モニタ 117:X線発生器 601:光検出部 603:スイッチング薄膜トランジスタ(TFT) 604:バイアス電源 701:光検出器アレー 702:信号読出し回路 703:ゲート駆動回路 704:タイミング制御回路 802:X線画像用フレームメモリ 803:補正用画像用フレームメモリ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/232 H04N 5/335 R 5/335 A61B 6/00 350Z Fターム(参考) 2G088 EE01 FF02 GG19 JJ05 LL02 4C093 AA01 AA07 AA16 EB12 EB13 EB17 FA32 FA48 FC18 FC19 5C022 AA08 AA15 AB17 AC42 AC69 5C024 AX11 CX51 GX03 GY31 HX13 HX23 HX57

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を撮像する撮像手段と、 撮像手段により得られた撮像データに基づき画像補正デ
    ータを作成し、前記画像補正データを用いて前記撮像デ
    ータの補正処理を行う補正手段と、 前記撮像手段及び前記補正手段の駆動を制御する制御手
    段とを含み、 前記制御手段により前記撮像手段が撮影準備状態に移行
    したことを認識した直後に、前記撮像手段による前記撮
    像データを得ることなく前記補正手段により画像補正デ
    ータを作成し、続いて前記撮像手段の前記撮影準備状態
    を保持しながら、前記撮像手段により前記撮像データを
    得た後、前記撮像データを補正することを特徴とする撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段は、放射線を被写体に照射
    し、前記被写体を透過した放射線を検出することにより
    被写体像を撮像し、光電変換により前記撮像データを得
    るものであり、 前記制御手段により前記撮像手段が撮影準備状態に移行
    したことを認識した直後に、前記撮像手段による放射線
    照射を行うことなく暗画像を得て前記補正手段により画
    像補正データを作成し、続いて前記撮像手段の前記撮影
    準備状態を保持しながら、前記撮像手段により放射線照
    射を行い前記撮像データを得た後、前記撮像データを補
    正することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段における前記光電変換の電
    荷蓄積状態の継続時間が規定されていることを特徴とす
    る請求項2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 撮影対象を切り替えることができる操作
    者インターフェース手段を更に含み、 前記制御手段により前記撮像手段が撮影準備状態に移行
    したことを認識した直後に、前記撮像手段による前記撮
    像データを得ることなく前記補正手段により画像補正デ
    ータを作成し、続いて前記撮像手段の前記撮影準備状態
    を保持しながら、前記撮像手段により前記撮像データを
    得た後、前記撮像データを補正する撮像手順と、 前記撮像手順と異なる他の撮像手順とを、前記操作者イ
    ンターフェース手段からの撮影対象選択の指示によって
    自動的に切り替えることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記画像補正データを作成した後、前記
    撮像データを得るための前記撮像手段の駆動を行うまで
    に所定時間が経過すると、再び前記画像補正データを作
    成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記暗画像に基づき記画像補正データを
    作成した後、前記放射線照射を行うまでに所定時間が経
    過すると、再び前記画像補正データを作成することを特
    徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記画像補正データの作成途中に前記撮
    像データの作成要求を受けた場合、前記撮像データの作
    成を開始する前に前記画像補正データの作成を完了さ
    せ、その直後に前記撮像データの作成を開始することを
    特徴とする請求項1又は5に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記暗画像に基づく記画像補正データの
    作成途中に前記放射線照射の要求を受けた場合、前記放
    射線照射を開始する前に前記画像補正データの作成を完
    了させ、その直後に前記放射線照射を開始することを特
    徴とする請求項2〜4及び6のいずれか1項に記載の撮
    像装置。
  9. 【請求項9】 撮像手段により、放射線を被写体に照射
    し、前記被写体を透過した放射線を検出することにより
    被写体像を撮像する撮像方法であって、 前記撮像手段が撮影準備状態に移行したことを認識した
    直後に、前記撮像手段による放射線照射を行うことなく
    暗画像を得るステップと、 前記暗画像に基づき画像補正データを作成するステップ
    と、 前記撮像手段の前記撮影準備状態を保持しながら、前記
    撮像手段により放射線照射を行い撮像データを得るステ
    ップと、 前記画像補正データに基づき前記撮像データを補正する
    ステップとを含むことを特徴とする撮像方法。
  10. 【請求項10】 前記撮像手段は、光電変換により前記
    撮像データを得るものであり、 前記撮像手段における前記光電変換の電荷蓄積状態の継
    続時間が規定されていることを特徴とする請求項9に記
    載の撮像方法。
  11. 【請求項11】 前記暗画像に基づき記画像補正データ
    を作成した後、前記放射線照射を行うまでに所定時間が
    経過すると、再び前記画像補正データを作成することを
    特徴とする請求項9又は10に記載の撮像方法。
  12. 【請求項12】 前記暗画像に基づく記画像補正データ
    の作成途中に前記放射線照射の要求を受けた場合、前記
    放射線照射を開始する前に前記画像補正データの作成を
    完了させ、その直後に前記放射線照射を開始することを
    特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の撮像
    方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータを、請求項1〜8のいず
    れか1項に記載の撮像装置の前記各手段として機能させ
    るためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項9〜12のいずれか1項に記載
    の撮像方法の前記各ステップをコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 コンピュータを、請求項1〜8のいず
    れか1項に記載の撮像装置の前記各手段として機能させ
    るためのプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項9〜12のいずれか1項に記載
    の撮像方法の前記各ステップをコンピュータに実行させ
    るためのプログラム。
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