JP2002362697A - 出荷システム - Google Patents
出荷システムInfo
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- Details Of Flowmeters (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Abstract
の積込み量を正確に管理できることを課題とする。 【解決手段】 出荷システムは、出荷現場に設置された
出荷装置1の出荷制御装置4と、出荷現場から離れた事
務所内に設置されたハッチ設定器2と、出荷管理コンピ
ュータとしてのホストコンピュータ3とより構成されて
いる。ホストコンピュータ3は、サンプリングした時間
毎に検出した温度及び容積換算係数を登録した温度サン
プリングデータベース51を有し、温度サンプリングデ
ータベース51から読み出した温度及び容積換算係数に
基づいてタンクローリ車5に積込まれた積込み量の温度
補正演算を行う。そのため、タンカー43からの荷卸し
量とタンクローリ車5への積込み量の積算値との誤差を
無くすことができる。
Description
り、特にタンクローリ車のハッチへ油液を積込むよう構
成された出荷システムに関する。
ンカーに積込まれて油槽所の貯留タンクへ輸送される。
精油所でタンカーに油液を積込む際は、パイプラインを
流れる油液の温度を測定し、流量計で計測された体積流
量を温度補正した値の積算値を基準温度(15°C)に
対応する積込み量としており、タンカーから油槽所の貯
留タンクに荷卸しする際も温度補正した積算流量を基準
温度(15°C)に対応する荷卸し量として油槽所のホ
ストコンピュータ(または複数の油槽所の油液を一括管
理する管理センタのコンピュータ)に登録する。
の配送手段としては、一般にタンクローリ車が使用され
ている。タンクローリ車のタンクは複数のハッチに仕切
られており、各ハッチにはその容量から配送先の注文に
応じた油種が積込まれる。例えば、1番のハッチにはガ
ソリン、2番のハッチには軽油、3番のハッチには灯油
といった具合に各ハッチごとに異なる油種の油液が積込
まれる。
む際は、温度補正を行わず、流量計により計測された流
量の積算値が積込み量として記録される。
タンカーから油槽所の貯留タンクに荷卸しされた油液の
荷卸し量が温度補正されているのに対し、タンクローリ
車のハッチに積込む際には流量計により計測された温度
補正されていない流量積算値が積込み量として記録され
るため、油槽所のホストコンピュータに登録されたデー
タベースにおいて、タンカーからの温度補正された荷卸
し量に対し、貯留タンクの残量とタンクローリ車への温
度補正されていない積込み量との合計値が減少または増
加してしまうという誤差が生じてしまい、油液の管理を
正確に行えない。
な問題を解消しようとすると、温度補正されていない体
積流量の演算回路と、温度補正した体積流量の演算回路
との2つの演算回路を各出荷ステージの出荷ポイントご
とに設ける必要があり、この場合、構成が複雑化すると
共に、制御系統も2系統設けなければならないといった
問題が生じる。
複数の出荷ステージで同時に行われるため、積込み開始
から積込み完了まで温度補正のための演算を行うと、油
槽所のコンピュータの負担が増大し、コンピュータの処
理能力が低下するおそれがある。そこで、本発明は上記
問題を解決した出荷システムを提供することを目的とす
る。
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
記載の発明は、タンクローリ車に積込まれる油液の温度
を測定し、この温度測定値に基づいてタンクローリ車の
ハッチに積込まれた積込み量を予め決められた基準温度
に対応する体積流量に換算するものであり、油液の温度
が変化してもタンクローリ車に積込まれた油液の正確な
積込み量を記録することができ、タンカーからの荷卸し
量とタンクローリ車への積込み量の積算値との誤差を無
くすことができる。また、油液積込みが完了した後に測
定された油液の温度に基づいて一括して温度補正するこ
とにより、油槽所のコンピュータの負担を軽減すること
ができる。
段により測定された温度測定値に基づいて所定時間毎の
容積換算係数が更新され、この容積換算係数を用いてタ
ンクローリ車のハッチに積込まれた積込み量を予め決め
られた基準温度に対応する体積流量に換算するものであ
り、油液の温度が変化しても所定時間毎の容積換算係数
が更新されてタンクローリ車に積込まれた油液の正確な
積込み量を記録することができ、タンカーからの荷卸し
量とタンクローリ車への積込み量の積算値との誤差を無
くすことができる。
形態について説明する。図1は本発明の出荷システムの
一実施例が適用された油槽所の概略構成を示す構成図で
ある。図1に示されるように、油槽所の出荷システム
は、出荷現場に設置された出荷装置1の出荷制御装置4
と、出荷現場から離れた事務所内に設置されたハッチ設
定器2と、出荷管理コンピュータとしてのホストコンピ
ュータ3とより構成されている。ホストコンピュータ3
は、後述するようにサンプリングした時間毎に検出した
温度及び容積換算係数を登録した温度サンプリングデー
タベース51(図8参照)を有し、温度サンプリングデ
ータベース51から読み出した温度及び容積換算係数に
基づいてタンクローリ車5に積込まれた積込み量の温度
補正演算(図9参照)を行う。
公衆回線13を介して予約センタに設置されたコンピュ
ータ15と通信可能に接続されている。コンピュータ1
5は、給油所等の顧客から注文(油種及び数量)がある
と、これらの注文(油種及び数量)を予約情報として記
憶すると共に、油槽所の出荷予約状況を管理しており、
顧客よりの注文に応じてこれらの油液をどの油槽所より
配送するのかの配送計画を作成する。そのため、油槽所
のホストコンピュータ3には、コンピュータ15から各
タンクローリ車5の配送先、及び注文された油種及び数
量のデータが転送される。
2の近傍に設置されており、岸壁42に接岸されたタン
カー43により輸送された油液がパイプライン44を介
して供給される。さらに、貯留タンク41に接続された
出荷ライン45は、出荷装置1のローディングアーム2
5に連通されており、後述するようにタンクローリ車5
のハッチへ油液を送出する。
るための温度検出器(温度測定手段)46が設けられて
いる。この温度検出器46は、例えば、金属の電気抵抗
の温度依存性を利用した温度センサ(測温抵抗体)を用
いたものであり、出荷ライン45を流れる油液の温度に
応じた検出信号をホストコンピュータ3のインターフェ
ース(I/F盤)47に出力する。
の供給、積込みに関する各種データを管理しており、後
述するようにタンクローリ車5への積込み完了後、積込
まれた油液の温度に応じて積込み量を基準温度(15°
C)に対応する量に変換する温度補正処理を実行する。
図である。図2に示されるように、ホストコンピュータ
3は、顧客先からの注文(油種及び数量)を記憶装置3
aに記憶すると共に、出荷装置1の出荷制御装置4及び
ハッチ設定器2に予約データを転送する。ハッチ設定器
2は、カードリーダライタ8,ディスプレイ本体9,キ
ーボード10,プリンタ11,CPU12等よりなる。
テージ7毎に設けられ、当該出荷ステージ7の各機器を
制御しており、各タンクローリ車5毎に配付された車番
カード27がカードリーダ14により読み取られると該
当する車両番号の予約データがホストコンピュータ3か
ら転送され、この予約データが有している油種、数量が
タンクローリ車5に積込まれるように出荷制御を行う。
ッチに仕切られており、各ハッチの容量は例えば1キロ
リットル、2キロリットル、4キロリットルといった具
合に異なっている。そして、タンクローリ車5は出荷ス
テージ7に到着すると、ハッチ設定器2により設定され
た油種がタンク6の各ハッチに積み込まれる。
各ハッチに積み込まれる油種・数量を割り付ける制御プ
ログラムが格納されている。出荷現場に設けられた出荷
装置1は、出荷制御装置4及びカードリーダ14,ハッ
チカードリーダを有するリモートスイッチボックス1
6,アース装置17、作業者が各出荷ポイント毎の積み
込むべき数量を設定する積込み設定器18等よりなる。
積込量設定スイッチ18a,出荷開始させるスタートス
イッチ18b,出荷を停止させる停止スイッチ18cが
配設されている。さらに本実施例のリモートスイッチボ
ックス16と積込み設定器18とは一体化されており、
これらはローディングアーム25に取り付けられてい
る。
れた出荷ライン45は、出荷ステージ7の給送配管19
に連通されている。給送配管19には、ポンプ20,ス
トレーナ21,流量計22,定流量弁23,定量弁24
が配設されている。
ィングアーム25が連通されている。尚、出荷ステージ
7において、ローディングアーム25が1本しか示され
ていないが、実際には各油種毎に複数本が設けられてい
る。
子を示す斜視図である。図3に示されるように、出荷ス
テージ7には、タンクローリ車5への油液の積込みを行
なう2本のローディングアーム25が設けられている。
込み作業手順について説明する。タンクローリ車5が油
槽所に到着すると、運転者は、各タンクローリ車5毎に
発行された車番カード27をハッチ設定器2のカードリ
ーダライタ8に挿入し、車番カード27に記憶された車
番コードを読み取らせる。
7から車番コードを読み取ると、該当する車両番号の顧
客データ(配送先、油種,数量)をホストコンピュータ
3に要求してホストコンピュータ3を介して車両番号に
対応する顧客データ(配送先、油種,数量)を取得し、
この予約データが有している配送先、油種,数量の情報
に基づいてタンクローリ車5の各ハッチに積込むべき油
種及び数量を割り付け、この割り付けられた各ハッチ毎
の油種・数量をハッチ情報が印字された伝票をプリンタ
11より発行する。
7へタンクローリ車5を移動させて油液の積込み作業を
行う。運転者は、出荷ステージ7に到着すると、ローデ
ィングアーム25をハッチ給油口6aに挿入させる。そ
の後、積込み設定器18により積み込むべき数量を設定
してスタートスイッチ18bをオンに操作する。
スイッチ18bがオンに操作されると、出荷制御装置4
は、ポンプ20を起動して定量弁24を開弁して積込み
を開始する。そして、流量計22の流量パルス発信器2
2aからの流量パルスを積算し、積込量設定スイッチ1
8aにより設定された流量が出荷されたとき定量弁24
を閉弁させる。
すブロック図である。図4に示されるように、ホストコ
ンピュータ3は、予約センタのコンピュータ15より記
憶装置3aのデータ記憶部に顧客より注文を受けた顧客
名、油種、数量を含む顧客データ37を読み取ることが
できるように通信可能に接続されると共に、シリアル回
線33を介して複数のハッチ設定器2と通信可能に接続
され、且つシリアル回線34を介して複数の出荷制御装
置4と通信可能に接続されている。
通信のデータ処理手順を説明するための図である。図5
に示されるように、予約センタのコンピュータ15は、
給油所からの注文に基づいてこれら注文された油種、数
量を含む顧客データ37を選択した油槽所タンクローリ
車5の車番と共にホストコンピュータ3に送信する。ホ
ストコンピュータ3は、受信した顧客毎の油種,数量及
び車番からを記憶装置3aの顧客データファイル3bに
格納する。すなわち、ホストコンピュータ3は、タンク
ローリ車5の車番データに対応する顧客データ(配送
先、油種,数量)35aを作成して記憶装置3aに記憶
させる。
作業者は、車番カード27をハッチ設定器2のカードリ
ーダ8に挿入する。これにより、ハッチ設定器2は、車
番カード27に対応する顧客データの送信要求通知35
aをホストコンピュータ3へ送信し、ホストコンピュー
タ3は記憶装置3aに格納された当該顧客データ35b
をハッチ設定器2へ送信する。
定器2は、これを表示器に表示して作業者がこの表示内
容を基にタンクローリ車5の各ハッチへの積込み油種、
数量を設定する。これにより、ハッチ設定器2でハッチ
割付データ35cが作成され、このハッチ割付データ3
5cをホストコンピュータ3へ送信させる。ハッチ設定
器2から送信されたハッチ割付データ35cを受信した
ホストコンピュータ3は、このハッチ積込みデータ38
を車番カード27の車番データに対応させて記憶する。
たカードリーダ14へ車番カード27を挿入すると、出
荷制御装置4は当該車番カード27に記憶された車番デ
ータに対応するハッチ割付データ35cの送信要求通知
36をホストコンピュータ3に送信し、ホストコンピュ
ータ3よりハッチ割付データ38が出荷制御装置4へ送
信される。
ータ38に基づくタンクローリ車5への積込み作業が完
了すると、ホストコンピュータ3へ温度補正処理前の積
込み完了データ39を送信し、ホストコンピュータ3は
後述する温度補正処理を行って温度補正済みの積込み完
了データ40を予約センタのコンピュータ15へ送信す
る。これで、ホストコンピュータ3及び予約センタのコ
ンピュータ15では、当該タンクローリ車5に割り付け
られた油液が積込まれたことを確認し、顧客データベー
ス、ハッチ割付データベースに積込み完了データ39,
40を格納する。
御装置4から送信された積込み完了データ39を受信す
ると、後述する温度補正演算処理(図9のフローチャー
ト参照)を実行する。
つき説明する。図6は出荷制御装置4が実行する制御処
理を説明するためのフローチャートである。図6中、出
荷制御装置4は、ステップS11(以下「ステップ」を
省略する)において、出荷ステージ7に設けられたカー
ドリーダ14に車番カード27が挿入されたかどうかを
判定する。S11でカードリーダ14が車番カード27
に記録されたデータを読み取ると、S12に進み、ホス
トコンピュータ3に送信要求通知35aを送信し、当該
車番カード27の車両番号に対応するハッチ割付データ
35cを要求する。尚、ハッチ設定器2において、ハッ
チ設定処理が終了した時点でハッチ割付データが自動的
に送信されるように構成されているときには、このS1
2の要求処理は行なわない。
れたハッチ割付データ35cが受信されたことを確認し
ており、ハッチ割付データ35cが受信されると、S1
4に進み、受信されたハッチ割付データ35cをメモリ
に格納する。
スタートスイッチ18bがオンに操作されると、S16
に進み、積込制御を行う。すなわち、出荷制御装置4
は、ポンプ20を起動して定量弁24を開弁して積込み
を開始する。そして、流量計22の流量パルス発信器2
2aからの流量パルスを積算する。次のS17におい
て、積込量設定スイッチ18aにより設定された積込量
がタンクローリ車5のハッチに積み込まれたとき、定量
弁24を閉弁させて積み込みを完了させる。
ンピュータ3へ転送する。続いて、S19に進み、全予
約量の積込が完了したことを確認する。S19におい
て、全予約量の積込が完了していないときは、上記S1
5に戻って再度S15以降の積込処理を実行する。
処理について説明する。
めのフローチャートである。図7に示されるように、温
度サンプリング処理は油液の積込時に所定時間毎に実行
されており、ホストコンピュータ3は、S21におい
て、予め決められた所定時間が経過すると、S22に進
み、温度検出器46により検出された油液の温度を読み
込み、温度サンプリングデータベース51(図8参照)
に所定時間毎の油液の温度データとして格納する。
出された油液の温度から容積換算係数を算出する。
時間と、検出した温度及び容積換算係数を温度サンプリ
ングデータベース51(図8参照)に格納する。
度補正演算処理を説明するためのフローチャートであ
る。図9に示されるように、ホストコンピュータ3は、
S31において、出荷制御装置4からハッチ割付データ
の要求があったことを確認すると、S32に進み、予約
データが格納された予約データベースから当該タンクロ
ーリ車5の車蕃に対応するハッチ割付データハッチ割付
データを出荷制御装置4へ送信する。次のS33では、
ハッチへの積込量を受信したかどうかをチェックする。
したときは、S34に進み、温度サンプリングデータベ
ース51から油液の温度、及び容積換算係数を読み込
む。続いて、S35に進み、以下の演算式(1)〜
(3)を用いて温度補正演算を行う。
積込量を積込データベースに格納する。次のS37で
は、当該タンクローリ車5の他のハッチへの積込みが完
了しているかどうかを確認する。
5の他のハッチへの積込みが完了していないときは、上
記S33に戻り、S33以降の処理を繰り返す。そし
て、当該タンクローリ車5の他のハッチへの積込みが完
了したとき、今回の一連の処理を終了させる。
演算式について説明する。基準温度(15°C)の容積
換算係数(VCF)の演算式は、JIS規格(温度に対
する密度換算及び容量換算の基本式:JIS2249−
1987計算式)で定められており、次のように定義さ
れている。 VCF=(V15/Vt)(ρt/ρ15) =exp[−αTΔt(1.0+0.8αTΔt)]…(1) αT =K0−Kρ15/(ρ15)2 ={K0/(ρ15)2}+{K1/ρ15} …(2) αT =A+B/(ρ15)2 …(3) 但し、式(3)は密度(15°C)が0.7705〜
0.7875g/cm2の燃料油に対してだけ適用され
る。
て、V15は15°Cにおける容量(m3)、Vtは任
意温度(t°C)における容量(m3)、ρtは密度(t
°C)(kg/m3)、ρ15は密度(15°C)(kg
/m3)、αTは15°Cにおける熱膨張係数(°C
−1)、Δtは温度差[Δt=t−15](°C)、K
0,K1、A,Bは油種によって異なる値に決められた
定数(図10に示した油種別定数一覧を参照のこと)で
ある。
プリングした油液の温度に対してその都度、基準温度
(15°C)の容積換算係数(VCF)を算出すると、
ホストコンピュータ3の負荷が増大してしまい、その他
の出荷制御に支障がでるおそれがある。
ピュータ3が一定時間毎に油液の温度をサンプリング
し、検出された温度の容積換算係数(VCF)を演算
し、温度サンプリングデータベース51に格納する。そ
して、ホストコンピュータ3は、前述したS35におい
て、タンクローリ車5への油液積込みが完了した時点
で、一定時間毎に更新された最新の容積換算係数(VC
F)を温度サンプリングデータベース51から読み出
し、上記演算式(1)〜(3)に基づいて積込み量の温
度補正演算処理を実行して基準温度(15°C)での積
込み量を記憶手段に格納することができる。
は、貯留タンク41に貯留された油液の在庫量を管理す
る際にタンカー43から貯留タンク41に荷卸しされた
油液の荷卸し量とタンクローリ車5への積込み量との間
で温度差による誤差が生じないように基準温度(15°
C)に対する油液の積込み量を正確に管理することがで
きる。
ンクローリ車5への積込み量の積算値との誤差を無くす
ことができる。また、タンクローリ車5への積込み時間
が比較的短い時間で済むので、油液の温度が積込み前と
積込み完了時とで殆ど変化しないので、油液積込みが完
了した後に測定された油液の温度に基づいて一括して温
度補正することにより、油槽所のホストコンピュータ3
の負担を軽減することができる。
槽所の貯留タンク41に荷卸する場合を一例として挙げ
たが、これに限らず、タンカー以外の他の運搬手段を用
いて油槽所の貯留タンク41に荷卸する方式の油槽所に
も適用できるのは勿論である。
ば、タンクローリ車に積込まれる油液の温度を測定し、
この温度測定値に基づいてタンクローリ車のハッチに積
込まれた積込み量を予め決められた基準温度に対応する
体積流量に換算するため、油液の温度が変化してもタン
クローリ車に積込まれた油液の正確な積込み量を記録す
ることができ、タンカーからの荷卸し量とタンクローリ
車への積込み量の積算値との誤差を無くすことができ
る。また、油液積込みが完了した後に測定された油液の
温度に基づいて一括して温度補正することにより、油槽
所のコンピュータの負担を軽減することができる。
測定手段により測定された温度測定値に基づいて所定時
間毎の容積換算係数が更新され、この容積換算係数を用
いてタンクローリ車のハッチに積込まれた積込み量を予
め決められた基準温度に対応する体積流量に換算するた
め、油液の温度が変化しても所定時間毎の容積換算係数
が更新されてタンクローリ車に積込まれた油液の正確な
積込み量を記録することができ、タンカーからの荷卸し
量とタンクローリ車への積込み量の積算値との誤差を無
くすことができる。
油槽所の概略構成を示す構成図である。
視図である。
図である。
タ処理手順を説明するための図である。
ためのフローチャートである。
チャートである。
ングした油液の温度データを格納した温度サンプリング
データベース51を模式的に示した図である。
処理を説明するためのフローチャートである。
A,Bの油種別の値を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 油槽所のタンクに貯留された油液をタン
クローリ車のハッチに積込む供給経路と、当該供給経路
途中に設けられた体積流量計と、開閉弁とを有し、当該
体積流量計により計測された体積流量の積算値が所定の
積込み量に達した際に前記開閉弁を閉弁させることによ
り当該タンクローリ車のハッチに所定の積込み量を積込
む出荷システムにおいて、 前記タンクローリ車に積込まれる油液の温度を測定する
温度測定手段と、 前記温度測定手段により測定された温度測定値に基づい
て前記タンクローリ車のハッチに積込まれた積込み量を
予め決められた基準温度に対応する体積流量に換算する
温度補正手段と、 を備えてなることを特徴する出荷システム。 - 【請求項2】 油槽所のタンクに貯留された油液をタン
クローリ車のハッチに積込む供給経路と、当該供給経路
途中に設けられた体積流量計と、開閉弁とを有し、当該
体積流量計により計測された体積流量の積算値が所定の
積込み量に達した際に前記開閉弁を閉弁させることによ
り当該タンクローリ車のハッチに所定の積込み量を積込
む出荷システムにおいて、 前記タンクローリ車のハッチに積込まれる油液の温度を
所定時間毎に測定する温度測定手段と、 該温度測定手段により測定された温度測定値に基づいて
所定時間毎の容積換算係数を演算する演算手段と、 該演算手段により演算された容積換算係数を記憶する記
憶手段と、 前記タンクローリ車のハッチへの油液積込みが完了した
後、前記記憶手段により記憶された容積換算係数を用い
て前記タンクローリ車のハッチに積込まれた積込み量を
予め決められた基準温度に対応する体積流量に換算する
温度補正手段と、 を備えてなることを特徴する出荷システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001165554A JP4526733B2 (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 出荷システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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