JP2002365553A - ズームレンズ及びそれを有する光学機器 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを有する光学機器

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JP2002365553A
JP2002365553A JP2001175883A JP2001175883A JP2002365553A JP 2002365553 A JP2002365553 A JP 2002365553A JP 2001175883 A JP2001175883 A JP 2001175883A JP 2001175883 A JP2001175883 A JP 2001175883A JP 2002365553 A JP2002365553 A JP 2002365553A
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wide
angle end
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JP2001175883A
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Takeshi Nishimura
威志 西村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体として4つのレンズ群を有し、各レンズ
群の屈折力、変倍に伴う移動条件等を適切に設定し、全
変倍範囲及び物体距離全般にわたり高い光学性能を有し
たズームレンズ及びそれを有する光学機器を得ること。 【解決手段】 物体側から順に、正の屈折力の第1レン
ズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力
の第3レンズ群L3、負の屈折力の第4レンズ群L4を
有し、広角端に対し望遠端で、第1レンズ群L1と第2
レンズ群L2の間隔が大きく、第3レンズ群L3と第4
レンズ群L4の間隔が小さくなるようにレンズ群を移動
させて変倍を行うズームレンズにおいて、各レンズ群の
焦点距離や広角端における第1レンズ群L1と第2レン
ズ群L2の間隔、第2レンズ群L2と第3レンズ群の間
隔L3D23wを適切に設定したこと

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はズームレンズ及びそ
れを有する光学機器に関し、特にビデオカメラ、デジタ
ルカメラ、フィルムカメラ、そして放送用カメラ等に好
適に用いられる構成レンズ枚数が比較的少ないレンズ系
全体の小型化を図ったズームレンズ及びそれを有する光
学機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラやデジタルカメラ等
のうち、レンズシャッターカメラには比較的バッフォー
カスが短く、小型化で高変倍化のズームレンズが望まれ
ている。
【0003】バックフォーカスの短いズームレンズとし
ては正、負の屈折力のレンズ群より成る2群ズームレン
ズが一般的に多く用いられている。この2群ズームレン
ズはメカ構成が簡素であるが、高変倍に伴う色収差変動
の補正、あるいは変倍による像面変動の補正に対して
は、レンズ群が2つしかない為、自由度か小さく、ある
程度の小型化と高い光学性能を両立させるには変倍比3
〜3.5程度が限界である。
【0004】変倍比4〜5程度を達成するには2群ズー
ムレンズでは自由度が小さく、少なくとも3つのレンズ
群が必要となってくる。
【0005】従来より比較的バックフォーカスが短く、
また、高変倍に適したズームレンズとして正、正、負の
屈折力の3つのレンズ群より成る3群ズームレンズが知
られている。
【0006】また、3群ズームレンズに比較的屈折力の
弱いレンズ群を像面側に追加した4群ズームレンズが知
られている。
【0007】本出願人は特開平6−214157号公
報、特開平6−214158号公報、特開平6−222
267号公報、特開平6−250087号公報、特開平
6―250088号公報、特開平6−294932号公
報等で3群ズームレンズ又は4群ズームレンズを提案し
ている。これらで提案しているのはいずれも正の屈折力
の第1レンズ群、正又は負の屈折力の第2レンズ群、正
の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群の
4つのレンズ群を有する4群ズームレンズであるか、又
は正の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ
群そして負の屈折力の第3レンズ群の3つのレンズ群よ
り成る3群ズームレンズである。
【0008】又、正、負、正そして負の屈折力のレンズ
群の4つのレンズ群より成る4群ズームレンズが、特公
平1−180180号公報、特開平10−301027
号公報、USP4822152、USP527256
6、USP5172273、USP5170292等で
提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般にズームレンズの
変倍比を高変倍にすると変倍にともなう収差変動が大と
なり、これを抑制しようとするとレンズ群の数が増大
し、又レンズ構成が複雑になってくる。このとき光学系
を無理に小型化しようとすると、光学性能を良好に維持
することが難しくなってくる。
【0010】特に正、負、正そして負の屈折力のレンズ
群の4つのレンズ群より成る4群ズームレンズにおい
て、高変倍比で小型のレンズ系を達成するには変倍に伴
う各レンズ群の移動条件や各レンズ群の屈折力等を適切
に設定する必要がある。これらが満足されないと諸収差
の発生が増大し、全変倍範囲にわたり良好なる画質の映
像を得るのが難しくなってくる。
【0011】本発明は、変倍に伴う各レンズ群の移動条
件や、各レンズ群の屈折力等を適切に設定することによ
り高変倍比で全変倍範囲にわたり、しかも全画面にわた
り高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する
光学機器の提供を目的とする。
【0012】この他、本発明は全変倍範囲において高い
光学性能を有し、比較的バックフォーカスが短く、光学
全長の短い、高変倍で小型のズームレンズ及びそれを有
する光学機器の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のズーム
レンズは物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群、
負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ
群、負の屈折力の第4レンズ群を有し、広角端に対し望
遠端で、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が大きく、
第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が小さくなるように
レンズ群を移動させて変倍を行うズームレンズであっ
て、第iレンズ群の焦点距離をfi、広角端における全
系の焦点距離をfw、広角端における第1レンズ群と第
2レンズ群の間隔をD12w、第2レンズ群と第3レン
ズ群の間隔をD23wとするとき、 1.0 < f1/fw < 2.0 2 < |f2/fw| < 12 0.5 < f3/fw < 0.8 0.3 < |f4/fw| < 0.50 0.05 < D12w/D23w < 0.3 なる条件式のうち1以上を満足することを特徴としてい
る。
【0014】請求項2の発明は請求項1の発明において
前記第3レンズ群の最も物体側には負レンズが配置さ
れ、該負レンズの1つのレンズ面を非球面とし、非球面
の形状をレンズ面の中心部の曲率半径をRとし、光軸方
向をX軸とし、光軸と垂直方向をY軸とし、Kを円錐定
数、B、C、D、E、Fをそれぞれ非球面係数とし、
【0015】
【数2】
【0016】で表し、広角端における全系の焦点距離を
fwとするとき、 −100 < B・fw3 < 0.01 なる条件を満足することを特徴としている。
【0017】請求項3の発明は請求項1又は2の発明に
おいて前記第3レンズ群の最も像面側には正レンズG3
4が配置され、該正レンズG34の材質の屈折率をNd
34とするとき、 1.6 < Nd34 < 1.9 なる条件を満足することを特徴としている。
【0018】請求項4の発明は請求項1又は2の発明に
おいて前記第3レンズ群は物体側より順に、物体側へ凹
面を向けた非球面を有する負メニスカスレンズG31、
物体側へ凹面を向けた正メニスカスレンズG32、負レ
ンズG33、正レンズG34を有し、該負メニスカスレ
ンズG31の材質の屈折率とアッベ数を各々Nd31、
νd31、該正レンズG34の屈折率をNd34、該正
レンズG34の物体側のレンズ面と像面側のレンズ面の
曲率半径を各々Ra、Rbとするとき、 1.6 < Nd31 < 1.9 40 < νd31 < 60 1.45 < Nd34 < 1.56 ―4 < Rb/Ra < ―1.3 なる条件式のうち1以上を満足することを特徴としてい
る。
【0019】請求項5の発明のズームレンズは物体側か
ら順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2
レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第
4レンズ群を有し、広角端に対して望遠端で、第1レン
ズ群と第2レンズ群との間隔が大きく、第3レンズ群と
第4レンズ群の間隔が小さくなるようにレンズ群を移動
させて変倍を行うズームレンズにおいて、該第3レンズ
群は物体側より順に、物体側へ凹面を向けた非球面を有
する負メニスカスレンズG31、物体側へ凹面を向けた
正メニスカスレンズG32、負レンズG33、正レンズ
G34を有し、該負メニスカスレンズG31の屈折率と
アッベ数を各々Nd31、νd31、該正レンズG34
の屈折率をNd34、該正レンズG34の物体側のレン
ズ面と像面側のレンズ面の曲率半径を各々Ra、Rbと
するとき、 1.6 < Nd31 < 1.9 40 < νd31 < 60 1.45 < Nd34 < 1.56 −4 < Rb/Ra < −1.3 なる条件式のうち1以上を満足することを特徴としてい
る。
【0020】請求項6の発明は請求項1乃至5のいずれ
か1項の発明において前記第2レンズ群は、物体から順
に、負レンズG21、正レンズG22を有し、該負レン
ズG21と正レンズG22の材料のアッべ数を各々ν2
1、ν22とするとき、 15 < ν21−ν22 < 35 なる条件を満足することを特徴としている。
【0021】請求項7の発明は請求項1乃至5のいずれ
か1項の発明において第2レンズ群と第3レンズ群の広
角端と望遠端における間隔を各々D23w、D23tと
するとき、 0.3 < D23w/D23t < 0.9 なる条件を満足することを特徴としている。
【0022】請求項8の発明は請求項1乃至5のいずれ
か1項の発明において全系の広角端と望遠端における焦
点距離を各々fw、ftとするとき、 3.7 < ft/fw < 6.0 なる条件を満足することを特徴としている。
【0023】請求項9の発明は請求項1乃至5のいずれ
か1項の発明において全系の広角端における焦点距離を
fw、広角端におけるバックフォーカスをbfwとする
とき、 0.2 < bfw/fw < 0.4 なる条件を満足することを特徴としている。
【0024】請求項10の発明は請求項1乃至5のいず
れか1項の発明において広角端と望遠端におけるバック
フォーカスを各々、bfw、bftとするとき、 0.05 < bfw/bft < 0.2 なる条件を満足することを特徴としている。
【0025】請求項11の発明の光学機器は請求項1か
ら10のいずれか1項のズームレンズを有していること
を特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は数値実施例1のズームレン
ズの広角端のレンズ断面図、図2、図3は数値実施例1
の広角端、望遠端のズーム位置における収差図である。
【0027】図4は数値実施例2のズームレンズの広角
端のレンズ断面図、図5、図6は数値実施例2の広角
端、望遠端のズーム位置における収差図である。
【0028】図7は数値実施例3のズームレンズの広角
端のレンズ断面図、図8、図9は数値実施例3の広角
端、望遠端のズーム位置における収差図である。
【0029】図10は数値実施例4のズームレンズの広
角端のレンズ断面図、図11、図12は数値実施例4の
広角端、望遠端のズーム位置における収差図である。
【0030】図13は数値実施例5のズームレンズの広
角端のレンズ断面図、図14、図15は数値実施例5の
広角端、望遠端のズーム位置における収差図である。
【0031】レンズ断面図において、L1は正の屈折力
の第1群(第1レンズ群)、L2は負の屈折力の第2群
(第2レンズ群)、L3は正の屈折力の第3群(第3レ
ンズ群)、L4は負の屈折力の第4群(第4レンズ群)
である。広角端に対して望遠端での、第1群と第2群の
間隔(軸上空気間隔)が大きく、第3群と第4群の間隔
(軸上空気間隔)が小さくなるように各レンズ群を矢印
の如く物体側へ移動させて変倍を行っている。
【0032】SPは絞りであり、IPは像面である。
【0033】フォーカスは第3群L3の全部又はその一
部を移動させて行っている。
【0034】本実施形態では第iレンズ群の焦点距離を
fi、広角端における全系の焦点距離をfw、広角端に
おける第1レンズ群と第2レンズ群の間隔をD12w、
第2レンズ群と第3レンズ群の間隔をD23wとすると
き、 1.0 < f1/fw < 2.0 ・・・(1) 2 < |f2/fw| < 12 ・・・(2) 0.5 < f3/fw < 0.8 ・・・(3) 0.3 < |f4/fw| < 0.50 ・・・(4) 0.05 < D12w/D23w < 0.3 ・・・(5) なる条件式のうち1以上を満足している。
【0035】本実施形態ではこのようなズーム方式及び
レンズ構成を採ることにより、小型にも関わらず色収差
が良好に補正されており、高い光学性能を有したズーム
レンズを実現している。
【0036】特に本実施形態に係るズームレンズでは負
の屈折力の第4群に変倍作用を持たせている。そして第
1群、第2群、第3群の合成屈折力を正の屈折力として
おり、これによりレンズ系全体でテレフォトタイプを構
成することで特に望遠端における光学全長の短縮を図っ
ている。
【0037】第3レンズ群は物体側より順に、物体側へ
凹面を向けた非球面を有する負メニスカスレンズG3
1、物体側へ凹面を向けた正メニスカスレンズG32、
負レンズG33、正レンズG34を有し、該負メニスカ
スレンズG31の材料の屈折率とアッベ数を各々Nd3
1、νd31、該正レンズG34の材料の屈折率をNd
34、該正レンズG34の物体側のレンズ面と像面側の
レンズ面の曲率半径を各々Ra、Rbとするとき、 1.6 < Nd31 < 1.9 ・・・(6) 40 < νd31 < 60 ・・・(7) 1.45 < Nd34 < 1.56 ・・・(8) −4 < Rb/Ra < −1.3 ・・・(9) なる条件式を1以上を満足している。
【0038】第3群の最も物体側には負レンズG31が
配置され、該負レンズG31の1つのレンズ面を非球面
とし、非球面の形状をレンズ面の中心部の曲率半径をR
とし、光軸方向をX軸とし、光軸と垂直方向をY軸と
し、Kを円錐定数、B、C、D、E、Fをそれぞれ非球
面係数とし、
【0039】
【数3】
【0040】で表し、広角端における全系の焦点距離を
fwとするとき、 −100 < B・fw3 < 0.01 ・・・(10) なる条件を満足している。
【0041】第3群の最も像面側には正レンズG34が
配置され、該正レンズG34の材料の屈折率をNd34
とするとき、 1.6 < Nd34 < 1.9 ・・・(11) なる条件を満足している。
【0042】第2レンズ群は物体から順に、負レンズG
21、正レンズG22を有し、該負レンズG21と正レ
ンズG22のアッべ数を各々ν21、ν22とすると
き、 15 < ν21−ν22 < 35 ・・・(12) なる条件を満足している。
【0043】第2レンズ群と第3レンズ群の広角端と望
遠端における間隔を各々D23w、D23tとすると
き、 0.3 < D23w/D23t < 0.9 ・・・(13) なる条件を満足している。
【0044】全系の広角端と望遠端における焦点距離を
各々fw、ftとするとき、 3.7 < ft/fw < 6.0 ・・・(14) なる条件を満足している。
【0045】全系の広角端における焦点距離をfw、広
角端におけるバックフォーカス(最も像面側のレンズ面
から近軸像面までの距離)をbfwとするとき、 0.2 < bfw/fw < 0.4 ・・・(15) なる条件を満足している。
【0046】広角端と望遠端におけるバックフォーカス
(最も像面側のレンズ面から近軸像面までの距離)を各
々、bfw、bftとするとき、 0.05 < bfw/bft < 0.2 ・・・(16) なる条件を満足している。
【0047】次に上述した条件式(1)〜(16)につ
いて技術的な意味について以下に述べる。
【0048】条件式(1)は第1群と広角端における全
系の焦点距離の比を規定しており、主にレンズ系全体の
小型化と高性能化を図るためのものである。
【0049】条件式(1)の下限値を超えて第1群の屈
折力が強くなり過ぎると、特に望遠端における球面収差
が補正困難となるため良くない。また、下限値を超えて
第1群の屈折力が弱くなり過ぎると負の屈折力を有する
最終レンズ群(第4群)の変倍分担が大きくなり十分な
変倍比を得ることが困難となり、レンズ全長も増大する
ので良くない。
【0050】更にレンズ系全体の小型化と高性能化を両
立させるために好ましくは、条件式(1)の下限値を
1.2とすることが望ましい。また、上限値を1.8と
することが望ましい。
【0051】条件式(2)は第2群と広角端における全
系の焦点距離の比を規定しており、主にレンズ系全体の
小型化と高性能化を図るためのものである。
【0052】条件式(2)の下限値を越えて第2群の屈
折力が強くなり過ぎると第2群で発生する球面収差の補
正が困難になる為良くない。特にこれを良好に補正する
為にはレンズ枚数を多く必要とするので良くない。ま
た、第3群のレンズ径の増大を招く為良くない。また、
上限値を超えて第2群の屈折力が弱くなり過ぎると第1
群と第2群で構成しているテレフォトタイプの効果が弱
くなり、特に望遠端における光学全長が増大し、又広角
端における歪曲収差の補正も困難となるため良くない。
【0053】更にレンズ系全体の小型化と高性能化を両
立させるために好ましくは、条件式(2)の下限値を
3.0とすることが望ましい。また、上限値を11.0
とすることが望ましい。
【0054】条件式(3)は第3群と広角端における全
系の焦点距離の比を規定しており、主にレンズ系全体の
小型化と高性能化を図るためのものである。
【0055】条件式(3)の下限値を超えて第3群の屈
折力が強くなり過ぎると第3群で発生する球面収差、非
点収差が増大し、全変倍範囲において良好な光学性能を
得ることが困難となるため良くない。また、上限値を超
えて第3群の屈折力が弱くなり過ぎると、特に望遠端に
おいて第3群と第4群の軸上空気間隔を所定量確保する
ことが困難となり、強いては第3群の変倍における移動
量が増大すると共にペッツバール和が負の方向に増大す
る傾向にあり、この結果像面特性が悪化するため良くな
い。
【0056】更にレンズ系全体の小型化と高性能化を両
立させるために好ましくは、条件式(3)の下限値を
0.6とすることが望ましい。また、上限値を0.76
とすることが望ましい。
【0057】条件式(4)は負の屈折力を有する最終レ
ンズ群である第4群と広角端における全系の焦点距離の
比を規定しており、主にレンズ系全体の小型化と高性能
化を図るためのものである。
【0058】条件式(4)の上限値を超えて最終レンズ
群の屈折力が弱くなり過ぎると特に第4群の変倍におけ
る移動量が増大し、望遠端における光学全長が増大する
ため良くない。また、下限値を超えると最終レンズ群の
屈折力が強くなり過ぎると特に広角端における歪曲収差
の補正が困難となり、また、像面特性が悪化するため良
くない。
【0059】更にレンズ系全体の小型化と高性能化を両
立させるために好ましくは、条件式(4)の下限値を
0.37とすることが望ましい。また、上限値を0.4
8とすることが望ましい。
【0060】条件式(5)は広角端における第1群と第
2群の間隔に対する第2群と第3群の間隔の比であり、
特に高性能化を図るためのものである。
【0061】条件式(5)の下限値を越えると、相対的
に第2群と第3群の間隔が大きくなり過ぎて広角端にお
いて第1群、第2群がより物体側へ位置するため第1群
のレンズ径が増大するため良くない。また、上限値を超
えて第1群と第2群間隔が大きくなり過ぎると、特に広
角端において正の屈折力の第1群で発生する歪曲収差を
負の屈折力の第2群で補正することが困難となるため良
くない。
【0062】更に高性能化を図るためには、条件式
(5)の下限値を0.07とすることが望ましい。ま
た、上限値を0.2とすることが望ましい。
【0063】条件式(6)は非球面を有する負レンズG
31の材質の屈折率を規定したものであり主に像面特性
を良好に補正するためのものである。
【0064】条件式(6)の下限値を超えると、ぺッツ
バール和が負の方向に増大するため像面特性が悪化し、
また、非点収差の悪化にも繋がるため良くない。また、
上限値を超えると硝材の選択が難しくなるため良くな
い。
【0065】条件式(7)は非球面を有する負レンズG
31の材料のアッベ数を規定したものであり主に色収差
を良好に補正するためのものである。
【0066】条件式(7)を下限値を超えると、特に変
倍における倍率色収差の変動が増大するため良くない。
また、上限値を超えると、軸上色収差の補正が困難とな
るため良くない。
【0067】また、更に色収差補正に好ましくは、条件
式(7)の下限値を45とすることが望ましい。
【0068】条件式(8)は第3群の最も像面側の正レ
ンズG34の材質の屈折力を規定したものである。この
正レンズG34は第3群の正の屈折力を多く分担してお
り、第3群でレトロフォーカスタイプを形成し、第3群
単独のバックフォーカスを大きくすることで望遠端にお
いて第3群と第4群の主点間隔を小さくして変倍比を確
保している。
【0069】条件式(8)の下限値を超えると特に広角
端における像面湾曲が増大し、また曲率が大きくなるた
めレンズの肉厚が増大し、望遠端において第3群と第4
群の軸上空気間隔の確保が困難となるため良くない。ま
た、上限値を超えるとペッツバール和が負の方向に増大
し像面特性が悪化するため良くない。
【0070】更に、好ましくは条件式(8)の上限値を
1.54とすることが望ましい。
【0071】条件式(9)は第3群の最も像面側の正レ
ンズG34の物体側と像面側のレンズ面の曲率半径の比
を規定したものである。
【0072】条件式(9)の下限値を超えると、相対的
に物体側のレンズ面の曲率が強くなり過ぎて、後側主点
がより物体側へ位置するため第3群のバックフォーカス
が短くなり望遠端において第3群と第4群の軸上空気間
隔の確保が困難となるため良くない。また、上限値を超
えると、特に望遠端において球面収差が補正不足になる
傾向にあるため良くない。
【0073】更に好ましくは、条件式(9)の下限値を
−3.0、上限値を−1.5とすることが望ましい。
【0074】条件式(10)は第3群中の負レンズの1
つの非球面の形状を規定したものであり、主に望遠端に
おける球面収差を良好に補正するためのものである。
【0075】第3群は比較的強い正の屈折力を有してい
るため、特に望遠端において球面収差がアンダーに増大
する傾向がある。これはレンズ系全体の小型化のために
第3群の屈折力を強めたり、高変倍比を得ようとしたと
き顕著である。そこで、第3群の負レンズにレンズ中心
からレンズ周辺にかけて正の屈折力が弱くなる非球面形
状とすることで第3群で発生する球面収差を補正してい
る。
【0076】条件式(10)の下限値を超えて非球面量
が大きく成りすぎると特に望遠端における球面収差が補
正過剰となるため好ましくない。また、上限値を超える
と、特に望遠端における球面収差が補正不足となるため
好ましくない。
【0077】条件式(11)は前述した条件式(8)の
技術的意味と同様である。
【0078】条件式(12)は第2群を物体側から順に
負レンズ、正レンズを有した構成したときの材料のアッ
ベ数に関するものである。広角端における歪曲収差を補
正するためには物体側に負レンズを配置することが好ま
しい。また、負レンズの像面側へ正レンズを配置し、条
件式(12)を満足させることで主に変倍における倍率
色収差の変動を効果的に補正している。
【0079】条件式(12)の下限値を超えると変倍に
おける倍率色収差変動の補正効果を得ることが困難とな
るため好ましくない。また、上限値を超えると特に望遠
端における軸上色収差が補正過剰となり、高い光学性能
を得ることが困難となるため好ましくない。
【0080】更に好ましくは条件式(12)の数値範囲
を 20 < ν21−ν22 < 30 ・・・(12a) とするのが良い。
【0081】条件式(13)は広角端と望遠端における
第2群と第3群との軸上空気間隔の比を規定したもので
ある。
【0082】条件式(13)の下限値を超えると望遠端
において第2群が相対的に物体側に位置するため第2群
の有効レンズ径が増大し、また、第2群の変倍における
移動量が増大するため好ましくない。また、上限値を超
えると望遠端において第2群が相対的に像面側に位置す
るため、十分な色収差補正効果が得られないため好まし
くない。
【0083】更に好ましくは条件式(13)の数値範囲
を 0.5 < D23w/D23t < 0.85 ・・・(13a) とするのが良い。
【0084】条件式(14)は全系の広角端と望遠端に
おける焦点距離の比を規定したものであり、主に適切な
変倍比を得る為のものである。
【0085】条件式(14)の下限値を超えると本発明
の目的の一つである高変倍を達成するのが難しくなり良
くない。また、上限値を超えると変倍比が大きくなり過
ぎて、高い光学性能を得ることが困難となるため良くな
い。
【0086】更に好ましくは、条件式(14)の上限値
を5.0とすることが好ましい。
【0087】又、下限値を3.85とするのが良い。
【0088】条件式(15)は広角端におけるバックフ
ォーカスと広角端における全系の焦点距離の比に関し、
レンズ系全体の小型化と光学性能のバランスを図るため
のものである。
【0089】条件式(15)の下限値を超えると広角端
のバックフォーカスが小さくなり過ぎて第4群のレンズ
径が増大し、また、射出角が大きくなり過ぎて周辺光量
を確保することが困難となるため好ましくない。
【0090】また、上限値を超えて広角端のバックフォ
ーカスが大きくなり過ぎると第4群の倍率が大きくな
り、強いては望遠端における第4群のピント敏感度が大
きくなるため好ましくない。
【0091】更に好ましくは条件式(15)の数値範囲
を 0.21 < bfw/fw < 0.3 ・・・(15a) とするのが良い。
【0092】条件式(16)は広角端と望遠端における
バックフォーカスの比に関し、主にレンズ系全体の小型
化を図るためのものである。
【0093】条件式(16)の下限値を超えると第4群
の移動量が増大し過ぎるため好ましくない。また、上限
値を超えると第4群の変倍比が十分に得られなくなるた
め好ましくない。
【0094】更に好ましくは条件式(16)の数値範囲
を 0.01 < bfw/bft < 0.15 ・・・(16a) とするのが良い。
【0095】本発明は大別して、第1、第2発明を含ん
でいる。
【0096】本発明は物体側から順に、正の屈折力の第
1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の
第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群を有し、広角
端に対し望遠端での、第1レンズ群と第2レンズ群の間
隔が大きく、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が小さ
くなるようにレンズ群を移動させて変倍を行うことを基
本構成とし、第1発明は条件式(1)〜(5)のうち1
以上を満足すること。
【0097】第2発明は第3レンズ群のレンズ構成を前
述の如く、特定するとともに条件式(6)〜(9)のう
ち1以上を満足することを特徴としている。
【0098】尚、第1、第2発明において、前述した構
成(条件式を含む)のうち、任意の構成を付加しても良
く、これによれば付加した構成の効果が得られる。
【0099】本実施形態のズームレンズにおいてはズー
ミングの際に絞りを第2群と一体で移動しているが、別
々に移動しても良い。
【0100】フォーカシングは第3群又はその一部を移
動させることにより行うことが好ましいが他のレンズ群
(第1群、第4群)で行っても良い。
【0101】ある1つのレンズ群または、該レンズ群の
一部を光軸と略垂直方向にシフトさせて手振れ補正を行
っても良い。
【0102】メカ構造の簡素化を図るために第1群と第
4群をズーミングにおいて一体的に移動するのが良い。
【0103】次に本発明のズームレンズを撮影光学系と
して用いたレンズシャッター形式のコンパクトカメラの
実施形態を図16を用いて説明する。
【0104】図16において、10はコンパクトカメラ
本体、11は本発明のズームレンズによって構成された
撮影光学系、12はカメラ本体に内蔵されたストロボ、
13は外部式ファインダー、14はシャッターボタンで
ある。
【0105】このように本発明のズームレンズをレンズ
シャッターカメラ等の光学機器に適用することにより、
小型で高い光学性能を有する光学機器を実現している次
に本発明の数値実施例を示す。各数値実施例においてi
は物体側からの光学面の順序を示し、Riは第i番目の
光学面(第i面)の曲率半径、Diは第i面と第i+1
面との間の間隔、niとνiはそれぞれd線に対する第
i番目の光学部材の屈折率、アッベ数を示す。またkを
離心率、B、C、D、E・・・を非球面係数、光軸から
の高さYの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にし
てxとするとき、非球面形状は
【0106】
【数4】
【0107】で表示される。但しRは曲率半径である。
又、各数値実施例における上述した条件式との対応を表
1に示す。
【0108】
【外1】
【0109】
【外2】
【0110】
【外3】
【0111】
【外4】
【0112】
【外5】
【0113】
【表1】
【0114】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く変倍に伴う各
レンズ群の移動条件や、各レンズ群の屈折力等を適切に
設定することにより高変倍比で全変倍範囲にわたり、し
かも全画面にわたり高い光学性能を有するズームレンズ
及びそれを有する光学機器を達成することができる。
【0115】この他本発明によれば全変倍範囲において
高い光学性能を有し、比較的バックフォーカスが短く、
光学全長の短い、高変倍で小型のズームレンズ及びそれ
を有する光学機器を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】 本発明の数値実施例1の広角端における収差
【図3】 本発明の数値実施例1の望遠端の収差図
【図4】 本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図5】 本発明の数値実施例2の広角端における収差
【図6】 本発明の数値実施例2の望遠端の収差図
【図7】 本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図8】 本発明の数値実施例3の広角端における収差
図4
【図9】 本発明の数値実施例3の望遠端の収差図
【図10】 本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図11】 本発明の数値実施例4の広角端における収
差図
【図12】 本発明の数値実施例4の望遠端の収差図
【図13】 本発明の数値実施例5のレンズ断面図
【図14】 本発明の数値実施例5の広角端における収
差図
【図15】 本発明の数値実施例5の望遠端の収差図
【図16】 本発明の光学機器の要部概略図
【符号の説明】
L1 第1群 L2 第2群 L3 第3群 L4 第4群 SP 絞り IP 像面 d d線 g g線 ΔS サジタル像面 ΔM メリディオナル像面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA02 KA03 PA10 PA18 PB11 QA03 QA07 QA17 QA21 QA26 QA37 QA42 QA45 RA05 RA13 SA23 SA27 SA29 SA33 SA62 SA63 SA64 SA65 SB03 SB13 SB25 SB34

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、正の屈折力の第1レン
    ズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レ
    ンズ群、負の屈折力の第4レンズ群を有し、広角端に対
    し望遠端で、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が大き
    く、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が小さくなるよ
    うにレンズ群を移動させて変倍を行うズームレンズであ
    って、第iレンズ群の焦点距離をfi、広角端における
    全系の焦点距離をfw、広角端における第1レンズ群と
    第2レンズ群の間隔をD12w、第2レンズ群と第3レ
    ンズ群の間隔をD23wとするとき、 1.0 < f1/fw < 2.0 2 < |f2/fw| < 12 0.5 < f3/fw < 0.8 0.3 < |f4/fw| < 0.50 0.05 < D12w/D23w < 0.3 なる条件式のうち1以上を満足することを特徴とするズ
    ームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記第3レンズ群の最も物体側には負レ
    ンズが配置され、該負レンズの1つのレンズ面を非球面
    とし、非球面の形状をレンズ面の中心部の曲率半径をR
    とし、光軸方向をX軸とし、光軸と垂直方向をY軸と
    し、Kを円錐定数、B、C、D、E、Fをそれぞれ非球
    面係数とし、 【数1】 で表し、広角端における全系の焦点距離をfwとすると
    き、 −100 < B・fw3 < 0.01 なる条件を満足することを特徴とする請求項1のズーム
    レンズ。
  3. 【請求項3】 前記第3レンズ群の最も像面側には正レ
    ンズG34が配置され、該正レンズG34の材質の屈折
    率をNd34とするとき、 1.6 < Nd34 < 1.9 なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2の
    ズームレンズ。
  4. 【請求項4】 前記第3レンズ群は物体側より順に、物
    体側へ凹面を向けた非球面を有する負メニスカスレンズ
    G31、物体側へ凹面を向けた正メニスカスレンズG3
    2、負レンズG33、正レンズG34を有し、該負メニ
    スカスレンズG31の材質の屈折率とアッベ数を各々N
    d31、νd31、該正レンズG34の屈折率をNd3
    4、該正レンズG34の物体側のレンズ面と像面側のレ
    ンズ面の曲率半径を各々Ra、Rbとするとき、 1.6 < Nd31 < 1.9 40 < νd31 < 60 1.45 < Nd34 < 1.56 ―4 < Rb/Ra < ―1.3 なる条件式のうち1以上を満足することを特徴とする請
    求項1又は2のズームレンズ。
  5. 【請求項5】 物体側から順に、正の屈折力の第1レン
    ズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レ
    ンズ群、負の屈折力の第4レンズ群を有し、広角端に対
    して望遠端で、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が
    大きく、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が小さくな
    るようにレンズ群を移動させて変倍を行うズームレンズ
    において、該第3レンズ群は物体側より順に、物体側へ
    凹面を向けた非球面を有する負メニスカスレンズG3
    1、物体側へ凹面を向けた正メニスカスレンズG32、
    負レンズG33、正レンズG34を有し、該負メニスカ
    スレンズG31の屈折率とアッベ数を各々Nd31、ν
    d31、該正レンズG34の屈折率をNd34、該正レ
    ンズG34の物体側のレンズ面と像面側のレンズ面の曲
    率半径を各々Ra、Rbとするとき、 1.6 < Nd31 < 1.9 40 < νd31 < 60 1.45 < Nd34 < 1.56 −4 < Rb/Ra < −1.3 なる条件式のうち1以上を満足することを特徴とするズ
    ームレンズ。
  6. 【請求項6】 前記第2レンズ群は、物体から順に、負
    レンズG21、正レンズG22を有し、該負レンズG2
    1と正レンズG22の材料のアッべ数を各々ν21、ν
    22とするとき、 15 < ν21−ν22 < 35 なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか1項のズームレンズ。
  7. 【請求項7】 第2レンズ群と第3レンズ群の広角端と
    望遠端における間隔を各々D23w、D23tとすると
    き、 0.3 < D23w/D23t < 0.9 なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか1項のズームレンズ。
  8. 【請求項8】 全系の広角端と望遠端における焦点距離
    を各々fw、ftとするとき、 3.7 < ft/fw < 6.0 なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか1項のズームレンズ。
  9. 【請求項9】 全系の広角端における焦点距離をfw、
    広角端におけるバックフォーカスをbfwとするとき、 0.2 < bfw/fw < 0.4 なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか1項のズームレンズ。
  10. 【請求項10】 広角端と望遠端におけるバックフォー
    カスを各々、bfw、bftとするとき、 0.05 < bfw/bft < 0.2 なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか1項のズームレンズ。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれか1項のズ
    ームレンズを有していることを特徴とする光学機器。
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TW091111742A TW558648B (en) 2001-06-01 2002-05-31 Zoom lens and camera having the zoom lens
CN02147038A CN1402038A (zh) 2001-06-01 2002-05-31 变焦透镜和带有该变焦透镜的相机

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005172938A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Fujinon Corp 防振ズームレンズ
JP2005266344A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Pentax Corp ズームレンズ系
JP2020134684A (ja) * 2019-02-19 2020-08-31 株式会社タムロン ズームレンズ及び撮像装置

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JP7461713B2 (ja) 2019-02-19 2024-04-04 株式会社タムロン ズームレンズ及び撮像装置

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