JP2002362519A - 容器生産ライン - Google Patents

容器生産ライン

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JP2002362519A
JP2002362519A JP2001172537A JP2001172537A JP2002362519A JP 2002362519 A JP2002362519 A JP 2002362519A JP 2001172537 A JP2001172537 A JP 2001172537A JP 2001172537 A JP2001172537 A JP 2001172537A JP 2002362519 A JP2002362519 A JP 2002362519A
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JP
Japan
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container
filler
valve
signal
production line
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JP2001172537A
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English (en)
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Kazuhiko Shibuya
一彦 渋谷
Tetsuya Tashiro
哲也 田代
Soukai Aramaki
創介 荒蒔
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線液量検査装置により液面のレベルのチェ
ックによる不良確認と同時に、容器の運搬のタイムチャ
ートをも把握したので、どのフィラーバルブにおいて充
填の不良がおきているかを判別できる容器生産ラインを
提供する。 【解決手段】 容器生産ラインにおいて、前記容器が前
記フィラーに入ったことを検出して信号を出力する手段
3と、前記フィラーが1バルブピッチ回転する際にはそ
の信号を出力する手段と、前記フィラーが1回転する際
にはその信号を出力する手段6と、前記信号をもとに前
記各部での容器の運搬状況を把握し、前記状況と前記液
量検査装置による検査結果をもとに、フィラー内のどの
バルブにおいて充填の不良がおこっているかを判別する
判別装置を備えたことを特徴とする容器生産ライン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、フィラーにより容
器に内容物を充填した後、蓋をかぶせ、液料検査装置を
用い充填された液量を検査する容器生産ラインに関し、
特にどのフィラーバルブに充填の不良があるか、判別で
きる容器生産ラインに関する。
【0002】
【従来の技術】容器生産ラインは、缶等の容器をコンベ
アにより移動させながら、フィラーにより内容物を充填
した後、シーマにより蓋をかぶせ、更にX線液量検査装
置により所定の液面高さまで内容物が充填されたか検査
する一連の流れ作業を行うラインである。またフィラー
やシーマの作業スピードに対してX線液量検査装置の処
理スピードは早いので、コンベアとフィラーと、シーマ
とから成る1組のラインを複数個組み合わせて、各ライ
ンを合流させて、高速でX線液量検査装置により液量検
査処理を行う方式が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような方式の容器
生産ラインにおいて、製品の品質管理の要求が向上する
のに伴い、X線液量検査装置による液面の不良確認のみ
を行うのでは不十分となった。液面が不良の容器が検出
された場合、その原因がフィラーのどのバルブに起因す
るのか、調べる必要が生じた。
【0004】本発明の目的は、容器生産ラインにおい
て、各容器の運搬の状況を把握することによって、X線
液量検査装置による検査結果と組み合わせて、どのフィ
ラーバルブに充填の不良箇所が存在するのかを判別でき
る容器生産ラインを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、容器を移動させるためのコンベアと、前記
容器にフィラーバルブを接続し移動させながら前記容器
に内容物を充填させるためのフィラーと、前記容器に蓋
をかぶせるためのシーマとから成る1組のラインが複数
個あり、前記複数個のラインを合流させて、X線液量検
査装置を用い前記容器に充填された液量を検査する容器
生産ラインにおいて、前記容器が前記フィラーに入った
ことを検出して信号を出力する手段と、前記フィラーが
1バルブピッチ回転する際にはその信号を出力する手段
と、前記フィラーが1回転する際にはその信号を出力す
る手段と、前記信号をもとに前記各部での容器の運搬状
況を把握し、前記状況と前記液量検査装置による検査結
果をもとに、フィラー内のどのバルブにおいて充填の不
良がおこっているかを判別する判別装置を備えたことを
特徴としている。
【0006】
【実施の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より詳細に説明する。図1は容器生産ライン全体を示す
ブロック図である。ただし、図1はAとBとの2つのラ
インを組み合わせて、2つのラインを合流させてX線液
量検査装置でまとめて液量検査するシステムである。図
1において、2は缶等の容器、3,11はフィラー入口
に容器が到達したことを検出するためのユニット、4,
12は1回転する間に容器2内へ所定の容量の液面を満
たす装置であるフィラー、4−1〜4−n,12−1〜
12−nは各容器に対して1つずつを対応させて接続す
るためのフィラーバルブ、5,13はフィラーバルブ4
−1〜4−n,12−1〜12−nが1回転したことを認
識するための1周期認識用表示具、6,14はフィラー
が1周期回転したことを認識するための認識用検出器、
7,10は容器を密閉するために蓋をかぶせるシーマ、
8,9は容器を搬送するためのコンベア、15はフィラ
ーにより充填された容器2の液量を検査するX線液量検
査装置である。
【0007】更に図示されてはいないが、フィラーが1
バルブピッチ回転した際にはその信号が発信するように
なっていて、この信号や、フィラー入口検出ユニット3
あるいは11が発信した信号、認識用検出器6あるいは
14が発信した信号を集計する、例えばパソコンシステ
ム等の制御システムが備えられている。
【0008】図2はX線液量検査装置15の全体のブロ
ック図を示す。図2において、21は密封容器を所定の
スピードで搬送するコンベア、22は液体、例えばジュ
ース,コーラ,ビール等を充填させた密封の容器、23
はコンベア21に対して所定の高さに設定され、所定の
範囲にX線を照射するように設定されたX線照射装置、
24はコンベア21によって搬送されてきた密封の容器
22が所定の位置に到達したことを検出する位置検出
器、25はX線の照射、ラインセンサの内容符号化の開
始、論理判定回路内の制御などを行う制御回路、26は
X線を受け蛍光を発する蛍光体とフォトダイオードを組
み合わせてなるX線検出用の単位センサ、27は単位セ
ンサ26を例えば64個(チャンネル)を垂直方向に並
べたラインセンサ、29は容器22の内部液面の判定を
行う論理判定器、33は液体、34は液面、35は液面
の上限の許容値である液面上限許容値、36は液面の下
限の許容値である液面下限許容値である。
【0009】次に、図1,図2の構成になる容器生産ラ
インの動作を説明する。先ず、図1においてコンベア8
あるいは9より容器を搬送すると、フィラー入り口検出
ユニット3あるいは11にて容器がフィラーに入ったこ
とが検出される。これと同時に検出信号が発せられ、前
記制御システムに送られる。次にフィラーでは、順次フ
ィラーバルブ4−1〜4−nあるいは12−1〜12−n
と容器が接続され、液体が充填される。フィラーバルブ
4−1〜4−nあるいは12−1〜12−nは、1バルブ
ピッチずつ回転するが、その際の信号は制御システムに
送られる。更にフィラーに取り付けられている1周期検
出用治具5あるいは13は、認識用検出器6あるいは1
4の位置を通過することによりフィラーが1周期回転し
たことが認識され、その際の信号は制御システムに送ら
れる。フィラーにより容器内に液体が充填されると、次
に容器はコンベア8,9によってシーマ7あるいは10
に運ばれ、蓋がかぶせられる。Aライン,Bラインから
運ばれてきた容器は合流して、X線液量検査装置15に
て液量が検査される。
【0010】次に図2を用いX線液量検査装置の動作を
説明する。先ず液体33が充填された密封の容器22が
コンベア21により移送されて位置検出器24の位置へ
到達すると、位置検出器24は検出位置に容器が来たこ
とを検出する。この検出信号は制御装置25へ入力され
る。すると制御装置25からX線照射装置23を通過す
るタイミングで容器へX線照射がされるようにX線照射
信号が出力され、X線が照射される。照射されたX線は
密封の容器22を通過し、ラインセンサ27の各単位セ
ンサ26に入射する。この時、液面34より上にある単
位センサ26には、密封の容器22内の壁の厚さ分だけ
しかX線が減衰しないので、強いX線が入射し、その単
位センサ26の出力信号は大きくなる。一方、液面34
より下にある単位センサ26には、密封の容器22内の
壁と液体33を通過し減衰した弱いX線が入射し、その
単位センサ22の出力信号は小さくなる。
【0011】単位センサ26の出力信号は論理判定回路
29で1と0に符号化される。そして論理判定回路29
において、一番下に位置する単位センサ26から順次そ
の信号を判定し、最初に1(強いX線が入った)と判定
された単位センサ26を液面位置と判定する。このと
き、液面34の高さが規格値内にあれば次の工程に送ら
れる。否の場合は選別機構により、容器生産ラインから
排斥される。
【0012】上記システムの容器生産ラインにおいて、
制御システムに送られてくる検出信号をタイムチャート
で表すと、図3のようである。図3において、(1)は
ユニット3の検出信号、(2)はユニット11の検出信
号、(3)〜(7)はAラインについて、フィラーバル
ブに、容器が接続されているタイミングを示すグラフ、
(8)はフィラーが1バルブピッチ回転した際に、その
動作を検出する信号、(9)は認識用検出器6が1周期
認識用表示具5を検出した際に発信する信号である。
【0013】図3によれば、1,2列目により、容器が
ライン上に搬送されてきたかが検出される。同時にそれ
ぞれに搬送されて来た容器が、どのフィラーバルブに接
続されるものであるかを、Aラインではα1からα5ま
で、Bラインではβ1からβ5までの記号で示してい
る。これによれば、Aラインでは1順目でα3、Bライ
ンでは1順目でβ4、2順目でβ1のフィラーバルブに
は接続される容器がない(空である)ことがわかる。
【0014】更に3〜7列目によれば、ユニット3で検
出されて以降、一定時間をおいてα1、α2,α4,α
5のフィラーバルブに容器が接続され、更に約270度
フィラーが回転する間、接続が継続されることがわか
る。
【0015】また8列目によれば、フィラーが1バブル
ピッチずつ回転していることがわかる。更に9列目によ
れば、1回転フィラーが回転するごとに、フィラー1周
期回転が認識検出される。以上信号により、容器がどの
ようなタイムチャートでフィラーを通過してくるかがわ
かる。
【0016】次に図4は、ユニット3,11からX線液
量検査装置15まで、ある瞬間にどのように容器が並ん
でいるかを示している。これによれば、Aラインでは順
次ユニット3、フィラー、シーマ7、X線液量検査装置
15と容器が搬送されることがわかる。同時にBライン
でも、ユニット11、フィラー、シーマ10と搬送され
た後、Aラインと合流する。それぞれ、どのフィラーバ
ルブに接続された容器であるか、ギリシャ文字で表記し
ている。
【0017】例えば、15の位置の容器について、液体
の充填量の不足があるとする。その場合、図3の検出信
号により、各容器の搬入が確実に行われていることが確
認されるとすると、実際に現在位置15の容器に充填し
たフィラーバルブがどれかについては、図4で示した距
離1分だけ遡った位置(X地点)の容器がフィラーバル
ブということになる。それを制御システムにより表示で
きれば、どのフィラーバルブについて充填の不良がおき
ているかを判別できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、X
線液量検査装置により液面のレベルのチェックによる充
填の過不足の確認と同時に、容器の運搬のタイムチャー
トをも把握したので、どのフィラーバルブにおいて充填
の不良がおきているかを判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器生産ライン全体を示すブロック図。
【図2】X線液量検査装置の全体のブロック図。
【図3】パソコンシステムに送られる検出信号のタイム
チャート。
【図4】容器生産ラインに容器が搬送されている様子
を、横から見た図。
【符号の説明】
2…缶等の容器、3,11…フィラー入口検出ユニッ
ト、4,12…フィラー、4−1〜4−n,12−1〜
12−n…フィラーバルブ、5,13…1周期認識用治
具、6,14…認識用検出器、7、10…シーマ、8,
9…コンベア、15…X線液量検査装置、21…コンベ
ア、22…密封の容器、23…X線照射装置、24…位
置検出器、25…制御回路、26…単位センサ、27…
ラインセンサ、29…論理判定器、33…液体、34…
液面、35…液面上限許容値、36…液面下限許容値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 23/10 G01F 23/28 D Fターム(参考) 2F014 AA07 FD10 2G001 AA01 BA11 CA01 DA02 DA08 GA05 HA13 KA05 MA02 PA03 PA06 PA11 QA10 3E118 AA02 AB14 BA02 BA05 BA08 BA09 CA01 DA01 DA02 DA06 DA10 DA12 DA13 EA02 FA01 FA07 FA11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を移動させるためのコンベアと、前
    記容器にフィラーバルブを接続し移動させながら前記容
    器に内容物を充填させるためのフィラーと、前記容器に
    蓋をかぶせるためのシーマとから成る1組のラインが複
    数個あり、前記複数個のラインを合流させて、X線液量
    検査装置を用い前記容器に充填された液量を検査する容
    器生産ラインにおいて、前記容器が前記フィラーに入っ
    たことを検出して信号を出力する手段と、前記フィラー
    が1バルブピッチ回転する際にはその信号を出力する手
    段と、前記フィラーが1回転する際にはその信号を出力
    する手段と、前記信号をもとに前記各部での容器の運搬
    状況を把握し、前記状況と前記液量検査装置による検査
    結果をもとに、フィラー内のどのバルブにおいて充填の
    不良がおこっているかを判別する判別装置を備えたこと
    を特徴とする容器生産ライン。
JP2001172537A 2001-06-07 2001-06-07 容器生産ライン Pending JP2002362519A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101693779B (zh) * 2009-10-22 2013-01-02 沈阳工业大学 一种复合材料及其制备方法
WO2016114062A1 (ja) * 2015-01-15 2016-07-21 東洋製罐株式会社 容器の充填密封装置
KR101674193B1 (ko) * 2016-09-05 2016-11-08 주식회사 탑드립 점적호스를 제조하기 위한 감압기 공급 장치

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