JPH02300618A - 3次元形状測定装置 - Google Patents
3次元形状測定装置Info
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- JPH02300618A JPH02300618A JP12259789A JP12259789A JPH02300618A JP H02300618 A JPH02300618 A JP H02300618A JP 12259789 A JP12259789 A JP 12259789A JP 12259789 A JP12259789 A JP 12259789A JP H02300618 A JPH02300618 A JP H02300618A
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- 101100520094 Methanosarcina acetivorans (strain ATCC 35395 / DSM 2834 / JCM 12185 / C2A) pcm2 gene Proteins 0.000 description 1
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、レーザ光の干渉を利用して、物体の表面形状
等を測定する3次元形状測定装置に関するものである。
等を測定する3次元形状測定装置に関するものである。
〈従来の技術〉
第4図は従来の3次元形状測定装置の一例を示ず構成図
であり、マイケルソンの干渉光学系を利用したものであ
る。
であり、マイケルソンの干渉光学系を利用したものであ
る。
第4図において、1はレーザ光源、2a〜2Cはビーム
スプリッタ、3は光の位相遅れ量をヘテロタイン検出す
る為に参照光を周波数シフI〜する周波数シフタ、4は
周波数シフタ3を一定周波数fbで駆動する発振器、5
a、5bはλ/4板、5cは偏光板、6はミラー、7は
光検出器、8は測定光を収束し、被測定物9(以下、測
定対象面9という)に照射する対物レンズ、10は発振
器4の周波数を2倍する逓倍器、11は光検出器7の出
力に含まれる位相遅れ量を検出する位相差計、12は位
相遅れ量から測定対象面の変位量を演算する演算器、1
3a、13bは補正動作に使用される4分割ディテクタ
、14は円筒状のシリンドリカルレンズ、15は4分割
ディテクタ13a、13bの出力に応じて対物レンズ8
をX、3/−7゜方向に移動させるレンズ駆動部、16
は測定対象面9(被測定物)をx、y方向に移動させる
被測定物駆動部、17a、17bは対物レンズ8及び被
測定物9におけるx、y方向の移動量をモニタする移動
量モニタ、18は移動量モニタ1.7 a、17bの出
力から測定対象面9上の測定点の位置を算出する演算器
である。
スプリッタ、3は光の位相遅れ量をヘテロタイン検出す
る為に参照光を周波数シフI〜する周波数シフタ、4は
周波数シフタ3を一定周波数fbで駆動する発振器、5
a、5bはλ/4板、5cは偏光板、6はミラー、7は
光検出器、8は測定光を収束し、被測定物9(以下、測
定対象面9という)に照射する対物レンズ、10は発振
器4の周波数を2倍する逓倍器、11は光検出器7の出
力に含まれる位相遅れ量を検出する位相差計、12は位
相遅れ量から測定対象面の変位量を演算する演算器、1
3a、13bは補正動作に使用される4分割ディテクタ
、14は円筒状のシリンドリカルレンズ、15は4分割
ディテクタ13a、13bの出力に応じて対物レンズ8
をX、3/−7゜方向に移動させるレンズ駆動部、16
は測定対象面9(被測定物)をx、y方向に移動させる
被測定物駆動部、17a、17bは対物レンズ8及び被
測定物9におけるx、y方向の移動量をモニタする移動
量モニタ、18は移動量モニタ1.7 a、17bの出
力から測定対象面9上の測定点の位置を算出する演算器
である。
この様な構成において、レーザ光源1より出射された光
はビームスプリッタ2aで2つに分岐される。反射光(
基準光)は周波数シフタ3により周波数シフ1〜され、
λ/4板5a→ミラー6→λ/4板5aを経て、再び周
波数シフタ3で周波数シフ1〜され、ビームスプリッタ
2aに入射される。
はビームスプリッタ2aで2つに分岐される。反射光(
基準光)は周波数シフタ3により周波数シフ1〜され、
λ/4板5a→ミラー6→λ/4板5aを経て、再び周
波数シフタ3で周波数シフ1〜され、ビームスプリッタ
2aに入射される。
一方、通過光(測定光)はビームスプリツタ2b→λ/
4板5b→対物レンズ8→測定対象面9→対物レンズ8
→λ/4板5b→ビームスプリッタ2bを経てビームス
プリッタ2aに入射され、基準光と合波されて、偏光板
5Cを経て光検出器7に入射される。
4板5b→対物レンズ8→測定対象面9→対物レンズ8
→λ/4板5b→ビームスプリッタ2bを経てビームス
プリッタ2aに入射され、基準光と合波されて、偏光板
5Cを経て光検出器7に入射される。
ここで、光検出器7の出力には発振器4の2倍の周波数
を持つビー1〜信号が発生ずる。このピー1〜信号の位
相は両者の光路差による光の位相差に応じて変化する。
を持つビー1〜信号が発生ずる。このピー1〜信号の位
相は両者の光路差による光の位相差に応じて変化する。
このピー1−信号と発振器4の出力を逓倍器10で2倍
した基準信号との位相差を位相差計11で検出し、演算
器12にて演算する事により測定対象面9の変位量を求
める様にしたものである。
した基準信号との位相差を位相差計11で検出し、演算
器12にて演算する事により測定対象面9の変位量を求
める様にしたものである。
以上か測定対象面9に対する測長原理であるか、この様
な光へテロタイン法では、測定光と基準光の波面を正確
に一致させなければビート周波数が発生しないので、測
定対象面9に対する光軸の傾きや焦点位置を補正する必
要がある。以下に、その補止機構を説明する。
な光へテロタイン法では、測定光と基準光の波面を正確
に一致させなければビート周波数が発生しないので、測
定対象面9に対する光軸の傾きや焦点位置を補正する必
要がある。以下に、その補止機構を説明する。
測定対象面9がθなけ傾いていなとすると、反射光は2
0傾き、4分割ディテクタ1.3 aに入射する反射ビ
ームの位置はその中心から2Fsinθ(■パは対物レ
ンズ8の焦点距離)だけ変位する。
0傾き、4分割ディテクタ1.3 aに入射する反射ビ
ームの位置はその中心から2Fsinθ(■パは対物レ
ンズ8の焦点距離)だけ変位する。
この変位を4分割ディテクタ1.3 aで検出すると共
に、レンズ駆動部15を介して対物レンズ8をX又はy
方向に移動させ、反射光の位置を4分割ディテクタ13
aの中心に合せる様にすると、測定光の光軸を測定対象
面9に対して垂直とする事が出来る6 又、焦点か測定対象面9上にない場合には、反射光は平
行光には戻らない為、反射光の一部をシリンドリカルレ
ンズ14を介して、4分割ティテクタ131〕に受光さ
ぜると、反射光は楕円のスポットとなって4分割ディデ
クタi 3 bに当たる。
に、レンズ駆動部15を介して対物レンズ8をX又はy
方向に移動させ、反射光の位置を4分割ディテクタ13
aの中心に合せる様にすると、測定光の光軸を測定対象
面9に対して垂直とする事が出来る6 又、焦点か測定対象面9上にない場合には、反射光は平
行光には戻らない為、反射光の一部をシリンドリカルレ
ンズ14を介して、4分割ティテクタ131〕に受光さ
ぜると、反射光は楕円のスポットとなって4分割ディデ
クタi 3 bに当たる。
この時、測定対象面9か焦点位置より前にあれば、縦長
のスポットが得られ、焦点位置より後にあれは、横長の
スボッ1へか得られる。従って、このスポットが円とな
り、4分割ディテクタ1’3 bの各出力が等しくなる
様にレンズ駆動部15を介して対物レンズ8をZ方向に
移動させれば測定対象面9上に焦点を結ばせる事が出来
る。
のスポットが得られ、焦点位置より後にあれは、横長の
スボッ1へか得られる。従って、このスポットが円とな
り、4分割ディテクタ1’3 bの各出力が等しくなる
様にレンズ駆動部15を介して対物レンズ8をZ方向に
移動させれば測定対象面9上に焦点を結ばせる事が出来
る。
又、この時の対物レンズ8の動き、及び測定点を走査さ
せる為の被測定物9の動きは演算器18に入力され、測
定点の′i確な位置が逐次算出される。
せる為の被測定物9の動きは演算器18に入力され、測
定点の′i確な位置が逐次算出される。
この様に、第4図の3次元形状測定装置では、光の干渉
を利用して測定対象面9との距離を測定しているので、
測定対象面9とは無接触で、しがも触釘法等に比べて遥
かに高精度で測定を行う事“か出来る。
を利用して測定対象面9との距離を測定しているので、
測定対象面9とは無接触で、しがも触釘法等に比べて遥
かに高精度で測定を行う事“か出来る。
〈発明か解決しようとする課題〉
しかしながら、上記従来技術に示す3次元形状測定装置
においては、測定対象面9が粗面てあった場合、測定対
象面9からの反射光には位相歪が生じる事となり、光検
出器7−にで位相分布が出来、測定精度を悪化させる要
因となっている。又、測定対象面9か傾斜している場合
、測定対象面9がらの反射光は入射光の光軸からすれた
り、測定対象面9」二に入射光が焦点を結んでいないと
反射光は対物レンズ8を通過後、平行光とはならない為
、上記従来例で示す様な光軸補正と焦点合ぜの機構か必
要となるが、その椙造が複雑なものであるという課題か
あっな。
においては、測定対象面9が粗面てあった場合、測定対
象面9からの反射光には位相歪が生じる事となり、光検
出器7−にで位相分布が出来、測定精度を悪化させる要
因となっている。又、測定対象面9か傾斜している場合
、測定対象面9がらの反射光は入射光の光軸からすれた
り、測定対象面9」二に入射光が焦点を結んでいないと
反射光は対物レンズ8を通過後、平行光とはならない為
、上記従来例で示す様な光軸補正と焦点合ぜの機構か必
要となるが、その椙造が複雑なものであるという課題か
あっな。
本発明は、上記従来技術の課題を踏まえて成されたもの
であり、測定対象面が粗l111であった場合にも、そ
の反射光に生しる位相歪を補正する様な構成とする事に
より、高精度な測定を行えると共に、光軸袖北や焦点合
ぜの機構を簡単な構成とする事か出来る3次元形状測定
装置を提供する事を目自勺としたものである。
であり、測定対象面が粗l111であった場合にも、そ
の反射光に生しる位相歪を補正する様な構成とする事に
より、高精度な測定を行えると共に、光軸袖北や焦点合
ぜの機構を簡単な構成とする事か出来る3次元形状測定
装置を提供する事を目自勺としたものである。
く課題を解決するための手段〉
」1記課題を解決する為の本発明の構成は、光ビームを
測定対象面と基準面に照射し、これらの反射光の位相遅
れ量から前記測定対象面の変位量を求める様にしたマイ
ケルソンの干渉光学針を利用した3次元形状測定装置に
おいて、前記測定対象面からの反射光を自己ポンプ型位
相共役鏡に導き、この自己ポンプ型位相共役鏡からの反
射光を測定対象面で再び反射させ、この反射光をマイケ
ルソンの干渉計の一方の光として用いる様にした事を特
徴とするものである6 く作用〉 この様に、自己ポンプ型位相共役鏡を用いた構成とする
と、反射光は入射光と同じ方向に戻るので干渉計に対し
ての厳密なアライメントを必要としない為、光軸補正や
焦点合ぜの機構を簡単な構成とする事が出来、又、測定
対象面か粗面であった場合に生じる位相歪か補正される
為、光検出器上では位相歪の含まれない光か干渉する事
になり、測定精度を向上させる事か出来る。
測定対象面と基準面に照射し、これらの反射光の位相遅
れ量から前記測定対象面の変位量を求める様にしたマイ
ケルソンの干渉光学針を利用した3次元形状測定装置に
おいて、前記測定対象面からの反射光を自己ポンプ型位
相共役鏡に導き、この自己ポンプ型位相共役鏡からの反
射光を測定対象面で再び反射させ、この反射光をマイケ
ルソンの干渉計の一方の光として用いる様にした事を特
徴とするものである6 く作用〉 この様に、自己ポンプ型位相共役鏡を用いた構成とする
と、反射光は入射光と同じ方向に戻るので干渉計に対し
ての厳密なアライメントを必要としない為、光軸補正や
焦点合ぜの機構を簡単な構成とする事が出来、又、測定
対象面か粗面であった場合に生じる位相歪か補正される
為、光検出器上では位相歪の含まれない光か干渉する事
になり、測定精度を向上させる事か出来る。
く実方布例〉
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係わる3次元形状測定装置の一実施例
を示す構成図である。なお、第1図において第4図と同
一要素には同一符号を付して重複する説明は省略する。
を示す構成図である。なお、第1図において第4図と同
一要素には同一符号を付して重複する説明は省略する。
第1図において、20は自己ポンプ型位相共役鏡(以下
、単にPCMという)、21は偏光ビームスプリッタ、
22は4分割ディテクタ13 bの出力に応じて対物レ
ンズ8をZ方向に移動させるレンズ駆動部である。
、単にPCMという)、21は偏光ビームスプリッタ、
22は4分割ディテクタ13 bの出力に応じて対物レ
ンズ8をZ方向に移動させるレンズ駆動部である。
この様な構成において、レーザ光源1より出射された光
はビームスグリツタ2aで2つに分岐される。反射光(
基準光)は周波数シフタ3でfbたけ周波数シフ1〜さ
れミラー6で反射された後、再び周波数シフタ3でfb
たけ周波数シフI〜され、ビームスプリッタ2aを通過
して光検出器7に入射される。ここで、レーザ光源1の
周波数をνとすると、、光検出器7の入射光の周波数は
シ+−2fbである。一方、通過光はビームスプリッタ
2aに対してp fli光となる様に配置された偏光ビ
ームスグリツタ21を通過し、λ/4板5bにより円偏
光となって対物レンズ8で集光され、測定対象面って反
射される。反射光は対物レンズ8で平行光とされ、λ/
4板5bによりS偏光となって偏光ビームスプリッタ2
1で反射され、ビームスプリッタ2Cで2つに分岐され
る。反射光はPCM20で反射され、逆光路(ビームス
プリッタ2 c −([光ビームスプリッタ21→λ/
4板5b→対物レンズ8→測定対象面9→対物レンズ8
→λ/4板5b−+(1m光ビームスプリッタ21−→
ビームスプリッタ2a)をなどって光検出器7に入射さ
れる。
はビームスグリツタ2aで2つに分岐される。反射光(
基準光)は周波数シフタ3でfbたけ周波数シフ1〜さ
れミラー6で反射された後、再び周波数シフタ3でfb
たけ周波数シフI〜され、ビームスプリッタ2aを通過
して光検出器7に入射される。ここで、レーザ光源1の
周波数をνとすると、、光検出器7の入射光の周波数は
シ+−2fbである。一方、通過光はビームスプリッタ
2aに対してp fli光となる様に配置された偏光ビ
ームスグリツタ21を通過し、λ/4板5bにより円偏
光となって対物レンズ8で集光され、測定対象面って反
射される。反射光は対物レンズ8で平行光とされ、λ/
4板5bによりS偏光となって偏光ビームスプリッタ2
1で反射され、ビームスプリッタ2Cで2つに分岐され
る。反射光はPCM20で反射され、逆光路(ビームス
プリッタ2 c −([光ビームスプリッタ21→λ/
4板5b→対物レンズ8→測定対象面9→対物レンズ8
→λ/4板5b−+(1m光ビームスプリッタ21−→
ビームスプリッタ2a)をなどって光検出器7に入射さ
れる。
この時の入射光の周波数はレーザ光源1の周波数と同じ
νとなる。従って、光検出器7の干渉出力信号は周波数
2fbの正弦波となり、発振器4の出力信号を逓倍器1
0で2倍した基準信号との位相差を位相差計11で検出
し、演算器12で演算する事により、測定対象面9の変
位量を測定する事か出来る。
νとなる。従って、光検出器7の干渉出力信号は周波数
2fbの正弦波となり、発振器4の出力信号を逓倍器1
0で2倍した基準信号との位相差を位相差計11で検出
し、演算器12で演算する事により、測定対象面9の変
位量を測定する事か出来る。
ここで、第1図の構成図に用いるPCMについて概略説
明する。第2図はPCMと通常の鏡とによる波面及び伝
搬方向の変化を比較したものであり、(イ)図は通常の
鏡を用いた場合、(ロ)図はPCMを用いた場合をそれ
ぞれ示している。
明する。第2図はPCMと通常の鏡とによる波面及び伝
搬方向の変化を比較したものであり、(イ)図は通常の
鏡を用いた場合、(ロ)図はPCMを用いた場合をそれ
ぞれ示している。
第2図において、光源からの光か両者に照射すると、(
イ)図に示す通常の鏡によって反射された光は反射の法
則に従って方向を変え、拡かりなから伝搬するが、(ロ
)図に示すPCMによって反射された光(位相共役波に
変換された光)は時間反転の性質に従って光源に向かっ
て収束しながら戻るものであり、PCMは必ず入射光方
向に光を反射させるという特徴かある。
イ)図に示す通常の鏡によって反射された光は反射の法
則に従って方向を変え、拡かりなから伝搬するが、(ロ
)図に示すPCMによって反射された光(位相共役波に
変換された光)は時間反転の性質に従って光源に向かっ
て収束しながら戻るものであり、PCMは必ず入射光方
向に光を反射させるという特徴かある。
又、第3図はP CMの他の特徴である光路上に生じる
位相歪を補正する性質を示す為の図である。
位相歪を補正する性質を示す為の図である。
第3図において、■の平面波かカラスを通過するとカラ
スの屈折率分布により波面に位相歪か生じ■の様になる
。これかPCMにより反射される(位相共役波に変換さ
れる)と、波面の形状はそのままで逆方向に伝搬する■
の光波となり、これが再びカラスを通過する事により元
の平面波の波面か回復され■となる。この様に光波か媒
質中を伝搬する時に生じた位相歪か、同じ媒質中を位相
共役波か再び逆方向に伝搬する事により補圧されるもの
である。
スの屈折率分布により波面に位相歪か生じ■の様になる
。これかPCMにより反射される(位相共役波に変換さ
れる)と、波面の形状はそのままで逆方向に伝搬する■
の光波となり、これが再びカラスを通過する事により元
の平面波の波面か回復され■となる。この様に光波か媒
質中を伝搬する時に生じた位相歪か、同じ媒質中を位相
共役波か再び逆方向に伝搬する事により補圧されるもの
である。
第1図の構成図に戻り、焦点か測定対象面9上にない場
合には、測定対象面9からの反射光は平行光には戻らな
い為、反射光の一部、即ちビームスプリッタ2cを通過
した光をシリンドリカルレンズ14を介して4分割ディ
テクタ13bに入射させると入射光は楕円のスポラI〜
となって4分割ディテクタ13bに入射する。この時、
測定対象面9か焦点位置より前にあれば、縦長のスポッ
トか得られ、焦点位置より後にあれば、横長のスポット
が得られる。従って、このスポットか円となる様に4分
割ディテクタ13bの出力によりレンズ駆動部22を介
して対物レンズ8をZ方向に移動させ、測定対象面9上
に焦点を結ばせる事が出来る。この様にして測定対象面
9」二の1点について測定を行えるので、被測定物駆動
部16により= 11 − 順次測定点を移動させる事により測定対象面9の形状を
測定する事が出来る事になる。
合には、測定対象面9からの反射光は平行光には戻らな
い為、反射光の一部、即ちビームスプリッタ2cを通過
した光をシリンドリカルレンズ14を介して4分割ディ
テクタ13bに入射させると入射光は楕円のスポラI〜
となって4分割ディテクタ13bに入射する。この時、
測定対象面9か焦点位置より前にあれば、縦長のスポッ
トか得られ、焦点位置より後にあれば、横長のスポット
が得られる。従って、このスポットか円となる様に4分
割ディテクタ13bの出力によりレンズ駆動部22を介
して対物レンズ8をZ方向に移動させ、測定対象面9上
に焦点を結ばせる事が出来る。この様にして測定対象面
9」二の1点について測定を行えるので、被測定物駆動
部16により= 11 − 順次測定点を移動させる事により測定対象面9の形状を
測定する事が出来る事になる。
又、測定対象面9か@11mであり、反射光に生じる位
相歪か大きい場合においては、測定対象面9からの反射
光はPCM20に入射され、PCM20で位相共役波と
して反射される。従って、この位相共役波が再び測定対
象面って反射され、対物レンズ8で平行光とされた光は
レーザ光源1からビームスプリッタ2a→偏光ビームス
プリツタ21→λ/4板5bを経て対物レンズ8に入射
する光と同等に位相歪の小さな光であり、更に偏光ビー
ムスプリッタ21、λ/4板5b一対物レンズ8、ビー
ムスプリッタ2aの光学部品で生じる位相歪も補正され
る事になる。従って、光検出器7上では測定対象面9か
粗面であった場合に生じる位相歪を含まないきれいな波
面を持った光か二1−渉する事になる為、光検出器7の
出力はきれいな正弦波となり、装置の測定精度を向上さ
せる事か出来る。
相歪か大きい場合においては、測定対象面9からの反射
光はPCM20に入射され、PCM20で位相共役波と
して反射される。従って、この位相共役波が再び測定対
象面って反射され、対物レンズ8で平行光とされた光は
レーザ光源1からビームスプリッタ2a→偏光ビームス
プリツタ21→λ/4板5bを経て対物レンズ8に入射
する光と同等に位相歪の小さな光であり、更に偏光ビー
ムスプリッタ21、λ/4板5b一対物レンズ8、ビー
ムスプリッタ2aの光学部品で生じる位相歪も補正され
る事になる。従って、光検出器7上では測定対象面9か
粗面であった場合に生じる位相歪を含まないきれいな波
面を持った光か二1−渉する事になる為、光検出器7の
出力はきれいな正弦波となり、装置の測定精度を向上さ
せる事か出来る。
又、測定対象面9か入射光に対して傾斜している場合に
おいては、PCM2’Oは入射光に対して同一方向に位
相共役波を発生させるので光検出器7上の光の位置は変
動しない事になる。従って、第4図に示す従来例の様な
対物レンズ8をx、y方向に移動させて光軸合せを行う
機構が必要なくなる為、装置の構成を簡単にする事が出
来る。
おいては、PCM2’Oは入射光に対して同一方向に位
相共役波を発生させるので光検出器7上の光の位置は変
動しない事になる。従って、第4図に示す従来例の様な
対物レンズ8をx、y方向に移動させて光軸合せを行う
機構が必要なくなる為、装置の構成を簡単にする事が出
来る。
又、レーザ光源1は例えば一定波長の光源と波長を任意
の量たけシフトさせる波長シフタにより構成し、波長の
異なる複数のコヒーレントな光を選択的に順次発生させ
、測定対象面までの距離に応じた光の位相遅れ量を順次
測定すると共に、これらの波長と位相遅れ量との関係か
ら測定対象面までの距離を検出し、測定対象物の形状を
求める様な多波長のものであってもよく、第1図の構成
のものが測定対象面における相対的な変位量を検出し、
これに応じた出力を演算する事により測定対象物の形状
を求めるインクリメンタルな装置であったのに対して、
測定対象面か段差の如き不連続な部分があった場合にも
正確な測定を続ける事の出来るアブソリュートな装置と
する事が出来る。
の量たけシフトさせる波長シフタにより構成し、波長の
異なる複数のコヒーレントな光を選択的に順次発生させ
、測定対象面までの距離に応じた光の位相遅れ量を順次
測定すると共に、これらの波長と位相遅れ量との関係か
ら測定対象面までの距離を検出し、測定対象物の形状を
求める様な多波長のものであってもよく、第1図の構成
のものが測定対象面における相対的な変位量を検出し、
これに応じた出力を演算する事により測定対象物の形状
を求めるインクリメンタルな装置であったのに対して、
測定対象面か段差の如き不連続な部分があった場合にも
正確な測定を続ける事の出来るアブソリュートな装置と
する事が出来る。
更にレーザ光源1を波長可変レーザ光源とし、使用する
波長を連続的に変化させ、この波長変化に伴い測定対象
面までの距離に応じた光の位相変化量を測定し、波長の
変化と位相の変化から測定対象面までの距離を検出し、
測定対象物の形状を求める様にしたものであってもよく
、同様に測定対象面が不連続な面であっても正確な測定
を続ける事の出来るアブンリュ−1・な装置とする事が
出来る。
波長を連続的に変化させ、この波長変化に伴い測定対象
面までの距離に応じた光の位相変化量を測定し、波長の
変化と位相の変化から測定対象面までの距離を検出し、
測定対象物の形状を求める様にしたものであってもよく
、同様に測定対象面が不連続な面であっても正確な測定
を続ける事の出来るアブンリュ−1・な装置とする事が
出来る。
なお、基準面側の光路を形成するミラー6にPCMを用
いた構成としてもよく、基準面側の光路上で生じる空気
の屈折率分布や光学部品による位相歪が補正される事に
なる。従って、光検出器7上では、レーザ光源1がらの
出射光と同等の位相歪の小さな光同志か干渉する事とな
り、その出力はきれいな正弦波となって位相差計11に
入力される為、第1図の構成の装置以上に測定精度を向
上させる事が出来る事になる。
いた構成としてもよく、基準面側の光路上で生じる空気
の屈折率分布や光学部品による位相歪が補正される事に
なる。従って、光検出器7上では、レーザ光源1がらの
出射光と同等の位相歪の小さな光同志か干渉する事とな
り、その出力はきれいな正弦波となって位相差計11に
入力される為、第1図の構成の装置以上に測定精度を向
上させる事が出来る事になる。
〈発明の効果〉
以上、実施例と共に具体的に説明した様に、本発明によ
れば、測定対象面からの反射光をPGMに導き、このP
CMからの反射光を測定対象面で再び反射させ、この反
射光をマイケルソンの干渉計の一方の光として用いる様
にした構成とする事により、光路上に生じる光学部品や
測定対象物の粗面の影響による位相歪か補正される為、
光検出器上では位相歪の含まれない光か干渉する事とな
り測定精度を向」−する事か出来る。又、PCMの反射
光は入射光と同一の光路を通って戻る為、干渉計に対し
ての厳密なアライメントか必要なくなる為、光軸補正や
焦点合ぜの機構を簡単な構成とする事が出来る。更にレ
ーザ光源として多波長や波長可変構成のものを使用する
事により測定対象面が不連続な面であっても正確な測定
を行えるアブソリュートな3次元形状測定装置を実現す
る事か出来る。
れば、測定対象面からの反射光をPGMに導き、このP
CMからの反射光を測定対象面で再び反射させ、この反
射光をマイケルソンの干渉計の一方の光として用いる様
にした構成とする事により、光路上に生じる光学部品や
測定対象物の粗面の影響による位相歪か補正される為、
光検出器上では位相歪の含まれない光か干渉する事とな
り測定精度を向」−する事か出来る。又、PCMの反射
光は入射光と同一の光路を通って戻る為、干渉計に対し
ての厳密なアライメントか必要なくなる為、光軸補正や
焦点合ぜの機構を簡単な構成とする事が出来る。更にレ
ーザ光源として多波長や波長可変構成のものを使用する
事により測定対象面が不連続な面であっても正確な測定
を行えるアブソリュートな3次元形状測定装置を実現す
る事か出来る。
第1図は本発明に係わる3次元形状測定装置の一実施例
を示ず構成図、第2図及び第3図は第1図の装置に用い
られる自己ポンプ型位相共役鏡の特徴を示す図、第4図
は従来例を示す構成図である。 1・・・レーザ光源、2a、2C・・・ビームスプリッ
タ、3・・・周波数シフタ、4・・・発振器、5b・・
・λ/4板、6・・・ミラー、7・・・光検出器、8・
・・対物レンズ、9・・・測定対象面(被測定物)、1
0・・・定倍器、11・・・位相差計、12・・・演算
器、13b・・・4分割ディテクタ、14・・・シリン
ドリカルレンズ、16・・・被測定物駆動部、20・・
・自己ポンプ型位相共役鏡(PCM)、21・・・1扁
光ビームスプリツタ、22・・・レンズ駆動部。 第2図 Cイノ 一@竿の獲 C0) Pc/Vl
を示ず構成図、第2図及び第3図は第1図の装置に用い
られる自己ポンプ型位相共役鏡の特徴を示す図、第4図
は従来例を示す構成図である。 1・・・レーザ光源、2a、2C・・・ビームスプリッ
タ、3・・・周波数シフタ、4・・・発振器、5b・・
・λ/4板、6・・・ミラー、7・・・光検出器、8・
・・対物レンズ、9・・・測定対象面(被測定物)、1
0・・・定倍器、11・・・位相差計、12・・・演算
器、13b・・・4分割ディテクタ、14・・・シリン
ドリカルレンズ、16・・・被測定物駆動部、20・・
・自己ポンプ型位相共役鏡(PCM)、21・・・1扁
光ビームスプリツタ、22・・・レンズ駆動部。 第2図 Cイノ 一@竿の獲 C0) Pc/Vl
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 光ビームを測定対象面と基準面に照射し、これらの反射
光の位相遅れ量から前記測定対象面の変位量を求める様
にしたマイケルソンの干渉光学系を利用した3次元形状
測定装置において、 前記測定対象面からの反射光を自己ポンプ型位相共役鏡
に導き、この自己ポンプ型位相共役鏡からの反射光を測
定対象面で再び反射させ、この反射光をマイケルソンの
干渉計の一方の光として用いる様にした事を特徴とする
3次元形状測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12259789A JPH02300618A (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 3次元形状測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12259789A JPH02300618A (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 3次元形状測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02300618A true JPH02300618A (ja) | 1990-12-12 |
Family
ID=14839871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12259789A Pending JPH02300618A (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | 3次元形状測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02300618A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009145279A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Nikon Corp | 3次元形状測定装置 |
CN102735184A (zh) * | 2012-06-15 | 2012-10-17 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种光学面形的检测装置及检测方法 |
-
1989
- 1989-05-16 JP JP12259789A patent/JPH02300618A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009145279A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Nikon Corp | 3次元形状測定装置 |
CN102735184A (zh) * | 2012-06-15 | 2012-10-17 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种光学面形的检测装置及检测方法 |
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