JP2002359481A - 筐体のケーブル導入口構造 - Google Patents

筐体のケーブル導入口構造

Info

Publication number
JP2002359481A
JP2002359481A JP2001166077A JP2001166077A JP2002359481A JP 2002359481 A JP2002359481 A JP 2002359481A JP 2001166077 A JP2001166077 A JP 2001166077A JP 2001166077 A JP2001166077 A JP 2001166077A JP 2002359481 A JP2002359481 A JP 2002359481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
housing
closing member
back plate
cable inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001166077A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Iino
博明 飯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu I Network Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu I Network Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu I Network Systems Ltd filed Critical Fujitsu I Network Systems Ltd
Priority to JP2001166077A priority Critical patent/JP2002359481A/ja
Publication of JP2002359481A publication Critical patent/JP2002359481A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル導入口を閉塞してなお、優れた製造
経済性を実現する。 【解決手段】 基板(1)と、裏板(2)と、基板
(1)および裏板(2)によって画成されるケーブル導
入口(3)を閉塞し、少なくとも一本のケーブル(7)
を嵌入する切欠き部(4a)を有する閉塞部材(4)と
から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子通信機器等
の、ケーブルが敷設される筐体の、ケーブル導入口構造
に関するものであり、とくに、そのケーブル導入口を確
実に閉塞して、筐体内へ埃等の侵入を防止してなお、優
れた製造経済性を実現するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子通信機器等の筐体内には、多
数のケーブルが敷設されており、これらケーブルを、当
該筐体の外部に延在させる態様については、種々の提案
がなされている。
【0003】たとえば、図9に示すように、筐体21の
裏板22に画成したケーブル導入口23にケーブル24
を通し、ケーブル導入口23を閉塞板25で閉塞する提
案がなされているが、ケーブル導入口23には、ケーブ
ル24の径およびその本数に起因して隙間26が生ずる
ことがあり、その場合には、筐体21内へ埃等が侵入す
るおそれがあり、これがため、筐体21すなわち電子通
信機器の耐久性に何らかの影響を与えるという懸念あっ
た。
【0004】そこで、この懸念を払拭するべく、図9に
示すように、隙間26にゴムシート27を貼付ける提案
がなされるに至っており、必要な場合には、実際にその
貼付けが行われているところ、この場合には、ケーブル
導入口23の閉塞手段が、閉塞板25とゴムシート27
との二重構造となり、したがって、製造経済上好ましく
ないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来技術
が抱えるこのような問題を解決することを課題とするも
のであり、それの目的とするところは、ケーブル導入口
を確実に閉塞して、筐体内への埃等の侵入を防止すると
ともに、優れた製造経済性を実現することのできる、筐
体のケーブル導入口構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の、筐体のケー
ブル導入口構造は、基板と、裏板と、基板および裏板に
よって画成されるケーブル導入口を閉塞する閉塞部材と
からなり、閉塞部材に少なくとも一本のケーブルを嵌入
する切欠き部を設けてなるものである。
【0007】この筐体のケーブル導入口構造によれば、
基板および裏板によって画成されるケーブル導入口を閉
塞する閉塞部材を設け、しかも、閉塞部材に、少なくと
も一本のケーブルを嵌入する切欠き部を設けたことによ
り、閉塞部材によるケーブル導入口の閉塞状態を、閉塞
部材と基板および裏板との間に全く隙間を生じさせるこ
となく実現することができることから、筐体内への埃等
の侵入を完全に防止し、これにより、筐体すなわち電子
通信機器等の優れた耐久性を実現することができる。
【0008】また、ケーブル導入口の閉塞手段を、従来
のような、閉塞板とゴムシートとからなる二重構造とす
るのではなく、閉塞部材のみにより実現できることか
ら、製造経済上有利である。
【0009】したがって、この筐体のケーブル導入口構
造によれば、閉塞部材自体の構造に起因した、極めて優
れた閉塞状態の実現により、筐体すなわち電子通信機器
等の耐久性を向上させることができるとともに、ケーブ
ル導入口の閉塞手段を、閉塞部材のみにより実現できる
ことから、優れた製造経済性を実現することができる。
【0010】かかる筐体のケーブル導入口構造において
は、閉塞部材を、裏板に対して揺動自在とし、閉塞部材
に、ケーブルを支持するケーブル支持機構を設けること
ができ、また、閉塞部材を、裏板に対してスライド自在
とし、基板もしくは裏板に、少なくとも一本のケーブル
を支持するケーブルサポートを設けることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面に示すところに基づいて説明する。図1は、この発
明の実施の形態を示す、筐体のケーブル導入口構造の分
解斜視図であり、図中1は筐体の基板、2は筐体の裏
板、3はケーブル導入口、4は閉塞部材、そして5はち
ょうばんである。
【0012】ここでは、図1に示すように、筐体のケー
ブル導入口構造を、基板1と、裏板2と、基板1および
裏板2によって画成されるケーブル導入口3を閉塞する
閉塞部材4とにより構成し、閉塞部材4に少なくとも一
本のケーブルを嵌入する切欠き部4aを設けるととも
に、閉塞部材4にケーブルを固定する支持機構、ここで
は角穴4bを設ける。
【0013】またここでは、図2に示すように、閉塞部
材4を、裏板2の縁部2aに対して揺動自在となるよう
に、ちょうばん5を介して裏板2に取付け、図3に示す
ように、閉塞部材4の両端部4c(図3には一方のみを
示した)を螺子6により裏板2に固定して、ケーブル導
入口3を閉塞する。
【0014】そして、実際にケーブルを筐体の内部から
外部に延在させる場合には、図3において、閉塞部材4
の両端部4cから螺子6を取外し、縁部2aを軸として
矢印の方向に閉塞部材4を揺動し、図4に示すように、
ケーブル7を閉塞部材4に設けた切欠き部4aに嵌入す
るととともに、閉塞部材4に設けた角穴4bにバンド8
を通してケーブル7を固定し、その後縁部2aを軸とし
て図4の矢印の方向に閉塞部材4を揺動して、ケーブル
導入口3を閉塞する。
【0015】なお、図4に示すところにおいて、閉塞部
材4に設けた切欠き部4aの数が、ケーブル7の数より
も多い場合には、ケーブル7を通さない切欠き部4aに
キャップ9を嵌込むことによって切欠き部4aを閉塞
し、筐体への埃等の侵入を確実に防止する。
【0016】図5は、この発明の他の実施の形態を示
す、筐体のケーブル導入口構造の分解斜視図であり、図
中11は筐体の基板、12は筐体の裏板、13はケーブ
ル導入口、14は閉塞部材、そして15はケーブルサポ
ートである。
【0017】ここでは、図5に示すように、筐体のケー
ブル導入口構造を、基板11と、裏板12と、基板11
および裏板12によって画成されるケーブル導入口13
を閉塞する閉塞部材14と、ケーブルを支持するケーブ
ルサポート15とにより構成し、閉塞部材14に、少な
くとも一本のケーブルを嵌入する切欠き部14aを設け
るとともに、閉塞部材14を裏板12に対してスライド
自在とするための長穴14bを設け、ケーブルサポート
15に角穴15aを設ける。
【0018】またここでは、図6に示すように、閉塞部
材14を、裏板12に対して上下方向にスライド自在と
なるように、螺子16により裏板12に取付けるととも
に、基板11もしくは裏板12、ここでは裏板12に、
少なくとも一本のケーブルを支持するケーブルサポート
15を設ける。なお、切欠き部14aにケーブルを通さ
ない場合には、切欠き部14aにキャップ17を嵌込ん
で、切欠き部14aを閉塞し、筐体への埃等の侵入を確
実に防止する。
【0019】そして、実際にケーブルを筐体の内部から
外部に延在させる場合には、閉塞部材14を図6の矢印
の方向にスライドさせ、図7に示すように、ケーブル1
8をケーブルサポート15にバンド19によって固定す
るとともに、ケーブル18上のキャップ17を切欠き部
14aから取外し、その後図8に示すように、矢印の方
向に閉塞部材14をスライドさせて、ケーブル導入口1
3を閉塞する。
【0020】
【発明の効果】かくして、この発明によれば、ケーブル
導入口を確実に閉塞して、筐体内へ埃等の侵入を防止し
てなお、優れた製造経済性を実現した、筐体のケーブル
導入口構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態を示す組立斜視図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態を示す組立斜視図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態を示す組立斜視図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態を示す組立斜視図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態を示す組立斜視図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態を示す組立斜視図であ
る。
【図9】 従来の、筐体のケーブル導入口構造を示す正
面図である。
【符号の説明】
1,11 基板 2,12,22 裏板 2a 縁部 3,13,23 ケーブル導入口 4,14 閉塞部材 4a 切欠き部 4b 角穴 4c 両端部 5 ちょうばん 6,16 螺子 7,18,24 ケーブル 8,19 バンド 9,17 キャップ 14b 長穴 15 ケーブルサポート 21 筐体 25 閉塞板 26 隙間 27 ゴムシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯野 博明 東京都新宿区西新宿六丁目12番1号 富士 通アイ・ネットワークシステムズ株式会社 内 Fターム(参考) 4E352 AA02 BB02 BB03 BB10 CC33 DD06 DR03 DR26 DR40 DR45 FF06 GG10 GG11 GG17 5G363 AA03 BA01 CA14 CB01 DC08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、裏板と、基板および裏板によっ
    て画成されるケーブル導入口を閉塞する閉塞部材とから
    なり、閉塞部材に少なくとも一本のケーブルを嵌入する
    切欠き部を設けてなる、筐体のケーブル導入口構造。
  2. 【請求項2】 前記閉塞部材を、裏板に対して揺動自在
    とし、閉塞部材に、ケーブルを支持するケーブル支持機
    構を設けてなる請求項1に記載の、筐体のケーブル導入
    口構造。
  3. 【請求項3】 前記閉塞部材を、裏板に対してスライド
    自在とし、基板もしくは裏板に、少なくとも一本のケー
    ブルを支持するケーブルサポートを設けてなる請求項1
    に記載の、筐体のケーブル導入口構造。
JP2001166077A 2001-06-01 2001-06-01 筐体のケーブル導入口構造 Pending JP2002359481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001166077A JP2002359481A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 筐体のケーブル導入口構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001166077A JP2002359481A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 筐体のケーブル導入口構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002359481A true JP2002359481A (ja) 2002-12-13

Family

ID=19008663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001166077A Pending JP2002359481A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 筐体のケーブル導入口構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002359481A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005221899A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Omron Corp 表示器
KR100766129B1 (ko) * 2003-03-24 2007-10-11 노키아 인크 캐비닛이 구비된 인클로저를 개조하는 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100766129B1 (ko) * 2003-03-24 2007-10-11 노키아 인크 캐비닛이 구비된 인클로저를 개조하는 장치
JP2005221899A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Omron Corp 表示器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5666267A (en) Front panel audio I/O apparatus for personal computer systems
US20080170363A1 (en) Computer case
US6604799B2 (en) Configurable air vents on a computer enclosure
JP2002359481A (ja) 筐体のケーブル導入口構造
JP2006017977A5 (ja)
JP2004088263A (ja) 折り畳み式電子機器
WO2021098168A1 (zh) 语音模块安装结构及空调
US20130342985A1 (en) Computing device protector
JP2006086027A (ja) 携帯端末装置
JPH09330148A (ja) 小型電子機器構造
JP4692304B2 (ja) 電子機器
CN217333196U (zh) 一种具有防张口功能的笔记本电脑
JP2002217565A (ja) インターホンのリード線処理構造
TWI547229B (zh) 電子裝置之掀蓋式結構
CN216287551U (zh) 一种电子琴壳体
JP2003297213A (ja) 回路遮断器のハンドルロック
CN109739304B (zh) 第一电子设备的适配组件及电子系统、一体式电脑
JP3286075B2 (ja) 壁面用取付装置
JP4310002B2 (ja) 電子装置
TWM336467U (en) Connection port module
JP3004361U (ja) スピーカの取付構造
JP2001111249A5 (ja) 携帯型データ処理装置
JPH10155014A (ja) 携帯電話機
JP2564919Y2 (ja) 電気回路用保護ケース
JP3322779B2 (ja) 電子機器におけるベルトフック取付構造