JP2005162933A - 耐薬品性粘着テープ及びその製造方法 - Google Patents

耐薬品性粘着テープ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】オレフィン系被着体及び逆浸透膜などのような被着体が湿潤状態の高分子含水ゲルに対しても良好な粘着特性及び耐薬品性を有し、かつ、優れた圧縮ひずみ性を有する耐薬品性粘着テープを提供すること。
【解決手段】基材の少なくとも一方の面にエラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤からなる粘着剤層を設けた耐薬品性粘着テープにおいて、上記基材をみかけ密度0.35〜0.55kg/mのオレフィン系基材とする。
【選択図】 なし


Description

本発明は、耐酸性及び耐塩基性を有する耐薬品性粘着テープ及びその製造方法に関するものである。
近年、塗料や接着剤の分野において、作業性の効率向上や作業環境性の向上などの観点から、液状接着剤に替わってテープ状やシート状の粘着剤を用いて各種部品を接合することが多くなっている。
また、電気・電子分野などの業界では、製品の高性能化、高機能化、多品種化などに伴い、部品接合に使用される接着剤や粘着剤には高接着性、耐薬品性、高信頼性などの要求が高まりつつある。
特許文献1及び特許文献2には、フォトエッチング工程用粘着テープにおいて、粘着テープに耐酸・耐水性を付与するために、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンなどの合成樹脂フィルムを基材に用いた粘着テープが提案されている。
また、特許文献3には、ポリプロピレン系樹脂及びビニル芳香族系エラストマーからなる基材にホットメルト系粘着剤を用いた粘着テープが提案されている。
また、特許文献4には、湿潤状態のコンクリートやモルタル面に接着するコンクリート用粘着テープにおいて、エラストマーとしてスチレン―イソプレン―スチレンブロック共重合体とタッキファイヤー及び軟和剤を主成分とした粘着テープが提案されている。
特開平7−18471号公報 特開平6−220406号公報 特開2001−64602号公報 特開2002−363529号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2に記載の粘着テープは、使用環境上、粘着剤には耐薬品性が求められない為、粘着剤の耐薬品性については検討がされていない。
また、特許文献3に記載の粘着テープは、粘着剤が、水添されたスチレン―ブタジエン―スチレンブロック共重合体等にタッキファイヤーが添加されたホットメルト系粘着剤である。これは基材フィルムとの層間接着力を高くするために使用されたものであり、粘着剤の詳細な検討はされていない。
また、特許文献4に記載の粘着テープは、粘着剤の耐薬品性の詳細な検討はされていない。
また、一般的に粘着テープを被着体に接着する場合、被着体が湿潤状態であると粘着テープが接着し難い問題があり、逆浸透膜などのような被着体が湿潤状態の高分子含水ゲルであるものに対しては粘着テープを仮止めすることは難しく、作業性に問題があった。また、パッキンなどの用途で使用される場合、高い圧縮応力により、粘着テープが変形してシール性が低下する(圧縮ひずみ性が劣る)問題があった。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、逆浸透膜などのような被着体が湿潤状態の高分子含水ゲルに対しても良好な粘着特性及び耐薬品性を有し、かつ、優れた圧縮ひずみ性を有する耐薬品性粘着テープを提供することである。
本発明の目的を達成するために、本発明は特許請求の範囲に記載のような構成とするものである。
すなわち、本発明は、基材の少なくとも一方の面にエラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤からなる粘着剤層を設けた耐薬品性粘着テープにおいて、上記基材をみかけ密度0.35〜0.55kg/mのオレフィン系基材とする。
この場合、上記エラストマーをスチレン比15〜19重量%、ジブロック共重合体比30〜78重量%のスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体のうちより選択された少なくとも1種類のエラストマーとし、上記タッキファイヤーを軟化点70〜115℃のC5石油樹脂、C5/C9共重合石油樹脂のうちより選択された少なくとも1種類のタッキファイヤーとし、かつ、上記軟和剤を芳香族系軟和剤とする。
また、これらの場合、上記エラストマー100重量部に対して、上記タッキファイヤーを80〜320重量部、かつ、上記軟和剤を5〜80重量部配合する。
また、これらの場合、初期のポリプロピレンに対する粘着力を9N/10mm以上で、pH2の酸性水溶液及びpH13の塩基性水溶液に1か月間浸漬後の粘着力の変化率をそれぞれ10%以下とする。
また、これらの場合、本発明は、圧縮応力1.5MPaにおける圧縮ひずみ率を15〜33%とする。
また、耐薬品性粘着テープを製造する方法において、みかけ密度0.35〜0.55kg/mのオレフィン系基材の少なくとも一方の面に、エラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤を有機溶剤に溶解した溶液を用いて、塗工、乾燥することにより、厚さ20〜300μmの粘着剤層を形成する。
また、耐薬品性粘着テープを製造する方法において、みかけ密度0.35〜0.55kg/mのオレフィン系基材の少なくとも一方の面に、エラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤を加熱溶融させて塗工することにより、厚さ20〜300μmの粘着剤層を形成する。
以上、説明したように、本発明の耐薬品性粘着テープは、基材の少なくとも一方の面にエラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤からなる粘着剤層を設けた耐薬品性粘着テープにおいて、上記基材がみかけ密度0.35〜0.55kg/mのオレフィン系基材であるから、湿潤状態の逆浸透膜接着性、耐薬品性及び圧縮ひずみ性に優れている。
また、これらの場合、上記エラストマーがスチレン比15〜19重量%、ジブロック共重合体比30〜78重量%のスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体のうちより選択された少なくとも1種類のエラストマーであり、上記タッキファイヤーが軟化点70〜115℃のC5石油樹脂、C5/C9共重合石油樹脂のうちより選択された少なくとも1種類のタッキファイヤーであり、かつ、上記軟和剤が芳香族系軟和剤であるから、湿潤状態の逆浸透膜接着性、耐薬品性に優れている。
また、これらの場合、上記エラストマー100重量部に対して、上記タッキファイヤーが80〜320重量部、かつ、上記軟和剤が5〜80重量部配合されているから、湿潤状態の逆浸透膜接着性、耐薬品性に優れている。
また、これらの場合、初期のポリプロピレンに対する粘着力が9N/10mm以上で、pH2の酸性水溶液及びpH13の塩基性水溶液に1か月間浸漬後の粘着力の変化率がそれぞれ10%以下であるから、湿潤状態の逆浸透膜接着性及び耐薬品性に優れている。
また、これらの場合、圧縮応力1.5MPaにおける圧縮ひずみ率が15〜33%であるから、圧縮ひずみ性に優れている。
また、本発明の耐薬品性粘着テープを製造する方法は、みかけ密度が0.35〜0.55kg/mのオレフィン系基材の少なくとも一方の面に、エラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤を有機溶剤に溶解した溶液を用いて、塗工、乾燥することにより、厚さ20〜300μmの粘着剤層を形成するから、湿潤状態の逆浸透膜接着性、耐薬品性及び圧縮ひずみ性に優れた耐薬品性粘着テープを得ることができる。
また、本発明の耐薬品性粘着テープを製造する方法は、みかけ密度0.35〜0.55kg/mでありのオレフィン系基材の少なくとも一方の面に、エラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤を加熱溶融させて塗工することにより、厚さ20〜300μmの粘着剤層を形成するから、湿潤状態の逆浸透膜接着性、耐薬品性及び圧縮ひずみ性に優れた耐薬品性粘着テープを得ることができる。
本発明者らは、種々検討を重ねた結果、エラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤からなる粘着剤層をみかけ密度0.35〜0.55kg/mのオレフィン系基材の少なくとも一方の面に設けることにより、初期のポリプロピレンに対する粘着力が9N/10mm以上で、pH2の酸性水溶液及びpH13の塩基性水溶液に1か月間浸漬後の粘着力の変化率がそれぞれ10%以下の耐薬品性粘着テープを製作することができた。
この場合、上記エラストマーがスチレン比15〜19重量%、ジブロック共重合体比30〜78重量%のスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体のうちより選択された少なくとも1種類のエラストマーであり、上記タッキファイヤーが軟化点70〜115℃のC5石油樹脂、C5/C9共重合石油樹脂のうちより選択された少なくとも1種類のエラストマーであり、かつ、上記軟和剤が芳香族系軟和剤であること、また、上記エラストマー100重量部に対して、上記タッキファイヤーを80〜320重量部、かつ、上記軟和剤を5〜80重量部配合すれば良いことを見い出した。
ここで使用されるオレフィン系基材としては、耐薬品性の高い発泡ポリエチレンビーズを連続シート状に押出成形した発泡シートや中空粒子をオレフィンに混練し、シート化したオレフィン系基材にコロナ処理を施したものが使用される。
本発明に使用されるオレフィン系基材は、みかけ密度が0.35〜0.55kg/mの範囲にある。この場合、基材のみかけ密度が0.35kg/m未満である場合には、耐薬品性粘着テープの圧縮ひずみ率が高くなり、シール性が低下する。また、みかけ密度が0.55kg/mを超えると、粘着テープの加工性を低下させる恐れがある。耐薬品性粘着テープの好ましい圧縮ひずみ率は、1.5MPaの圧縮応力を耐薬品性粘着テープにかけたとき、15〜33%の範囲の低圧縮ひずみ率を示すものが好ましい。
また、本発明において使用されるエラストマーは、スチレン比15〜19重量%、ジブロック共重合体比30〜78重量%のスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体である。具体的には、日本ゼオン社製の商品名クインタック3433N、クインタック3520、クインタック3450、シェル化学社製の商品名カリフレックスTR1107、クレイトンD−1112P、クレイトンD−KX406CP、クレイトンD−1113、クレイトンD−1113P、クレイトンD−1112、クレイトンD−1117、クレイトンD−KX406などが挙げられる。
スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体のスチレン比が15重量%未満の場合には、凝集力の低下を招き、耐熱性を低下させる恐れがある。また、スチレン比が19重量%超えると、凝集力が高くなり、粘着力の低下や湿潤状態の被着体への接着力の低下を招く恐れがある。
また、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体のジブロック共重合体比が30重量%未満である場合には、粘着力の低下を招く恐れがある。また、ジブロック共重合体比が78重量%を超えると、凝集力の低下を招く恐れがある。
また、本発明において使用されるタッキファイヤーは、具体的には、日本ゼオン社製の商品名クイントンB170、クイントンR100、クイントンM100、クイントンF100、クイントンA100、クイントンK100、クイントンC200S、クイントンC200H、クイントンC210、クイントンN180、クイントンU185、クイントンU190、クイントンTM201、クイントンS100、クイントンTJ302、クイントンD100、クイントンE200SN、クイントンD200、クイントンN295、クイントンG100、クイントンG110、クイントンG115などが挙げられる。なお、上記したタッキファイヤーは、単独もしくは2種類以上で使用される。
また、本発明に粘着力を向上させる目的で使用するタッキファイヤーは、軟化点が70〜115℃のC5石油樹脂、C5/C9共重合石油樹脂のうちより選択された少なくとも1種類のタッキファイヤーである。この場合、軟化点が70℃未満である場合には、凝集力の低下を招く恐れがある。また、軟化点が115℃を超えると、粘着力の低下を招く恐れがある。
また、エラストマー100重量部に対するタッキファイヤーの配合量が80重量部未満である場合には、十分な粘着力を出すことが出来ず、320重量部を超えると、粘着力の低下を招く恐れがある。
また、ここで使用される芳香族系軟和剤は、具体的には、出光興産社製の商品名ダイアナプロセスオイルPX−32、PX−90、PW−32、PW−90、PW−380、PS−32、PS−90、NS−24、NS−100、NS−90S、NM−26、NM−280、NP−24、AC−12、AC−460、AH−16、AH−58や新日本石油社製ハイゾールSAS−296、ハイゾールSAS−LHなどが挙げられる。
また、本発明に使用する芳香族系軟和剤の配合は、エラストマー100重量部に対して、軟和剤が5〜80重量部である。この場合、軟和剤の配合量が5重量部未満であると、タックや粘着力の低下を招く恐れがあり、80重量部を超えると、凝集力の低下を招く恐れがある。
また、耐劣化性を付与する目的で、フェノール系、アミン系、ベンズイミダゾール系などの老化防止剤をエラストマー中に添加することができる。
上記した老化防止剤としては、フェノール系では2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、スチレン化フェノール、2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン、2,5−ジ−t−アミルハイドロキノン、2,2−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4−チオビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)4,4−ブチリデンビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス−〔メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、n−オクタデシル−3−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネートなどが挙げられ、アミン系としては、ポリ(2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン)、6−エトキシ−1,2−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリン、フェニル−α−ナフチルアミン、アルキル化ジフェニルアミン、オクチル化ジフェニルアミン、4,4−ビス(α,α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン、N,N−ジ−β−ナフチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン、p−(p−トルエンスルホニルアミド)ジフェニルアミン、N−(3−メタクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピル)−N−フェニル−p−フェニレンジアミンなどが挙げられ、ベンズイミダゾール系としては、2−メルカプトベンズイミダゾール、2−メルカプトメチルベンズイミダゾール、などが挙げられる。
また、本発明の耐薬品性粘着テープは、上記エラストマー、上記タッキファイヤー及び上記軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤をトルエン、酢酸エチルなどの汎用有機溶剤に溶解させ、コンマコーターなどによって、オレフィン系基材の少なくとも一方の面に塗工し、乾燥することにより、厚さ20〜300μmの粘着剤層を形成することで容易に製造することができる。
また、本発明の耐薬品性粘着テープは、上記エラストマー、上記タッキファイヤー及び上記軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤を加熱、溶融してカレンダー、ホットメルトコーターなどで、オレフィン基材の少なくとも一方の面に塗工して、厚さ20〜300μmの粘着剤層を形成することで容易に製造することができる。耐薬品性粘着テープの粘着剤層の厚さが20μm未満の場合、安定した粘着特性を得るのが困難であり、粘着剤層の厚さが300μmを超えると、粘着力が低下する恐れがある。
また、本発明の耐薬品性粘着テープは、その耐薬品性の指標として初期のポリプロピレンに対する粘着力が9N/10mm以上で、pH2の酸性水溶液及びpH13の塩基性水溶液にそれぞれ1か月間浸漬後の粘着力の変化率が10%以下であることが望ましい。
初期のポリプロピレンに対する粘着力が9N/10mm未満では、十分なシール性が得られない恐れがあるため、好ましくない。また、粘着力の変化率が10%を超えると、粘着剤が薬品によって劣化している恐れがあるため、好ましくない。
本発明の耐薬品性粘着テープは、その用途が耐薬品性、湿潤状態の被着体への接着及び低圧縮ひずみ性を要求される限り特に限定されない。
本発明の耐薬品性粘着テープ及びその製造方法について、実施例によって具体的に説明する。但し、本発明の耐薬品性粘着テープ及びその製造方法は、これに限定されるものではない。なお、本発明の実施例及び具体例の記述中における「部」は重量部を表す。
[実施例1]
エラストマーとして、日本ゼオン社製スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体クインタック3450(スチレン比19重量%、ジブロック共重合体比30重量%)100部、タッキファイヤーとして、日本ゼオン社製C5石油樹脂クイントンB170(軟化点70℃)80部、出光興産社製芳香族系軟和剤ダイアナプロセスオイルNS−90S 40部及びチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製老化防止剤イルガノックス#1010 1部からなる組成物をトルエンに均一に溶解して固形分60重量%の粘着剤溶液を、コロナ処理を施したみかけ密度0.35kg/mのポリエチレン基材(700μm厚)に50μmになるように塗工して、110℃で3分間乾燥して、耐薬品性粘着テープを得た。この耐薬品性粘着テープは、表2に示すとおり、対逆浸透膜接着性、耐薬品性及び圧縮ひずみ性に優れていた。
[実施例2]
エラストマーとして、日本ゼオン社製スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体クインタック3450(スチレン比19重量%、ジブロック共重合体比30重量%)100部、タッキファイヤーとして、日本ゼオン社製C5/C9共重合石油樹脂クイントンG115(軟化点115℃)80部、出光興産社製芳香族系軟和剤ダイアナプロセスオイルNS−90S 80部及びチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製老化防止剤イルガノックス#1010 1部からなる組成物をトルエンに均一に溶解して固形分60重量%の粘着剤溶液を、コロナ処理を施したみかけ密度0.35kg/mのポリエチレン基材(700μm厚)に50μmになるように塗工して、110℃で3分間乾燥して、耐薬品性粘着テープを得た。この耐薬品性粘着テープは、表2に示すとおり、対逆浸透膜接着性、耐薬品性及び圧縮ひずみ性に優れていた。
[実施例3]
エラストマーとして、日本ゼオン社製スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体クインタック3520(スチレン比15重量%、ジブロック共重合体比78重量%)100部、タッキファイヤーとして、日本ゼオン社製C5/C9共重合石油樹脂クイントンC200S(軟化点96℃)80部、出光興産社製芳香族系軟和剤ダイアナプロセスオイルNS−90S 5部及びチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製老化防止剤イルガノックス#1010 1部からなる組成物をトルエンに均一に溶解して固形分60重量%の粘着剤溶液を、コロナ処理を施したみかけ密度0.55kg/mのポリエチレン基材(1000μm厚)に50μmになるように塗工して、110℃で3分間乾燥して、耐薬品性粘着テープを得た。この耐薬品性粘着テープは、表2に示すとおり、対逆浸透膜接着性、耐薬品性及び圧縮ひずみ性に優れていた。
[実施例4]
エラストマーとして、日本ゼオン社製スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体クインタック3520(スチレン比15重量%、ジブロック共重合体比78重量%)100部、タッキファイヤーとして、日本ゼオン社製C5石油樹脂クイントンN180(軟化点80℃)40部、日本ゼオン社製C5/C9共重合石油樹脂クイントンC200S(軟化点96℃)40部、出光興産社製芳香族系軟和剤ダイアナプロセスオイルNS−90S 40部及びチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製老化防止剤イルガノックス#1010 1部からなる組成物をトルエンに均一に溶解して固形分60重量%の粘着剤溶液を、コロナ処理を施したみかけ密度0.50kg/mのポリエチレン基材(700μm厚)に50μmになるように塗工して、110℃で3分間乾燥して、耐薬品性粘着テープを得た。この耐薬品性粘着テープは、表2に示すとおり、対逆浸透膜接着性、耐薬品性及び圧縮ひずみ性に優れていた。
[実施例5]
エラストマーとして、日本ゼオン社製スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体クインタック3520(スチレン比15重量%、ジブロック共重合体比78重量%)100部、タッキファイヤーとして、日本ゼオン社製C5/C9共重合石油樹脂クイントンC200S(軟化点96℃)320部、出光興産社製芳香族系軟和剤ダイアナプロセスオイルNS−90S 40部及びチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製老化防止剤イルガノックス#1010 1部からなる組成物をトルエンに均一に溶解して固形分60重量%の粘着剤溶液を、コロナ処理を施したみかけ密度0.50kg/mのポリエチレン基材(700μm厚)に20μmになるように塗工して、110℃で3分間乾燥して、耐薬品性粘着テープを得た。この耐薬品性粘着テープは、表2に示すとおり、対逆浸透膜接着性、耐薬品性及び圧縮ひずみ性に優れていた。
[実施例6]
エラストマーとして、日本ゼオン社製スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体クインタック3520(スチレン比15重量%、ジブロック共重合体比78重量%)100部、タッキファイヤーとして、日本ゼオン社製C5石油樹脂クイントンN180(軟化点80℃)320部、出光興産社製芳香族系軟和剤ダイアナプロセスオイルNS−90S 80部及びチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製老化防止剤イルガノックス#1010 1部からなる組成物をトルエンに均一に溶解して固形分60重量%の粘着剤溶液を、コロナ処理を施したみかけ密度0.50kg/mのポリエチレン基材(700μm厚)に300μmになるように塗工して、110℃で3分間乾燥して、耐薬品性粘着テープを得た。この耐薬品性粘着テープは、表2に示すとおり、対逆浸透膜接着性、耐薬品性及び圧縮ひずみ性に優れていた。
[実施例7]
エラストマーとして、日本ゼオン社製スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体クインタック3520(スチレン比15重量%、ジブロック共重合体比78重量%)100部、タッキファイヤーとして、日本ゼオン社製C5石油樹脂クイントンN180(軟化点80℃)160部、日本ゼオン社製C5/C9共重合石油樹脂クイントンC200S(軟化点96℃)160部、出光興産社製芳香族軟和剤ダイアナプロセスオイルNS−90S 80部及びチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製老化防止剤イルガノックス#1010 1部からなる組成物をトルエンに均一に溶解して固形分60重量%の粘着剤溶液を、コロナ処理を施したみかけ密度0.50kg/mのポリエチレン基材(700μm厚)に50μmになるように塗工して、110℃で3分間乾燥して、耐薬品性粘着テープを得た。この耐薬品性粘着テープは、表2に示すとおり、対逆浸透膜接着性、耐薬品性及び圧縮ひずみ性に優れていた。
[実施例8]
エラストマーとして、日本ゼオン社製スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体クインタック3520(スチレン比15重量%、ジブロック共重合体比78重量%)100部、タッキファイヤーとして、日本ゼオン社製C5石油樹脂クイントンN180(軟化点80℃)80部、日本ゼオン社製C5/C9共重合石油樹脂クイントンC200S(軟化点96℃)100部、出光興産社製芳香族系軟和剤ダイアナプロセスオイルNS−90S 40部及びチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製老化防止剤イルガノックス#1010 1部からなる組成物をホットメルトコーターで、剥離紙に20μmになるように塗工して、コロナ処理を施したみかけ密度0.50kg/mのポリエチレン基材(700μm厚)に転写して耐薬品性粘着テープを得た。この耐薬品性粘着テープは、表2に示すとおり、対逆浸透膜接着性、耐薬品性及び圧縮ひずみ性に優れていた。
[実施例9]
エラストマーとして、日本ゼオン社製スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体クインタック3520(スチレン比15重量%、ジブロック共重合体比78重量%)100部、タッキファイヤーとして、日本ゼオン社製C5石油樹脂クイントンN180(軟化点80℃)80部、日本ゼオン社製C5/C9共重合石油樹脂クイントンC200S(軟化点96℃)100部、出光興産社製芳香族系軟和剤ダイアナプロセスオイルNS−90S 40部及びチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製老化防止剤イルガノックス#1010 1部からなる組成物をホットメルトコーターで、剥離紙に300μmになるように塗工して、コロナ処理を施したみかけ密度0.50kg/mのポリエチレン基材(700μm厚)に転写して耐薬品性粘着テープを得た。この耐薬品性粘着テープは、表2に示すとおり、対逆浸透膜接着性、耐薬品性及び圧縮ひずみ性に優れていた。
[比較例1]
粘着剤として、綜研化学社製アクリル系粘着剤SKダイン1604X(固形分64重量%)を、コロナ処理を施したみかけ密度0.50kg/mのポリエチレン基材(700μm厚)に50μmになるように塗工して、110℃で3分間乾燥して、フィルム粘着テープを得た。このフィルム粘着テープは、表2に示すとおり、圧縮ひずみ性は優れていたが、対逆浸透膜接着性及び耐薬品性に劣っていた。
[比較例2]
エラストマーとして、日本ゼオン社製スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体クインタック3620(スチレン比14重量%、ジブロック共重合体比12重量%)100部、タッキファイヤーとして、日本ゼオン社製C5/C9共重合石油樹脂クイントンC200S(軟化点96℃)50部、出光興産社製芳香族系軟和剤ダイアナプロセスオイルNS−90S 2部及びチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製老化防止剤イルガノックス#1010 1部からなる組成物をトルエンに均一に溶解して固形分60重量%の粘着剤溶液を、コロナ処理を施したみかけ密度0.13kg/mのポリエチレン基材(1000μm厚)に10μmになるように塗工して、110℃で3分間乾燥して、フィルム粘着テープを得た。この粘着テープは、表2に示すとおり、耐薬品性には優れていたが、対逆浸透膜接着性及び圧縮ひずみ性に劣っていた。
[比較例3]
エラストマーとして、日本ゼオン社製スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体クインタック3460(スチレン比25重量%、ジブロック共重合体比42重量%)100部、タッキファイヤーとして、日本ゼオン社製C5/C9共重合石油樹脂クイントンC200S(軟化点96℃)400部、出光興産社製芳香族系軟和剤ダイアナプロセスオイルNS−90S 90部及びチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製老化防止剤イルガノックス#1010 1部からなる組成物をトルエンに均一に溶解して固形分60重量%の粘着剤溶液を、コロナ処理を施したみかけ密度0.07kg/mのポリエチレン基材(2000μm厚)に50μmになるように塗工して、110℃で3分間乾燥して、フィルム粘着テープを得た。この粘着テープは、表2に示すとおり、耐薬品性には優れていたが、対逆浸透膜接着性及び圧縮ひずみ性に劣っていた。
[比較例4]
エラストマーとして、日本ゼオン社製スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体クインタック3520(スチレン比15重量%、ジブロック共重合体比78重量%)100部、タッキファイヤーとして、日本ゼオン社製C5石油樹脂クイントンN180(軟化点80℃)80部、日本ゼオン社製C5/C9共重合石油樹脂クイントンC200S(軟化点96℃)100部、出光興産社製芳香族系軟和剤ダイアナプロセスオイルNS−90S 40部及びチバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製老化防止剤イルガノックス#1010 1部からなる組成物をトルエンに均一に溶解して固形分60重量%の粘着剤溶液を、コロナ処理を施したみかけ密度0.67kg/mのポリエチレン基材(700μm厚)に50μmになるように塗工して、110℃で3分間乾燥して、フィルム粘着テープを得た。この粘着テープは、表2に示すとおり、対逆浸透膜接着性及び耐薬品性には優れていたが、圧縮ひずみ性に劣っていた。
尚、得られた耐薬品性粘着テープの諸特性は、以下の方法で測定し、その結果を表2に示した。また、耐薬品性粘着テープの粘着剤配合を表1に示した。
Figure 2005162933
Figure 2005162933
[粘着力]JIS Z 0237−1991の方法に準じ、被着体のポリプロピレン板に、荷重2kgのローラーで一往復させて、粘着テープを貼り合わせた後、20分後、アイコー引張試験機にて剥離速度300mm/分にて測定した。
[圧縮試験]ASTM−D−1667−59Tの方法に準じ、圧縮速度5mm/分、圧縮応力1.5MPaで粘着テープを圧縮し、粘着テープの圧縮前後の厚さの変化から圧縮ひずみ率を測定した。
[対逆浸透膜接着性]湿潤状態の逆浸透膜に、荷重2kgのローラーで一往復させて粘着テープを貼り合わせた後、20分後、接着の有無を確認した。
[耐薬品性]上記粘着テープを塩酸で調整したpH2の酸性水溶液と水酸化ナトリウムで調整したpH13の塩基性水溶液にそれぞれ1ヶ月間浸漬した。水洗乾燥後、酸性水溶液で処理した粘着テープ及び塩基性水溶液で処理した粘着テープを被着体のポリプロピレン板に貼り合せ、粘着力を測定した。初期のポリプロピレンに対する粘着力と酸性水溶液又は塩基性水溶液浸漬後の粘着力の測定値から、粘着力の変化率(低下率)を算出し、耐薬品性の指標とした。

Claims (7)

  1. 基材の少なくとも一方の面にエラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤からなる粘着剤層を設けた耐薬品性粘着テープにおいて、上記基材が、みかけ密度0.35〜0.55kg/mのオレフィン系基材であることを特徴とする耐薬品性粘着テープ。
  2. 上記エラストマーがスチレン比15〜19重量%、ジブロック共重合体比30〜78重量%のスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体のうちより選択された少なくとも1種類のエラストマーであり、上記タッキファイヤーが軟化点70〜115℃のC5石油樹脂、C5/C9共重合石油樹脂のうちより選択された少なくとも1種類のタッキファイヤーであり、かつ、上記軟和剤が芳香族系軟和剤であることを特徴とする請求項1記載の耐薬品性粘着テープ。
  3. 上記エラストマー100重量部に対して、上記タッキファイヤーが80〜320重量部、かつ、上記軟和剤が5〜80重量部配合されてなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の耐薬品性粘着テープ。
  4. 初期のポリプロピレンに対する粘着力が9N/10mm以上で、pH2の酸性水溶液及びpH13の塩基性水溶液に1か月間浸漬後の粘着力の変化率がそれぞれ10%以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の耐薬品性粘着テープ。
  5. 圧縮応力1.5MPaにおける圧縮ひずみ率が15〜33%であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の耐薬品性粘着テープ。
  6. みかけ密度0.35〜0.55kg/mのオレフィン系基材の少なくとも一方の面に、エラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤を有機溶剤に溶解した溶液を用いて、塗工、乾燥することにより、厚さ20〜300μmの粘着剤層を形成することを特徴とする耐薬品性粘着テープの製造方法。
  7. みかけ密度0.35〜0.55kg/mのオレフィン系基材の少なくとも一方の面に、エラストマー、タッキファイヤー及び軟和剤を主成分とする熱可塑性粘着剤を加熱溶融させて塗工することにより、厚さ20〜300μmの粘着剤層を形成することを特徴とする耐薬品性粘着テープの製造方法。
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