JP2002366014A - 情報符号化装置、その方法、そのプログラムおよびそのプログラムが記録された記録媒体、並びに情報再生装置、その方法、そのプログラムおよびそのプログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

情報符号化装置、その方法、そのプログラムおよびそのプログラムが記録された記録媒体、並びに情報再生装置、その方法、そのプログラムおよびそのプログラムが記録された記録媒体

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JP2002366014A JP2001169500A JP2001169500A JP2002366014A JP 2002366014 A JP2002366014 A JP 2002366014A JP 2001169500 A JP2001169500 A JP 2001169500A JP 2001169500 A JP2001169500 A JP 2001169500A JP 2002366014 A JP2002366014 A JP 2002366014A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録すべき情報を2次元的かつより高い情報
密度で符号化できる情報記録装置などを提供する。 【解決手段】 入力情報分割手段11は、ビットが並べ
られてなる入力情報を、2ビットを情報ビットとして該
情報ビットごとに分割する。記録ビット列生成手段12
及び基本ブロック生成手段13は、情報ビットを基に、
2×2ビットの符号化ブロックで、かつ当該情報ビット
の値に対応づけられたビットだけを1としたものを、基
本ブロックとして生成する。拡大基本ブロック生成手段
14は、基本ブロックごとに、4×4ビットのブロック
で、かつその左上、右上、左下、右下の2×2ビットの
ブロックの内の、基本ブロックの中の1であるビットの
位置に対応する位置にあるブロックにおいて、「左上」
のビットだけを1としたものを拡大基本ブロックとして
生成する。記録画像生成手段15は、生成された各拡大
基本ブロックを、予め定められた記録領域内に、入力情
報における情報ビットの順序にしたがって配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的な情報記録
に利用される情報符号化装置、その方法、そのプログラ
ムおよびそのプログラムが記録された記録媒体、並びに
光学的な情報再生に利用される情報再生装置、その方
法、そのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ホログラフィックメモリなどでは、記録
すべき情報が先ず2次元的に符号化され、レーザ光など
を信号光や参照光として、記録媒体(記録材料)に黒白
いずれかの画素となって記録される。そして、レーザ光
などを再生光として撮像素子が得た2次元的な画像が復
号化等されて元の情報に再生される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常にあっては、記録
媒体における画素の記録密度は読み取りの解像度より低
い。サンプリング定理によると、記録密度は、読み取り
の解像度の1/3倍以下にする必要がある。
【0004】入力信号に対して、元の信号を完全に復元
するには、その最大周波数の2 倍以上のサンプリング
周波数が必要である。まず、読み取りの最小単位は、読
み取り装置、例えば、CCD カメラの画素サイズとなる。
すなわち、ホログラム画像の最小画素サイズは、CCD カ
メラの画素サイズとなる。この場合にサンプリング定理
を適用すると、次のようになる。
【0005】1. 画像とCCD の間に、横方向と縦方向
のみの位置ずれを許すとき、CCD で読みとることのでき
る最小サイズは、2 ×2 画素である。
【0006】2. 回転方向の位置ずれまでを許容する
と、最小サイズは3 ×3 画素になる。なぜならば、画
像が45度傾くとき、信号の長さは最大となり、画素の
1辺×√2 となる。従って、2 ×2 画素だと、45
度傾くと、約2 .8 画素分必要となり、3 ×3 画素
が必要となる。
【0007】つまり、1ビットの情報は、最小でも、3
×3ビットの符号化ブロックで表現しなければならな
い。さらに、多層のホログラフィックメモリでは、他の
層からの光のノイズにより、読み取り時のコントラスト
が悪くなるので、現実的には、さらに記録密度を低くし
なければならない。
【0008】一方、高度に情報化された社会で扱われる
情報量は増加の一途をたどり、ホログラフィックメモリ
にあっても、記録画像における冗長度を圧縮して本質的
な情報の密度を高めたいという要望が強い。このために
は、低い記録密度のままで、情報密度を高めるべく、情
報の2次元的な符号化と、読み取られた画像から元の情
報への再生に、新たな技術を導入しなければならない。
【0009】そこで本発明は、上記従来の課題に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、光学的な
情報記録に際して、記録すべき情報を2次元的かつより
高い情報密度で符号化できる情報符号化装置と、該装置
による記録後の光学的読み取りで得られた多値画像を元
の情報に再生できる情報再生装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、請求項1に係る本発明は、光学的な情報記録
の際に利用される情報符号化装置において、ビットが並
べられてなる入力情報を、2ビットを情報ビットとして
該情報ビットごとに、2×2ビットの符号化ブロック
で、かつ当該情報ビットの値に対応づけられたビットだ
けを1としたものを、基本ブロックとして生成する基本
ブロック生成手段と、前記生成された基本ブロックごと
に、4×4ビットの符号化ブロックで、かつ左上、右
上、左下、右下の2×2ビットのブロックの内の、当該
基本ブロックの中の1であるビットの位置に対応する位
置にあるブロックにおいて、予め定められた位置のビッ
トだけを1としたものを、拡大基本ブロックとして生成
する拡大基本ブロック生成手段と、前記生成された各拡
大基本ブロックを、予め定められた記録領域内に、前記
入力情報における情報ビットの順序にしたがって配置す
る拡大基本ブロック配置手段とを備える情報符号化装置
をもって解決手段とする。
【0011】請求項2に係る本発明は、光学的な情報記
録の際に利用される情報符号化方法において、ビットが
並べられてなる入力情報を、2ビットを情報ビットとし
て該情報ビットごとに、2×2ビットの符号化ブロック
で、かつ当該情報ビットの値に対応づけられたビットだ
けを1としたものを、基本ブロックとして生成する基本
ブロック生成手順と、前記生成された基本ブロックごと
に、4×4ビットの符号化ブロックで、かつ左上、右
上、左下、右下の2×2ビットのブロックの内の、当該
基本ブロックの中の1であるビットの位置に対応する位
置にあるブロックにおいて、予め定められた位置のビッ
トだけを1としたものを、拡大基本ブロックとして生成
する拡大基本ブロック生成手順と、前記生成された各拡
大基本ブロックを、予め定められた記録領域内に、前記
入力情報における情報ビットの順序にしたがって配置す
る拡大基本ブロック配置手順とを備える情報符号化方法
をもって解決手段とする。
【0012】請求項3に係る本発明は、光学的な情報記
録の際に利用される情報符号化プログラムにおいて、ビ
ットが並べられてなる入力情報を、2ビットを情報ビッ
トとして該情報ビットごとに、2×2ビットの符号化ブ
ロックで、かつ当該情報ビットの値に対応づけられたビ
ットだけを1としたものを、基本ブロックとして生成す
る基本ブロック生成手順と、前記生成された基本ブロッ
クごとに、4×4ビットの符号化ブロックで、かつ左
上、右上、左下、右下の2×2ビットのブロックの内
の、当該基本ブロックの中の1であるビットの位置に対
応する位置にあるブロックにおいて、予め定められた位
置のビットだけを1としたものを、拡大基本ブロックと
して生成する拡大基本ブロック生成手順と、前記生成さ
れた各拡大基本ブロックを、予め定められた記録領域内
に、前記入力情報における情報ビットの順序にしたがっ
て配置する拡大基本ブロック配置手順とを備える情報符
号化プログラムをもって解決手段とする。
【0013】請求項4に係る本発明は、光学的な情報記
録の際に利用される情報符号化プログラムが記録された
記録媒体であって、ビットが並べられてなる入力情報
を、2ビットを情報ビットとして該情報ビットごとに、
2×2ビットの符号化ブロックで、かつ当該情報ビット
の値に対応づけられたビットだけを1としたものを、基
本ブロックとして生成する基本ブロック生成手順と、前
記生成された基本ブロックごとに、4×4ビットの符号
化ブロックで、かつ左上、右上、左下、右下の2×2ビ
ットのブロックの内の、当該基本ブロックの中の1であ
るビットの位置に対応する位置にあるブロックにおい
て、予め定められた位置のビットだけを1としたもの
を、拡大基本ブロックとして生成する拡大基本ブロック
生成手順と、前記生成された各拡大基本ブロックを、予
め定められた記録領域内に、前記入力情報における情報
ビットの順序にしたがって配置する拡大基本ブロック配
置手順とを備える情報符号化プログラムが記録された記
録媒体をもって解決手段とする。
【0014】これら本発明によれば、2ビットの情報を
4×4ビットの符号化ブロックで表現することができ
る。すなわち、情報を2次元的かつより高い情報密度で
符号化できる。また、1のビット同士が隣り合うことが
ないので、読み取り時の誤認識を防止できる。なお、ビ
ットを「1」とすることは、意味のある値にする意であ
り、論理を反転させて「0」とすることも本発明の技術
範囲に含まれる。
【0015】また、請求項5に係る本発明は、記録され
た画素が光学的に読み取られるときに情報を再生する情
報再生装置において、読み取られた画素値を縦横に並べ
てなる読み取り画像が4×4画素の画素値ブロックであ
る拡大基本ブロックからなるとしたときの当該各拡大基
本ブロックを前記読み取り画像から検出する拡大基本ブ
ロック検出手段と、前記検出された拡大基本ブロックご
とに、該拡大基本ブロックの左上、右上、左下、右下の
それぞれの一角を占める2×2画素の画素値ブロックを
第1、2、3、4サブブロックとして検出するサブブロ
ック検出手段と、前記検出された拡大基本ブロックごと
に各サブブロックに含まれる画素値の総和を求めるとと
もに該求めた総和のうちでどの値が特異であるかに応じ
て情報ビットの値を求め、該情報ビットを前記読み取り
画像における拡大基本ブロックの位置にしたがって並べ
る情報再生手段とを備える情報再生装置をもって解決手
段とする。
【0016】請求項6に係る本発明は、記録された画素
が光学的に読み取られるときに情報を再生する情報再生
方法において、読み取られた画素値を縦横に並べてなる
読み取り画像が4×4画素の画素値ブロックである拡大
基本ブロックからなるとしたときの当該各拡大基本ブロ
ックを前記読み取り画像から検出する拡大基本ブロック
検出手順と、前記検出された拡大基本ブロックごとに、
該拡大基本ブロックの左上、右上、左下、右下のそれぞ
れの一角を占める2×2画素の画素値ブロックを第1、
2、3、4サブブロックとして検出するサブブロック検
出手順と、前記検出された拡大基本ブロックごとに各サ
ブブロックに含まれる画素値の総和を求めるとともに該
求めた総和のうちでどの値が特異であるかに応じて情報
ビットの値を求め、該情報ビットを前記読み取り画像に
おける拡大基本ブロックの位置にしたがって並べる情報
再生手順とを備える情報再生方法をもって解決手段とす
る。
【0017】請求項7に係る本発明は、記録された画素
が光学的に読み取られるときに情報を再生する情報再生
プログラムにおいて、読み取られた画素値を縦横に並べ
てなる読み取り画像が4×4画素の画素値ブロックであ
る拡大基本ブロックからなるとしたときの当該各拡大基
本ブロックを前記読み取り画像から検出する拡大基本ブ
ロック検出手順と、前記検出された拡大基本ブロックご
とに、該拡大基本ブロックの左上、右上、左下、右下の
それぞれの一角を占める2×2画素の画素値ブロックを
第1、2、3、4サブブロックとして検出するサブブロ
ック検出手順と、前記検出された拡大基本ブロックごと
に各サブブロックに含まれる画素値の総和を求めるとと
もに該求めた総和のうちでどの値が特異であるかに応じ
て情報ビットの値を求め、該情報ビットを前記読み取り
画像における拡大基本ブロックの位置にしたがって並べ
る情報再生手順とを備える情報再生プログラムをもって
解決手段とする。
【0018】請求項8に係る本発明は、記録された画素
が光学的に読み取られるときに情報を再生する情報再生
プログラムが記録された記録媒体であって、読み取られ
た画素値を縦横に並べてなる読み取り画像が4×4画素
の画素値ブロックである拡大基本ブロックからなるとし
たときの当該各拡大基本ブロックを前記読み取り画像か
ら検出する拡大基本ブロック検出手順と、前記検出され
た拡大基本ブロックごとに、該拡大基本ブロックの左
上、右上、左下、右下のそれぞれの一角を占める2×2
画素の画素値ブロックを第1、2、3、4サブブロック
として検出するサブブロック検出手順と、前記検出され
た拡大基本ブロックごとに各サブブロックに含まれる画
素値の総和を求めるとともに該求めた総和のうちでどの
値が特異であるかに応じて情報ビットの値を求め、該情
報ビットを前記読み取り画像における拡大基本ブロック
の位置にしたがって並べる情報再生手順とを備える情報
再生プログラムが記録された記録媒体をもって解決手段
とする。
【0019】これら本発明の実施に先だっては、2ビッ
トの情報を含む4×4ビットの符号化ブロックを単位と
して記録された画像が読み取られて多値画像が生成され
る。本発明によれば、この多値画像を、符号化される前
の元の情報に再生することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
る情報記録再生装置1の構成図である。情報記録再生装
置1は、図1(a)に示すように、記録部100と再生
部200を備えるコンピュータである。記録部100、
再生部200はそれぞれ、本発明の情報符号化装置、情
報再生装置に相当するものである。
【0021】[第1の実施の形態]先ず第1の実施の形態
として、記録部100を説明する。図1(b)に示すよ
うに、記録部100は、入力情報分割手段11と記録ビ
ット列生成手段12と基本ブロック生成手段13と拡大
基本ブロック生成手段14と記録画像生成手段15と変
換テーブルTB1およびTB2を備える。なお、これら
手段は、予め情報記録再生装置1に格納したプログラム
を実行して実現される。一方、変換テーブルTB1およ
びTB2は、主記憶装置や外部記憶装置等に構成され
る。また、入力情報分割手段11、記録ビット列生成手
段12及び基本ブロック生成手段13は、本発明の基本
ブロック生成手段を構成する。また、拡大基本ブロック
生成手段14は、本発明の拡大基本ブロック生成手段に
相当する。また、記録画像生成手段15は、本発明の拡
大基本ブロック配置手段に相当する。
【0022】入力情報分割手段11は、入力された入力
情報D(ビットが並べられてなる情報、すなわち、シー
ケンシャルなビット)を2ビットごとに分割する。この
分割で得られた2ビットの情報を「情報ビット」とい
う。記録ビット列生成手段12は、情報ビットを基に4
ビットのビット列(情報ビット列という)を生成する。
基本ブロック生成手段13は、生成された情報ビットを
基に2×2ビットの符号化ブロック(基本ブロックとい
う)を生成する。拡大基本ブロック生成手段14は、生
成された基本ブロックBを基に4×4ビットの符号化ブ
ロック(拡大基本ブロックという)を生成する。
【0023】本明細書では、便宜のため、メモリに格納
されたデータを2次元的に図示することが多くなるが、
値1を黒で、値0を白で示すこととする。なお、このよ
うな論理を正論理とすれば、負論理を採用しても勿論よ
い。また、情報の記録や再生の過程においては、一時的
に論理を反転させて処理がなされることがあるが、かか
る状況は考慮しないで説明する。
【0024】本実施の形態にあっては、記録する情報量
に応じて、予め画像記録領域が設けられ、さらに拡大基
本ブロックBBをこの領域に横方向に並べたときの、並
べ得る最大の個数として拡大基本ブロック数mと、縦方
向に並べたときの、最大の個数として拡大基本ブロック
数nとが、記録部100に予め設定されている。
【0025】図2に示すように、情報ビット列は、情報
ビットを基に生成される4ビットのビット列であり、そ
の内の1ビットだけを1としたものである。また、情報
ビット列は、当該1であるビットの位置を、基になる情
報ビットの値に応じて異ならせたものである。なお、図
2に示したどの変換方法も採用可能であるが変換方法2
4を採用したこととする。つまり、情報ビット(00)
が第1の情報ビット列(0001)に、情報ビット(0
1)が第2の情報ビット列(0010)に、情報ビット
(10)が第3の情報ビット列(0100)に、情報ビ
ット(11)が第4の情報ビット列(1000)に変換
される。
【0026】図3に示すように、基本ブロックBは、縦
方向に2ビット、横方向に2ビットビットを設けてなる
符号化ブロックで、その中の1ビットだけ1としたもの
ある。本実施の形態では、図示された左上だけを1とし
たものの他に、右上、左下、右下をそれぞれ1とした合
計4種類の基本ブロックBが使用される。なお、これら
を区別するときは、順に第1、2、3、4の基本ブロッ
クという。また、「ブロック」は「マトリクス」と読み
替えても良い。
【0027】図3に示すように、拡大基本ブロックBB
は、4×4ビットの符号化ブロックであり、その中の1
ビットだけ1としたものある。拡大基本ブロックBB
は、1つの基本ブロックBを基にして該基本ブロックB
に対し1つ生成される。また、拡大基本ブロックBB
は、該拡大基本ブロックBBを構成する左上、右上、左
下、右下の2×2ビットのブロックの内の、基となる基
本ブロックの中の1であるビットの位置に対応する位置
にある1つのブロックにおいて、予め定められた位置の
ビットだけを1としたものである。
【0028】図4に示す変換テーブルTB1は、基本ブ
ロック生成手段13が使用するものであり、第1の情報
ビット列を第1の基本ブロックに、第2の情報ビット列
を第2の基本ブロックに、第3の情報ビット列を第3の
基本ブロックに、第4の情報ビット列を第4の基本ブロ
ックにそれぞれ対応づけたものである。
【0029】なお、図5の方法2に示すように、第1,
2,3,4の情報ビット列にそれぞれ第2,3,4,1
の基本ブロックを対応づけても良いし、第1,2,3,
4の情報ビット列にそれぞれ第3,4,1,2の基本ブ
ロックを対応づけても良いし、第1,2,3,4の情報
ビット列にそれぞれ第4,1,2,3の基本ブロックを
対応づけても良い。
【0030】図6に示す変換テーブルTB2は、拡大基
本ブロック生成手段14が使用するものであり、第1の
基本ブロックを第1の拡大基本ブロックに、第2の基本
ブロックを第2の拡大基本ブロックに、第3の基本ブロ
ックを第3の拡大基本ブロックに、第4の基本ブロック
を第4の拡大基本ブロックにそれぞれ対応づけたもので
ある。
【0031】なお、拡大方法は、図7の拡大方法1のよ
うに、拡大基本ブロックBBを構成する左上、右上、左
下、右下の2×2ビットのブロックの内の、基となる基
本ブロックの中の1であるビットの位置に対応する位置
にある1つのブロックにおいて、「左上」のビットだけ
を1としたものである。なお、「左上」ではなく、拡大
方法2に示すように「右上」に、または、拡大方法3の
ように、「左下」に、または、拡大方法4のように、
「右下」のビットだけを1としてもよい。
【0032】次に、第1の実施の形態の作用を説明す
る。図8は、記録部100が行う処理のフローチャート
である。なお、ステップS11、S12及びS13は、
本発明の基本ブロック生成手順を構成する。また、ステ
ップS14は、本発明の拡大基本ブロック生成手順に相
当する。また、ステップS15は、本発明の拡大基本ブ
ロック配置手順に相当する。
【0033】さて、先ずステップS11では、入力情報
分割手段11が入力された入力情報Dを2ビットごとに
分割する。次に、ステップS12では、記録ビット列生
成手段12が、分割された情報ビットを基に情報ビット
列を生成する。次に、ステップS13では、基本ブロッ
ク生成手段13が、変換テーブルTB1を参照し、生成
された各情報ビット列に対応する2×2ビットの基本ブ
ロックを生成する。
【0034】次に、ステップS14では、拡大基本ブロ
ック生成手段14が、変換テーブルTB2を参照し、生
成された基本ブロックを基に4×4ビットの拡大基本ブ
ロックを生成する。次に、ステップS15では、記録画
像生成手段15が、生成された拡大基本ブロックを、横
に拡大基本ブロック数m、縦に拡大基本ブロック数nだ
け配置して記録画像Gを生成する。このとき、記憶領域
において、入力情報における情報ビットの順序にしたが
って拡大基本ブロックが配置される。例えば、入力情報
における最初の情報ビットから得られた拡大基本ブロッ
クを記録領域の左上にして、次の情報ビットから得られ
たものを順次に右へと配置し、拡大基本ブロック数m分
配置したら改行する、等の方法を採用することができ
る。
【0035】したがって、第1の実施の形態によれば、
2ビットの情報を4×4ビットの符号化ブロックで表現
することができる。すなわち、情報を2次元的かつより
高い情報密度で符号化できる。また、1のビット同士が
隣り合うことがないので、読み取り時の誤認識を防止で
きる。
【0036】このようにして得られた記録画像Gが、例
えば、ホログラフィックメモリ等の記録材料に、記録画
像Gにおけるビットの値に応じ白黒の画素となって、例
えば、1.8Mbit/平方インチ程度の記録密度で記
録される。
【0037】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の形
態として、再生部200を説明する。
【0038】図9は、再生部200の構成を示す図であ
る。再生部200は、拡大基本ブロック検出手段21と
サブブロック検出手段22と記録ビット列検出手段23
と情報ビット列変換手段24と情報再生手段25とを備
える。なお、かかる手段は、予め情報記録再生装置1に
格納したプログラムを実行して実現される。
【0039】また、拡大基本ブロック検出手段21は、
本発明の拡大基本ブロック検出手段に相当する。また、
サブブロック検出手段22は、本発明のサブブロック検
出手段22に相当する。また、記録ビット列検出手段2
3、情報ビット列変換手段24及び情報再生手段25
は、本発明の情報再生手段を構成する。
【0040】さて、ホログラフィックメモリに記録され
た画素は、CCD撮像素子などを用いた読み取り装置に
よりサンプリングされる。このとき、記録密度と同じ
1.8Mbit/平方インチでサンプリングされ、そし
て8ビット(256階調)で量子化されたこととする。
【0041】サンプリングされた画像(読み取り画像E
という)は、量子化により得られた画素値を縦横に並べ
た多値画像となる。
【0042】図10に示すように、読み取り装置と記録
画像との間には「ずれ」が生じる。さらに読み取り時に
ノイズとして光が入射することもあるので、画素が白黒
いずれかであっても、画素値が255(図では白、明る
い)、0(図では黒、暗い)のいずれかとはならず、読
み取り画像Eには中間の画素値が含まれている。
【0043】本実施の形態にあっては、読み取り画像E
が、再生処理の単位として4×4ビットの画素値ブロッ
ク(拡大基本ブロックTT)からなるものとしている。
【0044】さらに、図11に示すように、拡大基本ブ
ロックTTの左上、右上、左下、右下のそれぞれの一角
を占める2×2の画素値ブロック(サブブロックTとい
う)を第1、2、3、4サブブロックT1,T2,T
3,T4としている。
【0045】拡大基本ブロック検出手段21は、拡大基
本ブロックTTを検出する。サブブロック検出手段22
は、拡大基本ブロックTTに含まれるサブブロックTを
検出する。記録ビット列検出手段23は、拡大基本ブロ
ックTTごとに、該拡大基本ブロックに含まれる情報ビ
ット列を検出する。情報ビット列変換手段24は、情報
ビット列を情報ビットに変換する。情報再生手段25
は、情報ビットを読み取り画像における拡大基本ブロッ
クの配置にしたがって並べる。
【0046】次に、第2の実施の形態の作用を説明す
る。図12は、再生部200が行う処理のフローチャー
トである。なお、ステップS21は、本発明の拡大基本
ブロック検出手順に相当する。また、ステップS22
は、本発明のサブブロック検出手順に相当する。また、
ステップS23、S24及びS25は、本発明の情報再
生手順を構成する。
【0047】さて、先ずステップS21では、拡大基本
ブロック検出手段21が、読み取り画像Eに含まれる全
ての拡大基本ブロックTTを検出する。続くステップS
22では、サブブロック検出手段22が、拡大基本ブロ
ックTTにおけるサブブロックT1,T2,T3,T4
を検出する。かかる検出は、拡大基本ブロックの全てに
ついて行われる。
【0048】ステップS23では、記録ビット列検出手
段23が、拡大基本ブロックから情報ビット列を検出す
る。具体的には、先ず、図13の式(1)に示すよう
に、サブブロックごとの画素値の総和V1,V2,V3,V4
求める。
【0049】但し、Vn1,Vn2,Vn3,Vn4(n=1,2,3,4)は
それぞれ、第nサブブロックの左上、右上、左下、右下
の画素値である。
【0050】次に、図14の式(2)に示すように、例
えば、V1,V2,V3,V4 の中の最小値がV1であるときは、
情報ビット列を1000とする。一方、最小値がV2,V3,
V4であるときは、それぞれ、情報ビット列を0100、
0010、0001とする。なお、負論理であれば、最
大値であるものに対応する情報ビット列を得る。つま
り、論理に応じて、該V1,V2,V3,V4のうちでどの値が特
異であるか(他の3つの値と特に異なるか)を求めるの
である。
【0051】なお、記録ビット列検出手段23は、かか
る処理を全拡大基本ブロックについて行う。
【0052】次に、ステップS24では、情報ビット列
変換手段24が、全情報ビット列について、情報ビット
列を情報ビットに変換する。つまり、第1の情報ビット
列(0001)が情報ビット(00)に、第2の情報ビ
ット列(0010)が情報ビット(01)に、第3の情
報ビット列(0100)が情報ビット(10)に、第4
の情報ビット列(1000)が情報ビット(11)にそ
れぞれ変換される。
【0053】次に、ステップS25では、情報再生手段
25が、例えば、前述した方法を例にすると、最も左上
で検出された拡大基本ブロックに対応する情報ビット
に、順次にその右で検出された拡大基本ブロックに対応
する情報ビットを後続させるといったようにして情報を
再生させる。
【0054】したがって、第2の実施の形態によれば、
多値画像を符号化及び記録前の入力情報に再生すること
ができ、しかも、画素の総和の大小により情報を再生す
るので、ノイズや変形の影響を受けにくくなる。これに
より、第1の実施の形態で説明した符号化を実用化する
ことができる。
【0055】なお、上記説明した処理を実行するための
プログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録したり、インターネットな
どの通信網を介して伝送させて、広く流通させることが
できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報符号
化によれば、光学的な情報記録に際して、記録すべき情
報を2次元的かつより高い情報密度で符号化できる。ま
た、本発明の情報再生によれば、本発明の情報符号化に
よる符号化及び記録後の光学的読み取りで得られた多値
画像を元の情報に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明に係る情報記録再生装置
1の構成を示す図である。図1(b)は、記録部100
の構成を示す図である。
【図2】情報ビットから情報ビット列への変換方法を示
す図である。
【図3】基本ブロックと拡大基本ブロックを示す図であ
る。
【図4】変換テーブルTB1を示す図である。
【図5】情報ビット列の変換方法を示す図である。
【図6】変換テーブルTB2を示す図である。
【図7】基本ブロックの拡大方法を示す図である。
【図8】記録部100が行う処理のフローチャートであ
る。
【図9】再生部200の構成を示す図である。
【図10】記録画像と読み取り画像を示す図である。
【図11】拡大基本ブロックTTにおけるサブブロック
T1,T2,T3,T4を示す図である。
【図12】再生部200が行う処理のフローチャートで
ある。
【図13】記録ビット列検出手段23が行う処理を説明
する図である。
【図14】記録ビット列検出手段23が行う処理を説明
する図である。
【符号の説明】
1 情報記録再生装置 11 入力情報分割手段 12 記録ビット列生成手段 13 基本ブロック生成手段 14 拡大基本ブロック生成手段 15 記録画像生成手段 21 拡大基本ブロック検出手段 22 サブブロック検出手段 23 記録ビット列検出手段 24 情報ビット列変換手段 25 情報再生手段 100 記録部 200 再生部 B 基本ブロック BB 拡大基本ブロック D 入力情報 G 記録画像 E 読み取り画像 m,n 拡大基本ブロック数 T,T1,T2,T3,T4 サブブロック TB1,TB2 変換テーブル TT 拡大基本ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 雅浩 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 田辺 隆也 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山本 学 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2K008 AA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的な情報記録の際に利用される情報
    符号化装置において、 ビットが並べられてなる入力情報を、2ビットを情報ビ
    ットとして該情報ビットごとに、2×2ビットの符号化
    ブロックで、かつ当該情報ビットの値に対応づけられた
    ビットだけを1としたものを、基本ブロックとして生成
    する基本ブロック生成手段と、 前記生成された基本ブロックごとに、4×4ビットの符
    号化ブロックで、かつ左上、右上、左下、右下の2×2
    ビットのブロックの内の、当該基本ブロックの中の1で
    あるビットの位置に対応する位置にあるブロックにおい
    て、予め定められた位置のビットだけを1としたもの
    を、拡大基本ブロックとして生成する拡大基本ブロック
    生成手段と、 前記生成された各拡大基本ブロックを、予め定められた
    記録領域内に、前記入力情報における情報ビットの順序
    にしたがって配置する拡大基本ブロック配置手段とを備
    える情報符号化装置。
  2. 【請求項2】 光学的な情報記録の際に利用される情報
    符号化方法において、 ビットが並べられてなる入力情報を、2ビットを情報ビ
    ットとして該情報ビットごとに、2×2ビットの符号化
    ブロックで、かつ当該情報ビットの値に対応づけられた
    ビットだけを1としたものを、基本ブロックとして生成
    する基本ブロック生成手順と、 前記生成された基本ブロックごとに、4×4ビットの符
    号化ブロックで、かつ左上、右上、左下、右下の2×2
    ビットのブロックの内の、当該基本ブロックの中の1で
    あるビットの位置に対応する位置にあるブロックにおい
    て、予め定められた位置のビットだけを1としたもの
    を、拡大基本ブロックとして生成する拡大基本ブロック
    生成手順と、 前記生成された各拡大基本ブロックを、予め定められた
    記録領域内に、前記入力情報における情報ビットの順序
    にしたがって配置する拡大基本ブロック配置手順とを備
    える情報符号化方法。
  3. 【請求項3】 光学的な情報記録の際に利用される情報
    符号化プログラムにおいて、 ビットが並べられてなる入力情報を、2ビットを情報ビ
    ットとして該情報ビットごとに、2×2ビットの符号化
    ブロックで、かつ当該情報ビットの値に対応づけられた
    ビットだけを1としたものを、基本ブロックとして生成
    する基本ブロック生成手順と、 前記生成された基本ブロックごとに、4×4ビットの符
    号化ブロックで、かつ左上、右上、左下、右下の2×2
    ビットのブロックの内の、当該基本ブロックの中の1で
    あるビットの位置に対応する位置にあるブロックにおい
    て、予め定められた位置のビットだけを1としたもの
    を、拡大基本ブロックとして生成する拡大基本ブロック
    生成手順と、 前記生成された各拡大基本ブロックを、予め定められた
    記録領域内に、前記入力情報における情報ビットの順序
    にしたがって配置する拡大基本ブロック配置手順とを備
    える情報符号化プログラム。
  4. 【請求項4】 光学的な情報記録の際に利用される情報
    符号化プログラムが記録された記録媒体であって、 ビットが並べられてなる入力情報を、2ビットを情報ビ
    ットとして該情報ビットごとに、2×2ビットの符号化
    ブロックで、かつ当該情報ビットの値に対応づけられた
    ビットだけを1としたものを、基本ブロックとして生成
    する基本ブロック生成手順と、 前記生成された基本ブロックごとに、4×4ビットの符
    号化ブロックで、かつ左上、右上、左下、右下の2×2
    ビットのブロックの内の、当該基本ブロックの中の1で
    あるビットの位置に対応する位置にあるブロックにおい
    て、予め定められた位置のビットだけを1としたもの
    を、拡大基本ブロックとして生成する拡大基本ブロック
    生成手順と、 前記生成された各拡大基本ブロックを、予め定められた
    記録領域内に、前記入力情報における情報ビットの順序
    にしたがって配置する拡大基本ブロック配置手順とを備
    える情報符号化プログラムが記録された記録媒体。
  5. 【請求項5】 記録された画素が光学的に読み取られる
    ときに情報を再生する情報再生装置において、 読み取られた画素値を縦横に並べてなる読み取り画像が
    4×4画素の画素値ブロックである拡大基本ブロックか
    らなるとしたときの当該各拡大基本ブロックを前記読み
    取り画像から検出する拡大基本ブロック検出手段と、 前記検出された拡大基本ブロックごとに、該拡大基本ブ
    ロックの左上、右上、左下、右下のそれぞれの一角を占
    める2×2画素の画素値ブロックを第1、2、3、4サ
    ブブロックとして検出するサブブロック検出手段と、 前記検出された拡大基本ブロックごとに各サブブロック
    に含まれる画素値の総和を求めるとともに該求めた総和
    のうちでどの値が特異であるかに応じて情報ビットの値
    を求め、該情報ビットを前記読み取り画像における拡大
    基本ブロックの位置にしたがって並べる情報再生手段と
    を備える情報再生装置。
  6. 【請求項6】 記録された画素が光学的に読み取られる
    ときに情報を再生する情報再生方法において、 読み取られた画素値を縦横に並べてなる読み取り画像が
    4×4画素の画素値ブロックである拡大基本ブロックか
    らなるとしたときの当該各拡大基本ブロックを前記読み
    取り画像から検出する拡大基本ブロック検出手順と、 前記検出された拡大基本ブロックごとに、該拡大基本ブ
    ロックの左上、右上、左下、右下のそれぞれの一角を占
    める2×2画素の画素値ブロックを第1、2、3、4サ
    ブブロックとして検出するサブブロック検出手順と、 前記検出された拡大基本ブロックごとに各サブブロック
    に含まれる画素値の総和を求めるとともに該求めた総和
    のうちでどの値が特異であるかに応じて情報ビットの値
    を求め、該情報ビットを前記読み取り画像における拡大
    基本ブロックの位置にしたがって並べる情報再生手順と
    を備える情報再生方法。
  7. 【請求項7】 記録された画素が光学的に読み取られる
    ときに情報を再生する情報再生プログラムにおいて、 読み取られた画素値を縦横に並べてなる読み取り画像が
    4×4画素の画素値ブロックである拡大基本ブロックか
    らなるとしたときの当該各拡大基本ブロックを前記読み
    取り画像から検出する拡大基本ブロック検出手順と、 前記検出された拡大基本ブロックごとに、該拡大基本ブ
    ロックの左上、右上、左下、右下のそれぞれの一角を占
    める2×2画素の画素値ブロックを第1、2、3、4サ
    ブブロックとして検出するサブブロック検出手順と、 前記検出された拡大基本ブロックごとに各サブブロック
    に含まれる画素値の総和を求めるとともに該求めた総和
    のうちでどの値が特異であるかに応じて情報ビットの値
    を求め、該情報ビットを前記読み取り画像における拡大
    基本ブロックの位置にしたがって並べる情報再生手順と
    を備える情報再生プログラム。
  8. 【請求項8】 記録された画素が光学的に読み取られる
    ときに情報を再生する情報再生プログラムが記録された
    記録媒体であって、 読み取られた画素値を縦横に並べてなる読み取り画像が
    4×4画素の画素値ブロックである拡大基本ブロックか
    らなるとしたときの当該各拡大基本ブロックを前記読み
    取り画像から検出する拡大基本ブロック検出手順と、 前記検出された拡大基本ブロックごとに、該拡大基本ブ
    ロックの左上、右上、左下、右下のそれぞれの一角を占
    める2×2画素の画素値ブロックを第1、2、3、4サ
    ブブロックとして検出するサブブロック検出手順と、 前記検出された拡大基本ブロックごとに各サブブロック
    に含まれる画素値の総和を求めるとともに該求めた総和
    のうちでどの値が特異であるかに応じて情報ビットの値
    を求め、該情報ビットを前記読み取り画像における拡大
    基本ブロックの位置にしたがって並べる情報再生手順と
    を備える情報再生プログラムが記録された記録媒体。
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