JP2002360664A - 薬剤取引方法、取扱いシステムおよび取扱いプログラム - Google Patents

薬剤取引方法、取扱いシステムおよび取扱いプログラム

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JP2002360664A
JP2002360664A JP2001175049A JP2001175049A JP2002360664A JP 2002360664 A JP2002360664 A JP 2002360664A JP 2001175049 A JP2001175049 A JP 2001175049A JP 2001175049 A JP2001175049 A JP 2001175049A JP 2002360664 A JP2002360664 A JP 2002360664A
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medicine
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Dainosuke Nakatsuma
大之介 中妻
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JAPAN USEWARE SYSTEM CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消費者(顧客)各個人に適した複数種類の薬剤
を適当量ごとに組み合わせて分包して消費者に販売でき
るような方法を提供する。 【解決手段】対話型通信により顧客の少なくとも身体的
状況に関する情報を入力する入力ステップと、人の少な
くとも身体的状況とその人が所定期間ごとに摂取するの
に適した薬剤の種類および量との関係をあらかじめ記憶
している第1のデータベースと、入力ステップで入力さ
れた情報とに基づいて、顧客が所定期間ごとに摂取する
のに適した複数種類の薬剤の種類および量の組合せを決
定する決定ステップと、決定ステップでの決定に基づい
て、顧客が所定期間ごとに摂取するべき複数種類の薬剤
を適量ずつ組み合わせて分包した分包物を複数個作る分
包ステップと、分包ステップで作られた複数個の分包物
を顧客に配送する配送ステップと、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機能性食品等の
薬剤の、通信回線を通じた受注と分包等の方法やシステ
ム等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医師の処方箋を必要としない機能
性食品(健康食品、栄養補給剤等)や風邪薬等の薬剤を
一般消費者が購入するに当たっては、各消費者個人が、
自分の必要とする効能を持つ薬剤を自分で判断して購入
していた。そして、自分の年齢、体重や健康状態等を考
慮して、毎日一定量を取り出して服用するのが普通であ
る。この場合、特に機能性食品については、自分が必要
としている薬剤が多種類になり、多種類のビンや包装箱
に入った薬剤を購入して自宅に持ち帰って保管すること
が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、消費者
各個人が、多種類の市販の薬剤の中から自分に適したも
のを多種類買い集め、その買い集めた多種類のビンや包
装箱の薬剤を自宅に保管し、これらの保管している薬剤
の中から毎日自分が必要な量を取り出すことはわずらわ
しい。
【0004】なお、こうした消費者にとってのわずらわ
しさを緩和するために、あらかじめ何種類かの薬剤を混
合して分包して販売している例もある。しかし、消費者
各個人にとって必要十分なものが適切な量だけ分包され
ているとは限らず、余分なものが含まれていたり、足り
ないものがあったりして、満足できるものではない。
【0005】本発明は上記課題を解決するためものであ
って、消費者(顧客)各個人に適した複数種類の薬剤を
適当量ごとに組み合わせて分包して消費者に販売できる
ような方法やシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するものであって、請求項1の発明は、顧客との対話型
通信により薬剤を受注してその薬剤を配送する薬剤取引
方法において、前記対話型通信により顧客の少なくとも
身体的状況に関する情報を入力する入力ステップと、人
の少なくとも身体的状況とその人が所定期間ごとに摂取
するのに適した薬剤の種類および量との関係をあらかじ
め記憶している第1のデータベースと、前記入力ステッ
プで入力された情報とに基づいて、前記顧客が所定期間
ごとに摂取するのに適した複数種類の薬剤の種類および
量の組合せを決定する決定ステップと、前記決定ステッ
プでの決定に基づいて、前記顧客が所定期間ごとに摂取
するべき複数種類の薬剤を適量ずつ組み合わせて分包し
た分包物を複数個作る分包ステップと、前記分包ステッ
プで作られた複数個の分包物を前記顧客に配送する配送
ステップと、を有すること、を特徴とする。
【0007】請求項1の発明によれば、消費者(顧客)
各個人に適した複数種類の薬剤を適当量ごとに組み合わ
せて分包して消費者に販売できる。したがって、消費者
は、多種類の薬剤を個別に買い集めたりこれらを保管す
る手間が省け、無駄な買い物をしなくてすむ。さらにこ
の薬剤を摂取するに当たっても、適当量ごとに分包され
たものを摂取すればよいので、めんどうがない。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の薬剤取引方法において、前記入力ステップは、前記顧
客を識別する識別情報を入力するステップを含み、当該
薬剤取引方法はさらに、前記入力ステップで入力された
情報および前記決定ステップで決定された情報の少なく
とも一部を前記識別情報と関連付けて第2のデータベー
スとして記憶するステップと、前記入力ステップで入力
された識別情報と前記第2のデータベースに記憶された
情報とに基づいて、前記顧客が前記入力ステップを経験
したことがあるかどうかを判定する判定ステップとをさ
らに有し、前記判定ステップによって、前記顧客が前記
入力ステップを経験したことがあると判定された場合
は、当該顧客に関連付けて前回入力された情報に基づい
て、新たな入力の一部を省略するものであること、を特
徴とする。請求項2の発明によれば、請求項1の発明の
作用・効果が得られるほか、同じ顧客による2回目以降
の手続が簡素化される。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の薬剤取引方法において、前記薬剤は機能性食
品であること、を特徴とする。請求項3の発明によれ
ば、請求項1または2の発明の作用・効果が得られるほ
か、特に、機能性食品については、顧客各個人が多数種
類を個別に買い集めて自分で組み合わせて服用すること
が多かったので、わずらわしさの軽減が著しい。
【0010】また、請求4項の発明は、顧客との対話型
通信により複数の顧客から薬剤を受注してその薬剤を分
包する薬剤取扱いシステムにおいて、人の少なくとも身
体的状況とその人が所定期間ごとに摂取するのに適した
薬剤の種類および量との関係をあらかじめ記憶している
第1のデータベースと、前記対話型通信により顧客の少
なくとも身体的状況に関する情報を入力する入力手段
と、前記入力手段で入力された情報と前記第1のデータ
ベースに記憶された関係とに基づいて、前記顧客が所定
期間ごとに摂取するのに適した複数種類の薬剤の種類お
よび量の組合せを決定する決定手段と、前記決定手段で
の決定に基づいて、前記顧客が所定期間ごとに摂取する
べき複数種類の薬剤を適量ずつ組み合わせて分包した分
包物を複数個作る分包手段と、を有すること、を特徴と
する。請求項4の発明によれば、請求項1の発明と同様
に、顧客各個人に適した複数種類の薬剤を適当量ごとに
組み合わせて分包して顧客に販売できる。
【0011】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の薬剤取扱いシステムにおいて、前記入力手段は、前記
顧客を識別する識別情報を入力する手段を含み、当該薬
剤取扱いシステムはさらに、前記入力手段で入力された
情報および前記決定手段で決定された情報の少なくとも
一部を前記識別情報と関連付けて記憶する第2のデータ
ベースと、前記入力手段で入力された識別情報と前記第
2のデータベースとによって、前記顧客に関連する情報
があるかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段に
よって、前記顧客が前記入力手段を経験したことがある
と判定された場合は、当該顧客に関連付けて前回入力さ
れた情報に基づいて、新たな入力の一部を省略する手段
と、を有すること、を特徴とする。請求項5の発明によ
れば、請求項4の発明の作用・効果が得られるほか、同
じ顧客による2回目以降の手続が簡素化される。
【0012】また、請求項6の発明は、請求項4または
5に記載の薬剤取扱いシステムにおいて、当該薬剤取扱
いシステムはさらに、複数の薬剤それぞれについての情
報を記憶する第3のデータベースと、前記決定手段で決
定された前記薬剤に関する情報を前記第3のデータベー
スから抽出して表示する手段をさらに有すること、を特
徴とする。
【0013】請求項6の発明によれば、請求項4または
5の発明の作用・効果が得られるほか、顧客が購入した
薬剤の一般情報が顧客に提供されるので、顧客にとって
便利である。
【0014】また、請求項7の発明は、請求項4ないし
6のいずれかに記載の薬剤取扱いシステムにおいて、前
記決定手段で決定された前記薬剤の種類および量を表示
する手段をさらに有すること、を特徴とする。
【0015】請求項7の発明によれば、請求項4ないし
6のいずれかの発明の作用・効果が得られるほか、顧客
が購入する薬剤の種類と量が明示されるので、顧客と販
売業者双方にとって便利である。
【0016】また、請求項8の発明は、請求項4ないし
7のいずれかに記載の薬剤取扱いシステムにおいて、前
記決定手段で決定された前記薬剤の種類および量に応じ
てその薬剤の価格を算出する手段と、その薬剤の価格を
表示した納品書および請求書の少なくとも一方を印刷す
る手段と、をさらに有すること、を特徴とする。
【0017】請求項8の発明によれば、請求項4ないし
7のいずれかの発明の作用・効果が得られるほか、顧客
が購入する薬剤の価格が表示され、納品書または請求書
が出力されるので、顧客と販売業者双方にとって便利で
ある。
【0018】また、請求項9の発明は、請求項4ないし
8のいずれかに記載の薬剤取扱いシステムにおいて、前
記顧客の少なくとも身体的状況に関する情報には、性
別、年齢、体重、健康状態のうちの少なくとも一つが含
まれること、を特徴とする。
【0019】請求項9の発明によれば、請求項4ないし
8のいずれかの発明の作用・効果が得られるほか、顧客
に適した薬剤の種類と量を的確に決定する上で有用な情
報が得られる。
【0020】また、請求項10の発明は、顧客との対話
型通信により薬剤を受注してその薬剤を分包するため
に、コンピュータを、前記対話型通信により顧客の少な
くとも身体的状況に関する情報を入力する入力手段、人
の少なくとも身体的状況とその人が所定期間ごとに摂取
するのに適した薬剤の種類および量との関係をあらかじ
め記憶している第1のデータベースと、前記入力ステッ
プで入力された情報とに基づいて、前記顧客が所定期間
ごとに摂取するのに適した複数種類の薬剤の種類および
量の組合せを決定する決定手段、および前記決定ステッ
プでの決定に基づいて、前記顧客が所定期間ごとに摂取
するべき複数種類の薬剤を適量ずつ組み合わせて分包し
た分包物を複数個作るために必要な情報を出力する出力
手段、として機能させるための薬剤取扱いプログラム。
【0021】さらに、請求項11の発明は、請求項10
に記載の薬剤取扱いプログラムにおいて、前記出力手段
は、前記決定ステップでの決定に基づいて、分包機に分
包物を複数個作らせるために必要な信号を出力するもの
であること、を特徴とする。
【0022】請求項10または11の発明によれば、請
求項1または4の発明と同様に、顧客各個人に適した複
数種類の薬剤を適当量ごとに組み合わせて分包して顧客
に販売できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る薬剤取引方
法の一実施の形態を、図面を参照しながら説明する。た
だし、各図面に共通の部分には同じ符号を付して、重複
説明は適宜省略する。ここで対象とする「薬剤」は、一
般消費者(顧客)が医師の処方箋なしに自己の判断で購
入できるものであれば、機能性食品(健康食品、栄養補
給剤等)や風邪薬、胃腸薬等、何でもよい。
【0024】まず、図1に基づいてこの取引方法の概要
を説明する。薬剤取扱い業者側1のサーバ2がインター
ネット3に接続されていて、ウェブサイト4が設けられ
ている。薬剤を購入しようとする各顧客(薬剤の消費
者)は、各自のコンピュータ5によりインターネット3
を介してこのウェブサイト4にアクセスする。
【0025】ウェブサイト4には、個々の顧客が、例え
ば1日に必要とする薬剤の量を決定するための問診ペー
ジと、その顧客が現在服用している薬剤との相互作用情
報などを提供するための情報表示のページと、販売代金
の決済を行なうためのページなどが設けられている。
【0026】ウェブサイト4でその顧客が購入する薬剤
の各分包に入れるべき種類や量が決定されると、その情
報がサーバ2から出力されてそれが分包機6に入力さ
れ、分包機6が分包を行う。分包は通常、透明または半
透明の分包紙に薬剤を包んで封をするものである。現在
の分包機6が取り扱える薬剤は通常、錠剤、カプセル、
顆粒剤、散剤等であるが、分包機6が取り扱えるものな
らば液剤であってもよい。分包までの作業は、業者側1
では全て自動でなされ、人手を必要としない。
【0027】分包の単位は、機能性食品では通常1日分
であるが、風邪薬等では例えば毎食後服用として1回服
用分ごととするとか、胃腸薬や解熱剤では必要なとき1
回服用する分として分包することも可能である。分包機
6で分包された薬剤は、複数の分包がまとめて梱包され
て、顧客に配送される。
【0028】次に、図2に基づいて、この取引方法で使
用されるシステムのハードウェア構成を説明する。薬剤
取扱い業者側1のサーバ2は、インターネット3を介し
て各顧客のコンピュータ5に接続される。サーバ2はW
WW(ワールドワイドウェブ)サーバおよび振り分けプ
リントプログラム(後述)および各種データベースを内
蔵している。各顧客のコンピュータ5は、パーソナルコ
ンピュータ、携帯情報端末(PDA)やデータ通信が可
能な携帯電話機などがありうる。さらに、サーバ2側に
音声認識と音声出力の機能があれば、通常の音声電話も
使用可能である。
【0029】薬剤取扱い業者側1には、分包機制御用コ
ンピュータ7とプリンタ8があって、これらはTCP/
IPプロトコルを利用したローカルエリア・ネットワー
ク(LAN)9によってサーバ2と接続されている。分
包機制御用コンピュータ7は分包機6の一部をなすもの
で、分包機本体10を制御するものである。なお、業務
量に応じて、分包機6およびプリンタ8を増設すること
が可能である。
【0030】次に、図3に基づいて、顧客が各自のコン
ピュータ5によりインターネット3上のウェブサイト4
にアクセスしてその顧客に適した薬剤の種類や量を決定
する手順を説明する。この手順は、全体で、初めの顧客
確認部分Aと、その後の薬剤選択部分Bと、最後の全体
終確認部分S12等に分かれている。
【0031】顧客確認部分Aの初めの第1のステップS
1で、新規の顧客か、以前に注文のあった顧客かが判定
される。この判定は、サーバ2側から出される質問に顧
客がコンピュータ5を通じて回答する、ということを繰
り返す形式で進められる。以下の手順でも同様である。
【0032】新規の顧客である場合は、第2のステップ
S2で新規顧客登録を行う。新規顧客登録に当たって
は、その顧客の氏名、年齢、住所等が登録される。この
ほか、身長、既往症などを登録してもよい。顧客ごとの
情報(後述の注文内容を含む)は顧客の識別符号と関連
付けてデータベース(図示せず)に保存され、2回目以
降の受注のときに活用される。すなわち、以前に注文の
あった顧客がアクセスしてきた場合は、第3のステップ
S3で、以前の注文と同じでよいかどうかが判定され
る。
【0033】次に、薬剤選択部分Bを説明する。第2の
ステップS2で新規顧客登録を行った後、または第3の
ステップS3で以前の注文と同じでないと判定された場
合に、第4のステップS4で、チェックシートを利用し
て薬剤を選択するかどうかが判定される。ここで、チェ
ックシートを利用して薬剤を選択すると判定された場合
は、第5のステップS5で、チェックシートの質問への
回答が行われる。ここでは、例えば、顧客の体重、健康
状態や、薬剤に期待される効能などが質問され、回答さ
れる。
【0034】第5のステップS5での回答に基づいて、
第6のステップS6で、サーバ2側から奨励薬剤の種類
と用量が表示される。ここで、奨励薬剤の種類と用量
は、あらかじめ一般的に人間の種々の状態に適する奨励
薬剤の種類と用量がデータベースとして用意されている
(図示せず)。したがって、第5のステップS5での回
答に基づいて、個々の顧客の状態に応じた奨励薬剤の種
類と用量が決定される。
【0035】次に第7のステップS7で、他に選択した
い薬剤があるかどうか判定される。第7のステップS7
で、他に選択したい薬剤がないと判定された場合は、第
8のステップS8で、1分包紙に含まれる薬剤のリスト
を表示する。ここで、顧客がこのリストを見て、取捨選
択が可能である。
【0036】第4のステップS4でチェックシートを利
用して薬剤を選択しないと判定された場合、および第7
のステップS7で他に選択したい薬剤があると判定され
た場合は、第9のステップS9で、販売する薬剤がメニ
ューから選択される。第9のステップS9の後に前述の
第8のステップS8が実行される。
【0037】第8のステップS8の後に、第10のステ
ップS10で、薬剤の追加があるかどうかが判定され
る。追加がある場合は、第9のステップS9に戻る。第
10のステップS10で薬剤の追加がない場合、およ
び、第3のステップS3で以前の注文と同じでよいと判
定された場合は、第11のステップS11で、注文内容
の確認がなされる。
【0038】第11のステップS11で、注文内容を修
正する必要があると判断された場合は、第4のステップ
S4に戻される。注文内容を修正する必要がないと判断
された場合は、第12のステップS12で、全体の最終
確認がなされる。ここで問題ないと判定された場合は、
第13のステップS13で中間ファイル(後述)の作成
が行われる。第12のステップS12で問題がある場合
は、第14のステップS14で注文のキャンセルが行わ
れる。
【0039】中間ファイルは、顧客(注文者)の情報と
注文内容を含むもので、その構成項目の例を図4に示
す。図示のように、顧客の情報には、顧客の識別符号
(ID)、姓名、生年月日、性別、住所、これまでの注
文回数などが含まれる。さらに、顧客の身長・体重など
を含めてもよい。また、注文内容には、薬剤の種類を示
す商品コード、1日の用量などが含まれる。
【0040】次に、振り分けプリントプログラム(図示
せず)が、上記中間ファイルの内容に基づいて次の処理
を行う。 1)注文内容から、注文された薬剤の周辺情報(効能、
保存法、副作用に関する注意など)をデータベースから
抽出して、あらかじめ定められたフォーマットで、プリ
ンタ8により印刷する。この出力が、その薬剤について
の説明書・注意書きとして、薬剤とともに顧客に送付さ
れる。 2)中間ファイルの顧客の情報送付用伝票をプリンタ8
により印刷する。
【0041】3)納品書、納品書控え、請求書、請求書
控えを、プリンタ8により、指定されたフォーマットで
印刷する。 4)中間ファイルの注文内容を分包機制御用コンピュー
タ7が認識できる電文フォーマットに変換して、LAN
9を介して分包機制御用コンピュータ7に送る。分包機
への入力用電子フォーマットの例と中間ファイルをこの
フォーマットに変換する場合の対応を示す表を図5に示
す。この図に示すように、通常の分包機は、薬局や病院
で、処方箋に従って医薬を分包することを目的とするも
のが多いが、適宜変換する(読み替える)ことによっ
て、中間ファイルの内容を分包機制御用コンピュータ7
の入力として、分包機6を操作することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
消費者(顧客)各個人に適した複数種類の薬剤を適当量
ごとに組み合わせて分包して消費者に販売できる。した
がって、消費者は、多種類の薬剤を個別に買い集めたり
これらを保管する手間が省け、無駄な買い物をしなくて
すむ。さらにこの薬剤を摂取するに当たっても、適当量
ごとに分包されたものを摂取すればよいので、めんどう
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薬剤取引方法の一実施の形態を模
式的に示すブロック図。
【図2】図1の薬剤取引方法で使用されるシステムのハ
ードウェア構成を模式的に示すブロック図。
【図3】図1の薬剤取引方法において薬剤の種類や量を
決定する手順を示すフロー図。
【図4】図3の手順で作成される中間ファイルの構成項
目の例を示す表。
【図5】分包機への入力用電子フォーマットの例と中間
ファイルをこのフォーマットに変換する場合の対応を示
す表。
【符号の説明】
1…業者側、2…サーバ、3…インターネット、4…ウ
ェブサイト、5…顧客のコンピュータ、6…分包機、7
…分包機制御用コンピュータ、8…プリンタ、9…ロー
カルエリア・ネットワーク(LAN)、10…分包機本
体。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客との対話型通信により薬剤を受注し
    てその薬剤を配送する薬剤取引方法において、 前記対話型通信により顧客の少なくとも身体的状況に関
    する情報を入力する入力ステップと、 人の少なくとも身体的状況とその人が所定期間ごとに摂
    取するのに適した薬剤の種類および量との関係をあらか
    じめ記憶している第1のデータベースと、前記入力ステ
    ップで入力された情報とに基づいて、前記顧客が所定期
    間ごとに摂取するのに適した複数種類の薬剤の種類およ
    び量の組合せを決定する決定ステップと、 前記決定ステップでの決定に基づいて、前記顧客が所定
    期間ごとに摂取するべき複数種類の薬剤を適量ずつ組み
    合わせて分包した分包物を複数個作る分包ステップと、 前記分包ステップで作られた複数個の分包物を前記顧客
    に配送する配送ステップと、 を有すること、を特徴とする薬剤取引方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の薬剤取引方法におい
    て、 前記入力ステップは、前記顧客を識別する識別情報を入
    力するステップを含み、 当該薬剤取引方法はさらに、 前記入力ステップで入力された情報および前記決定ステ
    ップで決定された情報の少なくとも一部を前記識別情報
    と関連付けて第2のデータベースとして記憶するステッ
    プと、 前記入力ステップで入力された識別情報と前記第2のデ
    ータベースに記憶された情報とに基づいて、前記顧客が
    前記入力ステップを経験したことがあるかどうかを判定
    する判定ステップとをさらに有し、 前記判定ステップによって、前記顧客が前記入力ステッ
    プを経験したことがあると判定された場合は、当該顧客
    に関連付けて前回入力された情報に基づいて、新たな入
    力の一部を省略するものであること、 を特徴とする薬剤取引方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の薬剤取引方法
    において、前記薬剤は機能性食品であること、を特徴と
    する薬剤取引方法。
  4. 【請求項4】 顧客との対話型通信により複数の顧客か
    ら薬剤を受注してその薬剤を分包する薬剤取扱いシステ
    ムにおいて、 人の少なくとも身体的状況とその人が所定期間ごとに摂
    取するのに適した薬剤の種類および量との関係をあらか
    じめ記憶している第1のデータベースと、 前記対話型通信により顧客の少なくとも身体的状況に関
    する情報を入力する入力手段と、 前記入力手段で入力された情報と前記第1のデータベー
    スに記憶された関係とに基づいて、前記顧客が所定期間
    ごとに摂取するのに適した複数種類の薬剤の種類および
    量の組合せを決定する決定手段と、 前記決定手段での決定に基づいて、前記顧客が所定期間
    ごとに摂取するべき複数種類の薬剤を適量ずつ組み合わ
    せて分包した分包物を複数個作る分包手段と、を有する
    こと、を特徴とする薬剤取扱いシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の薬剤取扱いシステムに
    おいて、 前記入力手段は、前記顧客を識別する識別情報を入力す
    る手段を含み、 当該薬剤取扱いシステムはさらに、 前記入力手段で入力された情報および前記決定手段で決
    定された情報の少なくとも一部を前記識別情報と関連付
    けて記憶する第2のデータベースと、 前記入力手段で入力された識別情報と前記第2のデータ
    ベースとによって、前記顧客に関連する情報があるかど
    うかを判定する判定手段と、 前記判定手段によって、前記顧客が前記入力手段を経験
    したことがあると判定された場合は、当該顧客に関連付
    けて前回入力された情報に基づいて、新たな入力の一部
    を省略する手段と、 を有すること、を特徴とする薬剤取扱いシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の薬剤取扱いシ
    ステムにおいて、 当該薬剤取扱いシステムはさらに、 複数の薬剤それぞれについての情報を記憶する第3のデ
    ータベースと、 前記決定手段で決定された前記薬剤に関する情報を前記
    第3のデータベースから抽出して表示する手段をさらに
    有すること、を特徴とする薬剤取扱いシステム。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれかに記載の薬
    剤取扱いシステムにおいて、前記決定手段で決定された
    前記薬剤の種類および量を表示する手段をさらに有する
    こと、を特徴とする薬剤取扱いシステム。
  8. 【請求項8】 請求項4ないし7のいずれかに記載の薬
    剤取扱いシステムにおいて、 前記決定手段で決定された前記薬剤の種類および量に応
    じてその薬剤の価格を算出する手段と、 その薬剤の価格を表示した納品書および請求書の少なく
    とも一方を印刷する手段と、 をさらに有すること、を特徴とする薬剤取扱いシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項4ないし8のいずれかに記載の薬
    剤取扱いシステムにおいて、前記顧客の少なくとも身体
    的状況に関する情報には、性別、年齢、体重、健康状態
    のうちの少なくとも一つが含まれること、を特徴とする
    薬剤取扱いシステム。
  10. 【請求項10】 顧客との対話型通信により薬剤を受注
    してその薬剤を分包するために、コンピュータを、 前記対話型通信により顧客の少なくとも身体的状況に関
    する情報を入力する入力手段、 人の少なくとも身体的状況とその人が所定期間ごとに摂
    取するのに適した薬剤の種類および量との関係をあらか
    じめ記憶している第1のデータベースと、前記入力ステ
    ップで入力された情報とに基づいて、前記顧客が所定期
    間ごとに摂取するのに適した複数種類の薬剤の種類およ
    び量の組合せを決定する決定手段、および前記決定ステ
    ップでの決定に基づいて、前記顧客が所定期間ごとに摂
    取するべき複数種類の薬剤を適量ずつ組み合わせて分包
    した分包物を複数個作るために必要な情報を出力する出
    力手段、として機能させるための薬剤取扱いプログラ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の薬剤取扱いプログ
    ラムにおいて、前記出力手段は、前記決定ステップでの
    決定に基づいて、分包機に分包物を複数個作らせるため
    に必要な信号を出力するものであること、を特徴とする
    薬剤取扱いプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017221752A (ja) * 2012-10-30 2017-12-21 アリビオ, インコーポレーテッド 個人別カスタマイズ型栄養剤調剤装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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