JP2000091669A - 色素レーザ発振方法及びその装置 - Google Patents

色素レーザ発振方法及びその装置

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JP2000091669A
JP2000091669A JP10253994A JP25399498A JP2000091669A JP 2000091669 A JP2000091669 A JP 2000091669A JP 10253994 A JP10253994 A JP 10253994A JP 25399498 A JP25399498 A JP 25399498A JP 2000091669 A JP2000091669 A JP 2000091669A
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laser
dye
laser light
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JP10253994A
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Teruichiro Fukazawa
輝一郎 深澤
Masaru Chinen
勝 知念
Junji Fujiwara
淳史 藤原
Makoto Ishibashi
誠 石橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、正確なビート信号スペクトラムの強
度を測定できて、レーザ光の発振周波数近傍に含まれる
ASEの発生周波数及び強度を計測する。 【解決手段】レーザ光をAO変調器2に透過させて発生
する0次光と高次数光とを重ね合わせてレーザ光のヘテ
ロダイン検波を行い、レーザ光とレーザ光に含まれるA
SEによるビート信号を検波し、そのスペクトラムを分
析評価する場合、2つの反射ミラー10,11を配置し
てレーザ光をAO変調器2に数回透過させて変調周波数
を高くし、この高次数光を0次光に重ね合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばヘンシュ型
色素レーザ発振装置に関わり、特にこの色素レーザ発振
装置から出力されたレーザ光を光音響光学素子(以下、
AO変調器と称する)に透過させて発生する0次光と高
次数光とを重ね合わせてレーザ光のヘテロダイン検波を
行い、レーザ光とレーザ光に含まれる自然放出光(以
下、ASEと称する)によるビート信号を検波し、その
スペクトラムを分析評価する色素レーザ発振方法及びそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14はアルゴンレーザ励起などのCW
発振の色素レーザ発振装置の構成図である。レーザ発振
器1から出力されるレーザ光Qの光路上には、AO変調
器2、各光軸調整ミラー3,4、集光ミラー5、光検出
器6及びスペクトルアナライザ7が配置されている。
【0003】このような構成であれば、レーザ発振器1
からレーザ光Qが出力されると、このレーザ光QはAO
変調器2を透過することで周波数変調を受け、幾つかの
次数の光すなわち0次光Q0 と高次数光Qn とが生じ
る。
【0004】これら0次光Q0 と高次数光Qn とのうち
0次光Q0 は光軸調整ミラー3に入射し、高次数光Qn
は光軸調整ミラー4で反射して光軸調整ミラー3に入射
することで、これら0次光Q0 と高次数光Qn とは同軸
上に重ね合わされ、集光レンズ5を通して光検出器6に
入射する。
【0005】この際、光検出器6は、図15に示すよう
にヘテロダイン検波法の原理により得られる0次光(ω
0 )と高次数光(ω1 )とにより発生したレーザ光ビー
ト信号(ω0 −ω1 )と、0次光(ω0 )とこの0次光
に含まれるASE(ωASE0)とにより発生したビート信
号(ω0 −ωASE0)とを検出してスペクトルアナライザ
7に送る。
【0006】このスペクトルアナライザ7は、光検出器
6からのレーザ光ビート信号(ω0−ω1 )とビート信
号(ω0 −ωASE0)とを入力し、これら信号を周波数分
析することで、レーザ光Qの発振周波数近傍に含まれる
ASEの発生周波数及びレーザ光Qに対する強度を計測
する。
【0007】このとき、0次光に含まれるASE(ω
ASE0)と高次数光に含まれるASE(ωASE1)とによる
ビート信号(ωASE0−ωASE1)が上記レーザ光ビート信
号(ω0 −ω1 )と同じ周波数位置(AO変調器2の変
調周波数で決まる)に発生するが、ビート信号(ωASE0
−ωASE1)は強度がレーザ光ビート信号(ω0 −ω1
に比べて10-6以下と十分に小さくので無視することが
できる。
【0008】又、0次光(ω0 )と0次光に含まれるA
SE(ωASE0)とにより発生したビート信号(ω0 −ω
ASE0)には、高次数光(ω1 )と高次数光に含まれるA
SE(ωASE1)とにより発生したビート信号(ω1 −ω
ASE1)が同じ周波数位置に発生するので、その強度は
(ω0 −ωASE0)と(ω1 −ωASE1)との足し合わせと
なって計測されるが、両者の足し合わせの値を用いて
も、たかだか2倍に満たさないため、ASE強度につい
て対数的な割合を評価する上では問題とならない。
【0009】計測の原理は、ラジオのヘテロダイン検波
法と全く同じであり、2つの発振周波数の異なるレーザ
光を光検出器6上で重ね合わせて入射すると、2つの周
波数のビート信号が得られる。
【0010】元のそれぞれの周波数の電場を以下のよう
に表すと、 U0 exp (-i(ω0 t+φ0 ))+c.c …(1) U1 exp (-i(ω1 t+φ1 ))+c.c …(2) となり、光検出器6上での光強度Iは次の通りに表され
る。
【0011】 I=U0 2 +U1 2 +2U0 ・U1 cos ((ω0 −ω1 ) t+φ0 −φ1 ) …(3) これによりω0 −ω1 のビート信号が得られる。これを
電気的なスペクトルアナライザ7により分析すると、周
波数分布が測定できる。
【0012】なお、ω0 −ω1 の周波数値は、AO変調
器2の変調周波数と重ね合わせに用いるレーザ光の次数
によって決まる。AO変調器2の変調周波数をfAO[H
z]、重ね合わせに用いるレーザ光の次数をn[次]と
すると、ビート信号の発生周波数fBEAT[Hz]は以下
のようになる。 fBEAT=fAO・n …(4)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上の技術を上記アル
ゴンレーザ励起などのCW発振の色素レーザ発振装置に
適用するのでなく、例えば銅蒸気レーザ励起などのパル
ス発振の色素レーザ発振装置に適用すると、そのパルス
の持つ時間変化が周波数としてフーリエ変換されるた
め、色素レーザ自身のビート信号(セルフビート)が発
生する。
【0014】このセルフビートは、色素レーザ発振装置
のパルス幅が〜50nsec程度である場合、スペクトルア
ナライザ7で観察すると、DC〜400MHz程度の範
囲まで裾をひいて発生することが実験的に分かってい
る。
【0015】このため、上記装置のようにAO変調器2
で変調された高次数光と0次数光とを重ね合わせる方式
では、図16に示すようにAO変調器2によって得られ
る変調周波数の限界が200MHz程度であるため、変
調周波数200MHzのAO変調器2を用い、高次数光
として1次光を用いると、DCから200MHz離れた
位置に発生する0次数光と高次数光(ω0 −ω1 )のビ
ート信号が、DC〜400MHz程度の範囲まで裾をひ
いて発生するセルフビートと重なるため、高次数光(ω
0 −ω1 )の正確なビート信号強度が測定できなくな
る。
【0016】AO変調器2は、音響光学効果という光学
媒体に超音波を印加すると屈折率が変化する光弾性効果
を利用したもので、屈折率の周期変動が回折格子の働き
をとして、光学媒体を通過する光の信号方向、光量、周
波数を変化させる働きを持っている。
【0017】回折現象のうちブラック回折を利用したも
のにおいて得られる変調周波数fは、光の入射角度を
θ、光の波長をλ、媒体音速すなわちAO変調器2に使
用する結晶出の音速をVとすると、 f=Vθ/λ …(5) により表される。
【0018】この変調周波数fを表す式(5) から光の波
長λはレーザ光の使用条件であり、又光の入射角度θに
ついて用いるレーザ光の波長によって回折効率が最大と
なる最適値が決まってくるため、これらを一定とする
と、変調周波数fは、媒体音速Vに大きく依存すること
になる。
【0019】AO変調器2に使用される結晶によって幾
つかの媒体音速があるが、それぞれの媒体音速には、例
えば3000〜4000m/sec で大きな差はないこと
から、例えばレーザ光の波長λを632nm、入射角度
の最適値θを35mradとし、上記式(5) から変調周
波数fを求めると、媒体音速が3000m/sec の場合
は〜170MHz、4000m/sec の場合は〜220
MHz程度の値となり、結果として変調周波数fは、〜
200MHz程度が限界となる。
【0020】そこで本発明は、正確なビート信号スペク
トラムの強度を測定できて、レーザ光の発振周波数近傍
に含まれるASEの発生周波数及び強度を計測できる色
素レーザ発振方法及びその装置を提供することを目的と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、レー
ザ光を光音響光学素子に透過させて発生する0次光と高
次数光とを重ね合わせてレーザ光のヘテロダイン検波を
行い、レーザ光とレーザ光に含まれる自然放出光による
ビート信号を検波し、そのスペクトラムを分析評価する
色素レーザ発振方法において、レーザ光を光音響光学素
子に数回透過させて変調周波数を高くし、この後に0次
光に重ね合わせる色素レーザ発振方法である。
【0022】請求項2によれば、レーザ光を光音響光学
素子に透過させて発生する0次光と高次数光とを重ね合
わせてレーザ光のヘテロダイン検波を行い、レーザ光と
レーザ光に含まれる自然放出光によるビート信号を検波
し、そのスペクトラムを分析評価する色素レーザ発振装
置において、レーザ光を光音響光学素子に数回透過させ
て変調周波数を高くする反射ミラーを備え、光音響光学
素子を数回透過したレーザ光を0次光に重ね合わせる色
素レーザ発振装置である。
【0023】
【発明の実施の形態】(1) 以下、本発明の第1の実施の
形態について図面を参照して説明する。なお、図14と
同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略す
る。図1はヘンシュ型(パルス発振)色素レーザ発振装
置の構成図である。
【0024】パルスレーザ発振器1aから出力されるパ
ルスレーザ光Qp の光路上には、AO変調器2が配置さ
れている。このAO変調器2にレーザ光を数回透過させ
て変調周波数を高くするために、AO変調器2の入射側
及び出射側には、それぞれ反射ミラー10,11が配置
されている。このうち反射ミラー10はAO変調器2か
ら出射される高次数光、仮に1次光の出射方向に配置さ
れ、反射ミラー11はAO変調器2から出射される高次
数光、仮に2次光の出射方向に配置されている。
【0025】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。パルスレーザ発振器1aからレーザ光Q
p が出力されると、このレーザ光QpはAO変調器2を
透過することで周波数変調を受け、幾つかの次数の光す
なわち0次光Q0 と高次数光Qn とが生じる。
【0026】これら0次光Q0 と高次数光Qn とのうち
0次光Q0 は、反射ミラー10で反射して再度AO変調
器2に入射し、このAO変調器2を透過することにより
さらに周波数変調される。仮にAO変調器2の透過次数
を1次とすると、結果として2次の次数に相当する周波
数変調された光Qn2が得られる。
【0027】この光Qn2は、さらに反射ミラー11によ
って反射して再度AO変調器2に入射し、このAO変調
器2を透過することにより再度周波数変調される。仮に
AO変調器2の透過次数を2次とすると、結果として3
次の次数に相当する周波数変調された光Qn3が得られ
る。
【0028】このような周波数変調であれば、例えば1
次の変調周波数を200MHzとすると、最終的に60
0MHzの変調周波数が得られる。この周波数変調され
た高次数光Qn (仮に3次の次数に相当する光Qn3
は、光軸調整ミラー4で反射して光軸調整ミラー3に入
射する。この光軸調整ミラー3には、0次光Q0 が入射
しているので、これら0次光Q0 と高次数光Qn とは同
軸上に重ね合わされ、集光レンズ5を通して光検出器6
に入射する。
【0029】この際、光検出器6は、上記同様に、ヘテ
ロダイン検波法の原理により得られる0次光(ω0 )と
高次数光(ωn )とにより発生したレーザ光ビート信号
(ω0 −ωn )と、0次光(ω0 )とこの0次光に含ま
れるASE(ωASE0)とにより発生したビート信号(ω
0 −ωASE0)とを検出してスペクトルアナライザ7に送
る。
【0030】このスペクトルアナライザ7は、光検出器
6からのレーザ光ビート信号(ω0−ωn )とビート信
号(ω0 −ωASE0)とを入力し、これら信号を周波数分
析することで、レーザ光Qの発振周波数近傍に含まれる
ASEの発生周波数及びレーザ光Qに対する強度を計測
する。
【0031】このように上記第1の実施の形態において
は、2つの反射ミラー10,11を配置してパルスレー
ザ光をAO変調器2に数回透過させて、セルフビートの
発生周波数帯域よりもビート信号スペクトラム発生周波
数を高くし、両者が重ならないようにしたので、正確な
ビート信号スペクトラムの強度を測定できて、レーザ光
の発振周波数近傍に含まれるASEの発生周波数及び強
度を計測できる。
【0032】なお、上記第1の実施の形態は、次の通り
変形してもよい。例えば、2つの反射ミラー10,11
を用いてパルスレーザ光をAO変調器2に数回透過させ
る代わりに、複数のAO変調器2にパルスレーザ光を透
過させることで高い変調周波数を得るようにしてもよ
い。この場合、複数のAO変調器2が必要になるので、
コストが掛かる反面、反射ミラー10,11でAO変調
器2に複数回レーザ光を透過させる必要がなく調整が容
易である。 (2) 次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参
照して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を
付してその詳しい説明は省略する。
【0033】図2は上記第1の実施の形態におけるヘン
シュ型色素レーザ発振装置に用いられるパルスレーザ発
振器の構成図である。色素フローセル20には、色素溶
液が流れ、かつこの色素溶液に励起レーザ光が照射され
て励起されようになっている。
【0034】この色素フローセル20の光軸上には、こ
の色素フローセル20を挟むようにグレーティング21
及び出力ミラー22が配置されている。又、色素フロー
セル20とグレーティング21との間の光軸上には、エ
タロン23及びプリズムビームエキスパンダ24が配置
されている。
【0035】さらに、色素フローセル20とプリズムビ
ームエキスパンダ24との間の光軸上には、λ/4位相
板25が配置されるとともに、色素フローセル20と出
力ミラー22との間の光軸上には、λ/4板とλ/2板
とを一体化したλ/4+λ/2位相板26が配置されて
いる。
【0036】このような構成であれば、色素フローセル
20に流れる色素溶液に励起レーザ光が照射され、色素
溶液が励起されると、エタロン23及びプリズムビーム
エキスパンダ24を通して出力ミラー22とグレーティ
ング21との間で光共振が発生し、出力ミラー22から
パルスレーザ光Qp が出力される。
【0037】このとき、エタロン23とプリズムビーム
エキスパンダ24との間での偏光方向は、直線偏光とな
っているが、光がλ/4位相板25及びλ/4+λ/2
位相板26に光が透過することで、出力されるパルスレ
ーザ光Qp は、偏光が90°回転したものとなる。
【0038】このように上記第2の実施の形態において
は、色素フローセル20とプリズムビームエキスパンダ
24との間の光軸上にλ/4位相板25及びλ/4+λ
/2位相板26を配置したので、光共振器内で直線偏光
であつてもその偏光方向を90°回転させたパルスレー
ザ光Qp を出力でき、かつ光共振器外にλ/2位相板な
どの光学素子を配置する必要がなく余分な光学ロスが生
じない。さらに、位相板の位相角度を任意に変更すれ
ば、レーザ発振器の偏光を任意に偏光できる。
【0039】すなわち、従来のパルスレーザ発振器は、
図3に示すように直線偏光のパルスレーザ光を出力する
ものであったので、上記の如く光共振器外にλ/2位相
板などの光学素子27を配置していたが、この光学素子
27の配置により余分なロスが生じていた。
【0040】又、図4に示すように望遠鏡型ビームエキ
スパンダ28を用いたオリジナルのヘンシュ型発振器が
あるが、これでは望遠鏡型ビームエキスパンダ28の調
整が難しく、かつ共振器長が短縮できず、シングルモー
ド発振が得にくい欠点があった。そこで、短い光路長で
大きな倍率のとれる上記プリズムビームエキスパンダ2
4が開発されてシングルモード発振が可能になった。
【0041】しかしながら、シングルモードを得ようと
する場合、空間的ホールバーニングという現象のために
サイドモードが発生し、マルチモード発振に移行する。
このため、図5に示すように色素フローセル20の両側
に直交したλ/4位相板29a、29bを挿入すること
によって空間的ホールバーニングを消し、高いシングル
モード出力を得ることが可能になった。
【0042】しかしながら、上記図3及び図5に示す装
置では、プリズムビームエキスパンダ24で決まる直線
偏光で発振するので、この直線偏光を90°回転させる
ためには、上記説明のように図6に示すように光共振器
外にλ/2位相板などの光学素子27を配置しなければ
ならず、余分な光学ロスが生じていた。
【0043】なお、上記第2の実施の形態は次の通り変
形してもよい。例えば、位相板の代わりに例えばバビネ
ソレイユの補償板を挿入しても同様な効果を奏すること
ができ、この場合、偏光をそのままにすることも、直交
させることもバビネソレイユの調整だけでできる。 (3) 次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参
照して説明する。
【0044】図7は上記第1の実施の形態に用いられる
ヘンシュ型色素レーザ発振装置のパルスレーザ発振器の
光軸再調整を行うときの構造図である。発振器ベース3
0上には、セルホルダー31に保持された色素フローセ
ル32を載置するセルホルダー固定台33が着脱自在に
設けられている。このセルホルダー固定台33は、色素
レーザ発振装置の光軸再調整を行う場合にHe−Neレ
ーザ発振器34から出力されるHe−Neレーザ光Qn
の光軸を遮蔽しないために設けられる。
【0045】又、セルホルダー31には、色素溶液循環
系配管35をセルホルダー31に連結する回転機構付き
配管取付け部36が設けられている。この回転機構付き
配管取付け部36は、色素溶液循環系配管35をセルホ
ルダー31に対して回転自在に設けられ、色素フローセ
ル32を保持するセルホルダー31をセルホルダー固定
台33上に載置するときに色素溶液循環系配管35及び
セルホルダー31に応力が加わらないようにするもので
ある。
【0046】一方、色素フローセル32の上方には、励
起レーザ光を色素フローセル32に流れる色素溶液に集
光するための励起光集光レンズ37が設けられている。
又、発振器ベース30上には、色素フローセル32を挟
むようにグレーティング38及び出力ミラー39が配置
され、かつ色素フローセル32とグレーティング38と
の間には、エタロン40及びプリズムビームエキスパン
ダ41が設けられている。なお、出力ミラー39は、発
振器ベース30から取り外された状態にある。
【0047】そして、色素レーザ発振装置の光軸再調整
を行う場合、He−Neレーザ発振器34から出力され
るHe−Neレーザ光Qn の光軸光軸上には、例えば2
枚の位置決めアパーチャ42,43が配置される。
【0048】次に上記の如く構成された装置での光軸再
調整の作用について説明する。例えば色素フローセル3
2、グレーティング38、出力ミラー39、エタロン4
0及びプリズムビームエキスパンダ41の部品交換等の
ために光軸再調整を行う場合には、これら色素フローセ
ル32、グレーティング38、出力ミラー39、エタロ
ン40及びプリズムビームエキスパンダ41に対してそ
れぞれHe−Neレーザ発振器34から出力される光軸
調整用のHe−Neレーザ光Qn を導光して調整を行
う。
【0049】このHe−Neレーザ光Qn は、色素レー
ザ発振装置外部から2枚の位置決めアパーチャ42,4
3を通して基準位置を設定し導光される。このとき、セ
ルホルダー固定台33が発振器ベース30上に設けら
れ、かつ色素フローセル32を保持するセルホルダー3
1が上方に移動されてセルホルダー固定台33上に載置
される。これにより、色素フローセル32及びセルホル
ダー31によりHe−Neレーザ光Qn の光軸を遮蔽し
ないものとなる。
【0050】又、セルホルダー31が上方に移動してセ
ルホルダー固定台33上に載置するとき、色素溶液循環
系配管35とセルホルダー31との間に応力が加わる
が、回転機構付き配管取付け部36の回転によりこの応
力が無くなり、色素溶液循環系配管35とセルホルダー
31との間には応力が加わらず、無理な力が掛からな
い。
【0051】このようにしてセルホルダー31がセルホ
ルダー固定台33上に載置されると、He−Neレーザ
光Qn の導光方向から一番反対側に配置された光学系、
すなわちグレーティング38、エタロン40、プリズム
ビームエキスパンダ41、色素フローセル32、出力ミ
ラー39の順序で発振器ベース30上に取り付けながら
光軸再調整が行われる。
【0052】これら光学系の各調整は、それぞれの光学
系ごとにHe−Neレーザ光Qn を照射させ、その反射
光が2枚の位置決めアパーチャ42,43を通ってHe
−Neレーザ発振器34の出射口に戻るように各光学系
の位置をそれぞれのホルダー駆動機構によって調整し、
グレーティング38、エタロン40、プリズムビームエ
キスパンダ41、色素フローセル32、出力ミラー39
の光学系の光軸を一致させる。
【0053】このように上記第3の実施の形態において
は、セルホルダー31を載置するセルホルダー固定台3
3を設けるとともに、セルホルダー31に色素溶液循環
系配管35をセルホルダー31に連結する回転機構付き
配管取付け部36を設けたので、セルホルダー31から
色素溶液循環系配管35を取り外さなくても色素レーザ
発振装置の光軸再調整を行うことができ、従来光軸再調
整時に必要であった色素溶液の漏れ防止措置等が不要と
なり、時間がかからず容易に共振器光軸の再調整ができ
る。
【0054】すなわち、従来は、図8に示すようにグレ
ーティング38、エタロン40、プリズムビームエキス
パンダ41、色素フローセル32、出力ミラー39の光
学系を発振器ベース30から取り外すが、このときセル
ホルダー31には色素溶液循環系配管35が接続されて
いるので、この色素溶液循環系配管35をセルホルダー
31が外すことが必要となる。この配管取り外し作業に
は、色素溶液循環系配管35、配管取り付け部分44及
びセルホルダー31からの色素溶液の漏れ防止措置等が
伴い、作業に時間がかかり、かつ容易でなかった。
【0055】なお、上記第3の実施の形態は次の通り変
形してもよい。例えば、図9に示すように蛇腹の伸縮自
在な材質で形成した色素溶液循環系配管45を用いても
よい。このような色素溶液循環系配管45を用いれば、
セルホルダー31を上方に移動してセルホルダー固定台
33上に載置する際に生じる応力を、色素溶液循環系配
管45の伸縮自在な蛇腹により吸収して無くすことがで
きる。さらに、このような色素溶液循環系配管45を用
いれば、回転機構付き配管取付け部36を設けなくて
も、セルホルダー31を上方に移動してセルホルダー固
定台33上に載置するときの応力を無くすことができ、
色素溶液循環系配管35とセルホルダー31との間に応
力を加えず無理な力が掛からない。
【0056】又、発振器ベース30上にセルホルダー3
1の位置決め機構を備えてもよい。図10は発振器ベー
ス30上に備えられた位置決め機構46を示す図であ
り、同図(a) は正面図、同図(b) は上面図、同図(c) は
側面図である。これら位置決め機構46は、セルホルダ
ー31の各コーナを位置決めするように円柱状の部材に
より形成されている。このような位置決め機構46を設
ければ、セルホルダー固定台33を外して再度セルホル
ダー31を発振器ベース30上に設置する場合、色素レ
ーザ発振装置の光軸再調整毎に色素フローセル32の位
置を同一位置に保つことができる。 (4) 次に、本発明の第4の実施の形態について図面を参
照して説明する。
【0057】図11は上記第1の実施の形態に適用され
る色素レーザ発振装置の構造図である。色素レーザ発振
器50から出力される色素レーザ光の光路上には、多段
の増幅器、例えば3段の増幅器51,52,53が配置
されている。これら色素レーザ発振器50及び各増幅器
51,52,53には、それぞれ色素フローセルが備え
られ、これら色素フローセルに色素溶液が流されてい
る。
【0058】一方、励起レーザ光源54から出力される
励起レーザ光の光路上には、励起光整形光学系55及び
第1のレンズ56が配置され、さらに励起レーザ光を色
素レーザ発振器50及び各増幅器51,52,53にそ
れぞれ導くための各ビームスプリッタ57〜60が配置
されている。
【0059】このうち励起光整形光学系55は、例えば
カライドスコープにより構成され、色素レーザ発振器5
0及び各増幅器51,52,53に励起レーザ光を分配
する前に、色素レーザ発振器50から出力された円形状
でガウス分布プロファイルの励起レーザ光を矩形整形し
てプロファイルを均一化する作用を持っている。
【0060】すなわち、励起レーザ光源54から出力さ
れた励起レーザ光は、円形状でガウス分布プロファイル
となっているので、この励起レーザ光をそのまま集光し
て色素溶液に照射すると、その励起光集光形状も楕円形
状でガウス型のプロファイルとなり、最終的に出力され
る色素レーザ光の強度分布も楕円形状でプロファイル不
均一なものとなり、均一な強度分布の要求に応じられな
くなる。このような事から励起レーザ光のプロファイル
を均一化することが行われる。
【0061】各ビームスプリッタ58〜60は、各増幅
器51〜53へのエネルギー分配比に応じた反射率を持
っている。又、これらビームスプリッタ57〜60と色
素レーザ発振器50及び各増幅器51,52,53との
各間には、それぞれ各第2のレンズ61〜64が配置さ
れている。
【0062】上記第1のレンズ56と各第2のレンズ6
1〜64とは、結像光学系を構成しており、図12に示
すように焦点距離f1 のレンズr1 が第1のレンズ56
に相当し、焦点距離f2 のレンズr2 が各第2のレンズ
61〜64に相当する。
【0063】このような結像光学系では、レンズr1
物点Aとの距離がf1 、レンズr2と像点Bとの距離が
2 で、これらレンズr1 ,r2 とのレンズ間距離dに
よらず、物点AB間は共役な関係となる。
【0064】なお、物点Aの位置は励起光整形光学系5
5の出射口に当たり、像点Bの位置は色素レーザ発振器
50及び各増幅器51,52,53に当たり、かつ励起
光整形光学系55の出射瞳が各段の増幅器51,52,
53における励起領域と同じ大きさになる結像倍率とな
るように構成されている。
【0065】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。励起レーザ光源54から出力された励起
レーザ光は、励起光整形光学系55を透過することで矩
形整形されてプロファイルが均一化される。
【0066】この励起レーザ光は、第1のレンズ56か
ら各ビームスプリッタ57〜60に送られ、これらビー
ムスプリッタ57〜60により色素レーザ発振器50及
び各増幅器51〜53へのエネルギー分配比に応じて分
配され、それぞれ第2のレンズ61〜64を通して色素
レーザ発振器50及び各増幅器51〜53に入射する。
【0067】これにより、色素レーザ発振器50及び各
増幅器51〜53の各色素フローセルに流れる色素溶液
が励起され、色素レーザ発振器50から出力される色素
レーザ光は、各増幅器51〜53で順次増幅される。
【0068】このように上記第4の実施の形態であれ
ば、1つの励起光整形光学系55により励起レーザ光の
矩形整形を行った後に、色素レーザ発振器50及び各増
幅器51〜53に流れる色素溶液を矩形均一なプロファ
イルで励起することができ、従来各増幅器51〜53毎
に設置する必要があった励起光整形光学系を1つにで
き、装置を簡素化でき、かつコストを低減できる。
【0069】すなわち、従来の装置は、図13に示すよ
うに色素レーザ発振器50及び各増幅器51〜53ごと
にそれぞれ各励起光整形光学系61〜64及び各結像レ
ンズ65〜68を設けなければならず、物量が増加し、
装置の複雑化、コストの増加を招いていた。
【0070】又、本発明装置によれば、励起光整形光学
系55としてカライドスコープを用いたので、矩形整形
後のビームは広がり角度を持つものの、第1のレンズ5
6によりこの広がり角度が低減されるので、励起レーザ
光の導光距離によらず、矩形整形した励起レーザ光の像
を伝送距離の異なる色素レーザ発振器50及び各増幅器
51〜53に転送できる。
【0071】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、正
確なビート信号スペクトラムの強度を測定できて、レー
ザ光の発振周波数近傍に含まれるASEの発生周波数及
び強度を計測できる色素レーザ発振方法及びその装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第1の実施の形態の色素レーザ
発振装置を示す構成図。
【図2】本発明に係わる第1の実施の形態の色素レーザ
発振装置に用いられるパルスレーザ発振器の構成図。
【図3】従来のヘンシュ型色素レーザ発振装置を示す構
成図。
【図4】従来のオリジナルのヘンシュ型色素レーザ発振
装置を示す構成図。
【図5】従来の高いシングルモード出力が得られるヘン
シュ型色素レーザ発振装置を示す構成図。
【図6】従来のヘンシュ型色素レーザ発振装置を示す構
成図。
【図7】本発明に係わる第3の実施の形態のヘンシュ型
色素レーザ発振装置の光軸再調整を行うときの構造図。
【図8】従来のヘンシュ型色素レーザ発振装置の光軸再
調整を説明するための図。
【図9】上記第3の実施の形態の色素レーザ発振装置の
変形例を示す構成図。
【図10】上記第3の実施の形態の色素レーザ発振装置
の他の変形例を示す構成図。
【図11】本発明に係わる第4の実施の形態の色素レー
ザ発振装置の構造図。
【図12】同装置に用いられる結像光学系の模式図。
【図13】従来の色素レーザ発振装置の構造図。
【図14】従来のアルゴンレーザ励起などのCW発振の
色素レーザ発振装置の構成図。
【図15】ヘテロダイン検波法の原理の説明図。
【図16】パルス発振色素レーザにより発生するビート
信号の説明図。
【符号の説明】
1: レーザ発振器、 2:AO変調器、 3,4:光軸調整ミラー、 5:集光ミラー、 6:光検出器、 7:スペクトルアナライザ、 1a:パルスレーザ発振器、 10,11:反射ミラー、 20:色素フローセル、 21:グレーティング、 22:出力ミラー、 23:エタロン、 24:プリズムビームエキスパンダ、 25:λ/4位相板、 26:λ/4+λ/2位相板、 27:λ/4位相板等の光学素子、 28:望遠鏡型ビームエキスパンダ、 29a,29b:λ/4位相板、 30:発振器ベース、 31:セルホルダー、 32:色素フローセル、 33:セルホルダー固定台、 34:He−Neレーザ発振器、 35:色素溶液循環系配管、 36:回転機構付き配管取付け部、 37:励起光集光レンズ、 38:グレーティング、 39:出力ミラー、 40:エタロン、 41:プリズムビームエキスパンダ、 42,43:位置決めアパーチャ、 44:配管取り付け部分、 45:色素溶液循環系配管、 46:位置決め機構、 50:色素レーザ発振器、 51,52,53:増幅器、 54:励起レーザ光源、 55:励起光整形光学系、 56:第1のレンズ、 57〜60:ビームスプリッタ、 61〜64:第2のレンズ、 65〜68:結像レンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 淳史 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術研究所内 (72)発明者 石橋 誠 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須電子管工場内 Fターム(参考) 5F072 AC02 KK05 KK07 KK08 KK15 KK30 QQ04 YY20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を光音響光学素子に透過させて
    発生する0次光と高次数光とを重ね合わせてレーザ光の
    ヘテロダイン検波を行い、レーザ光とレーザ光に含まれ
    る自然放出光によるビート信号を検波し、そのスペクト
    ラムを分析評価する色素レーザ発振方法において、 前記レーザ光を前記光音響光学素子に数回透過させて変
    調周波数を高くし、この後に前記0次光に重ね合わせる
    ことを特徴とする色素レーザ発振方法。
  2. 【請求項2】 レーザ光を光音響光学素子に透過させて
    発生する0次光と高次数光とを重ね合わせてレーザ光の
    ヘテロダイン検波を行い、レーザ光とレーザ光に含まれ
    る自然放出光によるビート信号を検波し、そのスペクト
    ラムを分析評価する色素レーザ発振装置において、 前記レーザ光を前記光音響光学素子に数回透過させて変
    調周波数を高くする反射ミラーを備え、前記光音響光学
    素子を数回透過したレーザ光を前記0次光に重ね合わせ
    ることを特徴とする色素レーザ発振装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001284684A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Komatsu Ltd ガイドレーザ装置
CN100355159C (zh) * 2001-03-28 2007-12-12 三星电子株式会社 可调光振荡器
RU2627550C1 (ru) * 2016-06-14 2017-08-08 Олег Фёдорович Меньших Стереоскопический когерентный доплеровский локатор
CN115084979A (zh) * 2022-07-25 2022-09-20 青岛镭测创芯科技有限公司 一种激光光源装置及激光雷达

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