JP2002362649A - 液体容器 - Google Patents

液体容器

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JP2002362649A
JP2002362649A JP2001169618A JP2001169618A JP2002362649A JP 2002362649 A JP2002362649 A JP 2002362649A JP 2001169618 A JP2001169618 A JP 2001169618A JP 2001169618 A JP2001169618 A JP 2001169618A JP 2002362649 A JP2002362649 A JP 2002362649A
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knock
brush
liquid
outer barrel
cam
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JP2001169618A
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English (en)
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Yoshio Noguchi
芳男 野口
Shuhei Kageyama
秀平 陰山
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Kotobuki and Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体容器において、先端塗布体となる刷毛に
簡単に適量の液体の補給を行うことができるようにす
る。 【解決手段】 外軸筒部12の後端側に設けられたノッ
ク操作体24をノックすると、ノック操作体24の孔2
4aに噛み合った歯車40が回転し、歯車40に孔38
aが噛合ったノック従動体38が後方へと移動する。ノ
ック従動体38が後方へと移動するのに伴って、ノック
従動体38に連結されたノック受け36、ノックパイプ
34及び刷毛受け32が、リターンスプリング42の付
勢力に抗して後退する。こうして、刷毛受け32に連結
された刷毛20が一緒に、先具16内へと後退する。刷
毛受け32が後退することにより、先具16の溝16b
の先端部が開放されて、刷毛20が引き込まれた先具1
6の先端部内とタンク部Tとが連通し、タンク部Tに収
容された液体が先具16の先端部内へと流出して、刷毛
20がそのタンク部Tから流出した液体に浸漬される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、修正液、筆記用イ
ンキ、化粧用液等の液体を収容する液体容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液体容器としては、例え
ば、マニュキア液や修正液を収容する液体容器として
は、液体を収容する容器と、該容器の口部を閉塞するキ
ャップとからなり、キャップの内側から刷毛保持棒が突
設されて、この刷毛保持棒の先端に刷毛が取り付けられ
たものが知られている。この液体容器では、キャップが
容器の口部を閉塞するべく容器に取り付けられていると
きには、刷毛保持棒が容器の口部を貫通して、刷毛は、
容器内の液体中に浸漬されている。そして、使用時は、
キャップを容器から取外すのと同時に、刷毛を液体から
取り出し、刷毛に付着した余分な液体を容器の口部のエ
ッジで落として適量に調整して、次いで、その刷毛で液
体を必要箇所に塗布している。また、使用中に刷毛に付
着した液体が不足してきた場合には、キャップを容器へ
と持っていき、その刷毛保持棒を容器の口部に通して刷
毛を液体中に浸した後、再び、刷毛を液体から取り出し
て、刷毛に付着した余分な液体を容器口部のエッジで落
として適量に調整して、再び、塗布を行うようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液体容器では、液体の補給の際に、刷毛を液
体へと浸すために、キャップを容器のところまで近づけ
て、その刷毛保持棒を容器の口部に挿入する必要があ
り、手間がかかるという問題がある。
【0004】また、従来の液体容器では、刷毛に補給す
る液体量を自動的に調整することはできないため、利用
者が容器の口部のエッジで落とさなければならず、手間
がかかり、使いづらいという問題がある。
【0005】本発明はかかる従来の課題に鑑みなされた
もので、簡単に先端塗布体に適量の液体の補給を行うこ
とができる液体容器を提供することをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の発明は、液体を収容する
タンク部を内部に有する外軸筒部と、外軸筒部の先端開
口に移動自在に配置された先端塗布体と、外方から手動
操作可能なるように設けられた操作部と、前記先端塗布
体と操作部とを連結し、操作部の操作力を前記先端塗布
体を外軸筒部の先端部内へと引き込む力に変換する引込
機構と、を備え、操作部の操作により先端塗布体を外軸
筒部の先端部内へと引込めて液体に浸漬させることを特
徴とする。操作部を操作することにより、引込機構によ
って、先端塗布体を外軸筒部の先端部内へと引込めて液
体に浸漬させるので、先端塗布体に適宜、液体を付着さ
せて液体の補給を行うことができる。例えば、ノック、
回転またはスライドといった簡単な操作で液体を先端塗
布体に補給することができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の前
記引込機構が、操作部への操作力が付加されていないと
きには、タンク部と外軸筒部の先端開口との間での液体
の連通を遮断する一方で、操作部への操作力が付加され
たときには、タンク部と外軸筒部の先端部内との間での
液体の連通を許容することを特徴とする。操作部を操作
していないときには、引込機構によって、タンク部から
の液体が先端開口から漏れるのを防ぐことができ、操作
部を操作したときには、引込機構の作動によって、先端
塗布体の補給に必要な液体をタンク部から外軸筒部の先
端部内へと供給することができる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の前記操作部が、外軸筒部の後端に外軸筒部に対し
て軸方向に移動可能に設けられたノック操作体であり、
前記引込機構は、前記ノック操作体の前進運動を先端塗
布体の後退運動に変換するものであることを特徴とす
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の前
記引込機構が、ノック操作体側と先端塗布体側との間に
設けられて、外軸筒部に対して移動不能で軸方向に直交
する軸の回りで回転可能となった歯車を備え、該歯車
は、ノック操作体側に噛合うと共にノック操作体側に噛
合う部位と対向する部位で先端塗布体側に噛合うもので
あることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項3記載の前
記引込機構が、外軸筒部内に配設されて外軸筒部に対し
て軸方向に移動不能且つ軸回りに回転可能となった駆動
カムと、外軸筒部内に配設されて外軸筒部に対して軸方
向に移動可能且つ軸回りに回転不能となり先端塗布体に
連結される従動カムとを備え、前記駆動カムがノック操
作体の前進運動により回転するものであり、前記従動カ
ムが駆動カムの回転運動により後退するものであること
を特徴とする。ノック操作体と駆動カムとはカム結合に
より結合することができ、駆動カムと受動カムともカム
結合により結合することができる。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1または2
記載の前記操作部が、外軸筒部の後端に設けられて外軸
筒部に対して軸回りに回転可能となった回転操作体であ
り、前記引込機構は、前記回転操作体の回転運動を先端
塗布体の後退運動に変換するものであることを特徴とす
る。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項6記載の前
記引込機構が、外軸筒部内に配設されて外軸筒部に対し
て軸方向に移動可能且つ軸回りに回転不能となり先端塗
布体に連結されるカムを備え、該カムが回転操作体の回
転運動により後退するものであることを特徴とする。回
転操作体とカムとはカム結合により結合することができ
る。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項1または2
記載の前記操作部が、外軸筒部の側面に設けられて外軸
筒部に対して軸方向に移動可能となったスライド操作体
であり、前記引込機構は、前記スライド操作体の後退運
動を先端塗布体の後退運動にするものであることを特徴
とする。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項8記載の前
記引込機構が、外軸筒部内に配設されて外軸筒部に対し
て軸方向に移動可能となり先端塗布体に連結されるノッ
ク継手を備え、該ノック継手が、前記スライド操作体の
後退運動により後退するものであることを特徴とする。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項1または
2記載の前記操作部が、外軸筒部の側面に設けられて外
軸筒部に対して揺動可能となったサイドノック操作体で
あり、前記引込機構は、前記サイドノック操作体の揺動
運動を先端塗布体の後退運動に変換するものであること
を特徴とする。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の前記引込機構が、外軸筒部内に配設されて外軸筒部に
対して軸方向に移動可能となり先端塗布体に連結される
ノックカムを備え、該ノックカム体が前記サイドノック
操作体の揺動運動により後退するものであることを特徴
とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0018】(第1実施形態)図1及び図2は、本発明
の第1実施形態を表す縦断面図である。図において、符
号10は液体容器であり、液体容器10は、例えば修正
液、筆記用インキ、化粧用液等の液体が収容されたタン
ク部Tを内部に有する外軸筒部12を備えている。外軸
筒部12は、詳細には、その内部にタンク部Tを画成す
る本体14と、本体14の先端部が圧入固定され、先端
に向かうに従って外径が細くなる先具16と、本体14
の後端部に圧入固定された尾冠18とから構成される。
本体14には、その内部の前部にアダプター25が固定
されており、アダプター25には、アダプター25の前
後を連通する複数の液流路25aが形成されている。ま
た、本体14には、その内部の後部に、筒状の尾栓26
が固定されている。さらに、尾栓26の後端には、軸方
向に伸縮可能となった蛇腹部28の先端が、後リング2
7によって固定されている。蛇腹部28の後端は閉塞さ
れており、この蛇腹部28によってタンク部Tの後端部
が画成される。蛇腹部28の材質は、液体が溶剤を含む
溶液である場合には、ナイロン、ポリプロピレン(P
P)、フッ素樹脂等の耐溶剤性の樹脂とするとよく、溶
剤分を含まない水溶性溶液である場合には、ポリエチレ
ン(PE)、NBR等の合成ゴム、またはTPE等の熱
可塑性樹脂とすることもできる。また、タンク部T内に
は、液体を攪拌するための攪拌バー29が移動自由に設
けられる。図示したような棒状の攪拌バー29とする代
わりに、球形の攪拌体を用いることも可能である。
【0019】先具16の先端開口16aには先端塗布体
となる刷毛20が設けられており、常時は、刷毛20の
先端部は先具16の先端開口16aから突出するように
配置されている。後述の引込機構30によって刷毛20
は先具16内へと退没可能となっている。
【0020】尾冠18の後端開口18aには、操作部と
なるノック操作体24が設けられており、常時は、ノッ
ク操作体24の後端部は尾冠28の後端開口18aから
突出するように配置され、ノック操作体24を後方から
ノックすると、ノック操作体24は本体14内へと軸方
向に前進することが可能となっている。また、尾冠18
の後端開口18aは、軸方向に対して垂直ではなく斜め
に形成されており、その最後端は、ノック操作体24の
最後端とほぼ同じ位置となるように設定されている。即
ち、ノック操作体24は、尾冠18の最後端よりは後方
へ突出しておらず、これによって、液体容器10が後方
から全体的に押されたときに、ノック操作体24が不用
意にノックされないようになっている。
【0021】上記刷毛20とノック操作体24とは、引
込機構30によって連結されており、この引込機構30
を介してノック操作体24の操作により刷毛20を後方
へと引込めることが可能となっている。この引込機構3
0は、刷毛20の後端基部を収容して刷毛20に連結さ
れる刷毛受け32と、刷毛受け32の後端が圧入される
ノックパイプ34と、ノックパイプ34の後端にその先
端が圧入されるノック受け36と、ノック受け36の後
端が前記蛇腹部28と共に圧入されるノック従動体38
と、ノック従動体38と噛合う歯車40と、前記刷毛受
け32の後端と前記アダプター25との間に介挿され
て、刷毛受け32を常時前方へと付勢するリターンスプ
リング42と、を備えている。
【0022】図6に示したように、ノック従動体38の
後端部は略半筒状となっており、略半筒状の中央部に
は、歯車40の各歯がはまり込み可能となるように互い
に離間された複数の孔38aが直線状に形成されてい
る。同様に、前記ノック操作体24の先端部は略半筒状
となっており、歯車40の各歯がはまり込み可能となる
ように互いに離間された複数の孔24aが直線状に形成
されている。このような孔38a及び孔24aを形成す
る代わりに歯車40の各歯が係合可能となったラックを
ノック従動体38の後端部及びノック操作体24の先端
部に形成することも可能である。ノック従動体38の略
半筒状の後端部及びノック操作体24の略半筒状の先端
部は、互いに重なり合って略筒状形状をなすものの、そ
の断面が完全に閉じた円形形状をなすのではなく、互い
の略半筒状の部分の断面が中心角180度以下の円弧と
なっていることにより、ノック従動体38とノック操作
体24との間で軸方向に伸びる隙間S(図1、図2参
照)が形成される。この隙間Sを歯車40の軸40aが
貫通している。歯車40の軸40aの先端は、尾冠18
に形成された側部開口18b(図4参照)に嵌め込まれ
ており、よって、歯車40は、尾冠18に対して軸方向
に移動不能で、軸方向に直交する軸を中心とする回転の
み可能となっている。歯車40の歯がノック従動体38
に噛合う部位と、歯車40の歯がノック操作体24に噛
合う部位とは、180度離れて対向する関係となってい
る。
【0023】前記先具16の内周面には、図5に示した
ように、周方向に隣接して複数の溝16bと突起16c
とが交互に形成されており、突起16cの内周面を前記
刷毛受け32が摺動するようになっている。溝16b
が、タンク部Tからの液体を刷毛20に供給するための
流路となる。
【0024】また、本体14の先端には、不使用時に、
刷毛20からの液体の蒸発を防止すると共に刷毛20の
液体が固化しないようにするためのキャップ44が着脱
可能に被着される。
【0025】以上のように構成される液体容器におい
て、常時、刷毛受け32は、リターンスプリング42に
よって、前方へと付勢されて、図1及び図3(a)に示
すように、先具16の先端開口16aの所に形成された
鍔に当接している。こうして、刷毛受け32は、完全に
先具16の溝16bの先端部を塞いでおり、刷毛20及
び先具16の先端開口16aはタンク部Tと遮断されて
いる。従って、タンク部Tからの液漏れが防止されてい
る。この液体容器を使用する場合には、キャップ44を
取り外して、刷毛20で所要箇所に液体を塗布する。
【0026】このような使用時に、刷毛20に液体を補
給する必要がある場合には、手動によりノック操作体2
4をノックする。ノック操作体24が前方へと移動する
のに伴い、ノック操作体24の孔24aに噛み合った歯
車40が図1で見て左回りに回転し、これに伴って、歯
車40に孔38aが噛合ったノック従動体38が後方へ
と移動する。ノック従動体38が後方へと移動するのに
伴って、ノック従動体38に連結されたノック受け3
6、ノックパイプ34及び刷毛受け32が、リターンス
プリング42の付勢力に抗して後退する。こうして、図
2に示すように、刷毛受け32に連結された刷毛20が
一緒に、先具16内へと後退する。図3(b)に示すよ
うに刷毛受け32が後退することにより、先具16の溝
16bの先端部が開放されて、刷毛20が引き込まれた
先具16の先端部内とタンク部Tとが連通し、タンク部
Tに収容された液体が先具16の先端部内へと流出し
て、刷毛20がそのタンク部Tから流出した液体に浸漬
される。こうして、刷毛20に液体を付着させることが
できる。ノック操作体24へのノック力が解除される
と、リターンスプリング42の付勢力によって、刷毛受
け32が前進し、刷毛受け32に連結されたノックパイ
プ34、ノック受け36及びノック従動体38が前進
し、歯車40が右回りに回転して、ノック操作体24が
後退して元の位置に戻る。以上の一連の操作の中で、ノ
ック従動体38の移動に伴って、蛇腹部28が伸縮す
る。
【0027】こうして、ノック操作という簡単な操作に
より、刷毛20に液体の補給を行うことができる。ま
た、ノック操作体24のノック量を調整することによ
り、刷毛20へ補給する液体量を調整することができ
る。
【0028】(第2実施形態)次に、図7及び図8は、
本発明の第2実施形態を表す液体容器の後部断面図であ
る。図において、先部の構成は、第1実施形態と同一で
あるため、図示を省略する。また、第1実施形態と同様
の部材は、同一の符号を付し、その詳細説明を省略す
る。
【0029】この実施形態では、外軸筒部12が、本体
14と、先具16と、尾冠52とから構成されており、
尾冠52は、本体14の後端部において螺着されて本体
14に一体的に連結される。尾冠52の後端開口52a
には、操作部となるノック操作体54が設けられる。尾
冠52の内周面には、複数の軸方向に伸びるキー溝52
bが形成されており、一方、ノック操作体54の外周面
には、複数の軸方向に伸びるキー54a(図9参照)が
形成されており、キー54aがキー溝52bに嵌め合う
ことで、ノック操作体54は尾冠52に対して軸方向移
動可能且つ回転不能に取り付けられている。
【0030】この実施形態の引込機構56は、第1実施
形態と同じ刷毛受け32、ノックパイプ34、ノック受
け36、リターンスプリング42の他に、ノック受け3
6の後端が蛇腹部28と共に圧入される従動カム58
と、従動カム58の外周側に設けられる駆動カム60
と、ノック操作体54を常時後方へと付勢するノックス
プリング62と、を備えている。
【0031】図9及び図10に示したように、ノック操
作体54の外周面には、対向して一対の軸方向に対して
傾斜した傾斜孔54bが形成されており、該傾斜孔54
bには、駆動カム60の外周面に形成された突起60a
が摺動可能に嵌め込まれる。こうして、ノック操作体5
4と駆動カム60はカム結合される。駆動カム60の内
周面には、後方に面し、軸方向に対して傾斜したカム面
60bが形成されている。従動カム58の外周面には、
前方に面し、軸方向に対して傾斜したカム面58aが形
成されており、この従動カム58のカム面58aと駆動
カム60のカム面60bとは互いにカム結合して摺接可
能となっている。従動カム58には、蛇腹部28の後端
部が圧入固定されており、蛇腹部28の前端部は、後リ
ング63によって尾栓26に圧入固定されているため、
従動カム58は、本体14に対して軸方向に移動可能且
つ軸回りに回転不能に配設される。また、駆動カム60
の前端部は、本体14の内径とほぼ同じ程度の外径を持
つ拡径部60cとなっており、その拡径部60cの前端
部が後リング63の後端部に当接し、拡径部60cの後
端部が尾冠52の前端部に当接し、よって、駆動カム6
0は、本体14に対して軸回りに回転可能且つ軸方向に
移動不能に配設されている。
【0032】以上のように構成される第2実施形態によ
る液体容器の作用を説明する。図7に示すように、常時
は、第1実施形態と同様に、刷毛受け32が、リターン
スプリング42によって、前方へと付勢されて、刷毛2
0及び先具16の先端開口16aは、タンク部Tと遮断
されている。
【0033】液体を刷毛20に補給するために、ノック
操作体54をノックスプリング62の付勢力に抗してノ
ックして軸方向へ前進させると、駆動カム60は、軸方
向に移動することができないために、カム傾斜孔54b
に嵌め込まれた突起60aがその傾斜孔54bに沿って
移動し、駆動カム60は回転する。駆動カム60の回転
によって、駆動カム60のカム面60bにそのカム面5
8aが摺接した従動カム58は、回転することができな
いために、軸方向後方へと移動する(図8)。従動カム
58が後方へと移動するのに伴って、従動カム58に連
結されたノック受け36、ノックパイプ34及び刷毛受
け32が、リターンスプリング42の付勢力に抗して後
退する。こうして、刷毛受け32に連結された刷毛20
が一緒に、先具16内へと後退して、刷毛受け32が後
退することにより、先具16の溝16bの先端部が開放
されて、刷毛20が引き込まれた先具16の先端部内と
タンク部Tとが連通し、タンク部Tに収容された液体が
先具16の先端部内へと流出して、刷毛20がそのタン
ク部Tから流出した液体に浸漬される。
【0034】ノック操作体54へのノック力が解除され
ると、ノックスプリング62の付勢力によってノック操
作体54が後退するため、駆動カム60が先と反対方向
へと回転する。リターンスプリング42の復元力によっ
て、従動カム58、ノック受け36、ノックパイプ34
及び刷毛受け32が一体的に前進して、元の位置に戻
る。以上の一連の操作の中で、従動カム58の移動に伴
って、蛇腹部28が伸縮する。
【0035】こうして、ノック操作という簡単な操作に
より、刷毛20に液体の補給を行うことができる。ま
た、ノック操作体54のノック量を調整することによ
り、刷毛20へ補給する液体量を調整することができ
る。
【0036】(第3実施形態)次に、図11及び図12
は、本発明の第3実施形態を表す液体容器の後部断面図
である。図において、先部の構成は、第1実施形態と同
一であるため、図示を省略する。また、前実施形態と同
様の部材は、同一の符号を付し、その詳細説明を省略す
る。
【0037】この実施形態では、外軸筒部12が、先具
16と、本体14とから構成されている。そして、本体
14の後端開口14aには、操作部となる回転操作体6
4が設けられる。回転操作体64は、筒形の本体64A
と本体64Aの後端に固定された後端キャップ64Bと
から構成される。本体14の内周面に形成された環状凹
凸部14bに、回転操作体64の外周面に形成された環
状凸凹部64aが嵌め込まれることにより、回転操作体
64は、本体14に対して軸回りに回転可能且つ軸方向
に移動不能に取り付けられている。
【0038】この実施形態の引込機構66は、第1実施
形態と同じ刷毛受け32、ノックパイプ34、ノック受
け36、リターンスプリング42の他に、ノック受け3
6の後端が蛇腹部28と共に圧入されるカム68を備え
ている。
【0039】図13及び図14に示したように、回転操
作体64の内周面には、後方に面し、軸方向に対して傾
斜したカム面64bが形成されている。一方、前記カム
68の外周面には、前方に面し、軸方向に対して傾斜し
たカム面68aが形成されており、このカム68のカム
面68aと回転操作体64のカム面64bとは、互いに
カム結合して摺接可能となっている。また、カム68の
前端部の外周面には、複数のキー68bが形成されてい
る。カム68の前端部の内部には、蛇腹部28の後端部
が圧入固定されており、蛇腹部28の前端部は、後リン
グ69によって尾栓26に圧入固定されており、さら
に、後リング69の後端部に形成されたキー溝69a
(図13参照)が、前記カム68のキー68bに噛合っ
ているために、カム68は、本体14に対して軸方向に
移動可能且つ軸回りに回転不能に取り付けられている。
【0040】以上のように構成される第3実施形態によ
る液体容器の作用を説明する。図11に示すように、常
時は、第1実施形態と同様に、刷毛受け32が、リター
ンスプリング42によって、前方へと付勢されて、刷毛
20及び先具16の先端開口16aは、タンク部Tと遮
断されている。
【0041】液体を刷毛20に補給するために、回転操
作体64を本体14に対して回転すると、回転操作体6
4のカム面64bにそのカム面68aが摺接したカム6
8は、回転することができないために、そのカム面68
aがカム面64bに沿って、軸方向後方へと移動する
(図12)。カム68が後方へと移動するのに伴って、
カム68に連結されたノック受け36、ノックパイプ3
4及び刷毛受け32が、リターンスプリング42の付勢
力に抗して後退する。こうして、刷毛受け32に連結さ
れた刷毛20が一緒に、先具16内へと後退して、刷毛
受け32が後退することにより、先具16の溝16bの
先端部が開放されて、刷毛20が引き込まれた先具16
の先端部内とタンク部Tとが連通し、タンク部Tに収容
された液体が先具16の先端部内へと流出して、刷毛2
0がそのタンク部Tから流出した液体に浸漬される。
【0042】回転操作体64を先と反対方向へと回転す
るか、または同じ方向に180度以上回転すると、リタ
ーンスプリング42の復元力によって、カム68、ノッ
ク受け36、ノックパイプ34及び刷毛受け32が一体
的に前進して、元の位置に戻る。以上の一連の操作の中
で、カム68の移動に伴って、蛇腹部28が伸縮する。
【0043】こうして、回転操作という簡単な操作によ
り、刷毛20に液体の補給を行うことができる。また、
回転操作体64の回転量を調整することにより、刷毛2
0へ補給する液体量を調整することができる。
【0044】(第4実施形態)次に、図15及び図16
は、本発明の第4実施形態を表す液体容器の後部断面図
である。図において、先部の構成は、第1実施形態と同
一であるため、図示を省略する。また、前実施形態と同
様の部材は、同一の符号を付し、その詳細説明を省略す
る。
【0045】この実施形態では、外軸筒部12が、本体
70と、本体70の先端部が圧入固定される先具16
と、本体70の後端部に圧入固定される尾冠72とから
構成されている。そして、本体70の側面には、側部開
口70aが形成されており、この側部開口70aに、操
作部となるサイドスライド操作体74が設けられる。サ
イドスライド操作体74は、側部開口70aに軸方向に
スライド可能に取り付けられている。
【0046】この実施形態の引込機構76は、第1実施
形態と同じ刷毛受け32、ノックパイプ34、ノック受
け36、リターンスプリング42の他に、ノック受け3
6の後端が蛇腹部28と共に圧入されるノック継手78
と、ノック継手78の外周側に設けられるノック従動体
80と、を備えている。
【0047】図17及び図18に示したように、サイド
スライド操作体74の下面には、連結突起74aが突設
されており、この連結突起74aは、ノック従動体80
の周面に形成された係合孔80aに嵌め込まれる。ノッ
ク従動体80の後端は、ノック継手78の後端部に形成
された抜け止め用突起78aの前面に当接されており、
従って、ノック従動体80の後方変位はノック継手78
によって規制されている。ノック継手78の前端部の内
部には、蛇腹部28の後端部が圧入固定されており、蛇
腹部28の前端部は、後リング81によって尾栓26に
圧入固定されている。
【0048】以上のように構成される第4実施形態によ
る液体容器の作用を説明する。図15に示すように、常
時は、第1実施形態と同様に、刷毛受け32は、リター
ンスプリング42によって、前方へと付勢されて、刷毛
20及び先具16の先端開口16aは、タンク部Tと遮
断されている。また、リターンスプリング42の付勢力
によって、刷毛受け32、ノックパイプ34、ノック受
け36及びノック継手78を介してノック従動体80は
前方へと付勢されており、ノック従動体80に連結され
たサイドスライド操作体74は、本体70の側部開口7
0aの最も前方寄りに位置している。
【0049】液体を刷毛20に補給するために、サイド
スライド操作体74を本体70の側部開口70aの後方
へとスライド移動させると、これに伴って、サイドスラ
イド操作体74に連結されたノック従動体80が軸方向
後方へと移動し、同じくノック継手78が軸方向後方へ
と移動する(図16)。これに伴い、ノック継手78に
連結されたノック受け36、ノックパイプ34及び刷毛
受け32が、リターンスプリング42の付勢力に抗して
後退する。こうして、刷毛受け32に連結された刷毛2
0が一緒に、先具16内へと後退して、刷毛受け32が
後退することにより、先具16の溝16bの先端部が開
放されて、刷毛20が引き込まれた先具16の先端部内
とタンク部Tとが連通し、タンク部Tに収容された液体
が先具16の先端部内へと流出して、刷毛20がそのタ
ンク部Tから流出した液体に浸漬される。
【0050】サイドスライド操作体74へ加えられた力
が解除されると、リターンスプリング42の付勢力によ
って、刷毛受け32が前進し、刷毛受け32に連結され
たノックパイプ34、ノック受け36及びノック継手7
8が前進し、これに伴いノック従動体80も前進して、
サイドスライド操作体74も前進して元の位置に戻る。
以上の一連の操作の中で、ノック継手78の移動に伴っ
て、蛇腹部28が伸縮する。
【0051】こうして、サイドスライド操作という簡単
な操作により、刷毛20に液体の補給を行うことができ
る。また、サイドスライド操作体74のスライド量を調
整することにより、刷毛20へ補給する液体量を調整す
ることができる。
【0052】(第5実施形態)次に、図19及び図20
は、本発明の第5実施形態を表す液体容器の後部断面図
である。図において、先部の構成は、第1実施形態と同
一であるため、図示を省略する。また、第1実施形態と
同様の部材は、同一の符号を付し、その詳細説明を省略
する。
【0053】この実施形態では、外軸筒部12が、本体
70と、本体70の先端部が圧入固定される先具16
と、本体70の後端部に圧入固定される尾冠82とから
構成されている。そして、本体70の側面に形成された
側部開口70aには、操作部となるサイドノック操作体
84が設けられる。サイドノック操作体84の前端部に
は、後方へ窪んだ凹部84aが形成されており、この凹
部84aに本体70の側部開口70aの前端部が差し込
まれている。そして、サイドノック操作体84は、本体
70の側部開口70aの前端部を中心として、その下面
が軸方向にほぼ平行になった位置(図19の位置)と、
サイドノック操作体84が本体70内へとより進入した
位置(図20の位置)との間で揺動可能に取り付けられ
ている。
【0054】この実施形態の引込機構86は、第1実施
形態と同じ刷毛受け32、ノックパイプ34、ノック受
け36、リターンスプリング42の他に、ノック受け3
6の後端が蛇腹部28と共に圧入されるノックカム88
を備えている。
【0055】図21及び図22に示したように、ノック
カム88の外周面には、軸方向に傾斜したカム面88a
が形成されており、このカム面88aには、前記サイド
ノック操作体84の後下端が係合可能となっている。ま
た、ノックカム88の後部に形成された中心孔には、そ
の後方から尾冠82に形成された中心筒部82aが挿入
され、ノックカム88の前部に形成された中心孔には、
蛇腹部28の後端部が圧入固定されており、蛇腹部28
の前端部は、後リング81によって尾栓26に圧入固定
されている。よって、ノックカム88は、外軸筒部12
に対して軸方向に移動可能に配設される。
【0056】以上のように構成される第5実施形態によ
る液体容器の作用を説明する。図19に示すように、常
時は、第1実施形態と同様に、刷毛受け32は、リター
ンスプリング42によって、前方へと付勢されて、刷毛
20及び先具16の先端開口16aは、タンク部Tと遮
断されている。また、リターンスプリング42の付勢力
によって、刷毛受け32、ノックパイプ34及びノック
受け36を介してノックカム88は前方へと付勢されて
おり、ノックカム88は、サイドノック操作体84の後
下端に当接している。
【0057】液体を刷毛20に補給するために、サイド
ノック操作体84をノックして、サイドノック操作体8
4を本体70内へ進入するように揺動させると、サイド
ノック操作体84の後下端が、ノックカム88のカム面
88aに係合して、ノックカム88を後方へと移動させ
る。これに伴って、ノックカム88に連結されたノック
受け36、ノックパイプ34及び刷毛受け32が、リタ
ーンスプリング42の付勢力に抗して後退する(図2
0)。こうして、刷毛受け32に連結された刷毛20が
一緒に、先具16内へと後退して、刷毛受け32が後退
することにより、先具16の溝16bの先端部が開放さ
れて、刷毛20が引き込まれた先具16の先端部内とタ
ンク部Tとが連通し、タンク部Tに収容された液体が先
具16の先端部内へと流出して、刷毛20がそのタンク
部Tから流出した液体に浸漬される。
【0058】サイドノック操作体84に加えられたノッ
ク力が解除されると、リターンスプリング42の付勢力
によって、刷毛受け32が前進し、刷毛受け32に連結
されたノックパイプ34、ノック受け36及びノックカ
ム88が前進して、元の位置に戻る。以上の一連の操作
の中で、ノックカム88の移動に伴って、蛇腹部28が
伸縮する。
【0059】こうして、サイドノック操作という簡単な
操作により、刷毛20に液体の補給を行うことができ
る。また、サイドノック操作体84のノック量を調整す
ることにより、刷毛20へ補給する液体量を調整するこ
とができる。
【0060】尚、以上の実施形態において、先端塗布体
として刷毛以外のものを使用することも可能である。ま
た、外軸筒部12を複数の部品から構成したが、これに
限るものではなく、単数または図示した点数以上の部品
から構成することも勿論可能である。さらには、引込機
構として、図示した以外の構成を採用することも勿論可
能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
操作部を操作することにより、引込機構によって、先端
塗布体を外軸筒部の先端部内へと引込めて液体に浸漬さ
せるので、先端塗布体に適宜、液体を付着させて液体の
補給を行うことができる。例えば、ノック、回転または
スライドといった簡単な操作で液体を先端塗布体に補給
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を表す縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を表す縦断面図であり、
ノック操作時を表す。
【図3】図1の前部拡大図であり、(a)は通常時、
(b)は刷毛が引き込まれた状態の図である。
【図4】尾冠の側面図である。
【図5】図1の5−5線に沿って見た断面図である。
【図6】第1実施形態の引込機構の一部部品の斜視図で
ある。
【図7】本発明の第2実施形態を表す縦断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態を表す縦断面図であり、
ノック操作時を表す。
【図9】第2実施形態の引込機構の一部部品の断面図ま
たは側面図である。
【図10】第2実施形態の引込機構の一部部品の斜視図
である。
【図11】本発明の第3実施形態を表す縦断面図であ
る。
【図12】本発明の第3実施形態を表す縦断面図であ
り、回転操作時を表す。
【図13】第3実施形態の引込機構の一部部品の断面図
である。
【図14】第3実施形態の引込機構の一部部品の斜視図
である。
【図15】本発明の第4実施形態を表す縦断面図であ
る。
【図16】本発明の第4実施形態を表す縦断面図であ
り、スライド操作時を表す。
【図17】第4実施形態の引込機構の一部部品の断面図
または側面図である。
【図18】第4実施形態の引込機構の一部部品の斜視図
である。
【図19】本発明の第5実施形態を表す縦断面図であ
る。
【図20】本発明の第5実施形態を表す縦断面図であ
り、スライド操作時を表す。
【図21】第5実施形態の引込機構の一部部品の断面図
または側面図である。
【図22】第5実施形態の引込機構の一部部品の斜視図
である。
【符号の説明】
12 外軸筒部 20 刷毛(先端塗布体) 24 ノック操作体(操作部) 30 引込機構 38 ノック従動体 40 歯車 54 ノック操作体(操作部) 56 引込機構 58 従動カム 60 駆動カム 64 回転操作体(操作部) 66 引込機構 68 カム 74 サイドスライド操作体(操作部) 76 引込機構 78 ノック継手 80 ノック従動体 84 サイドノック操作体(操作部) 86 引込機構 88 ノックカム T タンク部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B43K 24/00 B43K 24/00 Z Fターム(参考) 2C350 HA15 KC01 KC16 KF03 NA11 2C353 HC04 HC06 HG03 HJ11 MA03 3E014 PA01 PB03 PB07 PC03 PE25

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容するタンク部を内部に有する
    外軸筒部と、 外軸筒部の先端開口に移動自在に配置された先端塗布体
    と、 外方から手動操作可能なるように設けられた操作部と、 前記先端塗布体と操作部とを連結し、操作部の操作力を
    前記先端塗布体を外軸筒部の先端部内へと引き込む力に
    変換する引込機構と、を備え、操作部の操作により先端
    塗布体を外軸筒部の先端部内へと引込めて液体に浸漬さ
    せることを特徴とする液体容器。
  2. 【請求項2】 前記引込機構は、操作部への操作力が付
    加されていないときには、タンク部と外軸筒部の先端開
    口との間での液体の連通を遮断する一方で、操作部への
    操作力が付加されたときに、タンク部と外軸筒部の先端
    部内との間での液体の連通を許容することを特徴とする
    請求項1記載の液体容器。
  3. 【請求項3】 前記操作部は、外軸筒部の後端に外軸筒
    部に対して軸方向に移動可能に設けられたノック操作体
    であり、前記引込機構は、前記ノック操作体の前進運動
    を先端塗布体の後退運動に変換するものであることを特
    徴とする請求項1または2記載の液体容器。
  4. 【請求項4】 前記引込機構は、ノック操作体側と先端
    塗布体側との間に設けられて、外軸筒部に対して移動不
    能で軸方向に直交する軸の回りで回転可能となった歯車
    を備え、該歯車は、ノック操作体側に噛合うと共にノッ
    ク操作体側に噛合う部位と対向する部位で先端塗布体側
    に噛合うものであることを特徴とする請求項3記載の液
    体容器。
  5. 【請求項5】 前記引込機構は、外軸筒部内に配設され
    て外軸筒部に対して軸方向に移動不能且つ軸回りに回転
    可能となった駆動カムと、外軸筒部内に配設されて外軸
    筒部に対して軸方向に移動可能且つ軸回りに回転不能と
    なり先端塗布体に連結される従動カムとを備え、前記駆
    動カムがノック操作体の前進運動により回転するもので
    あり、前記従動カムが駆動カムの回転運動により後退す
    るものであることを特徴とする請求項3記載の液体容
    器。
  6. 【請求項6】 前記操作部は、外軸筒部の後端に設けら
    れて外軸筒部に対して軸回りに回転可能となった回転操
    作体であり、前記引込機構は、前記回転操作体の回転運
    動を先端塗布体の後退運動に変換するものであることを
    特徴とする請求項1または2記載の液体容器。
  7. 【請求項7】 前記引込機構は、外軸筒部内に配設され
    て外軸筒部に対して軸方向に移動可能且つ軸回りに回転
    不能となり先端塗布体に連結されるカムを備え、該カム
    が回転操作体の回転運動により後退するものであること
    を特徴とする請求項6記載の液体容器。
  8. 【請求項8】 前記操作部は、外軸筒部の側面に設けら
    れて外軸筒部に対して軸方向に移動可能となったスライ
    ド操作体であり、前記引込機構は、前記スライド操作体
    の後退運動を先端塗布体の後退運動にするものであるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の液体容器。
  9. 【請求項9】 前記引込機構は、外軸筒部内に配設され
    て外軸筒部に対して軸方向に移動可能となり先端塗布体
    に連結されるノック継手を備え、該ノック継手が、前記
    スライド操作体の後退運動により後退するものであるこ
    とを特徴とする請求項8記載の液体容器。
  10. 【請求項10】 前記操作部は、外軸筒部の側面に設け
    られて外軸筒部に対して揺動可能となったサイドノック
    操作体であり、前記引込機構は、前記サイドノック操作
    体の揺動運動を先端塗布体の後退運動に変換するもので
    あることを特徴とする請求項1または2記載の液体容
    器。
  11. 【請求項11】 前記引込機構は、外軸筒部内に配設さ
    れて外軸筒部に対して軸方向に移動可能となり先端塗布
    体に連結されるノックカムを備え、該ノックカム体が前
    記サイドノック操作体の揺動運動により後退するもので
    あることを特徴とする請求項10記載の液体容器。
JP2001169618A 2001-06-05 2001-06-05 液体容器 Withdrawn JP2002362649A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109878245A (zh) * 2019-03-07 2019-06-14 湖北工业大学 一种可自动推出和自动收回笔芯的自动笔

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109878245A (zh) * 2019-03-07 2019-06-14 湖北工业大学 一种可自动推出和自动收回笔芯的自动笔

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