JP2002365677A - 周波数可変型光発振装置 - Google Patents

周波数可変型光発振装置

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JP2002365677A
JP2002365677A JP2002087563A JP2002087563A JP2002365677A JP 2002365677 A JP2002365677 A JP 2002365677A JP 2002087563 A JP2002087563 A JP 2002087563A JP 2002087563 A JP2002087563 A JP 2002087563A JP 2002365677 A JP2002365677 A JP 2002365677A
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optical signal
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Gasei Kin
娥 正 金
Young-Kwang Seo
榮 光 徐
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Samsung Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスタレーザで生成されたレーザ光をスレー
ブレーザに導入することによりスレーブレーザから生成
された四光波信号の共役をロッキングさせてミリ波の光
を発振させる装置を提供する。 【解決手段】 所定の電気信号を生成する電気信号生成
装置11と、前記電気信号で駆動されて第1の周波数の
光信号を生成して出力するマスタレーザ12と、前記電
気信号で駆動されて第2の周波数の光信号を生成し、マ
スタレーザ12から出力された光信号が入力された光信
号を前記第2の周波数の光信号とミキシングして出力す
るスレーブレーザ13とを含んで構成する。この構成よ
り、高速変調を介した超高速光信号生成技術として数十
MHzから数THzに至る広範囲な領域の周波数の光信
号を発生させることができ、これに基づき超高速光通信
システムで要求される半導体レーザまたは光変調器のよ
うな光素子を具現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数可変型の光
発振装置に係り、特に、マイクロ波(マイクロメートル
波)またはミリ波(ミリメートル波)の光を発振するも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】映像や対話式の情報サービスを提供する
移動体通信の要求が高まるにつれて、無線通信で使用可
能な周波数帯域が次第に少なくなってきており、より広
い帯域でのサービスを可能とする第4世代の無線通信シ
ステムの開発が着手された。そこで、次世代の無線通信
システムであるIMT−2000(Internati
onal Mobile Telecommunica
tion−2000;世界共通に使える携帯電話機を目
指し、ITU(国際電気通信連合)で技術規格を策定し
た携帯電話システム)で、3〜300G(ギガ)Hzの
帯域の周波数を利用するマイクロ波/ミリ波での通信技
術が、広帯域の無線通信システムで関心を集めている。
【0003】しかし、このような次世代の無線通信シス
テムでは、信号を伝送する距離にはおのずから制限があ
ることや、比較的高い周波数を発生させる装置が必要と
なることから、マイクロ波/ミリ波での無線通信システ
ムを既存の有線通信システムとハイブリッド化させるこ
とが必要となる。その際、減衰率が低く、電磁妨害ノイ
ズを発生させないような光ファイバが高い周波数帯域の
無線信号での長距離伝送を実現させるための最有力候補
とされ、マイクロ波/ミリ波の光を生じさせる技術が、
広帯域の無線通信システムのキーテクノロジーとなって
いる。
【0004】光ファイバと無線装置とがハイブリッド化
されたシステムで光学的なミリ波を生成させて伝送する
方式には多くの長所がある。例えば、従来のベースバン
ド伝送方式は、SDH/SONET(Synchron
ous Digital Hierarchy/Syn
chronous Optical NETwork;
光ファイバ通信の多重化方式/光同期伝達網)という比
較的複雑な移動基地局を備えることが必要である点で不
利である。これに対して、ミリ波の光を伝送する方式
は、中央基地局からの光を所望のミリ波に生成し、この
ミリ波の光を無線信号に変換して伝送することにより、
コンパクトな遠隔操作のアンテナユニットを備えた相対
的にシンプルな移動基地局を有するのみで前記無線信号
を受信することができる。したがって、このようなミリ
波の光を伝送する方式は、いわゆる「ピコセル(pic
o−cell)」と呼ばれる微細な通信網において、数
多くのアンテナの負荷を低減化して経済的で効率的な通
信を可能にする。
【0005】更に、中央基地局で比較的高い周波数の光
が生成されるようにすれば、システムの集中化を構築す
ることができると共に、ベースバンドのデジタル信号を
変調することなくそのまま伝送することができるので、
無線基地局が各種の電波形式に対して対応することがで
き、電波形式の変更や電波形式の新設に対して柔軟に対
応することが可能となる。
【0006】そして、チャネル割り当て、ハンドオーバ
(携帯電話等で通信しながら移動しているとき、次のア
ンテナのエリアへ自動的に切り替えること)、及びアン
テナを容易にコントロールできるといったコントロール
機能を中央基地局に備えたシステムを設ければ、このシ
ステムへの加入者数を増大させることが可能となる。更
にまた、移動体通信用アンテナの制御に必要とされる数
多くの機能を中央基地局に集約させるので、アンテナの
位置選定、維持補修等の問題点を解決することが可能と
なる。
【0007】前述したような長所から光のミリ波の伝送
方式は、現在、移動体通信や広帯域無線の加入者回線
(B−WLL;Broadband Wireless
Local Loop)のような無線加入者網に適用
されている。一方、光ファイバの無線伝送システムにお
いて、光源を利用してミリ波信号を発振させる方法は、
変調の方式と光源の数とに応じて分類される。
【0008】従来のミリ波信号を発振させる方法におけ
る変調の方式として、直接変調方式(例えば、P.A.
Morton、Electron.Lett.、vo
l.30、No.24、pp.2044(1994)に
記載されている。)、あるいは外部変調方式(例えば、
U.Gliese、IEEE Trans.Micro
wave Theory.Tech.、vol.44、
No.10、pp.1716(1996)に記載されて
いる。)等が挙げられる。しかし、これらの方法には、
電子回路が比較的複雑で高コストなことから、経済性が
低く、更に低いミリ波の周波数帯域でのみ発振が可能で
あるという問題点があった。
【0009】また、1つの光源を利用した信号の発振方
法として、サイドバンド技術(side band;側
波帯、スペクトルのメイン信号に付随して両裾の部分に
現れる信号。例えば、G.H.Smith、IEEE
Trans.Microwave Theory Te
ch.、vol.45、No.8、pp.1410(1
997)に記載されている。)や、モードロッキングレ
ーザ方法(例えば、T.Kuri、IEEE Tran
s.Microwave Theory Tech.、
vol.47、No.5、pp.570(1999)に
記載されている。)、あるいはデュアルモードレーザ方
法(例えば、D.Wake、IEEETrans.Mi
crowave Theory Tech.、vol.
43、No.9、pp.2270(1995)に記載さ
れている。)等が挙げられる。
【0010】しかし、これらの方法ではいずれも光素子
の製作が困難であり、また光素子の開発費及びコスト面
で実用性に乏しい。そこで、コスト、周波数の可変性、
及び多チャネルへの拡張性を考慮すると、異なる光源か
ら発振された信号間のビーティングを利用したヘテロダ
イン方式による発振方法が、所望の周波数の信号を生成
する上で望ましい。
【0011】ところで、前記ヘテロダイン方式のインジ
ェクションロッキングを利用してミリ波を発振させる方
法がある。このうち代表的なものとして、L.Noel
が行った方法(例えば、L.Noel、IEEE Tr
ans.MicrowaveTheory Tec
h.、vol.45、No.8、pp.1416(19
97)に記載されている。)が挙げられる。この方法
は、RF(Radio−Frequency;ラジオ
波)変調されたスレーブレーザのサイドバンドのうち、
1つのモードに連続波のマスタレーザを導入してロッキ
ングし、前記のスレーブレーザとマスタレーザとの間に
ビーティングを生じさせることにより、数十GHzの光
信号を発振させるものである。しかし、このような方法
は、サイドバンドパワーが微弱であり、サイドバンドモ
ードを選択することができる範囲が比較的狭いために、
最大限達成することが可能なミリ波の周波数が、マスタ
レーザ、あるいはスレーブレーザの変調性能によって制
限されるという短所があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解決するためになされたものであって、その目的は、マ
スタレーザで生成されたレーザ光をスレーブレーザに導
入することによりスレーブレーザから生成された四光波
信号(Four−Wave−Mixing;FWM)の
共役をロッキングさせてミリ波の光を発振させる装置を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は、所定の電気信号を生成する電気信号生成装
置と、前記電気信号により駆動されて第1の周波数の光
信号を生成するマスタレーザと、前記電気信号により駆
動されて第2の周波数の光信号を生成すると共に、前記
マスタレーザから出力された光信号が入力され、この入
力された光信号を前記第2の周波数の光信号とミキシン
グして出力するスレーブレーザとを含んで構成される周
波数可変型光発振装置を提供する。(請求項1)
【0014】また、本発明は、前記電気信号生成装置
が、RF変調された電気信号を生成するRF変調器で構
成されることが可能である。(請求項2) 更に、本発明は、前記マスタレーザが、前記第1の周波
数の光信号と、前記第1の周波数を中心として前記RF
変調の周波数の間隔で離隔されたサイドバンドモードの
光信号とを生成するように構成されることが望ましい。
(請求項3)
【0015】また、本発明は、前記マスタレーザが、内
部でアイソレート(隔離)された分布帰還型半導体レー
ザ、または、ファブリ−ペロ型半導体レーザで構成され
ることが望ましい。(請求項4) 更に、本発明は、前記スレーブレーザが、前記第2の周
波数の光信号と、前記第2の周波数を中心として前記R
F変調の周波数の間隔で離隔されたサイドバンドモード
の光信号とを生成すると共に、前記マスタレーザから入
力される光信号と、それ自体が生成した光信号とをミキ
シングして出力するように構成することができる。(請
求項5)
【0016】更にまた、本発明は、前記スレーブレーザ
が、内部でアイソレート(隔離)されていない分布帰還
型半導体レーザ、または、ファブリ−ペロ型半導体レー
ザであることが望ましい。(請求項6) そして、本発明は、前記スレーブレーザが、前記マスタ
レーザのロッキング周波数の範囲外の周波数を有する光
信号、及び四光波信号を生成することが望ましい。(請
求項7)
【0017】また、本発明は、前記マスタレーザが、前
記スレーブレーザから生成される光信号の周波数よりも
高い周波数領域に属する周波数の光信号を生成するよう
に構成することができる。(請求項8) そしてまた、本発明は、前記マスタレーザと前記スレー
ブレーザとの間に配置され、前記マスタレーザから出力
された光信号を前記スレーブレーザに伝達すると共に、
前記スレーブレーザから出力される光信号を外部に伝達
する光伝達装置を、更に備えることができる。(請求項
9)
【0018】また、本発明は、前記マスタレーザと前記
光信号伝達装置との間に配置され、前記マスタレーザか
ら出力される光信号の偏光状態を調節する偏光制御器
を、更に備えることができる。(請求項10)
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照しな
がら本発明の実施の形態について説明する。図1は、本
発明に係る周波数可変型光発振装置のブロック図であ
る。図1において、参照番号10は光発振部を示し、参
照番号20は光発振部10から出力される光のスペクト
ル特性を測定するための測定部20を示す。
【0020】光発振部10は、電気信号生成装置11、
マスタレーザ(以下、「ML」という)12、及びスレ
ーブレーザ(以下、「SL」という)13を備えて構成
される。このとき、ML12とSL13との間に光信号
伝達装置15を備え、そして、ML12と光信号伝達装
置15との間に偏光制御器14を備えるように構成する
ことができる。
【0021】電気信号生成装置11は、ML12とSL
13とを駆動させることができる電気信号を供給するも
のである。この電気信号は、RF変調信号であることが
望ましい。ML12は、前記電気信号により光信号を生
成する。ML12に、RF変調された電気信号が供給さ
れると、ML12はそれに対応して変調された光信号を
生成する。
【0022】ML12は、内部でアイソレート(隔離)
された分布帰還型半導体レーザ(Distribute
d−Feedback−Laser−Diode;以
下、「DFB−LD」と略す)、またはファブリ−ペロ
型半導体レーザ(Fabry−Parot−Laser
−Diode;以下、「FD−LD」と略す)で構成さ
れるのが望ましい。ML12で生成された光信号はSL
13に導入されるが、この光信号は光サーキュレータま
たは光アイソレータ(受動減衰器)と接続された光カッ
プラのような光信号伝達装置15を介して伝送されるよ
うに構成することができる。このとき、ML12で生成
された光信号は、その偏光状態が減衰されるように制御
される偏光制御器14を通過した後、光伝達装置15に
入力されるように構成されてもよい。SL13は、内部
にアイソレータを備えないDFB−LDまたはFD−L
Dで構成されるのが望ましい。
【0023】このとき、SL13での非縮退の四光波信
号(FWM)を誘起させるために、ML12から生成さ
れる周波数fMLの光信号をSL13のロッキング領域外
として、SL13から生成される周波数fSLの光信号の
よりも高い周波数領域にすることにより、SL13とダ
ウンコンバージョンが生じるように離調(回路の共振周
波数が到来信号周波数と異なるように、同調のとれた回
路のインダクタンスまたは容量を変えること)させる必
要がある。また、ML12の動作温度やバイアス電流等
を適宜調節することにより、ML12から連続波を発生
させてSL13に導入すれば、半導体レーザの非線形特
性によりfMLとfSLとの組み合わせによる各種の周波数
を有した非縮退の四光波信号(FWM)の共役信号が誘
起されるようになる。
【0024】このとき、SL13の空胴(cavit
y)における光子密度は、ML12とSL13とのレイ
ジング(レーザの高エネルギー状態へ電子を励起または
ポンピングして、ほとんど単一波長の可視光または赤外
光を発生させる)周波数間の差の周波数で発振されるた
め、2乗直接検出器を用いてML12とSL13とのピ
ーク信号のみならずこれらの信号間のビート信号をも検
出することが可能である。
【0025】測定部20は、光アイソレータ21、光増
幅器22、光カップラ23、光検出器24、RFスペク
トル分析器25及び光信号測定器26を備えて構成され
る。光アイソレータ21は、光伝達装置15から伝送さ
れた光信号が再び光伝達装置15の方向に逆流するのを
防止するものである。また、光増幅器22は、光アイソ
レータ21を通過した光信号を増幅し、光カップラ23
は増幅された光信号を二つの光信号に分割するものであ
る。
【0026】そして、光検出器24は、分割された光信
号のうちの1つを電気信号に変換するものである。この
とき、光検出器24で検出される帯域幅は生成させよう
とするマイクロ波/ミリ波の周波数よりも大きいことが
必要である。RFスペクトル分析器25は、光検出器2
4から出力された出力信号のRFスペクトルを提示する
ものである。
【0027】光カップラ23で分割された他の信号は、
光信号測定器26を用いて光学的に測定される。光信号
測定器26は、光スペクトル分析器、またはフリー(干
渉のない)スペクトルの領域が比較的狭いフェブリ−ペ
ロ型干渉計で構成するのが望ましい。ここに示される測
定部20は、実験結果の説明を容易にするために本発明
で望ましい形態で構成されたものである。
【0028】電気信号生成装置11は、ML12及びS
L3に周波数変調を生起し、各レイジング周波数を中心
としてサイドバンドの信号を生じさせ、このとき生成さ
れるビート光信号を更に安定化させることができる。こ
れを詳細に説明すると次の通りである。
【0029】前述した2乗直接検出器では、発振部10
のML12、SL13、または四光波信号(FWM信
号)のみならずこれらの信号から生成されるビート信号
も検出されるが、このように検出されたビート信号は互
いに異なった発振源で生成されるために、コヒーレント
性が低く、安定性や純度に欠ける。
【0030】このようなビート信号の安定化と位相ノイ
ズを減少させるために、ML12とSL13は、3dB
結合器(図示せず)を介して電気信号生成装置11、望
ましくはRF信号供給源に接続される。このとき、前記
RF信号供給源は、電気的に直接変調された信号あるい
は変調されていない信号をML12及びSL13に供給
する。
【0031】そして、ML12では、前記RF信号供給
源による周波数変調によりレイジング周波数を中心とし
てサイドバンドモードが形成される。このサイドバンド
モードは、SL13の空胴に導入され、SL13から出
力される信号のロッキングを誘起させる。その結果、S
L13の基本モードのみならず非縮退の四光波信号(F
WM)の共役モードもロッキング効果によってML12
のサイドバンドモードの1つに重複するようにシフトさ
れ、前記SL13から出力された信号は揺らぎ(フラク
チュエーション)と位相ノイズがより少ないものとな
る。
【0032】図2は、四光波信号(FWM)の共役周波
数であるfI、fJ、ML12から生成される光信号の周
波数であるfML、SL13から生成される光信号の周波
数であるfSLのモード示し、図2(a)は図1に示され
るマスタレーザML12とスレーブレーザSL13から
それぞれ出力される連続波とこの二つの連続波とを相互
作用させた際に出現する四光波信号(FWM)の共役モ
ードであり、図2(b)及び図2(c)はそれぞれマス
タレーザML12とスレーブレーザSL13に電気的に
RF変調された信号が印加されたときに各々から出力さ
れる光信号のスペクトルであり、図2(d)はインジェ
クションロッキングによるスレーブレーザのレイジング
周波数fSLのレッドシフト(赤色偏移)を示したもので
ある。図2(a)に示すように、ML12とSL13の
レイジング周波数は、初期段階では互いに分離してお
り、インジェクションロッキングを生じない。
【0033】図2(a)に示すように、四光波信号(F
WM)の共役周波数fIとML12から生成される光信
号の周波数fMLとの間隔であるfbは、四光波信号(F
WM)の共役周波数fjとSL13から生成される光信
号の周波数fSLとの間隔、及び前記のML12とSL1
3の各々から生成される光信号の周波数fMLとfSLとの
間隔と同一である。SL13から出力される光信号の周
波数fSLは、ML12から出力された光信号がSL13
の空胴に導入される際に、SL13のキャリア密度が減
少することによりより低い周波数にシフトする、いわゆ
る「レッドシフト(赤色偏移)」の効果を示す。
【0034】このとき、SL13に導入される光信号
は、ロッキングのためのマスタレーザというよりはむし
ろ四光波信号(FWM)を発生させる信号発生装置(ポ
ンプレーザ)としての役割を果たすので、ML12とS
L13によって生起されたビート信号は揺らぎ(フラク
チュエーション)や位相ノイズが比較的大きく、コヒー
レント性の低い信号となる。実験的には、通常、数十G
Hzのビート信号周波数に対して数十M(メガ)Hz程
度の揺らぎが観測される。
【0035】また、図2(b)及び図2(c)に示すよ
うに、直接変調の場合には、強度の変調のみならず周波
数の変調も生起され、これによりML12及びSL13
のレイジング周波数を中心としたサイドバンドモードが
RF変調の周波数であるfmの間隔で生成される。
【0036】また、図2(d)に示すように、ML12
の四光波信号(FWM)がSL13に導入されると、S
L13のサイドバンドの1つがこれと結合し、ML12
のサイドバンドの1つとロックされる。したがって、f
SLはfMLからRF変調の周波数fmの倍数であるfSL
にシフトされてSL13から出力された信号がロックさ
れる。このロッキングの導入は、SL13に導入された
ML12のサイドバンドモードが、ロッキングの範囲内
で重ねられてSL13のサイドバンドモードに結合され
たときに達成される。そして、fML、fSLのサイドバン
ドモードのロッキングの導入がfSL’にシフトされるに
つれて、fSLとマスタレーザの周波数f MLとの間の差は
RF変調の周波数fmの倍数となる。RF変調の信号強
度Pmが増加するにつれてfSLのレッドシフト及びその
サイドモードが次第に、SL13のサイドバンドモード
とML12との結合及びロッキングが次第に強くなる。
【0037】fSLがf’SLにシフトされると、これらに
対応する四光波信号(FWM)の共役周波数fI、fJ
それぞれf’I、f’Jにシフトされて互いにロックされ
る。そして、fSLがシフトされるにつれて四光波信号
(FWM)の共役周波数の間の間隔もfbからRF変調
の周波数の倍数f’bに適応される。更に、全ての四光
波信号(FWM)の共役モードが互いにロックされて、
位相ノイズが低減化され、周波数がより安定化されたビ
ート信号が生成される。
【0038】図3(a)〜図3(f)は、本発明に係る
1例の実施形態で、ML12から出力された光信号をS
L13に導入した際に、SL13から出力された光信号
を光スペクトル分析器(図示省略)で測定した結果を示
したものである。また、図4(a)〜図4(f)は、本
発明に係る1例の実施形態で、ML12から出力された
光信号をSL13に導入した際に、SL13から出力さ
れた光信号をRFスペクトル分析器で測定した結果を示
したものである。図3(a)及び図4(a)は、RF変
調されていない場合の結果であり、図3(b)〜3
(f)及び図4(b)〜4(f)はRF変調信号パワー
mがそれぞれ5dBm、8dBm、10dBm、12
dBm及び16dBmの場合の結果を示したものであ
る。
【0039】図3(a)及び図4(a)に示すように、
RF変調を実行する装置(source)がSL13に
接続されていない場合、ML12及びSL13から、各
々f SL、fMLの周波数の信号、四光波信号(FWM)の
共役モード信号、及び13.8GHz付近の周波数のビ
ート信号が出力された。
【0040】変調周波数fmが3GHzであるRF変調
を実行する装置(source)により、ML12及び
SL13が直接変調されれば、図3(b)及び3(c)
に示すように、fSLがより低い周波数側にシフトされる
ことがわかる。また、RF変調信号の強度Pmが増加す
るにつれてfSLはより低い周波数側にシフトするが、こ
のPmの増加によるSL13のレイジング周波数のレッ
ドシフト(赤色偏移)の現象は、図4(b)及び4
(c)に示すようにビート信号の周波数がPmと共に増
加していることからもわかる。
【0041】図4に示すように、電気的にRF変調を実
行することにより、ML12の周波数とSL13の周波
数との間の差の周波数を有する主要なビート信号から間
隔f m離れたビート信号が測定され、この変調された周
波数の倍数であるfmは変調された信号のfmの高次高調
波に対応する。図4(b)、4(c)及び4(f)に示
されるビートモードは、主要なビート信号のモードと重
なっておらず、このことは、主要なビート信号はロック
されずに、単にfmの整数倍に相当する高次の高調波で
あることを意味している。
【0042】また、図4(c)及び4(f)に示すよう
に、主要なビート信号の周辺のモードは、内部にアイソ
レータを備えないSL13の内部の光ファイバ接続用導
線の表面での後方反射によるものと見られる。更に、強
度Pmが増加しているときには、SL13のサイドバン
ドモードはレッドシフトされ、ML12のサイドバンド
モードにロックされる。そして、1度、このようにSL
13のサイドバンドモードがML12のサイドバンドモ
ードにロックされると、図3(d)及び3(e)に示す
ように、fSLはfMLからfmの倍数である15GHz離
れたスペクトル位置に固定される。
【0043】図4(d)及び4(e)から、このような
ロッキングの範囲内で生成されたビート信号は、位相ノ
イズがより低減化され、その周りに他の周辺モードがな
いことがわかる。また、図4(e)に示されるように、
強度Pm=12dBmの信号の場合には、周波数のオフ
セットが15GHzから100kHzで、RF信号の位
相ノイズが−96dBc/Hzとなっている。更に、図
4(a)に示されるようにロックされていないビート信
号ではその線幅が約4MHzであるが、ロックされたビ
ート信号ではその線幅は主にRFスペクトル分析器25
の分解能によ決定される。したがって、本発明に係る光
発振装置は、マイクロ波/ミリ波の帯域の信号の線幅を
低減化させることに寄与することも可能である。
【0044】図4(d)、(e)に示されるように、ビ
ート信号の強度が著しく増加するということは、ビート
信号が単なるfmの高次高調波ではなく、ロッキングさ
れたものであることを意味する。すなわち、SL13の
サイドバンドモードがロックされている限り、Pmが増
加してもfSLはさほどシフトされていないが、Pmが1
0dBm〜13.5dBmの領域では、SLのロッキン
グ挙動はそのまま維持されるようになる。そして、Pm
が13.5dBよりも大きくなると、図3(f)及び図
4(f)に示されるように、SL13はロッキングされ
ず、更なるレッドシフトが進行する。
【0045】図5は、ビート信号の周波数と電気信号の
強度Pmとの関係を示したものである。図5において、
四角形の点は測定された四光波信号(FWM)のビート
信号の周波数を示し、実線はロッキングを考慮していな
い四光波信号(FWM)ビート信号の周波数に対して線
形フィッティングが行われた結果を示す。図5に示すよ
うに、SL13のサイドバンドモードがロッキング領域
内においてロックされていると、周波数の揺らぎ(フラ
クチュエーション)が抑制されて15GHzという安定
したビート信号が生成されることがわかる。また、SL
13のサイドバンド信号がロックされないときには、ビ
ート信号の周波数は強度Pmの増加と共に単調増加し、
150MHz/dBの傾きで変化していることがわか
る。
【0046】その結果、強度Pmが10dBm〜13.
5dBmというロッキング範囲で、位相ノイズがより小
さくなって、安定したマイクロ波/ミリ波の帯域の信号
を生成させることが可能になる。また、四光波信号(F
WM)の共役間のビート信号によって、30GHz、4
5GHz及び60GHzの信号を得ることが可能とな
る。このことから、本発明によって得られる信号の周波
数の範囲では、幅がより広いものとなる。
【0047】また、本発明に係る周波数可変型光発振装
置は、生成される信号の周波数を可変とすることができ
る。すなわち、ML12またはSL13のバイアス電流
または動作温度等を適宜に制御して、ML12またはS
L13のレイジング周波数を変えることにより、四光波
信号(FWM)の共役モードの周波数を変化させて出力
されるビート信号の周波数を変えることが可能となる。
この方法は、前記周波数のチューニングの範囲が広いの
で、比較的ラフな調整に好適である。
【0048】また、本発明に係る周波数可変型光発振装
置は、RF変調の周波数を適宜に調節することにより、
周波数を可変として発生させるものであるが、このよう
に電気信号の周波数を可変とすれば、ML12のサイド
バンドモードの周波数は電気信号の変化によって直接的
に変調されるようになる。これらのサイドバンドモード
は、SL13の基本モードとそのサイドバンドモード及
び四光波信号(FWM)の共役モードのサイドバンドモ
ードをロックさせることにより、それらの周波数を変化
させることができる。この方法はロッキングを比較的容
易に行うことができるので、数十MHzの分解能で微細
なチューニングを行う場合に適している。また、前記の
二つの周波数可変方法を併用すれば、数GHzの帯域内
において周波数をチューニングすることが可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明した通りに構成される本発明に
よれば、以下の効果を奏する。すなわち、本発明によれ
ば、高速度で変調を行う超高速光信号生成技術として、
マイクロ波からミリ波に至る、数十M(メガ)Hzから
数T(テラ)Hzまでのより広範囲な周波数領域で光信
号を発生させることが可能な周波数可変型光発振装置を
提供することができる。また、本発明はこれを基礎とし
て、超高速光通信システムで要求される半導体レーザま
たは光変調器といった光素子を具現できる。
【0050】更に、本発明によれば、前記周波数を可変
として発生させることができ、半導体レーザの電流、温
度等の制御や、電気変調信号の周波数を調節する方法に
よる数GHzの帯域での比較的ラフな調整と、数十MH
zの間隔でのより微細な調整とを同時に行える光源を具
現することにより、B−WLL等に設置される光帯域無
線通信システムの周波数の可変性を向上させることが可
能な周波数可変型光発振装置を提供することができる。
このため、本発明に係る周波数可変型光発振装置は、各
種の産業分野に応用することができる。
【0051】また、本発明に係る周波数可変型光発振装
置は、光源の位相ノイズや発生周波数の揺らぎ(フラク
チュエーション)を低減化して光源の安定化を図ること
ができると共に、3次の相互変調の歪曲を低減化して、
SFDR(Spunous−Free Dynamic
Range)を向上させることにより高品質の通信を
実現させ、しかも光源のチャープ(chirp)を減ら
して伝送の分散を減少させることができるので、信号を
伝送させる際の性能低下が抑えられる。
【0052】特に、この方法は、四光波信号(FWM)
共役モード間のロッキングを利用するので、使用可能な
高調波モードの範囲が広く、発生させる信号の周波数の
上限がなくなり、より安定した超高周波周波の光源を具
現できる。本発明に含まれる光源を中央基地局のミリ波
の光源に採用すれば、無線基地局のアンテナの負荷を低
減化して基地局や携帯の端末機の小型化を図ることがで
き、移動体通信用のアンテナを制御するのに必要な機能
と設備とが中央基地局に集結されたシステムを構築する
ことができ、アンテナの管理保守、チャネル割り当ての
制御、及びハンドオーバの制御が容易となる。
【0053】また、本発明に係る周波数可変型光発振装
置は、周波数可変型の光発振装置の電波形式への対応が
比較的容易で汎用性があり、電波形式の変更や新設に対
して柔軟性を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る周波数可変型光発振装置のブロッ
ク図である。
【図2】図2(a)は図1のマスタレーザとスレーブレ
ーザとからそれぞれ出力される連続波とその二つの連続
波とを相互作用させた際に出現する四光波信号(FW
M)共役のピークを示し、図2(b)及び図2(c)は
各々マスタレーザとスレーブレーザとに電気的にRF変
調された信号が印加されたときにそれぞれから出力され
る光信号のスペクトルを示し、図2(d)はインジェク
ションロッキングによるスレーブレーザのレイジング周
波数fSLの赤色偏移を示したものである。
【図3】図3(a)〜(f)は本発明を適用してマスタ
レーザから出力された光をスレーブレーザに導入した際
に、スレーブレーザの出力を光スペクトル分析器で測定
した結果を示したものである。
【図4】図4(a)〜(f)は本発明を適用してマスタ
レーザから出力された光をスレーブレーザに導入した際
に、スレーブレーザの出力をRFスペクトル分析器で測
定した結果を示したものである。
【図5】ビート信号周波数と変調信号のパワーとの関係
を示したものである。
【符号の説明】
10 光発振部 11 電気信号生成装置 12 マスタレーザ(ML) 13 スレーブレーザ(SL) 14 偏光制御器 20 測定部 21 光アイソレータ 22 光増幅器 23 光カップラ 24 光検出器 25 RF信号増幅器 26 光信号測定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/142 10/152

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電気信号を生成する電気信号生成
    装置と、 前記電気信号により駆動されて第1の周波数の光信号を
    生成するマスタレーザと、 前記電気信号により駆動されて第2の周波数の光信号を
    生成すると共に、前記マスタレーザから出力された光信
    号が入力され、この入力された光信号を前記第2の周波
    数の光信号とミキシングして出力するスレーブレーザ
    と、を含むことを特徴とする周波数可変型光発振装置。
  2. 【請求項2】 前記電気信号生成装置は、 RF変調された電気信号を生成するRF変調器で構成さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の周波数可変型光
    発振装置。
  3. 【請求項3】 前記マスタレーザは、 前記第1の周波数の光信号と、前記第1の周波数を中心
    として前記RF変調の周波数の間隔で離隔されたサイド
    バンドモードの光信号とを生成することを特徴とする請
    求項2に記載の周波数可変型光発振装置。
  4. 【請求項4】 前記マスタレーザは、 内部でアイソレート(隔離)された分布帰還型半導体レ
    ーザ、または、ファブリ−ペロ型半導体レーザで構成さ
    れることを特徴とする請求項1または3に記載の周波数
    可変型光発振装置。
  5. 【請求項5】 前記スレーブレーザは、 前記第2の周波数の光信号と、前記第2の周波数を中心
    として前記RF変調の周波数の間隔で離隔されたサイド
    バンドモードの光信号とを生成すると共に、前記マスタ
    レーザから入力される光信号と、それ自体が生成した光
    信号とをミキシングして出力することを特徴とする請求
    項2に記載の周波数可変型光発振装置。
  6. 【請求項6】 前記スレーブレーザは、 内部でアイソレート(隔離)されていない分布帰還型半
    導体レーザ、または、ファブリ−ペロ型半導体レーザで
    あることを特徴とする請求項1または請求項5に記載の
    周波数可変型光発振装置。
  7. 【請求項7】 前記スレーブレーザは、前記マスタレー
    ザのロッキング周波数の範囲外の周波数を有する光信
    号、及び四光波信号を生成することを特徴とする請求項
    6に記載の周波数可変型光発振装置。
  8. 【請求項8】 前記マスタレーザは、 前記スレーブレーザから生成される光信号の周波数より
    も高い周波数領域に属する周波数の光信号を生成するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項7に記載の周波数
    可変型光発振装置。
  9. 【請求項9】 前記マスタレーザと前記スレーブレーザ
    との間に配置され、前記マスタレーザから出力された光
    信号を前記スレーブレーザに伝達すると共に、前記スレ
    ーブレーザから出力される光信号を外部に伝達する光伝
    達装置を、更に備えることを特徴とする請求項1に記載
    の周波数可変型光発振装置。
  10. 【請求項10】 前記マスタレーザと前記光信号伝達装
    置との間に配置され、前記マスタレーザから出力される
    光信号の偏光状態を調節する偏光制御器を、更に備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の周波数可変型光発振
    装置。
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