JP2002367237A - マルチレベル光記録媒体についての特性データの測定方法、およびマルチレベル光記録媒体についての評価方法 - Google Patents

マルチレベル光記録媒体についての特性データの測定方法、およびマルチレベル光記録媒体についての評価方法

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JP2002367237A
JP2002367237A JP2001169908A JP2001169908A JP2002367237A JP 2002367237 A JP2002367237 A JP 2002367237A JP 2001169908 A JP2001169908 A JP 2001169908A JP 2001169908 A JP2001169908 A JP 2001169908A JP 2002367237 A JP2002367237 A JP 2002367237A
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Hiroyuki Arioka
博之 有岡
Shuji Tsukamoto
修司 塚本
Takashi Doi
高志 洞井
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    • G11B7/2407Tracks or pits; Shape, structure or physical properties thereof
    • G11B7/24085Pits

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定コストを低減し得るマルチレベル光記録
媒体についての特性データの測定方法を提供することを
主目的とする。 【解決手段】 マルチレベル記録が可能に製造されたマ
ルチレベル光記録媒体についての特性データを測定する
測定方法であって、2値記録再生評価装置を用いてマル
チレベル光記録媒体についての特性データを測定する
(ステップ31〜33)。これにより、専用のマルチレ
ベル記録再生評価装置を新たに購入または製造すること
なくマルチレベル光記録媒体についての特性データを測
定できるため、その測定コストを低減することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1の仮想記録セル
にマルチレベル記録が可能なマルチレベル光記録媒体に
ついての特性データを測定する測定方法、およびその測
定方法によって測定された特性データに基づいてマルチ
レベル光記録媒体を評価する評価方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、光記録媒体として、記録用レーザ
ービームを照射してピットを形成することにより2値デ
ータが記録され、かつそのピットの有無に基づいてその
2値データを再生可能に構成された2値光記録媒体が広
く使用されている。また、近年、光記録媒体の記録密度
向上の要請により、記録用レーザービームの集光ビーム
径を調節して高密度に記録する研究も進められている。
その一方、集光ビーム径を調節する方式とは異なり、複
数の意味を持つ異なるマークのうちの一つを1の仮想記
録セルに記録可能なマルチレベル光記録媒体の開発が進
められている。このマルチレベル光記録媒体では、例え
ば、記録用レーザービームの照射量を多段階に切り替え
ることによって光記録媒体における記録対象の1の仮想
記録セルの一部に光透過率を低下させる変質部分(以
下、「記録マーク」ともいう)が出現し、かつ、この記
録マークの1の仮想記録セル全体に占める割合が記録用
レーザービームの照射量によって異なるという特性が利
用されている。つまり、このマルチレベル光記録媒体で
は、再生用レーザービームが照射された際に、この記録
マークが形成されている仮想記録セルにおける光透過率
の影響を受け、その結果として再生用レーザービームの
光反射率が多段階(例えば5段階以上)になる。したが
って、多段階の光反射率の各々に複数のデータ内容の各
々を対応させることにより、1の仮想記録セルに複数の
データのいずれかが記録されることになる。この場合、
光透過率とは、仮想記録セルに照射した再生用レーザー
ビームに対して、仮想記録セルを通過したレーザービー
ムの割合をいい、光反射率とは、仮想記録セルに照射し
た再生用レーザービームに対して、この仮想記録セルを
通過してマルチレベル光記録媒体の反射層で反射された
後にその仮想記録セルを再度通過してマルチレベル光記
録媒体の外部に出射されるレーザービームの割合をい
う。
【0003】その一方、マルチレベル光記録媒体が各仮
想記録セル毎の光反射率を多段階で制御されて初めてマ
ルチレベル記録が可能となる以上、例えば、未記録部分
の光反射率と、記録用レーザービームの照射量が最も多
い記録部分の光反射率との差分に相当するダイナミック
レンジがある程度広くなければ、マルチレベル記録が困
難となる。このため、マルチレベル光記録媒体に用いる
記録層としては、記録用レーザービームによる多段階の
照射量に対応すべく、光反射率のダイナミックレンジが
ある程度広いなど、マルチレベル記録に適した素材を選
択しなければならない。したがって、この素材の選択に
際しては、各種素材で記録層を形成した評価対象の各種
マルチレベル光記録媒体についての光反射率のダイナミ
ックレンジなどの特性データを測定し、その特性データ
に基づいて、その評価対象のマルチレベル光記録媒体の
良否を評価する必要がある。また、マルチレベル光記録
媒体の製造時にも、製造ロット毎に、マルチレベル光記
録媒体に対して専用のマルチレベル記録再生評価装置を
用いて記録データが再生可能に正常にマルチレベル記録
されるか否かを評価する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のマル
チレベル光記録媒体についての特性データの測定方法、
およびマルチレベル光記録媒体についての評価方法に
は、以下の点で改善すべき点がある。すなわち、現在、
光記録媒体についての特性データを測定しかつ評価する
ための装置としては、2値光記録媒体を評価する2値記
録再生評価装置が主として用いられている。このため、
マルチレベル光記録媒体についての特性データの測定お
よび評価に際して専用のマルチレベル記録再生評価装置
を使用しなければならないとすれば、光記録媒体の製造
メーカーは、専用のマルチレベル記録再生評価装置を新
たに購入または製造する必要がある。また、マルチレベ
ル記録再生評価装置を既に所有している製造メーカーで
あっても、マルチレベル光記録媒体を更に増産しようと
する場合には、マルチレベル記録再生評価装置を新たに
購入または製造する必要がある。このため、その記録方
式が優れているにも拘わらず、新たな評価装置の購入な
どによる特性データの測定コストおよび評価コストの高
騰に起因してマルチレベル光記録媒体の製造コストを低
減するのが困難となる。したがって、この点を改善する
のが好ましい。
【0005】本発明は、かかる改善すべき点に鑑みてな
されたものであり、測定コストを低減し得るマルチレベ
ル光記録媒体についての特性データの測定方法を提供す
ることを主目的とする。また、評価コストを低減し得る
マルチレベル光記録媒体についての評価方法を提供する
ことを他の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載のマルチレベル光記録媒体についての特性デ
ータの測定方法は、マルチレベル記録が可能に製造され
たマルチレベル光記録媒体についての特性データを測定
する測定方法であって、2値記録再生評価装置を用いて
前記マルチレベル光記録媒体についての特性データを測
定することを特徴とする。なお、本発明におけるマルチ
レベル光記録媒体には、開発段階において作製される試
料としてのマルチレベル光記録媒体、および実際に製品
として製造されるマルチレベル光記録媒体の両者が含ま
れる。
【0007】請求項2記載のマルチレベル光記録媒体に
ついての特性データの測定方法は、請求項1記載のマル
チレベル光記録媒体についての特性データの測定方法に
おいて、前記2値記録再生評価装置によって前記マルチ
レベル光記録媒体に所定のデータを記録し、かつ当該記
録したマルチレベル光記録媒体の未記録部分および記録
部分についての前記特性データを測定することを特徴と
する。
【0008】請求項3記載のマルチレベル光記録媒体に
ついての特性データの測定方法は、請求項1または2記
載のマルチレベル光記録媒体についての特性データの測
定方法において、前記マルチレベル光記録媒体は、記録
用レーザービームの照射時間および照射パワーの少なく
とも一方を切り替えることにより、再生用レーザービー
ムに対する光反射率が多段階に制御されてマルチレベル
記録が可能に製造されていることを特徴とする。
【0009】請求項4記載のマルチレベル光記録媒体に
ついての特性データの測定方法は、請求項3記載のマル
チレベル光記録媒体についての特性データの測定方法に
おいて、前記マルチレベル光記録媒体は、前記記録用レ
ーザービームによって記録層の透過率が変化させられる
ことにより、前記再生用レーザービームに対する光反射
率が多段階に制御されることを特徴とする。
【0010】請求項5記載のマルチレベル光記録媒体に
ついての特性データの測定方法は、請求項3または4記
載のマルチレベル光記録媒体についての特性データの測
定方法において、前記マルチレベル光記録媒体は、前記
再生用レーザービームに対する光反射率が5段階以上に
制御可能に構成されていることを特徴とする。
【0011】請求項6記載のマルチレベル光記録媒体に
ついての評価方法は、請求項1から5のいずれかに記載
のマルチレベル光記録媒体についての特性データの測定
方法によって測定した前記特性データに基づいて前記マ
ルチレベル光記録媒体を評価することを特徴とする。
【0012】請求項7記載のマルチレベル光記録媒体に
ついての評価方法は、請求項6記載のマルチレベル光記
録媒体についての評価方法において、前記測定した特性
データと、前記2値記録再生評価装置およびマルチレベ
ル記録再生評価装置によってそれぞれ測定した前記マル
チレベル光記録媒体についての両特性データに関して予
め求めた相関関係とに基づいて、前記マルチレベル光記
録媒体の良否を評価することを特徴とする。
【0013】請求項8記載のマルチレベル光記録媒体に
ついての評価方法は、請求項7記載のマルチレベル光記
録媒体についての評価方法において、前記相関関係に基
づいて予め求めた基準特性データと、前記2値記録再生
評価装置によって測定した前記特性データとを比較して
前記マルチレベル光記録媒体の良否を評価することを特
徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係るマルチレベル光記録媒体についての特性データ
の測定方法、およびマルチレベル光記録媒体についての
評価方法の好適な実施の形態について説明する。
【0015】最初に、本発明における評価対象のマルチ
レベル光記録媒体1(以下、「光記録媒体1」ともい
う)の構成について、図1を参照して説明する。
【0016】光記録媒体1は、CD−R型の光記録媒体
(追記型光記録媒体)であって、図1に示すように、基
板11、記録層12、反射膜13および保護層14を備
えて構成されている。基板11は、透明な樹脂を基材と
して円盤状に形成されている。この基板11における一
方の面(図1における上面)には、その中心部近傍から
外縁部に向けて、レーザービームガイド用のグルーブ1
1a、およびランド11bが螺旋状に形成されている。
記録層12は、シアニン、メロシアニン、メチン系色素
およびその誘導体、ベンゼンチオール金属錯体、フタロ
シアニン色素、ナフタロシアニン色素、アゾ色素などの
有機色素が用いられて形成され、この有機色素がグルー
ブ11aおよびランド11bを覆うように塗布して形成
されている。この記録層12は、記録装置によって記録
用レーザービームが照射されることで分解変質し、その
レーザービームの照射量に応じて、その光透過率が変化
する。反射膜13は、光記録媒体1に記録された記録デ
ータの再生時に基板11および記録層12を通過した再
生用レーザービームを反射するための薄膜層であって、
金や銀などの金属を主原料として記録層12の上に例え
ばスパッタリングによって形成されている。保護層14
は、反射膜13および記録層12を保護する層であっ
て、反射膜13の外面を覆うように形成されている。
【0017】次に、光記録媒体1の記録原理について、
図面を参照して説明する。
【0018】この光記録媒体1では、図1に示すよう
に、その回転方向(円周方向)に沿ってグルーブ11a
を仮想的に分割した仮想記録セルS,S・・が記録単位
として規定されている。ここで、図2に示すように、仮
想記録セルSのグルーブ11aに沿った方向の長さは、
集光ビーム径(ビームウエストの直径)Dよりも短く規
定されている。
【0019】この場合、記録装置のピックアップから出
射される記録用レーザービームの照射時間(すなわち、
レーザービームの照射量)を記録データの値に応じて多
段階に制御することで、図2に示すように、記録層12
(主として有機色素)の分解変質の度合いが異なる記録
マークMa〜Mg(以下、区別しないときには「記録マ
ークM」ともいう)が仮想記録セルS内に形成される。
なお、同図では、分解変質の度合いを記録マークMの大
きさで概念的に図示している。また、記録用レーザービ
ームによって記録データを記録する際には、光記録媒体
1を回転させつつ記録用レーザービームを照射するた
め、記録マークMは、照射時間に応じた長さの長円形と
なる。
【0020】また、この光記録媒体1にマルチレベル記
録する際には、仮想記録セルSに再生用レーザービーム
を照射した際の光反射率が例えば7段階(未記録部分を
含めて8段階)となるように、記録マークMa〜Mgの
それぞれの分解変質度合い(光透過率の変化量)を規定
する。この場合、光反射率は、記録層12の分解変質度
合いが小さいほど大きくなる。このため、記録マークM
が記録されていない仮想記録セルSが最大光反射率の特
性を有し、最も小さな記録マークMaの仮想記録セルS
が記録マークMのうち最も大きい光反射率の特性を有
し、以降、記録マークMb〜Mfの順に各仮想記録セル
Sの光反射率が低下し、最も大きな記録マークMgの仮
想記録セルSが最小光反射率の特性を有する。したがっ
て、レーザービームの照射量を制御して分解変質部分の
面積比(つまり記録層12の光透過率)を適宜設定する
ことにより、光反射率が7段階となる記録マークMa〜
Mgを形成することが可能となる。
【0021】次に、光記録媒体1の記録層12に使用さ
れる有機色素の特性について、図面を参照して説明す
る。
【0022】記録層12に使用される有機色素は、一般
的に、記録用レーザービームの照射時間(照射量)の増
加に伴い分解変質の度合いも増加するという特性を有す
る。その一方、この際の光反射率の変化は、記録用レー
ザービームの照射時間(照射量)に対して直線的ではな
い。また、記録用レーザービームの照射時間(照射量)
に伴う分解変質は、照射開始から暫くの間はその度合い
が緩やかで、所定時間経過後にその度合いが急峻かつ直
線的となり、その後、その度合いが再び緩やかとなっ
て、ある照射時間を超えた後には、その度合いが殆ど増
加しないという特性を示す。また、分解変質されていな
い有機色素の光透過率、最も大きく分解変質した有機色
素(分解変質の度合いが殆ど増加しない状態となるまで
分解変質させられた状態の有機色素)の光透過率、およ
び分解変質の度合いに応じた光透過率の変化量も、使用
する有機色素の材質によって様々である。したがって、
例えば互いに異なる有機色素で記録層12が形成される
5種類の光記録媒体1を作製した場合、各光記録媒体1
の各記録層12における絶対光反射率は互いに相違す
る。この場合、絶対光反射率は、平滑な表面に例えばス
パッタリングなどによって金などの薄膜が施された円盤
体についての光反射率の値を基準光反射率(100%)
に置き換えたときに、その基準光反射率と比較した各光
記録媒体1についての記録層12における未記録部分
(未記録の仮想記録セルS)での光反射率を意味する。
また、各光記録媒体1の各記録層12における相対光反
射率の特性も、図3の特性C1〜C5に示すように、互
いに相違する。なお、同図に示すように、上記した分解
変質の度合いが特性C1〜C5の曲線における傾きに寄
与している。この場合、相対光反射率は、各光記録媒体
1の記録層12における未記録部分(つまり未記録の仮
想記録セルS)の絶対光反射率の値を100%に置き換
えたときに、記録部分(つまり記録されている仮想記録
セルS)における照射時間に応じた光反射率の割合を意
味する。また、絶対光反射率および相対光反射率が各有
機色素毎に相違することに起因して、各光記録媒体1に
ついての変調度、ダイナミックレンジ、ジッタ特性、お
よびB.E.R(ビットエラーレート)などの各種特性
も相違する。さらに、これらの各種特性は、有機色素の
材質だけではなく、有機色素の塗布厚、グルーブ11a
の構造(溝の深さや幅あるいは形状)および反射膜13
の材質などの各種パラメータに応じても相違する。
【0023】この場合、光記録媒体1の光反射率を多段
階で正確に制御して初めてマルチレベルの記録が可能と
なる以上、光反射率が最も大きい記録部分(未記録の仮
想記録セルS)の絶対光反射率がある程度大きく(例え
ば、40%〜80%)、かつ、絶対光反射率が最も大き
い記録部分と、最も小さい記録部分(記録マークMgが
形成された仮想記録セルS)との光反射率の差がある程
度大きくなければ、マルチレベルで記録された記録デー
タの再生が困難となる。なお、絶対光反射率は、大きい
ほど好ましいが、一般的には、例えば、上記したパラメ
ータの特性や、グルーブ11aの構造に応じて再生用レ
ーザービームが乱反射することによって再生装置のピッ
クアップに戻る量が減少することに起因して、80%を
超える値を確保するのは困難である。また、分解変質し
ていない記録部分(未記録の仮想記録セルS)における
光反射率の値を100%に置き換えて、分解変質の度合
いが最も大きい記録部分(分解変質の度合いが殆ど増加
しない状態となるまで分解変質させられた仮想記録セル
S)の光反射率の割合を相対光反射率ダイナミックレン
ジと定義した場合、前述した有機色素の特性からして、
その相対光反射率ダイナミックレンジのうち、未記録部
分側の領域(約10分の2の領域)、および分解変質の
度合いが最も大きい記録部分側の領域(約10分の2の
領域)では、レーザービームの照射時間(照射量)に対
して非直線的に相対光反射率が変化し、その両領域の中
間領域としての10分の6程度の範囲の領域では、照射
時間に対して相対光反射率が直線的に変化する。このた
め、光記録媒体1としては、例えば、光反射率が最も大
きい記録部分の絶対光反射率が40%〜80%の範囲内
であって、絶対光反射率が最も大きい記録部分(記録マ
ークMaが記録された仮想記録セルS)と、最も小さい
記録部分(記録マークMgが記録された仮想記録セル
S)との光反射率の差が40ポイントを超えるのが好ま
しい。したがって、記録層12として用いる有機色素を
選択する際や、光記録媒体1の製造時における良品検査
の際には、この絶対光反射率および光反射率の差が上記
の基準(しきい値)を満たしているか否かの評価が重要
となる。なお、上記した未記録部分側および記録部分側
の領域における2つの約10分の2の領域、並びに中間
領域としての10分の6程度の範囲の領域の割合は、記
録層12に用いられる有機色素の特性によるところが大
きく、一義的に定まるものではない。
【0024】続いて、光記録媒体1の評価方法につい
て、図面を参照して説明する。なお、光記録媒体1の評
価としては、上記した各種特性のいずれを用いても評価
することができ、通常は、マルチレベル記録再生評価装
置を用いて評価する。その一方、発明者は、マルチレベ
ル記録再生評価装置によって測定した光記録媒体1につ
いての特性データと、2値記録再生評価装置によって測
定した光記録媒体1についての特性データとの間には、
所定の相関関係が存在することを見いだしている。例え
ば、上記したように、2値記録方式で記録した光記録媒
体1の絶対光反射率および相対光反射率ダイナミックレ
ンジが所定の基準を満たす場合には、上記したパラメー
タの種類に拘わらず、その光記録媒体1にマルチレベル
記録方式で記録した際に、絶対光反射率が40%〜80
%の範囲内であって、未記録部分と記録マークMgとの
間の光反射率の差が40ポイントを超えて、各記録マー
クMa〜Mgを識別するのに十分となることを見いだし
ている。また、他の例として、オレンジブック(Compac
t Disc Recordable System Description)に従って測定
した2値記録信号に対する再生信号のC/N比(いわゆ
る3T信号(692ns信号)を使用してのC/N比測
定)が所定レベル(例えば50dB)を超えるときに
は、その光記録媒体1がマルチレベル記録方式の記録に
使用可能なことも見いだしている。さらには、2値記録
方式による光記録媒体1についての上記した光反射率、
変調度、ダイナミックレンジ、ジッタ特性、およびB.
E.R(ビットエラーレート)などの各種特性の相互間
にも、所定の相関関係が存在することを見いだしてい
る。
【0025】したがって、以下、発明者が見いだした相
関関係のうちの一例として、2値記録再生方式によって
記録した光記録媒体1についての絶対光反射率および相
対光反射率ダイナミックレンジと、マルチレベル記録再
生方式によって記録された光記録媒体1についての絶対
光反射率および上記した光反射率の差との間の相関関
係、並びに、2値記録再生方式によって記録された光記
録媒体1についての絶対光反射率および相対光反射率ダ
イナミックレンジについての特性データに基づいて、そ
の光記録媒体1を評価する方法について説明する。な
お、上記した所定の基準(しきい値)として、絶対光反
射率の下限値が40%であって、相対光反射率ダイナミ
ックレンジの下限値が40%であるとして、以下に説明
する。また、本発明は、記録層12として使用する有機
色素を選択する際の光記録媒体1(以下、「試料」とも
いう)の評価、および光記録媒体1の製造時における製
造ロット毎の良否検査の際の実製品の評価の両者に適用
できるが、以下、有機色素の選択時における試料の評価
を例に挙げて説明する。
【0026】最初に、この光記録媒体1に対する光反射
率を測定する2値記録再生評価装置について図6を参照
して説明する。2値記録再生評価装置40は、汎用の評
価装置であって、通常のCD−Rレコーダの機能と、光
反射率を測定する機能とを有している。具体的には、2
値記録再生評価装置40は、スピンドルサーボ41、ス
ピンドルモータ42、ピックアップ43、フォーカスト
ラッキングサーボ44、送りサーボ55および制御装置
46を備えている。この場合、スピンドルモータ42
は、スピンドルサーボ41によって駆動制御され、光記
録媒体1を線速度一定の条件で回転させる。ピックアッ
プ43は、制御装置46の制御下でレーザードライバに
よってレーザー(共に図示せず)が駆動されて光記録媒
体1に対して記録用レーザービームまたは再生用レーザ
ービームを照射する。これにより、記録層12に対する
2値データの記録、または光記録媒体1によって反射さ
れた再生用レーザービームのレベルに応じた再生が行わ
れる。
【0027】また、ピックアップ43は、対物レンズお
よびハーフミラー(共に図示せず)を備え、記録用また
は再生用のレーザービームを光記録媒体1の記録層12
に集光させる。具体的には、フォーカストラッキングサ
ーボ44によって対物レンズがフォーカストラッキング
制御され、これにより、記録用または再生用のレーザー
ビームが光記録媒体1の記録層12に集光させられる。
このピックアップ43は、光記録媒体1の直径方向に沿
ってその内周側と外周側との間を送りサーボ45によっ
て往復動させられる。制御装置46は、スピンドルサー
ボ41、ピックアップ43、フォーカストラッキングサ
ーボ44および送りサーボ45の駆動を制御すると共
に、ピックアップ43から出力された電気的信号に基づ
いて、記録層12に記録されている記録データを判読す
ると共に、光記録媒体1によって反射された再生用レー
ザービームの光反射率を測定する。なお、記録データの
判読処理および光反射率の測定処理自体は公知のため、
その説明を省略する。
【0028】まず、異なる有機色素をそれぞれ塗布して
試料1〜3(図示せず)を作製する。次に、この試料1
〜3に対して図5に示す媒体評価処理30を実行する。
この媒体評価処理30では、まず、評価対象の試料に対
して2値記録再生評価装置40によって所定のデータを
記録する(ステップ31)。この場合、2値記録再生評
価装置40によって照射される記録用レーザービームが
2値記録用に比較的大きなパワーに設定されている。し
たがって、記録層12が大きく分解変質されるため、各
試料における記録部分の相対光反射率は、図4に示す試
料1〜3についての特性C1〜C3上に点P1〜P3で
示すように、大きく低下する。次に、2値記録再生評価
装置40によって、各試料1〜3の未記録部分の絶対光
反射率と、未記録部分および記録部分の相対光反射率を
測定する(ステップ32)。具体的には、2値記録再生
評価装置40によって、各試料に向けて再生用レーザー
ビームを照射すると共に記録層12を通過して反射膜1
3によって反射された再生用レーザービームを受光す
る。次に、ピックアップ43を介して受光した再生用レ
ーザービームを電気的信号に変換した後、制御装置46
が、この電気的信号のレベルに基づいて、各試料1〜3
毎の絶対光反射率を求める。次いで、制御装置46は、
各試料1〜3毎の絶対光反射率の値を100%の光反射
率に置き換えて、各試料1〜3毎に記録部分の相対光反
射率を求める。
【0029】この場合、試料1,2,3の未記録部分に
ついての各絶対光反射率が60%、50%および30%
と測定され、試料1,2,3の記録部分についての相対
光反射率が、図4に示す特性C1〜C3上の各点P1〜
P3で示すように、10%、65%および15%とそれ
ぞれ測定されたものとする。なお、同図における特性C
1〜C3は、試料1,2,3の記録部分についての相対
光反射率に基づいて、各照射時間に応じた記録部分に対
応する相対光反射率を推測した特性を図示している。
【0030】次に、制御装置46は、未記録部分および
記録部分の各相対光反射率に基づいて、各試料1〜3の
相対光反射率ダイナミックレンジを求める(ステップ3
3)。この場合、図4に示すように、例えば、試料1の
相対光反射率ダイナミックレンジRa1として90%、
試料2の相対光反射率ダイナミックレンジRa2として
35%、試料3の相対光反射率ダイナミックレンジRa
3として85%が求められる。次いで、制御装置46
は、求めた各絶対光反射率と、対応する下限値(所定の
基準値としての40%)とを比較して、各絶対光反射率
が下限値を超えているか否かを判別すると共に、各試料
1〜3の相対光反射率ダイナミックレンジと、対応する
下限値(所定の基準値としての40%)とを比較して、
各相対光反射率ダイナミックレンジが下限値を超えてい
るか否かを判別する(ステップ34)。
【0031】この結果、制御装置46は、絶対光反射率
および相対光反射率ダイナミックレンジが共に下限値を
超える試料1を良品と判別し(ステップ35)、絶対光
反射率が下限値を下回る試料3を不良品と判別し、かつ
相対光反射率ダイナミックレンジが下限値を下回る試料
2を不良品と判別する(ステップ36)。この場合、相
対光反射率ダイナミックレンジが90%の試料1は、相
対光反射率が直線性を有する領域が相対光反射率ダイナ
ミックレンジの54%(90%×10分の6)を占める
ため、例えば7段階のマルチレベル記録の際には、各段
階間のマージン(相対光反射率差)を十分に大きく確保
することができる。一方、試料2,3は、いずれも7段
階のマルチレベル記録の際における各段階間のマージン
を十分に大きく確保するのが困難となる。したがって、
試料1に用いられた有機色素が光記録媒体1における記
録層12への使用に適していると判別される。
【0032】このように、このマルチレベル光記録媒体
についての特性データの測定方法および評価方法によれ
ば、2値記録再生評価装置40を用いて未記録部分につ
いての絶対光反射率と、相対光反射率ダイナミックレン
ジとを特性データとして測定し、測定した各特性データ
に基づいて試料の良否を評価することにより、専用のマ
ルチレベル記録再生評価装置を使用することなく、その
良否を確実かつ容易に評価することができる。この結
果、既存の2値記録再生評価装置40を使用して試料に
ついての特性データの測定、および特性データに基づい
ての評価を行うことができるため、その測定コストおよ
び評価コスト、ひいては、光記録媒体1の製造コストを
十分に低減することができる。また、記録データの実際
の再生に際して光記録媒体1の善し悪しに直接的に影響
する絶対光反射率および相対光反射率ダイナミックレン
ジに基づいて評価することにより、評価の信頼性を一層
高めることができる。さらに、上記したように、下限値
(基準特性データ)と、2値記録再生評価装置40によ
って測定した特性データとを単に比較して光記録媒体1
の良否を評価できるため、短時間で光記録媒体1の良否
を評価することができる。
【0033】なお、本発明は、上記した発明の実施の形
態に限らず、適宜変更が可能である。例えば、本発明の
実施の形態では、記録層12として有機色素を採用した
光記録媒体1を評価する例を挙げて説明したが、本発明
におけるマルチレベル光記録媒体についての特性データ
の測定方法およびマルチレベル光記録媒体についての評
価方法は、これに限定されず、上記以外の有機色素ある
いは無機材料を記録層12に用いたマルチレベル光記録
媒体にも適用できるし、相変化や光磁気によるマルチレ
ベル記録用のマルチレベル光記録媒体にも適用すること
ができる。さらに、本発明の実施の形態では、光記録媒
体1をCD−R型の光記録媒体として構成した例を示し
たが、本発明は、これに限定されるものでなく、他の光
記録媒体に一般に適用されるものであり、またディスク
状の回転体に限定されるものではない。また、本発明の
実施の形態では、光記録媒体1は、基板11側から記録
用および再生用のレーザービームを照射する構成とした
が、基板上に反射層、記録層、保護層が順次積層され、
保護層側から記録用および再生用のレーザービームを照
射する構成の光記録媒体に対しても適用することができ
る。
【0034】また、本発明の実施の形態に示した特性デ
ータ(光反射率に関するデータ)は、一例であり、他の
特性データの測定、およびその測定した特性データに基
づく評価方法にも適用が可能である。また、一例として
示した各光反射率の数値は、本発明についての理解を容
易にするための例示値であり、適宜変更することができ
る。さらに、本発明におけるマルチレベル光記録媒体に
は、5段階以上である限り、複数段階のマルチレベル記
録が可能な各種マルチレベル光記録媒体が含まれる。加
えて、本発明の実施の形態で示した評価方法では、2値
記録再生評価装置40によって測定される特性データに
対する下限値(基準特性データ)を相関関係に基づいて
予め求めておき、測定した特性データと下限値とを比較
して光記録媒体1の良否を評価した例について説明した
が、これに限定されない。例えば、相関関係に基づい
て、2値記録再生評価装置40によって測定した特性デ
ータをマルチレベル記録再生評価装置によって測定され
る特性データに置換し、その置換した特性データと、マ
ルチレベル記録再生評価装置用の基準特性データとを比
較して評価することもできる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1,3〜5記載の
マルチレベル光記録媒体についての特性データの測定方
法によれば、既存の2値記録再生評価装置を用いてマル
チレベル光記録媒体についての特性データを測定するこ
とにより、専用のマルチレベル記録再生評価装置を新た
に購入または製造することなくマルチレベル光記録媒体
についての特性データを測定できるため、その測定コス
トを低減することができる。したがって、マルチレベル
光記録媒体の製造コストを十分に低減することができ
る。
【0036】また、請求項2記載のマルチレベル光記録
媒体についての特性データの測定方法によれば、マルチ
レベル光記録媒体に対して2値記録再生評価装置によっ
て所定のデータを記録させ、かつ記録されたマルチレベ
ル光記録媒体の未記録部分および記録部分についての特
性データを測定することにより、実際に記録されたマル
チレベル光記録媒体についての正確な特性データを測定
することができる。したがって、例えば、マルチレベル
光記録媒体の良否を評価する際には、その評価の信頼性
を向上させることができる。
【0037】また、請求項6記載のマルチレベル光記録
媒体についての評価方法によれば、既存の2値記録再生
評価装置を用いて測定された特性データに基づいてマル
チレベル光記録媒体を評価することにより、専用のマル
チレベル記録再生評価装置を新たに購入または製造する
ことなくマルチレベル光記録媒体について評価すること
ができるため、その評価コストを低減することができ
る。したがって、マルチレベル光記録媒体の製造コスト
を十分に低減することができる。
【0038】さらに、請求項7記載のマルチレベル光記
録媒体についての評価方法によれば、測定した特性デー
タと、2値記録再生評価装置およびマルチレベル記録再
生評価装置によってそれぞれ測定したマルチレベル光記
録媒体についての両特性データに関して予め求めた相関
関係とに基づいて、マルチレベル光記録媒体の良否を評
価することにより、マルチレベル光記録媒体の良否を精
度良く評価することができる。
【0039】また、請求項8記載のマルチレベル光記録
媒体についての評価方法によれば、相関関係に基づいて
予め求めた基準特性データと、2値記録再生評価装置に
よって測定した特性データとを比較してマルチレベル光
記録媒体の良否を評価することにより、短時間でマルチ
レベル光記録媒体の良否を評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る光記録媒体1の構成
を示すために一部を切り欠いた斜視図である。
【図2】光記録媒体1に記録された記録マークMa〜M
gを概念的に示す概念図である。
【図3】各種有機色素を使用した光記録媒体1の相対光
反射率特性を示す特性図である。
【図4】互いに異なる種類の有機色素を使用した試料1
〜3のそれぞれの相対光反射率特性を示す特性図であ
る。
【図5】媒体評価処理30のフローチャートである。
【図6】2値記録再生評価装置40の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 マルチレベル光記録媒体 11 基板 12 記録層 13 反射膜 14 保護層 30 媒体評価処理 40 2値記録再生評価装置 Ma〜Mg 記録マーク S 仮想記録セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 洞井 高志 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5D029 JB11 5D090 BB03 CC18 FF12 JJ11 KK02 KK05 5D121 AA01 HH14 HH20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチレベル記録が可能に製造されたマ
    ルチレベル光記録媒体についての特性データを測定する
    測定方法であって、 2値記録再生評価装置を用いて前記マルチレベル光記録
    媒体についての特性データを測定することを特徴とする
    マルチレベル光記録媒体についての特性データの測定方
    法。
  2. 【請求項2】 前記2値記録再生評価装置によって前記
    マルチレベル光記録媒体に所定のデータを記録し、かつ
    当該記録したマルチレベル光記録媒体の未記録部分およ
    び記録部分についての前記特性データを測定することを
    特徴とする請求項1記載のマルチレベル光記録媒体につ
    いての特性データの測定方法。
  3. 【請求項3】 前記マルチレベル光記録媒体は、記録用
    レーザービームの照射時間および照射パワーの少なくと
    も一方を切り替えることにより、再生用レーザービーム
    に対する光反射率が多段階に制御されてマルチレベル記
    録が可能に製造されていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のマルチレベル光記録媒体についての特性デ
    ータの測定方法。
  4. 【請求項4】 前記マルチレベル光記録媒体は、前記記
    録用レーザービームによって記録層の透過率が変化させ
    られることにより、前記再生用レーザービームに対する
    光反射率が多段階に制御されることを特徴とする請求項
    3記載のマルチレベル光記録媒体についての特性データ
    の測定方法。
  5. 【請求項5】 前記マルチレベル光記録媒体は、前記再
    生用レーザービームに対する光反射率が5段階以上に制
    御可能に構成されていることを特徴とする請求項3また
    は4記載のマルチレベル光記録媒体についての特性デー
    タの測定方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載のマル
    チレベル光記録媒体についての特性データの測定方法に
    よって測定した前記特性データに基づいて前記マルチレ
    ベル光記録媒体を評価することを特徴とするマルチレベ
    ル光記録媒体についての評価方法。
  7. 【請求項7】 前記測定した特性データと、前記2値記
    録再生評価装置およびマルチレベル記録再生評価装置に
    よってそれぞれ測定した前記マルチレベル光記録媒体に
    ついての両特性データに関して予め求めた相関関係とに
    基づいて、前記マルチレベル光記録媒体の良否を評価す
    ることを特徴とする請求項6記載のマルチレベル光記録
    媒体についての評価方法。
  8. 【請求項8】 前記相関関係に基づいて予め求めた基準
    特性データと、前記2値記録再生評価装置によって測定
    した前記特性データとを比較して前記マルチレベル光記
    録媒体の良否を評価することを特徴とする請求項7記載
    のマルチレベル光記録媒体についての評価方法。
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