JP2002363529A - コンクリート用粘着テープ及びその製造方法 - Google Patents
コンクリート用粘着テープ及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2002363529A JP2002363529A JP2001166119A JP2001166119A JP2002363529A JP 2002363529 A JP2002363529 A JP 2002363529A JP 2001166119 A JP2001166119 A JP 2001166119A JP 2001166119 A JP2001166119 A JP 2001166119A JP 2002363529 A JP2002363529 A JP 2002363529A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- sensitive adhesive
- concrete
- adhesive tape
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンクリートやモルタル面が湿潤状態であっ
ても初期接着性を有し、かつ、コンクリートやモルタル
面が乾燥後は、高い接着強度が得られるコンクリート用
粘着テープを製造すること。 【解決手段】 エラストマーにスチレン・イソプレン・
スチレンブロック共重合体、タッキーファイヤーに酸変
性されたC5あるいはC5/C9共重合石油樹脂を含む
C5あるいはC5/C9共重合石油樹脂および軟和剤に
芳香族系あるいはナフテン系軟和剤を使用した加熱溶融
型粘着剤を、ポリエステルフィルムあるいはポリエステ
ル不織布の一方の面に塗工することによりコンクリート
用粘着テープを得る。
ても初期接着性を有し、かつ、コンクリートやモルタル
面が乾燥後は、高い接着強度が得られるコンクリート用
粘着テープを製造すること。 【解決手段】 エラストマーにスチレン・イソプレン・
スチレンブロック共重合体、タッキーファイヤーに酸変
性されたC5あるいはC5/C9共重合石油樹脂を含む
C5あるいはC5/C9共重合石油樹脂および軟和剤に
芳香族系あるいはナフテン系軟和剤を使用した加熱溶融
型粘着剤を、ポリエステルフィルムあるいはポリエステ
ル不織布の一方の面に塗工することによりコンクリート
用粘着テープを得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート用粘
着テープ及びその製造方法に関する。
着テープ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートやモルタルの表面は、レイ
タンスと呼ばれる、セメントや骨材微粒子の付着や、砂
ほこりなどによって汚れている。これらの面への接合
は、ボルトや釘等による接合が一般的であるが、最近で
は接着剤による接合が採用されてきている。しかしなが
ら、接着剤による接合は、十分な強度が発現されるまで
の間、仮固定しておく必要があり、他の作業ができない
という問題や、接合部分への接着剤の塗布量が一定でな
い場合に、接着強度が低下するという問題がある。ま
た、近年、接着剤に含まれる有機溶剤による作業環境へ
の影響が懸念されており、無溶剤である粘着テープによ
る接合が望まれている。
タンスと呼ばれる、セメントや骨材微粒子の付着や、砂
ほこりなどによって汚れている。これらの面への接合
は、ボルトや釘等による接合が一般的であるが、最近で
は接着剤による接合が採用されてきている。しかしなが
ら、接着剤による接合は、十分な強度が発現されるまで
の間、仮固定しておく必要があり、他の作業ができない
という問題や、接合部分への接着剤の塗布量が一定でな
い場合に、接着強度が低下するという問題がある。ま
た、近年、接着剤に含まれる有機溶剤による作業環境へ
の影響が懸念されており、無溶剤である粘着テープによ
る接合が望まれている。
【0003】粘着テープを使用する場合、コンクリート
やモルタルへの接着は、通常、接合部分が十分に乾燥し
ていること、即ち、コンクリートやモルタルの養生が十
分行われていることが必要である。接合部分が湿潤状
態、即ち、養生が不完全な状態では、仮止めすることも
不可能であり、作業性に問題があった。また、コンクリ
ート面やモルタル面は粗面であることが多いため、使用
する粘着剤は、濡れ性が良好で、かつ、ある程度の厚さ
に塗工することが必要である。接合後に、高い接着力を
得るためには、高凝集力であることも重要である。
やモルタルへの接着は、通常、接合部分が十分に乾燥し
ていること、即ち、コンクリートやモルタルの養生が十
分行われていることが必要である。接合部分が湿潤状
態、即ち、養生が不完全な状態では、仮止めすることも
不可能であり、作業性に問題があった。また、コンクリ
ート面やモルタル面は粗面であることが多いため、使用
する粘着剤は、濡れ性が良好で、かつ、ある程度の厚さ
に塗工することが必要である。接合後に、高い接着力を
得るためには、高凝集力であることも重要である。
【0004】粘着テープを使用する方法としては、従来
より、ブチルゴムをベースとした粘着テープを使用する
方法が一般的である。ブチルゴム系粘着テープは、耐候
性、耐アルカリ性および粗面に対する接着性に優れてい
るが、粗面に対する接着性を向上させると、凝集力が小
さくなり、剪断方向への接着力が弱くなるという問題が
あった。
より、ブチルゴムをベースとした粘着テープを使用する
方法が一般的である。ブチルゴム系粘着テープは、耐候
性、耐アルカリ性および粗面に対する接着性に優れてい
るが、粗面に対する接着性を向上させると、凝集力が小
さくなり、剪断方向への接着力が弱くなるという問題が
あった。
【0005】また、特開平10−36800号公報に
は、コンクリートに建材を接着するためのブチルゴム系
粘着剤についての記載がなされている。
は、コンクリートに建材を接着するためのブチルゴム系
粘着剤についての記載がなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平10−
36800号公報には、湿潤コンクリートや湿潤モルタ
ルに対する接着性の記述はなく、また、従来のブチルゴ
ム系等の粘着テープには、湿潤コンクリートや湿潤モル
タルに対する接着性を有するものがなかった。
36800号公報には、湿潤コンクリートや湿潤モルタ
ルに対する接着性の記述はなく、また、従来のブチルゴ
ム系等の粘着テープには、湿潤コンクリートや湿潤モル
タルに対する接着性を有するものがなかった。
【0007】そのため、養生が不完全な状態のコンクリ
ートやモルタルに対しても仮固定でき、後に、強い接着
性を発現するコンクリート用粘着テープの開発が望まれ
ていた。
ートやモルタルに対しても仮固定でき、後に、強い接着
性を発現するコンクリート用粘着テープの開発が望まれ
ていた。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術における問
題点を解消し、コンクリートやモルタルの表面が湿潤状
態にあっても、初期粘着性を有し、かつ、接着界面の水
分がなくなった後は、高接着性を発現するコンクリート
用粘着テープ及びその製造方法を提供することにある。
題点を解消し、コンクリートやモルタルの表面が湿潤状
態にあっても、初期粘着性を有し、かつ、接着界面の水
分がなくなった後は、高接着性を発現するコンクリート
用粘着テープ及びその製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、本発明は特許請求の範囲に記載のような構成と
するものである。
ために、本発明は特許請求の範囲に記載のような構成と
するものである。
【0010】すなわち、本発明のコンクリート用粘着テ
ープは、少なくともエラストマー、タッキファイヤー及
び軟和剤を主成分とする加熱溶融型粘着剤からなる粘着
剤層をシート基材の一方の面に設ける。
ープは、少なくともエラストマー、タッキファイヤー及
び軟和剤を主成分とする加熱溶融型粘着剤からなる粘着
剤層をシート基材の一方の面に設ける。
【0011】この場合、上記エラストマーをスチレン・
イソプレン・スチレンブロック共重合体、上記タッキフ
ァイヤーを酸変性されたC5あるいはC5/C9共重合
石油樹脂を含むC5あるいはC5/C9共重合石油樹
脂、かつ、上記軟和剤を芳香族系あるいはナフテン系の
軟和剤とする。
イソプレン・スチレンブロック共重合体、上記タッキフ
ァイヤーを酸変性されたC5あるいはC5/C9共重合
石油樹脂を含むC5あるいはC5/C9共重合石油樹
脂、かつ、上記軟和剤を芳香族系あるいはナフテン系の
軟和剤とする。
【0012】また、これらの場合、上記エラストマー1
00重量部に対して、上記タッキファイヤーを100〜
200重量部、かつ、上記軟和剤を30〜60重量部配
合する。
00重量部に対して、上記タッキファイヤーを100〜
200重量部、かつ、上記軟和剤を30〜60重量部配
合する。
【0013】また、これらの場合、上記シート基材をポ
リエステルフィルムあるいはポリエステル不織布とし、
かつ、上記粘着剤層の厚さを0.3〜1.0mmとす
る。
リエステルフィルムあるいはポリエステル不織布とし、
かつ、上記粘着剤層の厚さを0.3〜1.0mmとす
る。
【0014】また、上記コンクリート用粘着テープを製
造する方法において、シート基材の一方の面に、少なく
ともエラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成
分とする加熱溶融型粘着剤を主成分とする粘着剤を加熱
溶融させて塗工し、0.3〜1.0mm厚の粘着剤層を
形成する。
造する方法において、シート基材の一方の面に、少なく
ともエラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成
分とする加熱溶融型粘着剤を主成分とする粘着剤を加熱
溶融させて塗工し、0.3〜1.0mm厚の粘着剤層を
形成する。
【0015】
【発明の実施の形態】上記目的を達成する為に、発明者
は各種材料、プロセスを検討した結果、少なくともエラ
ストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする
加熱溶融型粘着剤からなる粘着剤層をシート基材の一方
の面に設けることにより、コンクリート用粘着テープを
製造すれば良いことを見い出した。
は各種材料、プロセスを検討した結果、少なくともエラ
ストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする
加熱溶融型粘着剤からなる粘着剤層をシート基材の一方
の面に設けることにより、コンクリート用粘着テープを
製造すれば良いことを見い出した。
【0016】この場合、上記エラストマーには、スチレ
ン・イソプレン・スチレンブロック共重合体を使用し、
上記タッキファイヤーには、酸変性されたC5あるいは
C5/C9共重合石油樹脂を含むC5あるいはC5/C
9共重合石油樹脂を使用し、かつ、上記軟和剤には、芳
香族系あるいはナフテン系の軟和剤を使用する。
ン・イソプレン・スチレンブロック共重合体を使用し、
上記タッキファイヤーには、酸変性されたC5あるいは
C5/C9共重合石油樹脂を含むC5あるいはC5/C
9共重合石油樹脂を使用し、かつ、上記軟和剤には、芳
香族系あるいはナフテン系の軟和剤を使用する。
【0017】上記タッキファイヤーの添加量は、上記エ
ラストマー100重量部に対して、100〜200重量
部であることが好ましい。その添加量が100重量部よ
り少ないと、コンクリートやモルタルに対する接着性が
低下し、200重量部より多くなると、粘着剤の凝集力
が高くなりすぎ、粘着性が低下する。
ラストマー100重量部に対して、100〜200重量
部であることが好ましい。その添加量が100重量部よ
り少ないと、コンクリートやモルタルに対する接着性が
低下し、200重量部より多くなると、粘着剤の凝集力
が高くなりすぎ、粘着性が低下する。
【0018】また、上記酸変性されたC5あるいはC5
/C9共重合石油樹脂の添加量は、上記タッキーファイ
ヤーの総添加量100〜200重量部のうち少なくとも
50重量部以上添加することが好ましい。その添加量が
50重量部より少ないと、接着性が低下する。
/C9共重合石油樹脂の添加量は、上記タッキーファイ
ヤーの総添加量100〜200重量部のうち少なくとも
50重量部以上添加することが好ましい。その添加量が
50重量部より少ないと、接着性が低下する。
【0019】上記軟和剤の添加量は、上記エラストマー
100重量部に対して、30〜60重量部であることが
好ましい。30重量部より少ないと、コンクリートやモ
ルタルに対して十分な濡れ性が得られず、初期接着性が
低下し、60重量部より多くなると、粘着剤の凝集力が
低下する。
100重量部に対して、30〜60重量部であることが
好ましい。30重量部より少ないと、コンクリートやモ
ルタルに対して十分な濡れ性が得られず、初期接着性が
低下し、60重量部より多くなると、粘着剤の凝集力が
低下する。
【0020】また、上記粘着剤層の厚さは、0.3〜
1.0mmであることが好ましい。上記粘着剤層の厚さ
が0.3mmより小さくなると、粗面であるコンクリー
ト面やモルタル面に追従しにくくなるため、所望の接着
力が得られず、1.0mmより大きくなると、特性上、
特に、不都合な点はないが、製造が困難になり、好まし
くない。
1.0mmであることが好ましい。上記粘着剤層の厚さ
が0.3mmより小さくなると、粗面であるコンクリー
ト面やモルタル面に追従しにくくなるため、所望の接着
力が得られず、1.0mmより大きくなると、特性上、
特に、不都合な点はないが、製造が困難になり、好まし
くない。
【0021】基材としては、特に、機械的強度の大きい
基材が良く、ポリエステルフィルムなどが適している。
また、凹凸面のあるような箇所へ適用するには、伸縮性
のある不織布、好ましくは、ポリエステル不織布が適し
ている。
基材が良く、ポリエステルフィルムなどが適している。
また、凹凸面のあるような箇所へ適用するには、伸縮性
のある不織布、好ましくは、ポリエステル不織布が適し
ている。
【0022】上記組成の加熱溶融型粘着剤は、非常に高
いタックを有しているために、コンクリートやモルタル
に対する濡れ性が良く、かつ、適度な凝集力があるため
に、高い接着力が期待できる。また、酸変性されたタッ
キファイヤーを使用しているため、極性の高いコンクリ
ート表面やモルタル表面に対して非常に高い接着力が得
られる。
いタックを有しているために、コンクリートやモルタル
に対する濡れ性が良く、かつ、適度な凝集力があるため
に、高い接着力が期待できる。また、酸変性されたタッ
キファイヤーを使用しているため、極性の高いコンクリ
ート表面やモルタル表面に対して非常に高い接着力が得
られる。
【0023】上記組成の加熱溶融型粘着剤は、湿潤状態
にあるコンクリート表面やモルタル表面に対しても接着
性を有しているため、仮固定することが可能である。養
生直後のコンクリートやモルタルは、水分を多く含んで
いるため、接着界面も湿潤状態となっている。コンクリ
ートやモルタルの養生が進み、水分がなくなれば、本来
の接着力を発現するため、コンクリート表面やモルタル
表面に汚れが付着する前に貼り付けることによって、余
分な下地処理が不要となり作業改善にも繋がる。
にあるコンクリート表面やモルタル表面に対しても接着
性を有しているため、仮固定することが可能である。養
生直後のコンクリートやモルタルは、水分を多く含んで
いるため、接着界面も湿潤状態となっている。コンクリ
ートやモルタルの養生が進み、水分がなくなれば、本来
の接着力を発現するため、コンクリート表面やモルタル
表面に汚れが付着する前に貼り付けることによって、余
分な下地処理が不要となり作業改善にも繋がる。
【0024】次に、本発明のコンクリート用粘着テープ
の製造方法等について説明する。
の製造方法等について説明する。
【0025】本発明のコンクリート用粘着テープは、上
記組成の加熱溶融型粘着剤を加熱、溶融して、カレンダ
ー、ホットメルトコーターなどで、シート基材上に0.
3〜1.0mm厚の粘着剤層を形成することによって容
易に作製することができる。また、上記組成の加熱溶融
型粘着剤を剥離紙上に塗工し、シート基材に転写しても
良い。
記組成の加熱溶融型粘着剤を加熱、溶融して、カレンダ
ー、ホットメルトコーターなどで、シート基材上に0.
3〜1.0mm厚の粘着剤層を形成することによって容
易に作製することができる。また、上記組成の加熱溶融
型粘着剤を剥離紙上に塗工し、シート基材に転写しても
良い。
【0026】また、本発明のコンクリート用粘着テープ
は、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体
100重量部、酸変性されたC5あるいはC5/C9共
重合石油樹脂を含むC5あるいはC5/C9共重合石油
樹脂100〜200重量部、芳香族系あるいはナフテン
系軟和剤30〜60部及び老化防止剤0.5〜5重量部
からなる加熱溶融型粘着剤を使用することにより、前記
した要求特性を十分満足するものが得られる。
は、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体
100重量部、酸変性されたC5あるいはC5/C9共
重合石油樹脂を含むC5あるいはC5/C9共重合石油
樹脂100〜200重量部、芳香族系あるいはナフテン
系軟和剤30〜60部及び老化防止剤0.5〜5重量部
からなる加熱溶融型粘着剤を使用することにより、前記
した要求特性を十分満足するものが得られる。
【0027】
【実施例】本発明のコンクリート用粘着テープ及びその
製造方法について、実施例によって具体的に説明する。
但し、ここに述べる実施例は、本発明の一部の例を示し
たものであり、本発明のコンクリート用粘着テープ及び
その製造方法は、この例に限定されるものではない。
製造方法について、実施例によって具体的に説明する。
但し、ここに述べる実施例は、本発明の一部の例を示し
たものであり、本発明のコンクリート用粘着テープ及び
その製造方法は、この例に限定されるものではない。
【0028】〔実施例1〕スチレン・イソプレン・スチ
レンブロック共重合体クインタック3433N(日本ゼ
オン社製、スチレン比16.5%)100重量部、酸変
性C5石油樹脂クイントンC200S(日本ゼオン社
製、軟化点96℃)85重量部、C5/C9共重合石油
樹脂クイントンN180(日本ゼオン社製、軟化点80
℃)40重量部、芳香族系軟和剤ハイゾールSAS−L
H(日本石油化学社製)30重量部及び老化防止剤イル
ガノックス#1010(チバ・スペシャリティ・ケミカ
ルズ社製、ヒンダードフェノール)1重量部、老化防止
剤スミライザーGM(住友化学工業社製、フェノール)
3重量部からなる組成物をニーダーで十分に混練し、加
熱溶融型粘着剤を得た。
レンブロック共重合体クインタック3433N(日本ゼ
オン社製、スチレン比16.5%)100重量部、酸変
性C5石油樹脂クイントンC200S(日本ゼオン社
製、軟化点96℃)85重量部、C5/C9共重合石油
樹脂クイントンN180(日本ゼオン社製、軟化点80
℃)40重量部、芳香族系軟和剤ハイゾールSAS−L
H(日本石油化学社製)30重量部及び老化防止剤イル
ガノックス#1010(チバ・スペシャリティ・ケミカ
ルズ社製、ヒンダードフェノール)1重量部、老化防止
剤スミライザーGM(住友化学工業社製、フェノール)
3重量部からなる組成物をニーダーで十分に混練し、加
熱溶融型粘着剤を得た。
【0029】上記加熱溶融型粘着剤をカレンダーで厚さ
50μmのポリエステルフィルムに塗工し、粘着剤層の
厚さが350μmのコンクリート用粘着テープを得た。
50μmのポリエステルフィルムに塗工し、粘着剤層の
厚さが350μmのコンクリート用粘着テープを得た。
【0030】この粘着テープをステンレス板に貼付し、
接着力(180°ピール力)を測定したところ、16.
5N/10mmであった。
接着力(180°ピール力)を測定したところ、16.
5N/10mmであった。
【0031】なお、測定方法はJIS Z 0237に
準じて行った。
準じて行った。
【0032】次に、3日間、水中浸漬した40×120
×10mmのモルタル試験板表面の水分を軽く拭き取
り、この粘着テープを貼付後、2000gのローラーで
圧着し、20分後の湿潤モルタルに対する接着力(90
°ピール力)を測定したところ、9.6N/10mmで
あった。さらに、同モルタル試験板に貼付、圧着してか
ら1日経過後の接着力(90°ピール力)は、19.3
N/10mmであり、良好な接着特性を示した。
×10mmのモルタル試験板表面の水分を軽く拭き取
り、この粘着テープを貼付後、2000gのローラーで
圧着し、20分後の湿潤モルタルに対する接着力(90
°ピール力)を測定したところ、9.6N/10mmで
あった。さらに、同モルタル試験板に貼付、圧着してか
ら1日経過後の接着力(90°ピール力)は、19.3
N/10mmであり、良好な接着特性を示した。
【0033】〔実施例2〕スチレン・イソプレン・スチ
レンブロック共重合体クインタック3433N(日本ゼ
オン社製、スチレン比16.5%)100重量部、酸変
性C5/C9共重合石油樹脂クイントンE200SN
(日本ゼオン社製、軟化点102℃)85重量部、C5
/C9共重合石油樹脂クイントンN180(日本ゼオン
社製、軟化点80℃)40重量部、芳香族系軟和剤ハイ
ゾールSAS−LH(日本石油化学社製)30重量部及
び老化防止剤イルガノックス#1010(チバ・スペシ
ャリティ・ケミカルズ社製、ヒンダードフェノール))
1重量部、老化防止剤スミライザーGM(住友化学工業
社製、フェノール)3重量部からなる組成物をニーダー
で十分に混練し、加熱溶融型粘着剤を得た。上記加熱溶
融型粘着剤をカレンダーで厚さ100μmのポリエステ
ルフィルムに塗工し、粘着剤層の厚さが400μmのコ
ンクリート用粘着テープを得た。
レンブロック共重合体クインタック3433N(日本ゼ
オン社製、スチレン比16.5%)100重量部、酸変
性C5/C9共重合石油樹脂クイントンE200SN
(日本ゼオン社製、軟化点102℃)85重量部、C5
/C9共重合石油樹脂クイントンN180(日本ゼオン
社製、軟化点80℃)40重量部、芳香族系軟和剤ハイ
ゾールSAS−LH(日本石油化学社製)30重量部及
び老化防止剤イルガノックス#1010(チバ・スペシ
ャリティ・ケミカルズ社製、ヒンダードフェノール))
1重量部、老化防止剤スミライザーGM(住友化学工業
社製、フェノール)3重量部からなる組成物をニーダー
で十分に混練し、加熱溶融型粘着剤を得た。上記加熱溶
融型粘着剤をカレンダーで厚さ100μmのポリエステ
ルフィルムに塗工し、粘着剤層の厚さが400μmのコ
ンクリート用粘着テープを得た。
【0034】この粘着テープをステンレス板に貼付し、
接着力(180°ピール力)を測定したところ、16.
1N/10mmであった。
接着力(180°ピール力)を測定したところ、16.
1N/10mmであった。
【0035】なお、測定方法はJIS Z 0237に
準じて行った。
準じて行った。
【0036】次に、3日間水中浸漬した40×120×
10mmのモルタル試験板表面の水分を軽く拭き取り、
この粘着テープを貼付後、2000gのローラーで圧着
し、20分後の湿潤モルタルに対する接着力(90°ピ
ール力)を測定したところ、5.3N/10mmであっ
た。さらに、同モルタル試験板に貼付、圧着してから1
日経過後の接着力(90°ピール力)は、22.4N/
10mmであり、良好な接着特性を示した。
10mmのモルタル試験板表面の水分を軽く拭き取り、
この粘着テープを貼付後、2000gのローラーで圧着
し、20分後の湿潤モルタルに対する接着力(90°ピ
ール力)を測定したところ、5.3N/10mmであっ
た。さらに、同モルタル試験板に貼付、圧着してから1
日経過後の接着力(90°ピール力)は、22.4N/
10mmであり、良好な接着特性を示した。
【0037】〔実施例3〕スチレン・イソプレン・スチ
レンブロック共重合体クインタック3433N(日本ゼ
オン社製、スチレン比16.5%)100重量部、酸変
性C5/C9共重合石油樹脂クイントンE200SN
(日本ゼオン社製、軟化点102℃)85重量部、C5
/C9共重合石油樹脂クイントンN180(日本ゼオン
社製、軟化点80℃)40重量部、ナフテン系軟和剤プ
ロセスオイル−S(日本石油化学社製)20重量部、芳
香族系軟和剤ハイゾールSAS−LH(日本石油化学社
製)20重量部、および老化防止剤イルガノックス#1
010(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製、ヒン
ダードフェノール)1重量部、老化防止剤スミライザー
GM(住友化学工業社製、フェノール)3重量部からな
る組成物をニーダーで十分に混練し、加熱溶融型粘着剤
を得た。上記加熱溶融型粘着剤をカレンダーで厚さ10
0μmのポリエステルフィルムに塗工し、粘着剤層の厚
さが1000μmのコンクリート用粘着テープを得た。
レンブロック共重合体クインタック3433N(日本ゼ
オン社製、スチレン比16.5%)100重量部、酸変
性C5/C9共重合石油樹脂クイントンE200SN
(日本ゼオン社製、軟化点102℃)85重量部、C5
/C9共重合石油樹脂クイントンN180(日本ゼオン
社製、軟化点80℃)40重量部、ナフテン系軟和剤プ
ロセスオイル−S(日本石油化学社製)20重量部、芳
香族系軟和剤ハイゾールSAS−LH(日本石油化学社
製)20重量部、および老化防止剤イルガノックス#1
010(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製、ヒン
ダードフェノール)1重量部、老化防止剤スミライザー
GM(住友化学工業社製、フェノール)3重量部からな
る組成物をニーダーで十分に混練し、加熱溶融型粘着剤
を得た。上記加熱溶融型粘着剤をカレンダーで厚さ10
0μmのポリエステルフィルムに塗工し、粘着剤層の厚
さが1000μmのコンクリート用粘着テープを得た。
【0038】この粘着テープをステンレス板に貼付し、
接着力(180°ピール力)を測定したところ、22.
8N/10mmであった。
接着力(180°ピール力)を測定したところ、22.
8N/10mmであった。
【0039】なお、測定方法はJIS Z 0237に
準じて行った。
準じて行った。
【0040】次に、3日間水中浸漬した40×120×
10mmのモルタル試験板表面の水分を軽く拭き取り、
この粘着テープを貼付後、2000gのローラーで圧着
し、20分後の湿潤モルタルに対する接着力(90°ピ
ール力)を測定したところ、8.3N/10mmであっ
た。さらに、同モルタル試験板に貼付、圧着してから1
日経過後の接着力(90°ピール力)は、26.9N/
10mmであり、良好な接着特性を示した。
10mmのモルタル試験板表面の水分を軽く拭き取り、
この粘着テープを貼付後、2000gのローラーで圧着
し、20分後の湿潤モルタルに対する接着力(90°ピ
ール力)を測定したところ、8.3N/10mmであっ
た。さらに、同モルタル試験板に貼付、圧着してから1
日経過後の接着力(90°ピール力)は、26.9N/
10mmであり、良好な接着特性を示した。
【0041】〔実施例4〜7〕実施例1と同様にして、
表1に示す組成、作製条件で、コンクリート用粘着テー
プを作製した。それらのコンクリート用粘着テープの各
種特性を測定したところ、表2に示すように良好な接着
特性を示すことを確認した。以上のことから、安定して
コンクリート用粘着テープを製造できることを確認し
た。
表1に示す組成、作製条件で、コンクリート用粘着テー
プを作製した。それらのコンクリート用粘着テープの各
種特性を測定したところ、表2に示すように良好な接着
特性を示すことを確認した。以上のことから、安定して
コンクリート用粘着テープを製造できることを確認し
た。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】 〔比較例1〕スチレン・イソプレン・スチレンブロック
共重合体クインタック3433N(日本ゼオン社製、ス
チレン比16.5%)100重量部、C5/C9共重合
石油樹脂クイントンN180(日本ゼオン社製、軟化点
80℃)60重量部、C5/C9共重合石油樹脂ハイレ
ジン#90S(東邦化学工業社製、軟化点95℃)85
重量部、芳香族系軟和剤ハイゾールSAS−LH(日本
石油化学社製)40重量部及び老化防止剤イルガノック
ス#1010(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社
製、ヒンダードフェノール)1重量部、老化防止剤スミ
ライザーGM(住友化学工業社製、フェノール)3重量
部からなる組成物をニーダーで十分に混練し、加熱溶融
型粘着剤を得た。上記加熱溶融型粘着剤をカレンダーで
厚さ50μmのポリエステルフィルムに塗工し、粘着剤
層の厚さが400μmのコンクリート用粘着テープを得
た。
共重合体クインタック3433N(日本ゼオン社製、ス
チレン比16.5%)100重量部、C5/C9共重合
石油樹脂クイントンN180(日本ゼオン社製、軟化点
80℃)60重量部、C5/C9共重合石油樹脂ハイレ
ジン#90S(東邦化学工業社製、軟化点95℃)85
重量部、芳香族系軟和剤ハイゾールSAS−LH(日本
石油化学社製)40重量部及び老化防止剤イルガノック
ス#1010(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社
製、ヒンダードフェノール)1重量部、老化防止剤スミ
ライザーGM(住友化学工業社製、フェノール)3重量
部からなる組成物をニーダーで十分に混練し、加熱溶融
型粘着剤を得た。上記加熱溶融型粘着剤をカレンダーで
厚さ50μmのポリエステルフィルムに塗工し、粘着剤
層の厚さが400μmのコンクリート用粘着テープを得
た。
【0044】この粘着テープのモルタル試験板に対する
接着力は、25.5N/10mmであり、良好な特性を
示した。しかし、この粘着テープの湿潤モルタルに対す
る接着力(90°ピール力)を測定したところ、1.2
N/10mmと低いため、仮固定するのが困難であっ
た。
接着力は、25.5N/10mmであり、良好な特性を
示した。しかし、この粘着テープの湿潤モルタルに対す
る接着力(90°ピール力)を測定したところ、1.2
N/10mmと低いため、仮固定するのが困難であっ
た。
【0045】〔比較例2〕スチレン・ブタジエン・スチ
レンブロック共重合体クレイトンD−KX415JP
(クレイトンポリマージャパン社製、スチレン比35
%)100重量部、C5/C9共重合石油樹脂ハイレジ
ン#90S(東邦化学工業社製、軟化点95℃)85重
量部、C5/C9共重合樹脂クイントンN180(日本
ゼオン社製、軟化点80℃)40重量部、芳香族系軟和
剤ハイゾールSAS−LH(日本石油化学社製)30重
量部及び老化防止剤イルガノックス#1010(チバ・
スペシャリティ・ケミカルズ社製)1重量部、老化防止
剤スミライザーGM(住友化学工業社製、フェノール)
3重量部からなる組成物をニーダーで十分に混練し、加
熱溶融型粘着剤を得た。
レンブロック共重合体クレイトンD−KX415JP
(クレイトンポリマージャパン社製、スチレン比35
%)100重量部、C5/C9共重合石油樹脂ハイレジ
ン#90S(東邦化学工業社製、軟化点95℃)85重
量部、C5/C9共重合樹脂クイントンN180(日本
ゼオン社製、軟化点80℃)40重量部、芳香族系軟和
剤ハイゾールSAS−LH(日本石油化学社製)30重
量部及び老化防止剤イルガノックス#1010(チバ・
スペシャリティ・ケミカルズ社製)1重量部、老化防止
剤スミライザーGM(住友化学工業社製、フェノール)
3重量部からなる組成物をニーダーで十分に混練し、加
熱溶融型粘着剤を得た。
【0046】上記加熱溶融型粘着剤をカレンダーで厚さ
100μmのポリエステルフィルムに塗工し、粘着剤層
の厚さが250μmのコンクリート用粘着テープを得
た。
100μmのポリエステルフィルムに塗工し、粘着剤層
の厚さが250μmのコンクリート用粘着テープを得
た。
【0047】この粘着テープのモルタル試験板に対する
接着力は、3.9N/10mmと低く、実用に供し得な
かった。
接着力は、3.9N/10mmと低く、実用に供し得な
かった。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のコンク
リート用粘着テープは、少なくともエラストマー、タッ
キファイヤー及び軟和剤を主成分とする加熱溶融型粘着
剤からなる粘着剤層をシート基材の一方の面に設けてあ
るため、非常に高いタックを有しているので、コンクリ
ートやモルタルに対する濡れ性が良く、かつ、適度な凝
集力があるので、高い接着力が期待できる。
リート用粘着テープは、少なくともエラストマー、タッ
キファイヤー及び軟和剤を主成分とする加熱溶融型粘着
剤からなる粘着剤層をシート基材の一方の面に設けてあ
るため、非常に高いタックを有しているので、コンクリ
ートやモルタルに対する濡れ性が良く、かつ、適度な凝
集力があるので、高い接着力が期待できる。
【0049】また、本発明は、上記エラストマーがスチ
レン・イソプレン・スチレンブロック共重合体であり、
上記タッキファイヤーが酸変性されたC5あるいはC5
/C9共重合石油樹脂を含むC5あるいはC5/C9共
重合石油樹脂であり、かつ、上記軟和剤が芳香族系ある
いはナフテン系軟和剤であるため、極性の高いコンクリ
ートモルタル面に対して、非常に高い接着力が得られ
る。また、湿潤状態のコンクリート面やモルタル面に対
しても、接着性を有しているので、仮固定することが可
能である。
レン・イソプレン・スチレンブロック共重合体であり、
上記タッキファイヤーが酸変性されたC5あるいはC5
/C9共重合石油樹脂を含むC5あるいはC5/C9共
重合石油樹脂であり、かつ、上記軟和剤が芳香族系ある
いはナフテン系軟和剤であるため、極性の高いコンクリ
ートモルタル面に対して、非常に高い接着力が得られ
る。また、湿潤状態のコンクリート面やモルタル面に対
しても、接着性を有しているので、仮固定することが可
能である。
【0050】また、本発明は、上記エラストマー100
重量部に対して、上記タッキファイヤーが100〜20
0重量部、かつ、上記軟和剤が30〜60重量部配合さ
れているため、極性の高いコンクリート面やモルタル面
に対して、非常に高い接着力が得られる。また、湿潤状
態のコンクリート面やモルタル面に対しても、接着性を
有しているので、仮固定することが可能である。
重量部に対して、上記タッキファイヤーが100〜20
0重量部、かつ、上記軟和剤が30〜60重量部配合さ
れているため、極性の高いコンクリート面やモルタル面
に対して、非常に高い接着力が得られる。また、湿潤状
態のコンクリート面やモルタル面に対しても、接着性を
有しているので、仮固定することが可能である。
【0051】また、本発明は、上記シート基材がポリエ
ステルフィルムあるいはポリエステル不織布であるた
め、前者の場合は、機械的強度が大きく、後者の場合
は、伸縮性があるため、凹凸面のある箇所への適用も可
能である。また、上記粘着剤層の厚さが0.3〜1.0
mmであるため、大きな接着力が得られる。
ステルフィルムあるいはポリエステル不織布であるた
め、前者の場合は、機械的強度が大きく、後者の場合
は、伸縮性があるため、凹凸面のある箇所への適用も可
能である。また、上記粘着剤層の厚さが0.3〜1.0
mmであるため、大きな接着力が得られる。
【0052】また、上記コンクリート用粘着テープを製
造する方法において、シート基材の一方の面に、少なく
ともエラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成
分とする加熱溶融型粘着剤を加熱溶融させて塗工し、
0.3〜1.0mm厚の粘着剤層を形成するため、大き
な接着力が得られ、かつ、製造が容易である。
造する方法において、シート基材の一方の面に、少なく
ともエラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成
分とする加熱溶融型粘着剤を加熱溶融させて塗工し、
0.3〜1.0mm厚の粘着剤層を形成するため、大き
な接着力が得られ、かつ、製造が容易である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J004 AA07 AB05 CA06 CB01 CB03 CC02 FA08 FA10 4J040 DM011 DN032 GA07 HB03 JB01 KA31 LA06 LA07 MA06 MA10 MB02 MB10 NA12 PA30 PB15
Claims (5)
- 【請求項1】少なくともエラストマー、タッキファイヤ
ー及び軟和剤を主成分とする加熱溶融型粘着剤からなる
粘着剤層をシート基材の一方の面に設けてなるコンクリ
ート用粘着テープ。 - 【請求項2】上記エラストマーがスチレン・イソプレン
・スチレンブロック共重合体であり、上記タッキファイ
ヤーが酸変性されたC5あるいはC5/C9共重合石油
樹脂を含むC5あるいはC5/C9共重合石油樹脂であ
り、かつ、上記軟和剤が芳香族系あるいはナフテン系軟
和剤であることを特徴とする請求項1記載のコンクリー
ト用粘着テープ。 - 【請求項3】上記エラストマー100重量部に対して、
上記タッキファイヤーが100〜200重量部、かつ、
上記軟和剤が30〜60重量部配合されてなることを特
徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のコ
ンクリート用粘着テープ。 - 【請求項4】上記シート基材がポリエステルフィルムあ
るいはポリエステル不織布であり、かつ、上記粘着剤層
の厚さが0.3〜1.0mmであることを特徴とする請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコンクリート用
粘着テープ。 - 【請求項5】シート基材の一方の面に、少なくともエラ
ストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする
加熱溶融型粘着剤を加熱溶融させて塗工し、0.3〜
1.0mm厚の粘着剤層を形成したことを特徴とするコ
ンクリート用粘着テープの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001166119A JP2002363529A (ja) | 2001-06-01 | 2001-06-01 | コンクリート用粘着テープ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001166119A JP2002363529A (ja) | 2001-06-01 | 2001-06-01 | コンクリート用粘着テープ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002363529A true JP2002363529A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19008700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001166119A Pending JP2002363529A (ja) | 2001-06-01 | 2001-06-01 | コンクリート用粘着テープ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002363529A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015091917A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-05-14 | 積水フーラー株式会社 | ホットメルト接着剤及びこれを用いてなる使い捨て製品 |
JP2016060827A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-25 | 日立マクセル株式会社 | 粘着テープ |
JP2017066237A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | ニチバン株式会社 | 被覆シーリング用粘着テープ又はシート |
JP2020050692A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 日東電工株式会社 | 粘着テープ |
CN115710474A (zh) * | 2023-01-09 | 2023-02-24 | 拓迪新材料(苏州)有限公司 | 一种具有超薄基材的耐电解液双面多层胶带及制备方法 |
-
2001
- 2001-06-01 JP JP2001166119A patent/JP2002363529A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015091917A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-05-14 | 積水フーラー株式会社 | ホットメルト接着剤及びこれを用いてなる使い捨て製品 |
CN105579545A (zh) * | 2013-09-30 | 2016-05-11 | 积水富乐株式会社 | 热熔粘接剂及使用其制成的一次性产品 |
JP2016060827A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-25 | 日立マクセル株式会社 | 粘着テープ |
JP2017066237A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | ニチバン株式会社 | 被覆シーリング用粘着テープ又はシート |
JP2020050692A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 日東電工株式会社 | 粘着テープ |
JP7222641B2 (ja) | 2018-09-25 | 2023-02-15 | 日東電工株式会社 | 粘着テープ |
CN115710474A (zh) * | 2023-01-09 | 2023-02-24 | 拓迪新材料(苏州)有限公司 | 一种具有超薄基材的耐电解液双面多层胶带及制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5616005B2 (ja) | 粘着剤組成物及び粘着テープ | |
JP2002363529A (ja) | コンクリート用粘着テープ及びその製造方法 | |
CA2338798A1 (en) | Adhesive system for adhering polar to non-polar surfaces | |
JP2007197629A (ja) | 油面接着性粘着剤組成物及びそれを用いた油面接着性粘着テープの製造方法 | |
JPH07138542A (ja) | 建築内装材固定用両面粘着テープ | |
JP2001288397A (ja) | 発泡ポリスチレン用プライマー組成物及びそれを用いた断熱防水構造 | |
JP2002138269A (ja) | ポリエステル系ホットメルト接着剤組成物及びこれを用いて形成された接着剤フィルム・シート | |
JPH1036800A (ja) | ゴム系感圧性接着剤 | |
JP2004143219A (ja) | 接着剤組成物 | |
JPH05179207A (ja) | フリーアクセスフロアー板の製造方法 | |
JP2005162933A (ja) | 耐薬品性粘着テープ及びその製造方法 | |
JP2004360325A (ja) | 床版防水構造 | |
JP4266306B2 (ja) | 粘着シート用下塗剤組成物及び粘着シート | |
WO2023054211A1 (ja) | 接着キット、接着方法および接着構造体 | |
JP2010024677A (ja) | 路面への標示シートの貼付構造 | |
JPH09300534A (ja) | 防水シート積層体およびそれを用いた防水工法 | |
JP4159003B2 (ja) | 新規な接着法 | |
JP2007191500A (ja) | 壁面施工用接着剤組成物及び壁面施工方法 | |
JPH10217396A (ja) | 防水シート積層体およびその施工方法 | |
JP2731401B2 (ja) | ポリイミド樹脂用熱硬化型接着性組成物および接着剤 | |
JP2004051724A (ja) | 粘着シート用下塗剤組成物及び粘着シート | |
JPH10235804A (ja) | 防水シート積層体およびそれを用いた施工方法 | |
JP3296850B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
JPH01214654A (ja) | 積層防水シート | |
JP2003103704A (ja) | 絶縁層付き複合防水シート及びその製造方法 |