JP2002361536A - 穴あけ加工装置のドリル装着方法および取り外し方法 - Google Patents

穴あけ加工装置のドリル装着方法および取り外し方法

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JP2002361536A
JP2002361536A JP2001169367A JP2001169367A JP2002361536A JP 2002361536 A JP2002361536 A JP 2002361536A JP 2001169367 A JP2001169367 A JP 2001169367A JP 2001169367 A JP2001169367 A JP 2001169367A JP 2002361536 A JP2002361536 A JP 2002361536A
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Japan
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drill
pitch
jig
stand
case
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JP2001169367A
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Ryosuke Kitahara
良輔 北原
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AFUTEISU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用の差し替え機を用いることなく、手作業
により、簡単かつ効率良く多数本の小径ドリルの移し変
えができる穴あけ加工装置のドリル装着、取り外し方法
を提案すること。 【解決手段】 ドリルスタンド1にはピッチp1で正立
状態にドリル2が保持されており、これらをピッチ変換
治具に倒立状態で移して、ピッチを工具ホルダ3のピッ
チp3に変換し、ピッチp3でシャンク差し込み穴が形
成されているドリルケースにドリルを移して正立状態と
した後に、当該ドリルケースから工具ホルダ3にドリル
2を移す。この結果、多数本のドリル2を簡単な治具を
用いて一括してドリルスタンド1から取り出して工具ホ
ルダ3に装着することができる。工具ホルダ3からドリ
ル2を取り外してドリルスタンド1に戻す場合も、上記
とは逆の手順により簡単に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント回路基板
の穴あけなどを行う穴あけ加工装置における小径ドリル
の交換作業を人手により効率良く行うことのできる穴あ
け加工装置のドリル装着方法およびドリル取り外し方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント回路基板の穴あけ作業において
は、形成される穴の小径化および穴数の増加が進み、穴
あけ加工装置に装着されるドリルの本数もそれに伴って
増加している。このために、穴あけ加工装置において、
多数本の小径ドリルを差し替える作業は大変な作業であ
り、時間も掛かっている。
【0003】一般に、ドリルは、10本のドリルがシャ
ンク側から正立状態で差し込まれた状態で保持されてい
るドリルスタンドが多数組収納されたドリルカセットの
形態で供給される。これに対して、穴あけ加工装置の工
具ホルダ(ドリルホルダ)にはシャンクが上側となるよ
うに倒立状態でドリルを装着する必要がある。従って、
ドリルの差し替え作業においては、ドリルスタンドから
外した各ドリルの向きを逆にして穴あけ加工装置の工具
ホルダに装着する必要がある。
【0004】また、各ドリルスタンドに保持されている
ドリルピッチは、ドリルスタンドが収納されているドリ
ルカセットが嵩張ることの無い様に、狭いピッチとされ
ており、穴あけ加工装置の工具ホルダにおけるドリルピ
ッチに比べて狭い。従って、ドリルスタンドに保持され
ているドリルをそのまま刃先側から穴あけ加工装置の工
具ホルダに一度に差し込むことができない。
【0005】このような理由により、従来においては、
手作業により、ドリルスタンドから1本ずつドリルを外
して、向きを逆して穴あけ加工装置の工具ホルダに差し
込む作業を繰り返すことにより、多数本のドリルを差し
替えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】手作業による多数本の
小径ドリルの差し替え作業は手間がかかり、効率も悪い
ので、この作業を自動化した差し替え専用機も開発され
ている。しかし、差し替え専用機における動作も基本的
には同一であり、ドリルスタンドから1本ずつドリルを
取り外して、穴あけ加工装置の工具ホルダに差し込む必
要があるので、作業速度が低く、コストの割りには作業
効率を改善できないという欠点がある。
【0007】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
簡単な構造の治具を利用して、人手により効率良く、し
かも簡単な作業により、多数本のドリルをドリルスタン
ドから取り出して穴あけ加工装置の工具ホルダに装着す
ることのできる装着方法、および当該工具ホルダから取
り外してドリルスタンドに戻す取り外し方法を提案する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の穴あけ加工装置のドリル装着方法では、
ドリルスタンドによって、一定のドリルピッチでシャン
ク側が差し込まれた正立状態に保持されている複数本の
ドリルを、次のようにして、異なるドリルピッチで倒立
状態となるように穴あけ加工装置の工具カセットに装着
している。
【0009】まず、複数のドリル差し込み穴のピッチを
前記工具ホルダのドリルピッチおよび前記ドリルスタン
ドのドリルピッチのいずれかに変換可能なピッチ変換治
具を用意し、そのドリル差し込み穴のピッチをドリルス
タンドのドリルピッチに合わせる。
【0010】次に、当該ピッチ変換治具を下向きにし
て、当該ドリルスタンドの真上から位置合わせして重ね
合わせ、その状態で反転させて当該ドリルスタンドを外
すことにより、当該ドリルスタンドのドリルを倒立状態
で前記ピッチ変換治具に移す。
【0011】このピッチ変換治具にドリルを移した後
は、当該ピッチ変換治具のドリルピッチを前記工具カセ
ットのドリルピッチに変換する。
【0012】次に、ドリルのシャンクを差し込み可能な
シャンク穴が前記工具カセットのドリルピッチと同一ピ
ッチで形成されているドリルケースを、前記ピッチ変換
治具の真上から下向き状態で位置合わせして重ね合わ
せ、その状態で反転させて当該ピッチ変換治具を外すこ
とにより、前記ピッチ変換治具のドリルを正立状態で前
記ドリルケースに移す。
【0013】しかる後に、前記ドリルケースの真上から
前記工具ホルダを下向き状態で位置合わせして重ね合わ
せ、その状態で反転させて前記ドリルケースを外すこと
により、前記ドリルケースのドリルを倒立状態で前記工
具ホルダに移す。
【0014】ここで、一度に多数本のドリルを装着する
ためには、複数の前記ドリルスタンドを取り付け可能な
スタンド取り付け治具を用意し、ここに、複数の前記ド
リルスタンドを取り付けることにより、複数のドリルス
タンドから前記ピッチ変換治具にドリルを移すようにす
ればよい。
【0015】また、ドリルの移し替え時における位置合
わせを簡単かつ効率良く行うためには、前記スタンド取
り付け治具、前記ピッチ変換治具、前記ドリルケースお
よび前記工具ホルダの輪郭形状を同一にしておき、これ
らのうち二つの治具を上下に位置合わせ可能なガイド治
具を用意し、このガイド治具を用いて、前記スタンド取
り付け治具と前記ピッチ変換治具の位置合わせ、およ
び、前記ドリルケースと前記工具ホルダの位置合わせを
行うようにすればよい。
【0016】次に、本発明の穴あけ加工装置のドリル取
り外し方法では、穴あけ加工装置の工具ホルダに装着さ
れている一定のドリルピッチで刃先側が差し込まれた倒
立状態のドリルを、次のようにして、異なるドリルピッ
チで正立状態にドリルを保持可能なドリルスタンドに戻
すようにしている。
【0017】まず、ドリルのシャンクテーパ部を押し出
し可能な筒状の押し出し棒が前記工具ホルダのドリルピ
ッチで配列された固定板と、この固定板に対して平行な
姿勢を保持したまま当該固定板に接近および離れる方向
に移動可能な工具カセット装着枠と、この工具カセット
装着枠を前記固定板から離れる方向に常に押しているば
ね部材とを備えた取り外し治具を用意する。
【0018】この取り外し治具の前記工具カセット装着
枠に、前記工具ホルダを取りつけ、この状態で、前記工
具ホルダの真上に、ドリルのシャンクを差し込み可能な
シャンク穴が前記工具カセットのドリルピッチと同一ピ
ッチで形成されているドリルケースを下向き状態で位置
合わせして重ねる。
【0019】この状態を保持したままで、三部材を反転
させた後に、ばね力に逆らって前記工具カセット装着枠
を前記固定板の側に押し込むことにより、前記筒状の押
し出し棒により前記工具ホルダからドリルを押し出して
前記ドリルケースに正立状態で差し込む。
【0020】次に、複数のドリル差し込み穴のピッチを
前記工具ホルダのドリルピッチおよび前記ドリルスタン
ドのドリルピッチのいずれかに変換可能なピッチ変換治
具を、工具ホルダのドリルピッチに合わせ、当該ピッチ
変換治具を下向き状態で前記ドリルケースの真上から位
置合わせして重ね合わせ、その状態で反転させて前記ド
リルケースを外すことにより、当該ドリルケースのドリ
ルを倒立状態で前記ピッチ変換治具に移す。
【0021】このピッチ変換治具にドリルを移した後
は、当該ピッチ変換治具のドリルピッチを前記ドリルス
タンドのドリルピッチに変換し、前記ドリルスタンドを
下向き状態で、前記ピッチ変換治具の真上から位置合わ
せして重ね、その状態で反転させて前記ピッチ変換治具
を外すことにより、当該ピッチ変換治具のドリルを正立
状態で前記ドリルスタンドに移す。
【0022】この場合においても、一度に多数本のドリ
ルの取り外しを行うためには、複数の前記ドリルスタン
ドを取り付け可能なスタンド取り付け治具に、複数の前
記ドリルスタンドを取り付け、前記ピッチ変換治具から
前記複数のドリルスタンドにドリルを移すようにすれば
よい。
【0023】また、ドリル移し替え時の作業を簡単かつ
効率良く行うようにするためには、前記スタンド取り付
け治具、前記ピッチ変換治具、前記ドリルケースおよび
前記工具ホルダの輪郭形状を同一にしておき、これらの
うち二つの治具を上下に位置合わせ可能なガイド治具を
用意し、このガイド治具を用いて、前記スタンド取り付
け治具と前記ピッチ変換治具の位置合わせ、および、前
記ドリルケースと前記工具ホルダの位置合わせを行うよ
うにすればよい。
【0024】次に、本発明の穴あけ加工装置のカラー付
きドリル装着方法では、ドリルスタンドによって、一定
のドリルピッチでシャンク側が差し込まれた正立状態に
保持されている複数本のカラー付きドリルを、次のよう
にして、異なるドリルピッチで倒立状態となるように穴
あけ加工装置の工具カセットに装着している。
【0025】ドリルのシャンクを差込可能な小径穴部分
およびドリルのカラーを完全に差込可能な大径穴部分か
らなる貫通穴が前記ドリルスタンドのドリルピッチで複
数個形成された上板と、前記大径穴部分に対峙する位置
に、前記カラーを差込可能な大きさの貫通穴が形成され
ていると共に、前記上板に対して貫通穴の配列方向にス
ライド可能に取り付けられた下板とを有するドリルケー
スを用意する。
【0026】次に、このドリルケースを、前記下板が下
側になる状態で、前記ドリルスタンドの真上から位置合
わせして重ね合わせ、前記ドリルスタンドに保持されて
いる各ドリルを前記下板の貫通穴から前記上板の貫通穴
にまで通す。
【0027】この状態で、前記下板をスライドさせるこ
とにより、当該下板の貫通穴内周縁を規定している部分
に各ドリルのカラーが乗った状態を形成し、しかる後
に、前記ドリルケースを引き上げることにより、各ドリ
ルを前記ドリルスタンドから前記ドリルケースに倒立状
態で移し替える。
【0028】次に、複数のドリルシャンク差し込み穴を
備えていると共に、これらのドリルシャンク差込穴のピ
ッチを前記工具ホルダのドリルピッチおよび前記ドリル
スタンドのドリルピッチのいずれかに変換可能なピッチ
変換治具を、ドリルスタンドのドリルピッチに合わせ、
前記ドリルケースの真上に、前記ピッチ変換治具を下向
きにして位置合わせして重ね合わせ、前記ドリルケース
の下板を元の位置にスライドさせて当該ドリルケースを
外すことにより、当該ドリルケースのドリルを正立状態
で前記ピッチ変換治具に移す。
【0029】次に、当該ピッチ変換治具のドリルピッチ
を前記工具カセットのドリルピッチに変換し、当該ピッ
チ変換治具の真上から、前記工具ホルダを下向き状態で
位置合わせして重ね合わせ、その状態で反転させて前記
ピッチ変換治具を外すことにより、前記ピッチ変換治具
のドリルを倒立状態で前記工具ホルダに移すようにして
いる。
【0030】一方、本発明の穴あけ加工装置のカラー付
きドリル取り外し方法では、穴あけ加工装置の工具ホル
ダに装着されている一定のドリルピッチで刃先側が差し
込まれた倒立状態のカラー付きドリルを、次のようにし
て、異なるドリルピッチで正立状態にドリルを保持可能
なドリルスタンドに戻している。
【0031】まず、ドリルのシャンクテーパ部を押し出
し可能な筒状の押し出し棒が前記工具ホルダのドリルピ
ッチで配列された固定板と、この固定板に対して平行な
姿勢を保持したまま当該固定板に接近および離れる方向
に移動可能な工具カセット装着枠と、この工具カセット
装着枠を前記固定板から離れる方向に常に押しているば
ね部材とを備えた取り外し治具を用意する。
【0032】この取り外し治具の前記工具カセット装着
枠に、前記工具ホルダを取りつけ、複数のドリルシャン
ク差し込み穴を備えていると共に、これらの差込穴のピ
ッチを前記工具ホルダのドリルピッチおよび前記ドリル
スタンドのドリルピッチのいずれかに変換可能なピッチ
変換治具を用意し、このピッチ変換治具のドリルピッチ
を前記工具ホルダのドリルピッチに合わせ、下向き状態
で前記工具ホルダの真上に位置合わせして、当該工具ホ
ルダに重ね合わせる。
【0033】この状態を保持したままで、三部材を反転
させた後に、ばね力に逆らって前記工具カセット装着枠
を前記固定板の側に押し込むことにより、前記筒状の押
し出し棒により前記工具ホルダからドリルを押し出して
前記ピッチ変換治具に差し込む。
【0034】前記ピッチ変換治具のドリルピッチを前記
ドリルスタンドのドリルピッチに変換する。
【0035】次に、ドリルのシャンクを差込可能な小径
穴部分およびドリルのカラーを完全に差込可能な大径穴
部分からなる貫通穴が前記ドリルスタンドのドリルピッ
チで複数個形成された上板と、前記大径穴部分に対峙す
る位置に、前記カラーを差込可能な大きさの貫通穴が形
成されていると共に、前記上板に対して貫通穴の配列方
向にスライド可能に取り付けられた下板とを有するドリ
ルケースを用意する。
【0036】前記ピッチ変換治具の真上に、前記ドリル
ケースをその下板が下側となる状態で位置合わせして当
該ピッチ変換治具に重ね合わせ、前記ドリルケースの下
板をスライドさせて当該下板に形成されている各貫通穴
の内周縁部分に各ドリルのカラーが乗った状態を形成
し、この状態のままで、前記ドリルケースを引き上げる
ことにより、前記ピッチ変換治具からドリルを前記ドリ
ルケースに移し替える。
【0037】次に、前記ドリルスタンドの真上に、前記
ドリルケースをその下板が下側の状態で位置合わせして
当該ドリルスタンドに重ね合わせて、前記ドリルケース
の各ドリルのシャンクを前記ドリルスタンドの各ドリル
シャンク穴に差し込む。
【0038】そして、前記ドリルケースの下板をスライ
ドさせて元に戻した後に当該ドリルケースを引き上げる
ことにより、当該ドリルケースからドリルを正立状態で
前記ドリルスタンドに移し替えるようにしている。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用した穴あけ加工装置のドリル交換に用いるハンドリ
ング治工具シリーズの例、並びに、これらを用いたドリ
ル装着および取り外し方法の例を説明する。
【0040】本例は、図1に示すドリルスタンド1に保
持されているドリル2を、穴あけ加工装置の工具ホルダ
(ドリルホルダ)3に装着する装着作業を行うためのも
のである。また、工具ホルダ3に装着されているドリル
2をドリルスタンド1に戻すドリル取り外し作業を行う
ためのものである。
【0041】図1(a)に示すように、ドリルスタンド
1には、一定のピッチp1で10個のドリルシャンク差
し込み穴11が一列に形成されており、各ドリル差し込
み穴11にはドリル2がそのシャンク21の側から差し
込まれた状態で保持されている。この姿勢を本明細書で
は「正立状態」と呼ぶものとする。
【0042】穴あけ加工装置の工具ホルダ3(例えば、
日立ビア製マークシリーズの工具ホルダである50本カ
セット)には、一定のピッチp3(>p1)で10個の
ドリル差し込み穴31が形成された列が5列分備わって
おり、各列の間もピッチp3とされている。従って、5
0個のドリル差し込み穴31がピッチp3で形成されて
いる。各ドリル差し込み穴31には、ドリル2が刃先2
2の側から差し込まれた状態で装着されている。この姿
勢を本明細書では「倒立状態」と呼ぶものとする。
【0043】図1(b)に示すように、工具ホルダ3の
ドリル差し込み穴31は、ドリル2のシャンク21を差
し込み可能な内径の小径部分32と、これよりも大きな
内径の大径部分33と、これらの間に形成されたテーパ
状のくびれ部分34とを備えている。くびれ部分34は
小径部分32から大径部分33に向けて先細りとなって
いる。このくびれ部分34のテーパ状内周面35に、ド
リル2のシャンクテーパ部23が係合した状態とされ
る。
【0044】[ハンドリング治工具シリーズ] (取り外し治具)図2は、穴あけ加工装置(例えば、日
立ビア製マークシリーズ)の工具ホルダ3に装着されて
いる50本のドリルを一度に排出させる取り外し治具を
示す斜視図である。本例の取り外し治具4は、ドリル2
のシャンクテーパ部23を押し出し可能な筒状の押し出
し棒41が工具ホルダ3のドリルピッチp3で配列され
た長方形の固定板42を備えている。この押し出し棒4
1は、工具ホルダ3のドリル差し込み穴31におけるく
びれ部分34に差し込み可能な外径寸法とされている。
【0045】この固定板42の四隅部分には垂直にガイ
ドピン43が起立しており、これらのガイドピン43に
よって、固定板42に対して平行な姿勢を保持したまま
当該固定板42に接近および離れる方向に移動可能な状
態で長方形の工具ホルダ装着枠44が支持されている。
また、これら固定板42および工具ホルダ装着枠44の
間には、それらの四隅部分に、工具ホルダ装着枠44を
固定板42から離れる方向に常に押しているコイルばね
45が取り付けられている。工具ホルダ装着枠44はそ
の両端にストッパ枠46、47を備え、これらの間に、
工具ホルダ3を挟持可能となっている。
【0046】図2(b)から分かるようにストッパ枠4
6は、工具ホルダ装着枠44に対して一定の範囲でスラ
イド可能に取り付けられており、図に示す実線位置と想
像線で示す位置の間をスライド可能である。各位置は、
ストッパ枠46の側に取り付けられているばねによって
押されているボール46aと、工具ホルダ装着枠44の
側に形成されている、ボール46aが嵌りこみ可能な浅
いくぼみ44a、44bとによって規定される。ストッ
パ枠47も同一構造であり、これらを離れる方向に開
き、工具ホルダ装着枠44に工具ホルダ3を乗せ、スト
ッパ枠46、47を接近する方向にスライドさせて閉じ
ると、これらによって工具ホルダ3が固定された状態に
なる。
【0047】この状態で、固定板42に工具ホルダ装着
枠44をばね力に逆らって接近させると、固定板42か
ら起立している押し出し棒41が、工具ホルダ3の裏面
側からドリル差し込み穴31に差し込まれ、そのくびれ
部分34を通って上昇する。この結果、押し出し部41
の先端が、このドリル差し込み穴31に差し込まれてい
るドリル2のシャンクテーパ部23を押し出す。この結
果、ドリル2がドリル差し込み穴31から押し出される
ことになる。
【0048】(スタンド取り付け治具)図3は、5組の
ドリルスタンド1を固定可能なスタンド取り付け治具を
示す斜視図である。スタンド取り付け治具5は、工具ホ
ルダ3と同一の長方形の取り付け板51を備え、この表
面には、5組のドリルスタンド1の一方の側を一定ピッ
チp3で平行かつ取り付け板表面に垂直に取り付け可能
なはめ込み溝52が形成されている。また、各ドリルス
タンド1の他方の側の底面に形成されている差し込み穴
1a(図1(a)参照)に差し込み可能な5本の位置決
め用のピン53が垂直に取り付けられている。
【0049】(ピッチ変換治具)図4は、ドリルスタン
ド1に保持されているドリル2のピッチp1を工具ホル
ダ3のピッチp3に変換すると共に、工具ホルダ3に装
着されているドリル2のピッチp3をドリルスタンド1
のピッチp1に変換するために用いるピッチ変換治具の
斜視図である。このピッチ変換治具6は、上下の面が工
具ホルダ3と同一の長方形をしている直方体形状をして
おり、枠体部分61と、この枠体部分61の内側に配列
された10枚の可動板62とを備えている。可動板62
は、枠体部分61の長辺に沿って垂直な姿勢および平行
状態を保持したままでスライド可能である。各可動板6
2の上端面には、ピッチp3で5個のドリル差し込み穴
63が一列状態に形成されている。
【0050】10枚の可動板62を一方の側に押し付け
て図に示すように相互に密着した状態にすると、長辺方
向にピッチp1で10個のドリル差し込み穴63が5列
分配列された状態が形成される。これに対して、10枚
の可動板62を両端の枠体部分いっぱいに広げた場合に
は、これらが等しい間隔で広がり、長辺方向にピッチp
3で10個のドリル差し込み穴63が5列分配列された
状態が形成される。
【0051】ここで、隣接する各可動板62は、図4
(b)、(c)に示すように、1本の連結ピン65で連
結されている。連結ピン65は、隣接する一方の可動板
62に形成した丸穴66を遊びの無い状態で貫通してい
る。これに対して他方の可動板62にはピッチ変換方向
に長い長穴67が形成されており、連結ピン65はピッ
チ変換方向に移動可能な状態で貫通している。図4
(b)に示すように、連結ピン65が長穴67の外側端
に位置している状態においては、各連結ピン65の間隔
はピッチp3と広くなる。これに対して、図4(c)に
示すように、連結ピン65が長穴67の内側端に位置し
ている状態では、各連結ピン65の間隔はピッチp1と
狭くなる。かかるピッチ変換機構によって、各可動板6
2に形成されているドリル差し込み穴63のピッチをp
1およびP3に変更可能となっている。
【0052】(ドリルケース)図5は、工具ホルダ3と
ピッチ変換治具6との間で50本のドリルの受け渡しを
行うために用いるドリルケースを示す斜視図である。ド
リルケース7は、工具ホルダ3と同一の長方形をした一
定厚さの板であり、この表面には、長辺方向にピッチp
3で10個のドリルシャンク差し込み穴(めくら穴)7
1が5列分配列されており、各列のドリルシャンク差し
込み穴71の間隔もピッチp3とされている。
【0053】(ガイド治具)図6は、上記の各治具の間
で50本のドリルを移し替える際の位置合わせ、および
ガイドのために用いるガイド治具を示す斜視図である。
本例のガイド治具8は、直方体形状の枠体からなり、長
辺方向の左右の上枠中央位置においてヒンジピン81、
82を中心として前後の枠体部分83、84を開閉可能
な構造となっている。枠体部分83、84を閉じた状態
では、その下枠部分の長方形内周面85、および上枠部
分の長方形内周面86に、上記のドリルカセット7、ピ
ッチ変換治具6、スタンド取り付け治具5がちょうど嵌
り込むようになっている。また、この閉じた状態におい
ては、前後の枠体部分83、84の内周側面87、88
に沿って、ドリルカセット7、ピッチ変換治具、スタン
ド取り付け治具をスライド(案内)することができるよ
うになっている。
【0054】[ドリル装着方法]次に、上記構成の治具
を用いて、ドリルスタンド1から穴あけ加工装置の工具
ホルダ3に50本のドリル2を装着する作業手順を説明
する。
【0055】まず、図3に示すスタンド取り付け治具5
に5組のドリルスタンド1を取り付ける。これにより、
ピッチp1で正立状態に10本のドリル2が並んだ列が
ピッチp3の間隔で5本配置された状態になる。勿論、
5組のドリルスタンド1を取り付ける必要はなく、必要
本数のドリルを取り付ければよい。
【0056】次に、図6に示すガイド治具8を作業テー
ブルなどの水平な面の上におき、一方の枠体部分84を
ヒンジピン81、82を中心に上方に回転させて開いた
状態にする。この状態で、スタンド取り付け治具5を横
からガイド治具8にしっかりと奥まで差し込み、枠体部
分84を閉める。この結果、ガイド治具8の下枠部分の
内周面85によってスタンド取り付け治具5が固定され
た状態になる。
【0057】次に、図4に示すピッチ変換治具6を、ピ
ッチp1の状態となるように可動板62を束ねた状態に
して、ドリル差し込み穴63が形成されている上面が下
向きになるようにして、ガイド治具8の上枠部分の上側
からその内周面86にはめ込み、両端の内周側面87、
88に沿って、ピッチ変換治具6を落とし込む。この結
果、ピッチ変換治具6のドリル差し込み穴63にドリル
2の刃先部分22が差し込まれた状態になる。
【0058】この後は、ガイド治具8を開き、ピッチ変
換治具6およびスタンド取り付け治具5を重なった状態
のままで引き出し、これを逆さまにして、水平な面の上
に乗せる。これにより、各ドリル2が倒立状態でピッチ
変換治具6に移し替えられる。
【0059】次に、ピッチ変換治具6の可動板62を開
く。この結果、各ドリル2は、倒立状態で、ピッチがp
3の状態で配列された状態になる。この状態のピッチ変
換治具6の真上から、図5に示すドリルケース7を下向
き状態で位置合わせして、重ね合わせ、各ドリル2のシ
ャンクをドリルケース7のドリルシャンク差し込み穴7
1に差し込む。ピッチ変換治具6にドリルケース7が重
なった状態で、これらを逆さまにして水平な面上に置
き、ピッチ変換治具6を引き上げる。この結果、ピッチ
変換治具6からドリルケース7の側に各ドリル2が移さ
れた状態になり、各ドリル2は正立状態になり、ピッチ
p3で配列されている。
【0060】次に、ガイド治具8を開き、横方からドリ
ルケース7を差し込み、ガイド治具8を閉じることによ
り、当該ドリルケース7を固定する。そして、ガイド治
具8の上枠部分の内周面86に上方から、図1に示す工
具ホルダ3を下向きに落とし込む。
【0061】次に、ガイド治具8を開き、重なった状態
のドリルケース7および工具ホルダ3を引き出して、そ
のまま逆さまにして水平な面の上に置く。しかる後に、
ドリルケース7を引き上げることにより、ドリル2が倒
立状態で工具ホルダ3に移された状態になる。
【0062】[ドリル取り出し方法]次に、工具ホルダ
3に装着されているドリル2を取り外して、ドリルスタ
ンド1に戻す作業手順を説明する。
【0063】まず、図2に示す取り外し治具4を用い
て、工具ホルダ3に装着されているドリル2をドリルケ
ース7に移す。この作業では、取り外し治具4の両端の
ストッパ枠46、47を左右に開き、工具ホルダ装着枠
44に工具ホルダ3を乗せ、左右のストッパ枠46、4
7を閉じて、工具ホルダ3を位置決め固定して、図2
(b)に示す状態にする。次に、工具ホルダ3の真上に
ドリルケース7を下向きで位置合わせして落とし込み、
各ドリル2のシャンク22がドリルケース7のシャンク
差し込み穴71に僅かに差し込まれた状態を形成する。
【0064】しかる後に、これら3つの治具4、3、7
を手を添えて逆さまにして、水平な面に置く。次に、ス
トッパ枠46、47と固定板42を挟むように持ち、握
るように力を入れて、ばね力に逆らって、工具ホルダ装
着枠44を固定板42の側に押し付ける。この結果、固
定板42に配列されている各押し出し棒41が、工具ホ
ルダ3の裏面側から各ドリル2のシャンクテーパ部23
に当たり、工具ホルダ3から各ドリル2が押し出され
て、ドリルケース7の側に移された状態になる。この後
は、ドリルケース7を下に置いたまま、取り外し治具4
を垂直に上げる。
【0065】次に、ガイド治具8を開き、横方からドリ
ルケース7を入れて、当該ガイド治具を閉じることによ
りドリルケース7を位置決め固定する。しかる後に、こ
の上方からピッチ変換治具4を全開状態で落とし込む。
すなわち、ピッチをp3に広げた状態で落とし込む。ピ
ッチ変換治具4がドリルケース7に重なった状態で、ガ
イド治具8を開き、これらを横方に引き出して、裏返し
にして水平な面に置き、ドリルケース7を取り外す。こ
の結果、ドリル2が倒立状態でピッチ変換治具6に移さ
れた状態になる。
【0066】この後は、ピッチ変換治具6を閉じて、す
なわち、ピッチをp1となるように狭めると共に、5組
の空のドリルスタンド1をスタンド取り付け治具5に立
てる。そして、ガイド治具8を開き、横からピッチ変換
治具6を入れて、ガイド治具8を閉じて当該ピッチ変換
治具6を位置決め固定する。次に、5組の空のドリルス
タンド1が取り付けられているスタンド取り付け治具5
を下向きにして、ガイド治具8の上から落とし込む。し
かる後に、ガイド治具8を開き、これらを取り出して、
裏返しにして水平な面に置く。そして、ピッチ変換治具
6を外すことにより、各ドリルスタンド1は成立状態で
ドリル2が戻された状態になる。
【0067】この後は、スタンド取り付け治具5から各
ドリルスタンド1を外して、所定のドリルカセットケー
スに収納して作業を終了する。
【0068】[その他の実施の形態]なお、ドリルには
カラー(ガイドリング)付きのものもあるが、この場合
にも、上記の場合と同様にしてその装着および取り外し
を行うことができる。この場合には、図7に示すよう
に、カラー付きドリル2Aは、シャンク21の部分にリ
ング状のカラー24が取り付けられており、この状態で
ドリルスタンド1に正立状態で保持されている。穴あけ
加工装置の工具ホルダ3Aの側には、ドリル差し込み穴
31Aとしては同一内径の貫通穴が形成されており、そ
の中程の位置に環状突起35が形成されており、ここに
カラー24が当たり、ドリル差し込み量が規定されるよ
うになっている。
【0069】この場合には、上記の例におけるドリルケ
ース7(図5参照)の代わりに、図8に示す構造のドリ
ルケース7Aを使用する。このドリルケース7Aは、ド
リル2Aのシャンク21を差込可能な小径穴部分73お
よびドリル2のカラー24を完全に差込可能な大径穴部
分74からなる貫通穴75がドリルスタンド1のドリル
ピッチで複数個(10個)形成された列がピッチp3の
間隔で5列形成された上板76と、大径穴部分74に対
峙する位置に、カラー24を差込可能な大きさの貫通穴
77が形成されていると共に、上板76に対して貫通穴
の配列方向(矢印方向)にスライド可能に取り付けられ
た下板78とを有している。また、上板76には透明な
保護カバー79が取り付けられている。
【0070】このドリルケース7Aを用いたカラー付き
ドリル2Aの装着方法を説明する。まず、図3に示すス
タンド取り付け治具5に5組のドリルスタンド1を取り
付ける。次に、このドリルケース7Aを、その下板78
が下側になる状態で、スタンド取り付け具5に取り付け
られているドリルスタンド1の真上から位置合わせして
重ね合わせ、ドリルスタンド1に保持されている各ドリ
ルを下板78の貫通穴77から上板76の貫通穴75に
まで通す。
【0071】この状態で、下板78をスライドさせるこ
とにより、図8(c)、(d)に示すように、当該下板
78の貫通穴内周縁部分77aに各ドリル2Aのカラー
24が乗った状態を形成する。
【0072】しかる後に、ドリルケース7Aを引き上げ
ることにより、各ドリル2Aをドリルスタンド1からド
リルケース7Aに移し替える。
【0073】次に、図4に示すピッチ変換治具6と同一
構造であり、ドリルシャンク21を差し込み可能な差し
込み穴が形成されているものを用意し、このドリルピッ
チをドリルスタンド1のピッチp1に合わせる。この状
態で、ドリルケース7Aの真上に、下向きにして位置合
わせして重ね合わせ、ドリルケース7Aの下板78を元
の位置にスライドさせて当該ドリルケース7Aを引き上
げる。この結果、当該ドリルケース7Aのドリル2Aが
正立状態でピッチ変換治具に移される。
【0074】次に、当該ピッチ変換治具6のドリルピッ
チを工具カセット3Aのドリルピッチp3に変換し、当
該ピッチ変換治具6の真上から、工具ホルダ3Aを下向
き状態で位置合わせして重ね合わせ、その状態で反転さ
せてピッチ変換治具6を外すことにより、ピッチ変換治
具6のドリル2Aを倒立状態で工具ホルダ3Aに移すこ
とができる。
【0075】なお、この場合においても、各治具の位置
合わせのために、図6に示す構造のガイド治具8を用い
ることが望ましい。すなわち、ドリルケース7Aとピッ
チ変換治具6の位置合わせ、ピッチ変換治具6と工具ホ
ルダ3Aの位置合わせを行うことが望ましい。
【0076】次に、カラー付きドリル2Aを工具ホルダ
3Aから外してドリルスタンド1に戻す取り外し操作を
説明する。まず、図2に示す取り外し治具4を用意し、
この取り外し治具4の工具カセット装着枠44に、工具
ホルダ3Aを取り付ける。次に、ピッチ変換治具6に形
成されているシャンク差し込み用の穴のドリルピッチを
工具ホルダ3Aのドリルピッチp3に合わせ、下向き状
態で工具ホルダ3Aの真上に位置合わせして、当該工具
ホルダAに重ね合わせる。
【0077】この状態を保持したままで、三部材を反転
させた後に、ばね力に逆らって工具カセット装着枠44
を固定板42の側に押し込むことにより、筒状の押し出
し棒41により工具ホルダ3Aからドリル2Aが押し出
されてピッチ変換治具4に差し込まれる。
【0078】次に、ピッチ変換治具4のドリルピッチを
ドリルスタンド1のドリルピッチp1に変換し、このピ
ッチ変換治具4の真上に、ドリルケース7Aをその下板
78が下側となる状態で位置合わせして当該ピッチ変換
治具4に重ね合わせ、ドリルケース7の下板78をスラ
イドさせて当該下板78に形成されている各貫通穴の内
周縁部分77aに各ドリル2Aのドリルカラー24が乗
った状態を形成する。この状態のままで、ドリルケース
7Aを引き上げることにより、ピッチ変換治具4からド
リル2Aをドリルケース7Aに移し替えられる。
【0079】次に、スタンド取り付け治具5に取り付け
たドリルスタンド1の真上に、ドリルケース7Aをその
下板78が下側の状態で位置合わせしてドリルスタンド
1に重ね合わせて、ドリルケース7Aの各ドリル2Aの
シャンク21をドリルスタンド1の各ドリルシャンク穴
に差し込む。次に、ドリルケース7Aの下板78をスラ
イドさせて元に戻した後に当該ドリルケース7Aを引き
上げることにより、当該ドリルケース7Aからドリル2
Aを正立状態でドリルスタンド1に移し替えることがで
きる。
【0080】この場合においても、スタンド取り付け治
具5、ピッチ変換治具6、ドリルケース7Aおよび工具
ホルダ3Aの輪郭形状を同一にしておき、これらのうち
二つの治具を上下に位置合わせ可能なガイド治具8を用
いて、スタンド取り付け治具5とドリルケース7Aの位
置合わせ、ピッチ変換治具6と工具ホルダ3Aの位置合
わせを行うことが望ましい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の穴あけ加
工装置のドリル装着方法においては、ピッチ変換治具を
用いて、ドリルスタンドのドリルピッチを工具ホルダの
ドリルピッチに広げると共に、ドリルケースを用いてド
リルの姿勢を反転させてピッチ変換治具から工具ホルダ
へドリルを移すようにしている。従って、本発明の方法
によれば、ドリルを1本ずつ移し替えずに、多数本のド
リルを一括してドリルスタンドから穴あけ加工装置の工
具ホルダに移し替えることができる。よって、専用の高
価な差し替え機を用いることなく、手作業により、簡単
かつ効率良くドリルの装着を行うことができる。
【0082】また、本発明の穴あけ加工装置のドリル取
り外し方法においても、ピッチ変換治具を用いて、工具
ホルダのドリルピッチをドリルスタンドのドリルピッチ
に狭めると共に、ドリルケースを用いてドリルの姿勢を
反転させてピッチ変換治具からドリルスタンドへドリル
を移すようにしている。従って、本発明の方法によれ
ば、ドリルを1本ずつ移し替えずに、多数本のドリルを
一括して穴あけ加工装置の工具ホルダからドリルスタン
ドに戻すことができる。よって、専用の高価な差し替え
機を用いることなく、手作業により、簡単かつ効率良く
ドリルの取り外しを行うことができる。
【0083】同様に、本発明のカラー付きドリルの装着
および取り外し方法においても、ピッチ変換治具を用い
てピッチ変換を行い、ドリルケースを用いてカラー部分
を利用してドリルの取り外しを行うようにしているの
で、手作業により、簡単かつ効率良くドリルの装着およ
び取り外しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したドリルの装着方法および取り
外し方法によってドリルの移し替えが行われるドリルス
タンドおよび工具ホルダ、並びに移し替え対象の小径ド
ドリルを示す説明図である。
【図2】本発明を適用した方法に用いる取り外し治具を
示す斜視図および部分断面図である。
【図3】本発明を適用した方法に用いるスタンド取り付
け治具を示す斜視図である。
【図4】本発明を適用した方法に用いるピッチ変換治具
を示す斜視図である。
【図5】本発明を適用した方法に用いるドリルケースを
示す斜視図である。
【図6】本発明を適用した方法に用いるガイド治具を示
す斜視図である。
【図7】本発明を適用したカラー付きドリルの装着方法
および取り外し方法によってドリルの移し替えが行われ
るドリルスタンド、カラー付きドリルおよび工具ホルダ
を示す説明図である。
【図8】本発明を適用したカラー付きドリルの装着方法
および取り外し方法に用いるドリルケースを示す斜視
図、部分断面図、その下板の動作を示す部分断面図およ
び説明図である。
【符号の説明】
1 ドリルスタンド 11 シャンク差し込み穴 2 ドリル 2A カラー付きドリル 21 シャンク 22 刃先 23 シャンクテーパ部 24 カラー 3、3A 工具ホルダ 31 ドリル装着穴 4 取り外し治具 41 押し出し棒 42 固定板 43 ガイドピン 44 工具ホルダ装着枠 45 コイルばね 46、47 ストッパ枠 5 スタンド取り付け治具 52 取り付け溝 53 ピン 6 ピッチ変換治具 61 枠体 62 可動板 63 ドリル差し込み穴 7 ドリルケース 71 シャンク差し込み穴 7A ドリルケース 73 小径部分 74 大径部分 75 貫通穴 76 上板 77 貫通穴 77a 内周縁部分 78 下板 8 ガイド治具 81、82 ヒンジピン 83、84 枠部分 85 下側の内周面 86 上側の内周面 87、88 内周側面(ガイド面) p1 ドリルスタンドのドリルピッチ p3 工具ホルダのドリルピッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月25日(2001.6.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図5】
【図1】
【図2】
【図6】
【図4】
【図7】
【図8】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドリルスタンドによって、一定のドリル
    ピッチでシャンク側が差し込まれた正立状態に保持され
    ている複数本のドリルを、異なるドリルピッチで倒立状
    態となるように穴あけ加工装置の工具カセットに装着す
    る穴あけ加工装置のドリル装着方法において、 複数のドリル差し込み穴を備えていると共に、当該ドリ
    ル差し込み穴のピッチを前記工具ホルダのドリルピッチ
    および前記ドリルスタンドのドリルピッチのいずれかに
    変換可能なピッチ変換治具を、ドリルスタンドのドリル
    ピッチに合わせ、 当該ピッチ変換治具を、下向き状態で当該ドリルスタン
    ドの真上から位置合わせして重ね合わせ、その状態で反
    転させた後に、前記ドリルスタンドを外すことにより、
    当該ドリルスタンドのドリルを倒立状態で前記ピッチ変
    換治具に移し、 当該ピッチ変換治具のドリルピッチを前記工具カセット
    のドリルピッチに変換し、 ドリルのシャンクを差し込み可能なシャンク穴が前記工
    具カセットのドリルピッチと同一ピッチで形成されてい
    るドリルケースを、下向き状態で前記ピッチ変換治具の
    真上から位置合わせして重ね合わせ、その状態で反転さ
    せた後に、前記ピッチ変換治具を外すことにより、前記
    ピッチ変換治具のドリルを正立状態で前記ドリルケース
    に移し、 前記ドリルケースの真上から、前記工具ホルダを下向き
    で位置合わせして重ね合わせ、その状態で反転させた後
    に、前記ドリルケースを外すことにより、前記ドリルケ
    ースのドリルを倒立状態で前記工具ホルダに移すことを
    特徴とする穴あけ加工装置のドリル装着方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 複数の前記ドリルスタンドを取り付け可能なスタンド取
    り付け治具に、複数の前記ドリルスタンドを取り付け、 複数のドリルスタンドから前記ピッチ変換治具にドリル
    を移すことを特徴とする穴あけ加工装置のドリル装着方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記スタンド取り付け治具、前記ピッチ変換治具、前記
    ドリルケースおよび前記工具ホルダの輪郭形状を同一に
    しておき、 これらのうち二つの治具を上下に位置合わせ可能なガイ
    ド治具を用いて、前記スタンド取り付け治具と前記ピッ
    チ変換治具の位置合わせ、前記ドリルケースと前記工具
    ホルダの位置合わせを行うことを特徴とする穴あけ加工
    装置のドリル装着方法。
  4. 【請求項4】 穴あけ加工装置の工具ホルダに装着され
    ている一定のドリルピッチで刃先側が差し込まれた倒立
    状態のドリルを、異なるドリルピッチで正立状態にドリ
    ルを保持可能なドリルスタンドに戻す穴あけ加工装置の
    ドリル取り外し方法において、 ドリルのシャンクテーパ部を押し出し可能な筒状の押し
    出し棒が前記工具ホルダのドリルピッチで配列された固
    定板と、この固定板に対して平行な姿勢を保持したまま
    当該固定板に接近および離れる方向に移動可能な工具カ
    セット装着枠と、この工具カセット装着枠を前記固定板
    から離れる方向に常に押しているばね部材とを備えた取
    り外し治具を用意し、 この取り外し治具の前記工具カセット装着枠に、前記工
    具ホルダを取りつけ、 前記工具ホルダの真上に、ドリルのシャンクを差し込み
    可能なシャンク穴が前記工具カセットのドリルピッチと
    同一ピッチで形成されているドリルケースを、下向きで
    位置合わせして重ね合わせ、 この状態を保持したままで、三部材を反転させた後に、
    ばね力に逆らって前記工具カセット装着枠を前記固定板
    の側に押し込むことにより、前記筒状の押し出し棒によ
    り前記工具ホルダからドリルを押し出して前記ドリルケ
    ースに正立状態で差し込み、 複数のドリル差し込み穴を備えていると共に、当該ドリ
    ル差し込み穴のピッチを前記工具ホルダのドリルピッチ
    および前記ドリルスタンドのドリルピッチのいずれかに
    変換可能なピッチ変換治具を、工具ホルダのドリルピッ
    チに合わせ、 当該ピッチ変換治具を下向きにして、前記ドリルケース
    の真上から位置合わせした状態で重ね合わせ、その状態
    で反転させて、前記ドリルケースを外すことにより、当
    該ドリルケースのドリルを倒立状態で前記ピッチ変換治
    具に移し、 当該ピッチ変換治具のドリルピッチを前記ドリルスタン
    ドのドリルピッチに変換し、 前記ドリルスタンドを下向きにして、前記ピッチ変換治
    具の真上から位置合わせして重ね合わせ、その状態で反
    転させて、前記ピッチ変換治具を外しことにより、当該
    ピッチ変換治具のドリルを正立状態で前記ドリルスタン
    ドに移すことを特徴とする穴あけ加工装置のドリル取り
    外し方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 複数の前記ドリルスタンドを取り付け可能なスタンド取
    り付け治具に、複数の前記ドリルスタンドを取り付け、 前記ピッチ変換治具から前記複数のドリルスタンドにド
    リルを移すことを特徴とする穴あけ加工装置のドリル取
    り外し方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記スタンド取り付け治具、前記ピッチ変換治具、前記
    ドリルケースおよび前記工具ホルダの輪郭形状を同一に
    しておき、 これらのうち二つの治具を上下に位置合わせ可能なガイ
    ド治具を用いて、前記スタンド取り付け治具と前記ピッ
    チ変換治具の位置合わせ、前記ドリルケースと前記工具
    ホルダの位置合わせを行うことを特徴とする穴あけ加工
    装置のドリル取り外し方法。
  7. 【請求項7】 ドリルスタンドによって、一定のドリル
    ピッチでシャンク側が差し込まれた正立状態に保持され
    ている複数本のカラー付きドリルを、異なるドリルピッ
    チで倒立状態となるように穴あけ加工装置の工具カセッ
    トに装着する穴あけ加工装置のドリル装着方法におい
    て、 ドリルのシャンクを差込可能な小径穴部分およびドリル
    のカラーを完全に差込可能な大径穴部分からなる貫通穴
    が前記ドリルスタンドのドリルピッチで複数個形成され
    た上板と、前記大径穴部分に対峙する位置に、前記カラ
    ーを差込可能な大きさの貫通穴が形成されていると共
    に、前記上板に対して貫通穴の配列方向にスライド可能
    に取り付けられた下板とを有するドリルケースを用意
    し、 このドリルケースを、前記下板が下側になる状態で、前
    記ドリルスタンドの真上から位置合わせして重ね合わ
    せ、前記ドリルスタンドに保持されている各ドリルを前
    記下板の貫通穴から前記上板の貫通穴にまで通し、 この状態で、前記下板をスライドさせることにより、当
    該下板の貫通穴内周縁を規定している部分に各ドリルの
    カラーが乗った状態を形成し、 しかる後に、前記ドリルケースを引き上げることによ
    り、各ドリルを前記ドリルスタンドから前記ドリルケー
    スに倒立状態で移し替え、 複数のドリルシャンク差し込み穴を備えていると共に、
    これらのドリルシャンク差込穴のピッチを前記工具ホル
    ダのドリルピッチおよび前記ドリルスタンドのドリルピ
    ッチのいずれかに変換可能なピッチ変換治具を、ドリル
    スタンドのドリルピッチに合わせ、 前記ドリルケースの真上に、前記ピッチ変換治具を下向
    きにして位置合わせして重ね合わせ、前記ドリルケース
    の下板を元の位置にスライドさせて当該ドリルケースを
    外すことにより、当該ドリルケースのドリルを正立状態
    で前記ピッチ変換治具に移し、 当該ピッチ変換治具のドリルピッチを前記工具カセット
    のドリルピッチに変換し、 当該ピッチ変換治具の真上から、前記工具ホルダを下向
    き状態で位置合わせして重ね合わせ、その状態で反転さ
    せて前記ピッチ変換治具を外すことにより、前記ピッチ
    変換治具のドリルを倒立状態で前記工具ホルダに移すこ
    とを特徴とする穴あけ加工装置のドリル装着方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 複数の前記ドリルスタンドを取り付け可能なスタンド取
    り付け治具に、複数の前記ドリルスタンドを取り付け、 複数のドリルスタンドから前記ドリルケースにドリルを
    移すことを特徴とする穴あけ加工装置のドリル装着方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記スタンド取り付け治具、前記ピッチ変換治具、前記
    ドリルケースおよび前記工具ホルダの輪郭形状を同一に
    しておき、 これらのうち二つの治具を上下に位置合わせ可能なガイ
    ド治具を用いて、前記ドリルケースと前記ピッチ変換治
    具の位置合わせ、前記ピッチ変換治具と前記工具ホルダ
    の位置合わせを行うことを特徴とする穴あけ加工装置の
    ドリル装着方法。
  10. 【請求項10】 穴あけ加工装置の工具ホルダに装着さ
    れている一定のドリルピッチで刃先側が差し込まれた倒
    立状態のカラー付きドリルを、異なるドリルピッチで正
    立状態にドリルを保持可能なドリルスタンドに戻す穴あ
    け加工装置のドリル取り外し方法において、 ドリルのシャンクテーパ部を押し出し可能な筒状の押し
    出し棒が前記工具ホルダのドリルピッチで配列された固
    定板と、この固定板に対して平行な姿勢を保持したまま
    当該固定板に接近および離れる方向に移動可能な工具カ
    セット装着枠と、この工具カセット装着枠を前記固定板
    から離れる方向に常に押しているばね部材とを備えた取
    り外し治具を用意し、 この取り外し治具の前記工具カセット装着枠に、前記工
    具ホルダを取りつけ、 複数のドリルシャンク差し込み穴を備えていると共に、
    これらの差込穴のピッチを前記工具ホルダのドリルピッ
    チおよび前記ドリルスタンドのドリルピッチのいずれか
    に変換可能なピッチ変換治具を用意し、このピッチ変換
    治具のドリルピッチを前記工具ホルダのドリルピッチに
    合わせ、下向き状態で前記工具ホルダの真上に位置合わ
    せして、当該工具ホルダに重ね合わせ、 この状態を保持したままで、三部材を反転させた後に、
    ばね力に逆らって前記工具カセット装着枠を前記固定板
    の側に押し込むことにより、前記筒状の押し出し棒によ
    り前記工具ホルダからドリルを押し出して前記ピッチ変
    換治具に差し込み、 前記ピッチ変換治具のドリルピッチを前記ドリルスタン
    ドのドリルピッチに変換し、 ドリルのシャンクを差込可能な小径穴部分およびドリル
    のカラーを完全に差込可能な大径穴部分からなる貫通穴
    が前記ドリルスタンドのドリルピッチで複数個形成され
    た上板と、前記大径穴部分に対峙する位置に、前記カラ
    ーを差込可能な大きさの貫通穴が形成されていると共
    に、前記上板に対して貫通穴の配列方向にスライド可能
    に取り付けられた下板とを有するドリルケースを用意
    し、 前記ピッチ変換治具の真上に、前記ドリルケースをその
    下板が下側となる状態で位置合わせして当該ピッチ変換
    治具に重ね合わせ、 前記ドリルケースの下板をスライドさせて当該下板に形
    成されている各貫通穴の内周縁部分に各ドリルのカラー
    が乗った状態を形成し、この状態のままで、前記ドリル
    ケースを引き上げることにより、前記ピッチ変換治具か
    らドリルを前記ドリルケースに移し替え、 前記ドリルスタンドの真上に、前記ドリルケースをその
    下板が下側の状態で位置合わせして当該ドリルスタンド
    に重ね合わせて、前記ドリルケースの各ドリルのシャン
    クを前記ドリルスタンドの各ドリルシャンク穴に差し込
    み、 前記ドリルケースの下板をスライドさせて元に戻した後
    に当該ドリルケースを引き上げることにより、当該ドリ
    ルケースからドリルを正立状態で前記ドリルスタンドに
    移し替えることを特徴とする穴あけ加工装置のドリル取
    り外し方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 複数の前記ドリルスタンドを取り付け可能なスタンド取
    り付け治具に、複数の前記ドリルスタンドを取り付け、 前記ドリルケースから前記複数のドリルスタンドにドリ
    ルを移すことを特徴とする穴あけ加工装置のドリル取り
    外し方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記スタンド取り付け治具、前記ピッチ変換治具、前記
    ドリルケースおよび前記工具ホルダの輪郭形状を同一に
    しておき、 これらのうち二つの治具を上下に位置合わせ可能なガイ
    ド治具を用いて、前記スタンド取り付け治具と前記ドリ
    ルケースの位置合わせ、前記ピッチ変換治具と前記工具
    ホルダの位置合わせを行うことを特徴とする穴あけ加工
    装置のドリル取り外し方法。
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