JP2002361585A - コミュニケーションロボット - Google Patents
コミュニケーションロボットInfo
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Abstract
ミュニケーションロボットや基地局などの所定の装置と
通信によってデータの送受信をしてコミュニケーション
をとるときに、まず、他のコミュニケーションロボット
や基地局などの所定の装置との通信可能区域まで移動す
る。そして、データの送受信を行うときに、たとえば
「こんにちは」と言う音声をスピーカ44から出力する
とともに、首関節40を制御して頭部42をU軸方向に
-45度回転させる、つまり頭部42を下に向けてお辞
儀をする。 【効果】 人はコミュニケーションロボット10が他の
コミュニケーションロボットや基地局などの所定の装置
とコミュニケートしていることを容易に知ることができ
る。
Description
ロボットに関し、特にたとえば、他のロボットや基地局
などの所定の装置と通信によって情報を交換してコミュ
ニケートする、コミュニケーションロボットに関する。
ットでは、通信によって他のロボットや基地局などの所
定の装置と情報を交換するものが存在した。
は、無線通信などを用いて情報を交換しているときに、
情報を交換していること、つまりロボットが他のロボッ
トや基地局などの所定の装置とコミュニケーションを取
っていることを人に知らせる術がなかった。
ボットが他のロボットや基地局などの所定の装置と無線
通信などによって情報を交換してコミュニケートしてい
るときにそのことを人に知らせることができる、コミュ
ニケーションロボットを提供することである。
て情報を交換するコミュニケーションロボットであっ
て、通信相手が通信可能区域に存在することを検出する
検出手段、検出手段によって通信可能区域に通信相手が
検出されたときに通信相手とデータの授受を行う通信手
段、および通信手段による通信が開始されたことを報知
する報知手段を備え、報知手段は、発音表現手段および
動作表現手段の少なくとも一方を含む、コミュニケーシ
ョンロボットである。
ケーションロボットや基地局などの所定の通信相手が通
信可能区域に存在することを検出すると、通信手段が通
信を開始する。通信手段が通信を開始したとき、報知手
段は発音表現手段および動作表現手段の少なくとも一方
を能動化することにより、通信を行っていることを音や
動作によって人に報知する。なお、発音表現手段が発生
する音には合成音声が含まれる。
信相手の方向に変位させるなどすることによって通信し
ていることを報知する。
や前腕の位置を変位させることによって通信しているこ
とを報知する。
うときに、通信を行っていることを知らせる音を出力し
たり、動作を行ったりする。したがって、人はコミュニ
ケーションロボットがデータの送受信を行ってコミュニ
ケートしていることを容易に知ることができる。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
ており、同図を参照して、この実施例のコミュニケーシ
ョンロボット(以下、単に「ロボット」ということがあ
る。)10は、台車12を含み、この台車12の下面に
は、このロボット10を自律移動させる車輪14が設け
られる。この車輪14は、車輪モータ(図3において参
照番号「70」で示す。)によって駆動され、台車12
すなわちロボット10を前後左右任意の方向に動かすこ
とができる。なお、図示しないが、この台車12の前面
には、衝突センサ(図2において、参照番号「78」で
示す。)が取り付けられ、この衝突センサは、台車12
への人や他の障害物の接触を検知する。そして、ロボッ
ト10の移動中に障害物との接触を検知すると、直ちに
車輪14の駆動を停止してロボット10の移動を急停止
させて衝突を未然に防ぐ。
施例では、人、特に子供に威圧感をあたえることがない
ように、100cm程度とされている。ただし、この背
の高さは任意に変更可能である。
パネル16が設けられ、このセンサ取付パネル16の各
面には、超音波距離センサ18が取り付けられる。この
超音波距離センサ18は、取付パネル16すなわちロボ
ット10の周囲の主として人との間の距離を計測するも
のである。
取付パネル16に囲まれて、ロボット10の胴体が直立
するように取り付けられる。この胴体は下部胴体20と
上部胴体22とから構成され、これら下部胴体20およ
び上部胴体22は、連結部24によって、連結される。
連結部24には、図示しないが、昇降機構が内蔵されて
いて、この昇降機構を用いることによって、上部胴体2
2の高さすなわちロボット10の高さを変化させること
ができる。昇降機構は、後述のように、腰モータ(図3
において参照番号「68」で示す。)によって駆動され
る。上で述べたロボット10の身長100cmは、上部
胴体22をそれの最下位置にしたときの値である。した
がって、ロボット10の身長は100cm以上にするこ
とができる。
位カメラ26と、1つのマイク28とが設けられる。全
方位カメラ26は、ロボット10の周囲を撮影するもの
で、後述の眼カメラ46と区別される。マイク28は、
周囲の音、とりわけ人の声を取り込む。
節30Rおよび30Lによって、上腕32Rおよび32
Lが取り付けられる。肩関節30Rおよび30Lは、そ
れぞれ3軸の自由度を有する。すなわち、肩関節30R
は、X軸,Y軸およびZ軸のそれぞれの軸廻りにおいて
上腕32Rの角度を制御できる。Y軸は、上腕32Rの
長手方向(または軸)に並行な軸であり、X軸およびZ
軸は、そのY軸に、それぞれ異なる方向から直交する軸
である。肩関節30Lは、A軸,B軸およびC軸のそれ
ぞれの軸廻りにおいて上腕32Lの角度を制御できる。
B軸は、上腕32Lの長手方向(または軸)に並行な軸
であり、A軸およびC軸は、そのB軸に、それぞれ異な
る方向から直交する軸である。
には、肘関節34Rおよび34Lを介して、前腕36R
および36Lが取り付けられる。肘関節34Rおよび3
4Lは、それぞれ、W軸およびD軸の軸廻りにおいて、
前腕36Rおよび36Lの角度を制御できる。
腕36Rおよび36L(いずれも図1)の変位を制御す
るX,Y,X,W軸およびA,B,C,D軸では、「0
度」がホームポジションであり、このホームポジション
では、上腕32Rおよび32Lならびに前腕36Rおよ
び36Lは下方向に向けられる。
には、手に相当する球体38Rおよび38Lがそれぞれ
固定的に取り付けられる。なお、この球体38Rおよび
38Lに代えて、この実施例のロボット10と異なり指
の機能が必要な場合には、人の手の形をした「手」を用
いることも可能である。
を介して、頭部42が取り付けられる。この首関節40
は、3つの自由度を有し、S軸,T軸およびU軸の各軸
廻りに角度制御可能である。S軸は首から真上に向かう
軸であり、T軸およびU軸は、それぞれ、このS軸に対
して異なる方向で直交する軸である。頭部42には、人
の口に相当する位置に、スピーカ44が設けられ、目に
相当する位置に眼カメラ46が設けられる。スピーカ4
4は、ロボット10が、それの周囲の人に対して音声ま
たは声によってコミュニケーションを図るために用いら
れる。眼カメラ46は、ロボット10に接近した人の顔
や他の部分を撮影してその映像信号を取り込む。ただ
し、スピーカ44は、ロボット10の他の部位たとえば
胴体に設けられてもよい。
メラ46のいずれも、たとえばCCDやCMOSのよう
に個体撮像素子を用いるカメラであってよい。
のロボット10の主要部の上面を示しており、上部胴体
22は、前面22a,背面22b,右側面22c,左側
面22d,上面22eおよび底面22fを含み、右側面
22cおよび左側面22dは表面が斜め前方に向くよう
に形成してもよい。つまり、前面22aの横幅が背面2
2bの横幅よりも短く、上部胴体22を上から見た形状
が台形になるように形成される。このような場合、ロボ
ット10の腕は肩関節30Rおよび30Lが支持部80
Rおよび80Lを介して右側面22cおよび左側面22
dに取り付けられる。なお、支持部80Rおよび80L
の表面はそれぞれ右側面22cおよび左側面22dと平
行である。上述したように上腕32RはY軸廻りに回動
可能であり、上腕32LはB軸廻りに回動が可能である
が、上腕32Rおよび上腕32Lの回動範囲は、支持部
80Rおよび80Lの表面(取り付け面)によって規制
される。このため、上腕32Rおよび32Lが取り付け
面を超えて回動することはない。
である肩関節30Rと上腕32Lの基端である肩関節3
0Lとを結ぶ線L1と右側面22c(取り付け面)とが
なす角度θ1は、0°<θ1<90°の条件を満たす。
上述の結線L1と左側面22dとがなす角度θ2もま
た、0°<θ2<90°の条件を満たす。結線L1はロ
ボット10の前方向と直交しているため、右側面22c
に垂直なX軸と前方向とがなす角度θ3は“180°−
θ1”に等しく、左側面22dに垂直なA軸と前方向と
がなす角度θ4も“180°−θ2”に等しい。なお、
角度θ1およびθ2の各々は、好ましくは30°≦θ1
≦70°および30°≦θ2≦70°の条件を満たすの
がよい。さらに、上腕32Rおよび32Lの各々の長さ
を230mmとし、前腕36Rおよび36Lの長さを2
35mmとし、そしてY軸とB軸との間の距離を518
mmとした場合、角度θ1およびθ2は60°とするこ
とが好ましい。このとき、角度θ3およびθ4は120
°となる。
Lは前方を越えてより内側まで回動できるので、たとえ
W軸およびD軸による腕の自由度がなくてもロボット1
0の腕は前方で交差できる。したがって、腕の自由度が
少ない場合でも正面に位置する人と抱き合うなどの密接
なコミュニケーションを図ることができる。
図3のブロック図に示される。図3に示すように、この
ロボット10は、全体の制御のためにマイクロコンピュ
ータまたはCPU50を含み、このCPU50には、バ
ス52を通して、メモリ54,モータ制御ボード56,
センサ入力/出力ボード58,音声入力/出力ボード6
0および通信LANボード74が接続される。
AMを含み、ROMにはこのロボット10の制御プログ
ラムが予め書き込まれているとともに、スピーカ44か
ら発生すべき音声または声の音声データが格納されてい
る。RAMは、一時記憶メモリとして用いられるととも
に、ワーキングメモリとして利用され得る。
(Digital Signal Processor)で構成され、各腕や頭部の
各軸モータを制御する。すなわち、モータ制御ボード5
6は、CPU50からの制御データを受け、右肩関節3
0RのX,YおよびZ軸のそれぞれの角度を制御する3
つのモータと右肘関節34Rの軸Wの角度を制御する1
つのモータとの計4つのモータ(図3ではまとめて、
「右腕モータ」として示す。)62の回転角度を調節す
る。また、モータ制御ボード56は、左肩関節30Lの
A,BおよびC軸のそれぞれの角度を制御する3つのモ
ータと左肘関節34LのD軸の角度を制御する1つのモ
ータとの計4つのモータ(図3ではまとめて、「左腕モ
ータ」として示す。)64の回転角度を調節する。モー
タ制御ボード56は、また、頭部42のS,TおよびU
軸のそれぞれの角度を制御する3つのモータ(図2では
まとめて、「頭部モータ」として示す。)66の回転角
度を調節する。モータ制御ボード56は、また、腰モー
タ68、および車輪14を駆動する2つのモータ(図3
ではまとめて、「車輪モータ」として示す。)70を制
御する。
モータ70を除いて、制御を簡単化するためにそれぞれ
ステッピングモータまたはパルスモータであるが、車輪
モータ70と同様に、直流モータであってよい。
DSPで構成され、各センサやカメラからの信号を取り
込んでCPU50に与える。すなわち、超音波距離セン
サ18の各々からの反射時間に関するデータがこのセン
サ入力/出力ボード58を通して、CPU50に入力さ
れる。また、全方位カメラ26からの映像信号が、必要
に応じてこのセンサ入力/出力ボード58で所定の処理
が施された後、CPU50に入力される。眼カメラ46
からの映像信号も、同様にして、CPU50に与えられ
る。なお、この図3では、図1で説明したタッチセンサ
は、まとめて「タッチセンサ72」として表され、それ
らのタッチセンサ72からの信号がセンサ入力/出力ボ
ード58を介して、CPU50に与えられる。
ード60を介して、CPU50から、合成音声データが
与えられ、それに応じて、スピーカ44からはそのデー
タに従った音声または声が出力される。そして、マイク
28からの音声入力が、音声入力/出力ボード60を介
して、CPU50に取り込まれる。
で構成され、CPU50から送られた送信データを無線
装置76に与え、無線装置76から送信データを送信さ
せる。また、通信LANボード74は無線装置76を介
してデータを受信し、受信データをCPU50に与え
る。この通信LANボード74および無線装置76によ
って、ロボット10は他のロボット10と無線通信を行
うことができる。
ト10とデータの送受信などをしてコミュニケートする
ときに、人にロボット10どうしがコミュニケートして
いることを動作および音声などの音で教える。このとき
のCPU50の動作を図4〜図6に示すフロー図を用い
て説明する。
個のロボット10の動作を示しており、同時にそれぞれ
独立して実行される。
示される一方のロボット10は、図6で動作が示される
他方のロボット10のボディーの色などの特徴的な色を
予めメモリ54に記憶しているものとする。
46からの映像信号をセンサ入力/出力ボード58に取
り込んでこのボード58で映像信号を処理し、ステップ
S3では取り込んだ画像中に、メモリ54に記憶され
た、他方のロボット10の特徴色が含まれているかどう
かを判断する。含まれていないと判断するときにはステ
ップS5でCPU50はモータ制御ボード56に、車輪
モータを回転させて台車12が、つまりロボット10が
時計回りに30度回転する角度データを与える。そし
て、ステップS1に戻る。
まれていると判断すると、ステップS7において、CP
U50はモータ制御ボード56に、車輪モータを回転さ
せて台車12が、つまりロボット10が前進するように
速度vを与える。
は、超音波距離センサ18からの距離値をセンサ入力/
出力ボード58を介して取り込む。そして、ステップS
11では、CPU50は、センサ入力/出力ボード58
から入力された距離データが所定の閾値以下かどうか判
断する。ステップS11で距離データが閾値より大きい
と判断すると、ステップS1に戻り、眼カメラ46から
得られる画像中に特徴色が含まれているか再び判断す
る。
以下であると判断すると、つまり他方のロボット10が
近くにいると判断すると、ステップS13において、C
PU50は、メモリ54から、音声入力/出力ボード6
0へ、音声データを送る。したがって、スピーカ44か
ら合成音声たとえば「こんにちは」が出力される。
50は、ロボット10の頭部42を下に向けるように、
メモリ54から、角度データをモータ制御ボード56に
送る。具体的には、図1に示すU軸の回転角度を調整す
るモータに角度「−45」を与え、残りのモータにはす
べて角度「0」を与える。したがって、このステップS
15では、ロボット10の頭部が下を向いてお辞儀をす
る格好をとる。
いて、お辞儀をしながら「こんにちは」という挨拶をす
ると、つぎに、図5のステップS17からステップS2
1において、右手を上げて上げた手を左右に振る。つま
り、まず、ステップS17でX軸の回転角度を調整する
モータに角度「180」を与え、残りのモータにはすべ
て角度「0」を与える。これによりロボット10は右手
を上に上げる。つぎに、ステップS19でX軸の回転角
度を調整するモータに角度「180」を与え、Z軸の回
転角度を調整するモータに角度「30」を与え、残りの
モータにはすべて角度「0」を与える。これによりロボ
ット10は上げた右手を右方向に振る。そして、ステッ
プS21では、X軸の回転角度を調整するモータに角度
「180」を与え、Z軸の回転角度を調整するモータに
角度「−30」を与え、残りのモータにはすべて角度
「0」を与える。これによりロボット10は上げた右手
を左方向に振る。
CPU50は、ステップS23において、メモリ54か
ら送信データを読み出して通信LANボード74に与え
る。これにより、無線装置76を通じて送信データが他
方のロボット10に送信される。
方のロボット10は図6のステップS31で無線LAN
を通してデータが送られてきたと判断し、ステップS3
3においてデータを受信する。
10のCPU50は、ステップS35においてメモリ5
4から、音声データを音声入力/出力ボード60に送
る。したがって、スピーカ44からは、合成音声たとえ
ば「こんにちは」が出力される。
向に向ける。具体的には、図1のU軸の回転角度を調整
するモータに角度「−45」を与え、残りのモータに角
度「0」を与える。したがって、ステップS37では、
他方のロボット10が一方のロボット10にお辞儀をす
る格好となる。
ット10のCPU50は、メモリ54から送信データを
読み出して通信LANボード74に与える。これによ
り、無線装置76を通じて送信データが一方のロボット
10に送信される。
ると、一方のロボット10のCPU50は、図5のステ
ップS25で他方のロボット10から無線LANでデー
タが送られてきたと判断し、ステップS27においてデ
ータを受信する。
ト10どうしがデータのやり取りなどでコミュニケーシ
ョンをするときに、お辞儀をして「こんにちは」と挨拶
することによって、ロボット10どうしがコミュニケー
ションしていることを人に知らせる。
らず種々に変更して実施することができる。たとえば、
上述の例では一方のロボット10は、データの送受信を
行う他方のロボット10に近づき、お辞儀をするととも
に「こんにちは」と挨拶を行うことによってロボット1
0どうしでコミュニケーションを行っていることを人に
伝えた。これに加えてもしくは代えて、ロボット10は
送信するデータの内容をスピーカから出力するようにし
てもよい。
ーションロボットに限らず、通信手段を備えた基地局な
どの所定の装置であってもかまわない。
とは言うまでもない。
ト10は来場者に伴走して展示会場の全体を案内する案
内ロボットであり、他方のロボット10は展示物の近傍
に設置され展示物の説明を来場者に対して行う説明ロボ
ットである。この実施例では、まず、一方のロボット1
0が来場者を展示物のあるところまで連れてくると、他
方のロボット10に説明の依頼をする。すると他方のロ
ボット10は来場者に展示物の説明をし、説明が終わる
と一方のロボット10に来場者を次の展示物まで案内す
るように依頼する。
他方のロボット10の動作を図7および図8を用いて説
明する。図7および図8に示すフロー図は、それぞれ別
個のロボット10の動作を示しており、同時にそれぞれ
独立して実行される。
ット10は会場に設定された移動ルートの上を来場者に
伴走しながら移動する。そして、ステップS53では展
示物の説明をする他方のロボット10との通信区域内で
あるかどうかを判断する。通信区域内であると判断する
と、ステップS57で移動を停止する。ここで、一方の
ロボット10が他方のロボット10との通信区域内に到
達すると、一方のロボット10は他方のロボット10の
近傍に位置し、来場者は他方のロボットが説明する展示
物の正面に位置するようになっている。
一方のロボット10はステップS59で、右手を上に上
げる。つまり、一方のロボット10のCPU50は、X
軸の回転角度を調整するモータに角度「180」を与
え、残りのモータにはすべて角度「0」を与える。これ
によりロボット10は右手を上に上げる。
50は、メモリ54から、音声入力/出力ボード60へ
音声データを送る。したがって、スピーカ44から合成
音声たとえば「お客様を案内してきたよ、説明してあげ
てください」が出力される。
ット10に展示物の説明を依頼する説明依頼データを送
信する。
を元の位置に戻す。つまり、CPU50はすべてのモー
タに角度「0」を与える。
送信されると、他方のロボット10のCPU50は図8
のステップS81において、説明依頼データが送信され
たと判断し、ステップS83において説明依頼データを
受信する。
85で他方のロボット10は頭を右に傾ける。つまり、
他方のロボット10のCPU50は、T軸の回転角度を
調整するモータに角度「−30」を与え、残りのモータ
にはすべて角度「0」を与える。
は、メモリ54から、音声入力/出力ボード60へ音声
データを送る。したがって、スピーカ44から合成音声
たとえば「了解、ご苦労さま」が出力される。
す。つまり、他方のロボット10のCPU50はすべて
のモータに角度「0」を与える。
ット10のCPU50は、メモリ54から、音声入力/
出力ボード60へ音声データを送り、展示物を説明する
音声を出力する。
3では、他方のロボット10のCPU50は、モメリ5
4から、音声入力/出力ボード60で音声データを送
る。したがって、スピーカ44から合成音声たとえば
「次の展示物までお客様を案内してあげてください」が
出力される。なお、このとき、合成音声の発生ととも
に、頭部42を傾げたり、手を振るようにしたりしても
よい。
ット10は一方のロボット10に対して案内依頼データ
を送信する。
送信されると、一方のロボット10は図7のステップS
67において、案内依頼データが送信されたと判断し、
ステップS69において案内依頼データを受信する。
のCPU50は、メモリ54から、音声入力/出力ボー
ド60へ音声データを送る。したがって、スピーカ44
からたとえば「了解、いってきま〜す」が出力される。
なお、このとき、合成音声の発生とともに、頭部42を
傾げたり、手を振るようにしたりしてもよい。
を送信することによって、一方のロボット10が他方の
ロボット10に客への展示物の案内を依頼するときや、
他方のロボット10が一方のロボット10に客への展示
会場の案内を依頼するときに、一方のロボット10およ
び他方のロボット10はデータ送信の内容を表す音声を
発生させる。したがって、客はロボット10どうしがど
のようなデータの授受を行っているかを容易に理解する
ことができる。
よい。たとえば、ロボット10は言語音の合成音声を発
生することとしたが、これに代えてメロディーや音を発
生するようにしてもよい。
するとともに動作を行うこととしたが、合成音声などの
音の発生もしくは動作のどちらか一方だけを行うように
してもよい。
ある。
ある。
図である。
ロー図である。
ー図である。
ー図である。
示すフロー図である。
Claims (4)
- 【請求項1】通信によって情報を交換するコミュニケー
ションロボットであって、 通信相手が通信可能区域に存在することを検出する検出
手段、 前記検出手段によって通信可能区域に通信相手が検出さ
れたときに前記通信相手とデータの授受を行う通信手
段、および前記通信手段による通信が開始されたことを
報知する報知手段を備え、 前記報知手段は、発音表現手段および動作表現手段の少
なくとも一方を含む、コミュニケーションロボット。 - 【請求項2】前記発音表現手段は合成音声を発生する合
成音発生手段を含む、請求項1記載のコミュニケーショ
ンロボット。 - 【請求項3】胴体、および前記胴体上に首関節を介して
取り付けられた頭部をさらに備え、 前記動作表現手段は前記首関節を制御して前記頭部の方
向を変位させる頭部変位手段を含む、請求項1または2
記載のコミュニケーションロボット。 - 【請求項4】前記胴体上に肩関節を介して取り付けられ
た上腕、および前記上腕に肘関節を介して取り付けられ
た前腕をさらに備え、 前記動作表現手段は前記肩関節および前記肘関節の少な
くとも一方を制御して前記上腕および前記前腕の少なく
とも一方を変位させる腕変位手段を含む、請求項1ない
し3のいずれかに記載のコミュニケーションロボット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001171943A JP2002361585A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | コミュニケーションロボット |
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