JP2002360970A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2002360970A
JP2002360970A JP2001172506A JP2001172506A JP2002360970A JP 2002360970 A JP2002360970 A JP 2002360970A JP 2001172506 A JP2001172506 A JP 2001172506A JP 2001172506 A JP2001172506 A JP 2001172506A JP 2002360970 A JP2002360970 A JP 2002360970A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯機の脱水運転開始前における布アンバラ
ンス検知をより早く且つ正確に行う。また、センサレス
駆動方式を採用している場合でも、洗濯運転開始前の負
荷量検知を高い精度で行う。 【解決手段】 全自動洗濯機において洗い,すすぎ及び
脱水運転を行うための回転駆動力を発生させるモータ2
4に流れる電流を検出し、検出した電流Iu,Ivに基
づいてモータ24をDSP45により制御周期1m秒で
ベクトル制御することで、発生トルクが洗い,すすぎ運
転と脱水運転との夫々について最適となるように制御す
る。そして、モータ24の発生トルクを直接反映したq
軸電流に基づいて回転槽15内の布量を検出すると共
に、脱水運転時に発生する異常振動を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯運転を行うた
めに必要な諸量について検知(センシング)を行う洗濯
機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】洗濯機の回転槽内にお
ける洗濯物の分布状態に偏りがあると、脱水運転を行う
場合に大きな振動が発生し易くなる。そのような振動が
発生した場合に運転を停止させるため、脱水運転の開始
時に洗濯物の分布状態に偏りがあるか否かを検知する
(布アンバランス検知)洗濯機がある。そして、従来の
洗濯機で布アンバランス検知を行う場合は、回転槽を、
異常な振動が発生し易いと推定される所定の回転数に維
持しようとした時に、振動の発生に伴って実際の回転数
にばらつきが生じるか否かで判断していた。
【0003】しかしながら、実際に異常振動が発生する
回転数は、洗濯機の構造や洗濯物量や分布状態の偏り方
等によってある程度の幅を有している。そのため、従来
の検知方式では、布アンバランス検知時における所定回
転数では異常振動が発生せず回転数にばらつきが生じな
いため検出ができない場合があった。更に、異常振動が
発生しても、その振動振幅が所定値以上に大きくならな
いと実際の回転数にばらつきが生じないため、検知に時
間を要するという問題があった。
【0004】また、洗濯機には、洗濯運転の開始時に洗
濯物の量を自動的に検知して(負荷量検知)回転槽内へ
の注水量を決定したり、洗濯時における水流の強さを調
整するものがあり、従来は、例えば運転の開始前に一定
電圧でモータを駆動して回転槽を回転させた後に空転さ
せて、その空転状態の持続時間で負荷量検知を行ってい
る。
【0005】しかしながら、斯様な検知方式では、回転
槽を空転させる場合にモータに対する通電を停止させる
ことになる。従って、モータの通電電流に基づいて回転
数等を検出するいわゆるセンサレス駆動方式を採用して
いる場合には、空転時の回転数が検知し難くなってしま
うため、そのまま適用することには問題があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その第1の目的は、脱水運転開始前における布ア
ンバランス検知をより早く且つ正確に行うことができる
洗濯機を提供することにある。また、本発明の第2の目
的は、センサレス駆動方式を採用している場合でも、洗
濯運転開始前の負荷量検知を高い精度で行うことができ
る洗濯機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の洗濯機は、脱水運転を行うための回
転駆動力を発生させるモータと、このモータに流れる電
流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段によっ
て検出された電流に基づいて前記モータをベクトル制御
することで、当該モータの発生トルクが最適となるよう
に制御するトルク制御手段と、このトルク制御手段がベ
クトル制御を行うために検出する前記モータのq軸電流
に基づいて、脱水運転時に発生する回転槽の異常振動を
検出する異常振動検出手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】ベクトル制御によってモータを駆動する場
合には、トルク制御手段において目標速度指令に応じた
電流指令が生成され、その電流指令は、2次側の回転座
標系(d,q)で表現されるd軸電流成分,q軸電流成
分に変換される。その時、電流検出手段によって検出さ
れたモータに実際に流れる電流についても、前記電流指
令を生成するためd軸電流,q軸電流に変換が行われ
る。
【0009】この場合、後者のq軸電流はモータの発生
トルクを直接反映した電流となっており、モータのトル
クが変動した場合、その変動はq軸電流の変動として直
接現れる。従って、従来の検出方式とは異なり、検出を
行うモータの回転数に幅を持たせることができると共に
回転槽内におけるアンバランスの発生態様が異なる場合
であっても異常振動の発生を確実に検出することができ
る。また、回転数ではなくトルクの変動を直接検出する
ことになるため、早期に検出を行うことができる。
【0010】この場合、請求項2に記載したように、脱
水槽が、外箱内に防振機構を介して弾性支持される構成
である場合、異常振動検出手段を、前記脱水槽を中心と
する振動系の固有振動数に対応するモータの回転数付近
において、q軸電流の上昇変化度合いを検出するように
構成すると良い。即ち、モータの回転数が上記振動系の
固有振動数付近に達していると、構造的に脱水槽の異常
振動が発生し易い。従って、その付近で異常振動を検出
すれば検出精度を向上させることができる。
【0011】請求項3記載の洗濯機は、洗い,濯ぎ及び
脱水運転を行うための回転駆動力を発生させるモータ
と、このモータに流れる電流を検出する電流検出手段
と、この電流検出手段によって検出された電流に基づい
て前記モータをベクトル制御することで、当該モータの
発生トルクが最適となるように制御するトルク制御手段
と、前記モータが起動を開始した後、前記推定手段によ
って推定されたモータの回転数が所定値に達した状態に
おいて、前記トルク制御手段がベクトル制御を行うため
に検出する前記モータのq軸電流に基づいて前記モータ
の負荷量を検出する負荷量検出手段とを備えたことを特
徴とする。
【0012】上述したように、ベクトル制御に用いられ
るq軸電流はモータの発生トルクを直接反映した電流で
あるから、負荷量検出手段がq軸電流に基づいてモータ
の負荷量(例えば、回転槽内の洗濯物の量など)を検出
することで、従来とは異なり、センサレス駆動方式を採
用した場合でも確実に検出を行うことができる。また、
回転槽を空転させる必要がないので短時間で検出を行え
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。まず、図3は、全自動洗濯機
11の全体構成を示す縦断面図である。すなわち、全体
として矩形状をなす外箱12内には、水受槽13が、4
組(1組のみ図示)の防振機構14を介して弾性支持さ
れている。この場合、防振機構14は、上端が外箱12
内において上方に係止された吊り棒14aと、その吊り
棒14aの他端側に取り付けられた振動減衰用のダンパ
ー14bとを含んで構成されている。これらの防振機構
14を介して水受槽13が弾性支持されることにより、
洗濯運転時に発生する振動が外箱12に極力伝達されな
いようにしている。
【0014】上記水受槽13内には、洗濯槽兼脱水槽用
の回転槽15が配設されており、この回転槽15の内底
部には、撹拌体(パルセータ)16が配設されている。
上記回転槽15は、槽本体15aと、この槽本体15a
の内側に設けられた内筒15bと、これらの上端部に設
けられたバランスリング15cとから構成されている。
そして、この回転槽15が回転されると、内部の水を回
転遠心力により揚水して槽本体15aの上部の脱水孔1
5dから水受槽13内に放出するようになっている。
【0015】また、回転槽15の底部には、通水口17
が形成されており、この通水口17は、排水通路17a
を通して排水口18に連通されている。そして、排水口
18には、排水弁19を備えた排水路20が接続されて
いる。従って、排水弁19を閉塞した状態で回転槽15
内に給水すると、回転槽15内に水が貯溜され、排水弁
19を開放すると、回転槽15内の水は排水通路17
a、排水口18および排水路20を通じて排出されるよ
うになっている。
【0016】水受槽13の底部には、補助排水口18a
が形成されており、この補助排水口18aは、図示しな
い連結ホースを介し前記排水弁19をバイパスして前記
排水路20に接続され、前記回転槽15が回転したとき
に、その上部から水受槽13内に放出された水を排出す
るようになっている。
【0017】また、前記水受槽13の外底部には、機構
部ハウジング21が取付けられており、この機構部ハウ
ジング21には、中空の槽軸22が回転自在に設けら
れ、この槽軸22には、回転槽15が連結されている。
また、槽軸22の内部には、撹拌軸23が回転自在に設
けられており、この撹拌軸23の上端部には、撹拌体1
6が連結されている。そして、撹拌軸23の下端部は、
モータとしてのアウタロータ形のブラシレスモータ24
のロータ24aに連結されている。このブラシレスモー
タ24は、洗い時には、撹拌体16を直接正逆回転駆動
するようになっている。
【0018】また、ブラシレスモータ24は、脱水時に
は、図示しないクラッチにより槽軸12と撹拌軸13と
が連結された状態で、回転槽15および撹拌体16を一
方向に直接回転駆動するようになっている。従って、本
実施例では、ブラシレスモータ24の回転速度は、洗い
時には撹拌体16のそれと同一になり、脱水時には回転
槽15および撹拌体16のそれと同一になる、いわゆ
る、ダイレクトドライブ方式が採用されている。
【0019】図1は、洗濯機11の制御系の構成を示す
機能ブロック図である。尚、図1において、(α,β)
は、三相ブラシレスモータ24の各相に対応する電機角
120度間隔の三相(UVW)座標系を直交変換した直
交座標径を示し、(d,q)は、ブラシレスモータ24
のロータ24aの回転に伴って回転している2次磁束の
座標系を示すものである。
【0020】減算器25には、目標速度指令ωref が被
減算値として、エスティメータ26によって検出された
ブラシレスモータ24の検出速度ωが減算値として与え
られている。目標速度指令ωref は、洗濯機11の運転
全般を制御する制御用のマイクロコンピュータ(マイコ
ン,異常振動検出手段,負荷量検出手段)46より出力
されるものである。そして、減算器25の減算結果は、
速度PI制御部27に与えられている。
【0021】速度PI制御部27は、目標速度指令ωre
f と検出速度ωとの差分量に基づいてPI制御を行い、
q軸電流指令値Iqrefとd軸電流指令値Idrefとを生成
して減算器28,29に被減算値として夫々出力する。
尚、洗いまたは濯ぎ運転時におけるd軸電流指令値Idr
efは“0”に設定され、脱水運転時には、弱め界磁制御
を行うためd軸電流指令値Idrefは所定値に設定され
る。減算器28,29には、αβ/dq変換部30より
出力されるq軸電流値Iq,d軸電流値Idが減算値と
して夫々与えられており、減算結果は、電流PI制御部
31q,31dに夫々与えられている。
【0022】電流PI制御部31q,31dは、q軸電
流指令値Iqrefとd軸電流指令値Idrefとの差分量に基
づいてPI制御を行い、q軸電圧指令値Vq及びd軸電
圧指令値Vdを生成してdq/αβ変換部32に出力す
る。dq/αβ変換部32には、エスティメータ26に
よって検出されたブラシレスモータ24における2次磁
束の回転位相角θが与えられており、その回転位相角θ
に基づいて電圧指令値Vd,Vqを電圧指令値Vα,V
βに変換するようになっている。
【0023】dq/αβ変換部32が出力する電圧指令
値Vα,Vβは、αβ/UVW変換部33に与えられて
いる。αβ/UVW変換部33は、電圧指令値Vα,V
βを三相の電圧指令値Vu,Vv,Vwに変換して出力
する。電圧指令値Vu,Vv,Vwは、切換えスイッチ
34u,34v,34wの一方の固定接点34ua,3
4va,34waに与えられており、他方の固定接点3
4ub,34vb,34wbには、初期パターン出力部
35によって出力される起動用の電圧指令値Vus,Vv
s,Vwsが与えられている。そして、切換えスイッチ3
4u,34v,34wの可動接点34uc,34vc,
34wcは、PWM形成部36の入力端子に接続されて
いる。
【0024】PWM形成部36は、電圧指令値Vus,V
vs,Vwsに基づいて16kHzの搬送波(三角波)を変
調した各相のPWM信号Vup(+,-) ,Vvp(+,-) ,Vwp
(+,-) をインバータ回路37に出力するようになってい
る。PWM信号Vup〜Vwpは、例えばモータ24の各相
巻線24u,24v,24w(図2参照)に正弦波状の
電流が通電されるように正弦波に基づいた電圧振幅に対
応するパルス幅の信号として出力される。
【0025】インバータ回路37は、図2に示すよう
に、6個のIGBT38a〜38fを三相ブリッジ接続
して構成されており、下アーム側のIGBT38d,3
8eのエミッタは、夫々電流検出用のシャント抵抗(電
流検出手段)39u,39vを介してグランドに接続さ
れている。また、両者の共通接続点は、増幅・バイアス
回路40u,40vを介してA/D変換部41に接続さ
れている。尚、シャント抵抗39の抵抗値は0.1Ω程
度である。
【0026】増幅・バイアス回路40はオペアンプなど
を含んで構成されており、シャント抵抗39の端子電圧
を増幅すると共にその増幅信号の出力範囲が正側に収ま
るように(例えば、0〜+5V)バイアスを与えるよう
になっている。また、増幅・バイアス回路40u,40
vの出力端子は、ダイオード42u,42vを介して過
電流検出部43の入力端子に共通に接続されている。
【0027】また、インバータ回路37には、100V
の交流電源48を、ダイオードブリッジで構成される全
波整流回路49及び直列接続された2個のコンデンサ5
0a,50bにより倍電圧全波整流した約280Vの直
流電圧が印加されるようになっている。
【0028】再び図1を参照して、A/D変換部41
は、増幅・バイアス回路40u,40vの出力信号をA
/D変換した電流データIu,IvをUVW/αβ変換
部44に出力する。UVW/αβ変換部44は、電流デ
ータIu,IvからW相の電流データIwを推定し、三
相の電流データIu,Iv,Iwを(1)式に従って直
交座標系の2軸電流データIα,Iβに変換する。
【数1】 そして、2軸電流データIα,Iβをαβ/dq変換部
30に出力する。
【0029】αβ/dq変換部30は、ベクトル制御時
にはエスティメータ26よりモータ24のロータ位置角
θを得ることで、(2)式に従って2軸電流データI
α,Iβを回転座標系(d,q)上のd軸電流値Id,
q軸電流値Iqに変換する。
【数2】 そして、d軸電流値Id,q軸電流値Iqを前述したよ
うにエスティメータ26及び減算器28,29に出力す
るようになっている。
【0030】エスティメータ26は、d軸電流値Id,
q軸電流値Iqに基づいてロータ24a位置角θ及び回
転速度ωを推定し、各部に出力する。ここで、モータ2
4は、起動時には初期パターン出力部35によって直流
励磁が行われてロータ24aの回転位置が初期化された
後、起動パターンが印加され強制転流が行われる。この
起動パターンの印加による強制転流時においては、位置
角θは推定するまでもなく明らかである。そして、αβ
/dq変換部30は、ベクトル制御が開始される直前に
おいて初期パターン出力部35より得られる位置角θin
itを初期値として、電流値Id,Iqを演算して出力す
る。
【0031】ベクトル制御の開始以降は、エスティメー
タ26が起動されてロータ24a位置角θ及び回転速度
ωが推定される。この場合、エスティメータ26がαβ
/dq変換部30に出力するロータ位置角θn とする
と、エスティメータ26は、電流値Id,Iqに基づい
てベクトル演算により推定したロータ位置角θn-1 とそ
の一周期前に推定したロータ位置角θn-2 との相関に基
づいてロータ位置角θnを推定するようになっている。
【0032】尚、以上の構成において、インバータ回路
37,増幅・バイアス回路40,ダイオード42及び過
電流検出部43を除く構成は、主にDSP(Digital Si
gnalProcesser,トルク制御手段)45のソフトウエア
によって実現されている機能である。そして、その制御
周期は、1m秒以下になるように設定されている。ま
た、DSP45にベクトル制御を開始させたり目標速度
指令ωref を与えることは、制御用マイコン46によっ
て行われる。
【0033】また、本実施例では、モータ24を起動す
る場合、後述するように、ベクトル制御の開始前に従来
構成と同様のPI制御を一時的に行うようになってい
る。そのため、図21に示す構成のPI制御部1,UV
W変換部3を並列に備えており、実際には、UVW変換
部3より出力される電圧指令Vu,Vv,Vwについて
も切換えスイッチ34部分で切り替えてPWM形成部3
6に出力することができるようになっている。
【0034】次に、本実施例の作用について図4乃至図
11をも参照して説明する。図4は、主に制御用マイコ
ン46による概略的な制御内容を示すフローチャートで
ある。制御用マイコン46は、例えば洗い運転を開始さ
せる場合に前述した起動処理を行う(ステップS1)。
即ち、切替えスイッチ34u〜34wの可動接点34u
c〜34wcを固定接点34ub〜34wbに接続して
初期パターン出力部35により直流励磁を行わせ、ロー
タ24aの回転位置を初期化させてから電圧指令値Vus
〜Vwsをインバータ回路37に与えてモータ24を強制
転流させる(ステップS2)。すると、モータ24は回
転を開始して、回転速度は徐々に上昇する。
【0035】それから、制御用マイコン46は、例え
ば、初期パターン出力部35によって与えられる検知信
号によりモータ24の回転数が20rpmに達したと判
断すると(ステップS3,「YES」)、切替えスイッ
チ34u〜34wの可動接点34uc〜34wcを固定
接点34ua〜34waに接続するように切り替えると
共に目標速度指令ωref の出力を開始し、従来と同様の
構成による電圧制御(PI制御)を行う(ステップS
4)。即ち、回転速度が比較的低い領域では、ベクトル
制御を高精度で行うことが困難となるからである。
【0036】続いて、制御用マイコン46は、エスティ
メータ26より与えられる回転速度ωを参照してモータ
24の回転数が60rpmに達したと判断すると(ステ
ップS5,「YES」)、ベクトル制御を開始させる
(ステップS6)。その後は、運転停止の指示があるま
で運転を継続する(ステップS7)。
【0037】以下、ステップS6以降におけるベクトル
制御について処理の流れを説明する。PWM形成部36
は、内部のアップダウンカウンタ(図示せず)のカウン
タ出力によって16kHzのPWM搬送波を生成してお
り、そのカウンタ値が“0”,即ち三角波の谷に達した
時点で変換タイミング信号をA/D変換部43に出力す
るようになっている(図5参照)。
【0038】図5に示すように、PWM形成部36は、
αβ/UVW変換部33が出力する電圧指令値Vu〜V
wとPWM搬送波とのレベルを比較して、後者のレベル
が前者を上回っている期間に上アーム側のIGBT38
a〜38cがオンするようにPWM信号Vup〜Vwpを出
力する。そして、下アーム側のIGBT38d〜38f
は、上アーム側のIGBT38a〜38cがオフしてい
る期間にデッドタイムを挟んでオンされるようになって
いる。
【0039】また、図6には、モータ24の相電流の反
転IMINVとシャント抵抗39に流れる電流ISR及び相電
圧との関係を示す波形図である。即ち、電流ISRが流れ
る期間は、下アーム側のIGBT38がオンして相電圧
が0Vを示す場合である。従って、三角波の谷は、下ア
ーム側のIGBT38d〜38fがオンしている期間の
中間位相を示すことになる。つまり、A/D変換部43
が、PWM形成部36内部のカウンタ値“0”の時点で
A/D変換を行うようにすれば、インバータ回路37の
下アーム側に流れる相電流を確実にサンプリングするこ
とができる。
【0040】A/D変換部43によりA/D変換された
電流値Iu,Ivは、推定された電流値Iwと共にUV
W/αβ変換部44,αβ/dq変換部30を介すこと
で2軸電流データIα,Iβ,→Id,Iqに変換さ
れ、エスティメータ26及び減算器28,29に出力さ
れ、エスティメータ26によって位置角θ及び回転速度
ωが推定される。尚、電流Iqは、モータ24の2次磁
束の方向に対して垂直となる方向に流れる電流であり、
トルクの発生に寄与する電流成分である。一方、電流I
dは、2次磁束の方向に対して水平となる方向に流れる
電流であり、トルクの発生には寄与しない電流成分であ
る。
【0041】そして、速度PI制御部27は、制御用マ
イコン46より与えられる目標速度指令ωref と検出速
度ωとの差分量に基づいてq軸,d軸電流指令値Iqre
f,Idrefを出力し、電流PI制御部31q,31d
は、指令値Iqref,Idrefと検出された電流値Iq,I
dとの差分に基づいて電圧指令値Vq,Vdを出力す
る。電圧指令値Vq,Vdは、dq/αβ変換部32,
αβ/UVW変換部33を介して電圧指令値Vu,V
v,Vwに変換されてPWM形成部36に出力され、P
WM形成部36がインバータ回路37にPWM信号Vup
〜Vwpを出力する。すると、モータ24の各相巻線24
u〜24wに通電が行われる。
【0042】ここで、図7は、回転槽15を250rp
mで回転させた場合に回転速度が変動する状態を示すも
のであり、(a)は本実施例の構成による場合、(b)
は従来構成による場合を示す。円の直径方向は回転速度
の大きさ(250rpmを注として±3rpm)を表
し、周方向は回転槽15の回転位置を表している。尚、
(洗濯物+水分)に相当する負荷として16kgのウエ
イトを回転槽15内に配置している。また、回転槽15
の上端部,下端部には、夫々400g,300gの流体
バランサを配置している。
【0043】図7(b)に示す従来構成の場合は、回転
変動に回転角と連動した周期性を有しており、特定の回
転位置について大きく偏るように回転変動が発生してい
る(最大変動差は6rpm程度)。これに対して、図7
(a)に示す本実施例の構成による場合、回転速度は回
転位置の全般に渡って略250rpmとなっている(最
大変動差は1rpm程度)。即ち、本実施例の構成によ
り回転変動が効果的に抑制されていることが明らかであ
る。
【0044】図8は、洗い工程を開始した場合に、制御
用マイコン46がステップS6のベクトル制御を開始し
た後に行う布量検知の処理内容を示すフローチャートで
ある。制御用マイコン46は、先ず、モータ24(撹拌
体16)を100rpmで3秒間回転させて(ステップ
A1)、その間に適当な間隔(例えば、8kHz)でq
軸電流のサンプリングを行う(ステップA2)。そし
て、ステップA2でサンプリングしたq軸電流について
3秒間の平均値を計算し(ステップA3)、その平均値
に基づいて布量判定を行う(ステップA4)。
【0045】ここで、図9は、本発明の発明者らが測定
したq軸電流と布量との関係を示す図である。布量判定
は、以下の表1をROMテーブルとして保持しておき、
そのテーブルを参照することで行う。
【表1】 例えば、平均電流値が2.5Aであれば布量を5kgと
判定し、その布量に応じて給水量や洗剤投入量などを設
定する。布量を判定した後は通常の洗い工程を実行す
る。尚、洗い工程及びすすぎ工程では、d軸電流指令値
は“0”に設定される。
【0046】また、図10は、脱水工程を開始した場合
に、制御用マイコン46がベクトル制御を開始した後に
行う異常振動検知の処理内容を示すフローチャートであ
る。制御用マイコン46は、先ず、モータ24(回転槽
15)の回転数が180rpm〜300rpmの範囲内
に達するまで待機し(ステップB1)、前記範囲内に達
すると(「YES」)その時点でのq軸電流が300m
A以上あるか否かを判断する(ステップB2)。
【0047】ここで、図11は、本発明の発明者らが測
定した脱水運転時におけるq軸電流と回転槽15の回転
数との関係を示し、回転槽15にアンバランス用のウエ
イト(500g)を配置した場合と、そのウエイトを配
置しない場合とを比較したものである。この図におい
て、凡そ180rpm〜400rpmの回転数範囲では
“ウエイトなし”の場合のq軸電流は200mA程度で
ある。これに対して、“ウエイトあり”でアンバランス
状態にある場合は、同じ回転数範囲におけるq軸電流は
増加する傾向にあり、最大で2倍以上となっている。
【0048】即ち、上記の回転数範囲は、回転槽15
が、外箱12内に防振機構14を介して弾性支持される
構成であり、その回転槽15を中心とする振動系の共振
周波数(3Hz〜5Hz)に対応しており、異常振動が
現れやすい回転数範囲となっている。
【0049】従って、ステップB2では、q軸電流30
0mAをしきい値として、300mA未満の場合は
(「NO」)アンバランスなしと判断し、脱水運転の最
高回転数を890rpmに設定する(ステップB3)。
一方、ステップB2において、q軸電流が300mA以
上の場合は(「YES」)アンバランスありと判断する
がが、更にq軸電流が350mA以上であるか否かを判
断し(ステップB4)、350mA未満の場合は(「N
O」)脱水運転の最高回転数を800rpmに制限する
(ステップB5)。
【0050】そして、ステップB4においてq軸電流が
350mA以上である場合は(「YES」)アンバラン
スが極めて大きいと判断し、脱水運転を停止させる(ス
テップB6)。この場合は、例えば回転槽15内に再度
注水を行うなどしてバランス補正を行った後、脱水運転
を再試行する。尚、脱水工程では、モータ24に弱め界
磁制御を行うためにd軸電流指令値は“0”でない所定
値に設定される。
【0051】以上のように本実施例によれば、全自動洗
濯機11において洗い,すすぎ及び脱水運転を行うため
の回転駆動力を発生させるモータ24に流れる電流を検
出し、検出した電流Iu,Ivに基づいてモータ24を
DSP45により制御周期1m秒でベクトル制御するこ
とで、発生トルクが洗い,すすぎ運転と脱水運転との夫
々について最適となるように制御する構成とした。
【0052】即ち、ベクトル制御によりq軸電流に比例
させてモータ24のトルクを直接制御することができる
ので、従来の制御方式よりも応答性を高めて運転時に発
生しようとする周期の短い振動成分を効果的に抑制で
き、騒音や振動を効果的に低減することが可能となる。
従って、洗濯機11の外箱を小形に構成することがで
き、また、モータ24の無駄な駆動力を減らすことによ
って省エネルギ効果を得ることもでき、洗浄力を向上さ
せることが可能である。
【0053】そして、センサレス駆動方式を採用した場
合でも、モータ24の発生トルクを直接反映したq軸電
流に基づいて回転槽15内の布量を精度良く検出するこ
とができ、従来とは異なり、回転槽15を空転させる必
要がないので、短時間で検出を行うことができる。
【0054】また、q軸電流に基づいて脱水運転時に発
生する異常振動を検出するので、従来の方式とは異な
り、検出を行うモータ24の回転数に幅を持たせること
ができると共に回転槽15内におけるアンバランスの発
生態様が異なる場合であっても異常振動を確実に検出す
ることができる。また、回転数ではなくトルクの変動を
直接検出することになるためより早期に検出を行うこと
ができ、アンバランスによる異常振動の振幅が大きくな
る前に運転を停止したり回転数を低下させるなどの対処
を行うことが可能となる。
【0055】この場合、回転槽15が、外箱12内に防
振機構14を介して弾性支持される構成であることから
定まる振動系の共振周波数を含む回転数範囲で異常振動
を検出するので、振動の発生を容易に検出することがで
き、検出精度を向上させることが可能となる。
【0056】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。布量検知は所定量の注水を行った後
に行っても良く、前記注水の前後に夫々行った結果から
洗剤投入量や給水量を補正したり、後者の結果から洗い
時間,すすぎ時間を決定するようにしても良い。判定に
用いるモータの回転数やq軸電流の値は、個別の設計に
応じて最適となるように変更して実施すれば良い。洗い
工程における布量検知と、脱水工程における異常振動検
知との何れか一方だけを行うようにしても良い。
【0057】q軸電流に基づいて布量を検知する以外
に、以下の検知を行う場合に適用することも考えられ
る。 ・布質検知:洗濯物の布質を検知して洗濯コースを自動
設定する。 ・スプラッシュ検知:回転槽15内の水量が少ない場合
に水はねが発生することを防止する。 ・ほぐし検知:回転槽15内の布のほぐれ度合いを検知
して、脱水時にアンバランスが発生することを防止す
る。 ・腰振り検知:回転槽15が上下方向に共振して大きな
異常音や洗濯機11本体が移動することを防止する。 ・泡検知:脱水時に発生する泡の量を検知して、脱水動
作を妨げることを防止する。
【0058】
【発明の効果】本発明の洗濯機によれば、トルク制御手
段がベクトル制御によってモータを駆動するために検出
されるモータの発生トルクを直接反映したq軸電流を参
照して、脱水運転時に発生する回転変動、即ち異常振動
を検出するので、従来の検出方式とは異なり、検出を行
うモータの回転数に幅を持たせることができると共に回
転槽内におけるアンバランスの発生態様が異なる場合で
あっても異常振動を確実に検出することができる。ま
た、回転数ではなくトルクの変動を直接検出することに
なるため、より早期に検出を行うことができる。
【0059】また、本発明の洗濯機によれば、センサレ
ス駆動方式を採用した場合でも、負荷量検出手段がq軸
電流に基づいてモータの負荷量、例えば、回転槽内の洗
濯物の量などを検出するので、従来とは異なり、回転槽
を空転させる必要がなく短時間で検出を行うことができ
る。そして、センサレス駆動方式を採用した場合でも負
荷量を精度良く検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であり、全自動洗濯機の制御
系の構成を示す機能ブロック図
【図2】インバータ回路を中心とする詳細な電気的構成
を示す図
【図3】全自動洗濯機の全体構成を示す縦断面図
【図4】主に制御用マイコンによる概略的な制御内容を
示すフローチャート
【図5】PWM搬送波と上アーム側,下アーム側のゲー
ト信号の波形を示す図
【図6】モータの相電流の反転IMINVとシャント抵抗に
流れる電流ISR及び相電圧との関係を示す波形図
【図7】回転槽を250rpmで回転させた場合に回転
速度が変動する状態を示すものであり、(a)は本実施
例の構成による場合、(b)は従来構成による場合を示
す図
【図8】洗い工程を開始した場合、制御用マイコンがベ
クトル制御開始後に行う布量検知の処理内容を示すフロ
ーチャート
【図9】本発明の発明者らが測定したq軸電流と布量と
の関係を示す図
【図10】脱水工程を開始した場合、制御用マイコンが
ベクトル制御開始後に行う異常振動検知の処理内容を示
すフローチャート
【図11】本発明の発明者らが測定した脱水運転時にお
けるq軸電流と回転槽の回転数との関係を示す図
【符号の説明】
11は全自動洗濯機、14は防振機構、15は回転槽
(脱水槽)、24はブラシレスモータ、37はインバー
タ回路、39u,39vは抵抗(電流検出手段)、45
はDSP(トルク制御手段)、46は制御用マイコン
(異常振動検出手段,負荷量検出手段)を示す。
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 道明 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 牧野 嘉幸 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社オーイーシー内 Fターム(参考) 3B155 AA06 AA10 BA04 CA06 CB06 KA02 KB08 LB26 MA01 MA05 MA06 MA08 MA09 5H560 AA10 BB04 DA12 DB12 DC07 EB01 GG04 JJ19 RR10 SS07 SS10 TT15 UA06 XA02 XA12 XA13 5H576 AA12 BB04 BB10 DD02 DD07 DD08 EE01 EE11 GG04 HA04 HB01 JJ03 JJ04 JJ16 JJ24 KK05 LL14 LL22 LL28 LL39 LL41 LL51 LL54

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水運転を行うための回転駆動力を発生
    させるモータと、 このモータに流れる電流を検出する電流検出手段と、 この電流検出手段によって検出された電流に基づいて前
    記モータをベクトル制御することで、当該モータの発生
    トルクが最適となるように制御するトルク制御手段と、 このトルク制御手段がベクトル制御を行うために検出す
    る前記モータのq軸電流に基づいて、脱水運転時に発生
    する回転槽の異常振動を検出する異常振動検出手段とを
    備えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 脱水槽は、外箱内に防振機構を介して弾
    性支持されており、 異常振動検出手段は、前記脱水槽を中心とする振動系の
    固有振動数に対応するモータの回転数付近において、q
    軸電流の上昇変化度合いを検出することを特徴とする請
    求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 洗い,濯ぎ及び脱水運転を行うための回
    転駆動力を発生させるモータと、 このモータに流れる電流を検出する電流検出手段と、 この電流検出手段によって検出された電流に基づいて前
    記モータをベクトル制御することで、当該モータの発生
    トルクが最適となるように制御するトルク制御手段と、 前記モータが起動を開始した後、前記推定手段によって
    推定されたモータの回転数が所定値に達した状態におい
    て、前記トルク制御手段がベクトル制御を行うために検
    出する前記モータのq軸電流に基づいて前記モータの負
    荷量を検出する負荷量検出手段とを備えたことを特徴と
    する洗濯機。
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