JP2002358485A - メモリカード識別器 - Google Patents

メモリカード識別器

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JP2002358485A
JP2002358485A JP2001167090A JP2001167090A JP2002358485A JP 2002358485 A JP2002358485 A JP 2002358485A JP 2001167090 A JP2001167090 A JP 2001167090A JP 2001167090 A JP2001167090 A JP 2001167090A JP 2002358485 A JP2002358485 A JP 2002358485A
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memory card
unit
button
identification function
file
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JP2001167090A
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Inventor
Kuniaki Uchiumi
邦昭 内海
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリカードの簡易ファイル管理機能を備え
た小型で携帯可能なメモリカード識別器を提供する。 【解決手段】 メモリカード識別器10は、メモリカー
ド60のボリュームラベルまたはフォルダ名またはファ
イル名を表示する識別機能部100と複数のメモリカー
ド60を収納することができる収納部110とを含む。
識別機能部100は、ユーザの操作に応じてメモリカー
ド60のファイル名等を表示パネル1に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリカードの識
別器に関し、より特定的には、メモリカードの簡易編集
機能を備えた小型で携帯可能なメモリカードの識別器に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像や音声等のデータの記録媒体
として、メモリカードは、デジタルカメラ、オーディオ
プレーヤ、携帯電話等、幅広い機器に用いられるように
なってきた。これらの機器で使用されるメモリカード
は、ICメモリを内部にもつカード状の記録媒体であっ
て、数メガバイトから数十メガバイトの記憶容量をも
つ。もちろん、一枚のメモリカードに記憶することがで
きるデータ量には、限りがある。ゆえに、ユーザは、メ
モリカードの記憶容量以上のデータを記憶させる場合、
さらに、別のメモリカードを用いることになる。結果、
ユーザは、複数のメモリカードを所有することになり、
複数のメモリカードをいかにしてうまく管理するかが問
題となっていた。
【0003】従来、メモリカードを管理する方法とし
て、以下に示す3つの方法が用いられていた。第1の方
法は、メモリカードに記憶されているデータのファイル
名などをシールに書き込んで、メモリカードに貼付して
おく方法である。第1の方法によると、ユーザは、貼付
されている当該シールを参照して、メモリカードに記憶
されているデータの内容を認識することが可能となる。
【0004】第2の方法は、メモリカードを利用するそ
れぞれの機器に、ユーザが認識したいと考えているメモ
リカードを実際に読み込ませて、当該メモリカードに記
憶されているデータの内容やファイル名を参照する方法
である。第2の方法によると、ユーザは、メモリカード
に記憶されているデータの内容をより正確に認識するこ
とが可能となる。
【0005】第3の方法は、パソコンにメモリカードリ
ーダを接続し、ユーザが認識したいと考えているメモリ
カードをパソコンに読み込ませて、メモリカードに記憶
されているデータの内容やファイル名を参照する方法で
ある。第3の方法によると、ユーザは、それぞれのメモ
リカードに対応する機器を立ち上げることなくメモリカ
ードに記憶されているデータの内容を認識することが可
能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】メモリカードは、小型
であるにも関わらず、記憶容量が数十メガバイト以上も
あるので、記憶されるデータ量が多い。ところが、第1
の方法では、極めて少ない情報しか書き込めないので、
メモリカードに記憶されているデータの内容を全て把握
できるほどの情報をシールに書き込むことは不可能に近
い。第2の方法は、わざわざ、専用の機器を動作させる
必要があり、面倒である。第3の方法は、専用のメモリ
カードリーダを購入する必要があり、費用負担がかか
る。また、メモリカードは、小型である特徴を活かし
て、いわゆるモバイル環境で利用されることが多い。し
かし、第3の方法は、機器が大がかりであるので、モバ
イル環境の利用にはあまり適さない。
【0007】それゆえに、本発明の目的は、モバイル環
境でも利用できるよう小型で携帯可能なメモリカード識
別器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、メモリカードに記憶されているデータを認識す
るための携帯可能なメモリカード識別器であって、メモ
リカードの属性を識別して表示する識別機能部と、複数
のメモリカードを保管のために収納する収納部とを備
え、識別機能部は、メモリカードの属性を読み出す読み
出し部と、メモリカードと読み出し部とを着脱可能に接
続するカード接続部と、読み出し部が読み出したメモリ
カードの属性を識別して表示する表示処理部と、表示処
理部に表示すべきメモリカードの属性を選択する選択操
作部とを含む。
【0009】第1の発明によれば、ユーザは、メモリカ
ードの属性を認識することができると共に、保管のため
に複数のメモリカードを収納することができるので、よ
り上手にメモリカードの管理を行うことが可能となる。
【0010】第2の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、カード接続部は、同時に複数のメモリカード
と読み出し部とを着脱可能に接続することができ、読み
出し部は、カード接続部を介して接続された複数のメモ
リカードの属性を読み出すことを特徴とする。
【0011】第2の発明によれば、複数のメモリカード
の属性を一台のメモリカード識別器によって認識するこ
とが可能となる。
【0012】第3の発明は、第2の発明に従属する発明
であって、識別機能部は、いずれのメモリカードの属性
を読み出し中であるか否かを知らせるインジケータ部を
さらに含む。
【0013】第3の発明によれば、現在、いずれのメモ
リカードの属性が読み出されているか否かを認識するこ
とが可能となる。
【0014】第4の発明は、第1〜3の発明のいずれか
の発明に従属する発明であって、メモリカードには、デ
ータが階層的に記憶されており、読み出し部は、メモリ
カードの属性として、メモリカードのボリュームラベル
またはフォルダ名またはファイル名を読み出し、表示処
理部は、読み出し部が読み出したメモリカードのボリュ
ームラベルまたはフォルダ名またはファイル名のいずれ
かと、それに対応するアイコンとを表示することを特徴
とする。
【0015】第4の発明によれば、当該メモリカード識
別器にメモリカードのボリュームラベルまたはフォルダ
名またはファイル名が表示されるので、ユーザは、メモ
リカードに記憶されているデータを認識することが可能
となる。また、ユーザは、ファイル等の種類をアイコン
によって、容易に認識することが可能となる。
【0016】第5の発明は、第4の発明に従属する発明
であって、識別機能部は、メモリカードに所定のボリュ
ームラベルを書き込むためのボリュームラベル書き込み
処理部をさらに含む。
【0017】第5の発明によれば、ユーザは、当該メモ
リカード識別器を用いてメモリカードに所定のボリュー
ムラベルを書き込ませることができ、当該ボリュームラ
ベルをメモリカードの管理に役立てることが可能とな
る。
【0018】第6の発明は、第5の発明に従属する発明
であって、ボリュームラベル書き込み処理部は、現在の
日付と時刻とで表現されたボリュームラベルをメモリカ
ードに書き込むことを特徴とする。
【0019】第6の発明によれば、ユーザは、当該メモ
リカード識別器を用いてメモリカードに現在の日付と時
刻とで表現されたボリュームラベルを書き込ませること
ができ、当該ボリュームラベルをメモリカードの管理に
役立てることが可能となる。
【0020】第7の発明は、第4〜6の発明のいずれか
の発明に従属する発明であって、識別機能部は、さらに
任意の文字列を入力するための入力部と、メモリカード
のボリュームラベルまたはフォルダ名またはファイル名
を入力部で入力された文字列に書き換えるための書き換
え処理部とを含む。
【0021】第7の発明によれば、ユーザは、当該メモ
リカード識別器を用いてメモリカードのボリュームラベ
ルまたはフォルダ名またはファイル名を適切な名称に書
き換えることができるので、当該メモリカード識別器を
メモリカードの管理に役立てることが可能となる。
【0022】第8の発明は、第4〜7の発明のいずれか
の発明に従属する発明であって、識別機能部は、さらに
ユーザの操作に応答して、メモリカードに記憶されてい
るファイルの編集を指示するための編集指示部と、編集
指示部からの指示に応じて、メモリカードに記憶されて
いるファイルの編集を行う簡易ファイル編集部とを含
み、表示処理部は、簡易ファイル編集部が行うファイル
の編集内容を表示することを特徴とする。
【0023】第8の発明によれば、ユーザは、いわゆる
モバイル環境においても、メモリカードに記憶されてい
るファイルの操作を行うことが可能となる。
【0024】第9の発明は、第8の発明に従属する発明
であって、簡易ファイル編集部は、メモリカードに記憶
されているファイルの削除、移動およびコピーを行うこ
とを特徴とする。
【0025】第9の発明によれば、いわゆるモバイル環
境においても、ユーザは、当該メモリカード識別器を用
いてメモリカードに記憶されているデータを削除した
り、別のフォルダにコピー、移動したり、別のメモリカ
ードにコピー、移動したりすることが可能となる。
【0026】第10の発明は、第1〜10の発明のいず
れかの発明に従属する発明であって、収納部の内側に
は、導電性処理が施されていることを特徴とする。
【0027】第10の発明によれば、メモリカードの静
電破壊を防止することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係るメモリカード識別器の構成を
示す斜視図である。図2は、識別機能部100を開放し
た際のメモリカード識別器10の構成を示す斜視図であ
る。以下、図1および図2を参照しながら、第1の実施
形態に係るメモリカード識別器10の構成について説明
する。
【0029】図1において、メモリカード識別器10
は、識別機能部100と収納部110とを備える。図2
に示したように、識別機能部100と収納部110と
は、開閉ボタン8を押圧するとヒンジ部9を支点にして
開閉する構造になっている。識別機能部100の上面部
には、表示パネル1と、UPボタン3aと、DOWNボ
タン3bと、SCROLLボタン3cと、終了ボタン3
dとが設けられている。識別機能部100の前側側面部
には、差込口7が設けられている。収納部110の前側
側面部には、開閉ボタン8が設けられている。UPボタ
ン3aの上面部には、「UP」の文字が印字されてい
る。
【0030】差込口7は、メモリカード60を差し込む
ためのスロットであり、その内部にはメモリカード60
と識別機能部100の内部回路とを電気的に接続するた
めのコネクタ(図示せず)が設けられている。表示パネ
ル1は、たとえば、小型の液晶パネルである。表示パネ
ル1には、接続されたメモリカード60のボリュームラ
ベルまたは記憶されているフォルダ名またはファイル名
(以下、「ファイル名等」という)と、それらに対応す
るアイコン(以下、「種類アイコン」という)とが表示
される。表示パネル1に表示される内容については、後
ほど詳しく説明する。
【0031】UPボタン3a、DOWNボタン3b、S
CROLLボタン3cおよび終了ボタン3dは、識別機
能部100を操作するときに用いられるボタンである。
すなわち、UPボタン3aは、表示パネル1に表示中の
ファイル名等の一つ上の階層のファイル名等を表示させ
るときに操作されるボタンである。また、DOWNボタ
ン3bは、表示パネル1に表示中のファイル名等の一つ
下の階層のファイル名等を表示させるときに操作される
ボタンである。また、SCROLLボタン3cは、表示
パネル1に表示中のファイル名等と同一の階層のファイ
ル名等を表示させるときに操作されるボタンである。ま
た、終了ボタン3dは、メモリカード60のファイル名
等の表示を終了させるときに操作されるボタンである。
【0032】図1において、表示パネル1には、一例と
して、ファイル名「ファイルb−a−a」と音楽ファイ
ルアイコン99cとが表示されている。音楽ファイルア
イコン99cは、音楽ファイルを示す種類アイコンであ
る。すなわち、図1に示したメモリカード識別器10
は、「ファイルb−a−a」は音楽ファイルであること
をユーザに示している。ここで、以下の説明において
は、ボリュームラベルを示す種類アイコンをカードアイ
コンと、フォルダを示すアイコンをフォルダアイコンと
呼ぶことにする。
【0033】図2に示したように、収納部110は、複
数のメモリカード60を収納することができるような箱
型の形状を有している。識別機能部100の底部80a
および収納部110の内部80bには、メモリカード6
0の静電破壊を防止するために導電性処理が施されてい
る。導電性処理としては、例えば、底部80aと内部8
0bとを導電性樹脂で成型したり、底部80aと内部8
0bとに導電性塗料を塗布したり、金属メッキを施した
りすればよい。
【0034】図3は、メモリカード60に記憶されてい
るデータの階層構造を示した図である。図3において、
メモリカード60のボリュームラベルは、「カード#」
であるとしている。また、メモリカード60の第1の階
層には、「フォルダa」、「フォルダb」、「フォルダ
c」および「ファイルd.GIF」が存在するとしてい
る。第1の階層の各フォルダの下の階層にもフォルダま
たはファイルが存在する。例えば、「フォルダb」の下
の階層には、「フォルダb−a」および「フォルダb−
b」が存在するとしている。さらに、たとえば、「フォ
ルダb−a]の下の階層には、「ファイルb−a−a.
WMA」、「ファイルb−a−b.WMA」および「フ
ァイルb−a−c.WMA」が存在するとしている。
【0035】このように、メモリカード60は、データ
を階層的に記憶している。メモリカード60に記憶され
ているデータには、データの種類や内容が分かるよう
に、ファイル名と共に、拡張子が付されている。メモリ
カードに記憶されているデータのファイル名や種類、フ
ォルダ名、ボリュームラベル等のことを、総称して、メ
モリカードの属性と呼ぶ。
【0036】図4は、識別機能部100の機能的な構成
を示すブロック図である。図4において、識別機能部1
00は、カード接続部101と、読み出し処理部102
と、表示部103と、操作部104とを含む。カード接
続部101は、メモリカード60が差込口7(図1参
照)に差し込まれたときに、メモリカード60と読み出
し処理部102とを電気的に接続する。
【0037】操作部104は、UPボタン3aと、DO
WNボタン3bと、SCROLLボタン3cと、終了ボ
タン3dとを含んでおり、上記各ボタンの押圧に応じ
て、読み出し処理部102の動作を制御する。読み出し
処理部102は、操作部104からの指示に応じて、カ
ード接続部101を介してメモリカード60に記憶され
ているデータのファイル名、フォルダ名またはボリュー
ムラベル(ファイル名等という)を読み出す。読み出し
処理部102は、ファイル名等に対応する種類アイコン
を記憶している。読み出し処理部102は、ファイル名
等とそれらに対応する種類アイコンとを表示部103に
表示させる。表示部103は、表示パネル1を含んでお
り、読み出し処理部102からの指示に応じて、メモリ
カード60のファイル名等とそれらに対応する種類アイ
コンとを表示する。
【0038】図5は、ユーザによる各ボタンの操作に応
じて表示される表示パネル1の表示内容の遷移を示した
図である。以下、図3と図5を参照しながら、操作部1
04の各ボタンの操作に応じて表示される表示パネル1
の表示内容の遷移について説明する。
【0039】図5(a)は、メモリカード60を識別機
能部100に接続した直後の表示パネル1の表示内容が
ユーザの操作によって如何に遷移するかを示した図であ
る。メモリカード60が識別機能部100に接続される
と、識別機能部100は、まず、メモリカード60のボ
リュームラベル「カード#」とカードアイコン99aと
を表示パネル1に表示する。
【0040】次に、ユーザによってDOWNボタン3b
が押圧されると、識別機能部100は、一つ下の階層の
フォルダのフォルダ名「フォルダa」とフォルダアイコ
ン99bとを表示する。次に、SCROLLボタン3c
が押圧されると、識別機能部100は、フォルダaと同
じ階層のフォルダのフォルダ名「フォルダb」とフォル
ダアイコン99bとを表示する。さらに、SCROLL
ボタン3cが押圧されると、識別機能部100は、フォ
ルダbと同じ階層のフォルダのフォルダ名「フォルダ
c」とフォルダアイコンとを表示する。さらに、SCR
OLLボタン3cが押圧されると、識別機能部100
は、フォルダcと同じ階層のファイルのファイル名「フ
ァイルd」とそれに対応する種類アイコンとを表示す
る。同一階層にある全てのフォルダのフォルダ名または
ファイルのファイル名が表示された後に、SCROLL
ボタン3cが押圧されると、再び、「フォルダa」の表
示に戻る。
【0041】このように、識別機能部100は、メモリ
カード60が接続されると、まずボリュームラベルを表
示する。その後、識別機能部100は、DOWNボタン
3bが押圧されると一つ下の階層のフォルダのフォルダ
名またはファイルのファイル名と、それらに対応する種
類アイコンとを表示する。また、識別機能部100は、
SCROLLボタン3cが押圧されると、同じ階層のフ
ォルダのフォルダ名またはファイルのファイル名と、そ
れらに対応する種類アイコンとをスクロール表示する。
【0042】図5(b)は、DOWNボタン3bを押圧
した際に識別機能部100に表示される表示内容の遷移
を表した図である。まず、フォルダ名「フォルダb」と
フォルダアイコン99bとが、識別機能部100の表示
パネル1に表示されているとする。ここで、DOWNボ
タン3bが押圧されると、識別機能部100は、フォル
ダbの一つ下の階層のフォルダのフォルダ名「フォルダ
b−a」とフォルダアイコン99bとを表示する。さら
に、DOWNボタン3bが押圧されると、識別機能部1
00は、フォルダb−aの一つ下の階層のファイルのフ
ァイル名「ファイルb−a−a」とそれに対応する音楽
ファイルアイコン99cとを表示する。
【0043】このように、DOWNボタン3bが押圧さ
れると、識別機能部100は、一つ下の階層のフォルダ
のフォルダ名またはファイルのファイル名と、それらに
対応する種類アイコンとを表示する。
【0044】図5(c)は、UPボタン3aを押圧した
際に識別機能部100に表示される表示内容の遷移を表
した図である。まず、ファイル名「ファイルb−a−
a」と音楽ファイルアイコン99cとが識別機能部10
0の表示パネル1に表示されているとする。ここで、U
Pボタン3aが押圧されると、識別機能部100は、フ
ァイルb−a−aの一つ上の階層の「フォルダb−a」
とフォルダアイコン99bとを表示する。さらに、UP
ボタン3aが押圧されると、識別機能部100は、フォ
ルダb−a−aの一つ上の階層の「フォルダb」とフォ
ルダアイコン99bとを表示する。
【0045】このように、UPボタン3aが押圧される
と、識別機能部100は、一つ上の階層のフォルダのフ
ォルダ名またはファイルのファイル名と、それらに対応
する種類アイコンとを表示する。また、一番上の階層の
フォルダまたはファイルが表示されている時に、UPボ
タン3aが押圧されると、識別機能部100は、メモリ
カード60のボリュームラベルを表示する。
【0046】図6は、識別機能部100の動作を示した
フローチャートである。以下、図6を参照しながら、識
別機能部100の動作について説明する。メモリカード
60が接続されると、識別機能部100は、メモリカー
ド60のボリュームラベルを表示する(ステップS10
1)。ただし、メモリカード60にボリュームラベルが
付されていない場合、識別機能部100は、ボリューム
ラベルの代わりに記号「¥」を表示する。
【0047】次に、識別機能部100は、表示すべきフ
ァイル名等の選択処理を行う(ステップS102)。こ
の選択処理については、後ほど詳しく説明する。その
後、識別機能部100は、ユーザによって終了ボタン3
dが押圧されているか否かを判断し(ステップS10
3)、終了ボタン3dが押圧されている場合、動作を終
了する。終了ボタン3dが押圧されていない場合、識別
機能部100は、ステップS102の動作に戻る。
【0048】図7は、図6に示した選択処理(ステップ
S102)の詳細を示したフローチャートである。以
下、図7を参照しながら図6に示した選択処理(ステッ
プS102)について説明する。まず、ユーザは、UP
ボタン3a、DOWNボタン3bまたはSCROLLボ
タン3cのいずれかのボタンを押圧して、表示させたい
ファイル名等の選択を行う(ステップS1021)。次
に、識別機能部100は、ユーザが押圧したボタンがU
Pボタン3a、DOWNボタン3bまたはSCROLL
ボタン3cのいずれであるかを判断する(ステップS1
022)。
【0049】上記ステップS1022の判断の結果、ユ
ーザが押圧したボタンがDOWNボタン3bである場
合、識別機能部100は、一つ下の階層のフォルダのフ
ォルダ名またはファイルのファイル名と、それらに対応
する種類アイコンとを表示する(ステップS102
3)。上記ステップS1022の判断の結果、ユーザが
押圧したボタンがUPボタン3aである場合、識別機能
部100は、一つ上の階層のフォルダのフォルダ名また
はファイルのファイル名と、それらに対応する種類アイ
コンとを表示する(ステップS1024)。上記ステッ
プS1022の判断の結果、ユーザが押圧したボタンが
SCROLLボタン3cである場合、識別機能部100
は、同じ階層のフォルダのフォルダ名またはファイルの
ファイル名とそれに対応する種類アイコンとを表示する
(ステップS1025)。
【0050】このように、第1の実施形態に係るメモリ
カード識別器10の識別機能部100は、メモリカード
60のボリュームラベル、フォルダ名もしくはファイル
名を表示するために必要な最低限の機能だけを有してい
る。よって、識別機能部100の部品点数は、大幅に減
少する。その結果、小型で携帯可能なメモリカード識別
器10を提供することが可能となる。また、複数のメモ
リカード60を収納部110に収納しながら、当該メモ
リカード識別器10を携帯すれば、モバイル環境におい
てもメモリカードの管理を容易かつ簡易に行うことが可
能となる。
【0051】なお、メモリカード識別器10は、ファイ
ルの作成日、ファイルを作成したユーザの名前、ファイ
ルのサイズ等もメモリカードの属性として読み出して表
示することができるようにしてもよい。
【0052】また、第1の実施形態において、識別機能
部100は、たとえば、「カード#¥フォルダb¥フォ
ルダb−a¥ファイルb−a−a.WMA」というよう
にルートフォルダからの階層関係が理解できるようにメ
モリカードのファイル名等を表示してもよい。
【0053】以下、第2〜4の実施形態におけるメモリ
カード識別器について説明するが、これらの実施形態の
メモリカード識別器においても、第1の実施形態と同様
に、複数のメモリカードを収納することができる収納部
が備えられている。第2〜4の実施形態に係る収納部に
ついては、第1の実施形態と同様であるので、以下の説
明では省略する。したがって、第2〜4の実施形態に係
るメモリカード識別器においては、識別機能部の特徴の
みについて言及する。
【0054】(第2の実施形態)図8は、本発明の第2
の実施形態に係るメモリカード識別器の識別機能部の機
能的な構成を示すブロック図である。図8において、識
別機能部200は、カード接続部201と、読み出し処
理部202と、表示部203と、操作部204と、書き
込み処理部205とを含む。
【0055】カード接続部201は、メモリカード60
と読み出し処理部202とを電気的に接続する。操作部
204は、UPボタンと、DOWNボタンと、SCRO
LLボタンと、YESボタンと、NOボタンと、終了ボ
タンとを含んでおり(いずれも図示せず)、上記各ボタ
ンの押圧に応じて、読み出し処理部202および書き込
み処理部205の動作を制御する。UPボタン、DOW
Nボタン、SCROLLボタンおよび終了ボタンは、第
1の実施形態に係るUPボタン3a、DOWNボタン3
b、SCROLLボタン3cおよび終了ボタン3dと同
様の機能を有する。YESボタンは、識別機能部200
がユーザに対して問う内容について、ユーザが了承する
場合に押圧されるボタンである。NOボタンは、識別機
能部200がユーザに対して問う内容について、ユーザ
が了承しない場合に押圧されるボタンである。
【0056】読み出し処理部202は、操作部204か
らの指示に応じて、カード接続部201を介してメモリ
カード60に記憶されているデータのファイル名または
フォルダ名またはボリュームラベル(以下、ファイル名
等という)を読み出す。読み出し処理部202は、ファ
イル名等に対応する種類アイコンを記憶している。読み
出し処理部202は、ファイル名等とそれらに対応する
種類アイコンとを表示部203に表示させる。また、読
み出し処理部202は、メモリカード60のボリューム
ラベルを書き込むか否かを問う旨の表示を表示部203
に表示させる。
【0057】表示部203は、読み出し処理部202か
らの指示に応じて、メモリカード60のファイル名等と
それらに対応する種類アイコンとを表示する。また、表
示部203は、読み出し処理部202からの指示に応じ
て、メモリカード60のボリュームラベルを書き込むか
否かを問う旨を表示する。
【0058】書き込み処理部205は、現在の日付と時
刻とを記憶しており、操作部204からの指示に応じ
て、現在の日付と時刻とで示されたボリュームラベルを
メモリカード60にカード接続部201を介して書き込
む。
【0059】図9は、第2の実施形態に係る識別機能部
200の動作を示すフローチャートである。以下、図9
を参照しながら第2の実施形態に係る識別機能部200
の動作について説明する。メモリカード60が接続され
ると、識別機能部200は、メモリカード60のボリュ
ームラベルを表示する(ステップS201)。ただし、
メモリカード60にボリュームラベルが付されていない
場合、第1の実施形態と同様に、識別機能部200は、
ボリュームラベルの代わりに記号「¥」を表示する。
【0060】次に、識別機能部200は、現在の日付と
時刻とをメモリカード60のボリュームラベルとして書
き込んでよいか否かをユーザに問う(ステップS20
2)。ボリュームラベルの書き込みを了承する場合、ユ
ーザは、操作部204に含まれるYESボタンを押圧す
る。一方、ボリュームラベルの書き込みを了承しない場
合、ユーザは、操作部204に含まれるNOボタンを押
圧する。次に、識別機能部200は、ユーザによって押
圧されたボタンが、YESボタンかNOボタンのどちら
であるかを判断する(ステップS203)。
【0061】上記ステップS203の判断において、Y
ESボタンが押圧されている場合、識別機能部200
は、現在の日付と時刻とをメモリカード60のボリュー
ムラベルとして書き込み(ステップS204)、ステッ
プS205の動作に進む。一方、上記ステップS203
の判断において、NOボタンが押圧されている場合、識
別機能部200は、そのままステップS205の動作に
進む。
【0062】ステップS205の動作は、図7に示した
第1の実施形態に係る識別機能部100のステップS1
02の動作と同様である。したがって、ステップS20
5の詳しい説明は、省略する。次に、識別機能部200
は、ユーザによって終了ボタンが押圧されているか否か
を判断する(ステップS206)。終了ボタンが押圧さ
れている場合、識別機能部200は、動作を終了する。
一方、終了ボタンが押圧されていない場合、識別機能部
200は、ステップS205の動作に戻る。
【0063】このように、第2の実施形態に係る識別機
能部200は、現在の日付と時刻とをメモリカードのボ
リュームラベルとして書き込むことができる。ユーザ
は、当該ボリュームラベルをメモリカードの管理に役立
てることができる。
【0064】なお、識別機能部200は、一連の通し番
号をメモリカードのボリュームラベルとして書き込むよ
うにしてもよい。
【0065】(第3の実施形態)図10は、本発明の第
3の実施形態に係る識別機能部の機能的な構成を示すブ
ロック図である。図10において、識別機能部300
は、カード接続部301と、読み出し処理部302と、
表示部303と、操作部304と、書き込み処理部30
5と、入力部306とを含んでいる。
【0066】カード接続部301、メモリカード60と
読み出し処理部302および書き込み処理部305とを
電気的に接続する。操作部304は、第2の実施形態の
操作部204と同様、UPボタンと、DOWNボタン
と、SCROLLボタンと、YESボタンと、NOボタ
ンと、終了ボタンとを含む。上記各ボタンの機能は、第
2の実施形態の場合と同様であるので、説明を省略す
る。操作部304は、上記各ボタンの操作に応じて、読
み出し処理部302および書き込み処理部305の動作
を制御する。
【0067】読み出し処理部302は、操作部304か
らの指示に応じて、カード接続部301を介してメモリ
カード60に記憶されているデータのファイル名または
フォルダ名またはボリュームラベル(ファイル名等とい
う)を読み出す。読み出し処理部302は、第1の実施
形態の読み出し処理部102と同様、読み出したファイ
ル名等とそれらに対応する種類アイコンとを表示部30
3に表示させる。
【0068】入力部306は、ユーザのキー操作によっ
て簡易的に文字を入力することができる機能を有してい
る。入力部306は、入力された文字を書き込み処理部
305に送る。また、入力部306は、入力された文字
を表示部303に表示させる。書き込み処理部305
は、カード接続部301を介して、メモリカード60の
ファイル名等を入力部306から送られてきた文字に書
き換える。表示部303は、読み出し処理部302から
の指示に応じて、メモリカード60のファイル名等とそ
れらに対応する種類アイコンとを表示する。また、表示
部303は、入力部306から送られてきた文字を表示
する。
【0069】図11は、第3の実施形態に係る識別機能
部300の動作を示したフローチャートである。以下、
図11を参照しながら、識別機能部300の動作につい
て説明する。メモリカード60が接続されると、識別機
能部300は、メモリカード60のボリュームラベルを
表示する(ステップS301)。ただし、メモリカード
60にボリュームラベルが付されていない場合、第1の
実施形態と同様、識別機能部300は、ボリュームラベ
ルの代わりに記号「¥」を表示する。
【0070】次に、識別機能部300は、表示すべきフ
ァイル名等の選択処理を行う(ステップS302)。ス
テップS302の選択処理については、図7で説明した
第1の実施形態の識別機能部100における選択処理と
同様であるので、説明を省略する。
【0071】次に、識別機能部300は、現在表示中の
ファイル名等の名称を書き換えるか否かをユーザに問
い、ユーザによってYESボタンもしくはNOボタンの
いずれのボタンが押圧されるか判断する(ステップS3
03)。上記ステップS303の判断において、NOボ
タンが押圧されている場合、識別機能部300は、ステ
ップS307の動作に進む。
【0072】一方、上記ステップS303の判断におい
て、YESボタンが押圧されている場合、識別機能部3
00は、新たなファイル名等をユーザに入力させる(ス
テップS304)。次に、識別機能部300は、入力さ
れたファイル名等で書き換えを行って良いか否かをユー
ザに問い、YESボタンまたはNOボタンのいずれのボ
タンが押圧されるか判断する(ステップS305)。
【0073】上記ステップS305の判断において、N
Oボタンが押圧されている場合、識別機能部300は、
ステップS304の動作に戻る。一方、上記ステップS
305の判断において、YESボタンが押圧されている
場合、識別機能部300は、メモリカード60のボリュ
ームラベルまたはフォルダ名またはファイル名を先ほど
入力された新たな名称に書き換え(ステップS30
6)、ステップS307の動作に進む。
【0074】ステップS307の動作において、識別機
能部300は、ユーザによって終了ボタンが押圧されて
いるか否かを判断する。終了ボタンが押圧されていない
場合、識別機能部300は、ステップS302の動作に
戻る。一方、終了ボタンが押圧されている場合、識別機
能部300は、動作を終了する。
【0075】通常、デジタルカメラ等のメモリカードを
使用する機器で用いられるファイル名は、通し番号など
の無味乾燥なものが多い。したがって、ユーザは、当該
ファイル名を、意味のある文字列に変更したいと考え
る。このように、第3の実施形態に係る識別機能部30
0を用いれば、メモリカード60のファイル名等の名称
を書き換えることが可能となる。ユーザは、この書き換
え機能を用いてメモリカードに記憶されているデータの
整理や管理を行うことが可能となる。
【0076】(第4の実施形態)図12は、本発明の第
4の実施形態に係る識別機能部の機能的な構成を示した
ブロック図である。図12において、識別機能部400
は、カード接続部401と、読み出し処理部402と、
表示部403と、操作部404とを含む。
【0077】カード接続部401は、第1のメモリカー
ド61、第2のメモリカード62および第3のメモリカ
ード63と読み出し処理部402とをそれぞれ電気的に
接続する。第1のメモリカード61と、第2のメモリカ
ード62と、第3のメモリカード63とは、同一の種類
のメモリカードであるが、ここでは、説明のために、そ
れぞれに別の符号を付した。
【0078】操作部404は、第2の実施形態の操作部
204の場合と同様に、UPボタンと、DOWNボタン
と、SCROLLボタンと、YESボタンと、NOボタ
ンと、終了ボタンとを含んでいる。操作部404は、上
記ボタンの押圧に応じて、読み出し処理部402の動作
を制御する。
【0079】読み出し処理部402は、操作部404か
らの指示に応じて、カード接続部401を介して、第1
のメモリカード61、第2のメモリカード62および第
3のメモリカード63に記憶されているデータのファイ
ル名またはフォルダ名またはボリュームラベル(ファイ
ル名等という)を読み出す。読み出し処理部402は、
第1の実施形態の読み出し処理部102の場合と同様、
読み出したファイル名等とそれらに対応する種類アイコ
ンとを表示部403に表示させる。
【0080】図13は、第4の実施形態に係る識別機能
部400の動作を示すフローチャートである。以下、図
13を参照しながら、識別機能部400の動作について
説明する。まず、識別機能部400は、第1のメモリカ
ード61のファイル名等の表示処理を行う(ステップS
401)。ステップS401の動作については、後で、
詳述する。次に、識別機能部400は、ユーザによって
終了ボタンが押圧されているか否かを判断する(ステッ
プS402)。上記ステップS402の判断において、
終了ボタンが押圧されている場合、識別機能部400
は、動作を終了する。一方、上記ステップS402の判
断において、終了ボタンが押圧されていない場合、識別
機能部400は、ステップS403の動作に進む。
【0081】ステップS403の動作において、識別機
能部400は、第2のメモリカード62のファイル名等
の表示処理を行う。ステップS403の動作は、ステッ
プS401の動作と同様であるので、後で、詳述する。
次に、識別機能部400は、ユーザによって終了ボタン
が押圧されているか否かを判断する(ステップS40
4)。上記ステップS404の判断において、終了ボタ
ンが押圧されている場合、識別機能部400は、動作を
終了する。一方、上記ステップS404の判断におい
て、終了ボタンが押圧されていない場合、識別機能部4
00は、ステップS405の動作に進む。
【0082】ステップS403の動作において、識別機
能部400は、第3のメモリカード63のファイル名等
の表示処理を行う。ステップS405の動作は、ステッ
プS401の動作と同様であるので、後で、詳述する。
次に、識別機能部400は、ユーザによって終了ボタン
が押圧されているか否かを判断する(ステップS40
6)。上記ステップS406の判断において、終了ボタ
ンが押圧されている場合、識別機能部400は、動作を
終了する。一方、上記ステップS406の判断におい
て、終了ボタンが押圧されていない場合、識別機能部4
00は、ステップS401の動作に戻る。
【0083】図14は、図13に示したステップS40
1の動作を詳細に説明したフローチャートである。図1
3に示したステップS403およびS405の動作は、
ステップS401の動作と同様であるので、これらの動
作については、図14を援用する。以下、図14を参照
しながら、図13に示したステップS401の動作につ
いて説明する。
【0084】まず、ユーザは、UPボタン、DOWNボ
タンもしくはSCROLLボタンを押圧して、第1のメ
モリカード61について、表示させたいファイル名等を
選択する(ステップS4021)。以下、ステップS4
022〜S4025の動作については、図7に示した第
1の実施形態に係る識別機能部100のステップS10
22〜S1025の動作と同様であるので説明を省略す
る。
【0085】次に、識別機能部400は、ユーザに対し
て、別のカードのファイル名等の表示を行うか否かを問
い、ユーザがYESボタンもしくはNOボタンのいずれ
を押圧するかを判断する(ステップS4026)。NO
ボタンが押圧された場合、識別機能部400は、ステッ
プS4021の動作に戻り、第1のメモリカード60a
についての表示処理を続ける。一方、YESボタンが押
圧された場合、識別機能部400は、ステップS401
の処理を終了する。
【0086】このように、第4の実施形態に係るメモリ
カード識別器は、3枚のメモリカードのファイル名等を
表示することができる。
【0087】(第5の実施形態)図15は、本発明の第
5の実施形態に係るメモリカード識別器の構成を示す斜
視図である。図15において、図1に示した第1の実施
形態に係るメモリカード識別器10と同様の機能を有す
る部分には、同一の符号を付し、それらの説明を省略す
る。
【0088】図15において、メモリカード識別器50
は、識別機能部500と収納部110とを備える。第1
の実施形態に係るメモリカード識別器10と同様にし
て、識別機能部500と収納部110とは、ヒンジ部9
を支点にして開閉する。識別機能部500の上面部に
は、表示パネル1aと、操作パネル3とが設けられてい
る。識別機能部500の前側側面部には、第1の差込口
7aと、第2の差込口7bと、第3の差込口7cとが設
けられている。識別機能部500の上面部の第1の差込
口7aの近傍には、第1のインジケータ2aが設けられ
ている。同様に、第2のインジケータ2bが、第2の差
込口7bの近傍に、第3のインジケータ2cが、第3の
差込口7cの近傍に設けられている。操作パネル3の表
示パネル1a側の表面には、「コピー」、「削除」およ
び「移動」の文字が印字されている。操作パネル3のイ
ンジケータ側の表面には、「UP」、「DOWN」、
「SCROLL」、「編集」及び「決定」の文字が印字
されている。文字「コピー」と文字「UP」との間に
は、第1のボタン30aが設けられている。文字「削
除」と文字「DOWN」との間には、第2のボタン30
bが設けられている。文字「移動」と文字「SCROL
L」との間には、第3のボタン30cが設けられてい
る。文字「編集」の上側には、第4のボタン30dが設
けられている。文字「決定」の上側には、第5のボタン
30eが設けられている。
【0089】表示パネル1aは、接続されたメモリカー
ドのボリュームラベルまたはフォルダ名またはファイル
名(ファイル名等)と、それらに対応する種類アイコン
とを表示する。また、表示パネル1aは、後ほど説明す
るファイル操作の案内も表示する。
【0090】第1の差込口7aは、第1のメモリカード
61を差し込むためのスロットであり、その内部にはメ
モリカード61と識別機能部500の内部回路とを電気
的に接続するためのコネクタ(図示せず)が設けられて
いる。同様に、第2の差込口7bは、第2のメモリカー
ド62を差し込むためのスロットである。また、第3の
差込口7cは、第3のメモリカード63を差し込むため
のスロットである。上記3枚のメモリカードは、同一種
類のメモリカードである。
【0091】第1のインジケータ2a、第2のインジケ
ータ2bおよび第3のインジケータ2cは、LED(発
光ダイオード)である。第1の差込口7aに第1のメモ
リカード61が差し込まれている場合、第1のインジケ
ータ2aは、点灯する。また、第1のメモリカード61
のファイル名等が表示パネル1aに表示中である場合、
第1のインジケータ2aは、点滅する。同様に、第2の
差込口7bに第2のメモリカード62が差し込まれてい
る場合、第2のインジケータ2bは、点灯する。また、
第2のメモリカード62のファイル名等が表示パネル1
aに表示中である場合、第2のインジケータ2bは、点
滅する。さらに、第3の差込口7cに第3のメモリカー
ド63が差し込まれている場合、第3のインジケータ2
cは、点灯する。また、第3のメモリカード63のファ
イル名等が表示パネル1aに表示中である場合、第3の
インジケータ2cは、点滅する。
【0092】編集ボタン30dは、表示パネル1aに表
示中のファイルをコピー、削除または移動したい時に押
圧されるボタンである。決定ボタン30eは、ファイル
のコピー先または移動先を決定する際、またはファイル
の削除を決定する際に押圧されるボタンである。通常、
第1のボタン30aは、一つ上の階層のファイル名等を
表示させる際に押圧されるUPボタンとして機能する。
しかし、編集ボタン30dが押圧されると、第1のボタ
ン30aは、UPボタンとしての機能から、表示中のフ
ァイルのコピーを指示するコピーボタンとしての機能に
変更される。第1のボタン30aは、第1のボタン30
a、第2のボタン30bまたは第3のボタン30cのい
ずれかのボタンが押圧されると、再びUPボタンとして
の機能に戻る。また、通常、第2のボタン30bは、一
つ下の階層のファイル名等を表示させる際に押圧される
DOWNボタンとして機能する。しかし、編集ボタン3
0dが押圧されると、第2のボタン30bは、DOWN
ボタンとしての機能から表示中のファイルの削除を指示
する削除ボタンとしての機能に変更される。第2のボタ
ン30bは、第1のボタン30a、第2のボタン30b
または第3のボタン30cのいずれかのボタンが押圧さ
れると、再びDOWNボタンとしての機能に戻る。さら
に、通常、第3のボタン30cは、同一階層内の他のフ
ァイル名等を表示させる際に押圧されるSCROLLボ
タンとして機能する。しかし、編集ボタン30dが押圧
されると、第3のボタン30cは、SCROLLボタン
としての機能からファイルの移動を指示するための移動
ボタンとしての機能に変更される。第3のボタン30c
は、第1のボタン30a、第2のボタン30bまたは第
3のボタン30cのいずれかのボタンが押圧されると、
再びSCROLLボタンとしての機能に戻る。
【0093】図16は、ファイルのコピー、削除および
移動の処理(以下、簡易ファイル管理処理という)が行
われる際に、表示パネル1aに表示される表示内容の遷
移の一例を示した図である。以下、図16を参照しなが
ら、簡易ファイル管理処理が行われる際に、表示パネル
1aに表示される表示内容について説明する。ここで
は、第1のメモリカード61のボリュームラベルを「カ
ードX」であると、第2のメモリカード62のボリュー
ムラベルを「カードY」であるとしている。
【0094】図16(a)は、ファイルのコピーが実行
される際に、表示パネル1aに表示される表示内容の遷
移を示した図である。まず、表示パネル1aに第1のメ
モリカード61に記憶されているデータのファイル名
「ファイルb−a−a」と音楽ファイルアイコン99c
とが表示されているとする。ここで、ファイルb−a−
aを第2のメモリカード62のルートフォルダにコピー
したいとする。まず、ユーザは、編集ボタン30dを押
圧する。すると、識別機能部500は、表示パネル1a
に「編集機能選択」の文字を表示する。ここで、ユーザ
は、ファイルのコピーボタンとして機能する第1のボタ
ン30aを押圧する。そうすると、識別機能部500
は、表示パネル1aに「コピー先は?」の文字を表示す
る。ここで、ユーザは、当該ファイルのコピー先(第2
のメモリカード62)を指定するための操作を行う。具
体的には、ユーザは、階層を一つ上げるUPボタンとし
て機能している第1のボタン30aを3回押圧して、階
層を3つ上げ、表示パネル1aに第1のメモリカード6
1のボリュームラベル「カードX」とカードアイコン9
9aとを表示させる。この際、識別機能部500は、U
Pボタンが押圧されるたびに、表示パネル1aに「決定
?」の文字を表示する。次に、ユーザは、SCROLL
ボタンとして機能している第3のボタン30cを押圧し
て、第2のメモリカード62のボリュームラベル「カー
ドY」とカードアイコンとを表示させる。コピー先が表
示されたので、ユーザは、ここで、決定ボタンを押圧す
る。結果、第1のメモリカード61のファイルb−a−
aは、第2のメモリカード62のルートフォルダにコピ
ーされることになる。コピーが完了すると、識別機能部
500は、表示パネル1aに「コピー完了」の文字を表
示する。
【0095】図16(b)は、ファイルの移動が実行さ
れる際に、表示パネル1aに表示される表示内容の遷移
を示した図である。ここでは、ファイル「ファイルb−
a−a」を第2のメモリカード62のルートフォルダに
移動したいとする。ます、ユーザは、編集ボタン30d
を押圧して、表示パネル1aに「編集機能選択」の文字
が表示させ、移動ボタンとして機能している第3のボタ
ン30cを押圧する。すると、表示パネル1aに、「移
動先は?」の文字が表示される。以後は、図16(a)
に示したボタン操作によって、ユーザは、移動先である
第2のメモリカードのルートフォルダを指定すればよ
い。移動先を指定するためのボタン操作およびその際の
表示パネル1aの表示内容についての説明は、省略す
る。移動先が表示されたら、ユーザは、決定ボタン30
eを押圧し、移動先が決定する。移動先が決定される、
表示パネル1aには、「移動完了」の文字が表示され
る。
【0096】図16(a)および(b)では、他のメモ
リカードにファイルをコピーまたは移動したが、別に同
一のメモリカード内のフォルダにファイルをコピーまた
は移動する場合も、同様にして、コピー先または移動先
を指定すればよい。また、他のメモリカードのフォルダ
にファイルをコピーまたは移動する場合も、同様にし
て、他のメモリカードのフォルダをコピー先または移動
先として指定すればよい。
【0097】図16(c)は、ファイルの削除が実行さ
れる際に、表示パネル1aに表示される表示内容の遷移
を示した図である。図16(c)において、まず、表示
パネル1aに第1のメモリカード61に記憶されている
データのファイル名「ファイルb−a−a」と音楽ファ
イルアイコン99cとが表示されているとする。ここ
で、ユーザは、「ファイルb−a−a」を削除したい場
合、編集ボタン30dを押圧する。すると、識別機能部
500は、表示パネル1aに「編集機能選択」の文字を
表示する。ここで、ユーザは、ファイルの削除ボタンと
して機能する第2のボタン30bを押圧する。すると、
識別機能部500は、表示パネル1aに「削除?」の文
字を表示する。ユーザは、本当に当該ファイルを削除し
てよい場合、決定ボタン30eを押圧して、当該ファイ
ルの削除を実行する。削除が完了すると、識別機能部5
00は、表示パネル1aに「削除完了」の文字を表示す
る。
【0098】第1のボタン30a、第2のボタン30b
および第3のボタン30cが、UPボタン、DOWNボ
タンおよびSCROLLボタンとして機能する場合の表
示パネル1aに表示される内容は、図5に示した表示内
容と同様である。ただし、メモリカードのボリュームラ
ベルが表示されている際に、SCROLLボタンとして
機能する第3のボタン30cが押圧されると、識別機能
部500は、他のメモリカードのボリュームラベルをス
クロール表示することになる。たとえば、第1のメモリ
カード61のボリュームラベルが表示されている時に、
SCROLLボタンとして機能する第3のボタン30c
が押圧されると、識別機能部500は、第2のメモリカ
ード62のボリュームラベルを表示する。
【0099】図17は、第5の実施形態に係る識別機能
部500の機能的な構成を示すブロック図である。図1
7において、識別機能部500は、カード接続部501
と、読み出し処理部502と、表示部503と、操作部
504と、編集処理部505と、インジケータ部506
とを含む。
【0100】カード接続部501は、第1のメモリカー
ド61、第2のメモリカード62および第3のメモリカ
ード63が第1の差込口7a、第2の差込口7bおよび
第3の差込口7c(図15参照)に差し込まれたとき
に、第1のメモリカード61、第2のメモリカード62
および第3のメモリカード63と、読み出し処理部50
2および編集処理部505とを電気的に接続する。操作
部504は、先述の第1のボタン30aと、第2のボタ
ン30bと、第3のボタン30cと、編集ボタン30d
と、決定ボタン30eとを含む。各ボタンの機能は先述
した通りである。操作部504は、上記の各ボタンの押
圧に応じて、読み出し処理部502および編集処理部5
05の動作を制御する。
【0101】インジケータ部506は、先述の第1のイ
ンジケータ2aと、第2のインジケータ2bと、第3の
インジケータ2cとを含む。インジケータ部506は、
カード接続部501にメモリカードが接続されると、カ
ード接続部501からの指示に応じて、接続されている
メモリカードに対応するインジケータを点灯させる。ま
た、インジケータ部506は、読み出し処理部502か
らの指示に応じて、現在表示中のファイル名等を記憶し
ているメモリカードに対応するインジケータを点滅させ
る。
【0102】読み出し処理部502は、操作部504か
らの指示に応じて、カード接続部501を介して、第1
のメモリカード61、第2のメモリカード62および第
3のメモリカード63のファイル名等を読み出し、当該
ファイル名等とそれらに対応する種類アイコンとを表示
部503に表示させる。また、読み出し処理部502
は、インジケータ部506に含まれる上記インジケータ
を点滅させる。
【0103】編集処理部505は、ファイルのコピー、
移動および削除を実行する。すなわち、編集処理部50
5は、上述の簡易ファイル管理処理を実行する。編集処
理部505は、操作部504からの指示に応じて、表示
部503に、「編集機能選択」、「コピー先は?」、
「決定?」、「コピー完了」、「移動先は?」、「移動
完了」、「削除」および「削除完了」の文字のいずれか
を表示させる。これらの文字は、ユーザに対する操作案
内である。また、編集処理部505は、操作部504か
らの指示に応じて、第1のメモリカード61、第2のメ
モリカード62および第3のメモリカード63に記憶さ
れているファイルを別のフォルダにコピーまたは移動し
たり、削除したりする。
【0104】表示部503は、読み出し処理部502か
らの指示に応じて、メモリカードにのファイル名等とそ
れらに対応する種類アイコンとを表示する。また、表示
部503は、編集処理部505からの指示に応じて、ユ
ーザに対する操作案内の文字を表示する。表示部503
は、小型の液晶パネル等である。
【0105】図18は、識別機能部500の動作を示し
たフローチャートである。以下、図18を参照しなが
ら、識別機能部500の動作について説明する。まず、
識別機能部500は、表示すべき第1のメモリカード6
1、第2のメモリカード62および第3のメモリカード
63のファイル名等をユーザに選択させ、当該ファイル
名等とそれらに対応する種類アイコンとを表示する(ス
テップS501)。次に、識別機能部500は、現在表
示中のファイル名等を記憶しているメモリカードに対応
する上記インジケータを点滅させる(ステップS50
2)。次に、識別機能部500は、ユーザによって、編
集ボタン30dが押圧されるか否かを判断する(ステッ
プS503)。
【0106】上記ステップS503の判断において、編
集ボタン30dが押圧されていない場合、識別機能部5
00は、ステップS501の動作に戻る。一方、上記ス
テップS503の判断において、編集ボタン30dが押
圧されている場合、識別機能部500は、ステップS5
04の動作に進み、編集機能の選択をユーザに要求し、
削除、コピーまたは移動のいずれの機能が選択されるか
を判断する(ステップS504)。
【0107】上記ステップS504の判断において、削
除の機能が選択されている場合、識別機能部500は、
現在表示中のファイルを削除するか否かをユーザに決定
させ、決定ボタン30eが押圧されるか否かを判断する
(ステップS505)。ステップS505の判断が否定
的である場合、識別機能部500は、ステップS501
の動作に戻る。一方、ステップS505の判断が肯定的
である場合、識別機能部500は、ステップS506の
動作に進み、当該ファイルを削除する。その後、識別機
能部500は、ステップS501の動作に戻る。
【0108】上記ステップS504の判断において、コ
ピーの機能が選択されている場合、識別機能部500
は、コピー先のフォルダをユーザに選択させる(ステッ
プS507)。次に、識別機能部500は、ユーザによ
って、決定ボタン30eが押圧されるか否かを判断する
(ステップS508)。上記ステップS508の判断が
否定的である場合、識別機能部500は、ステップS5
07の動作に戻る。一方、ステップS508の判断が肯
定的である場合、識別機能部500は、ステップS50
9の動作に進み、当該ファイルを選択されたフォルダに
コピーする。その後、識別機能部500は、ステップS
501の動作に戻る。
【0109】上記ステップS504の判断において、移
動の機能が選択されている場合、識別機能部500は、
移動先のフォルダをユーザに選択させる(ステップS5
10)。次に、識別機能部500は、ユーザによって、
決定ボタン30eが押圧されるか否かを判断する(ステ
ップS511)。上記ステップS511の判断が否定的
である場合、識別機能部500は、ステップS510の
動作に戻る。ステップS511の判断が肯定的である場
合、識別機能部500は、ステップS512の動作に進
み、当該ファイルを選択されたフォルダに移動する。そ
の後、識別機能部500は、ステップS501の動作に
戻る。
【0110】このように、第5の実施形態に係る識別機
能部500は、ファイルの削除、コピーおよび移動とい
う簡易なファイルの管理機能を備えている。この簡易フ
ァイル管理機能によって、識別機能部500に差し込ま
れた3枚のメモリカード間でデータの交換などを行うこ
とが可能となる。
【0111】なお、第5の実施形態に係る識別機能部5
00においては、3枚のメモリカードが接続されるとし
たが、別に、2枚もしくは4枚以上のメモリカードが接
続できるようにしてもよい。この場合でも、同様に、各
メモリカード間でデータの交換などができる。
【0112】また、第5の実施形態において、識別機能
部500のカード接続部501に接続される3枚のメモ
リカードの種類を、異なる種類のメモリカードであると
してもよい。この場合、カード接続部501は、異種の
メモリカードを接続することができるように各メモリカ
ードに対応した接続口を有することになる。
【0113】また、第1〜5の実施形態に係る識別機能
部500を、メモリカードを利用する機器、例えば、デ
ジタルカメラ、オーディオプレーヤ、携帯電話等に含ま
せて、メモリカード識別機能付きの装置を提供してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るメモリカード識
別器の構成を示す斜視図である。
【図2】識別機能部100を開放した際のメモリカード
識別器10の構成を示す斜視図である。
【図3】メモリカード60に記憶されているデータの階
層構造を示した図である。
【図4】識別機能部100の機能的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】ユーザによる各ボタンの操作に応じて表示され
る表示パネル1の表示内容の遷移を示した図である。
【図6】識別機能部100の動作を示したフローチャー
トである。
【図7】図6に示した選択処理(ステップS102)の
詳細を示したフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るメモリカード識
別器の識別機能部の機能的な構成を示すブロック図であ
る。
【図9】第2の実施形態に係る識別機能部200の動作
を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る識別機能部の
機能的な構成を示すブロック図である。
【図11】第3の実施形態に係る識別機能部300の動
作を示したフローチャートである。
【図12】本発明の第4の実施形態に係る識別機能部の
機能的な構成を示したブロック図である。
【図13】第4の実施形態に係る識別機能部400の動
作を示すフローチャートである。
【図14】図13に示したステップS401の動作を詳
細に説明したフローチャートである。
【図15】本発明の第5の実施形態に係るメモリカード
識別器の構成を示した斜視図である。
【図16】ファイルのコピー、削除および移動の処理
(簡易ファイル管理処理)が行われる際に、表示パネル
1aに表示される表示内容の遷移の一例を示した図であ
る。
【図17】第5の実施形態に係る識別機能部500の機
能的な構成を示すブロック図である。
【図18】識別機能部500の動作を示したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10,50 メモリカード識別器 1,1a 表示パネル 3a UPボタン 3b DOWNボタン 3c SCROLLボタン 3d 終了ボタン 3 操作パネル 7 差込口 8 開閉ボタン 9 ヒンジ部 60 メモリカード 61 第1のメモリカード 62 第2のメモリカード 63 第3のメモリカード 2a 第1のインジケータ 2b 第2のインジケータ 2c 第3のインジケータ 30a 第1のボタン 30b 第2のボタン 30c 第3のボタン 30d 編集ボタン 30e 決定ボタン 7a 第1の差込口 7b 第2の差込口 7c 第3の差込口 80a 識別機能部100の底部 80b 収納部110の内部 99a カードアイコン 99b フォルダアイコン 99c 音楽ファイルアイコン 100,200,300,400,500 識別機能部 110 収納部 101,201,301,401,501 カード接続
部 102,202,302,402,502 読み出し処
理部 103,203,303,403,503 表示部 104,204,304,404,504 操作部 205,305 書き込み処理部 306 入力部 505 編集処理部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリカードに記憶されているデータを
    認識するための携帯可能なメモリカード識別器であっ
    て、 メモリカードの属性を識別して表示する識別機能部と、 複数のメモリカードを保管のために収納する収納部とを
    備え、 前記識別機能部は、 メモリカードの属性を読み出す読み出し部と、 前記メモリカードと前記読み出し部とを着脱可能に接続
    するカード接続部と、 前記読み出し部が読み出した前記メモリカードの属性を
    識別して表示する表示処理部と、 前記表示処理部に表示すべき前記メモリカードの属性を
    選択する選択操作部とを含む、メモリカード識別器。
  2. 【請求項2】 前記カード接続部は、同時に複数のメモ
    リカードと前記読み出し部とを着脱可能に接続すること
    ができ、 前記読み出し部は、前記カード接続部を介して接続され
    た複数のメモリカードの属性を読み出すことを特徴とす
    る、請求項1に記載のメモリカード識別器。
  3. 【請求項3】 前記識別機能部は、いずれのメモリカー
    ドの属性を読み出し中であるか否かを知らせるインジケ
    ータ部をさらに含む、請求項2に記載のメモリカード識
    別器。
  4. 【請求項4】 メモリカードには、データが階層的に記
    憶されており、 前記読み出し部は、メモリカードの属性として、メモリ
    カードのボリュームラベルまたはフォルダ名またはファ
    イル名を読み出し、 前記表示処理部は、前記読み出し部が読み出したメモリ
    カードのボリュームラベルまたはフォルダ名またはファ
    イル名のいずれかと、それに対応するアイコンとを表示
    することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載
    のメモリカード識別器。
  5. 【請求項5】 前記識別機能部は、前記メモリカードに
    所定のボリュームラベルを書き込むためのボリュームラ
    ベル書き込み処理部をさらに含む、請求項4に記載のメ
    モリカード識別器。
  6. 【請求項6】 前記ボリュームラベル書き込み処理部
    は、現在の日付と時刻とで表現されたボリュームラベル
    を前記メモリカードに書き込むことを特徴とする、請求
    項5に記載のメモリカード識別器。
  7. 【請求項7】 前記識別機能部は、さらに任意の文字列
    を入力するための入力部と、 前記メモリカードのボリュームラベルまたはフォルダ名
    またはファイル名を前記入力部で入力された文字列に書
    き換えるための書き換え処理部とを含む、請求項4〜6
    のいずれかに記載のメモリカード識別器。
  8. 【請求項8】 前記識別機能部は、さらにユーザの操作
    に応答して、前記メモリカードに記憶されているファイ
    ルの編集を指示するための編集指示部と、 前記編集指示部からの指示に応じて、前記メモリカード
    に記憶されているファイルの編集を行う簡易ファイル編
    集部とを含み、 前記表示処理部は、前記簡易ファイル編集部が行うファ
    イルの編集内容を表示することを特徴とする、請求項4
    〜7のいずれかに記載のメモリカード識別器。
  9. 【請求項9】 前記簡易ファイル編集部は、前記メモリ
    カードに記憶されているファイルの削除、移動およびコ
    ピーを行うことを特徴とする、請求項8に記載のメモリ
    カード識別器。
  10. 【請求項10】 前記収納部の内側には、導電性処理が
    施されていることを特徴とする、請求項1〜10のいず
    れかに記載のメモリカード識別器。
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