JP5366640B2 - 流動体塗布具 - Google Patents

流動体塗布具 Download PDF

Info

Publication number
JP5366640B2
JP5366640B2 JP2009108906A JP2009108906A JP5366640B2 JP 5366640 B2 JP5366640 B2 JP 5366640B2 JP 2009108906 A JP2009108906 A JP 2009108906A JP 2009108906 A JP2009108906 A JP 2009108906A JP 5366640 B2 JP5366640 B2 JP 5366640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knock
fluid
tube
pressure
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009108906A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010253872A (ja
Inventor
浩平 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP2009108906A priority Critical patent/JP5366640B2/ja
Publication of JP2010253872A publication Critical patent/JP2010253872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5366640B2 publication Critical patent/JP5366640B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pens And Brushes (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

本発明は、ボールペンを含む筆記具、修正具、あるいは化粧具等からなる流動体塗布具に関し、より詳しくは、白色顔料インキやせん断減粘性の油性インキが充填された流動体塗布具に関するものである。
従来、書類作成時の誤記を修正する場合には、白色顔料インキ(塗布液)を塗布する液体筆記具が一般的に使用されている。
白色顔料インキは、その白色顔料と溶剤とが分離しやすく、白色顔料が沈降しやすいという特徴を有している。
従来の液体筆記具は、不使用時に、上記白色顔料インキの白色顔料と溶剤とが分離して白色顔料が沈降しやすいという問題に対処するため、白色顔料インキに、酸化チタン、高分子中空微粒子、白色顔料、及びゲル化剤を含有し、白色顔料の沈降を抑制防止する方法が提案されている。
しかしながら、この方法を採用する場合には、白色顔料の沈降を抑制防止することができるものの、白色顔料インキの粘度が高くなるので、初筆性が悪化するという大きな問題が新たに生じることとなる。また、白色顔料インキの吐き出しを助長するため、インキ収容管を加圧する必要に迫られる。
このインキ収容管の加圧に際しては、塗布時等の必要時にノックすることによって加圧できるパートタイム式加圧(ワンノック式加圧機構)の技術が提案されている(特開2005−59365号公報(特許文献1)、特開2005−178305号公報(特許文献2)、特開2002−355601号公報(特許文献3)参照)。
特許文献1記載の塗布具では、ノック操作による繰り出しによりインキ収容管(リフィール)内の空気を圧縮して加圧するものである。しかしながら、この特許文献1記載の塗布具では、筆記時に当初ノック操作で加圧しても、使用による塗布液の消費に伴ってリフィール内の加圧力が低下する新たな解決すべき課題が生じる。
また、特許文献2記載のボールペンでは、軸部後部に弁体とスリットを形成し、前軸筒加圧力を一定にする機構を設けているが、スリットが外部空間に通じているため、このスリットを通じて、加圧空間内にゴミや埃などが入りやすく、ノック機構の不具合が発生し易い。
また、ノック機構と塗布液収容体との間に弁部材が設けられるが、軸内にノック機構と弁部材を装着して組み立てるのが複雑になりやすく、製造作業負荷になるという問題もある。
特開2005−59365号公報 特開2005−178305号公報 特開2002−355601号公報
本発明は、上記に鑑みなされたもので、必要時に加圧するパートタイム式加圧機構を用いた塗布具においてその使用時にインキ消費でリフィール内の空間体積が拡大しても、ノック加圧時の圧力低下を抑制しインキ流出を容易にできる構造が簡単で安価な流動体塗布具を提供することを目的としている。
本発明においては、上記課題を解決するため、中空の軸本体と、この軸本体内に収容されてその軸方向に進退動可能なリフィールユニットと、軸本体に設けられてノック操作によってリフィールユニットを進退動させるノック機構と、リフィールユニットとノック機構の一部との間に介在する加圧機構とを設けた流動体塗布具において、
リフィールユニットを、末端部が開放されかつ流動液が充填される流動液収容管と、この流動液収容管の前端部に取り付けられ、塗布時に軸本体の前部から突出する塗布部とから構成し、
ノック機構を、軸本体とリフィールユニットの間に介在する復帰スプリングと、流動液収容管の末端部に隙間を介して前部が外嵌されかつ後部に尾栓が設けられるノック筒と、このノック筒を前進時に筆記位置に位置決めする位置決め構造とから構成し、
加圧機構を、ノック時、流動体収容管とノック筒前部との間の隙間を閉ざしてノック筒が流動体収容管に対して相対移動することにより流動液収容管の内圧を増加させる気密構造を設けたものとし、
前記加圧機構は、上記ノック筒内にスライド可能に嵌入されて流動液収容管の末端に対向するホルダと、このホルダとノック筒との間に介在する加圧スプリングと、ホルダに嵌合され流動液収容管の末端面に対向接触し、かつ、筆記時にノック筒の内周面に密接して外気がノック筒内に流入不能とする気密確保用のシール部材とから構成し、
ノック後にリフィールユニットを位置決め構造で位置決めして筆記状態とし、一方、位置決め構造の解除によって復帰スプリングによってリフィールユニットを後退させ収容状態とすることによって、軸本体の開口した前部からリフィールユニットの塗布部を出没させるものとし、
尾栓は、流動液収容管の内圧が一定以上になると、通気路が開口して前記流動液収容管内の余剰圧力気体を外部に放出する圧力調整構造を有していることを特徴とする流動体塗布具の構成を有する。
また、本発明においては、前記尾栓は、一体のシール体からなりノック機構のノック筒の後部内に密接・離隔可能に嵌入され、かつ、流動液収容管の内圧が一定以上になるとシール体とノック筒との間に隙間ができ、その隙間から余剰圧力気体を外部に放出する圧力調整構造を有していることが好適である。
また、本発明においては、前記尾栓は、シール体ホルダと、そのシール体ホルダに外嵌されたシール体とがノック筒の後部内に密接・離隔可能に嵌入され、流動液収容管の内圧が一定以上になるとシール体とノック筒との間に隙間ができその隙間から余剰圧力気体を外部に放出する圧力調整構造を有していることが好適である。
また、本発明においては、前記尾栓は、圧力に応じて開閉するスリット孔が軸方向に貫通して形成された弾性力のあるゴム体であって、ノック筒の後部内に密接して嵌入され、流動液収容管の内圧が一定以上になるとゴム体のスリット孔が開いて、そのスリット孔から余剰圧力気体を外部に放出する圧力調整構造を有していることが好適である。
ここで、特許請求の範囲におけるノック筒は、軸本体の開口した後部から直接露出しても良いし、クリップ付きの飾りやノック棒等を介し間接的に露出するものでも良い。また、流動体塗布具には、少なくともボールペンを含む筆記具、修正具、あるいは化粧具等が含まれる。
本発明によれば、流動体塗布具を使用する場合には、ノック時、ノック機構の一部と加圧機構とにより塗布時における流動液収容管の内圧を増加させると共に、軸本体の開口した前部からリフィールユニットの塗布部を出没させる。
流動液収容管の内圧が一定以上になると、ノック機構の後端部に取付けられた尾栓の圧力調整機構の通気路が開口して前記流動液収容管内の余剰圧力気体を外部に放出する。
流動液の消費に伴い、十分な量の流動液を得られなくなった場合には、被塗布面に塗布部を強く接触させて流動液収容管とノック筒をさらに接近させる。すると、流動液収容管が後退してノック筒内の気体を加圧し、圧縮された気体が流動液収容管の末端部に流れ込み、流動液収容管の内圧が増大する。
流動体塗布具の使用を終了する場合には、ノック機構をノック操作する等して解除しノック筒を元の位置にスライドさせる。こうすれば、流動体塗布具は、圧縮された復帰スプリングの復元作用、及びノック機構の解除により、筆記状態から未筆記状態に復帰し、流動液収容管の加圧が解除される。この際、ノック筒の内面と密封体とが離れて気体の流通路を形成するので、軸本体とノック筒内とが相互に連通する。この連通作用により、ノック筒や流動液収容管は加圧されることがない。
本発明によれば、必要時に加圧するパートタイム式加圧機構を用いた塗布具においてその使用時にインキ消費でリフィール内の空間体積が拡大しても、ノック加圧時の圧力低下を抑制しインキ流出を容易にできる構造が簡単で安価なまた、流動液収容管の加圧に際しても、製造設備を簡素化することができ、製造コストを低減することができる。
本発明の第1の実施形態に係る流動体塗布具の非ノック時の縦断面説明図である。 第1の実施形態に係る流動体塗布具のノック時の縦断面説明図である。 第2の実施形態に係る流動体塗布具の非ノック時の縦断面説明図である。 第2の実施形態に係る流動体塗布具のノック時の縦断面説明図である。 第3の実施形態に係る流動体塗布具の非ノック時の縦断面説明図である。 第3の実施形態に係る流動体塗布具のノック時の縦断面説明図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。
図1、2は第1の実施形態に係る流動体塗布具の非ノック時、ノック時の縦断面説明図、図3、4は第2の実施形態に係る流動体塗布具の非ノック時、ノック時の縦断面説明図、図5、6は第3の実施形態に係る流動体塗布具の非ノック時、ノック時の縦断面説明図である。
実施形態における流動体塗布具は、図1ないし図6に示すように、二分割可能な細長く中空の軸本体1と、この軸本体1内に交換可能に収容されてその軸方向に進退動可能なリフィールユニット10と、軸本体1に設けられるカーン式のノック機構20と、リフィールユニット10とノック機構20の回転子22との間に介在する加圧機構40とを備え、白色顔料インキ11を塗布する液体筆記具として書類作成時の誤記を修正するものである。
軸本体1は、相互に螺嵌する先軸2と後軸4とを備え、ポリカーボネート等からなる所定の合成樹脂を使用して中空の透明に成形され、光透過率が30%〜100%、好ましくは50%〜100%、より好ましくは80%〜100%に設定されており、気体である外気の流入を許容するよう機能する。先軸2は、その開口した前部が先細りの円筒形に成形され、開口した後部が薄肉に形成されてその外周面には締結用の螺子溝3が周方向に螺刻される。
後軸4は、円筒形に成形され、前部内周面には、先軸2の螺子溝3と着脱自在に螺合する螺子溝3Aが周方向に螺刻されており、後部外周面には、クリップ5が軸方向に向けて一体成形される。この後軸4の内周面には、螺子溝3Aの後方に位置する略楕円形の脱落防止リブ4aが半径内方向に向けて突設され、この脱落防止リブ4aが所定の間隔で周方向に複数並設される。
リフィールユニット10は、白色顔料インキ11が充填される透明のインキ収容管12と、このインキ収容管12の先端部に連通して装着され、筆記時に軸本体1(先軸)の開口した前部から突出する筆記部14とから構成される。
白色顔料インキ11は、少なくとも酸化チタン、高分子中空微粒子、白色顔料、及びゲル化剤を含有し、粘度が高く、初筆性が悪いので加圧を要するという特徴を有している。この白色顔料インキ11の粘度は、25℃の雰囲気中において、せん断速度400/sの場合には、1000mPa・s以下に設定され、せん断速度5/sの場合には、300mPa・s以上に設定される。これは、白色顔料インキ11の粘度が係る範囲の場合には、白色顔料インキ11を攪拌したり、キャップを取り外したりする必要がなくなるからである。
インキ収容管12は、合成樹脂等の所定の材料を使用して細長い中空の断面略凸字形に成形され、光透過率が30%〜100%、好ましくは50%〜100%、より好ましくは80%〜100%に設定される。この先細りのインキ収容管12は、材質、構造(単層又は多層)等が特に限定されるものではないが、白色顔料インキ11の残量確認等に優れる観点から、光透過率50%以上、具体的には、ASTMD792による光線透過率50%以上が好ましく、より好ましくは80%以上が良い。
インキ収容管12の材料としては、例えば光透過率80%以上となるポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、環状ポリオレフィン、ポリメチルペンテン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリスチレン(PS)、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)、ナイロン樹脂(ポリアミド)、ポリエチレンイミド(PEI)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリスルホン(PSU)、脂肪族ポリケトン、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリアリレート(PAR)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、シリコーンエラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等の熱可塑性樹脂があげられる。これらの中でも、光透過率50%以上、より好ましくは80%以上となる材料の使用が望ましい。特に、耐溶剤性、視認性、経済性の観点から、ナイロン樹脂(ポリアミド)が最適である。
インキ収容管12は、その後部にグリースで覆われたフォロワ13が充填され、末端部が開口して開放される。フォロワ13は、白色顔料インキ11の後方に位置して追従し、白色顔料インキ11の溶剤揮発を抑制防止するよう機能する。このフォロワ13は、インキ収容管12の内径が大きい場合等には、ポリアミド、ポリプロピレン等からなる樹脂製のフロートが適宜充填され、インキ収容管の内径が小さい場合、グリースのみの充填とすることもできる。
筆記部14は、インキ収容管12の細長い先端部に嵌着される先細りの先端カバー15を備え、この先端カバー15には、回転可能なボール16を出没可能に嵌合支持するチップ17が内蔵される。このインキ収容管12に連通したチップ17のボール16には、SUS製の押し棒が付勢スプリングにより後方から圧接され、この押し棒の圧接作用により、ボール16がチップ17の開口した先端部を未筆記時に閉塞するよう機能する。
ノック機構20は、軸本体1とインキ収容管12との間に介在される復帰スプリング21と、インキ収容管12の末端部に隙間を介しスライド可能に嵌入される回転子(ノック筒)22と、この回転子22の外周面に間隔をおいて突設される複数のカムと、軸本体1の内周面後部に間隔をおいて突設される複数の条体とから構成される。
復帰スプリング21は、コイルバネからなり、インキ収容管12の先端部に嵌入されて軸本体1の開口した前部周縁に接触し、インキ収容管12を軸本体1の後部方向に弾圧付勢する。
回転子22は、ポリアセタール、ポリオキシメチレン、ポリホルムアルデヒド等からなる合成樹脂を使用して略円筒形に成形され、底部には、軸本体1の開口した後部から露出するノック棒23が着脱自在・相対回転可能に嵌合されており、このノック棒23には、ノック操作用の天冠24が嵌着される。
回転子22は、拡径部25と縮径部26とを連続して備えた中空の略凸字形に形成され、内部が外気(空気)用の加圧室(体積減少空間)22aに形成されるとともに、内周面が前方から後方の尾栓31の設けられた後部にかけて最拡径面27、拡径面28、縮径面29、及び最縮径面30に形成されており、軸本体1からの脱落が後軸4の脱落防止リブ4aにより有効に規制される。回転子22の拡径部25と縮径部26との段差面には、連続した複数の鋸歯が周方向に周設される。
ノック棒23は、ABS樹脂等を用いて円筒形に形成され、回転子22の段差面に接触する対向接触面に、鋸歯と完全又は不完全に噛合する複数の駆動歯が周方向に連続して周設される。このノック棒23の外周面には、複数のガイドリブ33が所定の間隔をおいて突設され、各ガイドリブ33が複数の条体間にスライド可能に挿入されるとともに、軸本体1後部の内周縁に係合してノック棒23の軸本体1後部からの脱落を有効に規制する。
回転子22の各カムは、該回転子22の軸方向に略線条に形成され、末端面が周方向に直線的に切り欠かれて係合爪に傾斜形成される。また、各条体は、軸本体1の軸方向に向けてガイド機能を果たすよう略線条に形成され、先端面が周方向に切り欠かれて係合歯を形成しており、この係合歯がカムの係合爪と噛合する。
このようなノック機構20は、筆記時には、ノック棒23の駆動歯が回転子22の鋸歯に圧接して駆動力を付与することにより、回転子22が複数の条体に案内されつつインキ収容管12方向にスライドして所定の角度(例えば、30°以下)で回転し、カムの係合爪と条体の係合歯とが噛合し、軸本体1の前部から突出したリフィールユニット10の筆記部14を後退不能とするとともに、回転子22の加圧室22aからインキ収容管12に外気を導くよう機能する。
これに対し、未筆記時には、回転した回転子22が所定の角度(例えば、30°以下)でさらに回転し、カムが条体の係合歯を乗り越えて噛合を解除し、回転子22が反インキ収容管12方向にスライドして各カムを複数の条体間に位置させ、軸本体1の前部から突出した筆記部14を後退可能とする。
加圧機構40は、ノック機構20の回転子22の内周面に接してスライド可能に嵌入されてインキ収容管12の末端面に対向するゴムホルダ41と、このゴムホルダ41と回転子22との間に介在する加圧スプリング42と、ゴムホルダ41の外周面の環状溝に嵌合され、インキ収容管12の末端面に接離可能に対向接触して気密確保用であると共に、筆記時には回転子22の内周面に密接して外気を回転子22内に流入不能とし、未筆記時には回転子22の内周面から離れて外気を回転子22内に流入可能とする気密確保用のOリング44とから構成される。
ゴムホルダ41は、ポリアセタール、ポリオキシメチレン、ポリホルムアルデヒド等からなる合成樹脂を使用して前・後に大径・小径の略円筒形(中空筒)が連続した形状に成形される。具体的には、前部が外周面にOリング44を嵌合する嵌合溝が周方向に切り欠かれ他が回転子22内周面にピストン状に摺接し、前部から後部にかけての段状に縮径して部分に加圧スプリング42を受け止める前方向への切り欠きが形成され、後部は細径筒状に後方に延びて周囲に加圧スプリング42が装着される。
加圧スプリング42は、弾発力が復帰スプリング21よりも大きいコイルバネからなり、ゴムホルダ41内と回転子22の縮径部26内の取付リブ46とを介し密嵌状態で接続されており、ゴムホルダ41をインキ収容管12の末端部方向に弾圧付勢するよう機能する。
加圧スプリング42と復帰スプリング21とは、ノック機構20のノック操作終了後に軸本体1から突出した筆記部14のボール16を押圧してリフィールユニット10を後退させる場合における反発力が3〜15N、好ましくは5Nに設定される。これは、加圧スプリング42と復帰スプリング21の反発力が3〜15Nの範囲内ならば、筆記時に筆記部14が筆圧でフワフワすることがなく、しっかりとした筆記感を使用者に与えることができるからである。
Oリング44は、弾性のシリコーンゴムやNBR等を使用してエンドレスのリングに成形され、ゴムホルダ41の回転子22側の嵌合溝に嵌合される。このOリング44は、回転子22やゴムホルダ41に対する密着性、摺動性、耐磨耗性、耐ヨジレ性、耐クリープ性、耐亀裂性の観点から、ショアA硬度が50〜90、好ましくは50〜80に設定される。
このようなOリング44は、筆記時には、インキ収容管12末端部および回転子22の拡径面28に変形密接して軸本体1内の外気を回転子22内に流入不能とし、この回転子22の加圧室22aから中空内を通してインキ収容管12の末端部に対して圧縮された外気を流入させる。そして、未筆記時には、回転子22の拡径面28に隙間を介して対向し、外気を回転子22内に流入可能とする。
ここで、ノック機構20の回転子22に設けられる尾栓31は、加圧室20a内の圧力すなわち、インキ収容管12の内圧が一定以上になると、通気路が開口して前記インキ収容管12内の余剰圧力気体を外部に放出する圧力調整構造を有している。
第1の実施形態に係る流動体塗布具では、図1,図2に示すように、回転子22の最縮径面30の後方部32がテーパ状に拡径した段部を経由して後方に向けて筒状に開口しその後方端に蓋34が嵌り込んでいる。蓋34は開口が形成されていてノック棒23内とシール体35を連通している。尾栓31はノック機構の回転子22の後方部32内に一体の円筒状の中実体のシール体35と、シール体35と前記蓋34との間に装着されてそのシール体35を前方向けに付勢する尾栓スプリング36とを有して、テーパ状段部にシール体35が密接・離隔可能に嵌入されている。インキ収容管12の内圧が一定以上になると尾栓スプリング36の弾性力に抗してシール体35が後方に移動し、シール体35とテーパ状段部(回転子22内周面)との間に隙間(クリアランス)ができ、その隙間から余剰圧力気体を外部に放出する圧力調整構造を呈している。
余剰圧力気体を外部に放出する圧力設定は上記の尾栓スプリング36の弾性力の設定や蓋34の嵌合位置を前後させるなどして行うことができる。シール体35は、ゴム・樹脂・金属から適宜に選択でき、特に弾性材のシリコーンゴムやNBR等を使用して中実回転体に成形される。
上記構成において、図1に示すように、流動体塗布具により筆記しない場合には、インキ収容管12末端部および回転子22の拡径面28からゴムホルダ41のOリング44が離隔してゴムホルダ41の中空を通じて外気の流通路を区画形成するので、軸本体1の内部と回転子22の加圧室22aとが相互に連通する。この連通作用により、回転子22の加圧室22aやインキ収容管12は加圧されることがない。
次に、流動体塗布具を使用して筆記する場合には、ノック機構20の天冠24をノック操作してノック棒23をスライドさせれば良い。すると、ノック棒23、加圧機構40を内蔵した回転子22、及びリフィールユニット10が軸本体1の前部方向にそれぞれスライドする。このスライドの際、インキ収容管12の末端部にOリング44が密接する。
そして、図2に示すように、インキ収容管12が復帰スプリング21を圧縮しながら徐々に進出し、軸本体1の前部から筆記部14が突出し、白色顔料インキ11による筆記が可能な状態となる。この際、軸本体1の前部にインキ収容管12の先端部が接触して停止すると、ノック棒23、加圧機構40を内蔵した回転子22のみが軸本体1の前部方向にそれぞれスライドし、回転子22の拡径面28とゴムホルダ41のOリング44とが密接して外気の流通を遮断して密閉状態となり、軸本体1と回転子22の連通が規制されて回転子22の加圧室22aが加圧可能になる。
こうして軸本体1と回転子22の連通が規制された後、ノック棒23、加圧機構40を内蔵した回転子22のみが軸本体1の前部方向にさらにスライドすると、加圧室22aの気体が徐々に加圧され、圧縮された加圧室22aの気体がインキ収容管12の末端部にゴムホルダ41内を経由して流入し、インキ収容管12の内圧が増加する(図2参照)。
インキ収容管の内圧増加が前記尾栓31の圧力調整構造以上になると、尾栓スプリング36の付勢力に抗してシール体35と後方部32内に隙間ができて、余剰圧力気体を外部に放出してそれ以上の圧力増加を防止する。
この際、回転子22が複数の条体よりも前方に位置して所定の角度で回転し、カムの係合爪と条体の係合歯とが噛合し、軸本体1の前部から突出した筆記部14が後退不能となる。
次いで、白色顔料インキ11の消費に伴い、十分な量の白色顔料インキ11を得られなくなった場合には、筆記面に筆記部14を圧接してインキ収容管12と回転子22をさらに接近させれば良い。
すると、インキ収容管12が後退して嵌合した回転子22の加圧室22aにおける気体を加圧し、圧縮された加圧室22aの気体がインキ収容管12の末端部にゴムホルダ41内を経由して流入し、インキ収容管12の内圧が増加することとなる。
インキ収容管12の内圧増加が前記尾栓31の圧力調整構造以上になると、尾栓スプリング36の付勢力に抗してシール体35と後方部32内に隙間ができて、余剰圧力気体を外部に放出してそれ以上の圧力増加を防止する。
次に、流動体塗布具の使用を終了する場合には、ノック機構20の天冠24を再度ノック操作してノック棒23をスライドさせれば良い。こうすれば、流動体塗布具は、圧縮された復帰スプリング21の復帰作用、及びカムの係合爪と条体の係合歯との噛合解除により、図2の筆記状態から図1の未筆記状態に復帰し、インキ収容管12の加圧が解除される。
なお、流動体塗布具のリフィールユニット10を交換したい場合には、後軸4を回して先軸2と後軸4とを分離し、先軸2の中から使用済みのリフィールユニット10を復帰スプリング21と共に取り出せば、リフィールユニット10を簡単に交換することができる。
第1の実施形態に係る流動体塗布具によれば、必要時に加圧するパートタイム式加圧機構を用いた塗布具において、その使用時にインキ消費でリフィール内の空間体積が拡大しても、ノック加圧時の圧力低下を抑制しインキ流出を容易にできる構造が簡単で安価なまた、流動液収容管の加圧に際しても、製造設備を簡素化することができ、製造コストを低減することができる。
尾栓31は、シール体35、尾栓スプリング36という2部品のため、簡単な構成で圧力調整構造にできる。
また、インキ収容管12を常時加圧する必要がないので、例え筆記部14のシール性に問題のある場合でも、未筆記時のインキ漏れを招くおそれが実に少ない。また、白色顔料インキ11を消費し、最後まで白色顔料インキ11を有効に使用したい場合には、筆記面に筆記部14を圧接してインキ収容管12と回転子22を接近させれば、加圧室22aの気体を加圧することができる。これにより、加圧を十分に高めることができ、インキ漏れを招くおそれを有効に排除することが可能になる。
また、使用者が遊び等で筆記に関係なくノック操作を繰り返す場合、ノック操作の度にインキ収容管12が加圧されても上記の尾栓31の圧力調整構造によって、加圧が解除されるので、インキ収容管12が必要以上に一定以上に加圧されることがない。したがって、白色顔料インキ11が噴き出したり、白色顔料インキ11が必要以上に供給等され、白色顔料インキ11の流量調整が困難になるという問題をきわめて有効に解消することが可能になる。
次に、第2の実施形態に係る流動体塗布具について図3,図4に基づき説明する。上記第1実施形態と共通部分に同一の符号を付している。
第2の実施形態に係る流動体塗布具では、図3,図4に示すように、回転子22の最縮径面30の後方部32がテーパ状に拡径した段部を経由して後方に向けて筒状に開口しその後方端に蓋34が嵌り込んでいる。
尾栓31は、シール体ホルダ35aと、そのシール体ホルダ35aに外嵌されたシール体35bとが回転子22の後部内に密接・離隔可能に嵌入され、シール体ホルダ35aと前記蓋34との間に装着されてそのシール体ホルダ35aを前方向けに付勢する尾栓スプリング36とを有しており、テーパ状段部に前記シール体ホルダ35aに外嵌めされたシール体35bが密接・離隔可能に嵌入されている。
インキ収容管12の内圧が一定以上になると尾栓スプリング36の弾性力に抗してシール体ホルダ35aが後方に移動し、シール体35bとテーパ状段部(回転子22内周面)との間に隙間(クリアランス)ができ、その隙間から余剰圧力気体を外部に放出する圧力調整構造を呈している。
シール体ホルダ35は、ゴム・樹脂・金属から適宜に選択でき、シール体35bはゴム、樹脂、特に弾性材のシリコーンゴムやNBR等を使用して成形される。また、Oリングと同様に円環状に形成するものでよい。
上記構成において、流動体塗布具により筆記しない場合には、軸本体1の内部と回転子22の加圧室22aとが相互に連通し、回転子22の加圧室22aやインキ収容管12は加圧されることがない(図3参照)。
次に、流動体塗布具を使用して筆記する場合には、ノック機構20の天冠24をノック操作してノック棒23をスライドさせる。軸本体1の前部から筆記部14が突出し、白色顔料インキ11による筆記が可能な状態となる。この際、圧縮された加圧室22aの気体がインキ収容管12の末端部にゴムホルダ41内を経由して流入し、インキ収容管12の内圧が増加する(図4参照)。
インキ収容管12の内圧増加が前記尾栓31の圧力調整構造以上になると、尾栓スプリング36の付勢力に抗してシール体35bと後方部32内に隙間ができて、余剰圧力気体を外部に放出してそれ以上の圧力増加を防止する。
この第2の実施形態では、シール体ホルダ35aにシール体35bを嵌入しており、第1の実施形態のようにシール体が一体構造でないため、シール体ホルダ35aを比較的硬質のものとしてもシール体35bの選択によって密着性を調整でき、また、経年劣化した際にシール体35bのみを交換すればよいため経済性が高い。
次に、第3の実施形態に係る流動体塗布具について図5,図6に基づき説明する。上記第1実施形態と共通部分に同一の符号を付している。
第3の実施形態に係る流動体塗布具では、図5,図6に示すように、回転子22の最縮径面30の後方部32がテーパ状に拡径した段部を経由して後方に向けて筒状に開口している。蓋34は使用しないものである。
尾栓31は、圧力に応じて開閉するスリット孔37aが軸方向に貫通して形成された弾性力のあるゴム体37であって、回転子22の後方部32に嵌入している。この後方部32には内向き突起32aが形成されていて、内向き突起32aがゴム体37外周面の溝に嵌入して、ゴム体37が回転子22に対して少なくとも進退動不能に固定されている。
これによって、インキ収容管12の内圧が一定以上になるとゴム体37の弾性力に抗してスリット孔37aが開き、そのスリット孔から余剰圧力気体を外部に放出する圧力調整構造を呈している。
ゴム体37は、天然ゴム、エラストマー、シリコーンゴム等から適宜に選択でき、特に弾性材のシリコーンゴムやNBR等を使用して中実回転体に成形される。
上記構成において、流動体塗布具により筆記しない場合には、軸本体1の内部と回転子22の加圧室22aとが相互に連通し、回転子22の加圧室22aやインキ収容管12は加圧されることがない(図5参照)。
次に、流動体塗布具を使用して筆記する場合には、ノック機構20の天冠24をノック操作してノック棒23をスライドさせる。軸本体1の前部から筆記部14が突出し、白色顔料インキ11による筆記が可能な状態となる。この際、圧縮された加圧室22aの気体がインキ収容管12の末端部にゴムホルダ41内を経由して流入し、インキ収容管12の内圧が増加する(図6参照)。
インキ収容管12の内圧増加が前記尾栓31の圧力調整構造以上になると、ゴム体37の弾性力に抗してスリット孔37aが開いて隙間ができて、そのスリット孔37aから余剰圧力気体を外部に放出してそれ以上の圧力増加を防止する。
この第3の実施形態に係る流動体塗布具では、単体のゴム体37で圧力調整構造を構成でき、簡単かつ作業負荷なく圧力調整構造にできる。
本発明は、ボールペンを含む筆記具、修正具、あるいは化粧具等からなる流動体塗布具で、白色顔料インキやせん断減粘性の油性インキが充填された流動体塗布具に利用できる。
1 軸本体
2 先軸
3 螺子溝
3A 螺子溝
4 後軸
4a 脱落防止リブ
5 クリップ
10 リフィールユニット
11 白色顔料インキ(流動液、顔料インキ)
12 インキ収容管(流動液収容管)
13 フォロワ
14 筆記部(塗布部)
17 チップ
20 ノック機構
21 復帰スプリング
22 回転子(ノック機構の一部のノック筒)
22a 加圧室
23 ノック棒
24 天冠
25 拡径部
26 縮径部
27 最拡径面
28 拡径面
29 縮径面
30 最縮径面
31 尾栓
32 後方部
32a 突起
33 ガイドリブ
34 蓋
35 シール体
35a シール体ホルダ
35b シール体
36 尾栓スプリング
37 ゴム体
37a スリット孔
40 加圧機構
41 ゴムホルダ(気密構造)
42 加圧スプリング
44 Oリング(気密構造)
46 取付リブ

Claims (4)

  1. 中空の軸本体と、この軸本体内に収容されてその軸方向に進退動可能なリフィールユニットと、軸本体に設けられてノック操作によってリフィールユニットを進退動させるノック機構と、リフィールユニットとノック機構の一部との間に介在する加圧機構とを設けた流動体塗布具において、
    リフィールユニットを、末端部が開放されかつ流動液が充填される流動液収容管と、この流動液収容管の前端部に取り付けられ、塗布時に軸本体の前部から突出する塗布部とから構成し、
    ノック機構を、軸本体とリフィールユニットの間に介在する復帰スプリングと、流動液収容管の末端部に隙間を介して前部が外嵌されかつ後部に尾栓が設けられるノック筒と、このノック筒を前進時に筆記位置に位置決めする位置決め構造とから構成し、
    加圧機構を、ノック時、流動体収容管とノック筒前部との間の隙間を閉ざしてノック筒が流動体収容管に対して相対移動することにより流動液収容管の内圧を増加させる気密構造を設けたものとし、
    前記加圧機構は、上記ノック筒内にスライド可能に嵌入されて流動液収容管の末端に対向するホルダと、このホルダとノック筒との間に介在する加圧スプリングと、ホルダに嵌合され流動液収容管の末端面に対向接触し、かつ、筆記時にノック筒の内周面に密接して外気がノック筒内に流入不能とする気密確保用のシール部材とから構成し、
    ノック後にリフィールユニットを位置決め構造で位置決めして筆記状態とし、一方、位置決め構造の解除によって復帰スプリングによってリフィールユニットを後退させ収容状態とすることによって、軸本体の開口した前部からリフィールユニットの塗布部を出没させるものとし、
    尾栓は、流動液収容管の内圧が一定以上になると、通気路が開口して前記流動液収容管内の余剰圧力気体を外部に放出する圧力調整構造を有していることを特徴とする流動体塗布具。
  2. 前記尾栓は、一体のシール体からなりノック機構のノック筒の後部内に密接・離隔可能に嵌入され、かつ、流動液収容管の内圧が一定以上になるとシール体とノック筒との間に隙間ができ、その隙間から余剰圧力気体を外部に放出する圧力調整構造を有していることを特徴とする請求項1に記載の流動体塗布具。
  3. 前記尾栓は、シール体ホルダと、そのシール体ホルダに外嵌されたシール体とがノック筒の後部内に密接・離隔可能に嵌入され、流動液収容管の内圧が一定以上になるとシール体とノック筒との間に隙間ができその隙間から余剰圧力気体を外部に放出する圧力調整構造を有していることを特徴とする請求項1に記載の流動体塗布具。
  4. 前記尾栓は、圧力に応じて開閉するスリット孔が軸方向に貫通して形成された弾性力のあるゴム体であって、ノック筒の後部内に密接して嵌入され、流動液収容管の内圧が一定以上になるとゴム体のスリット孔が開いて、そのスリット孔から余剰圧力気体を外部に放出する圧力調整構造を有していることを特徴とする請求項1に記載の流動体塗布具。
JP2009108906A 2009-04-28 2009-04-28 流動体塗布具 Active JP5366640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009108906A JP5366640B2 (ja) 2009-04-28 2009-04-28 流動体塗布具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009108906A JP5366640B2 (ja) 2009-04-28 2009-04-28 流動体塗布具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010253872A JP2010253872A (ja) 2010-11-11
JP5366640B2 true JP5366640B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=43315361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009108906A Active JP5366640B2 (ja) 2009-04-28 2009-04-28 流動体塗布具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5366640B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6859051B2 (ja) * 2016-08-31 2021-04-14 株式会社パイロットコーポレーション 加圧式筆記具
JP6859052B2 (ja) * 2016-08-31 2021-04-14 株式会社パイロットコーポレーション 加圧式筆記具
CN110799347B (zh) * 2017-06-30 2022-02-18 株式会社百乐 加压式书写工具
WO2019026808A1 (ja) * 2017-07-31 2019-02-07 株式会社パイロットコーポレーション 加圧式筆記具
JP7493442B2 (ja) 2020-12-21 2024-05-31 株式会社パイロットコーポレーション 加圧式筆記具
JP7493441B2 (ja) 2020-12-21 2024-05-31 株式会社パイロットコーポレーション 加圧式筆記具

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4576743B2 (ja) * 2000-04-25 2010-11-10 ぺんてる株式会社 塗布具
JP2003039876A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Pentel Corp 塗布具
JP4544840B2 (ja) * 2003-08-12 2010-09-15 三菱鉛筆株式会社 流動体塗布具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010253872A (ja) 2010-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5366640B2 (ja) 流動体塗布具
EP1866169B1 (en) Retractable writing utensil having an airtight valve
US7922412B2 (en) Fluid feeder of applicator
JP4544840B2 (ja) 流動体塗布具
JP4386687B2 (ja) 流動体塗布具及びその製造方法、流動体塗布具における流動液収容管の内圧増加及び加圧解除の方法
JP2005059367A (ja) 流動体塗布具
JP2005271328A (ja) ノック式ボールペン
JP2005059366A (ja) 流動体塗布具
JP2005059368A (ja) 流動体塗布具
JP2005066891A (ja) 流動体塗布具
JP2002355601A (ja) 塗布具
JP2006289875A (ja) 加圧式の筆記具
JP2005066961A (ja) 加圧式のボールペン
JP2006255943A (ja) 加圧式の筆記具
JP2002052886A (ja) ノック式筆記具
JP2004268567A (ja) 加圧式のボールペン
JP2004209898A (ja) ボールペン
JP2004237507A (ja) ボールペン
JP2004168042A (ja) 塗布具
JP2006103125A (ja) 筆記具
JP2002240485A (ja) ノック式筆記具
JP2003312184A (ja) ノック式筆記具
JP2005271330A (ja) ノック式ボールペン
JP2005169854A (ja) 加圧式のボールペン
JP2005288794A (ja) ノック式ボールペン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5366640

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250