JPH0634314B2 - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

Info

Publication number
JPH0634314B2
JPH0634314B2 JP58242442A JP24244283A JPH0634314B2 JP H0634314 B2 JPH0634314 B2 JP H0634314B2 JP 58242442 A JP58242442 A JP 58242442A JP 24244283 A JP24244283 A JP 24244283A JP H0634314 B2 JPH0634314 B2 JP H0634314B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
decoder
output
dubbing
error correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58242442A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60133573A (ja
Inventor
章文 井手
長寿郎 山光
邦雄 末定
一郎 小倉
章 池谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP58242442A priority Critical patent/JPH0634314B2/ja
Publication of JPS60133573A publication Critical patent/JPS60133573A/ja
Publication of JPH0634314B2 publication Critical patent/JPH0634314B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/032Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on tapes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号記録再生装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 情報の伝送や処理に際して、伝送や処理の過程で色々な
劣化が発生する。従ってこの様な種々の劣化を軽減する
為に伝送路の利用法や信号処理方式の面で多くの検討が
行なわれている。この一手段として情報処理や伝送のデ
ィジタル化があり、近年の半導体の進歩にも助けられこ
の手法が急速に発展しつつある。
映像信号の伝送や処理の分野でも同様である。映像信号
記録再生装置を例に挙げると、従来はアナログ映像信号
をアナログ的な処理を施こした後アナログ信号として記
録媒体に記録している。この方式では、信号処理過程や
記録処理過程で種々の劣化が発生し、ダビングや編集を
重ねるたびに劣化の程度は増大してしまう。
これに対して、信号処理や記録再生を全てディジタル的
に実行し上述の諸劣化を防止しようとする研究が最近積
極的に進められている。ディジタル情報を直接記録媒体
に記録する為、記録再生系のS/Nが所定値以上あれば
再生画質は劣化しない。従って編集やダビングを重ねて
も画質の劣化は殆んど増大しなくなる。この様な理由で
ディジタル処理の映像信号記録再生装置が将来的に有望
視されている。
上述のごとく、アナログ処理の場合は記録再生系(例え
ば磁気テープを記録媒体とする場合は磁気テープ・磁気
ヘッド系に相当する。)のS/Nと再生画質には相関性
があり例えば再生画のS/Nは記録再生系のS/N低化
に従って低下する。一方、ディジタル処理の場合は記録
再生系のS/Nが所定値以上であれば、再生画のS/N
はほぼ不変である。ところが、再生過程で雑音レベルが
所定値以上になると再生されるデータが誤ってしまう。
この様な確率は記録再生系のS/Nなどに左右されるも
のであるが、何らかの理由で誤りが発生すると、そのデ
ータに対応する画素が正常なレベルから大きく異なって
しまうことがある。従ってディジタル処理の場合は誤り
が発生しない範囲ではきわめて高品質な再生画が得られ
る反面一度誤りが発生すると重大な劣化につながること
がある。
従って、この様な誤りを訂正する為の誤り訂正符号化が
重要となっている。
一方、映像信号としてNTSC方式を例にとると、映像
信号の有する周波数帯域は約4.5MHzであり、ナイキスト
の定理から考えて9MHz以上の周波数で標本化する必要
がある。又、色信号は3.58MHzの搬送波に直角二相変調
して伝送されている為に、標本化周波数とのビート防害
等を考慮して3.58MHzの整数倍に標本化周波数を設定す
ることが通常である。これらの関係から標本化周波数と
しては3・SCSCは搬送波周波数3.58MHzを意味
し、3・SCは約10.7MHzとなる)や4・SC(約14.3M
Hz)に設定することが多い。
標本化された映像信号はアナログ・ディジタル変換され
る。標本化周波数を3・SC,1画素当りのビット割当
を8ビットとすると、ディジタル化された後のデータ速
度は約86Mbit/S(8bit×10.7MHz)になる。結
局、アナログ信号の帯域にくらべて約20倍の帯域に拡
大する結果となる。
この様に、映像信号をディジタル化することにより、情
報の劣化を受けにくく出来るが反面伝送すべき情報の帯
域が拡大するので、何らかの手法でデータ速度を低下さ
せる工夫が必要である。例えば、帯域圧縮などによりデ
ータ速度を低下させている。
以上の説明でもわかる通りディジタル処理の映像信号記
録再生装置では標本化や帯域圧縮を行なうソースコード
部と、誤り訂正符号化部が重要な役割を果すことにな
る。
そこで、ディジタル処理の映像信号記録再生装置の従来
例を第1図〜第4図と供に説明する。ここでは、磁気テ
ープを記録媒体とする映像信号記録再生装置を例に挙げ
ており以下“DVTR”と記載する。
第1図はDVTRの従来例を示すブロックダイヤグラム
である。第1図に於いて、1は入力端子、2はソースコ
ード器、3は誤り訂正符号器、4はチャネルコード器、
5は磁気ヘッド、6は磁気テープ、7は磁気ヘッド、8
はチャネルデコード器、9は誤り訂正復号器、10はソ
ースデコード器、11は出力端子である。記録すべきア
ナログ映像信号を入力端子1を介してソースコード器2
に印加する。ソースコード器2では、印加されたアナロ
グ映像信号の標本化,アナログ・ディジタル変換,帯域
圧縮等の処理を行ない、その結果を誤り訂正符号化器3
に供給する。誤り訂正符号化器3では、再生時に発生す
る誤りが訂正出来る様に前処理を施こし、その結果がチ
ャネルコード器4はに供給される。チャネルコード器4
供給されたデータ列を変形し磁気テープ・磁気ヘッド系
の伝送特性を有効利用す為のコーダーであり、例えばN
RZ,NRZや色々のグループコーディングがある。
チャネルコード器4の出力は磁気ヘッド5を介して磁気
テープ6に記録される。
再生時は、磁気テープ6に記録されている信号を磁気ヘ
ッド7を介して取り出し、チャネルデコード器8に印加
する。チャネルデコード器8はチャネルコード器4の逆
変換を行なうものであり、再生過程で誤りが発生しなけ
ればチャネルデコード器8の出力はチャネルコード器4
の入力データに復元されることになる。チャネルデコー
ド器8の出力は誤り訂正復号器9に印加され誤り訂正が
実行される。ソースデコード器10は誤り訂正復号器9
の出力を入力しソースコード器2の逆変換を行ない、ア
ナログ信号にもどして出力端子11を介して再生映像信
号を送出する。
以上の説明は、同一のDVTRで記録再生(以下“自己
録再”と記す)する場合を示したが、記録と再生は別の
DVTRの場合(以下“互換再生”と記す)も同様であ
る。
ところで、映像信号記録再生装置では、上述の自己録再
や互換再生だけではなく編集やダビングも必要である。
編集もダビングも、再生用のDVTRで再生する映像を
記録用のDVTRに印加して記録しなおす操作が含まれ
る。一度記録された映像を再生しさらにその再生信号を
別の磁気テープに記録しなおした後、記録しなおした磁
気テープを再生した映像はセカンドゼネレーションと呼
ばれる。(以下“2ndGen.”と記す),なお、自己録再
や互換再生はファーストゼネレーション(以下“1stGe
n.”と記す)ということになる。
次に、第1図に示した従来例で編集やダビングを実施す
る場合を第2図に示したブロックダイヤグラムと共に説
明する。第2図に於いて、6は磁気テープ、7は磁気ヘ
ッド、8はチャネルデコード器、9は誤り訂正復号器、
10はソースデコード器、11は出力端子、1は入力端
子、2はソースコード器、3は誤り訂正符号器、4はチ
ャネルコード器、5は磁気ヘッド、6′は磁気テープ、
13は記録機、12は再生機である。1〜11は第1図
の1〜11と同様であるので説明は省略する。既に記録
されている磁気テープ6を再生機12で再生し、その再
生映像信号を出力端子11を介して記録機13に送出す
る。記録機13では入力端子1を介して再生機12から
送出される映像信号を受けとり別の磁気テープ6′に記
録する。磁気テープ6から再生される映像信号が1stGe
n.の場合は磁気テープ6′から再生される映像信号は2n
dGen.になる。
第1図及び第2図に示した誤り訂正符号器3及び誤り訂
正復号器9について第3図及び第4図と共に説明する。
第3図は誤り訂正符号器3の一例を示すデータ図であ
る。第3図に於いて、D(1.1)D(1.2)D(2.1)D
(2.2)………D(8.1)D(8.2)は情報データ、C
(1.1)C(1.2)C(1.33)C(2.1)C(2.2)C(2.
3)………C(9.1)C(9.2)C(9.3)は誤り検出デー
タPH(1.3)PH(2.3)………PH(9.3)は水平パリテ
ィーデータ、PV(9.1)PV(9.2)は垂直パリチィーデ
ータである。第1図及び第2図のソースコード器2から
出力されるデータは順次D(1.1)D(1.2)D(2.1)
D(2.2)………D(8.1)D(8.2)となる。一方、入
力されたD(1.1)に対して誤り検出用の冗長データで
ある誤り検出データC(1.1)を作成する。この様にC
(1.1)を作成することで再生時にD(1.1)とC(1.
1)の中に誤りが発生しているか否かが判定可能とな
る。以下同様にしてC(m.n)はD(m.n)の誤り検出デ
ータである。(ただしm.nは1≦m≦8,1≦n≦2
を満足する整数)PH(1.3)はD(1.1)とD(1.2)の
パリティーで構成されており、D(1.1)のl番目のデ
ータとD(1.2)のl番目のデータとのパリティーがPH
(1.3)のl番目のデータとなっている。以下同様にPH
(m.3)はD(m.1)とD(m.2)とのパリティーで構成
されC(m.3)はPH(m.3)の誤り検出データである。
V(9.1)はD(1.1)D(2.1)………D(8.1)のパ
リティーで構成されておりPV(9.1)のl番目のデータ
はD(1.1)D(2.1)………D(8.1)の夫々のl番目
のデータのパリティーである。PV(9.2)はD(1.2)
D(2.2)………D(8.2)のパリティーで同様に構成さ
れる。PH(9.3)はPV(9.1)とPV(9.2)のパリティ
ー、C(9.1)C(9.2)C(9.3)は夫々PV(9.1)PV
(9.2)PH(9.3)の誤り検出データである。
以上が誤り訂正符号器3の説明であるが、次に誤り訂正
復号器9について第4図と共に説明する。第4図は14
〜18を除けば第3図と同様であるから、14〜18を
中心に説明する。14〜18は夫々誤りが発生したデー
タを示している。
D(m.n)PH(m.3)PV(9.n)を6ビット構成、C
(m.n)を2ビット構成と仮定する。14はD(3.1)2
番目、15はD(3.1)の5番目、16はD(3.2)の5
番目、17はD(7.1)の5番目、18はPH(7.3)の
5番目のデータが夫々誤まっていることを示している。
誤り検出の結果はD(3.1)D(3.2)D(7.1)PH(7.
3)に夫々誤りが発生していると判定する。再生された
D(3.1)とD(3.2)から水平パリティーを作成すると
D(3.1)の2ビット目14が誤っているので作成した
水平パリティーの2ビット目はPH(3.3)の2ビット目
と異なる。ところがD(3.1)とD(3.2)の5ビット目
15及び16が共に誤っており作成した水平パリティー
とPH(3.3)の5ビット目は等しくなる。この様にして
D(3.1)とD(3.2)の誤り検出結果とPH(3.3)と作
成した水平パリティーとから誤り14だけは訂正され
る。同様にして、D(7.1)は誤りは検出され、D(7.
2)は誤り検出されない。従って再生されたD(7.1)と
D(7.2)から水平パリティーを作成すると本来のパリ
ティーに対して5ビット目が異なる。ところがPH(7.
3)の5ビット目18も誤っており結局誤り17は訂正
出来ない。この様にして誤り14だけが訂正される。次
に再生されたD(1.1)D(2.1)D(3.1)………D
(8.1)から垂直パリティーを作成すると誤り15及び
17が共に5ビット目であるからPV(9.1)の5番のデ
ータと同一になり訂正不可能となる。次に、再生された
D(2.1)D(2.2)D(3.2)………D(8.2)から垂直
パリティーを作成すると誤り16の為5番のデータがP
V(9.2)の5番目のデータと異なる。この結果とD(3.
2)の誤り検出結果により誤り16は訂正される。同様
にして誤り18も訂正される。以上で誤り訂正復号化が
終了する訳であるが誤り15及び17は訂正されずに残
ってしまうことになる。
以上の説明から次の事が言える。第1図に示した従来方
式での編集やダビングでは、第2図の再生機12で第3
図に示した様な誤りが発生すると誤り15及び17は訂
正されずに記録機13に入力される。記録機13では入
力された信号が正しい映像信号として処理される為、誤
り訂正符号器3では再生機12で訂正出来なかった誤り
に誤り訂正符号を施こすため2ndGen.以降はこの誤りは
訂正されない。
すなわち、第2図に示した従来方式では2ndGen.3rdGen.
………とダビングや編集を重ねる毎に誤り訂正不能のデ
ータが蓄積してゆき劣化が増大する。これは、従来方式
の重大な欠点である。
以上、編集やダビングでの誤り訂正について説明した
が、次にソースコードについて説明する。
第1図及び第2図に於けるソースコード器2は既に述べ
た通り標本化,アナログ・デジタル変換,帯域圧縮など
を実行するものであり、ソースデコード器10はその逆
変換を実行するものである。第2図に示した従来方式で
の編集やダビングではソースコード器2とソースデコー
ド器10の縦続接続を繰り返し経由する為この系での劣
化が問題となる。
例えば帯域圧縮として、予測符号化方式(以下“DPC
M”と記す)を使用した場合は再生機12の誤り訂正復
号器9で完全に誤りを訂正出来ない時はソースデコード
器10の出力に誤り伝搬が発生する。誤り伝搬が発生し
た信号を記録機13に印加する為、ダビングや編集の度
に発生する誤り伝搬が蓄積され2ndGen.,3rdGen.と移行
するに従って画像の劣化が増大する。
この様に、従来のDVTRで編集やダビングを実行させ
ると上述のごとく画質劣化が重大するという重大欠点が
ある。
発明の目的 そこで、本発明はこの様な欠点、すなわち編集やダビン
グに於いて誤りが蓄積されることとさらに、DPCMを
使用した場合は特に誤り伝搬を改善することを目的と
し、編集やダビングを実施しても画質劣化の増大を防止
するDVTRを提供するものである。
発明の構成 次に本発明について以下説明する。
本発明はDVTRに於いて編集やダビングの際の信号の
受渡しが第2図とは異なり再生機のソースデコード器1
0と記録機のソースコード器2及び誤り訂正符号器3を
バイパスすることにより上述の諸欠点を改善するもので
ある。
実施例の説明 次に本発明の実施例を第5図及び第6図と共に説明す
る。
第5図は本発明の一実施例を示すブロックダイヤグラム
である。第5図に於いて、19は入力端子、20はソー
スコード器、21は誤り訂正符号器、30はスイッチ、
31はダビング入力端子、22はチャネルコード器、2
3は磁気ヘッド、24は磁気テープ、25は磁気ヘッ
ド、26はチャネルコード器、27は誤り訂正復号器、
32はダビング出力端子、28はソースデコード器、2
9は出力端子である。19〜29は夫々第1図の1〜1
1と同様であり詳細な説明は省略する。記録すべき映像
信号は入力端子19を介してソースコード器20に印加
され、ソースコードされた後誤り訂正符号器21に入力
される。誤り訂正符号器21の出力はスイッチ30に導
びかれる。スイッチ30は誤り訂正符号器21の出力か
又はダビング入力端子31を介して入力されるデータか
いづれか一方を選択する。スイッチ30の出力はチャネ
ルコード器22、磁気ヘッド23を介して磁気テープ2
4上に記録される。
一方、再生時は磁気テープ24上に記録されている情報
は磁気ヘッド25を介して取り出され、チャネルデコー
ド器26、誤り訂正復号器27及びソースデコード器2
8を経て出力端子29を介して再生映像信号が送出され
る。又、誤り訂正復号器27の出力はダビング出力端子
32にも供給されている。
通常の記録では、スイッチ30は誤り訂正符号器21側
に閉じ、編集やダビングではダビング入力端子31側に
閉じる様に操作される。
次に本発明の一実施例による編集やダビングの様子を第
6図と共に説明する。第6図に於いて、24は磁気テー
プ、25は磁気ヘッド、26はチャネルデコード器、2
7は誤り訂正復号器、32はダビング出力端子、28は
ソースデコード器、29は出力端子、19は入力端子、
20はソースコード器、21は誤り訂正符号器、31は
ダビング入力端子、30はスイッチ、22はチャネルコ
ード器、23は磁気ヘッド、24′は磁気テープ、33
は再生機、34は記録機である。19〜32は夫々第5
図の19〜32と同様である。既に記録されている磁気
テープ24を再生機33で再生する。磁気ヘッド25を
介して磁気テープ24上に記録されていた情報が取り出
されチャネルデコード器26でチャネルデコードされ
る。チャネルデコード器26の出力は誤り訂正復号器2
7を経てダビング出力端子32に送出される。ダビング
出力端子32と再生機34のダビング入力端子31が結
合されており再生機33での誤り訂正復号器27の出力
はスイッチ30に印加される。編集又はダビング時はス
イッチ30はダビング入力端子31側に閉じているの
で、誤り訂正復号器27の出力はチャネルコード器22
に供給されることになる。チャネルコード器22の出力
は磁気ヘッド23を介して磁気テープ24′上に記録さ
れる。この様にして磁気テープ24上に記録されていた
映像信号が磁気テープ24′上に編集又はダビングされ
ることになる。
そこで、第6図に示した本発明の実施例に於ける誤り訂
正の様子を以下に説明する。
第5図及び第6図に於ける誤り訂正符号化器27の方式
は第3図と同じものと仮定する。又、第6図の再生機3
3で発生している誤りは、第4図と同じとする。従来例
の説明で記載した通り第6図の誤り訂正復号器27の出
力は第4図に於ける誤り14,16及び18が訂正さ
れ、誤り15及び17が残留したものとなる。この様な
誤りを含んだままリビング出力端子32,ダビング入力
端子31及びスイッチ30を介して誤り訂正復号器27
の出力がチャネルコード器22に印加される。チャネル
コード器22の出力は磁気ヘッド23を介して磁気テー
プ24′上に記録される。この様にして編集又はダビン
グされた磁気テープ24′を再生した場合を考えてみ
る。磁気テープ24′を第5図に示した本発明の一実施
例で再生すると、磁気テープ24′上の情報が磁気ヘッ
ド25及びチャネルコード器26を介して誤り訂正復号
器27に印加される。説明を簡単化する為この再生過程
で新たな誤りが発生しなかったとすると誤り訂正復号器
27に入力されるデータに存在する誤りは第4図の誤り
15及び17の2個である。
この時の様子を第7図に示す。第7図は第4図に於ける
誤り14,16及び18が訂正されたものであり、この
様な誤り状態のデータが誤り訂正復号器27に入力され
る。誤り訂正復号器27ではD(3.1)及びD(7.1)に
誤りが発生していることが検出される。再生されたD
(3.1)とD(3.2)から水平パリティーを作成すると誤
り15の為PH(3.3)の5番目のデータと異なる。従っ
て、D(3.1)の誤り検出結果と、再生されたD(3.1)
及びD(3.2)から作成した水平パリティーとPH(3.
3)とから誤り15は訂正される。誤り17についても
同様にして訂正されることになる。
本発明の実施例で編集やダビングを施こす場合、2ndGe
n.以降で新しい誤りが発生しないものとすると、2ndGe
n.,3rdGen.と移行するに従って水平パリティーでの訂正
と垂直パリティーでの訂正がくり返されるので1stGen.
で発生した誤りは所定の誤り率まで減少しつづける。と
ころが、現実には2ndGen.,3rdGen.と移行するに従って
その都度新しい誤りが発生するので誤り率の減少する度
合は少なくなる。
この様子を定量的に例で示してみると以下の様になる。
再生機で発生するビット誤り率をP,誤り訂正符号化の
方式は、符号長をn,t重誤り訂正とする。(第3図に
は対応していない) この場合、1stGen.での誤り訂正復号化器出力のビット
誤り率Pになる。さらに2ndGen.の再生でのビット誤り率P同様にしてg番目のゼネレーションでのビット誤り率P
となる。
今、n=8,P=10−4,t=1とすると(3)式より となる。
一方、第2図に示した従来例の場合では 1stGen.でのビット誤り率P1′は(1)と同一であり、 となる。
2ndGen.のビット率P2′は1stGen.の再生で発生した誤り
ほぼ全数と新たな誤りの和であり P2′P1′+P1′=2P1 …………(6) 従ってg番目のゼネレーションではビット誤り率Pg′は Pg′gP1 …………(7) となる。7=8,10=−4,t=1と仮定すると となる。(4)式と(8)式とを比較すれば本発明の効果は明
白である。
次に、編集やダビングでソースコーディングに帰因する
現象について以下に説明する。
第5図に示した本発明実施例のソースコード器20は既
に述べた通り標本化,アナログ・ディジタル変換,帯域
圧縮などの機能を含んでいる。ここでは帯域圧縮として
DPCMを使用した場合を仮定して第8図〜第10図と
共に説明する。
第8図はDPCMエンコーダの一例を示すブロックダイ
ヤグラムである。第8図に於いて35は入力端子、36
は減算器、37は量子化器、38は加算器、39は予測
器、40はワード変換器、41は出力端子、42は入力
値、43は予測誤差、44は予測値、45は局部信号で
ある。図示したDPCMのブロックダイヤフラムは周知
のものであるから詳細な説明は省略し、簡単に概要を説
明する。記録すべき映像信号は入力端子35を介して入
力され、減算器36で予測値44が差し引かれて予測誤
差43となる。予測誤差43は量子化器37で量子化さ
れ加算器38で予測値44と加算されて局部信号45と
なる。予測器39は局部信号45を入力して予測値44
を作成する。量子化器37の出力はワード変換器40で
ビット数が削減され出力端子41を介して送出される。
このDPCMエンコーダがソースコード器28に含まれ
ることになる。
一方、ソースデコード器28には第8図に示したDPC
Mエンコーダに対応してDPCMデコーダが含まれる。
DPCMデコーダの一例を第9図にブロックダイヤグラ
ムで示す。
第9図に於いて、46は入力端子、47はワード逆変換
器、48は加算器、50は予測器、52は伸長信号、5
1は予測値、49は出力端子である。第8図のワード変
換器40の出力に対応するデータが入力端子46を介し
てワード逆変換器47に入力される。ワード逆変換器4
7はワード変換器40と逆の動作をするものである。ワ
ード逆変換器47の出力は加算器48に於いて予測値5
1と加算され伸長信号52になる。予測器50は伸長信
号52を入力し予測値51を作成する。又、伸長信号5
2は出力端子49を介して送出される。
DPCMエンコーダからDPCMデコーダの間で何の誤
りも発生しなければ、伸長信号52と局部信号45とに
完全に等しくなる。しかしながら第6図に示したDVT
Rでは誤りが完全には訂正出来ないので誤り伝搬が発生
する。
DPCMとして前値予測を例に挙げ、第10図及び第1
表と共に誤り伝搬について以下説明する。
第10図は第8図及び第9図に示したDPCMの予測方
法を示す画素図であり、553はn番目の水平走査、5
5はk番目の画素、54は(k−1)番目の画素を夫々
示している。ここでは前値予測を例に挙げており、n番
目のライン53に於ける(k−1)番目の画素54の値
A、k番目の画素55の予測値をP(X)とし P(X)=A …………(9) を満足する予測方式とする。この様な予測方式でのDP
CMで誤りが発生すると下表となる。
上記の表に於いて、“T”は何番目の画素か、“L”は
第8図の入力値42、“P”は予測器39の予測値4
4、“E”は予測誤差43、“R”は局部信号45、
“E*”は第9図のワード逆変換器47の出力、“P
*”は予測器50の予測値51、“L*”は伸長信号5
2を夫々示している。1番目の画素から6番目の画素ま
で入力値“L”が全て零の場合を示しており、当然
“P”,“E”,“R”も全て零となる。一方、再生時
2番目の画素まで誤りが発生していないとすると2番目
の画素までは“E*”,“P*”,“L*”は全て零と
なる。ところが3番目の画素で“e”なる誤りが発生し
ておりこの時“E*”はe,“P*”は零,“L*”は
eとなる。4番目の画素以降には誤りが発生しないとす
ると4番目の画素以降では“E*”は零となるが“P
*”及び“L*”は常時eとなる。
この様に、3番目の画素で1回だけ誤りが発生したのに
対し、伸長信号はそれ以降も誤りが継続することにな
る。これが誤り伝搬である。
ところで、第2図に示した従来方式ではソースコード器
2にDPCMを採用していると再生機12の出力には誤
り訂正復号器9で訂正出来なかった誤りに帰因して誤り
伝搬が発生している。誤り伝搬を含んだまま記録機13
に印加されるので磁気テープ6から再生される映像信号
中には再生機12で発生した誤り伝搬が全て残ってしま
う。従って、編集やダビングを重ねるごとに誤り伝搬が
蓄積され増大する。
一方、第6図に示した本発明の実施例では、再生機33
のソースデコード器28及び記録機34のソースコード
器20、誤り訂正符号器21がスキップされており、編
集やダビングのごとに再生に若い世代(g番目のゼネレ
ーションに対して(g−1)番目のゼネレーション以前
を意味している。)で発生した誤りは順次低減してお
り、又再生機33でソースデコードしていないので、誤
り伝搬の増加は非常に少なくなる。
ところで、上述ではDPCMとして前値予測を例示して
あるが、これは説明を簡単化する為であり、二次元予測
や三次元予測のDPCMであっても同様の効果が得られ
る。又、編集やダビングの際にソースコード器20及び
ソースデコード器28をスキップすることによりメリッ
トを帯域圧縮の面からのみ説明したが標本化方式として
サブナイキスト標本化を導入している場合はソースコー
ド器20にプリフィルター,ソースデコード器28にポ
ストフィルターがあり第2図の従来方式ではポストフィ
ルターとプリフィルターでの劣化が積算されるが、第6
図に示した本発明の実施例ではこの様な劣化の積算は発
生しない。又、誤り訂正符号の方式は第3図の様なもの
を例示したがこの方式に限るものではないことは言うま
でもない。一方、記録媒体としては磁気テープを例に挙
げているがこれに限らず他の記録媒体を使用する装置で
も本発明は適用出来る。
発明の効果 上述した本発明の説明から明白な通り、本発明はDVT
Rでの編集又はダビングの際に誤りの増加がきわめて少
なく従来方式にくらべて残留する誤りが非常に少ないD
VTRを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例における映像信号記録再生装置のブロッ
クダイヤグラム、第2図は編集又はダビング時の従来例
における映像信号記録再生装置のブロックダイヤグラ
ム、第3図は誤り訂正器の説明に使用するデータ図、第
4図は誤りの様子を示すデータ図、第5図は本発明の一
実施例における映像信号記録再生装置のブロックダイヤ
グラム、第6図は本発明の実施例における映像信号記録
再生装置の編集又はダビング時のブロックダイヤグラ
ム、第7図は第6図での誤りの様子を示すデータ図、第
8図はDPCMエンコーダの構成を示すブロックダイヤ
グラム、第9図はDPCMデコーダの構成を示すブロッ
クダイヤグラム、第10図は第8図及び第9図の説明に
使用する為の画素図である。 20……ソースコード器、21……誤り訂正符号器、3
0……スイッチ、31……ダビング入力端子、22……
チャネルコード器、26……チャネルデコード器、27
……誤り訂正復号器、32……ダビング出力端子、28
……ソースデコード器。
フロントページの続き (72)発明者 小倉 一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 池谷 章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−58116(JP,A) 特開 昭57−120214(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録側として、記録すべき映像信号を標本
    化やディジタル化や帯域圧縮等の処理を実行するソース
    コード器と、このソースコード器の出力を誤り訂正符号
    化する誤り訂正符号器と、この誤り訂正符号器の出力又
    はダビング入力端子に印加されるデータの内のどちらか
    一方を選択するスイッチと、このスイッチの出力をチャ
    ネルコード化するチャネルコード器とを具備し、このチ
    ャネルコード器の出力を記録媒体に記録するよう構成
    し、再生器として、記録媒体から取り出した信号をチャ
    ネルデコードするチャネルデコード器と、このチャネル
    デコード器の出力を誤り訂正復号化する誤り訂正復号器
    と、この誤り訂正復号器の出力をダビング出力として送
    出するダビング出力端子と、上記誤り訂正復号器の出力
    をソースデコード化するソースデコード器とを具備し、
    このソースデコード器の出力を再生映像信号として送出
    し、ダビング又は編集の際は再生機の上記ダビング出力
    端子から送出されるデータを記録機の上記ダビング入力
    端子に印加し上記スイッチはこのダビング入力端子側に
    閉じ通常の記録の際は上記スイッチは上記誤り訂正符号
    器の出力側に閉じる様に成したことを特徴とする映像信
    号記録再生装置。
  2. 【請求項2】ソースコード器は少なくともDPCMエン
    コーダを、ソースデコード器は少なくともDPCMデコ
    ーダを夫々含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の映像信号記録再生装置。
JP58242442A 1983-12-22 1983-12-22 映像信号記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0634314B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58242442A JPH0634314B2 (ja) 1983-12-22 1983-12-22 映像信号記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58242442A JPH0634314B2 (ja) 1983-12-22 1983-12-22 映像信号記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60133573A JPS60133573A (ja) 1985-07-16
JPH0634314B2 true JPH0634314B2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=17089146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58242442A Expired - Lifetime JPH0634314B2 (ja) 1983-12-22 1983-12-22 映像信号記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0634314B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220180A (ja) * 1985-07-19 1987-01-28 Hitachi Ltd Pcm信号記録再生装置
DE69033834T2 (de) * 1989-07-13 2002-04-25 Canon Kk Für das Kopieren von Daten geeignete Kodierungs- und Dekodierungsvorrichtung
EP0421417B1 (en) 1989-10-04 1996-07-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Magnetic recording and reproducing apparatus
EP0465110A3 (en) * 1990-06-27 1993-08-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus for record and playback of a digital signal
US5589994A (en) * 1992-08-21 1996-12-31 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Image recording method and apparatus with reduced error propagation

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5658116A (en) * 1979-10-13 1981-05-21 Toshiba Corp Digital mixing device
JPS57120214A (en) * 1981-01-14 1982-07-27 Toshiba Corp Digital recorder

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60133573A (ja) 1985-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0793584B2 (ja) 符号化装置
JP3163837B2 (ja) ディジタルビデオ信号の符号化装置
US5587803A (en) Digital signal recording and reproducing apparatus and error-correcting apparatus
KR100272120B1 (ko) 양자화 컨트롤 회로
US6134061A (en) Digital signal recording and reproducing apparatus and digital signal recording and reproducing method collectively recording inspecton codes and forming a gap therebetween during post-scoring
US5377014A (en) Apparatus and method for displaying recorded compressed digital high definition video information
JP3141629B2 (ja) 映像信号の記録および再生装置
JPH0634314B2 (ja) 映像信号記録再生装置
JPH04283473A (ja) 映像音声デジタル記録/再生装置
US6208803B1 (en) Recording and/or reproducing apparatus which produces main information and historical information with respect to signal processing performed on the main information
JP3291785B2 (ja) ブロック変換符号化データの伝送装置
EP0772366A2 (en) A digital recording/reproducing apparatus
JPS6168775A (ja) テレビジヨン信号デイジタル記録再生装置
JP3321878B2 (ja) ディジタルビデオ信号のダビング方法
JP2679507B2 (ja) デジタル信号編集方法および編集装置
JP3255321B2 (ja) 画像データ復号装置及び画像データ復号方法
JP2696950B2 (ja) データ伝送装置
JP3034283B2 (ja) 映像符号化装置
JPS6168706A (ja) テレビジヨン信号デイジタル記録再生装置
JP3070336B2 (ja) 映像信号修整装置
JP3161104B2 (ja) ディジタルビデオ信号の高能率符号化装置
JP3397777B2 (ja) 映像再生装置及び映像再生方法
JP2001045437A (ja) 記録装置、再生装置、vtrおよびプログラム記録媒体
JP2855838B2 (ja) 磁気再生装置
JP3171865B2 (ja) デジタル記録装置、デジタル再生装置、デジタル記録方法及びデジタル再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term