JP2002364592A - 農作業機用ファン - Google Patents

農作業機用ファン

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JP2002364592A
JP2002364592A JP2001166370A JP2001166370A JP2002364592A JP 2002364592 A JP2002364592 A JP 2002364592A JP 2001166370 A JP2001166370 A JP 2001166370A JP 2001166370 A JP2001166370 A JP 2001166370A JP 2002364592 A JP2002364592 A JP 2002364592A
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Japan
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blade
fan
blades
impeller
rigidity
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JP2001166370A
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English (en)
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Muneyuki Kawase
宗之 河瀬
Noriyuki Nakase
敬之 中瀬
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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  • Fertilizing (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高流量域の広い範囲で高いファン効率で運転
することができる汎用性に優れた農作業機用ファンを提
供する。 【解決手段】 複数枚の羽根6を放射状に配備した羽根
車2をケーシング1に回転自在に内装し、羽根車2の回
転によって、ケーシング側面の吸気口3から吸引した外
気をケーシング1の外周部に接線方向に向けて開口形成
した排気口4から送出するよう構成し、羽根6を遠心力
および送風反力によって弾性変形可能な薄板材あるいは
シート材で形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、田植機用施肥装置
に装備される肥料搬送用のファン、あるいは、脱穀装置
に装備される選別風供給用のファン(唐箕)、などに利
用することができる農作業機用ファンに関する。
【0002】
【従来の技術】上記農作業機用のファンには遠心ファン
が多く用いられており、肥料の風力搬送用のファンとし
ては、例えば特開平2000−270638号に開示さ
れているように、回転ディスクの前面に放射スパイラル
状に多数の羽根を設けた羽根車をケーシングに収容配備
したものが用いられ、また、脱穀装置の選別風供給用の
ファンである唐箕は、例えば特開平2001−8543
号に開示示されているように、回転軸に放射状に4枚の
羽根を取付けた羽根車をケーシング内に水平横架し、羽
根車の回転によってケーシングの側面中心部に形成した
吸気口から外気を吸い込み、ケーシング外周部に接線方
向に向けて設けた排気口から空気を送出する構造のもの
が利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように固定羽
根を備えた羽根車を利用したファンにおいては、高流量
域になると、圧力係数が低下するとともに動力係数が上
昇して、ファン効率が低下することになり、羽根の仕様
が決まると高いファン効率で稼動できる流量域が狭い範
囲に定まってしまうものであった。従って、所望の流量
で、かつ、高効率で稼動できるファンを構成するために
は、そのつど羽根車の仕様を設定変更しなければならな
いものとなっていた。
【0004】本発明は、流量域の広い範囲で高いファン
効率で運転することができる汎用性に優れた農作業機用
ファンを提供することを主たる目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成する。
【0006】請求項1に係る発明は、複数枚の羽根を放
射状に配備した羽根車をケーシングに回転自在に内装
し、羽根車の回転によって、ケーシング側面の吸気口か
ら吸引した外気をケーシングの外周部に接線方向に向け
て開口形成した排気口から送出するよう構成した農作業
機用ファンであて、前記羽根を遠心力および羽根前後の
圧力差によって弾性変形可能な薄板材あるいはシート材
で形成してあることを特徴とする。
【0007】上記構成によると、羽根車が回転すると羽
根には遠心力と羽根前後からの圧力が作用し、これらの
力と羽根自体の弾性とのバランスによって羽根の形状が
変化する。例えば、羽根の質量が大きくなると遠心力の
影響が強くなって、回転速度が高くなるに連れて羽根は
半径方向沿った形状に近づきやすくなる。また、羽根の
質量が小さくなると羽根前後における圧力差の影響の方
が大きくなって、回転速度が高くなるに連れて羽根は回
転方向に対して後方に倒れやすくなる。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、前記羽根の基端側の剛性を先端側の剛性よりも
高く構成してあることを特徴とする。
【0009】上記構成によると、羽根車の回転に伴って
羽根は主として先端側で変形する。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、前記羽根の基端側の剛性を先端側の剛性よりも
低く構成してあることを特徴とする。
【0011】上記構成によると、羽根車の回転に伴って
羽根は主として基端側で変形する。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、前記羽根の基端側の厚さを先端側の厚さよりも
小さく構成してあることを特徴とする。
【0013】上記構成によると、羽根の基端側の剛性が
先端側の剛性よりも低くなり、羽根車の回転に伴って羽
根は主として基端側で変形する。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、前記羽根の基端部と先端部の剛性を半径方向中
間部の剛性よりも高く構成してあることを特徴とする。
【0015】上記構成によると、羽根車の回転に伴って
羽根は主として半径方向中間部において変形する。
【0016】請求項6に係る発明は、請求項1の発明に
おいて、前記羽根の半径方向での複数箇所に弾性係数の
低い部位を設けてあることを特徴とする。
【0017】上記構成によると、羽根車の回転に伴って
羽根は半径方向複数箇所で変形する。ここで、各個所の
弾性係数に差異をつけておくことで、この差異に応じて
弾性変形具合が異なったものとなる。
【0018】請求項7に係る発明は、請求項1〜6のい
ずれか一項の発明において、前記羽根における基部の幅
を先端側よりも小さくしてあることを特徴とする。
【0019】上記構成によると、羽根の基端側の剛性が
先端側の剛性よりも低くなり、羽根車の回転に伴って羽
根は主として基端側で変形する。また、吸入側である羽
根の基部は幅狭であるので、軸心方向に流入してきた外
気が半径方向に方向転換する際の流動抵抗が少ないもの
となる。
【0020】請求項8に係る発明は、請求項1〜7のい
ずれか一項の発明において、弾性変形しにくい羽根と弾
性変形しやすい羽根を周方向に混在配備してあることを
特徴とする。
【0021】上記構成によると、複数種の仕様の羽根が
組み合わせることで、発生する騒音の周波数特性を設定
変更することが可能となる。
【0022】請求項9に係る発明は、請求項1〜8のい
ずれか一項の発明において、前記羽根を羽根車の回転方
向に対して後退角をもって配備してあることを特徴とす
る。
【0023】上記構成によると、羽根車の回転速度が高
くなって遠心力が大きくなるほど羽根は半径方向に沿っ
た姿勢に向けて起立し、羽根は回転方向に向けて凹入す
る湾曲形状に変形する。
【0024】請求項10に係る発明は、請求項1〜9の
いずれか一項の発明において、周方向に隣接する2枚の
羽根を一連の材料で形成し、両羽根の中間部を中心回転
部材に支持してあることを特徴とする。
【0025】上記構成によると、羽根素材の枚数と中心
回転部材への羽根取付け工数が羽根枚数の半分ですみ、
コストの低減および組付け作業性の向上に有効となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るファンのテス
ト例のいくつかを例示する。
【0027】(テスト例1)
【0028】図1に、テストに使用したファンの構造が
示されている。このファンは、回転軸心方向で二つ割り
構造に構成されたケーシング1に羽根車2を回転自在に
内装し、羽根車2を一定方向Aに駆動回転することで、
ケーシング側面の吸気口3から吸引した外気をケーシン
グ外周部に接線方向に向けて開口形成した排気口4から
送出するよう構成したものであり、モータ5によって駆
動される中心回転部材6に複数枚(この例では6枚)の
羽根7が放射状に取付けられて前記羽根車2が構成され
ている。
【0029】前記羽根車2の羽根7は、弾性変形可能な
樹脂板材が利用されており、各羽根7は半径方向に対し
て60°の後退角θをもって後ろ倒れ傾斜姿勢で取付け
られている。
【0030】図2に、硬度50°、厚さ3mm 、幅25mmのウ
レタンゴムの板材からなる羽根を使用した羽根半径90mm
の羽根車と、硬度90°、厚さ3mm 、幅25mmのウレタンゴ
ムの板材からなる羽根を使用した羽根半径83mmの羽根車
と、厚さ5mm 、幅25mmの後方に湾曲した固定羽根を使用
した羽根半径90mmの羽根車をそれぞれ回転速度2500rpm
で駆動した場合の性能曲線が比較表示されている。な
お、ファン性能の表示には以下の無次元値が用いられ
る。
【0031】 流量係数 φ=Q/ (2πRBU) 圧力係数 ψ=PT / (ρU2/2) 動力係数 λ=L/ (πRBU3 ) ファン効率 η=QPT / L (符号) B:羽根幅 [m] R:羽根半径 [m] L:軸動力 [W] Q:流量 [m3/s] U:羽根外周速度 [m/s] PT :ファン全圧 [Pa] ρ:空気密度 [kg/m3]
【0032】この比較結果を見ると、固定羽根の圧力係
数ψは右下がりの特性を示し、後ろ倒れ羽根の特性を示
しているのに対して、弾性羽根を使用した場合には、図
中の仮想線で示すように、遠心力および羽根前後に作用
する圧力とのバランスによって羽根が変形し、羽根が半
径方向に沿った姿勢で固定されたラジアル羽根に近い特
性を示している。特に、硬度90°のウレタンゴム製の羽
根を使用したもでは、固定羽根を使用した場合よりも高
流量域でのファン効率の落ち込みが少ない結果が認めら
れる。つまり、高流量域の比較的広い範囲で効率の良い
稼動が可能となることを示唆している。
【0033】羽根車2の形態は、上記以外に種々のもの
を考えることができ、そのいくつかを以下に例示する。
【0034】(1)図3においては、六角ボス状に形成
された中心回転部材6の外周に、6枚の樹脂製の羽根7
を取付けるに、各羽根7の基端側部位aの剛性を高く、
先端側部位bの剛性を低く設定している。これによる
と、回転によって先端側部位bが基端側部位aよりも遠
心力等によって変形されやすいものとなる。
【0035】(2)図4においては、六角ボス状に形成
された中心回転部材6の外周に、6枚の樹脂製の羽根7
を取付けるに、各羽根7の基端側部位aおよび先端側部
位bの剛性を高く、長手方向中間部cでの剛性を低く設
定している。これによると、遠心力等によって長手方向
中間部cが変形して、先端側部位がに起立されやすくな
る。
【0036】(3)図5においては、六角ボス状に形成
された中心回転部材6の外周に、6枚の樹脂製の羽根7
を取付けるに、各羽根7の長手方向の複数箇所に弾性係
数の低い関節部位dを形成している。これによると、回
転速度に応じて羽根7は主として関節部位dにおいて屈
曲してその姿勢を変化させることになる。なお、関節部
位dを形成する手段としては、ゴム材を利用する場合に
は関節部位dにおける加硫度合いを低くしたり、局部的
に羽根厚さを薄くする、等の手段が考えられる。
【0037】(4)図6においては、六角ボス状に形成
された中心回転部材6の外周に、比較的剛性の高い羽根
7aと、比較的剛性の低い羽根7bとが交互に取付けら
れて羽根車2が構成されている。これによると、2種類
の羽根7a,7bの姿勢が異なった状態で回転すること
になる。羽根の剛性を異ならせる手段としては、樹脂材
の種類を異ならせたり、母材となる樹脂材への添加材の
量や種類を変えたり、羽根厚さを変えたりする手段を、
羽根材質に応じて適宜選択することができる。
【0038】(6)図7においては、六角ボス状に形成
された中心回転部材6の外周に、6枚の樹脂製の羽根7
を取付けるに、各羽根7の基端側に吸気口3側に向けて
切欠いて幅狭として、基端端側部位aの剛性を低く設定
している。これによると、回転によって幅狭な基端側部
位aが遠心力によって容易に変形して、幅広の先端側部
位がb起立される。また、吸気口3から流入した外気
は、羽根7の切欠き部eを通って抵抗少なく方向転換さ
れて羽根先端側に流動することになる。
【0039】(7)図8においては、六角ボス状に形成
された中心回転部材6の外周に、全長に亘って同幅の主
羽根7aを設けるとともに、隣接する主羽根7aの間
に、基端側を幅狭く形成した補助羽根7bを配備してい
る。これによると、主羽根7aと補助羽根7bはそれぞ
れを異なった姿勢に変形して回転することになる。
【0040】(8)図9においては、六角ボス状に形成
された中心回転部材6に、基端側を吸気口3側に向けて
切欠いて幅狭とした主羽根7aを設けるとともに、隣接
する主羽根7aの間に、基端側を幅狭くかつ薄く形成し
た補助羽根7bを配備している。これによると、主羽根
7aと補助羽根7bはそれぞれを異なった姿勢に変形し
て回転するとともに、吸気口から流入した外気は、両羽
根7a,7bの切欠き部eを通って抵抗少なく方向転換
されて羽根先端側に流動することになる。
【0041】(7)図10に示すように、弾性変形可能
な羽根7を、六角ボス状に形成された中心回転部材6の
各角部に差込み連結することもできる。この場合、羽根
7の初期姿勢を、半径方向に沿わせてラジアル羽根状に
したり、図中の仮想線で示すように、予め回転方向に対
して後方に倒しておくこともできる。
【0042】(8)図11に示すように、略2枚分の長
さの羽根材7cをその中間で屈曲して、六角ボス状に形
成された中心回転部材6に取付けて、放射状の羽根7を
備えた羽根車2を構成することもでき、これによると、
羽根素材の数および取付け工数を半減することができ
る。
【0043】羽根形状は遠心力と羽根前後の圧力差によ
って変化することになるが、羽根前後の圧力差による影
響を観測するために、遠心力の影響を受けることが比較
的少なく、かつ、容易に弾性変形する材質の羽根を用い
た羽根車を構成して駆動テストを行った。その結果は以
下にようである。
【0044】(テスト例2)
【0045】図12に、厚さ0.03mmと、0.1 mmの塩
化ビニールからなる羽根7を使用した幅25mm、羽根半径
90mmの羽根車2を回転速度2630rpm で回転駆動した場合
のそれぞれの性能曲線が表示され、また、図13に、流
量の変化に対する各羽根の形状の変化が示されている。
【0046】図12の性能曲線から判るように、いずれ
の羽根においても流量係数φが0.03付近を越える高流量
域でファン効率ηが安定するが、圧力係数ψは高流量域
で薄い羽根(厚さ0.03mm)のほうが急激に低下する。
また、図13から判るように、厚い羽根の場合には、低
流量域から高流量域まで遠心力によって大きく起立した
ラジアル羽根の様相を維持するのに対して、薄い羽根の
場合には、低流量域では遠心力によって大きく起立した
ラジアル羽根の様相を呈するが、流量係数φが0.03を越
える高流量域では羽根前後の圧力差によって大きく後方
に倒れてしまう。その結果、薄い羽根においては、羽根
先端から空気が洩れる3次元的なねじれを生じ、羽根が
流体に仕事を与えることができなくなり、厚い羽根に比
べて圧力係数ψが低くなるものと考えられる。また、こ
のような羽根形状に差異により薄い羽根では羽根先端か
らの空気の洩れが損失となるために、ファン効率ηは厚
い羽根のほうが薄い羽根よりも大きくなっている。
【0047】なお、薄い羽根では、低流量域でにおいて
緩やかなS字形状となる現象が見られるが、これは、流
量が少ない領域では羽根周辺の圧力差があまり生じず、
羽根にかかる遠心力の影響が大きいために半径方向に起
立する傾向が大きくなるが、羽根先端に近づくにつれて
羽根前後の圧力差が大きくなってくるために、羽根先端
側が後方に向かうことになるものと思われる。そして、
流量が多くなると、羽根前後の圧力差による影響の方が
大きくなって後方に倒れてしまう。
【0048】(テスト例3)
【0049】図14に、厚さ0.2 mmのタイベックと、
厚さ0.2 mmのPET(ポリエチレンテレフタレート)
からなる羽根7を使用した幅25mm、羽根半径90mmの羽根
車2を回転速度2630rpm で回転駆動した場合の性能曲線
が表示されている。また、図15に、流量の変化に対す
る羽根形状の変化が示されている。
【0050】図14の性能曲線から判るように、いずれ
の羽根においても流量係数φが0.03付近を越える高流量
域でファン効率ηが安定し、また、圧力係数ψも全体的
に比較的安定している。ここで、タイベック羽根のほう
が圧力係数ψが少し低い結果が見られるが、これは、タ
イベック羽根の弾性係数がPET羽根のそれよりも小さ
くて、タイベック羽根の後ろ倒れの傾向がPET羽根よ
り大きいためと考えられる。また、このテストにおいて
も遠心力と羽根前後の圧力差に起因して羽根形状が緩い
S字形状になる現象が見られるが、低流量域から高流量
域にわたる全域で遠心力の影響が大きく、高流量域での
羽根の後ろ倒れは少ないものとなっている。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、適当な弾性と質量を有する材料の羽根を利用
して羽根車を構成することで、流量に応じて羽根形状が
変化するようにしたので、剥離渦等の効率低下をもたら
す要因をほとんどなくして、高流量域の広い範囲で高い
ファン効率で運転することができ、汎用性に優れた農作
業機用ファンを構成する上で有効となる。また、弾性変
形可能な羽根を利用するので、異物を吸引しても羽根を
大きく破損するようなことがなく、塵埃の浮遊する環境
下で作業することの多い農作業機のファンとして有効に
活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テスト例1に係るファンの縦断正面図と横断平
面図
【図2】テスト例1に係るファンの性能曲線図
【図3】羽根車の変形例を示す縦断正面図
【図4】羽根車の変形例を示す縦断正面図
【図5】羽根車の変形例を示す縦断正面図
【図6】羽根車の変形例を示す縦断正面図
【図7】羽根車の変形例を示す縦断正面図と横断平面図
【図8】羽根車の変形例を示す縦断正面図と横断平面図
【図9】羽根車の変形例を示す縦断正面図と横断平面図
【図10】羽根車の変形例を示す縦断正面図
【図11】羽根車の変形例を示す縦断正面図
【図12】テスト例2の性能曲線図
【図13】テスト例2での流量変化に対する羽根の形状
変化を示す要部の正面図
【図14】テスト例3の性能曲線図
【図15】テスト例3での流量変化に対する羽根の形状
変化を示す要部の正面図
【符号の説明】
2 羽根車 3 吸気口 4 排気口 6 中心回転部材 7 羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B052 BC05 BC09 BC16 DA08 EB02 2B095 CA01 CB14 CB17 3H033 AA02 AA03 AA11 BB02 BB06 CC01 DD02 DD19 DD26 EE08 EE11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の羽根を放射状に配備した羽根車
    をケーシングに回転自在に内装し、羽根車の回転によっ
    て、ケーシング側面の吸気口から吸引した外気をケーシ
    ングの外周部に接線方向に向けて開口形成した排気口か
    ら送出するよう構成した農作業機用ファンであて、 前記羽根を遠心力および羽根前後の圧力差によって弾性
    変形可能な薄板材あるいはシート材で形成してあること
    を特徴とする農作業機用ファン。
  2. 【請求項2】 前記羽根の基端側の剛性を先端側の剛性
    よりも高く構成してあることを特徴とする請求項1記載
    の農作業機用ファン。
  3. 【請求項3】 前記羽根の基端側の剛性を先端側の剛性
    よりも低く構成してあることを特徴とする請求項1記載
    の農作業機用ファン。
  4. 【請求項4】 前記羽根の基端側の厚さを先端側の厚さ
    よりも小さく構成してあることを特徴とする請求項1記
    載の農作業機用ファン。
  5. 【請求項5】 前記羽根の基端部と先端部の剛性を半径
    方向中間部の剛性よりも高く構成してあることを特徴と
    する請求項1記載の農作業機用ファン。
  6. 【請求項6】 前記羽根の半径方向での複数箇所に弾性
    係数の低い部位を設けてあることを特徴とする請求項1
    記載の農作業機用ファン。
  7. 【請求項7】 前記羽根における基部の幅を先端側より
    も小さくしてあることを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか一項に記載の農作業機用ファン。
  8. 【請求項8】 弾性変形しにくい羽根と弾性変形しやす
    い羽根を周方向に混在配備してあることを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか一項記載の農作業機用ファン。
  9. 【請求項9】 前記羽根を羽根車の回転方向に対して後
    退角をもって配備してあることを特徴とする請求項1〜
    8のいずれか一項に記載の農作業機用ファン。
  10. 【請求項10】 周方向に隣接する2枚の羽根を一連の
    材料で形成し、両羽根の中間部を中心回転部材に支持し
    てあることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に
    記載の農作業機用ファン
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