JP2002359846A - 画像復号方法および装置 - Google Patents

画像復号方法および装置

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JP2002359846A
JP2002359846A JP2001165941A JP2001165941A JP2002359846A JP 2002359846 A JP2002359846 A JP 2002359846A JP 2001165941 A JP2001165941 A JP 2001165941A JP 2001165941 A JP2001165941 A JP 2001165941A JP 2002359846 A JP2002359846 A JP 2002359846A
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Shigeyuki Okada
茂之 岡田
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 符号化された画像データは完全に復号してか
ら、出力先の解像度に合わせてスケーリングするのが一
般的であり、効率が悪い。 【解決手段】 階層的に符号化のなされた符号化画像デ
ータCIはウェーブレット逆変換器24によって段階的
に復号される。復号の過程で中間階層の画像がフレーム
バッファ22に記憶されている。復号処理に利用できる
メモリ容量や電力容量に制約が生じる場合や表示先の解
像度に限界がある場合に、中断処理部32は復号処理を
途中で打ち切り、その時点までに得られる中間階層の画
像をフレームバッファ22から抽出し、必要に応じてス
ケーリングなどの画像処理を施して最終的な復号画像D
Iとして用いる。これにより処理コストを低減すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像復号技術、と
くに符号化された画像データを復号する方法および装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】20世紀は「映像の世紀」と呼ばれたご
とく、映画、テレビジョン放送をはじめ、多種多様な映
像および画像が生産され、利用されてきた。とくに19
90年代に入り、PC(パーソナルコンピュータ)を代
表とする各種情報機器の普及、デジタルカメラやカラー
プリンタなどの大衆化、インターネット人口の爆発的な
増加などにより、一般人の日常生活にデジタル画像の文
化が深く浸透した。こうした状況下、静止画像、動画像
については、それぞれJPEG(Joint Photographic E
xpert Group)、MPEG(Motion Picture Expert Gro
up)などの符号化圧縮技術が標準化され、CD−ROM
などの記録媒体や、ネットワークまたは放送波などの伝
送媒体を通じた画像の配信および再生の利便性が改善さ
れてきた。JPEGの系列において、その進化版ともい
うべきJPEG2000が発表され、またMPEGにつ
いても中長期に及ぶ目標が策定されており、今後も画像
処理技術の洗練が人々をより深くデジタル画像の世界へ
導いていくことに疑いはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】画像データ形式の標準
化は、デジタル機器間のデータ授受を促進する効果をも
つ。例えば、名刺の半分程度のメモリカードにより、携
帯機器や情報機器の間できわめて簡単にデータを交換で
きるようになった。デジタルカメラで撮影した画像のデ
ータは、同一のデータ形式をサポートする高精細カラー
プリンタで容易に出力することができる。今後もいろい
ろな機器をまたいで画像データが利用される場面が増え
ると予想される。
【0004】本発明者はこうした状況下、以下の課題を
認識するに至った。すなわち、例えばデジタルカメラで
撮影した画像がもともと640×480の解像度を有す
るとき、これを320×200のLCDに表示しようと
すれば、画像のスケーリングが必要になる。一方、12
0×80のサムネイル画像を作成しようとすれば、やは
りスケーリングを要する。一般にスケーリングは、処理
を施そうとするもとの画像のサイズにほぼ比例した処理
時間とメモリアクセス量、すなわちバンド幅を要する。
したがって、いまの例では、LCD出力用の画像データ
の生成、サムネイル用画像データの生成には、ともに原
画像の640×480というサイズに比例した負荷が生
じる。
【0005】本発明はこうした考察に基づいてなされた
ものであり、その目的は、画像復号処理の負荷を減ら
し、消費電力を低減することのできる画像復号技術を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は画像
復号方法に関する。この方法は、原画像を符号化して生
成された符号化画像データを段階的に復号する過程にお
いて生じる中間画像を最終的な復号画像として利用す
る。
【0007】本発明の別の態様も画像復号方法に関す
る。この方法は、原画像を符号化して生成された符号化
画像データを段階的に復号して中間画像を生成する工程
と、復号から出力に至るいずれかの個所における処理能
力に応じて前記中間画像を生成する工程を打ち切る工程
と、打ち切られた時点で得られた中間画像を最終的な復
号画像として利用する工程とを含む。
【0008】本発明のさらに別の態様も画像復号方法に
関する。この方法は、原画像を階層的に符号化して生成
された符号化画像データをその階層レベルを追って段階
的に復号して中間画像を生成する工程と、復号から出力
に至るいずれかの個所における処理能力に応じて決定さ
れた階層レベルにおいて前記中間画像を生成する工程を
打ち切る工程と、打ち切られた時点で得られた前記中間
画像を最終的な復号画像として利用する工程とを含む。
【0009】通常画像を復号する場合、当然復号が完了
して得られる画像のみを取得すればよいが、この態様で
は、あえて復号の過程で生じる中間画像を取得し、利用
する。たとえば、中間画像が最終的に復号画像より解像
度が低かったり、低周波成分を主体としていても、表示
できれば利用可能である。また用途によっては、解像度
が低いほうが好都合なこともあり、この態様はそうした
場合に好適である。たとえば画像の復号から画像の表
示、印刷等の出力に至るまでの処理過程で、メモリ容
量、消費電力、CPU、解像度などの処理能力に制限が
あるとき、復号過程を途中で打ち切り、その時点までに
得られた中間画像を最終的な復号画像の代わりに用い
る。これにより処理コストの低減につながる。
【0010】画像の復号が階層構造または再帰的な構造
でなされる場合、中間画像は、その復号の過程において
生じる中間の階層レベルまたは中間の再帰レベルの画像
であってもよい。この場合、中間階層の画像は、階層化
処理または再帰的な処理の過程で自然に発生することが
多く、好都合である。以下、単に中間画像というとき、
これは「中間階層の画像」も含むものとする。また中間
画像は原画像よりも解像度が低い画像であってもよく、
中間画像は原画像の低周波成分を基調とする画像であっ
てもよい。
【0011】前記処理能力は前記復号画像の表示先の有
効解像度であり、前記打ち切る工程は、前記有効解像度
に適した中間画像が生成される段階で前記中間画像を生
成する工程を打ち切るようにしてもよい。前記処理能力
は前記復号画像の表示先において利用可能なメモリ容量
であり、前記打ち切る工程は、前記メモリ容量に適した
前記中間画像が生成される段階で前記中間画像を生成す
る工程を打ち切るようにしてもよい。
【0012】前記処理能力は前記復号の処理で利用可能
なメモリ容量であり、前記打ち切る工程は、前記メモリ
容量に適した前記中間画像が生成される段階で前記中間
画像を生成する工程を打ち切るようにしてもよい。
【0013】前記処理能力は前記復号の処理および前記
復号画像の表示の少なくとも一方において許容される消
費電力であり、前記打ち切る工程は、前記消費電力に応
じて前記中間画像を生成する工程を打ち切るようにして
もよい。また省電力モードなどのモードが設定された場
合に、復号処理を適宜打ち切るようにしてもよい。
【0014】前記最終的な復号画像を表示先の有効解像
度に合うように伸縮処理を施す工程をさらに含んでもよ
い。この伸縮処理は、最終的に復号画像とされる中間画
像の解像度を表示先の解像度と比較して、解像度が適合
しないとわかった場合になされてもよい。またこの伸縮
処理に代えてあるいは伸縮処理とともに、トリミング、
エッジ強調またはハイパスフィルタリング、平滑化また
はノイズ低減またはローパスフィルタリング、色変換、
その他いろいろな画像処理を施してもよい。
【0015】本発明のさらに別の態様は画像復号装置に
関する。この装置は、原画像を符号化して生成された符
号化画像データを段階的に復号して中間画像を生成する
復号ユニットと、前記復号ユニットに働きかけて、復号
から出力に至るいずれかの個所における処理能力に応じ
て前記中間画像の生成を打ち切る打ち切り制御ユニット
とを含み、前記復号ユニットは、前記打ち切り制御ユニ
ットによって打ち切られた時点で生成された前記中間画
像を最終的な復号画像として出力する。
【0016】前記復号ユニットは、原画像が階層化され
符号化されていることを前提にその階層レベルを追って
段階的に復号処理を行い、中間階層において前記中間画
像を生成してもよい。前記復号ユニットは、復号の過程
で二次元ウェーブレット逆変換を実施し、二次元ともに
低周波成分からなるサブバンドによって前記中間画像を
生成してもよい。
【0017】本発明のさらに別の態様も画像復号装置に
関する。この装置は、撮像ブロックと、それを機構面で
制御する機構制御ブロックと、撮像によって得られたデ
ジタル画像を処理する処理ブロックとを含む。前記処理
ブロックは、前記受信信号から抽出されたデジタル画像
の符号化画像データを復号する復号ユニットと、前記復
号ユニットに働きかけて、復号から出力に至るいずれか
の個所における処理能力に応じて前記中間画像の生成を
打ち切る打ち切り制御ユニットとを含む。前記復号ユニ
ットは、前記打ち切り制御ユニットによって打ち切られ
た時点で生成された前記中間画像を最終的な復号画像と
して出力する。
【0018】本発明のさらに別の態様も画像復号装置に
関する。この装置は、受信ブロックと、受信信号を処理
する処理ブロックと、処理後の信号を再生する再生ブロ
ックを含む。前記処理ブロックは、前記受信信号から抽
出されたデジタル画像の符号化画像データを復号する復
号ユニットと、前記復号ユニットに働きかけて、復号か
ら出力に至るいずれかの個所における処理能力に応じて
前記中間画像の生成を打ち切る打ち切り制御ユニットと
を含む。前記復号ユニットは、前記打ち切り制御ユニッ
トによって打ち切られた時点で生成された前記中間画像
を最終的な復号画像として出力する。当該装置はさら
に、前記復号画像を外部機器へ出力するためのインタフ
ェイスブロックを含む。「外部機器」はネットワーク等
の伝送路やメモリ等の受動素子であってもよい。
【0019】なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本
発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプロ
グラム、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発
明の態様として有効である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を説明する。この実施の形態は、JPEG2000によ
って符号化された画像データを復号する装置に関する。
【0021】図1は、JPEG2000にもとづく復号
の過程を説明する図である。同図のごとく、まず符号化
画像データCI(Coded Image)が入力され、後述のご
とく、算術復号、ピットプレーン復号などの処理を経た
のち、逆量子化処理を受ける。この段階で、原画像に対
して2回ウェーブレット変換が施された画像(以下、第
3階層の画像WI3という)が得られる。つづいてこの
画像にウェーブレット逆変換が施され、第2階層の画像
WI2が生成される。つぎに2回目のウェーブレット逆
変換によって第1階層の画像WI1が得られる。さらに
この画像WI1に対して3回目のウェーブレット逆変換
が施され、復号画像DI(Decoded Image)が得られる。
【0022】いま、理解の容易のために符号化の手順を
示せば、これは図1の処理の逆変換といえる。すなわ
ち、図1において復号画像DIとされた部分が原画像で
あり、これに対して1回ウェーブレット変換が施され、
第1階層の画像WI1が生成される。JPEG2000
で利用されるウェーブレット変換のフィルタは、Daubec
hiesフィルタであり、その本質は、画像の縦横に対して
それぞれ同時にハイパスフィルタおよびローパスフィル
タを作用させる点にある。したがって、その変換の結果
画像はx、yの両方向に低周波成分を有するLLサブバ
ンドと、x、yの一方向に低周波成分を有し、かつ他方
向に高周波成分を有するHLサブバンドおよびLHサブ
バンドと、x、yの両方向に高周波成分を有するHHサ
ブバンドの合計4つのバンドに分割される。またこのフ
ィルタは、x、yの両方向について画素数を1/2に軽
減する作用も併せもつ。したがって、図1に示すごと
く、第1階層の画像WI1において、模式的に示された
4つのサブバンド(ここではLL1、HL1、LH1、
HH1と表記する)が生成される。
【0023】符号化におけるウェーブレット変換では、
所定の回数フィルタリングが施される。図1では、ウェ
ーブレット変換は3回おこなわれ、第2階層の画像WI
2、第3階層の画像WI3が生成される。2回目以降の
ウェーブレット変換は、直前の階層の画像のうち、LL
サブバンド成分に対してのみ施される。たとえば第2階
層の画像WI2において、第1階層の画像WI1のLL
1サブバンドが、4つのサブバンドであるLL2、HL
2、LH2、HH2に分解される。符号化処理において
は、第3階層の画像WI3に対して量子化、その他の処
理を施されて最終的に符号化画像データCIが得られ
る。
【0024】階層化された画像について注意すべきは、
原画像における低周波成分が、図1において、より左上
に現れることである。図1の第2階層の画像WI2で言
えば、左上隅にあるLL2サブバンドがもっとも低周波
であり、言い替えれば、このLL2サブバンドさえ得る
ことができれば、原画像のもっとも基本的な性質を再現
することができる。この知見が、以下の実施の形態で利
用されている。
【0025】図2は画像復号装置10の構成を示す。こ
の構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータの
CPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウ
エア的にはメモリにロードされた画像復号機能のあるプ
ログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの
連携によって実現される機能ブロックを描いている。し
たがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、
ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろ
いろな形で実現できることは、当業者には理解されると
ころである。
【0026】画像復号装置10は、おもに復号ユニット
12と打ち切り制御ユニット30からなる。復号ユニッ
ト12は、符号化画像データCIを受け取り、そのデー
タストリームを解析するストリーム解析器14と、解析
の結果判明した復号すべきデータ列に対して算術復号を
施す算術復号器16と、その結果得られたデータを色コ
ンポーネント毎にビットプレーンの形で復号するビット
プレーン復号器18と、その結果を逆量子化する逆量子
化器20と、逆量子化の結果得られた第n階層の画像W
Inにウェーブレット逆変換を施すウェーブレット逆変
換器24を含む。ウェーブレット逆変換器24は、フレ
ームバッファ22をワークエリアとして利用する。最終
的に復号が完了して得られた復号画像DIは、フレーム
バッファ22から任意の目的へ向けて出力される。たと
えば出力先としてLCDなどの表示装置、メモリカード
やハードディスクなどの記録装置、プリンタなどの印刷
装置、およびネットワーク経由のサーバなどがある。
【0027】一方、打ち切り制御ユニット30は、ウェ
ーブレット逆変換器24による復号処理を強制的に中断
させ、そのときまでに生成された第n階層の画像に所定
の処理を施す中断処理部32と、画像の復号から出力に
至るいずれかの個所の処理性能に関する情報を格納した
処理性能テーブル34と、特定の処理性能を指定する処
理性能指定部36とを含む。中断処理部32は、処理性
能指定部36から指定された処理性能と処理性能テーブ
ル34に格納された処理性能に関する情報を参照して、
指定された処理性能に適した解像度または画質を決定す
る。中断処理部32は、決定された解像度または画質に
応じてウェーブレット逆変換による復号処理の階層レベ
ルを決定し、ウェーブレット逆変換器24における復号
処理の進行を監視しながら、決定された階層レベルまで
復号処理が進行した時点でその復号処理を強制中断さ
せ、それ以降の階層の復号処理を中止させる。
【0028】中断処理部32は、復号処理が中断された
時点で得られた第n階層の画像WInの低周波成成分L
Lサブバンドの画像(以下、このLLサブバンドの画像
を中間画像ともいう)をフレームバッファ22から読み
込み、必要に応じて後述の処理を施して、フレームバッ
ファ22に書き戻す。フレームバッファ22からは、中
断処理部32により処理された中間画像が最終的な復号
画像DIとして出力される。
【0029】JPEG2000では、復号は同一階層の
画像についてLL、HLまたはLH、HHサブバンドの
順に行われる。ある階層のLLサブバンドの画像を中間
画像として用い、これを最終的な復号画像DIとするの
で、その階層のHL、LH、およびHHサブバンドの画
像は利用されないこととなる。そこで中断処理部32に
よりウェーブレット逆変換器24の復号処理がある階層
レベルにおいて中断される際、原則としてその階層のL
Lサブバンドについて復号が行われた時点で復号処理を
強制中断し、以降の同一階層における他のサブバンドの
復号処理を行わない。
【0030】次に中断処理部32が復号処理をある階層
レベルで中断させるための決定基準について説明する。
画像の出力先は、高い解像度が要求される大型LCDや
プリンタから、ビデオカメラなどのビューファインダの
ように画像サイズが小さく、低解像度でよいものまであ
り、要求される画質や解像度が異なる。したがって出力
先の表示能力を考慮して復号される画像の解像度を変え
ることが考えられる。
【0031】また画像の復号処理はメモリを大量に占有
し、またCPUに負荷をかけ、復号された後の画像のデ
ータ量は、出力先のメモリや出力先までの伝送経路を圧
迫する。したがって復号処理を行う装置の処理性能や出
力先のキャパシティを考慮することも必要である。また
復号処理装置や出力先の表示装置はバッテリ駆動である
場合もあり、バッテリの充電状態により省電力モードに
切り替えて処理時間を短縮して、電力の消費を抑える必
要がある。
【0032】これらの点に着目して、復号処理における
CPU性能およびメモリ容量、表示・印刷・記録等の出
力における記憶容量、出力先までの伝送性能、復号装置
または表示装置における電力消費許容量など、画像の復
号から出力に至るまでに関係する各種の処理性能に応じ
て、中断処理部32は復号処理を中断する段階を決め
る。その決定の際に参照される処理性能テーブル34の
一例を図3および図4に示す。
【0033】図3は出力先に応じた解像度を格納した処
理性能テーブル34を示す図である。出力先の名称70
と、出力先において出力可能な画像サイズ72とが対応
づけて格納されている。中断処理部32は処理性能指定
部36から復号画像の出力先を指定する情報を受け取
り、それを処理性能テーブル34に参照して、出力先に
合わせた画像サイズを得ていずれの階層の中間画像を用
いるかを決定する。たとえば、符号化画像データのサイ
ズが1280×960であるとする。これを320×2
40のLCDに表示する場合は、第2階層の画像WI2
の中間画像LL2が320×240のサイズであるか
ら、この中間画像LL2を復元画像として利用する。6
40×480の外部モニタに表示する場合は、第1階層
の画像WI1の中間画像LL1が640×480のサイ
ズであるから、この中間画像LL1を復元画像として利
用する。プリンタに出力する場合は、原画像すなわち最
後まで復元処理をした後に得られる復元画像DIを利用
する。
【0034】図4は電力消費モードに応じた解像度を格
納した処理性能テーブル34を示す図である。電力モー
ド74と画像サイズ76とが対応づけて格納されてい
る。デジタルカメラなどで320×240のLCDに表
示する場合、中断処理部32は処理性能指定部36から
通常電力モードの指定を受けた場合、この処理性能テー
ブル34を参照して画像サイズとして最大の320×2
40を選択するが、処理性能指定部36から省電力モー
ドの指定を受けた場合は、その半分の160×120を
選択する。省電力モードの場合は、第3階層の画像WI
3の中間画像LL3を用いることができる。この電力消
費モードはバッテリの残量から自動的に設定されてもよ
く、またはユーザがモード設定機能を用いて設定しても
よい。またACアダプタにより電力が供給される場合と
バッテリ駆動の場合でモードを切り替えるように構成し
てもよい。また処理性能指定部36がバッテリの残量を
監視して、使用が許容される電力を中断処理部32に指
示し、中断処理部32が復号処理による消費電力を測定
または推定して、指示された許容電力の範囲内で復号処
理を打ち切るように構成してもよい。
【0035】この他、中断処理部32が用いる打ち切り
のための決定基準として、画像復号装置10のCPU性
能、フレームバッファ22のメモリ容量などにより、抽
出する中間画像の解像度を決定してもよい。また出力先
の表示装置や印刷装置のメモリ容量により、抽出する中
間画像の解像度を決定してもよく、あるいは出力先で使
用可能なメモリ容量の制限を設けて、その制限内で最大
の解像度に決定してもよい。また復号処理の過程でメモ
リの使用率の動的な変化を把握し、処理途中でメモリが
足りなくなったときに、復号処理を中断するようにして
もよい。
【0036】またさらに他の例として、処理性能だけで
なく画像の用途によって中間画像の解像度を決めてもよ
い。たとえば上記の例で、320×240の大きさのL
CDに表示する場合でも120×80のサムネイル画像
でよいなら、第2階層における320×240の中間画
像の代わりに、第3階層における160×120の中間
画像LL3を利用してもよい。この場合、中間画像LL
3とサムネイル画像のサイズが合わないため、120×
80のサイズに縮小する処理を施した上で復元画像とし
て利用する。その他の用途として、たとえば「デジタル
カメラ」の「静止画」「動画」など、ユーザが画像を利
用する目的を処理性能指定部36が中断処理部32に指
示し、各用途に対して定められる解像度を処理性能テー
ブル34から得るようにしてもよい。この解像度はユー
ザが有するデジタルカメラの仕様や、デジタルカメラが
一般的に有する仕様などに基づいて定められる。
【0037】このように中断処理部32の働きにより、
復号処理を最後まで行って復号画像DIを得なくても、
処理性能や用途に合わせて復号過程で得られる中間階層
の中間画像を復号画像として用いることができ、処理時
間を短縮し、メモリ占有率を低く抑え、結果的に消費電
力を低減することができる。
【0038】第nの階層で得られるLLサブバンドの中
間画像は原画像の縦横のサイズをそれぞれ1/2倍し
たものであるから、中間画像はそのままの大きさでは出
力先の画像サイズに合わないこともある。その場合は、
中間画像を必要に応じて拡大縮小して出力先の画像サイ
ズに調整して復号画像として利用する。この拡大縮小の
処理は、画像の補間や画素値の変換などの処理を伴う。
中断処理部32がフレームバッファ22から中間画像を
抽出してこの処理を行うが、このような処理は出力先で
行われてもよく、フレームバッファ22からはLLサブ
バンドの中間画像がそのまま出力先に出力されるように
構成されてもよい。
【0039】またデジタルカメラなどにこの画像復号装
置10が実装された場合を想定すると、ズーム機能によ
り撮影画像を拡大縮小することがある。このような場
合、LLサブバンドの中間画像に対して補間や変換の処
理をして拡大縮小することができるが、他のHLまたは
LH、HHサブバンドの画像があればそれを用いて縦横
2倍の画像をウェーブレット逆変換により得ることがで
きる。そこで前述の中断処理において、LLサブバンド
の画像を復号した時点で中断するのではなく、LL以外
のサブバンドの画像も合わせて復号してフレームバッフ
ァ22に記憶しておき、ズーム時にはLL以外のサブバ
ンドの画像も用いて次の階層の画像に逆変換して、復元
画像として利用してもよい。またLL以外のサブバンド
の画像を得ていない場合は画素値を0に簡略化して次の
階層の画像を復元してもよい。
【0040】さらに別の打ち切り制御の方法として、出
力先において要求される画質が低いときは、ビットプレ
ーンの内、上位のビットプレーンだけを復号して、下位
のビットプレーンの復号を割愛するような打ち切りを行
ってもよい。
【0041】図5(a)は、第2階層WI2におけるL
L2サブバンドとビットプレーンの関係を示す。同図の
ごとく、第2階層の画像WI2において、まずLL2サ
ブバンドが、同図において直方体50で示されるごと
く、すべてのビットプレーンを縦断する形で復号され
る。したがって、そのLSB(最下位ビット)に近い方
のビットプレーンからスキップすることにより、画質の
低下を最小限に抑えつつ、復号処理の一部を打ち切るこ
とができる。
【0042】図5(b)では、LL2サブバンドに関す
る直方体50が有効なビットプレーンによって形成され
る部分52とスキップする部分54に分けられている。
ここでは、出力先で要求される画質に対応して、最下位
のビットプレーン1枚が捨てられている。
【0043】以上、打ち切り制御ユニット30、特に中
断処理部32の処理により、求められる解像度または画
質に応じて復号処理を途中で打ち切り、そのときまでに
得られた中間画像により復元画像を得ることができる
が、画質の低下の防止に配慮されているため、比較的自
然な画像が得られる。したがってこの実施の形態によれ
ば、比較的小規模な構成で、デジタルカメラのように内
蔵小型LCDと外部ディスプレイといった2つ以上の解
像度の異なる表示部をもつ場合に、表示部に要求される
解像度に合わせて、画像を短時間で復元することがで
き、実用上非常に大きなメリットを生む。また不要な復
元処理を省略できるので、消費電力を大幅に節約でき
る。
【0044】中間画像としてLLサブバンドの画像を利
用するメリットは以下のようにまとめられる。 1.一般に画像処理は、画像サイズに比例する処理の負
荷を生むため、画像サイズの縦横比が1/2の第n階
層の中間画像を利用すれば、処理の負荷を概略1/2
2nに低減することができる。その結果、処理時間、フ
レームバッファ22の占有率、消費電力のいずれの面に
おいても改善効果が期待できる。
【0045】2.場合により、スケーリング処理をスキ
ップすることができる。たとえば出力先で利用したい画
像サイズが原画像のサイズの1/2であるなら、第n
階層の中間画像がそのまま利用できる。すなわち第n階
層のLLサブバンドの画像を選択した時点で、事実上ス
ケーリング処理が完了している効果をもつ。したがっ
て、この意味でも処理効率の改善が図られる。
【0046】3.画質の面でも有利である。JPEG2
000のウェーブレット変換による画像符号化は、低ビ
ットレートにおける画質を重視して設計されており、第
1階層の画像のLLサブバンドは、原画像すなわち復元
画像DIに対してスケーリングを施すときに利用される
一般的なフィルタにくらべ、同等か相当よい画質を実現
することが多い。したがって、中間階層の画像のLLサ
ブバンドの抽出によってスケーリングを兼ねる場合、J
PEG2000の画質面におけるメリットを享受するこ
とができる。
【0047】4.中間画像が再利用可能になる背景とし
て、そのデータフォーマットが原画像のそれと同じであ
ることが挙げられる。すなわち、ウェーブレット変換に
よる画像の符号化処理は画素を単位とするフィルタリン
グであり、画素値および画像サイズは変化するものの、
原画像と同じ表示体系にて表示可能な範囲にとどまって
いる。したがって、中間画像は復元画像DIと同様、そ
のまま表示する用途にも耐える。
【0048】図6は別の実施の形態に係るデジタルカメ
ラ200の構成を示す。デジタルカメラ200は、撮像
ブロック202、機構制御ブロック204、処理ブロッ
ク206、LCDモニタ208、および操作ボタン群2
10を含む。
【0049】撮像ブロック202は、図示しないレン
ズ、絞り、光学ローパスフィルタ、CCD、信号処理部
等を含む。CCDの受光面上に結像した被写体像の光量
に応じてCCDに電荷が蓄積され、電圧信号として読み
出される。電圧信号は信号処理部でR、G、B成分に分
解され、ホワイトバランス調整、ガンマ補正が行われ
る。その後、R、G、B信号はA/D変換され、デジタ
ル画像データとなって処理ブロック206へ出力され
る。機構制御ブロック204は、撮像ブロック202の
光学系の制御、すなわちズーム、フォーカス、絞りなど
の駆動を制御する。
【0050】処理ブロック206は、デジタルカメラ2
00全体の制御に利用されるCPU220とメモリ22
2のほか、YC処理部226、カード制御部228、通
信部224を有する。これらのうち、CPU220の機
能の一部とメモリ222にロードされた画像復号プログ
ラムが、図2の画像復号装置10に相当する。図2のフ
レームバッファ22もこのメモリ222の一部を利用し
て実現することができる。なお、このデジタルカメラ2
00は、メモリカード230へ画像データを保存すべ
く、図示しない画像符号化装置もCPU220とメモリ
222によって実現されている。したがって、以下符号
化も復号も可能な構成として説明する。
【0051】YC処理部226は、デジタル画像データ
から輝度Yと色差Cb、Crを生成する。輝度と色差は
独立に順次符号化される。符号化画像データCIは、通
信部224を介して外部へ出力され、またはカード制御
部228を介してメモリカード230へ書き込まれる。
【0052】通信部224は、標準的な通信仕様に応じ
たプロトコル変換等の制御を行い、この他に、例えばプ
リンタ、ゲーム機等の外部機器との間で個別のインタフ
ェイスによるデータ授受を行う。
【0053】LCDモニタ208は、撮影/再生モー
ド、ズーム倍率、日時などのほかに、撮影した動画、高
速連写画像、静止画などを表示する。したがって、ユー
ザが動画を撮影した場合、まずこれが符号化圧縮され、
例えばメモリカード230へ記録される。ユーザがその
動画を再生するとき、必要に応じて実施の形態に特徴的
な復号処理に対する中断処理がなされる。なお、操作ボ
タン群210は、ユーザが撮影を行い、または各種動作
モードを設定するためのパワースイッチ、レリーズスイ
ッチ等を含む。
【0054】以上の構成により、つぎの効果が生じる。 1.出力先で要求される解像度や画質に応じて適宜、復
号処理を中断し中間画像を利用するため、スケーリング
の処理時間およびバンド幅が大幅に削減される。したが
ってデジタルカメラにおいてたとえば高解像度の静止画
記録と動画撮影を同時に行うことが容易になる。また静
止画とサムネイル画像を同時に記録する場合でも、たと
えば高速連写撮影が容易になる。
【0055】2.動画を撮影して再生する場合、フレー
ムレートが決まっているため、復号の処理能力に応じて
場合により中断処理がなされ、中間画像が復元画像とし
て利用される。これにより、画質の低下を抑えつつ、決
められたフレームレートを維持することが可能となる。
また画像復号装置10をさほど高速化しなくても、処理
能力に応じた動画の再生が可能となるため、コストメリ
ットがあり、また消費電力の面でもメリットがある。
【0056】このようにJPEG2000の処理のプロ
セスと構成をうまく利用し、かつJPEG2000の高
画質なフィルタに着目することにより、比較的容易な構
成で画像処理の効率改善が実現する。またMPEG4で
はフレームの圧縮にウェーブレット変換が用いられるの
で、静止画の場合と同様の仕組みが動画再生にも応用で
きる。これにより、デジタルカメラ、デジタルビデオそ
の他の画像処理装置の商品価値の向上および操作性の改
善が実現される。
【0057】図7は、さらに別の実施の形態に係るテレ
ビジョン受信装置300の構成を示す。テレビジョン受
信装置300は、アンテナ302とそれを介して放送波
を受信する受信ブロック304と、受信ブロック304
による処理の結果得られた画像および音声データを処理
する処理ブロック306と、処理ブロック306によっ
て復号された音声および画像を再生する再生ブロック3
08を含む。またインタフェイスブロック336は、処
理ブロック306による復号画像データを適宜外部機器
へ出力する。
【0058】受信ブロック304はチューナ320およ
びパケット分離部322を含む。チューナ320はユー
ザが選んだチャネルを含むトランスポンダを選択し、Q
PSK復調を施す。復調で得られた複数のトランスポー
トパケットを含むストリームはパケット分離部322へ
送られる。パケット分離部322はデマルチプレクサで
あり、所望のチャンネルに対応するパケットを分離して
処理ブロック306へ出力する。
【0059】処理ブロック306の画像・音声デコーダ
334はCPU330およびメモリ332と連携し、放
送局で符号化され送信された画像および音声データを復
号する。画像・音声デコーダ334は、入力されたパケ
ットを復号し、音声データを音声出力部340へ、画像
データを表示装置344へそれぞれ出力する。音声出力
部340は、入力された音声データに所定の処理を施
し、最終的に音声がスピーカ342へ出力される。処理
ブロック306の構成、すなわち画像・音声デコーダ3
34、CPU330、メモリ332のうち、画像復号に
関する部分が図2の画像復号装置10に相当する。以上
の構成によれば、非常に低いコストと消費電力で、いわ
ゆるデジタルテレビを実現することができる。このテレ
ビは、例えば携帯電話などの小型機器に搭載することも
可能である。
【0060】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成
要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可
能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあるこ
とは当業者に理解されるところである。そうした変形例
をいくつか説明する。
【0061】実施の形態では、画像の復号を例に中間画
像を利用して最終的な復元画像を得ることを説明した。
しかしながら、本発明は画像の復号に限る必要はなく、
任意の画像処理の途中経過を中間画像として利用できる
ものであれば適用可能である。たとえば、原画像を複数
回所定のフィルタリングにかけ、画像を階層化する場
合、中間階層の画像が自然に得られるため、好都合であ
る。フィルタも、通常のアベレージフィルタ等、任意の
ものでよい。
【0062】また同様の理由から、プログレッシブJP
EGのように、なんらかのプログレッシブな性質をもつ
画像処理は本発明の適用に好都合である。たとえば、プ
ログレッシブに表示される画像のうち途中の段階に現れ
る画像を中間画像として利用することが可能である。
【0063】実施の形態ではデジタルカメラを例に説明
したが、これは当然他の電子機器であってもよい。たと
えばデジタルカメラ同様、撮像ブロックおよび処理ブロ
ックをもつファクシミリ装置、コピー機、スキャナ等の
機器に本発明を適用することができる。
【0064】同様に実施の形態ではテレビジョン受信装
置を例示したが、これも受信ブロックおよび処理ブロッ
クをもつような他の機器、たとえばインターネットに接
続可能な携帯電話や各種PDA(個人用情報端末)であ
ってもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、画像復号処理の効率改
善を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 JPEG2000によって符号化画像データ
が復号される一連の手順を示す図である。
【図2】 実施の形態に係る画像復号装置の構成図であ
る。
【図3】 図2の処理性能テーブルの内部構成の一例を
示す図である。
【図4】 図2の処理性能テーブルの内部構成の一例を
示す図である。
【図5】 図5(a)、図5(b)は、JPEG200
0において、ある階層のLLサブバンドとビットプレー
ンの関係を示す図である。
【図6】 実施の形態に係るデジタルカメラの構成図で
ある。
【図7】 実施の形態に係るテレビジョン受信装置の構
成図である。
【符号の説明】
10 画像復号装置、 12 復号ユニット、 14
ストリーム解析器、16 算術復号器、 18 ビット
プレーン復号器、 20 逆量子化器、 22 フレー
ムバッファ、 24 ウェーブレット逆変換器、 30
打ち切り制御ユニット、 32 中断処理部、 34
処理性能テーブル、 36 処理性能指定部、 20
0 デジタルカメラ、 202 撮像ブロック、 20
4 機構制御ブロック、 206 処理ブロック、 2
08 LCDモニタ、 210操作ボタン群、 220
CPU、 222 メモリ、 224 通信部、22
6 YC処理部、 228 カード制御部、 230
メモリカード、 300 テレビジョン受信装置、 3
02 アンテナ、 304 受信ブロック、306 処
理ブロック、 308 再生ブロック、 320 チュ
ーナ、 322 パケット分離部、 330 CPU、
332 メモリ、 334 画像・音声デコーダ、
336 インタフェイスブロック、 340 音声出力
部、342 スピーカ、 344 表示装置。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 BA27 DA01 5C059 KK40 KK49 MA00 MA24 PP01 PP04 SS02 SS10 SS14 TA06 TA39 TB04 TB17 TC20 TC39 UA02 UA06 UA15 UA33 5C078 BA21 BA53 BA64 CA00 DA00 DA02 DB19 EA00 5J064 AA04 BA16 BB06 BC01 BC16 BD01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原画像を符号化して生成された符号化画
    像データを段階的に復号する過程において生じる中間画
    像を最終的な復号画像として利用することを特徴とする
    画像復号方法。
  2. 【請求項2】 原画像を符号化して生成された符号化画
    像データを段階的に復号して中間画像を生成する工程
    と、 復号から出力に至るいずれかの個所における処理能力に
    応じて前記中間画像を生成する工程を打ち切る工程と、 打ち切られた時点で得られた中間画像を最終的な復号画
    像として利用する工程とを含むことを特徴とする画像復
    号方法。
  3. 【請求項3】 原画像を階層的に符号化して生成された
    符号化画像データをその階層レベルを追って段階的に復
    号して中間画像を生成する工程と、 復号から出力に至るいずれかの個所における処理能力に
    応じて決定された階層レベルにおいて前記中間画像を生
    成する工程を打ち切る工程と、 打ち切られた時点で得られた前記中間画像を最終的な復
    号画像として利用する工程とを含むことを特徴とする画
    像復号方法。
  4. 【請求項4】 前記中間画像は原画像よりも解像度が低
    い画像であることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載の画像復号方法。
  5. 【請求項5】 前記中間画像は原画像の低周波成分を基
    調とする画像であることを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の画像復号方法。
  6. 【請求項6】 前記処理能力は前記復号画像の表示先の
    有効解像度であり、前記打ち切る工程は、前記有効解像
    度に適した中間画像が生成される段階で前記中間画像を
    生成する工程を打ち切ることを特徴とする請求項2から
    5のいずれかに記載の画像復号方法。
  7. 【請求項7】 前記処理能力は前記復号画像の表示先に
    おいて利用可能なメモリ容量であり、前記打ち切る工程
    は、前記メモリ容量に適した前記中間画像が生成される
    段階で前記中間画像を生成する工程を打ち切ることを特
    徴とする請求項2から5のいずれかに記載の画像復号方
    法。
  8. 【請求項8】 前記処理能力は前記復号の処理で利用可
    能なメモリ容量であり、前記打ち切る工程は、前記メモ
    リ容量に適した前記中間画像が生成される段階で前記中
    間画像を生成する工程を打ち切ることを特徴とする請求
    項2から5のいずれかに記載の画像復号方法。
  9. 【請求項9】 前記処理能力は前記復号の処理および前
    記復号画像の表示の少なくとも一方において許容される
    消費電力であり、前記打ち切る工程は、前記消費電力に
    応じて前記中間画像を生成する工程を打ち切る段階を決
    めることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載
    の画像復号方法。
  10. 【請求項10】 前記最終的な復号画像を表示先の有効
    解像度に合うように伸縮処理を施す工程をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の画像
    復号方法。
  11. 【請求項11】 原画像を符号化して生成された符号化
    画像データを段階的に復号して中間画像を生成する復号
    ユニットと、 前記復号ユニットに働きかけて、復号から出力に至るい
    ずれかの個所における処理能力に応じて前記中間画像の
    生成を打ち切る打ち切り制御ユニットとを含み、 前記復号ユニットは、前記打ち切り制御ユニットによっ
    て打ち切られた時点で生成された前記中間画像を最終的
    な復号画像として出力することを特徴とする画像復号装
    置。
  12. 【請求項12】 前記復号ユニットは、原画像が階層化
    され符号化されていることを前提にその階層レベルを追
    って段階的に復号処理を行い、中間階層において前記中
    間画像を生成することを特徴とする請求項11に記載の
    画像復号装置。
  13. 【請求項13】 前記中間画像の解像度は前記最終的に
    得られる復号画像の解像度よりも低いことを特徴とする
    請求項11または12に記載の画像復号装置。
  14. 【請求項14】 前記中間画像は前記最終的に得られる
    復号画像の主に低周波成分を含むことを特徴とする請求
    項11または12に記載の画像復号装置。
  15. 【請求項15】 前記復号ユニットは、復号の過程で二
    次元ウェーブレット逆変換を実施し、二次元ともに低周
    波成分からなるサブバンドによって前記中間画像を生成
    することを特徴とする請求項11から14のいずれかに
    記載の画像復号装置。
  16. 【請求項16】 撮像ブロックと、それを機構面で制御
    する機構制御ブロックと、撮像によって得られたデジタ
    ル画像を処理する処理ブロックとを含み、 前記処理ブロックは、前記受信信号から抽出されたデジ
    タル画像の符号化画像データを復号する復号ユニット
    と、前記復号ユニットに働きかけて、復号から出力に至
    るいずれかの個所における処理能力に応じて前記中間画
    像の生成を打ち切る打ち切り制御ユニットとを含み、 前記復号ユニットは、前記打ち切り制御ユニットによっ
    て打ち切られた時点で生成された前記中間画像を最終的
    な復号画像として出力することを特徴とする画像復号装
    置。
  17. 【請求項17】 受信ブロックと、受信信号を処理する
    処理ブロックと、処理後の信号を再生する再生ブロック
    を含み、 前記処理ブロックは、前記受信信号から抽出されたデジ
    タル画像の符号化画像データを復号する復号ユニット
    と、前記復号ユニットに働きかけて、復号から出力に至
    るいずれかの個所における処理能力に応じて前記中間画
    像の生成を打ち切る打ち切り制御ユニットとを含み、前
    記復号ユニットは、前記打ち切り制御ユニットによって
    打ち切られた時点で生成された前記中間画像を最終的な
    復号画像として出力し、 当該装置はさらに、前記復号画像を外部機器へ出力する
    ためのインタフェイスブロックを含むことを特徴とする
    画像復号装置。
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