JP2002362160A - 車両用ドアのグラスラン取付構造 - Google Patents
車両用ドアのグラスラン取付構造Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
- B60J10/74—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
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- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/30—Sealing arrangements characterised by the fastening means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
アガラスの昇降によるグラスランのずれを確実に防止す
ることのできる車両用ドアのグラスラン取付構造の提供
を図る。 【解決手段】 グラスラン8の傾斜部14の頂面8cに
リブ(凸部)10を設定すると共に、フロントドア1に
既設された車体パネルであり、ドアヒンジ取付部に配設
されるヒンジレインフォース12の前記傾斜部14相当
位置に、ストッパ部11を一体に形成してあるため、前
記リブ10とストッパ部11とによって、ドアガラス6
の上昇時(閉作動時)の全閉間際等、ドアガラス6から
グラスラン8に車両斜め上後方に向けて大きな力が加わ
ったとしてもグラスラン8を所定の取付位置に規制する
ことができる。しかも、前記リブ10と係合するストッ
パ部11を、ヒンジレインフォース12に一体に形成し
てあるため、部品点数が増えることがなく、組み付け工
数やコストを増やさずに、ドアガラス6の昇降によるグ
ラスラン8のずれを確実に防止することができる。
Description
ドアのグラスランの取付構造に関する。
アのウインドウ開口にドアガラスを昇降可能に配設する
とともに、前記ウインドウ開口縁にグラスランを装着し
た構造となっている。
によって、ドアガラスとグラスランとの間の摺動抵抗や
突き上げ等により、グラスランが所定の取付位置から動
いてしまうおそれがあった。
有するドアのウインドウ開口にドアガラスを昇降可能に
配置したものでは、ドアガラスの上昇時(閉作動時)の
全閉間際において、ドアガラスがグラスランの底面に付
き当てられると、傾斜部では前記グラスランに車両斜め
上後方に向けて大きな力が加わってグラスランが所定の
取付位置から動くおそれがあった。
ら動いてしまうと、グラスランによるドアガラスの正常
な保持状態に影響を与えると共に、グラスランの車外側
に面した部分の一部が浮き上がったりするなど、外観上
に影響を与えてしまうおそれがある。
付構造としては、例えば特開2001−39168号公
報に示されるように、グラスランが所定の取付位置から
ずれてしまうのを規制する手段として、グラスランと係
合するずれ防止部品をウインドウ開口縁に別途設定し
て、グラスランを所定の取付位置に規制するようにした
構造が知られている。
によれば、グラスランが所定の取付位置からずれてしま
うのを規制する手段として、グラスランと係合するずれ
防止部品をウインドウ開口縁に別途設定しているため、
このずれ防止部品を取り付けるための作業工数が増える
と共に、部品点数が増えることにより製造コストの増加
や部品の管理工数が増えることによる管理コストの増加
など、コスト的に不利となるという問題があった。
されるように、グラスランをウインドウ開口縁に組み付
けるためのウインドウフレームであるチャンネル部に、
グラスランとの係合部を一体に設定したものもあるが、
これにあっても、このチャンネル部の該当部分に係合部
の加工を後から別途に施さなければならず、製造コスト
が増加してしまうことは否めなかった。
増やすことなく、ドアガラスの昇降によるグラスランの
ずれを確実に防止することのできる車両用ドアのグラス
ラン取付構造の提供するものである。
は、車両後方に向けて傾斜する傾斜部を有するドアのウ
インドウ開口にドアガラスを昇降可能に配設し、前記ウ
インドウ開口に沿ってグラスランを取り付けた構造であ
って、前記グラスランの傾斜部の頂面に凸部を設定する
と共に、ドアに既設された車体パネルの前記傾斜部相当
位置に、前記グラスランの前記凸部と係合するストッパ
部を一体に形成したことを特徴としている。
載の前記ストッパ部は、前記既設された車体パネルの一
部を曲折成形することによって、ドアガラスとラップす
るようにグラスラン側に向けて車幅方向に突設されてい
ることを特徴としている。
は請求項2に記載の前記既設された車体パネルが、ドア
ヒンジ取付部に配設されるヒンジレインフォースである
ことを特徴としている。
ランの傾斜部の頂面に凸部を設定すると共に、ドアに既
設された車体パネルの前記傾斜部相当位置に、前記グラ
スランの前記凸部と係合するストッパ部を一体に形成し
てあるため、前記凸部とストッパ部とによって、ドアガ
ラスの上昇時(閉作動時)の全閉間際等、ドアガラスが
グラスランの底面に付き当てられて、前記グラスランに
車両斜め上後方に向けて大きな力が加わったとしてもグ
ラスランを所定の取付位置に規制することができ、グラ
スランによるドアガラスの正常な保持状態を確保すると
共に、外観に影響を与えずに見映えを向上することがで
きることはもちろん、前記凸部と係合するストッパ部
を、ドアに既設された車体パネルの前記傾斜部相当位置
に一体に形成してあるため、部品点数が増えることがな
いので、組み付け工数やコストを増やすことなく、ドア
ガラスの昇降によるグラスランのずれを確実に防止する
ことができる。
の効果に加えて、前記ストッパ部は、前記既設された車
体パネルの一部を曲折成形することによって、ドアガラ
スとラップするようにグラスラン側に向けて車幅方向に
突設されているため、車体パネルの成形時に前記ストッ
パ部も一緒に形成することができるので、製造コストの
増加を最小限に抑えることができる。
するようにグラスラン側に向けて突設してあることによ
り、ドアガラスからグラスランに車両斜め上後方に向け
て大きな力が加わったとしても、その入力点からの作用
線上にストッパ部を設定してあるのでグラスランにねじ
れが働くことなく、確実に所定の取付位置に規制するこ
とができる。
または請求項2の効果に加えて、前記既設された車体パ
ネルが、ドアヒンジ取付部に配設されるヒンジレインフ
ォースであるため、部品点数が増えることがなく、組み
付け工数やコストを増やすことがない。
アのグラスラン取付構造の一実施形態を図面と共に詳述
する。
スラン取付構造の要部を示す斜視図である。また、図2
は図1の矢視Aから見た説明図であり、図3は車両のフ
ロントドアを示す側面図、図4はグラスランの一般部を
示す断面図である。
ドア1は全体がインナパネル2とアウタパネル3を接合
して形成されている。フロントドア1の上半部にはウイ
ンドウフレーム4によってウインドウ開口5が形成さ
れ、該ウインドウ開口5にドアガラス6を昇降可能に配
設して、該ドアガラス6でウインドウ開口5を開閉する
ようになっている。
ウ開口5側に断面略コ字状のチャンネル部材7を挿入し
た状態でインナパネル2及びアウタパネル3に溶接して
設けている。
対のリップ8a,8aで上下動するドアガラス6の端末
を摺動自在に保持するグラスラン8の基部8bが嵌合状
態で取付けられている。このグラスラン8は、弾性を有
する樹脂等によって形成され、前記リップ8a,8aは
ドアガラス6の非挿入状態ではリップ8a,8aの先端
同士が互いに当接し、ドアガラス6の挿入状態では該ド
アガラス6の表面に弾性変形して圧接する。
ントドア1内に設けられ、前記チャンネル部材7と略同
様の断面形状をしたガイドレールで、前記グラスラン8
の下端部は該ガイドレール9,9内に嵌合状態で取り付
けられている。
3,傾斜部14,上辺部15,後辺部16とドアガラス
6が摺動,当接する部分全体に亘って設定されている。
面8cには、後述するストッパ部11と係合するリブ
(凸部)10が設定されている。
ネルであり、フロントドア1を図外のボディに回動自在
に組み付けるドアヒンジの取付部に補強部材として配設
されるヒンジレインフォースを示している。
スラン8の前辺部13から傾斜部14の隅部17に設け
られており、該ヒンジレインフォース12の前記傾斜部
14相当位置には、グラスラン8の前記リブ10と係合
するストッパ部11がドアガラス6と車両上下方向でラ
ップするようにグラスラン8側に向けて車幅方向に突設
されている。
は、フロントドア1に接合するためのフランジ部12a
及び、前記グラスラン8の前辺部13から傾斜部14の
隅部17に設けられているために前記チャンネル部材7
とガイドレール9との連結部12bが曲折成形されてお
り、これらの成形時に、前記ストッパ部11もヒンジレ
インフォース12の後端部に同時に曲折成形されてい
る。
ン8の傾斜部14の頂面8cにリブ(凸部)10を設定
すると共に、フロントドア1に既設された車体パネルで
あり、ドアヒンジ取付部に配設されるヒンジレインフォ
ース12の前記傾斜部14相当位置に、前記グラスラン
8の前記リブ10と係合するストッパ部11を一体に形
成してあるため、前記リブ10とストッパ部11とによ
って、ドアガラス6の上昇時(閉作動時)の全閉間際
等、ドアガラス6がグラスラン8の底面に付き当てられ
て、前記グラスラン8に車両斜め上後方に向けて大きな
力が加わったとしてもグラスラン8を所定の取付位置に
規制することができ、グラスラン8によるドアガラス6
の正常な保持状態を確保すると共に、外観に影響を与え
ずに見映えを向上することができる。
部11を、ヒンジレインフォース12の前記傾斜部14
相当位置に一体に形成してあるため、部品点数が増える
ことがないので、組み付け工数やコストを増やすことな
く、ドアガラス6の昇降によるグラスラン8のずれを確
実に防止することができる。
らの効果に加えて、前記ストッパ部11は、前記ヒンジ
レインフォース12の一部を曲折成形することによっ
て、ドアガラス6と車両上下方向にラップするようにグ
ラスラン8側に向けて車幅方向に突設されているため、
ヒンジレインフォース12の成形時に前記ストッパ部1
1も一緒に形成することができるので、製造コストの増
加を最小限に抑えることができる。また、ドアガラス6
と車両上下方向にラップするようにグラスラン8側に向
けて突設してあることにより、ドアガラス6からグラス
ラン8に車両斜め上後方に向けて大きな力が加わったと
しても、その入力点からの作用線上にストッパ部11を
設定してあるのでグラスラン8にねじれが働くことな
く、確実に所定の取付位置に規制することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両後方に向けて傾斜する傾斜部を有す
るドアのウインドウ開口にドアガラスを昇降可能に配設
し、前記ウインドウ開口に沿ってグラスランを取り付け
た構造であって、 前記グラスランの傾斜部の頂面に凸部を設定すると共
に、 ドアに既設された車体パネルの前記傾斜部相当位置に、
前記グラスランの前記凸部と係合するストッパ部を一体
に形成したことを特徴とする車両用ドアのグラスラン取
付構造。 - 【請求項2】 前記ストッパ部は、前記既設された車体
パネルの一部を曲折成形することによって、ドアガラス
とラップするようにグラスラン側に向けて車幅方向に突
設されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用
ドアのグラスラン取付構造。 - 【請求項3】 前記既設された車体パネルが、ドアヒン
ジ取付部に配設されるヒンジレインフォースであること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ド
アのグラスラン取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001171075A JP3882534B2 (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 車両用ドアのグラスラン取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001171075A JP3882534B2 (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 車両用ドアのグラスラン取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002362160A true JP2002362160A (ja) | 2002-12-18 |
JP3882534B2 JP3882534B2 (ja) | 2007-02-21 |
Family
ID=19012902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001171075A Expired - Lifetime JP3882534B2 (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 車両用ドアのグラスラン取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3882534B2 (ja) |
-
2001
- 2001-06-06 JP JP2001171075A patent/JP3882534B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3882534B2 (ja) | 2007-02-21 |
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