JP2002368202A - 半導体装置、撮像装置、放射線検出装置及び放射線検出システム - Google Patents

半導体装置、撮像装置、放射線検出装置及び放射線検出システム

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JP2002368202A
JP2002368202A JP2001172734A JP2001172734A JP2002368202A JP 2002368202 A JP2002368202 A JP 2002368202A JP 2001172734 A JP2001172734 A JP 2001172734A JP 2001172734 A JP2001172734 A JP 2001172734A JP 2002368202 A JP2002368202 A JP 2002368202A
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semiconductor device
thin film
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gate
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Keiichi Nomura
慶一 野村
Masakazu Morishita
正和 森下
Chiori Mochizuki
千織 望月
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線抵抗を低くし、信号遅延を軽減する。 【解決手段】 絶縁基板101上に薄膜トランジスタを
有する画素を複数配列した半導体装置において、薄膜ト
ランジスタのゲート電極114″とゲート配線114の
少なくとも一方、又は/及びソース・ドレイン電極は、
Al−Nd(アルミニオジウム)合金、AlとAl−N
d(アルミニオジウム)合金とを積層した構成、Al−
Nd(アルミニオジウム)合金とAlとを積層した構成
である。入射する放射線を電気信号に変換する変換体
と、該変換体からの該電気信号を転送するための、請求
項1から10のいずれか1項に記載の半導体装置の薄膜
トランジスタと、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁基板上に薄膜
トランジスタを有する画素を複数配列した半導体装置、
撮像装置、放射線検出装置及び放射線検出システムに係
わり、放射線検出装置、放射線検出システム、及び放射
線検出装置などに用いられる薄膜トランジスタ(Thin Fi
lm Transistor、以下TFTと略す)を有する画素を複数
配列したX線検出器の構成に好適に用いられるものであ
る。
【0002】特に、一対の薄膜トランジスタ(TFT)
と光電変換素子とが複数配置された光センサーアレー基
板を有する撮像装置、あるいはこの光センサーアレー基
板上に、入射した放射線を該光電変換素子が検知可能な
光に変換するシンチレーター層を設けてなる放射線検出
装置及び放射線検出システムの構成に関する。
【0003】または、直接X線をキャリア(エレクトロ
ンもしくはホール)に変換する放射線直接変換層(シン
チレーター層)を設けてなる放射線検出装置及び放射線
検出システムの構成に関するものである。
【0004】
【従来の技術】図16(A)は本発明の従来例を示す模
式的な断面図であり、図16(B)は本発明の従来例を
示す模式的な平面図である。図16(A)は、図16
(B)上の破線A−A′の断面図を示している。図16
(A)は各々複数のTFTと複数の光電変換素子を有す
るX線検出器の1画素の模式的な断面図を示している。
【0005】次に、光センサーアレーの作製方法につい
て説明する。従来例は、逆スタガ型で、TFT部107
と光電変換部108を同時に同一基板上に形成される場
合を示している。
【0006】1. まず、絶縁基板(例えば、ガラス基
板)101上にゲートメタル(Al,Cr等)をスパッ
タ法・蒸着法等により成膜して、フォトリソグラフィ工
程によりパターニング、及びエッチングし、ゲート配線
部102、光電変換部の下部電極部102′、ゲート電
極部102″を形成する。エッチングには、ウエットエ
ッチングとドライエッチングの両方が使用される。
【0007】2. 次に、ゲート絶縁膜(SiN、Si
等)103をシラン、アンモニア、水素、TEOS
等を原料ガスとするプラズマCVD(Chemical Vapor De
position)法により形成する。
【0008】3. アモルファスシリコン(a−Si:
H)、ポリシリコン等を用いた半導体層(I層)104
をシランと水素を原料ガスとするプラズマCVD法によ
り連続成膜する。この時、半導体層で光を十分な電気に
変換するため半導体層(I層)を厚く(例えば、400
0Å〜10000Å)成膜する。
【0009】4. 次いで、オーミックコンタクト層
(n+層)105をプラズマCVD法により連続成膜す
る。オーミックコンタクト層としては、成膜中にホスフ
ィン(PH)等をドーピングガスとして導入し、シラ
ンと水素を原料ガスとして作られるアモルファスシリコ
ンや微結晶シリコン(μc−Si)が用いられる。
【0010】5. スパッタ法により配線メタル(A
l,Cr等)を成膜して、エッチングによりソース電極
109、ドレイン電極106、信号線113、駆動配線
110を形成する。信号線113は、ドレイン電極10
6につながっている。
【0011】6. さらに、その上部にデバイス特性の
安定化のためにSIN、PI等の保護層112を介して
GOS(Gd・O・S(ガドリウム・オキサイド・サル
ファー))、CsI等のX線を光に変換する蛍光体層
(シンチレーター層、不図示)が形成される。
【0012】この時、X線入射は、図中矢印方向111
より入射し、蛍光体層(シンチレーター層、不図示)に
て可視光等の光に変換され、その変換光を光電変換部1
08の半導体層104が読み取る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゲート
メタルにCrを使用すると、配線抵抗が高く(比抵抗が
約25μΩcm)なり、信号遅延が発生するという問題
があり、動作速度の向上が難しく、センサーパネルを大
型化することが困難となる。また、抵抗を下げるために
配線幅を広げると、光電変換部の面積が狭くなるため開
口率が低下し、感度が低下する。
【0014】さらに、感度を上げるために、ゲート絶縁
膜を薄くする方法もある。しかしながら、ゲート配線の
低抵抗化のため膜厚を厚くすると、ゲート配線部とゲー
ト電極部の両方の膜厚が厚くなり、その結果ゲート電極
部の絶縁耐圧が低下する。
【0015】また、ゲートメタルにAlを使用すると、
配線抵抗は低い(比抵抗が約3μΩcm)が、耐熱性が
低いという問題があり、製造プロセスで受ける熱履歴に
より、ヒロック・ホイスカー等が発生し、歩留まりが低
下する問題を引き起こす。Alを使用する場合には、陽
極酸化によりAl表面に酸化アルミを形成してヒロック
・ホイスカー等の発生を抑制する方法も考えられるが、
工程数が増えコストアップにつながる。
【0016】上述した課題は、ソース・ドレイン電極及
び配線にもあり、例えば、ソース・ドレイン電極及び配
線にAlを使用すると、配線抵抗は低い(比抵抗が約3
μΩcm)が、耐熱性が低いという問題があり、製造プ
ロセスで受ける熱履歴により、ヒロック・ホイスカー・
スパイク等が発生し、歩留まりが低下する問題を引き起
こす。
【0017】そこで、本発明ではCrよりも比抵抗が低
く、かつ耐熱性の高いアルミ合金としてAl−Nd合金
(比抵抗が約5μΩcm)を使用し低抵抗化を図るとと
もに、耐熱性の高いゲート配線・ゲート電極を形成し、
開口率と感度の向上も達成することを目的とする。
【0018】また、本発明ではCrよりも比抵抗が低
く、かつ耐熱性の高いアルミ合金としてAl−Nd合金
(比抵抗が約5μΩcm)を使用し低抵抗化を図るとと
もに、耐熱性の高いソース・ドレイン電極及び配線を形
成することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の半導体装置は、絶縁基板上に薄膜トランジ
スタを複数配列した半導体装置において、該薄膜トラン
ジスタのゲート電極とゲート配線、又は/及びソース・
ドレイン電極は、Al−Nd(アルミニオジウム)合金
からなることを特徴とする。
【0020】また本発明の半導体装置は、絶縁基板上に
薄膜トランジスタを複数配列した半導体装置において、
該薄膜トランジスタのゲート電極とゲート配線、又は/
及びソース・ドレイン電極は、AlとAl−Nd(アル
ミニオジウム)合金とを積層した構成であることを特徴
とする。
【0021】また本発明の半導体装置は、絶縁基板上に
薄膜トランジスタを複数配列した半導体装置において、
該薄膜トランジスタのゲート電極とゲート配線、又は/
及びソース・ドレイン電極は、Al−Nd(アルミニオ
ジウム)合金とAlとを積層した構成であることを特徴
とする。
【0022】また本発明の半導体装置は、絶縁基板上に
薄膜トランジスタを複数配列した半導体装置において、
該薄膜トランジスタのゲート配線はAlとAl−Nd
(アルミニオジウム)合金を積層した構成からなり、か
つ該薄膜トランジスタのゲート電極はAl−Nd(アル
ミニオジウム)合金の単層からなることを特徴とする。
【0023】また本発明の半導体装置は、絶縁基板上に
薄膜トランジスタを複数配列した半導体装置において、
該薄膜トランジスタのゲート配線はAl−Nd(アルミ
ニオジウム)合金と高融点金属を積層した構成からな
り、かつゲート電極は高融点金属の単層からなることを
特徴とする。前記高融点金属は、例えば、Mo、MoT
a、MoW、Ti、TiN、Ta、TaN、W、WSi
またはCrを用いることができる。
【0024】また本発明の半導体装置は、絶縁基板上に
薄膜トランジスタを複数配列した半導体装置において、
該薄膜トランジスタのソース・ドレイン電極がAl−N
d(アルミニオジウム)合金とAlとAl−Nd(アル
ミニオジウム)合金を積層した構成であることを特徴と
する。
【0025】前記ソース・ドレイン電極と該ソース・ド
レイン電極と接続されるソース・ドレイン配線は、同一
の層構成であること、前記ソース・ドレイン電極と接続
されるソース・ドレイン配線としてAl単層配線を使用
することができる。
【0026】本発明の撮像装置、放射線検出装置及び放
射線検出システムは本発明の半導体装置を用いたもので
ある。
【0027】なお、放射線とはX線やα,β,γ線等を
いい、入射する放射線を電気信号に変換する変換体は、
蛍光体と蛍光体により変換された光を電気信号に変換す
る光電変換素子、入射する放射線を直接電気信号に変換
する変換素子等をいう。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。なお、以下に示す実施例においては、
ゲート配線又はゲート配線とゲート電極か、ソース・ド
レイン電極かの一方をAl-Nd(アルミニオジウム)合金
で構成しているが、ゲート配線又はゲート配線とゲート
電極、及びソース・ドレイン電極をAl-Nd(アルミニオ
ジウム)合金で構成してよいことは勿論である。
【0029】(実施例1)図1(A)に本発明の第1実
施例を示す模式的な断面図を示し、図1(B)に本発明
の第1実施例を示す模式的な平面図を示す。図1(A)
は、図1(B)の破線A−A′で示される部分の断面図
を示している。各々複数のTFTと複数の光電変換素子を
有するX線検出器の1画素の模式的な断面図を示してい
る。その構成については図16に示した従来例と同一で
あるが、ゲート配線として使用されている材料、及びそ
の配線幅が異なる。
【0030】次に、X線検出器の作製方法について説明
する。本実施例は、逆スタガ型で、TFT部107と光
電変換部108とを同時に同一基板上に形成される場合
を示している。
【0031】1. 絶縁基板(例えば、ガラス基板)1
01上にAl−Nd合金をスパッタ法等により成膜、フ
ォトリソグラフィ工程によりパターニング、及びエッチ
ングをし、ゲート配線114及び光電変換部の下部電極
114′及びゲート電極114″を形成する。エッチン
グには、ウエットエッチングとドライエッチングの両方
が使用される。スパッタ装置としては、従来使用されて
いるAl用のスパッタ装置がそのまま使用できる。
【0032】Al−Nd合金の成膜条件としては、成膜
温度400℃以下(好ましくは200℃以下)、成膜圧
力1.3×10-3〜1.1×10-2torrが使用される
(これ以後の実施例の成膜条件は、同一)。Al−Nd
合金の膜厚としては、例えば500Å〜3000Åが使
用される。Ndは、2〜6%(好ましくは、2%)が使用
される。
【0033】2. ゲート絶縁膜(SiN、SiO
等)103をシラン、アンモニア、水素、TEOS等
を原料ガスとするプラズマCVD(Chemical Vapor Depo
sition)法により形成する。
【0034】3. アモルファスシリコン(a−Si:
H)、ポリシリコン等を用いた半導体層(I層)104
をシランと水素を原料ガスとするプラズマCVD法によ
り連続成膜する。この時、半導体層で光を十分な電気に
変換するため半導体層(I層)を厚く(例えば、400
0Å〜10000Å)成膜する。
【0035】4. 次いで、オーミックコンタクト層
(n+層)105をプラズマCVD法により連続成膜す
る。オーミックコンタクト層としては、成膜中にホスフ
ィン(PH)等をドーピングガスとして導入し、シラ
ンと水素を原料ガスとして作られるアモルファスシリコ
ンや微結晶シリコン(μc−Si)が用いられる。
【0036】5. スパッタ法により配線メタル(A
l,Cr等)を成膜して、エッチングによりソース電極
109、ドレイン電極106、信号線113、駆動配線
110を形成する。信号線113は、ドレイン電極10
6につながっている。
【0037】6. さらに、その上部にデバイス特性の
安定化のためにSIN、PI等の保護層112を介して
GOS、CsI等のX線を光に変換する蛍光体層(シン
チレーター層、不図示)が形成される。この時、X線入
射は、図中矢印方向111より入射し、蛍光体層(シン
チレーター層、不図示)にて可視光等の光に変換され、
その変換光を光電変換部108の半導体層104が読み
取る。
【0038】このとき、TFT部に接続されているゲー
ト配線114は、Al−Nd合金を使用している為に低
抵抗化が達成され、配線幅を小さくすることができる。
そのため、光電変換部108の面積を大きくすることが
できるため開口率が向上し、配線の低抵抗化と感度の向
上を同時に達成することができる。
【0039】また、Al−Nd合金を使用している為に
耐熱性が向上し、ヒロック・ホイスカー等が抑制され、
歩留まりが向上する。
【0040】(実施例2)図2(A)は本発明の第2実
施例を示す模式的な断面図であり、図2(B)は本発明
の第2実施例を示す模式的な平面図である。図2(B)
は、図2(A)上の破線A−A′の断面図を示してい
る。図2(A)に示す第2実施例の模式的な断面図は、
ゲート配線として使用されている材料の構成のみが異な
り、その他の構成については実施例1と同一である。
【0041】次に、ゲート配線及びゲート電極の形成方
法について述べる。絶縁基板(例えば、ガラス基板)1
01上にAl 102を形成し、次いでAl−Nd合金
114をスパッタ法等により成膜して、ゲート配線(1
14,102)、かつ光電変換素子の下部電極(11
4′,102′)及びゲート電極(114″,10
2″)を形成する。成膜には、2チャンバー以上のスパ
ッタリングチャンバーを持つ枚葉式のスパッタ装置を用
い、AlターゲットとAl−Nd合金ターゲットがそれ
ぞれ装着されている。次いで、フォトリソグラフィ工程
によりパターニング、及びエッチングをする。エッチン
グには、ウエットエッチングとドライエッチングの両方
が使用される。
【0042】このような構成にすると、Alの採用によ
り配線抵抗が低くなり、さらに上層にキャップメタルと
して積層したAl−Nd合金がヒロック、ホイスカー等
の発生を抑制するため歩留まりが向上する。
【0043】なおAlとAl−Nd(アルミニオジウ
ム)合金との積層構成を逆にして、Al−Nd(アルミ
ニオジウム)合金とAlとの積層構成としてもよいこと
は勿論である。
【0044】AlとAl−Nd合金のトータル膜厚は、
絶縁耐圧向上の観点から3000Å以下が好ましい。ま
た、低抵抗化の観点から、Alの膜厚は、Al−Nd合
金の膜厚より厚く形成される。
【0045】(実施例3)図3(A)は本発明の第3実
施例を示す模式的な断面図であり、図3(B)で示され
るA−A′の断面を表している。図3(B)は本発明の
第3実施例を示す模式的な平面図である。また図4は、
本発明の第3実施例を示すゲート配線部である図3
(B)のB−B′の模式的な断面図である。複数のTF
Tと複数の光電変換素子を有する間接型X線検査装置の
1画素の模式的な断面図を示している。
【0046】次に、X線検出器の作製方法について説明
する。本実施例は、逆スタガ型で、TFT部107と光
電変換部108を同時に同一基板上に形成される場合を
示している。
【0047】1. 絶縁基板(例えば、ガラス基板)1
01上に第1のゲートメタルであるAlをスパッタ法等
により成膜、フォトリソグラフィ工程によりパターニン
グ、及びエッチングをする。エッチングには、ウエット
エッチングとドライエッチングの両方が使用される。ス
パッタ装置としては、従来使用されているAl用のスパ
ッタ装置がそのまま使用できる。
【0048】2. 次いで、第2のゲートメタルである
Al−Nd合金をスパッタ法等により成膜、フォトリソ
グラフィ工程によりパターニング、及びエッチングをす
る。エッチングには、ウエットエッチングとドライエッ
チングの両方が使用される。スパッタ装置としては、従
来使用されているAl用のスパッタ装置がそのまま使用
できる。第1のゲートメタルと第2のゲートメタルは、
材質だけでなくパターンも異なる。すなわち、図3
(A)、図3(B)に示されている様に、第1のゲート
メタルは、ゲート配線部102のみを構成する。第2の
ゲートメタルは光電変換部108の下部電極114′、
薄膜トランジスタ部107のゲート電極部114″およ
び、ゲート配線部114のキャップメタルを構成する。
【0049】AlとAl−Nd合金のトータル膜厚は、
絶縁耐圧向上の観点から3000Å以下が好ましい。ま
た、低抵抗化の観点から、Alの膜厚は、Al−Nd合
金の膜厚より厚く形成される。
【0050】3. 次いで、ゲート絶縁膜(SiN、S
iO等)103をシラン、アンモニア、水素、TEO
S等を原料ガスとするプラズマCVD(Chemical Vapor
Deposition)法により形成する。
【0051】4. アモルファスシリコン(a−Si:
H)、ポリシリコン等を用いた半導体層(I層)104
をシランと水素を原料ガスとするプラズマCVD法によ
り連続成膜する。この時、半導体層で光を十分な電気に
変換するため半導体層(I層)を厚く(例えば、400
0Å〜10000Å)成膜する必要がある。
【0052】5. 次いで、オーミックコンタクト層
(n+層)105をプラズマCVD法により連続成膜す
る。オーミックコンタクト層としては、成膜中にホスフ
ィン(PH)等をドーピングガスとして導入し、シラ
ンと水素を原料ガスとして作られるアモルファスシリコ
ンや微結晶シリコン(μc−Si)が用いられる。
【0053】6. スパッタ法により配線メタル(A
l,Cr等)を成膜して、エッチングによりソース電極
109、ドレイン電極106、信号線113、駆動配線
110を形成する。信号線113は、ドレイン電極10
6につながっている。
【0054】7. さらに、その上部にデバイス特性の
安定化のためにSIN、PI等の保護層112を介して
GOS、CsI等の蛍光体層(シンチレーター層、不図
示)が形成される。この時、X線入射は、図中矢印方向
111より入射し、蛍光体層(シンチレーター層、不図
示)にて可視光等の光に変換され、その変換光を光電変
換部108の半導体層104が読み取る。
【0055】このような構成にすると、第1のゲートメ
タル102を第2のゲートメタル(Al−Nd合金)1
14が上部だけでなく側面も覆うことになり、ヒロック
が横方向に成長するのを防ぐことができる。
【0056】次に薄膜トランジスタ(TFT)部の詳細
について説明する。図5は、ゲート絶縁膜103成膜後
のTFT部の詳細を示している。ゲート電極の膜厚が厚
い場合、その上に形成されるゲート絶縁膜103のステ
ップカバレッジが悪いため、段差部での絶縁耐圧が低下
し、リーク電流が発生しやすくなる。しかしながら、ゲ
ート電極の膜厚が薄い場合、段差部での絶縁耐圧低下が
抑制され、リーク電流の発生が抑えられる。同様の効果
が、光電変換部108、及びTFT部107のゲート絶
縁膜上でもある。
【0057】また、絶縁耐圧が向上するためゲート絶縁
膜103の膜厚を薄くすることができ、MIS型センサ
ーの感度の向上を図ることもできる。
【0058】すなわち、このような構成にすると、ゲー
ト配線部の低抵抗化を図りながら、センサー感度の向上
かつ薄膜トランジスタ(TFT)部及び光電変換部10
8のゲート絶縁膜耐圧の向上を図ることができる。
【0059】(実施例4)図6(A)は本発明の第4実
施例を示す模式的な断面図であり、図6(B)で示され
るA−A′の断面を表している。図6(B)は本発明の
第4実施例を示す模式的な平面図である。図7は、本発
明の第4実施例を示すゲート配線部B−B′の模式的な
断面図である。複数のTFTと複数の光電変換素子を有
する間接型X線検査装置の1画素の模式的な断面図を示
している。
【0060】次に、X線検出器の作製方法について説明
する。本実施例は、逆スタガ型で、TFT部107と光
電変換部108を同時に同一基板上に形成される場合を
示している。
【0061】1. 絶縁基板(例えば、ガラス基板)1
01上に第1のゲートメタルであるAl−Nd合金をス
パッタ法等により成膜、フォトリソグラフィ工程により
パターニング、及びエッチングをする。エッチングに
は、ウエットエッチングとドライエッチングの両方が使
用される。スパッタ装置としては、従来使用されている
Al用のスパッタ装置がそのまま使用できる。
【0062】2. 次いで、第2のゲートメタルである
高融点金属をスパッタ法等により成膜、フォトリソグラ
フィ工程によりパターニング、及びエッチングをする。
高融点金属としては、例えば、Mo、またはMoTa、
またはMoW、またはTi、TiN、Ta、TaN、ま
たはW、またはWSi、またはCr等が使用される。エ
ッチングには、ウエットエッチングとドライエッチング
の両方が使用される。第1のゲートメタルと第2のゲー
トメタルは、材質だけでなくパターンも異なる。すなわ
ち、図6(A)、図6(B)に示されている様に、第1
のゲートメタルは、ゲート配線部114のみを構成す
る。第2のゲートメタルは光電変換部108の下部電極
411′、薄膜トランジスタ部107のゲート電極部4
11″および、ゲート配線部411のキャップメタルを
構成する。高融点金属とAl−Nd合金のトータル膜厚
は、絶縁耐圧向上の観点から3000Å以下が好まし
い。また、低抵抗化の観点から、Al−Nd合金の膜厚
は、高融点金属の膜厚より厚く形成される。
【0063】3. 次いで、ゲート絶縁膜(SiN、S
iO等)103をシラン、アンモニア、水素、TEO
S等を原料ガスとするプラズマCVD(Chemical Vapor
Deposition)法により形成する。
【0064】4. アモルファスシリコン(a−Si:
H)、ポリシリコン等を用いた半導体層(I層)104
をシランと水素を原料ガスとするプラズマCVD法によ
り連続成膜する。この時、半導体層で光を十分な電気に
変換するため半導体層(I層)を厚く(例えば、400
0Å〜10000Å)成膜する必要がある。
【0065】5. 次いで、オーミックコンタクト層
(n+層)105をプラズマCVD法により連続成膜す
る。オーミックコンタクト層としては、成膜中にホスフ
ィン(PH)等をドーピングガスとして導入し、シラ
ンと水素を原料ガスとして作られるアモルファスシリコ
ンや微結晶シリコン(μc−Si)が用いられる。
【0066】6. スパッタ法により配線メタル(A
l,Cr等)を成膜して、エッチングによりソース電極
109、ドレイン電極106、信号線113、駆動配線
110を形成する。信号線113は、ドレイン電極10
6につながっている。
【0067】7. さらに、その上部にデバイス特性の
安定化のためにSIN、PI等の保護層112を介して
GOS、CsI等の蛍光体層(シンチレーター層、不図
示)が形成される。この時、X線入射は、図中矢印方向
111より入射し、蛍光体層(シンチレーター層、不図
示)にて可視光等の光に変換され、その変換光を光電変
換部108の半導体層104が読み取る。
【0068】このような構成にすると、第1のゲートメ
タル114を第2のゲートメタル411が上部だけでな
く側面も覆うことになり、ヒロックが横方向に成長する
のを防ぐことができる。
【0069】次に薄膜トランジスタ(TFT)部の詳細
について説明する。図8は、ゲート絶縁膜103成膜後
のTFT部の詳細を示している。ゲート電極の膜厚が厚
い場合、その上に形成されるゲート絶縁膜103のステ
ップカバレッジが悪いため、段差部での絶縁耐圧が低下
し、リーク電流が発生しやすくなる。しかしながら、ゲ
ート電極の膜厚が薄い場合、段差部での絶縁耐圧低下が
抑制され、リーク電流の発生が抑えられる。同様の効果
が、光電変換部108、及びTFT部107のゲート絶
縁膜上でもある。
【0070】また、絶縁耐圧が向上するためゲート絶縁
膜103の膜厚を薄くすることができ、MIS型センサ
ーの感度の向上を図ることもできる。
【0071】すなわち、このような構成にすると、ゲー
ト配線部の低抵抗化を図りながら、センサー感度の向上
かつ薄膜トランジスタ(TFT)部及び光電変換部10
8のゲート絶縁膜耐圧向上を図ることができる。
【0072】また、本発明は、実施例1から実施例4で
示したMIS型センサー以外にも、例えはPIN型セン
サーにも適用できる。
【0073】また、本発明は、実施例1から実施例4で
示した間接型X線検出器以外にも、例えばX線を直接電
荷に変換する直接型X線検出器にも適用できる。
【0074】(実施例5)図9(A)は本発明の第5実
施例を示す模式的な断面図であり、図9(B)は本発明
の第5実施例を示す模式的な平面図である。図9(A)
は、図9(B)上の破線A−A′の断面図を示してい
る。各々複数のTFTと複数の光電変換素子を有するX
線検出器の1画素の模式的な断面図を示している。
【0075】次に、X線検出器の作製方法について説明
する。本実施例は、逆スタガ型で、TFT部107と光
電変換部108を同時に同一基板上に形成される場合を
示している。
【0076】1. 絶縁基板(例えば、ガラス基板)1
01上にゲートメタル(Al,Cr等)をスパッタ法・
蒸着法等により成膜して、フォトリソグラフィ工程によ
りパターニング、及びエッチングし、ゲート配線部10
2、光電変換部の下部電極部102′、ゲート電極部1
02″を形成する。エッチングには、ウエットエッチン
グとドライエッチングの両方が使用される。
【0077】2. ゲート絶縁膜(SiN、SiO
等)103をシラン、アンモニア、水素、TEOS等を
原料ガスとするプラズマCVD(Chemical Vapor Depos
ition)法により形成する。
【0078】3. アモルファスシリコン(a−Si:
H)、ポリシリコン等を用いた半導体層(I層)104
をシランと水素を原料ガスとするプラズマCVD法によ
り連続成膜する。この時、半導体層で光を十分な電気に
変換するため半導体層(I層)を厚く(例えば、400
0Å〜10000Å)成膜する必要がある。
【0079】4. 次いで、オーミックコンタクト層
(n+層)105をプラズマCVD法により連続成膜す
る。オーミックコンタクト層としては、成膜中にホスフ
ィン(PH)等をドーピングガスとして導入し、シ
ランと水素を原料ガスとして作られるアモルファスシリ
コンや微結晶シリコン(μc−Si)が用いられる。
【0080】5. スパッタ法によりAl−Nd合金を
成膜して、エッチングによりソース電極115、ドレイ
ン電極116、信号線118、駆動配線117を形成す
る。信号線118は、ドレイン電極116につながって
いる。Al−Nd合金の膜厚は、例えば5000Å〜1
5000Åが使用される。
【0081】6. さらに、その上部にデバイス特性の
安定化のためにSIN、PI等の保護層112を介して
GOS、CsI等のX線を光に変換する蛍光体層(シン
チレーター層、不図示)が形成される。この時、X線入
射は、図中矢印方向111より入射し、蛍光体層(シン
チレーター層、不図示)にて可視光等の光に変換され、
その変換光を光電変換部108の半導体部104が読み
取る。
【0082】このような構成にすると、Al−Nd合金
がヒロック、ホイスカー等の発生を抑制するため、歩留
まりが向上する。
【0083】(実施例6)図10(A)、図10(B)
は本発明の第6実施例の模式的な断面図及び平面図であ
る。本実施例は、ソース・ドレイン電極、駆動用配線、
信号線として使用されている材料の構成のみが異なり、
その他の構成については第5実施例と同一である。
【0084】次に、ソース・ドレイン電極、駆動用配
線、信号線の形成方法について述べる。オーミックコン
タクト層(n+層)105上にAlを形成し、次いでA
l−Nd合金をスパッタ法等により成膜する。成膜に
は、2チャンバー以上のスパッタリングチャンバーを持
つ枚葉式のスパッタ装置を用い、AlターゲットとAl
−Nd合金ターゲットがそれぞれ装着されている。次い
で、フォトリソグラフィ工程によりパターニング、及び
エッチングによりソース電極201,202、ドレイン
電極203,204、駆動用配線205,206、信号
線207,208を形成する。エッチングには、主にド
ライエッチング法が使用される。
【0085】AlとAl−Nd合金のトータル膜厚は、
例えば5000Å〜15000Åが使用される。また、
低抵抗化の観点から、Alの膜厚は、Al−Nd合金の
膜厚より厚く形成される。
【0086】このような構成にすると、上層にキャップ
メタルとして積層したAl−Nd合金がヒロック、ホイ
スカー等の発生を抑制し歩留まりが向上すると同時に、
Al−Nd合金単層配線よりも低抵抗なゲート配線を形
成することができる。
【0087】(実施例7)図11(A)、図11(B)
は本発明の第7実施例の模式的な断面図及び平面図であ
る。本実施例は、ソース・ドレイン電極、駆動用配線、
信号線として使用されている材料の構成のみが異なり、
その他の構成については第5実施例と同一である。
【0088】次に、ソース・ドレイン電極、駆動用配
線、信号線の形成方法について述べる。オーミックコン
タクト層(n+層)105上にAl−Nd合金を形成
し、次いでAlをスパッタ法等により成膜する。成膜に
は、2チャンバー以上のスパッタリングチャンバーを持
つ枚葉式のスパッタ装置を用い、AlターゲットとAl
−Nd合金ターゲットがそれぞれ装着されている。次い
で、フォトリソグラフィ工程によりパターニング、及び
エッチングによりソース電極301,302、ドレイン
電極303,304、駆動用配線305,306、信号
線307,308を形成する。エッチングには、主にド
ライエッチング法が使用される。
【0089】AlとAl−Nd合金のトータル膜厚は、
例えば5000Å〜15000Åが使用される。また、
低抵抗化の観点から、Alの膜厚は、Al−Nd合金の
膜厚より厚く形成される。
【0090】このような構成にすると、下層にAl−N
d合金がスパイクの発生を抑制し歩留まりが向上すると
同時に、Al−Nd合金単層配線よりも低抵抗なゲート
配線を形成することができる。
【0091】(実施例8)図12(A)、図12(B)
は本発明の第8実施例の模式的な断面図及び平面図であ
る。本実施例は、ソース・ドレイン電極、駆動用配線、
信号線として使用されている材料の構成のみが異なり、
その他の構成については第5実施例と同一である。
【0092】次に、ソース・ドレイン電極・駆動用配線
・信号線の形成方法について述べる。オーミックコンタ
クト層(n+層)105上にAl−Nd合金を形成し、
次いでAlを形成し、次いでAl−Nd合金をスパッタ
法等により成膜する。成膜には、2チャンバー以上のス
パッタリングチャンバーを持つ枚葉式のスパッタ装置を
用い、AlターゲットとAl−Nd合金ターゲットがそ
れぞれ装着されている。次いで、フォトリソグラフィ工
程によりパターニング、及びエッチングによりソース電
極401,402,403、ドレイン電極404,40
5,406、駆動用配線407,408,409、信号
線420,421,422を形成する。エッチングに
は、主にドライエッチング法が使用される。
【0093】AlとAl−Nd合金のトータル膜厚は、
例えば5000Å〜15000Åが使用される。また、
低抵抗化の観点から、Alの膜厚は、Al−Nd合金の
膜厚より厚く形成される。
【0094】このような構成にすると、上層にキャップ
メタルとして積層したAl−Nd合金がヒロック、ホイ
スカー等の発生を抑制し、下層のAl−Nd合金がスパ
イクの発生を抑制し歩留まりが向上すると同時に、Al
−Nd合金単層配線よりも低抵抗なゲート配線を形成す
ることができる。
【0095】(実施例9)図13(A)は本発明の第9
実施例を示す模式的な断面図であり、図13(B)は本
発明の第9実施例を示す模式的な平面図である。図13
(A)は、図13(B)上の破線A−A′の断面図を示
している。各々複数のTFTと複数の光電変換素子を有
するX線検出器の1画素の模式的な断面図を示してい
る。
【0096】次に、X線検出器の作製方法について説明
する。本実施例は、逆スタガ型で、TFT部107と光
電変換部108を同時に同一基板上に形成される場合を
示している。
【0097】1. 絶縁基板(例えば、ガラス基板)1
01上にゲートメタル(Al,Cr等)をスパッタ法・
蒸着法等により成膜して、フォトリソグラフィ工程によ
りパターニング、及びエッチングし、ゲート配線部10
2、光電変換部の下部電極部102′、ゲート電極部1
02″を形成する。エッチングには、ウエットエッチン
グとドライエッチングの両方が使用される。
【0098】2. ゲート絶縁膜(SiN、SiO
等)103をシラン、アンモニア、水素、TEOS等を
原料ガスとするプラズマCVD(Chemical Vapor Depos
ition)法により形成する。
【0099】3. アモルファスシリコン(a−Si:
H)、ポリシリコン等を用いた半導体層(I層、10
4)をシランと水素を原料ガスとするプラズマCVD法
により連続成膜する。この時、半導体層で光を十分な電
気に変換するため半導体層(I層)を厚く(例えば、4
000Å〜10000Å)成膜する必要がある。
【0100】4. 次いで、オーミックコンタクト層
(n+層、105)をプラズマCVD法により連続成膜
する。オーミックコンタクト層としては、成膜中にホス
フィン(PH)等をドーピングガスとして導入し、
シランと水素を原料ガスとして作られるアモルファスシ
リコンや微結晶シリコン(μc−Si)が用いられる。
【0101】5. オーミックコンタクト層(n+層)
105上にAl−Nd合金を形成し、次いでAlをスパ
ッタ法等により成膜する。成膜には、2チャンバー以上
のスパッタリングチャンバーを持つ枚葉式のスパッタ装
置を用い、AlターゲットとAl−Nd合金ターゲット
がそれぞれ装着されている。AlとAl−Nd合金のト
ータル膜厚は、例えば5000Å〜15000Åが使用
される。また、低抵抗化の観点から、Alの膜厚は、A
l−Nd合金の膜厚より厚く形成される。次いで、フォ
トリソグラフィ工程によりパターニング、及びエッチン
グによりソース電極301,302、ドレイン電極30
3,304、駆動用配線305,306、信号線30
7,308を形成する。エッチングには、主にドライエ
ッチング法が使用される。信号線118は、ドレイン電
極116につながっている。
【0102】6. さらに、その上部にデバイス特性の
安定化、及び平坦化のためにSIN、PI等の保護層1
12を形成する。その保護層に電気的な接続用にコンタ
クトホール503を形成する。コンタクトホールの形成
には、フォトリソグラフィ工程によりパターニング、及
びエッチングをする。エッチングには、ドライエッチン
グ法が主に使用される。
【0103】7. スパッタ法、真空蒸着法等によりA
lを成膜、フォトリソグラフィ工程によりパターニン
グ、及びエッチングをし、駆動用配線501及び信号線
502を形成する。
【0104】8. さらに、その上部にデバイス特性の
安定化のためにSIN、PI等の保護層(不図示)を介
してGOS、CsI等のX線を光に変換する蛍光体層
(シンチレーター層、不図示)が形成される。この時、
X線入射は、図中矢印方向111より入射し、蛍光体層
(シンチレーター層、不図示)にて可視光等の光に変換
され、その変換光を光電変換部108の半導体部104
が読み取る。
【0105】このような構成にすると、ソース・ドレイ
ン電極として積層したAl−Nd合金がヒロック、ホイ
スカー、スパイク等の発生を抑制し歩留まりが向上する
と同時に、Al−Nd合金より低抵抗なAl単層配線、
すなわち信号線502、駆動用配線501を形成するこ
とができる。
【0106】次に、本発明によるX線検出器の実装例及
びそれを用いたX線検出システムについて説明する。
【0107】図14(a)、図14(b)は本発明によ
るX線検出器の実装例の模式的構成図及び模式的断面図
である。
【0108】光電変換素子とTFTはa−Siセンサ基
板6011内に複数個形成され、シフトレジスタSR1
と検出用集積回路ICが実装されたフレキシブル回路基
板6010が接続されている。フレキシブル回路基板6
010の逆側は回路基板PCB1、PCB2に接続され
ている。前記a−Siセンサ基板6011の複数枚が基
台6012の上に接着され大型の光電変換装置を構成す
る基台6012の下には処理回路6018内のメモリ6
014をX線から保護するため鉛板6013が実装され
ている。a−Siセンサ基板6011上にはX線を可視
光等の光に変換するためのシンチレーター6030たと
えばCsIが、蒸着されている。図14(b)に示され
るように全体をカーボンファイバー製のケース6020
に収納している。
【0109】図15は本発明によるX線検出装置のX線
診断システムへの応用例を示したものである。
【0110】X線チューブ6050で発生したX線60
60は患者あるいは被験者6061の胸部6062を透
過し、シンチレーターを上部に実装した光電変換装置6
040に入射する。この入射したX線には患者6061
の体内部の情報が含まれている。X線の入射に対応して
シンチレーターは発光し、これを光電変換して、電気的
情報を得る。この情報はディジタルに変換されイメージ
プロセッサ6070により画像処理され制御室のディス
プレイ6080で観察できる。
【0111】また、この情報は電話回線6090等の伝
送手段により遠隔地へ転送でき、別の場所のドクタール
ームなどディスプレイ6081に表示もしくは光ディス
ク等の保存手段に保存することができ、遠隔地の医師が
診断することも可能である。またフィルムプロセッサ6
100によりフィルム6110に記録することもでき
る。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、ゲート電極又は/及び
ゲート配線用の金属にAl−Nd合金を使用することに
より、配線抵抗が低くなり、信号遅延が軽減され、動作
速度の向上、センサーパネルを大型化することができ
る。さらに、配線幅を小さくすることが出来る為、開口
率の向上も可能である。
【0113】また、光電変換素子と薄膜トランジスタ
(TFT)を同一基板上に形成する場合、ゲート電極又
は/及びゲート配線にAlとAl−Nd合金の積層構
造、及び光電変換素子の下部電極及びゲート電極にAl
−Nd合金を使用すると、耐熱性が向上し、ヒロック・
ホイスカー等が抑制され歩留まりが向上する。光電変換
素子の下部電極及びゲート電極の膜厚を薄くできるた
め、ゲート配線部の低抵抗化を図りながら、センサー感
度の向上かつ薄膜トランジスタ(TFT)部及び光電変
換部のゲート絶縁膜耐圧向上ができる。
【0114】また、光電変換素子と薄膜トランジスタ
(TFT)を同一基板上に形成する場合、ゲート配線に
Al−Nd合金と高融点金属の積層構造、及び光電変換
素子の下部電極及びゲート電極に高融点金属を使用する
と、耐熱性が向上し、ヒロック・ホイスカー等が抑制さ
れ歩留まりが向上する。光電変換素子の下部電極及びゲ
ート電極の膜厚を薄くできるため、ゲート配線部の低抵
抗化を図りながら、センサー感度の向上かつ薄膜トラン
ジスタ(TFT)部及び光電変換部のゲート絶縁膜耐圧
向上ができる。
【0115】また本発明によれば、ソース・ドレイン電
極及び配線にAl−Nd合金を用いると、ヒロック、ホ
イスカー、スパイク等の発生を抑制し歩留まりの向上を
達成することができる。
【0116】さらに、積層構造を用いた場合、上層にキ
ャップメタルとして積層したAl−Nd合金がヒロッ
ク、ホイスカー等の発生を抑制し、下層のAl−Nd合
金がスパイクの発生を抑制し歩留まりが向上すると同時
に、Al−Nd合金単層配線よりも低抵抗なゲート配線
を形成することができる。
【0117】さらに、ゲート電極として積層したAl−
Nd合金がヒロック、ホイスカー、スパイク等の発生を
抑制し歩留まりが向上すると同時に、Al−Nd合金よ
り低抵抗なAl単層配線を形成することにより、配線部
のさらなる低抵抗化が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示すX線検出器の模式的
断面図及び模式的平面図である。
【図2】本発明の第二実施例を示すX線検出器の模式的
断面図及び模式的平面図である。
【図3】本発明の第三実施例を示すX線検出器の模式的
断面図及び模式的平面図である。
【図4】本発明の第三実施例を示すX線検出器のゲート
配線部の模式的断面図である。
【図5】本発明の第三実施例の効果を説明するX線検出
器の模式的断面図である。
【図6】本発明の第四実施例を示すX線検出器の模式的
断面図及び模式的平面図である。
【図7】本発明の第四実施例を示すX線検出器のゲート
配線部の模式的断面図である。
【図8】本発明の第四実施例の効果を説明するX線検出
器の模式的断面図である。
【図9】本発明の第五実施例を示すX線検出器の模式的
断面図及び模式的平面図である。
【図10】本発明の第六実施例を示すX線検出器の模式
的断面図及び模式的平面図である。
【図11】本発明の第七実施例を示すX線検出器の模式
的断面図及び模式的平面図である。
【図12】本発明の第八実施例を示すX線検出器の模式
的断面図及び模式的平面図である。
【図13】本発明の九実施例を示すX線検出器の模式的
断面図及び模式的平面図である。
【図14】本発明によるX線検出装置の実装例の模式的
構成図及び模式的断面図である。
【図15】本発明によるX線検出装置のX線診断システ
ムへの応用例を示したものである。
【図16】従来例を示すX線検出器の模式的断面図及び
模式的平面図である。
【符号の説明】
101 絶縁基板(ガラス基板) 102 ゲート配線部(Al,Cr等) 102′ 光電変換部108の下部電極部(Al,Cr
等) 102″ ゲート電極(Al,Cr等) 103 ゲート絶縁膜(SiN,SiO等) 104 半導体層(I層、a−Si:H、ポリシリコン
等) 105 オーミックコンタクト層(n+層、a−Si、
μc−Si等) 103,104,105 三層CVD膜(3つの層をま
とめてこのように呼ぶ) 106 ドレイン電極(Al,Cr等) 107 薄膜トランジスタ(TFT)部 108 光電変換部 109 ソース電極(Al,Cr等) 110 駆動配線(Al,Cr等) 111 X線入射方向 112 保護層 113 信号線 114 Al−Nd合金層 114′ 光電変換部(108)のAl−Nd合金を用
いた下部電極部 114″ Al−Nd合金を用いたゲート電極 115 ソース電極(Al−Nd合金) 116 ドレイン電極(Al−Nd合金) 117 駆動用配線(Al−Nd合金) 201 ソース電極(Al) 202 ソース電極(Al−Nd合金) 203 ドレイン電極(Al) 204 ドレイン電極(Al−Nd合金) 205 駆動用配線(Al) 206 駆動用配線(Al−Nd合金) 207 信号線(Al) 208 信号線(Al−Nd合金) 301 ソース電極(Al−Nd合金) 302 ソース電極(Al) 303 ドレイン電極(Al−Nd合金) 304 ドレイン電極(Al) 305 駆動用配線(Al−Nd合金) 306 駆動用配線(Al) 307 信号線(Al−Nd合金) 308 信号線(Al) 401 ソース電極(Al−Nd合金) 402 ソース電極(Al) 403 ソース電極(Al−Nd合金) 404 ドレイン電極(Al−Nd合金) 405 ドレイン電極(Al) 406 ドレイン電極(Al−Nd合金) 407 駆動用配線(Al−Nd合金) 408 駆動用配線(Al) 409 駆動用配線(Al−Nd合金) 411 ゲート配線(高融点金属) 411′ 光電変換部(108)の高融点金属を用いた
下部電極部 411″ 高融点金属を用いたゲート電極 420 信号線(Al−Nd合金) 421 信号線(Al) 422 信号線(Al−Nd合金) 501 駆動用配線(Al) 502 信号線(Al)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/28 301 H01L 21/28 301R 5F088 H04N 5/32 5F110 21/3205 H01L 27/14 C 21/3213 31/00 A 27/14 27/14 K 29/786 29/78 617M 31/09 617L H04N 5/32 616U 616V 21/88 C N R 29/78 613Z (72)発明者 望月 千織 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2G088 EE01 FF02 GG19 GG21 JJ05 JJ33 4M104 AA01 AA08 BB01 BB02 BB13 BB14 BB16 BB17 BB18 BB28 BB30 BB32 BB40 CC01 CC05 DD34 DD37 DD43 DD55 DD64 DD65 FF03 FF09 FF13 FF30 GG05 GG20 HH03 HH16 HH20 4M118 AA10 AB01 BA05 CA05 CA07 CA32 CB06 CB07 CB11 CB14 EA01 FB09 FB13 GA10 HA22 HA27 5C024 AX12 GX04 5F033 HH05 HH06 HH08 HH09 HH17 HH18 HH19 HH20 HH21 HH28 HH32 HH33 LL04 LL08 MM05 PP12 PP15 PP19 QQ08 QQ11 QQ19 QQ59 QQ65 RR04 RR06 RR22 SS15 VV15 XX00 XX10 XX16 5F088 AA20 AB03 AB05 FA05 GA02 HA15 LA08 5F110 AA03 BB01 BB10 CC07 DD02 EE01 EE03 EE04 EE05 EE06 EE14 EE37 EE43 EE44 FF02 FF03 FF30 GG02 GG13 GG15 GG45 HK03 HK04 HK06 HK09 HK15 HK16 HK21 HK25 HK33 HK35 HM19 NN02 NN24 NN27 NN71 QQ09

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に薄膜トランジスタを複数配
    列した半導体装置において、 該薄膜トランジスタのゲート電極とゲート配線、又は/
    及びソース・ドレイン電極は、AlとAl−Nd(アル
    ミニオジウム)合金とを積層した構成であることを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 絶縁基板上に薄膜トランジスタを複数配
    列した半導体装置において、 該薄膜トランジスタのゲート電極とゲート配線、又は/
    及びソース・ドレイン電極は、Al−Nd(アルミニオ
    ジウム)合金とAlとを積層した構成であることを特徴
    とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 絶縁基板上に薄膜トランジスタを複数配
    列した半導体装置において、 該薄膜トランジスタのゲート配線はAlとAl−Nd
    (アルミニオジウム)合金を積層した構成からなり、か
    つ該薄膜トランジスタのゲート電極はAl−Nd(アル
    ミニオジウム)合金の単層からなることを特徴とする半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 Alの膜厚は、Al−Nd合金の膜厚よ
    り厚いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 絶縁基板上に薄膜トランジスタを複数配
    列した半導体装置において、 該薄膜トランジスタのゲート配線はAl−Nd(アルミ
    ニオジウム)合金と高融点金属を積層した構成からな
    り、かつゲート電極は高融点金属の単層からなることを
    特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 Al−Nd(アルミニオジウム)合金の
    膜厚は、高融点金属の膜厚より厚いことを特徴とする請
    求項5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記高融点金属は、Mo、MoTa、M
    oW、Ti、TiN、Ta、TaN、W、WSiまたは
    Crであることを特徴とする請求項5又は請求項6記載
    の半導体装置。
  8. 【請求項8】 絶縁基板上に薄膜トランジスタを複数配
    列した半導体装置において、 該薄膜トランジスタのソース・ドレイン電極がAl−N
    d(アルミニオジウム)合金とAlとAl−Nd(アル
    ミニオジウム)合金を積層した構成であることを特徴と
    する半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記ソース・ドレイン電極と前記ソース
    ・ドレイン電極と接続されるソース・ドレイン配線は、
    同一の層構成であることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、または8のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記ソース・ドレイン電極と接続され
    るソース・ドレイン配線としてAl単層配線を使用する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、8のいずれか
    1項に記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記Al−Nd(アルミニオジウム)
    合金のNdの量は、2〜6at%であることを特徴とす
    る、請求項1〜6、及び8のいずれか1項に記載の半導
    体装置。
  12. 【請求項12】 入射する光を電気信号に変換する光電
    変換素子と該光電変換素子からの該電気信号を転送する
    ための、請求項1から11のいずれか1項に記載の半導
    体装置の薄膜トランジスタと、を備えた撮像装置。
  13. 【請求項13】 入射する放射線を電気信号に変換する
    変換体と、該変換体からの該電気信号を転送するため
    の、請求項1から11のいずれか1項に記載の半導体装
    置の薄膜トランジスタと、を備えた放射線検出装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の放射線検出装置
    と、 前記放射線検出装置からの信号を処理する信号処理手段
    と、 前記信号処理手段からの信号を記録するための記録手段
    と、 前記信号処理手段からの信号を表示するための表示手段
    と、 前記信号処理手段からの信号を伝送するための伝送処理
    手段と、 前記放射線を発生させるための放射線源とを具備するこ
    とを特徴とする放射線検出システム。
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