JP2002364221A - 遠隔操作用車載装置 - Google Patents
遠隔操作用車載装置Info
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- JP2002364221A JP2002364221A JP2001171188A JP2001171188A JP2002364221A JP 2002364221 A JP2002364221 A JP 2002364221A JP 2001171188 A JP2001171188 A JP 2001171188A JP 2001171188 A JP2001171188 A JP 2001171188A JP 2002364221 A JP2002364221 A JP 2002364221A
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- lost
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- ecu
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- Selective Calling Equipment (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 紛失した送信機や、盗難にあった送信機が、
悪意の者によって不正使用されるのを抑制できる遠隔操
作用車載装置を提供する。 【解決手段】 車載装置1においては、遠隔操作を許可
した複数の許可送信機のIDコードを記憶する受信用E
CU11が、外部から送信されてきた送信機の指令信号
に含まれるIDコードが許可送信機のものであるかを判
断し、許可送信機のものであると、指令信号に対応する
制御コードをボディECU15に送信する。また、受信
用ECUは、許可送信機のIDコードであっても、その
許可送信機が、紛失した許可送信機として登録されてい
るものであると、ボディECUに不正使用コードを送信
する。そして、この不正使用コードを受信したボディE
CUは、緊急通報ECU19に緊急通報指令を入力し
て、緊急通報ECU19に、送信機が不正使用されてい
ることを通報させる。
悪意の者によって不正使用されるのを抑制できる遠隔操
作用車載装置を提供する。 【解決手段】 車載装置1においては、遠隔操作を許可
した複数の許可送信機のIDコードを記憶する受信用E
CU11が、外部から送信されてきた送信機の指令信号
に含まれるIDコードが許可送信機のものであるかを判
断し、許可送信機のものであると、指令信号に対応する
制御コードをボディECU15に送信する。また、受信
用ECUは、許可送信機のIDコードであっても、その
許可送信機が、紛失した許可送信機として登録されてい
るものであると、ボディECUに不正使用コードを送信
する。そして、この不正使用コードを受信したボディE
CUは、緊急通報ECU19に緊急通報指令を入力し
て、緊急通報ECU19に、送信機が不正使用されてい
ることを通報させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両外部の送信機
から無線にて送信されてくる遠隔操作用の指令信号に基
づいて、車両状態を制御する遠隔操作用車載装置に関す
る。
から無線にて送信されてくる遠隔操作用の指令信号に基
づいて、車両状態を制御する遠隔操作用車載装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両各部を遠隔操作できるよ
うにするために車両に搭載される遠隔操作用車載装置と
しては、例えば、運転者等のユーザ(使用者)が所持す
る携帯用の送信機から無線(電波、光等)にて送信され
てくる遠隔操作用の指令信号に応じて、車両のドアを自
動で施錠、解錠する、所謂キーレスエントリシステム用
の車載装置が知られている。
うにするために車両に搭載される遠隔操作用車載装置と
しては、例えば、運転者等のユーザ(使用者)が所持す
る携帯用の送信機から無線(電波、光等)にて送信され
てくる遠隔操作用の指令信号に応じて、車両のドアを自
動で施錠、解錠する、所謂キーレスエントリシステム用
の車載装置が知られている。
【0003】このようなキーレスエントリシステムにお
ける送信機は、車載装置が正当なユーザからの指令信号
であるかどうかを判断できるように、自身(送信機)固
有のIDコードを付与して指令信号を送信するように構
成されている。また一方で、車載装置は、遠隔操作を許
可した送信機(以下、特に「許可送信機」とする。)の
IDコードを記憶しており、送信機から送信されてきた
IDコードを、当該装置に登録された許可送信機のID
コードと照合して、IDコードが許可送信機のものと一
致すると、指令が正当なユーザからのものであるとし
て、車両を制御する。
ける送信機は、車載装置が正当なユーザからの指令信号
であるかどうかを判断できるように、自身(送信機)固
有のIDコードを付与して指令信号を送信するように構
成されている。また一方で、車載装置は、遠隔操作を許
可した送信機(以下、特に「許可送信機」とする。)の
IDコードを記憶しており、送信機から送信されてきた
IDコードを、当該装置に登録された許可送信機のID
コードと照合して、IDコードが許可送信機のものと一
致すると、指令が正当なユーザからのものであるとし
て、車両を制御する。
【0004】ところで、このようにIDコードを用いて
正当なユーザからの指令信号であるかどうかを判別して
も、許可送信機が紛失してしまった場合や、盗難されて
しまった場合には、これを取得した正当なユーザ以外の
者が車両を遠隔操作できることになる。
正当なユーザからの指令信号であるかどうかを判別して
も、許可送信機が紛失してしまった場合や、盗難されて
しまった場合には、これを取得した正当なユーザ以外の
者が車両を遠隔操作できることになる。
【0005】このため、近年の車載装置の中には、ユー
ザが送信機を紛失した場合に備えて、装置に登録された
許可送信機を使用禁止にする機能を備えているものがあ
る。この装置では、ユーザからの禁止指令があると、許
可送信機に対して車両の制御を禁止して、以後この送信
機では、車両の遠隔操作ができないようにする。この車
両制御の禁止は、例えば、紛失した許可送信機のIDコ
ードを車載装置から削除することによって行われ、これ
により、送信機の不正使用を防ぐことができて、不正に
車両内に人が侵入するのを防止することができる。
ザが送信機を紛失した場合に備えて、装置に登録された
許可送信機を使用禁止にする機能を備えているものがあ
る。この装置では、ユーザからの禁止指令があると、許
可送信機に対して車両の制御を禁止して、以後この送信
機では、車両の遠隔操作ができないようにする。この車
両制御の禁止は、例えば、紛失した許可送信機のIDコ
ードを車載装置から削除することによって行われ、これ
により、送信機の不正使用を防ぐことができて、不正に
車両内に人が侵入するのを防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のように許可送信機を使用禁止にするだけでは、
紛失した送信機が不正使用されても、ユーザは、それを
知ることができず、悪意の不正使用者に対して制裁を加
える等の対処をとる事ができなかった。
来技術のように許可送信機を使用禁止にするだけでは、
紛失した送信機が不正使用されても、ユーザは、それを
知ることができず、悪意の不正使用者に対して制裁を加
える等の対処をとる事ができなかった。
【0007】また、ユーザが許可送信機の使用を禁止し
忘れると、不正使用者は車両を操作することができてし
まうため、従来の車載装置では、悪意の者による送信機
の不正使用に対して何ら抑止力をもたなかった。本発明
は、こうした問題に鑑みなされたものであり、紛失した
送信機や、盗難にあった送信機が、悪意の者によって不
正使用されるのを抑制できる遠隔操作用車載装置を提供
することを目的とする。
忘れると、不正使用者は車両を操作することができてし
まうため、従来の車載装置では、悪意の者による送信機
の不正使用に対して何ら抑止力をもたなかった。本発明
は、こうした問題に鑑みなされたものであり、紛失した
送信機や、盗難にあった送信機が、悪意の者によって不
正使用されるのを抑制できる遠隔操作用車載装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め請求項1に記載の遠隔操作用車載装置においては、車
両外部の送信機から無線にて送信されてくる送信機固有
のIDコードが付与された遠隔操作用の指令信号を、受
信手段が受信すると、制御手段が、受信したIDコード
を、遠隔操作を許可された許可送信機としてコード情報
記憶手段に記憶された許可送信機のIDコードと照合
し、受信したIDコードが許可送信機のIDコードと一
致すると、指令信号に従い車両状態を制御するように構
成されている。
め請求項1に記載の遠隔操作用車載装置においては、車
両外部の送信機から無線にて送信されてくる送信機固有
のIDコードが付与された遠隔操作用の指令信号を、受
信手段が受信すると、制御手段が、受信したIDコード
を、遠隔操作を許可された許可送信機としてコード情報
記憶手段に記憶された許可送信機のIDコードと照合
し、受信したIDコードが許可送信機のIDコードと一
致すると、指令信号に従い車両状態を制御するように構
成されている。
【0009】また、当該装置には、紛失情報書込手段が
備えられており、使用者(ユーザ)が許可送信機を紛失
したとして、この許可送信機を登録する旨の登録指令を
外部操作により当該装置に入力すると、紛失情報書込手
段は、その登録指令後に外部から入力される紛失情報を
取得して、この紛失情報に基づき紛失した許可送信機を
特定し、更に、特定した該許可送信機に関する紛失送信
機情報を、コード情報記憶手段に記憶させる。
備えられており、使用者(ユーザ)が許可送信機を紛失
したとして、この許可送信機を登録する旨の登録指令を
外部操作により当該装置に入力すると、紛失情報書込手
段は、その登録指令後に外部から入力される紛失情報を
取得して、この紛失情報に基づき紛失した許可送信機を
特定し、更に、特定した該許可送信機に関する紛失送信
機情報を、コード情報記憶手段に記憶させる。
【0010】更に、当該装置には、判定手段、緊急通報
手段が備えられており、受信手段がIDコードを受信す
ると、判定手段が、受信した送信機のIDコード及び紛
失送信機情報に基づいて、指令信号を送信してきた送信
機が、コード情報記憶手段に紛失したとして記憶されて
いる許可送信機であるか否かを判断し、判定手段が紛失
した許可送信機であると判断すると、緊急通報手段が予
め登録された緊急連絡先に許可送信機が不正使用されて
いることを無線にて通報する。
手段が備えられており、受信手段がIDコードを受信す
ると、判定手段が、受信した送信機のIDコード及び紛
失送信機情報に基づいて、指令信号を送信してきた送信
機が、コード情報記憶手段に紛失したとして記憶されて
いる許可送信機であるか否かを判断し、判定手段が紛失
した許可送信機であると判断すると、緊急通報手段が予
め登録された緊急連絡先に許可送信機が不正使用されて
いることを無線にて通報する。
【0011】したがって、請求項1に記載の遠隔操作用
車載装置によれば、ユーザ(車両の所有者)は、許可送
信機を紛失した場合において、その送信機を紛失したこ
とを当該装置に登録することにより、紛失した送信機の
不正使用に備えることができる。
車載装置によれば、ユーザ(車両の所有者)は、許可送
信機を紛失した場合において、その送信機を紛失したこ
とを当該装置に登録することにより、紛失した送信機の
不正使用に備えることができる。
【0012】つまり、紛失した送信機を登録しておけ
ば、その送信機が不正使用された場合に、その事を示す
内容の通報が緊急通報手段からセキュリティ会社や、車
両所有者自身に届くから、その通報を受けた者は、この
通報に基づき、車両の元へ駆けつけるなどして、不正使
用者を捕らえて、不正使用者が何者かを特定することが
できる。
ば、その送信機が不正使用された場合に、その事を示す
内容の通報が緊急通報手段からセキュリティ会社や、車
両所有者自身に届くから、その通報を受けた者は、この
通報に基づき、車両の元へ駆けつけるなどして、不正使
用者を捕らえて、不正使用者が何者かを特定することが
できる。
【0013】この結果、送信機が不正使用された場合に
おいて、車両の盗難等を防止することができるし、再度
同じ者により送信機が不正使用されたり、盗難等の被害
に会わないようにすることができる。また、このような
車載装置では、緊急通報されているかもしれないという
不安感を、悪意で送信機を不正使用しようとする者に抱
かせることができるので、結果として、悪意の者が、そ
の不正行為に及ぶのを抑制することができる。
おいて、車両の盗難等を防止することができるし、再度
同じ者により送信機が不正使用されたり、盗難等の被害
に会わないようにすることができる。また、このような
車載装置では、緊急通報されているかもしれないという
不安感を、悪意で送信機を不正使用しようとする者に抱
かせることができるので、結果として、悪意の者が、そ
の不正行為に及ぶのを抑制することができる。
【0014】したがって、不正使用を通報しない従来の
車載装置に比べて当該装置は、送信機が不正使用される
事に関するユーザ(車両の所有者)の不安感を和らげる
ことができて、その者に安心感を与えることができる。
尚、指令信号により制御手段が制御する車両状態として
は、例えば、車両に備えられた乗降用ドアの施錠、解錠
等が挙げられる。またこの他、制御手段は、送信機の遠
隔操作により、車両後方のバックドアの自動開閉、エン
ジン(ディーゼルエンジン)の自動点火、運転席の座席
位置の制御等を行うように構成されていてもよい。
車載装置に比べて当該装置は、送信機が不正使用される
事に関するユーザ(車両の所有者)の不安感を和らげる
ことができて、その者に安心感を与えることができる。
尚、指令信号により制御手段が制御する車両状態として
は、例えば、車両に備えられた乗降用ドアの施錠、解錠
等が挙げられる。またこの他、制御手段は、送信機の遠
隔操作により、車両後方のバックドアの自動開閉、エン
ジン(ディーゼルエンジン)の自動点火、運転席の座席
位置の制御等を行うように構成されていてもよい。
【0015】また、請求項1に記載の遠隔操作用車載装
置は、制御手段が紛失した許可送信機であるかどうかに
かかわらず、その指令信号に従い車両を制御するように
構成されていても良いが、より好ましくは、請求項2に
記載のように構成されているのが良い。
置は、制御手段が紛失した許可送信機であるかどうかに
かかわらず、その指令信号に従い車両を制御するように
構成されていても良いが、より好ましくは、請求項2に
記載のように構成されているのが良い。
【0016】請求項2に記載の遠隔操作用車載装置にお
いては、判定手段が、受信した送信機のIDコード及び
紛失送信機情報に基づいて、指令信号を送信する送信機
が紛失した許可送信機であると判断すると、禁止手段
が、制御手段による車両状態の制御を禁止するように構
成されている。このため、この遠隔操作用車載装置にお
いては、車両が不正に制御されることがなく、悪意の者
により車両が操作されるのを防止することができる。つ
まり例えば、不正使用者が送信機(紛失されたとして登
録された許可送信機)から車両の乗降用ドアの解錠を要
求したとしても、制御手段は、施錠された乗降用ドアを
解錠することなく、結果として、このような装置では、
ドアの解錠等により不正使用者が車両内に侵入するのを
防止することができる。
いては、判定手段が、受信した送信機のIDコード及び
紛失送信機情報に基づいて、指令信号を送信する送信機
が紛失した許可送信機であると判断すると、禁止手段
が、制御手段による車両状態の制御を禁止するように構
成されている。このため、この遠隔操作用車載装置にお
いては、車両が不正に制御されることがなく、悪意の者
により車両が操作されるのを防止することができる。つ
まり例えば、不正使用者が送信機(紛失されたとして登
録された許可送信機)から車両の乗降用ドアの解錠を要
求したとしても、制御手段は、施錠された乗降用ドアを
解錠することなく、結果として、このような装置では、
ドアの解錠等により不正使用者が車両内に侵入するのを
防止することができる。
【0017】一方、請求項1又は請求項2に記載の遠隔
操作用車載装置において、紛失情報書込手段にて紛失し
た送信機を特定するための方法としては、例えば、送信
機に、その送信機固有の番号(上記IDコードとは別の
番号)をユーザが視認できる形で表記しておき、紛失情
報書込手段が、ユーザの上記登録指令後に、ユーザに紛
失した送信機の番号を入力するように求め、その後取得
した送信機の番号を紛失した送信機の番号として特定す
るといった方法が考えられる。
操作用車載装置において、紛失情報書込手段にて紛失し
た送信機を特定するための方法としては、例えば、送信
機に、その送信機固有の番号(上記IDコードとは別の
番号)をユーザが視認できる形で表記しておき、紛失情
報書込手段が、ユーザの上記登録指令後に、ユーザに紛
失した送信機の番号を入力するように求め、その後取得
した送信機の番号を紛失した送信機の番号として特定す
るといった方法が考えられる。
【0018】しかしながら、このようにすると、ユーザ
に番号を入力させるためのキースイッチ等が必要になる
し、ユーザが送信機毎に番号を管理(把握)しなければ
ならず、使用勝手が悪い。このため、遠隔操作用車載装
置をより簡易に構成し、且つ使い勝手を向上させるため
には具体的に、紛失情報書込手段を請求項3に記載のよ
うに構成するのが好ましい。
に番号を入力させるためのキースイッチ等が必要になる
し、ユーザが送信機毎に番号を管理(把握)しなければ
ならず、使用勝手が悪い。このため、遠隔操作用車載装
置をより簡易に構成し、且つ使い勝手を向上させるため
には具体的に、紛失情報書込手段を請求項3に記載のよ
うに構成するのが好ましい。
【0019】請求項3に記載の遠隔操作用車載装置にお
いては、ユーザから紛失した送信機の登録指令が入力さ
れると、紛失情報書込手段が、登録指令入力後所定期間
内に受信手段が受信した許可送信機のIDコードを紛失
情報として取得するように構成されており、この取得し
た紛失情報に基づいて紛失情報書込手段は、コード情報
記憶手段に記憶されたIDコードの内、その所定期間内
に受信手段にて受信できなかったIDコードに対応する
許可送信機を紛失した許可送信機であると特定して、こ
の送信機を紛失したことを示す紛失送信機情報を、コー
ド情報記憶手段に記憶させる。
いては、ユーザから紛失した送信機の登録指令が入力さ
れると、紛失情報書込手段が、登録指令入力後所定期間
内に受信手段が受信した許可送信機のIDコードを紛失
情報として取得するように構成されており、この取得し
た紛失情報に基づいて紛失情報書込手段は、コード情報
記憶手段に記憶されたIDコードの内、その所定期間内
に受信手段にて受信できなかったIDコードに対応する
許可送信機を紛失した許可送信機であると特定して、こ
の送信機を紛失したことを示す紛失送信機情報を、コー
ド情報記憶手段に記憶させる。
【0020】つまり、この遠隔操作用車載装置によれ
ば、登録指令を入力するためのスイッチなどさえ設けれ
ば、上記方法で紛失した送信機を特定する事ができるた
め、ユーザに紛失した送信機に関する情報を入力させる
ために、その他のスイッチ等を設けなくても済むし、ユ
ーザに紛失した送信機を登録させるために煩雑な操作を
強いる必要もない。換言すると、この遠隔操作用車載装
置は、ユーザに簡単に紛失した送信機を登録させること
ができる。
ば、登録指令を入力するためのスイッチなどさえ設けれ
ば、上記方法で紛失した送信機を特定する事ができるた
め、ユーザに紛失した送信機に関する情報を入力させる
ために、その他のスイッチ等を設けなくても済むし、ユ
ーザに紛失した送信機を登録させるために煩雑な操作を
強いる必要もない。換言すると、この遠隔操作用車載装
置は、ユーザに簡単に紛失した送信機を登録させること
ができる。
【0021】この他、請求項1〜請求項3に記載の遠隔
操作用車載装置において、緊急通報手段は、請求項4に
記載のように、自身に備えられた発信機から緊急連絡先
に向けて、紛失した許可送信機が不正使用されているこ
と示す信号を発信することにより、その内容を緊急連絡
先の外部センタや、車両所有者等に通報するように構成
されていてもよい。このように発信機で不正使用を通報
するようにすれば、当該装置の構成を簡単にすることが
できて、当該装置を安価に提供することができる。
操作用車載装置において、緊急通報手段は、請求項4に
記載のように、自身に備えられた発信機から緊急連絡先
に向けて、紛失した許可送信機が不正使用されているこ
と示す信号を発信することにより、その内容を緊急連絡
先の外部センタや、車両所有者等に通報するように構成
されていてもよい。このように発信機で不正使用を通報
するようにすれば、当該装置の構成を簡単にすることが
できて、当該装置を安価に提供することができる。
【0022】尚、このように遠隔操作用車載装置を構成
する場合においては、発信機からの信号を受信するため
に、セキュリティ会社が管理する外部センタに接続され
た受信機を地域毎に設置したり、発信機からの信号を受
信する携帯型の受信機等を、予め車両の所有者に提供す
る必要がある。
する場合においては、発信機からの信号を受信するため
に、セキュリティ会社が管理する外部センタに接続され
た受信機を地域毎に設置したり、発信機からの信号を受
信する携帯型の受信機等を、予め車両の所有者に提供す
る必要がある。
【0023】つまり、上記のようにすると、その発信機
からの信号を受信する専用の受信機を別途設けなければ
ならなくなる。そこで、本発明の遠隔操作用車載装置に
おいては、請求項5に記載のように電話接続手段を用い
て、緊急連絡先に不正使用を示す内容を通報してもよ
い。
からの信号を受信する専用の受信機を別途設けなければ
ならなくなる。そこで、本発明の遠隔操作用車載装置に
おいては、請求項5に記載のように電話接続手段を用い
て、緊急連絡先に不正使用を示す内容を通報してもよ
い。
【0024】この電話接続手段を備えた請求項5に記載
の遠隔操作用車載装置においては、判定手段が、紛失送
信機情報に基づいて、受信手段にて受信した外部の送信
機からの指令信号が紛失した許可送信機のものであると
判断すると、電話接続手段が、予め緊急連絡先として登
録された電話番号に対応する外部通信端末に、公衆電話
回線網を介して当該装置を接続して、送信機が不正使用
されていることを通報するように構成されている。
の遠隔操作用車載装置においては、判定手段が、紛失送
信機情報に基づいて、受信手段にて受信した外部の送信
機からの指令信号が紛失した許可送信機のものであると
判断すると、電話接続手段が、予め緊急連絡先として登
録された電話番号に対応する外部通信端末に、公衆電話
回線網を介して当該装置を接続して、送信機が不正使用
されていることを通報するように構成されている。
【0025】したがって、この遠隔操作用車載装置(請
求項5)においては、例えば、ユーザが既に所有する携
帯電話等を緊急連絡先に設定することができて、新たに
不正使用の通報を受けるための専用受信機等を設ける必
要がなく便利である。尚、勿論、緊急通報手段に、発信
機と電話接続手段と、を両方設けることも可能である。
このようにすれば、異なる通信手段で、送信機の不正使
用を通報することができるため、不正使用の通報をより
確実に連絡先に届けることができる。
求項5)においては、例えば、ユーザが既に所有する携
帯電話等を緊急連絡先に設定することができて、新たに
不正使用の通報を受けるための専用受信機等を設ける必
要がなく便利である。尚、勿論、緊急通報手段に、発信
機と電話接続手段と、を両方設けることも可能である。
このようにすれば、異なる通信手段で、送信機の不正使
用を通報することができるため、不正使用の通報をより
確実に連絡先に届けることができる。
【0026】また、このように公衆電話回線網を通じ
て、送信機の不正使用を通報するように遠隔操作用車載
装置が構成されている場合においては、請求項6に記載
のように、外部操作により電話番号が入力されると緊急
連絡先として登録されている電話番号を、その入力され
た電話番号に変更する連絡先変更手段を設けると便利で
ある。このようにすれば、ユーザの要求に応じて、緊急
連絡先を変更することができて、ユーザは、所望の連絡
先にて送信機不正使用の通報を受けることができる。
て、送信機の不正使用を通報するように遠隔操作用車載
装置が構成されている場合においては、請求項6に記載
のように、外部操作により電話番号が入力されると緊急
連絡先として登録されている電話番号を、その入力され
た電話番号に変更する連絡先変更手段を設けると便利で
ある。このようにすれば、ユーザの要求に応じて、緊急
連絡先を変更することができて、ユーザは、所望の連絡
先にて送信機不正使用の通報を受けることができる。
【0027】一方、外部センタやユーザが通報を受けた
際に、車両状況を把握できるようにするためには、上記
遠隔操作用車載装置(請求項1〜請求項6)に、撮影手
段を設けるのがよい。請求項7に記載の遠隔操作用車載
装置では、判定手段が、指令信号を送信してきた送信機
が紛失した許可送信機であると判断すると、撮影手段
が、車両周囲を撮影し、緊急通報手段が、許可送信機の
不正使用の通報と共に、この撮影手段にて撮影された映
像を、無線にて緊急連絡先に送信するから、通報を受け
た者は、その映像から、車両が現在どのような状況にな
っているのかを容易に把握することができて、不正使用
者に対して適切な対処をとることができる。
際に、車両状況を把握できるようにするためには、上記
遠隔操作用車載装置(請求項1〜請求項6)に、撮影手
段を設けるのがよい。請求項7に記載の遠隔操作用車載
装置では、判定手段が、指令信号を送信してきた送信機
が紛失した許可送信機であると判断すると、撮影手段
が、車両周囲を撮影し、緊急通報手段が、許可送信機の
不正使用の通報と共に、この撮影手段にて撮影された映
像を、無線にて緊急連絡先に送信するから、通報を受け
た者は、その映像から、車両が現在どのような状況にな
っているのかを容易に把握することができて、不正使用
者に対して適切な対処をとることができる。
【0028】つまり、この遠隔操作用車載装置において
は、撮影手段にて、車両周囲を撮影することにより不正
使用者が写った映像を緊急連絡先に送信することができ
るので、通報を受けた者は、その映像から、不正使用者
を特定することができるし、その不正使用者の不正行為
が写った映像を証拠として残すことができる。また、そ
の車両周囲の映像から、車両の大凡の位置を把握するこ
ともできる。
は、撮影手段にて、車両周囲を撮影することにより不正
使用者が写った映像を緊急連絡先に送信することができ
るので、通報を受けた者は、その映像から、不正使用者
を特定することができるし、その不正使用者の不正行為
が写った映像を証拠として残すことができる。また、そ
の車両周囲の映像から、車両の大凡の位置を把握するこ
ともできる。
【0029】また特に、撮影手段が、その不正使用者の
動きに追従して、その不正使用者の行為を撮影するよう
に構成されていれば、通報を受けた者は、その撮影手段
が撮影した映像から、不正使用者の人相や、不正行為を
はっきりと捉えることができる。
動きに追従して、その不正使用者の行為を撮影するよう
に構成されていれば、通報を受けた者は、その撮影手段
が撮影した映像から、不正使用者の人相や、不正行為を
はっきりと捉えることができる。
【0030】この他、撮影手段が車両内に設けられてい
れば、遠隔操作用車載装置は、撮影手段にて、車両周囲
だけでなく車両内も撮影することができるため、万が
一、車両内に不正使用者が侵入した場合にも、その車両
内における不正使用者の不正行為をしっかりと撮影する
ことができる。
れば、遠隔操作用車載装置は、撮影手段にて、車両周囲
だけでなく車両内も撮影することができるため、万が
一、車両内に不正使用者が侵入した場合にも、その車両
内における不正使用者の不正行為をしっかりと撮影する
ことができる。
【0031】一方、緊急通報手段は、送信機の不正使用
以後撮影手段の撮影が終了するまで、撮影手段が撮影し
た映像を、連続的に緊急連絡先に送信してもよいし、例
えば数分毎に定期的に送信したりしてもよい。連続的に
映像を送信すれば、通報を受けた者は、逐一その映像を
確認することができ、一方、定期的に映像を送信するよ
うにすれば、通信量を減らすことができる結果、当該装
置を安価にユーザに提供することができる。
以後撮影手段の撮影が終了するまで、撮影手段が撮影し
た映像を、連続的に緊急連絡先に送信してもよいし、例
えば数分毎に定期的に送信したりしてもよい。連続的に
映像を送信すれば、通報を受けた者は、逐一その映像を
確認することができ、一方、定期的に映像を送信するよ
うにすれば、通信量を減らすことができる結果、当該装
置を安価にユーザに提供することができる。
【0032】この他、遠隔操作用車載装置には、請求項
8に記載のように、車両に位置検出手段を設けておくと
便利である。請求項8に記載の遠隔操作用車載装置で
は、判定手段が、指令信号を送信してきた送信機が紛失
した許可送信機であると判断すると、位置検出手段が、
車両の現在位置を検出し、緊急通報手段が、許可送信機
の不正使用の通報と共に、車両の現在位置を、無線にて
緊急連絡先に送信するから、通報を受けた者は、車両の
位置を詳細に把握することができる。したがって、通報
を受けた者は、その情報を基に、送信機が不正使用され
た現場まで迷わず駆けつけることができる。
8に記載のように、車両に位置検出手段を設けておくと
便利である。請求項8に記載の遠隔操作用車載装置で
は、判定手段が、指令信号を送信してきた送信機が紛失
した許可送信機であると判断すると、位置検出手段が、
車両の現在位置を検出し、緊急通報手段が、許可送信機
の不正使用の通報と共に、車両の現在位置を、無線にて
緊急連絡先に送信するから、通報を受けた者は、車両の
位置を詳細に把握することができる。したがって、通報
を受けた者は、その情報を基に、送信機が不正使用され
た現場まで迷わず駆けつけることができる。
【0033】また特に、緊急通報手段が、車両の現在位
置を、位置検出手段から定期的に取得して、これを緊急
連絡先に送信するように構成されていると、ユーザ等
は、不正使用者によって車両が盗まれてしまった場合に
おいても、容易にその車両を発見することができる。
置を、位置検出手段から定期的に取得して、これを緊急
連絡先に送信するように構成されていると、ユーザ等
は、不正使用者によって車両が盗まれてしまった場合に
おいても、容易にその車両を発見することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例について、
図面とともに説明する。図1は、本発明が適用された車
載装置1の構成を表すブロック図である。本実施例の車
載装置1は、座席左右の乗降用ドアのロック、アンロッ
ク等を車両の所有者が遠隔操作できるようにするために
車両(自動車)内に備えられているものであり、この車
両のマスターキーや、キーホルダ等に組み込まれた携帯
型の送信機3から無線にて送信されてくる遠隔操作用の
指令信号を受信し、その受信した指令信号に含まれる各
種制御コードに基づき、乗降用ドアを自動で施錠又は解
錠する。
図面とともに説明する。図1は、本発明が適用された車
載装置1の構成を表すブロック図である。本実施例の車
載装置1は、座席左右の乗降用ドアのロック、アンロッ
ク等を車両の所有者が遠隔操作できるようにするために
車両(自動車)内に備えられているものであり、この車
両のマスターキーや、キーホルダ等に組み込まれた携帯
型の送信機3から無線にて送信されてくる遠隔操作用の
指令信号を受信し、その受信した指令信号に含まれる各
種制御コードに基づき、乗降用ドアを自動で施錠又は解
錠する。
【0035】このため、本実施例の車載装置1には、ユ
ーザが送信機3を操作することにより送信機3から送信
されてくる指令信号を受信して復調し、制御コードを取
得するための受信用ECU11と、乗降用ドアを施錠、
開錠するためのドアロックアクチュエータ13と、受信
用ECU11からの制御コードに基づき、ドアロックア
クチュエータ13を駆動して、ドアロックの制御を行う
ボディECU15と、が備えられている。
ーザが送信機3を操作することにより送信機3から送信
されてくる指令信号を受信して復調し、制御コードを取
得するための受信用ECU11と、乗降用ドアを施錠、
開錠するためのドアロックアクチュエータ13と、受信
用ECU11からの制御コードに基づき、ドアロックア
クチュエータ13を駆動して、ドアロックの制御を行う
ボディECU15と、が備えられている。
【0036】また、本発明にかかる特徴として、このボ
ディECU15には、車載カメラ17が接続されてお
り、送信機3が不正使用されると、この車両に搭載され
た車載カメラ17にて車両周囲を撮影して記録できるよ
うにされている。また更に、この車載装置1には、発信
機19aを有する緊急通報ECU19が備えられてお
り、送信機3が不正使用されると、予め登録された緊急
連絡先としての外部センタ5に、その不正使用を無線に
て通報できるようにされている。
ディECU15には、車載カメラ17が接続されてお
り、送信機3が不正使用されると、この車両に搭載され
た車載カメラ17にて車両周囲を撮影して記録できるよ
うにされている。また更に、この車載装置1には、発信
機19aを有する緊急通報ECU19が備えられてお
り、送信機3が不正使用されると、予め登録された緊急
連絡先としての外部センタ5に、その不正使用を無線に
て通報できるようにされている。
【0037】詳述すると、本実施例の車載装置1を遠隔
操作可能な送信機3には、自身固有のIDコードが割り
当てられており、ユーザによって、当該送信機3に備え
られた遠隔操作用スイッチが押下されると、この送信機
3は、IDコード、及び、その操作に対応する遠隔操作
用の制御コードにて変調された指令信号を外部に送信す
る。
操作可能な送信機3には、自身固有のIDコードが割り
当てられており、ユーザによって、当該送信機3に備え
られた遠隔操作用スイッチが押下されると、この送信機
3は、IDコード、及び、その操作に対応する遠隔操作
用の制御コードにて変調された指令信号を外部に送信す
る。
【0038】一方、車載装置1内の受信用ECU11
は、受信アンテナを介して上記送信機3からの指令信号
を受信すると、その信号を自身内蔵の復調回路にて復調
して、IDコード及び制御コードを取得するとともに、
自身のCPUにて実行されるメインルーチン(後述)に
て、送信機3が車両制御を許可された許可送信機3であ
るか否かを、自身のメモリ11a内に記憶された許可送
信機のIDコードと照合することにより判断し、その後
この結果に対応する処理を実行する。
は、受信アンテナを介して上記送信機3からの指令信号
を受信すると、その信号を自身内蔵の復調回路にて復調
して、IDコード及び制御コードを取得するとともに、
自身のCPUにて実行されるメインルーチン(後述)に
て、送信機3が車両制御を許可された許可送信機3であ
るか否かを、自身のメモリ11a内に記憶された許可送
信機のIDコードと照合することにより判断し、その後
この結果に対応する処理を実行する。
【0039】また、受信用ECU11には、単一の押下
式ボタンから構成される操作スイッチ21が接続されて
おり、ユーザ(車両の使用者)が許可送信機3を紛失し
た場合に、操作スイッチ21を押下して紛失した許可送
信機3(以下、「紛失送信機3」とする。)を登録する
旨の登録指令を入力すると、当該ECUは、その登録指
令に従い、図2にフローチャートを示す紛失送信機登録
処理を実行して、その紛失送信機3を登録するようにさ
れている。
式ボタンから構成される操作スイッチ21が接続されて
おり、ユーザ(車両の使用者)が許可送信機3を紛失し
た場合に、操作スイッチ21を押下して紛失した許可送
信機3(以下、「紛失送信機3」とする。)を登録する
旨の登録指令を入力すると、当該ECUは、その登録指
令に従い、図2にフローチャートを示す紛失送信機登録
処理を実行して、その紛失送信機3を登録するようにさ
れている。
【0040】即ち、この処理を実行するとまず、受信用
ECU11は、S110にて、所定期間(本実施例では
登録指令後30秒間)、送信機3からのIDコードを受
け付けて、自身の受信アンテナから受信し復調した指令
信号に付与されているIDコードを取得し、これを記憶
する。尚、この際に紛失送信機以外の許可送信機3のI
Dコードが全て送信されてくるように、ユーザ(車両所
有者)に対して、取扱説明書等で予め、登録指令を入力
した際には、自己が所有する送信機3の全てから遠隔操
作用の指令信号を送信するように連絡しておく。
ECU11は、S110にて、所定期間(本実施例では
登録指令後30秒間)、送信機3からのIDコードを受
け付けて、自身の受信アンテナから受信し復調した指令
信号に付与されているIDコードを取得し、これを記憶
する。尚、この際に紛失送信機以外の許可送信機3のI
Dコードが全て送信されてくるように、ユーザ(車両所
有者)に対して、取扱説明書等で予め、登録指令を入力
した際には、自己が所有する送信機3の全てから遠隔操
作用の指令信号を送信するように連絡しておく。
【0041】次に、S120において受信用ECU11
は、S110にて受信したIDコードと、メモリ11a
内に登録されている許可送信機3のIDコードとを比較
して、許可送信機3として登録されているIDコードの
中で受信できなかったIDコードを特定する。そしてS
130にて、受信できなかったIDコードに対応する送
信機3を、紛失送信機として自身のメモリ11a内に登
録し、当該処理を終了する。
は、S110にて受信したIDコードと、メモリ11a
内に登録されている許可送信機3のIDコードとを比較
して、許可送信機3として登録されているIDコードの
中で受信できなかったIDコードを特定する。そしてS
130にて、受信できなかったIDコードに対応する送
信機3を、紛失送信機として自身のメモリ11a内に登
録し、当該処理を終了する。
【0042】この際、受信用ECU11は、紛失した送
信機3を示す紛失送信機情報として、予め記憶されてい
る許可送信機3のIDコードに紛失していることを示す
紛失フラグを立てて、これをIDコードに関連付けて記
憶する。つまり例えば、IDコードが紛失しているか否
かを”0”又は”1”で表し、既にメモり内に登録され
ているIDコード(例、AAAA)の情報を、紛失して
いないことを示す”AAAA,0”から、紛失している
ことを示す”AAAA,1”に書き換える。
信機3を示す紛失送信機情報として、予め記憶されてい
る許可送信機3のIDコードに紛失していることを示す
紛失フラグを立てて、これをIDコードに関連付けて記
憶する。つまり例えば、IDコードが紛失しているか否
かを”0”又は”1”で表し、既にメモり内に登録され
ているIDコード(例、AAAA)の情報を、紛失して
いないことを示す”AAAA,0”から、紛失している
ことを示す”AAAA,1”に書き換える。
【0043】尚、これ以外の紛失送信機情報を記憶する
形態として、受信用ECU11は、許可送信機3として
記憶されているIDコードとは別となる所定のメモリア
ドレスに、紛失した送信機3のIDコードを記憶しても
よい。次に、この受信用ECU11のCPUが実行する
メインルーチンについて、図3に示すフローチャートに
基づき説明する。尚、この処理は、受信用ECU11
が、自身の受信アンテナを介して、送信機3の指令信号
を受信すると、受信用ECU11内のCPUがその受信
した信号を自身の復調回路から取得して実行するもので
ある。
形態として、受信用ECU11は、許可送信機3として
記憶されているIDコードとは別となる所定のメモリア
ドレスに、紛失した送信機3のIDコードを記憶しても
よい。次に、この受信用ECU11のCPUが実行する
メインルーチンについて、図3に示すフローチャートに
基づき説明する。尚、この処理は、受信用ECU11
が、自身の受信アンテナを介して、送信機3の指令信号
を受信すると、受信用ECU11内のCPUがその受信
した信号を自身の復調回路から取得して実行するもので
ある。
【0044】処理を実行すると受信用ECU11はま
ず、S210にて、自身のメモリ11aから許可送信機
3のIDコードを読み出すとともに、送信機3から送信
されてきたIDコードを、メモリ11a内に登録された
許可送信機のIDコードと照合して、一致するかどうか
判断する(S220)。尚、車両を遠隔操作可能な許可
送信機3が複数ある場合には、当然、メモリ11a内に
も複数の許可送信機3の夫々に対応するIDコードが記
憶されているため、受信用ECU11は、受信した送信
機3のIDコードが、複数の許可送信機のIDコードの
いずれかと一致するかどうかを判断する。
ず、S210にて、自身のメモリ11aから許可送信機
3のIDコードを読み出すとともに、送信機3から送信
されてきたIDコードを、メモリ11a内に登録された
許可送信機のIDコードと照合して、一致するかどうか
判断する(S220)。尚、車両を遠隔操作可能な許可
送信機3が複数ある場合には、当然、メモリ11a内に
も複数の許可送信機3の夫々に対応するIDコードが記
憶されているため、受信用ECU11は、受信した送信
機3のIDコードが、複数の許可送信機のIDコードの
いずれかと一致するかどうかを判断する。
【0045】そして、受信用ECU11は、受信した送
信機3のIDコードが許可送信機のIDコードであると
判断すると(S220でYes)、S230にて、この
IDコードが紛失送信機のIDコードであるかどうかを
判断する。つまり、このステップにおいて、受信用EC
U11は、受信したIDコードに対応する送信機3が紛
失していないかどうかを、メモリ11a内の上記紛失送
信機情報から判別し、受信したIDコードが紛失送信機
として登録されたものでなければ(S230でNo)、
指令信号に含まれる送信機3の遠隔操作に対応した制御
コードをボディECU15に送信する(S240)。一
方、S230にて、受信したIDコードが紛失送信機の
ものであると判断した場合(S230でYes)、受信
用ECU11は、ステップをS250に移して、送信機
3が不正使用されていることを示す不正使用コードをボ
ディECU15に送信する。
信機3のIDコードが許可送信機のIDコードであると
判断すると(S220でYes)、S230にて、この
IDコードが紛失送信機のIDコードであるかどうかを
判断する。つまり、このステップにおいて、受信用EC
U11は、受信したIDコードに対応する送信機3が紛
失していないかどうかを、メモリ11a内の上記紛失送
信機情報から判別し、受信したIDコードが紛失送信機
として登録されたものでなければ(S230でNo)、
指令信号に含まれる送信機3の遠隔操作に対応した制御
コードをボディECU15に送信する(S240)。一
方、S230にて、受信したIDコードが紛失送信機の
ものであると判断した場合(S230でYes)、受信
用ECU11は、ステップをS250に移して、送信機
3が不正使用されていることを示す不正使用コードをボ
ディECU15に送信する。
【0046】次に、この受信用ECU11からの信号に
基づいて動作するボディECU15の各処理について、
図4に基づいて説明する。尚、図4は、ボディECU1
5が実行するメインルーチンに関するフローチャートで
ある。図4に示すようにボディECU15は、受信用E
CU11から信号を受信すると、S310にて、その信
号に制御コードが含まれるかどうかを判断する。ここで
ボディECU15は、受信した信号に制御コードが含ま
れると判断すると、コード種別を判断して(S32
0)、制御コードがドアロックに対応するものである場
合には、ドアロックアクチュエータ13を制御して、ド
アを施錠し(S330)、一方、制御コードがドアのア
ンロックに対応するものである場合には、ドアロックア
クチュエータ13を制御してドアを解錠する(S33
5)。
基づいて動作するボディECU15の各処理について、
図4に基づいて説明する。尚、図4は、ボディECU1
5が実行するメインルーチンに関するフローチャートで
ある。図4に示すようにボディECU15は、受信用E
CU11から信号を受信すると、S310にて、その信
号に制御コードが含まれるかどうかを判断する。ここで
ボディECU15は、受信した信号に制御コードが含ま
れると判断すると、コード種別を判断して(S32
0)、制御コードがドアロックに対応するものである場
合には、ドアロックアクチュエータ13を制御して、ド
アを施錠し(S330)、一方、制御コードがドアのア
ンロックに対応するものである場合には、ドアロックア
クチュエータ13を制御してドアを解錠する(S33
5)。
【0047】一方、ボディECU15は、S310にて
制御コードが送信されていないと判断すると、S340
にて、不正使用コードを受信したかどうかを判断し、不
正使用コードが有ると判断すると(S340でYe
s)、ボディECU15に接続された車載カメラ17を
作動させ(S350)、更に、緊急通報ECU19に緊
急通報指令を入力して(S360)、当該処理を終了す
る。尚、ボディECU15は、S350にて車載カメラ
17を作動させた後に、車載カメラ17を制御して車両
周囲を隈無く撮影し、不正使用者が映し出された映像を
車載カメラ17に収められるようにする。
制御コードが送信されていないと判断すると、S340
にて、不正使用コードを受信したかどうかを判断し、不
正使用コードが有ると判断すると(S340でYe
s)、ボディECU15に接続された車載カメラ17を
作動させ(S350)、更に、緊急通報ECU19に緊
急通報指令を入力して(S360)、当該処理を終了す
る。尚、ボディECU15は、S350にて車載カメラ
17を作動させた後に、車載カメラ17を制御して車両
周囲を隈無く撮影し、不正使用者が映し出された映像を
車載カメラ17に収められるようにする。
【0048】またこのようにしてボディECU15より
緊急通報指令(S360)が入力されると、緊急通報E
CU19は、図5(a)に示すメインルーチンをCPU
にて実行する。尚、図5(a)は、図1のように緊急通
報ECU19から発信機19aを介して不正使用を通報
する場合の緊急通報ECU19が実行するメインルーチ
ンを示すフローチャートである。
緊急通報指令(S360)が入力されると、緊急通報E
CU19は、図5(a)に示すメインルーチンをCPU
にて実行する。尚、図5(a)は、図1のように緊急通
報ECU19から発信機19aを介して不正使用を通報
する場合の緊急通報ECU19が実行するメインルーチ
ンを示すフローチャートである。
【0049】図5(a)に示すように、発信機19aを
有する緊急通報ECU19は、S410にて、車両情報
を取得し、S420にて、不正使用を通報するための発
信信号に、この取得した車両情報を付与して、発信機1
9aより外部センタ5側にその信号を発信し、当該処理
を終了する。この際、緊急通報ECU19は、車両情報
として例えば、現在時刻の他、自身のメモリ内から車両
ナンバーに関する情報を取得し、これを発信機19aよ
り外部センタ5に向けて送信する。
有する緊急通報ECU19は、S410にて、車両情報
を取得し、S420にて、不正使用を通報するための発
信信号に、この取得した車両情報を付与して、発信機1
9aより外部センタ5側にその信号を発信し、当該処理
を終了する。この際、緊急通報ECU19は、車両情報
として例えば、現在時刻の他、自身のメモリ内から車両
ナンバーに関する情報を取得し、これを発信機19aよ
り外部センタ5に向けて送信する。
【0050】また、これ以外に、緊急通報ECU19
は、車両内の車載カメラ17が撮影した画像を、外部セ
ンタ5に発信することが可能である。以上、図1に示す
車載装置1の構成に関して説明したが、この車載装置1
においては、車両所有者が紛失した許可送信機を当該装
置に登録すれば、その送信機が不正使用された場合に、
緊急通報ECU19の発信機から、不正使用を示す信号
を、その車両情報と共に送信することができるため、外
部センタ5を管理するセキュリティ会社等は、その発信
源から車両位置を確認すると共に、その車両情報から車
両ナンバー等の情報を取得し、これに基づいて、警備員
等を実際に車両が停車されている現場へ派遣することが
できる。
は、車両内の車載カメラ17が撮影した画像を、外部セ
ンタ5に発信することが可能である。以上、図1に示す
車載装置1の構成に関して説明したが、この車載装置1
においては、車両所有者が紛失した許可送信機を当該装
置に登録すれば、その送信機が不正使用された場合に、
緊急通報ECU19の発信機から、不正使用を示す信号
を、その車両情報と共に送信することができるため、外
部センタ5を管理するセキュリティ会社等は、その発信
源から車両位置を確認すると共に、その車両情報から車
両ナンバー等の情報を取得し、これに基づいて、警備員
等を実際に車両が停車されている現場へ派遣することが
できる。
【0051】尚、外部センタ5が、送信機の不正使用を
通報している車両の位置を、より詳細に把握できるよう
にするために、車両にGPS( Global Positioning Sy
stem)センサ等からなる位置検出器を設けて、更に、緊
急通報ECU19が、この位置検出器を制御するECU
から車内LANを介して位置情報を取得し、これを外部
センタ5に向けて発信するように当該装置を構成しても
よい。
通報している車両の位置を、より詳細に把握できるよう
にするために、車両にGPS( Global Positioning Sy
stem)センサ等からなる位置検出器を設けて、更に、緊
急通報ECU19が、この位置検出器を制御するECU
から車内LANを介して位置情報を取得し、これを外部
センタ5に向けて発信するように当該装置を構成しても
よい。
【0052】また、上記車載装置1の変形例として、緊
急通報ECU19に、上記発信機19aに代えて(又
は、追加して)、公衆電話回線に接続可能な通信部を設
けてもよい。このようにすれば、緊急連絡先を車両所有
者が所持する携帯電話等にすることができて、車両所有
者に対して直接、送信機の不正使用を通報することがで
きる。
急通報ECU19に、上記発信機19aに代えて(又
は、追加して)、公衆電話回線に接続可能な通信部を設
けてもよい。このようにすれば、緊急連絡先を車両所有
者が所持する携帯電話等にすることができて、車両所有
者に対して直接、送信機の不正使用を通報することがで
きる。
【0053】以下には、この変形例に関して、図5
(b)、図6を用いて具体的な実施例を説明することに
する。尚、図5(b)は、緊急通報ECUに公衆電話回
線に接続可能な通信部19bが設けられている場合の緊
急通報ECU19’(図6参照)が実行するメインルー
チンを示すフローチャートであり、図6は、その車載装
置1’の構成を表すブロック図である。また、以下に説
明する変形例に関しては、上記実施例と異なる部分につ
いてのみ記述することとする。つまり、以下に説明され
ていない車載装置1’の構成に関しては、基本的に上記
実施例に説明した車載装置1と同様に構成されているも
のとする。
(b)、図6を用いて具体的な実施例を説明することに
する。尚、図5(b)は、緊急通報ECUに公衆電話回
線に接続可能な通信部19bが設けられている場合の緊
急通報ECU19’(図6参照)が実行するメインルー
チンを示すフローチャートであり、図6は、その車載装
置1’の構成を表すブロック図である。また、以下に説
明する変形例に関しては、上記実施例と異なる部分につ
いてのみ記述することとする。つまり、以下に説明され
ていない車載装置1’の構成に関しては、基本的に上記
実施例に説明した車載装置1と同様に構成されているも
のとする。
【0054】まず、この車載装置1’における緊急通報
ECU19’は、ボディECU15から、緊急通報指令
を受信すると、図5(b)に示すメインルーチンを実行
して、上記実施例と同様の車両情報を取得し、更に、S
520にて、自身のメモリ内に記憶されている連絡先と
しての電話番号を取得する。
ECU19’は、ボディECU15から、緊急通報指令
を受信すると、図5(b)に示すメインルーチンを実行
して、上記実施例と同様の車両情報を取得し、更に、S
520にて、自身のメモリ内に記憶されている連絡先と
しての電話番号を取得する。
【0055】次に、緊急通報ECU19’は、S530
にて、内蔵の通信部19bを制御し、当該装置を基地局
7、公衆電話回線網9を介して、取得した電話番号に対
応する連絡先電話端末(携帯電話端末、固定電話端末
等)に接続する。尚、一度で電話端末に接続できない場
合、緊急通報ECU19’は、電話端末への接続を所定
時間毎に繰り返し試みることになる。
にて、内蔵の通信部19bを制御し、当該装置を基地局
7、公衆電話回線網9を介して、取得した電話番号に対
応する連絡先電話端末(携帯電話端末、固定電話端末
等)に接続する。尚、一度で電話端末に接続できない場
合、緊急通報ECU19’は、電話端末への接続を所定
時間毎に繰り返し試みることになる。
【0056】そして、その連絡先電話端末への接続が成
功すると、緊急通報ECU19’は、通常の電話機能を
用いて、その連絡先電話端末にて応対する車両所有者
に、送信機が不正使用されている旨を音声にて報知し、
更に、電話端末先の車両所有者に車両情報を取得するか
否かを音声にて問い合わせる(S540)。
功すると、緊急通報ECU19’は、通常の電話機能を
用いて、その連絡先電話端末にて応対する車両所有者
に、送信機が不正使用されている旨を音声にて報知し、
更に、電話端末先の車両所有者に車両情報を取得するか
否かを音声にて問い合わせる(S540)。
【0057】その後、車両所有者が自身の電話端末を操
作して、車両情報を取得する旨の指令を当該車載装置
1’に入力すると、緊急通報ECU19’は、通報を受
けた車両所有者が車両情報を要求していると判断し(S
550でYes)、電子メール等のデータ転送可能な手
段を用いて、この電話端末に車両情報を送信し、その車
両情報を車両所有者に提供して、当該処理を終了する。
作して、車両情報を取得する旨の指令を当該車載装置
1’に入力すると、緊急通報ECU19’は、通報を受
けた車両所有者が車両情報を要求していると判断し(S
550でYes)、電子メール等のデータ転送可能な手
段を用いて、この電話端末に車両情報を送信し、その車
両情報を車両所有者に提供して、当該処理を終了する。
【0058】尚ここで、送信する車両情報としては、上
記した車両位置、車載カメラが撮影した映像、車両ナン
バー等が挙げられる。またこの時、この車両位置は、ナ
ビECU31に接続されている位置検出器37から取得
される。一方、S550にて、車両所有者が車両情報を
要求していないと判断すると(S550でNo)、緊急
通報ECU19’は、回線を切断して、当該処理を終了
する。
記した車両位置、車載カメラが撮影した映像、車両ナン
バー等が挙げられる。またこの時、この車両位置は、ナ
ビECU31に接続されている位置検出器37から取得
される。一方、S550にて、車両所有者が車両情報を
要求していないと判断すると(S550でNo)、緊急
通報ECU19’は、回線を切断して、当該処理を終了
する。
【0059】以上、緊急通報にかかる動作について説明
したが、更にこの車載装置1’は、車両内に搭載された
ナビゲーション装置の操作スイッチ33を利用して、連
絡先の電話番号の登録変更ができるようにされており、
このために、緊急通報ECU19’は、番号登録処理を
実行して、操作スイッチ33、液晶パネル等からなる表
示部35に接続されたナビECU31に番号登録に必要
な案内をさせたり、操作スイッチ33から入力された情
報をナビECU31から取得する。尚、図7は、緊急通
報ECU19’が実行する番号登録処理を示すフローチ
ャートである。
したが、更にこの車載装置1’は、車両内に搭載された
ナビゲーション装置の操作スイッチ33を利用して、連
絡先の電話番号の登録変更ができるようにされており、
このために、緊急通報ECU19’は、番号登録処理を
実行して、操作スイッチ33、液晶パネル等からなる表
示部35に接続されたナビECU31に番号登録に必要
な案内をさせたり、操作スイッチ33から入力された情
報をナビECU31から取得する。尚、図7は、緊急通
報ECU19’が実行する番号登録処理を示すフローチ
ャートである。
【0060】図7に示すように、緊急通報ECU19’
は、処理を実行するとまずS610にて、当該処理が初
めて実行されたかどうかを、初回の実行で登録されるパ
スワード等(後述するS720を参照)が既に記憶され
ているか否かで判断する。そして、当該処理の実行が初
めてであると判断すると(S610でYes)、S62
0にて、ナビECU31に繋がる表示部35を用いて、
ユーザに対し、予め車両に添付した取扱説明書等で告知
したシリアル番号を入力するように求め、ユーザが入力
したシリアル番号をナビECU31を介して取得する
と、S630にて、ユーザが入力したシリアル番号が、
予めメモリ内に登録されている内容(シリアル番号)と
一致するかどうかを判断し、一致すれば(S630でY
es)、処理をS670に移行し、一致しなければ(S
630でNo)、S635にて入力した情報が間違って
いる旨のエラーメッセージを表示部に表示して、当該処
理を終了する。
は、処理を実行するとまずS610にて、当該処理が初
めて実行されたかどうかを、初回の実行で登録されるパ
スワード等(後述するS720を参照)が既に記憶され
ているか否かで判断する。そして、当該処理の実行が初
めてであると判断すると(S610でYes)、S62
0にて、ナビECU31に繋がる表示部35を用いて、
ユーザに対し、予め車両に添付した取扱説明書等で告知
したシリアル番号を入力するように求め、ユーザが入力
したシリアル番号をナビECU31を介して取得する
と、S630にて、ユーザが入力したシリアル番号が、
予めメモリ内に登録されている内容(シリアル番号)と
一致するかどうかを判断し、一致すれば(S630でY
es)、処理をS670に移行し、一致しなければ(S
630でNo)、S635にて入力した情報が間違って
いる旨のエラーメッセージを表示部に表示して、当該処
理を終了する。
【0061】一方、S610にて、当該処理の実行が初
めてではないと判断すると(S610でNo)、緊急通
報ECU19’は、S640にて、ユーザに対してパス
ワードを入力するように求めるメッセージを表示部35
に表示し、それに従いユーザがナビECU31に接続さ
れた操作スイッチ33からパスワードを入力すると、こ
れによりナビECU31から送られてくるパスワードを
取得する。
めてではないと判断すると(S610でNo)、緊急通
報ECU19’は、S640にて、ユーザに対してパス
ワードを入力するように求めるメッセージを表示部35
に表示し、それに従いユーザがナビECU31に接続さ
れた操作スイッチ33からパスワードを入力すると、こ
れによりナビECU31から送られてくるパスワードを
取得する。
【0062】続いて緊急通報ECU19’は、S650
にて、前回までの当該処理において登録した旧電話番号
を入力するように求めるメッセージをナビECU31に
表示させ、それに従いユーザが旧電話番号を操作スイッ
チ33より入力すると、これによりナビECU31から
送られてくる旧電話番号を取得し、S660にて、この
取得したパスワード及び旧電話番号が、前回までの当該
処理において、自身のメモリ内に登録されているもので
あるかどうかを判断する。
にて、前回までの当該処理において登録した旧電話番号
を入力するように求めるメッセージをナビECU31に
表示させ、それに従いユーザが旧電話番号を操作スイッ
チ33より入力すると、これによりナビECU31から
送られてくる旧電話番号を取得し、S660にて、この
取得したパスワード及び旧電話番号が、前回までの当該
処理において、自身のメモリ内に登録されているもので
あるかどうかを判断する。
【0063】そして、取得したパスワード及び電話番号
が登録されているものと一致すると判断すると(S66
0でYes)、緊急通報ECU19’は、処理をS67
0に移し、一致しない場合には(S660でNo)、入
力された情報が間違っている旨のエラー表示をナビEC
U31に表示させ(S665)、当該処理を終了する。
が登録されているものと一致すると判断すると(S66
0でYes)、緊急通報ECU19’は、処理をS67
0に移し、一致しない場合には(S660でNo)、入
力された情報が間違っている旨のエラー表示をナビEC
U31に表示させ(S665)、当該処理を終了する。
【0064】そしてS670において、緊急通報ECU
19’は、新たに登録する電話番号をユーザに操作スイ
ッチ33から入力させ、この電話番号をナビECU31
経由で取得すると、S680にて、電話番号に対応する
電話端末に当該装置を接続する。
19’は、新たに登録する電話番号をユーザに操作スイ
ッチ33から入力させ、この電話番号をナビECU31
経由で取得すると、S680にて、電話番号に対応する
電話端末に当該装置を接続する。
【0065】尚ここで、このように当該装置を電話端末
に接続するのは、新たに入力された電話番号先の電話端
末に、緊急通報が行えるかどうかを確認するためであ
り、続くS690にて、緊急通報ECU19’は、ユー
ザが指定した電話番号の電話端末に接続できたかどうか
を判断する。そして、電話端末と接続できなければ(S
690でNo)、S705にてエラー表示し、当該処理
を終了する。
に接続するのは、新たに入力された電話番号先の電話端
末に、緊急通報が行えるかどうかを確認するためであ
り、続くS690にて、緊急通報ECU19’は、ユー
ザが指定した電話番号の電話端末に接続できたかどうか
を判断する。そして、電話端末と接続できなければ(S
690でNo)、S705にてエラー表示し、当該処理
を終了する。
【0066】一方、電話端末と接続できた場合において
は、S700にて、電話端末を連絡先に登録してもよい
かを問い合わせるメッセージを音声にて報知し、これに
応答してユーザが電話端末を操作して、その電話番号の
登録を許可する指令を入力したかどうかを判断する。
は、S700にて、電話端末を連絡先に登録してもよい
かを問い合わせるメッセージを音声にて報知し、これに
応答してユーザが電話端末を操作して、その電話番号の
登録を許可する指令を入力したかどうかを判断する。
【0067】そして、登録を許可する旨の指令が入力さ
れると(S700でYes)、緊急通報ECU19’
は、S710にて、ユーザに新しいパスワードを入力さ
せ、パスワードが入力されると、S720にて、新しい
電話番号及びパスワードを登録する。
れると(S700でYes)、緊急通報ECU19’
は、S710にて、ユーザに新しいパスワードを入力さ
せ、パスワードが入力されると、S720にて、新しい
電話番号及びパスワードを登録する。
【0068】一方、S700にて、ユーザより登録を許
可する指令が入力されなかったと判断すると(S700
でNo)、緊急通報ECU19’は、S705にて、エ
ラーメッセージを表示し、当該処理を終了する。以上、
車載装置1’について説明したが、この車載装置1’に
よれば、ユーザは、自身が所持する携帯電話等で、送信
機3が不正使用されている旨の通報をただちに受けるこ
とができ、直接その不正使用されている車両の場所まで
かけつけることができる。また、連絡先を変更すること
ができるので、ユーザは、いつでも、所望の電話端末に
て、緊急通報を受けることができる。
可する指令が入力されなかったと判断すると(S700
でNo)、緊急通報ECU19’は、S705にて、エ
ラーメッセージを表示し、当該処理を終了する。以上、
車載装置1’について説明したが、この車載装置1’に
よれば、ユーザは、自身が所持する携帯電話等で、送信
機3が不正使用されている旨の通報をただちに受けるこ
とができ、直接その不正使用されている車両の場所まで
かけつけることができる。また、連絡先を変更すること
ができるので、ユーザは、いつでも、所望の電話端末に
て、緊急通報を受けることができる。
【0069】尚、この変形例では、発信機19aの代わ
りに通信部19bを緊急通報ECUに設けてているが、
発信機19aと、電話端末に接続可能な通信部19b
と、を両方緊急通報ECUに設けると、二重に緊急連絡
先を確保することできて、送信機3の不正使用を、ユー
ザや、外部センタ5を管理するセキュリティ会社に対し
て、より確実に通報することができる。
りに通信部19bを緊急通報ECUに設けてているが、
発信機19aと、電話端末に接続可能な通信部19b
と、を両方緊急通報ECUに設けると、二重に緊急連絡
先を確保することできて、送信機3の不正使用を、ユー
ザや、外部センタ5を管理するセキュリティ会社に対し
て、より確実に通報することができる。
【0070】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の受信手段は、本実施例の受信用ECU11
に相当し、コード情報記憶手段は、受信用ECU11に
内蔵されたメモリ11aに相当する。また、本発明の制
御手段は、受信用ECU11が、IDコードを照合し
(S210)、受信したIDコードが紛失登録されてい
ない許可送信機のIDコードと一致すると(S220で
Yes、S230でNo)、ボディECU15に制御コ
ードを送信し(S240)、これを受けてボディECU
15が、ドアロックアクチュエータ13を制御する動作
(S330,S335)に相当する。
が、本発明の受信手段は、本実施例の受信用ECU11
に相当し、コード情報記憶手段は、受信用ECU11に
内蔵されたメモリ11aに相当する。また、本発明の制
御手段は、受信用ECU11が、IDコードを照合し
(S210)、受信したIDコードが紛失登録されてい
ない許可送信機のIDコードと一致すると(S220で
Yes、S230でNo)、ボディECU15に制御コ
ードを送信し(S240)、これを受けてボディECU
15が、ドアロックアクチュエータ13を制御する動作
(S330,S335)に相当する。
【0071】そして、本発明の判定手段は、受信用EC
U11が、送信されてきたIDコードが紛失登録されて
いる許可送信機のIDコードと一致するかどうか判断す
る動作(S230)に相当し、本発明の禁止手段は、受
信用ECU11がボディECU15に制御コードを送信
せずに不正使用コードを送信することにより、指令信号
に従うドアロックアクチュエータ13の制御を禁止する
動作に相当する。
U11が、送信されてきたIDコードが紛失登録されて
いる許可送信機のIDコードと一致するかどうか判断す
る動作(S230)に相当し、本発明の禁止手段は、受
信用ECU11がボディECU15に制御コードを送信
せずに不正使用コードを送信することにより、指令信号
に従うドアロックアクチュエータ13の制御を禁止する
動作に相当する。
【0072】そして、本発明の紛失情報書込手段は、受
信用ECU11が実行する紛失送信機登録処理に相当す
る。また、本発明の緊急通報手段は、受信用ECU11
にて紛失送信機が使用されていると判断されると(S2
30でYes)、ボディECU15が、受信した不正使
用コードに基づき、緊急通報ECU19、19’に緊急
通報指令を発して、これに従い、緊急通報ECU19、
19’が、メインルーチン(図5)を実行する動作に相
当する。そして、本発明の電話接続手段は、緊急通報E
CU19’が内蔵する通信部19bに相当する。
信用ECU11が実行する紛失送信機登録処理に相当す
る。また、本発明の緊急通報手段は、受信用ECU11
にて紛失送信機が使用されていると判断されると(S2
30でYes)、ボディECU15が、受信した不正使
用コードに基づき、緊急通報ECU19、19’に緊急
通報指令を発して、これに従い、緊急通報ECU19、
19’が、メインルーチン(図5)を実行する動作に相
当する。そして、本発明の電話接続手段は、緊急通報E
CU19’が内蔵する通信部19bに相当する。
【0073】この他、本発明の連絡先変更手段は、緊急
通報ECU19’が実行する番号登録処理(図7)に相
当し、撮影手段は、車載カメラ17に、位置検出手段
は、位置検出器37に相当する。また、本発明は、主
に、紛失した許可送信機が不正使用された場合におい
て、その旨を所定の連絡先に通報できるようにしたもの
であるから、この要旨に反しない限り、種々の態様をと
ることができる。
通報ECU19’が実行する番号登録処理(図7)に相
当し、撮影手段は、車載カメラ17に、位置検出手段
は、位置検出器37に相当する。また、本発明は、主
に、紛失した許可送信機が不正使用された場合におい
て、その旨を所定の連絡先に通報できるようにしたもの
であるから、この要旨に反しない限り、種々の態様をと
ることができる。
【0074】例えば、上記実施例におけるボディECU
15では、遠隔操作によって、主にドアロックの制御を
行う構成になっているが、本発明の車載装置は、遠隔操
作の内容にかかわらず、種々の遠隔操作用車載装置に適
用できる。つまり、ボディECU15は、遠隔操作によ
り、バックドアアクチュエータを制御して、バックドア
を自動で開放できるようにされていてもよいし、遠隔操
作により、運転席の座席位置を制御できるようにされて
いてもよい。尚、このようにドアロック以外の遠隔操作
ができるようにされている場合においても、受信用EC
U11は、紛失送信機から遠隔操作用の指令信号を受信
すると、その指令信号の内容にかかわらず、不正使用コ
ードをボディECU15に発信するため、結果として、
緊急通報ECU19,19’は、遠隔操作の種類に限ら
ず、緊急連絡先に不正使用を通報することができる。
15では、遠隔操作によって、主にドアロックの制御を
行う構成になっているが、本発明の車載装置は、遠隔操
作の内容にかかわらず、種々の遠隔操作用車載装置に適
用できる。つまり、ボディECU15は、遠隔操作によ
り、バックドアアクチュエータを制御して、バックドア
を自動で開放できるようにされていてもよいし、遠隔操
作により、運転席の座席位置を制御できるようにされて
いてもよい。尚、このようにドアロック以外の遠隔操作
ができるようにされている場合においても、受信用EC
U11は、紛失送信機から遠隔操作用の指令信号を受信
すると、その指令信号の内容にかかわらず、不正使用コ
ードをボディECU15に発信するため、結果として、
緊急通報ECU19,19’は、遠隔操作の種類に限ら
ず、緊急連絡先に不正使用を通報することができる。
【0075】この他、上記実施例では、紛失送信機が不
正使用された際の車両制御を禁止したが、このようにす
ると、遠隔操作がきかなくなるため不正使用者に緊急通
報されていることを気づかれる可能性がある。このた
め、不正使用者に気づかれないように、受信用ECU1
1は、紛失送信機が不正使用されていると判断しても、
指令信号に対応する制御コードをボディECU15に送
信して、ボディECU15に遠隔操作に対応する車両制
御をさせてもよい。このように、車両制御を禁止しなけ
れば、不正使用者に、自身の行為が緊急通報されている
ことを悟られないため、より確実に不正使用者を捕らえ
ることが可能である。
正使用された際の車両制御を禁止したが、このようにす
ると、遠隔操作がきかなくなるため不正使用者に緊急通
報されていることを気づかれる可能性がある。このた
め、不正使用者に気づかれないように、受信用ECU1
1は、紛失送信機が不正使用されていると判断しても、
指令信号に対応する制御コードをボディECU15に送
信して、ボディECU15に遠隔操作に対応する車両制
御をさせてもよい。このように、車両制御を禁止しなけ
れば、不正使用者に、自身の行為が緊急通報されている
ことを悟られないため、より確実に不正使用者を捕らえ
ることが可能である。
【0076】ただし、この場合には、不正使用者が車両
を遠隔操作してドアを解錠し、車両に不正に侵入する可
能性があるため、このような事態を避けようとする場合
には、上記したように車両制御の禁止が必要となる。ま
た、本実施例において、受信用ECU11は、S110
にて登録指令後所定時間内(30秒間)に送られてきた
IDコードを紛失情報として取得するように構成されて
いるが、この他に、受信用ECU11は、操作スイッチ
21が再度押下されるまでIDコードを受け付けてもよ
いし、送信機3のIDコードを受信する度に、受付時間
を延長してもよい。
を遠隔操作してドアを解錠し、車両に不正に侵入する可
能性があるため、このような事態を避けようとする場合
には、上記したように車両制御の禁止が必要となる。ま
た、本実施例において、受信用ECU11は、S110
にて登録指令後所定時間内(30秒間)に送られてきた
IDコードを紛失情報として取得するように構成されて
いるが、この他に、受信用ECU11は、操作スイッチ
21が再度押下されるまでIDコードを受け付けてもよ
いし、送信機3のIDコードを受信する度に、受付時間
を延長してもよい。
【図1】 本発明が適用された車載装置1の構成を表す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】 受信用ECU11が実行する紛失送信機登録
処理を示すフローチャートである。
処理を示すフローチャートである。
【図3】 受信用ECU11が実行するメインルーチン
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】 ボディECU15が実行するメインルーチン
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】 緊急通報ECU19,19’が実行するメイ
ンルーチンを示すフローチャートである。
ンルーチンを示すフローチャートである。
【図6】 変形例としての車載装置1’の構成を表すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図7】 緊急通報ECU19’が実行する番号登録処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
1,1’…車載装置 3…送信機 9…公衆電話回
線網 11…受信用ECU 11a…メモリ 13…ドアロックアクチュエータ 15…ボディEC
U 17…車載カメラ 19,19’…緊急通報ECU 19a…発信機
19b…通信部 21,33…操作スイッチ 37…位置検出器
線網 11…受信用ECU 11a…メモリ 13…ドアロックアクチュエータ 15…ボディEC
U 17…車載カメラ 19,19’…緊急通報ECU 19a…発信機
19b…通信部 21,33…操作スイッチ 37…位置検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321E Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB15 BB42 BB64 CC15 CC28 DD06 EE02 FF24 GG04 GG15 HH01 JJ05 KK03 LL00 LL01 SS12 TT03 5K048 AA15 BA42 BA53 DB01 DC01 DC07 EA16 EB02 HA01 HA02 HA04 HA06 5K101 KK11 KK14 LL01 LL11
Claims (8)
- 【請求項1】 車両外部の送信機から無線にて送信され
てくる該送信機固有のIDコードが付与された遠隔操作
用の指令信号を受信する受信手段と、 前記車両の遠隔操作を許可された許可送信機のIDコー
ドを記憶するコード情報記憶手段と、 前記受信手段が受信した送信機のIDコードを、前記コ
ード情報記憶手段に記憶されたIDコードと照合し、該
送信機のIDコードが前記コード情報記憶手段に記憶さ
れたIDコードと一致すると、該送信機が前記許可送信
機であると判断して、前記指令信号に従い車両状態を制
御する制御手段と、 を備えた遠隔操作用車載装置であって、 前記許可送信機を紛失したことを当該装置に登録する旨
の登録指令が、外部操作により使用者から入力される
と、その後外部から入力される紛失情報を取得して、こ
の紛失情報に基づき紛失した前記許可送信機を特定し、
更に、特定した該許可送信機に関する紛失送信機情報
を、前記コード情報記憶手段に記憶させる紛失情報書込
手段と、 前記受信手段が受信した送信機のIDコード及び前記コ
ード情報記憶手段に記憶された前記紛失送信機情報に基
づいて、前記受信手段に指令信号を送信してきた前記送
信機が前記紛失した許可送信機であるか否かを判断する
判定手段と、 該判定手段にて前記指令信号を送信してきた送信機が前
記紛失した許可送信機であると判断されると、予め登録
された緊急連絡先に該許可送信機が不正使用されている
ことを無線にて通報する緊急通報手段と、 を備えたことを特徴とする遠隔操作用車載装置。 - 【請求項2】 前記判定手段にて前記指令信号を送信し
てきた送信機が前記紛失した許可送信機であると判断さ
れると、該送信機からの指令信号に従い前記制御手段が
車両状態を制御するのを禁止する禁止手段を備えたこと
を特徴とする請求項1に記載の遠隔操作用車載装置。 - 【請求項3】 前記紛失情報書込手段は、前記登録指令
が入力されると、該登録指令入力後所定期間内に前記受
信手段が受信した前記許可送信機のIDコードを前記紛
失情報として取得して、前記コード情報記憶手段に記憶
されたIDコードの内、該受信手段が受信できなかった
IDコードに対応する前記許可送信機を前記紛失した許
可送信機であると特定することを特徴とする請求項1又
は請求項2に記載の遠隔操作用車載装置。 - 【請求項4】 前記緊急通報手段は、発信機を備え、該
発信機から前記緊急連絡先に向けて、前記紛失した許可
送信機が不正使用されていること示す信号を発信するこ
とにより、該許可送信機が不正使用されていることを通
報することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか
に記載の遠隔操作用車載装置。 - 【請求項5】 前記緊急通報手段は、公衆電話回線網を
介して当該装置を外部通信端末に接続する電話接続手段
を備えており、前記判定手段にて前記指令信号を送信し
てきた送信機が前記紛失した許可送信機であると判断さ
れると、該電話接続手段が予め前記緊急連絡先として登
録された電話番号に対応する外部通信端末に当該装置を
接続して、前記紛失した送信機が不正使用されているこ
とを該外部通信端末に通報することを特徴とする請求項
1〜請求項4のいずれかに記載の遠隔操作用車載装置。 - 【請求項6】 外部操作により電話番号が入力される
と、前記緊急連絡先として登録された電話番号を該入力
された電話番号に変更する連絡先変更手段を備えたこと
を特徴とする請求項5に記載の遠隔操作用車載装置。 - 【請求項7】 前記判定手段にて前記指令信号を送信し
てきた送信機が前記紛失した許可送信機であると判断さ
れると、車両周囲を撮影する撮影手段を備え、 前記緊急通報手段は、前記緊急連絡先に許可送信機が不
正使用されていることを無線にて通報すると共に、該撮
影手段が撮影した映像を無線にて該緊急連絡先に送信す
ることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記
載の遠隔操作用車載装置。 - 【請求項8】 車両の現在位置を検出する位置検出手段
を備え、 前記緊急通報手段は、前記緊急連絡先に許可送信機が不
正使用されていることを無線にて通報すると共に、該位
置検出手段が検出した車両位置を無線にて前記緊急連絡
先に送信することを特徴とする請求項1〜請求項7のい
ずれかに記載の遠隔操作用車載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001171188A JP2002364221A (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 遠隔操作用車載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001171188A JP2002364221A (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 遠隔操作用車載装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002364221A true JP2002364221A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19012995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001171188A Withdrawn JP2002364221A (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 遠隔操作用車載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002364221A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8068013B2 (en) * | 2006-12-15 | 2011-11-29 | Smk Corporation | RF communication module and RF communication system |
JP2014069598A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-21 | Mitsubishi Motors Corp | 車載機器類の遠隔操作システム |
JP2018062764A (ja) * | 2016-10-12 | 2018-04-19 | マツダ株式会社 | 電子キーシステム |
-
2001
- 2001-06-06 JP JP2001171188A patent/JP2002364221A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8068013B2 (en) * | 2006-12-15 | 2011-11-29 | Smk Corporation | RF communication module and RF communication system |
JP2014069598A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-21 | Mitsubishi Motors Corp | 車載機器類の遠隔操作システム |
JP2018062764A (ja) * | 2016-10-12 | 2018-04-19 | マツダ株式会社 | 電子キーシステム |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070629 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081031 |