JP2002358463A - 匿名性個人間電子商取引方法及びシステム及び電子商取引支援サーバ及び電子ロッカー及び匿名性個人間電子商取引プログラム及び匿名性個人間電子商取引プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

匿名性個人間電子商取引方法及びシステム及び電子商取引支援サーバ及び電子ロッカー及び匿名性個人間電子商取引プログラム及び匿名性個人間電子商取引プログラムを格納した記憶媒体

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JP2002358463A
JP2002358463A JP2001167160A JP2001167160A JP2002358463A JP 2002358463 A JP2002358463 A JP 2002358463A JP 2001167160 A JP2001167160 A JP 2001167160A JP 2001167160 A JP2001167160 A JP 2001167160A JP 2002358463 A JP2002358463 A JP 2002358463A
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transaction
electronic
terminal
user
article
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JP2001167160A
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English (en)
Inventor
Shigehisa Ozawa
滋久 小澤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 匿名性を保ちながら、取引を行なうことを可
能とし、面識のない個人間で物品の売買、貸し借りをネ
ットワークで接続された電子ロッカーを用いて物品の取
引を可能にする。 【解決手段】 本発明は、サーバにおいて、物品提供者
の端末から取引希望情報を受け付けて登録しておき、利
用者端末から送信された要求条件に合致する情報を物品
提供者端末から登録された取引希望情報から検索して、
該利用者端末に提示し、取引が成立すると、第1の暗証
番号を生成し、該電子ロッカーと該利用者端末に通知
し、第2の暗証番号を生成し、該物品提供者端末に通知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、匿名性個人間電子
商取引方法及びシステム及び電子商取引支援サーバ及び
電子ロッカー及び匿名性個人間電子商取引プログラム及
び匿名性個人間電子商取引プログラムを格納した記憶媒
体に係り、特に、電子ロッカーを介在させて匿名による
物品の受渡しを伴う匿名性個人間電子商取引方法及びシ
ステム及び電子商取引支援サーバ及び電子ロッカー及び
匿名性個人間電子商取引プログラム及び匿名性個人間電
子商取引プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】物品の受渡しが完了したことを証明する
ことによって、取引履歴をデータベースに記録・保管
し、電子決済を行なうシステムがある。
【0003】また、インターネットオークションと呼ば
れる方法によって、インターネット上で物品の売買を行
なう取引を成立させる仕組みが存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネット
ワーク上で行なう個人間取引では、氏名や住所等のプラ
イベートな入力を必要とし、匿名でしかも確実に物品を
受け渡す手段が存在していない。
【0005】また、インターネットと公共の場所に存在
するロッカーのようなものを組み合わせて物品の授受を
行い、その作業に応じて決済を行なうような仕組みが存
在していない。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、匿名性を保ちながら、取引を行なうことを可能と
し、面識のない個人間で物品の売買、貸し借りをネット
ワークで接続された電子ロッカーを用いて物品の取引を
可能とする匿名性個人間電子商取引方法及びシステム及
び電子商取引支援サーバ及び電子ロッカー及び匿名性個
人間電子商取引プログラム及び匿名性個人間電子商取引
プログラムを格納した記憶媒体を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。
【0008】本発明(請求項1)は、個人間で物品交換
・売買・貸し借りのいずれかの取引を行なう際に、物品
提供者または、取引希望者が利用する端末、サーバ及
び、取引に利用される電子ロッカーがネットワークを介
して接続されるシステム上で、匿名で取引を行なうため
の匿名性個人電子商取引方法において、サーバにおい
て、物品提供者端末から取引対象物品、及び取引希望条
件を含む取引希望情報を受け付けて登録しておき(ステ
ップ1)、物品の購入を希望する利用者端末から要求条
件を受信し(ステップ2)、利用者端末から送信された
要求条件に合致する情報を物品提供者端末から登録され
た取引希望情報から検索して(ステップ3)、利用者端
末に提示し(ステップ4)、利用者端末の要求条件と物
品提供者端末かの取引希望条件により取引が成立すると
(ステップ5)、該利用者端末の利用者が電子ロッカー
を利用するための第1の暗証番号を生成し(ステップ
6)、該電子ロッカーと該利用者端末に通知し(ステッ
プ7)、物品提供者端末の利用者が電子ロッカーを利用
するための第2の暗証番号を生成し(ステップ8)、該
物品提供者端末に通知する(ステップ9)。
【0009】本発明(請求項2)は、電子ロッカーにお
いて、サーバから第1の暗証番号または、第2の暗証番
号が通知されると、利用するための暗証番号を通知され
た暗証番号に更新する。
【0010】本発明(請求項3)は、電子ロッカーによ
る取引がすべて完了したときに、サーバにおいて登録さ
れている物品提供者及び利用者に関する情報に基づいて
電子決済処理を行なう。
【0011】図2は、本発明の原理構成図である。
【0012】本発明(請求項4)は、個人間で物品交換
・売買・貸し借りのいずれかの取引を行なう際に、物品
提供者または、取引希望者が利用する端末、サーバ及
び、取引に利用される電子ロッカーがネットワークを介
して接続され、匿名で取引を行なうための匿名性個人電
子商取引システムであって、サーバ10は、物品提供者
端末から取引対象物品、及び取引希望条件を含む取引希
望情報を受け付けて登録する取引希望情報登録手段11
と、物品の購入を希望する利用者端末から要求条件を受
信して、該要求条件に合致する情報を物品提供者端末か
ら登録された取引希望情報より検索して利用者端末に提
示する条件検索手段12と、利用者端末の要求条件と物
品提供者端末かの取引希望条件により取引が成立する
と、該利用者端末の利用者が電子ロッカーを利用するた
めの第1の暗証番号を生成し、該電子ロッカーと該利用
者端末に通知する第1の暗証番号通知手段13と、物品
提供者端末の利用者が電子ロッカーを利用するための第
2の暗証番号を生成し、該物品提供者端末に通知する第
2の暗証番号通知手段14とを有する。
【0013】本発明(請求項5)は、電子ロッカーにお
いて、サーバとの通信を行なう通信手段と、サーバから
第1の暗証番号または、第2の暗証番号が通知される
と、利用するための暗証番号を通知された暗証番号に更
新する暗証番号更新手段とを有する。本発明(請求項
6)は、サーバにおいて、電子ロッカーによる取引がす
べて完了したときに、サーバにおいて登録されている物
品提供者及び利用者に関する情報に基づいて電子決済処
理を行なう電子決済手段を更に有する。
【0014】本発明(請求項7)は、個人間で物品交換
・売買・貸し借りのいずれかの取引を行なう際に、物品
提供者または、取引希望者が利用する端末、及び、取引
に利用される電子ロッカーとネットワークを介して接続
され、匿名で取引を行なう電子商取引支援サーバであっ
て、物品提供者端末から取引対象物品、及び取引希望条
件を含む取引希望情報を受け付けて登録する取引希望情
報登録手段と、物品の購入を希望する利用者端末から要
求条件を受信して、該要求条件に合致する情報を物品提
供者端末から登録された取引希望情報より検索する条件
検索手段と、利用者端末の要求条件と物品提供者端末か
の取引希望条件により取引が成立すると、該利用者端末
の利用者が電子ロッカーを利用するための第1の暗証番
号を生成し、該電子ロッカーと該利用者端末に通知する
第1の暗証番号通知手段と、物品提供者端末の利用者が
電子ロッカーを利用するための第2の暗証番号を生成
し、該物品提供者端末に通知する第2の暗証番号通知手
段と、電子ロッカーを介した取引がすべて完了したとき
に、登録されている物品提供者及び利用者に関する情報
に基づいて電子決済処理を行なう電子決済手段とを有す
る。
【0015】本発明(請求項8)は、個人間で物品交換
・売買・貸し借りのいずれかの取引を行なう際に、物品
提供者または、取引希望者が利用する端末、及び、匿名
で取引を行なう電子商取引支援サーバとネットワークを
介して接続され、物品の出し入れを可能とする電子ロッ
カーであって、電子商取引支援サーバとの通信を行なう
通信手段と、電子商取引支援サーバから通知された暗証
番号を記憶する暗証番号記憶手段と、物品提供者端末の
利用者及び利用者端末の利用者が入力した暗証番号と暗
証番号記憶手段に格納されている暗証番号とを比較し、
等しければロッカーを利用可能とする比較手段と、電子
商取引支援サーバから通知された暗証番号で暗証番号記
憶手段の中の暗証番号を更新する更新手段とを有する。
【0016】本発明(請求項9)は、個人間で物品交換
・売買・貸し借りのいずれかの取引を行なう際に、物品
提供者または、取引希望者が利用する端末、及び、取引
に利用される電子ロッカーとネットワークを介して接続
され、匿名で取引を行なう電子商取引支援サーバに実行
させる匿名性個人間電子商取引プログラムであって、物
品提供者端末から取引対象物品、及び取引希望条件を含
む取引希望情報を受け付けて登録する取引希望情報登録
プロセスと、物品の購入を希望する利用者端末から要求
条件を受信して、該要求条件に合致する情報を物品提供
者端末から登録された取引希望情報より検索する条件検
索プロセスと、利用者端末の要求条件と物品提供者端末
かの取引希望条件により取引が成立すると、該利用者端
末の利用者が電子ロッカーを利用するための第1の暗証
番号を生成し、該電子ロッカーと該利用者端末に通知す
る第1の暗証番号通知プロセスと、物品提供者端末の利
用者が電子ロッカーを利用するための第2の暗証番号を
生成し、該物品提供者端末に通知する第2の暗証番号通
知プロセスと、電子ロッカーを介した取引がすべて完了
したときに、登録されている物品提供者及び利用者に関
する情報に基づいて電子決済処理を行なう電子決済プロ
セスとを有する。
【0017】本発明(請求項10)は、個人間で物品交
換・売買・貸し借りのいずれかの取引を行なう際に、物
品提供者または、取引希望者が利用する端末、及び、取
引に利用される電子ロッカーとネットワークを介して接
続され、匿名で取引を行なう電子商取引支援サーバに実
行させる匿名性個人間電子商取引プログラムを格納した
記憶媒体であって、物品提供者端末から取引対象物品、
及び取引希望条件を含む取引希望情報を受け付けて登録
する取引希望情報登録プロセスと、物品の購入を希望す
る利用者端末から要求条件を受信して、該要求条件に合
致する情報を物品提供者端末から登録された取引希望情
報より検索する条件検索プロセスと、利用者端末の要求
条件と物品提供者端末かの取引希望条件により取引が成
立すると、該利用者端末の利用者が電子ロッカーを利用
するための第1の暗証番号を生成し、該電子ロッカーと
該利用者端末に通知する第1の暗証番号通知プロセス
と、物品提供者端末の利用者が電子ロッカーを利用する
ための第2の暗証番号を生成し、該物品提供者端末に通
知する第2の暗証番号通知プロセスと、電子ロッカーを
介した取引がすべて完了したときに、登録されている物
品提供者及び利用者に関する情報に基づいて電子決済処
理を行なう電子決済プロセスとを有する。
【0018】上記のように、本発明では、インターネッ
ト上で必要な物品の情報を入力することで、地域的に接
触が容易である対象者を検索し、その検索結果を元にし
て、物品の受渡しを行なう場合に、ネットワークに接続
された駅前などに設置されているロッカーを利用するた
めの暗証番号を発行し、ネットワークを通じて利用者へ
通知すると共に、その暗証番号を利用してロッカーに物
品を収納・取り出しをする作業者に対してネットワーク
を通じて、当該暗証番号を通知することが可能となる。
【0019】また、通知した暗証番号を用いてロッカー
を利用することで、該当する取引の決済を行なう。従っ
て、個人間で取引を行なう場合に、匿名性を保つことが
できる。
【0020】また、上記のシステムを利用した取引に対
して電子決済を行なうことが可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の一実施の形態に
おけるシステムの動作の概要を示すシーケンスチャート
である。
【0022】以下のシステムは、電子ロッカー、サー
バ、物品の交換・売買・貸し借り等の取引希望者の利用
者端末、及び物品提供者端末から構成されるものとす
る。
【0023】ステップ11) 利用者端末からサーバに
対して顧客データを送信することにより、ユーザ登録を
行なう。
【0024】ステップ12) サーバは、利用者端末か
らの顧客データを受信してユーザ登録受付を行い、顧客
に対して顧客IDを発行し、送信する。
【0025】ステップ13) 物品提供者端末は、サー
バに対して顧客データを送信することにより、ユーザ登
録を行なう。
【0026】ステップ14) サーバは、物品提供者端
末からの顧客データを受信してユーザ登録受付を行い、
物品提供者に対して顧客IDを発行し、送信する。
【0027】ステップ15) 利用者端末は、必要に応
じて購入を希望する商品データを送信し、取引商品登録
を行なう。
【0028】ステップ16) 物品提供者端末は、必要
に応じて販売を希望する商品データを送信し、取引商品
登録を行なう。
【0029】ここまでの処理が事前登録処理となる。
【0030】ステップ17) 利用者端末は、希望商
品、条件、取引手段等の検索要求をサーバに送信する。
【0031】ステップ18) サーバは、利用者端末か
らの要求条件を満たす商品情報を検索し、その検索結果
を利用者端末に返却する。
【0032】ステップ19) 利用者端末は、取引希望
の商品を選択してサーバに送信する。 ステップ20)
サーバは、取引条件等の取引内容を物品提供者端末に
送信する。
【0033】ステップ21) 物品提供者端末は、商品
を販売するための取引条件をサーバに送信する。
【0034】ステップ22) サーバは、利用者端末に
希望する商品に関する取引内容(取引条件)を通知す
る。
【0035】ステップ23) 利用者端末は、提示され
た取引条件に対して希望する取引条件をサーバに送信す
る。
【0036】ステップ22からステップ23の処理を条
件が合致するまで繰り返す。
【0037】ステップ24) 取引条件による取引が成
立すると、サーバは、暗証番号1を生成し、電子ロッカ
ー及び利用者端末に送信する。
【0038】ステップ25) さらに、サーバは、暗証
番号2を生成し、電子ロッカー及び物品提供者端末に送
信する。
【0039】ステップ26) 物品提供者は、暗証番号
2を用いて電子ロッカーを解錠し、商品を挿入する。
【0040】ステップ27) 電子ロッカーは、物品提
供者から商品が挿入されたこと(ロッカー利用情報)を
サーバに送信する。
【0041】ステップ28) サーバは、ロッカー利用
情報(ロッカーに商品が挿入されたこと)を利用者端末
に通知する。
【0042】ステップ29,30) 顧客は、ステップ
114で取得した暗証番号1を用いて電子ロッカーを解
錠し、物品を取り出す。
【0043】ステップ31) 電子ロッカーは、物品が
暗証番号1を用いてロッカー利用情報(商品が取り出さ
れたこと)をサーバに送信する。
【0044】ステップ32) サーバは、物品提供者端
末にロッカー利用情報を通知し、電子決済処理を行な
う。
【0045】
【実施例】以下、図面と共に、本発明の実施例を説明す
る。
【0046】図4は、本発明の一実施例のシステム構成
を示す。
【0047】同図に示すシステムは、事業者サーバ10
0、端末200、電子ロッカー300がネットワーク4
00を介して接続されている。なお、端末200は、顧
客(商品購入者)端末、物品提供者端末、電子ロッカー
提供者端末として利用されるものとする。また、電子ロ
ッカー300は、物品の出し入れ可能であることは勿
論、通信機能を有するものとする。
【0048】事業者サーバ100は、登録受付部11
0、検索部120、取引受付部130、メール送信部1
40、Webサーバ150、データ管理部160、電子
決済部170、取引ID発行管理部180、ロッカー管
理部190、ユーザDB101、物品DB102、イン
デックスDB103、取引DB104、電子ロッカーD
B105、決済DB106から構成される。
【0049】次に、上記の各DBに格納されるデータの
構成について説明する。
【0050】ユーザDB101には、利用者データが格
納される。利用者データは、利用者ID、氏名、メール
アドレス、住所、電話番号等の情報からなる。
【0051】物品DB102には、物品データが登録さ
れる。物品データは、利用者ID、物品ID、品名、価
格、利用方法、貸出フラグ、備考等からなる。
【0052】取引DB104には、取引データと取引履
歴データが格納される。取引データは、取引ID、取引
対象者1、取引対象者2、取引品名1、取引品名2、取
引価格、取引指定日、返却予定日(レンタルの場合)か
らなる。取引履歴データは、取引ID、ロッカーID、
暗証番号1(顧客用暗証番号)、暗証番号2(提供者用
暗証番号)、暗証番号1’(レンタル時)、暗証番号
2’(レンタル時)、物品格納日、物品取り出し日から
なる。
【0053】電子ロッカーDB105には、ロッカーデ
ータ及び利用ロッカーデータが格納される。ロッカーデ
ータは、ロッカーID、利用する事業者ID、暗証番号
からなる。利用ロッカーデータは、利用者ID,ロッカ
ーIDからなる。
【0054】決済DB106には、決済データが格納さ
れる。決済データは、利用者ID、決済手段、決済用詳
細情報からなる。
【0055】図6は、本発明の一実施例の電子ロッカー
の構成を示す。
【0056】電子ロッカー300は、ネットワーク40
0を介してサーバ100のロッカー管理部190に接続
される。
【0057】電子ロッカー300は、ロッカー管理部1
90からの情報(暗証番号等)を受け付ける受付部31
0、暗証番号を保持する暗証番号保存部320、ドアロ
ック330、利用者からの暗証番号を受け付ける暗証番
号入力装置340から構成される。
【0058】サーバ100のロッカー管理部190は、
電子ロッカー300の受付部310に対して新しい任意
の暗証番号を送信する。受付部310は、受け取った暗
証番号を暗証番号保存部320に渡す。暗証番号保存部
320は、保持していた既存の暗証番号を受け取った暗
証番号に置き換える。
【0059】一方、利用者は、暗証番号入力装置340
から暗証番号を入力する。暗証番号入力装置340は、
入力された暗証番号を暗証番号保存部320に渡す。暗
証番号保存部320は、受け取った暗証番号と保存され
ている暗証番号を比較し、それらが等しければ、ドアロ
ック330にロックを解除するよう信号を送出する。利
用者はドアを開けた後にドアを閉めると、ドアが再び施
錠される。
【0060】上記の構成における動作を説明する。
【0061】最初に、ロッカーに関するロッカーデー
タ、取引希望者及び物品提供者からの利用者データ、及
び物品情報を登録する処理について説明する。
【0062】図7は、本発明の一実施例におけるデータ
登録処理のフローチャートである。本発明のシステムを
利用するために、ロッカーデータ、利用者データ及び取
引を行なう物品データを事前に登録する。
【0063】ロッカーデータを登録するには、ロッカー
提供者が端末200からネットワーク400を介してロ
ッカーに関する情報(ロッカーの物理的な位置)を登録
受付部110に送信する(ステップ101)。
【0064】登録受付部110は、この情報をデータ管
理部160に渡す。データ管理部160は、受け取った
情報がロッカーに関する情報であることをデータ構造か
ら確認すると(ステップ102)、ロッカーIDを発行
し、ロッカーIDと受信したロッカーに関する情報をロ
ッカーデータとしてロッカーDB105に格納する(ス
テップ103)。
【0065】利用者データを登録するには、端末200
からネットワーク400を介して利用者に関する情報
(氏名、アドレス、パーソナルデータ)と、サービスに
応じて必要であれば、ロッカーDB105に蓄積されて
いる本システムが準備したネットワークに接続された駅
前などに設置されている電子ロッカー300のロッカー
データから得られるロッカー所在地一覧の中から、ユー
ザが利用可能な位置にあるロッカーを任意の数だけ選択
し、その情報を登録受付部110に送信する(ステップ
111)。登録受付部110は、この情報をデータ管理
部160に渡す。データ管理部160は、受け取った情
報がユーザに関する情報であることをデータ構造から確
認(ステップ102)すると、利用者IDを発行し、こ
の利用者IDと受信した利用者に関する情報を利用者デ
ータとしてユーザDB101に格納する(ステップ11
3)。
【0066】同様にして、電子決済に関する情報(利用
者ID、決済手段、クレジットカード番号や銀行口座番
号など決済用の詳細情報)を決済データとして決済DB
106に登録する。
【0067】次に、本システムの利用者が貸出・売却・
交換を目的とした物品情報の登録を必要とする場合、所
有する物品情報を登録するには、端末200からネット
ワーク400を介してユーザ情報を確認し、物品に関す
る情報(物品名・種類・販売価格・利用方法(売却・交
換・貸出・備考等)を登録受付部110に送信する(ス
テップ121)。データ管理部160は、受け取った情
報が物品に関する情報であることをデータ構造から確認
すると(ステップ102)、確認したユーザ情報と受信
した物品に関する情報を物品データとして物品DB10
2に格納する(ステップ123)。
【0068】また、本システムでは、ユーザDB101
のユーザデータ及び物品DB102の物品データの各項
目を元にして定期的にインデックスを作成し、これをイ
ンデックスDB103に格納する。
【0069】次に、取引を成立させるために、取引相手
の検索を行なう場合について説明する。
【0070】図8は、本発明の一実施例の取引相手検索
処理のフローチャートである。
【0071】物品の売買や交換、貸出の取引を成立させ
る1つの手段として、ネットワーク400上における検
索機能を利用することが可能である。この場合、物品購
入や交換を要求する取引希望者は、端末200からネッ
トワーク400を介して、要求する商品名、及び希望す
る取引方法(購入・交換・借用)、購入を希望する場合
は必要であれば支払可能である上限金額を検索部120
に送信する(ステップ201)。検索部120は、デー
タ管理部160に取引希望者から受け取った情報を送信
する(ステップ202)。
【0072】データ管理部160は、検索部120から
受け取った情報をもとに予め作成してあるインデックス
から取引希望者の要求する条件(商品名・利用方法・利
用可能なロッカーの位置・予算)を満たしている登録情
報を検索結果として抽出し、それを検索部120に送信
する(ステップ204)。
【0073】次に、取引が成立した場合の処理について
説明する。
【0074】図9は、本発明の一実施例の取引成約時に
おける処理のフローチャートである。
【0075】取引希望者は、受け取った検索結果の中か
ら取引を希望する相手を選択し、物品受渡し希望場所・
物品受渡し希望日程と共に、取引受付部130に送信す
る(ステップ301)。取引受付部130では、受信し
た情報をデータ管理部160に送信する。データ管理部
160では、取引受付部130から受信した情報をもと
にユーザDB101から取引希望者が選択した取引対象
者のユーザデータを読み出す。データ管理部160は、
読み出した情報をもとにメール送信部140に取引内容
と取引対象者のユーザデータを送信する。メール送信部
140は、受け取った情報を元に、取引対象者にメール
によって取引内容を送信する。また、取引受付部130
は、受信した情報を取引ID発行管理部180に送信す
る(ステップ302)。
【0076】取引ID発行管理部180では、取引に対
してユニークな取引IDを作成し、取引DB104に取
引ID・取引対象者1、取引対象者2・取引品名1・取
引指定日と、必要であれば、取引品名2、取引価格、物
品返却日などを含む取引データを作成し、取引DB10
4に保存する(ステップ303)。
【0077】取引対象者(物品提供者)は、受信したメ
ールの情報に基づいて取引に応じるか否かを判断し、承
認・否決・条件の提示を選択して、必要であれば取引条
件(受渡し日程や価格の変更)と共に取引受付部130
に送信する(ステップ304)。取引受付部130は、
受け取った結果をデータ管理部160に送信する。デー
タ管理部160は、受け取った結果をメール送信部14
0に送り、メール送信部140から取引希望者に通知す
る(ステップ305)。
【0078】取引対象者が条件の提示を選択した場合、
取引希望者は取引対象者から受けた条件に対して、承認
・否決・条件の提示を行なう(ステップ306)。その
結果を取引対象者に通知する(ステップ307)。以
後、取引が承認もしくは、否決されるまで繰り返され
る。
【0079】また、取引を成立させる別の手段として、
既存のインターネットオークションに地域情報を含ま
せ、取引が可能となる対象者のみ、オークションに参加
することで取引を成立させる方法でもよい。
【0080】取引対象者が取引を承認した場合、データ
管理部160は、取引データを取引ID発行管理部18
0に送信する。取引ID発行管理部180では、取引条
件に変更があった場合、取引DB104にある取引デー
タを更新する。また、オークションによって取引が成立
した場合も、物品を受け渡す日程を同様に決定し、その
情報を受け取った取引ID発行管理部180は、取引デ
ータを取引DB104に送信する。また、同時に取引I
D発行管理部180は、ロッカー管理部190に取引デ
ータを送信する。ロッカー管理部190は、受信した取
引データを元にしてロッカーDB105から取引に利用
するロッカーを抽出する(ステップ308)。また、ロ
ッカー管理部190は、指定した電子ロッカー300を
利用するための暗証番号を取引希望者と取引対象者用に
2つ発行する(ステップ309)。
【0081】ロッカー管理部190は、取引IDと暗証
番号1・2を含む取引履歴データを取引DB104に、
暗証番号1・2と取引データをメール送信部140に送
信する。メール送信部140は、取引希望者・取引対象
者に対して取引日程と暗証番号を通知する(ステップ3
11)。
【0082】また、取引の種類が『物品の貸出』の場合
は、返却用の暗証番号1’、2’も取引履歴データとし
て同様に送信する。
【0083】更に、ロッカー管理部190は、取引用に
指定した電子ロッカー300に対して、暗証番号と取引
指定日を送信する。暗証番号を受け取った電子ロッカー
300は、取引指定日の間、受け取った暗証番号1・2
で利用可能になるようにする(ステップ312)。
【0084】次に、取引が成立し、利用者が電子ロッカ
ー300を利用する際の動作について説明する。
【0085】図10は、本発明の一実施例のロッカー利
用時の処理のフローチャートである。
【0086】ロッカー管理部190は、定期的に取引D
B104に格納されている取引データのチェックを行い
(ステップ401)、物品の受渡しを行なう期間にさし
かかった取引に対して、取引DB104の取引データ・
取引履歴データから電子ロッカー300を利用するため
の暗証番号・利用期間を取得し、暗証番号を電子ロッカ
ー300に対して送信しておく。
【0087】暗証番号・利用期間を受け取った電子ロッ
カー300は、利用期間において受け取った暗証番号の
みでロッカーを利用可能にする(ステップ403)。そ
して、暗証番号を受け取った取引対象者は、受け取った
暗証番号2を利用して指定した電子ロッカー300に対
して指定の取引期間に物品の挿入する(ステップ40
4)。
【0088】電子ロッカー300は、暗証番号1に対し
てロッカーが利用されたことをロッカー管理部190に
通知する。ロッカー管理部190は、取引DB104に
取引履歴データの物品格納日を更新する(ステップ40
5)。正しく物品を挿入した場合、取引対象者は端末2
00からネットワーク400を介して取引受付部130
に取引IDを送信する(ステップ406)。ここでは、
利用可能な端末として、携帯電話用端末を含む。
【0089】取引管理部130は、受け取った取引ID
をデータ管理部160に送る。データ管理部160は、
取引DB104の取引履歴データを参照し、物品格納日
が正しい場合、受け取った取引IDをもとにユーザDB
101から取引希望者の情報を取り出し、それを元に、
物品がロッカーに挿入されたことを取引希望者に通知す
る(ステップ407)。
【0090】取引希望者は、通知を受けた後、指定され
た電子ロッカー300で、暗証番号1を利用して物品を
受け取る(ステップ408)。
【0091】電子ロッカー300は、暗証番号1によっ
てロッカーが利用されたことをロッカー管理部190に
通知する。ロッカー管理部190は、取引DB104に
取引履歴データの物品取り出し日を更新する。
【0092】また、取引の種類が、『物品の売却』の場
合には、対象物品を物品DB102から削除する(ステ
ップ410)。
【0093】取引の種類が、『物品の交換』の場合、交
換者は、物品を取り出す作業に加えて、渡す物品をロッ
カーに挿入し、もう一方の交換者は、再度物品を取りに
くる、という作業が加えられる(ステップ411)。
【0094】この場合における各機能の働きは、同様で
ある。
【0095】次に、取引の種類が『貸出』の場合におけ
る物品の返却の処理について説明する。
【0096】取引の種類が『貸出』の場合、物品の返却
が必要である。物品の返却においては、データ管理部1
60が、定期的に取引DB104から取引データのチェ
ックを行い、物品返却日が記されている取引データに対
しては、物品を借りた人と、貸し出した人が同様の手段
を用いて、物品の受渡しを行なう。日程の変更を行なう
場合には、変更を希望する物がサーバ100に対して申
請を行い、互いの承認のものに、変更となるデータの更
新を行なう。
【0097】次に、上記の処理が完了した後に行なう電
子決済の処理について説明する。
【0098】物品の売買を伴う取引の場合、ロッカー管
理部190は取引が終了した後に、取引データを電子決
済部170に送信する。電子決済部170は、受信した
取引データの取引対象者1・2をユーザDB101のユ
ーザデータから取り出し、電子決済を行なう。
【0099】また、本システムの利用手数料を課す場
合、取引履歴データなどに基づいて事前に規定した手数
料について定期的に電子決済を行なう。
【0100】上記のシステムをビジネスに適用する場
合、本システムの提供者、サービス利用者が課金に関係
する。そのビジネスへの適用方法として、本システムの
提供者が、本サービス利用者を募集し、個人利用に対し
て登録料、利用料等で課金することが可能である。
【0101】また、上記の実施例では、図4の構成に基
づいて説明したが、サーバ100の構成要素をプログラ
ムとして構築し、サーバとして利用されるコンピュータ
内のCPUにインストールする、または、ネットワーク
を介して流通させることが可能である。
【0102】また、構築されたプログラムをサーバとし
て利用されるコンピュータに接続されるハードディスク
装置や、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−RO
M等の可搬記憶媒体に格納しておき、本発明を実施する
際にインストールすることにより、容易に本発明を実現
できる。
【0103】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応
用が可能である。
【0104】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、面識のな
い個人間での物品の売買・貸し借りを、特定のネットワ
ークに接続された電子ロッカーを物品の受渡し場所とす
ることで、匿名性を保ちながら取引を行なうことがで
き、それぞれの取引に対して、円滑に電子決済を行なう
ことができる。
【0105】また、本発明をビジネスに適用した場合、
本システムの提供者は、システム利用者に対して課金す
ることができるというビジネスの機会を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態におけるシステムの動作
の概要を示すシーケンスチャートである。
【図4】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図5】本発明の一実施例の各DBに格納されるデータ
の構成図である。
【図6】本発明の一実施例の電子ロッカーの構成図であ
る。
【図7】本発明の一実施例におけるデータ登録処理のフ
ローチャートである。
【図8】本発明の一実施例の取引相手検索処理のフロー
チャートである。
【図9】本発明の一実施例の取引成約時における処理の
フローチャートである。
【図10】本発明の一実施例のロッカー利用時の処理の
フローチャートである。
【符号の説明】
10 サーバ 11 取引希望情報登録手段 12 条件検索手段 13 第1の暗証番号通知手段 14 第2の暗証番号通知手段 21 利用者端末(物品提供者端末) 22 利用者端末(購入希望者端末) 30 電子ロッカー 100 サーバ 101 ユーザDB 102 物品DB 103 インデックスDB 104 取引DB 105 ロッカーDB 106 決済DB 110 登録受付部 120 検索部 130 取引受付部 140 メール送信部 150 Webサーバ 160 データ管理部 170 電子決済部 180 取引ID発行管理部 190 ロッカー管理部 200 端末 300 電子ロッカー 310 受付部 320 暗証番号保存部 330 ドアロック 340 暗証番号入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC // G07F 17/10 G07F 17/10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人間で物品交換・売買・貸し借りのい
    ずれかの取引を行なう際に、物品提供者または、取引希
    望者が利用する端末、サーバ及び、取引に利用される電
    子ロッカーがネットワークを介して接続されるシステム
    上で、匿名で取引を行なうための匿名性個人電子商取引
    方法において、 前記サーバにおいて、 前記物品提供者の端末(以下、物品提供者端末)から取
    引対象物品、及び取引希望条件を含む取引希望情報を受
    け付けて登録しておき、 物品の取引を希望する利用者の端末(以下、利用者端
    末)から要求条件を受信し、 前記利用者端末から送信された前記要求条件に合致する
    情報を、前記物品提供者端末から登録された前記取引希
    望情報から検索して、該利用者端末に提示し、 前記利用者端末の要求条件と前記物品提供者端末の取引
    希望条件により取引が成立すると、該利用者端末の利用
    者が前記電子ロッカーを利用するための第1の暗証番号
    を生成し、該電子ロッカーと該利用者端末に通知し、 前記物品提供者端末の利用者が前記電子ロッカーを利用
    するための第2の暗証番号を生成し、該物品提供者端末
    に通知することを特徴とする匿名性個人電子商取引方
    法。
  2. 【請求項2】 前記電子ロッカーにおいて、前記サーバ
    から前記第1の暗証番号または、前記第2の暗証番号が
    通知されると、利用するための暗証番号を通知された暗
    証番号に更新する請求項1記載の匿名性個人電子商取引
    方法。
  3. 【請求項3】 前記電子ロッカーによる取引がすべて完
    了したときに、前記サーバにおいて登録されている物品
    提供者及び利用者に関する情報に基づいて電子決済処理
    を行なう請求項1記載の匿名性個人電子商取引方法。
  4. 【請求項4】 個人間で物品交換・売買・貸し借りのい
    ずれかの取引を行なう際に、物品提供者及び物品の取引
    を希望する利用者が利用する端末、、サーバ及び、取引
    に利用される電子ロッカーがネットワークを介して接続
    され、匿名で取引を行なうための匿名性個人電子商取引
    システムであって、 前記サーバは、 前記物品提供者が利用する端末(物品提供者端末)から
    取引対象物品、及び取引希望条件を含む取引希望情報を
    受け付けて登録する取引希望情報登録手段と、 物品の購入を希望する利用者の端末(以下、利用者端
    末)から要求条件を受信して、該要求条件に合致する情
    報を前記物品提供者端末から登録された取引希望情報よ
    り検索する条件検索手段と、 前記利用者端末の要求条件と前記物品提供者端末の取引
    希望条件により取引が成立すると、該利用者端末の利用
    者が前記電子ロッカーを利用するための第1の暗証番号
    を生成し、該電子ロッカーと該利用者端末に通知する第
    1の暗証番号通知手段と、 前記物品提供者端末の利用者が前記電子ロッカーを利用
    するための第2の暗証番号を生成し、該物品提供者端末
    に通知する第2の暗証番号通知手段とを有することを特
    徴とする匿名性個人電子商取引システム。
  5. 【請求項5】 前記電子ロッカーは、 前記サーバとの通信を行なう通信手段と、 前記サーバから前記第1の暗証番号または、前記第2の
    暗証番号が通知されると、利用するための暗証番号を通
    知された暗証番号に更新する暗証番号更新手段とを有す
    る請求項4記載の匿名性個人電子商取引システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバは、 前記電子ロッカーによる取引がすべて完了したときに、
    前記サーバにおいて登録されている物品提供者及び利用
    者に関する情報に基づいて電子決済処理を行なう電子決
    済手段を更に有する請求項4記載の匿名性個人電子商取
    引システム。
  7. 【請求項7】 個人間で物品交換・売買・貸し借りのい
    ずれかの取引を行なう際に、物品提供者または、取引希
    望者が利用する端末、及び、取引に利用される電子ロッ
    カーとネットワークを介して接続され、匿名で取引を行
    なう電子商取引支援サーバであって、 前記物品提供者端末から取引対象物品、及び取引希望条
    件を含む取引希望情報を受け付けて登録する取引希望情
    報登録手段と、 物品の購入を希望する利用者端末から要求条件を受信し
    て、該要求条件に合致する情報を前記物品提供者端末か
    ら登録された取引希望情報より検索する条件検索手段
    と、 前記利用者端末の要求条件と前記物品提供者端末の取引
    希望条件により取引が成立すると、該利用者端末の利用
    者が前記電子ロッカーを利用するための第1の暗証番号
    を生成し、該電子ロッカーと該利用者端末に通知する第
    1の暗証番号通知手段と、 前記物品提供者端末の利用者が前記電子ロッカーを利用
    するための第2の暗証番号を生成し、該物品提供者端末
    に通知する第2の暗証番号通知手段と、 前記電子ロッカーを介した取引がすべて完了したとき
    に、登録されている物品提供者及び利用者に関する情報
    に基づいて電子決済処理を行なう電子決済手段とを有す
    ることを特徴する電子商取引支援サーバ。
  8. 【請求項8】 個人間で物品交換・売買・貸し借りのい
    ずれかの取引を行なう際に、物品提供者及び取引希望者
    が利用する端末、及び、匿名で取引を行なう電子商取引
    支援サーバとネットワークを介して接続され、物品の出
    し入れを可能とする電子ロッカーであって、 前記電子商取引支援サーバとの通信を行なう通信手段
    と、 前記電子商取引支援サーバから通知された暗証番号を記
    憶する暗証番号記憶手段と、 前記物品提供者端末の利用者及び前記利用者端末の利用
    者が入力した暗証番号と前記暗証番号記憶手段に格納さ
    れている暗証番号とを比較し、等しければロッカーを利
    用可能とする比較手段と、 前記電子商取引支援サーバから通知された暗証番号で前
    記暗証番号記憶手段の中の暗証番号を更新する更新手段
    とを有することを特徴とする電子ロッカー。
  9. 【請求項9】 個人間で物品交換・売買・貸し借りのい
    ずれかの取引を行なう際に、物品提供者及び取引希望者
    が利用する端末、及び、取引に利用される電子ロッカー
    とネットワークを介して接続され、匿名で取引を行なう
    電子商取引支援サーバに実行させる匿名性個人間電子商
    取引プログラムであって、 前記物品提供者端末から取引対象物品、及び取引希望条
    件を含む取引希望情報を受け付けて登録する取引希望情
    報登録プロセスと、 物品の購入を希望する利用者端末から要求条件を受信し
    て、該要求条件に合致する情報を前記物品提供者端末か
    ら登録された取引希望情報より検索する条件検索プロセ
    スと、 前記利用者端末の要求条件と前記物品提供者端末の取引
    希望条件により取引が成立すると、該利用者端末の利用
    者が前記電子ロッカーを利用するための第1の暗証番号
    を生成し、該電子ロッカーと該利用者端末に通知する第
    1の暗証番号通知プロセスと、 前記物品提供者端末の利用者が前記電子ロッカーを利用
    するための第2の暗証番号を生成し、該物品提供者端末
    に通知する第2の暗証番号通知プロセスと、 前記電子ロッカーを介した取引がすべて完了したとき
    に、登録されている物品提供者及び利用者に関する情報
    に基づいて電子決済処理を行なう電子決済プロセスとを
    有することを特徴する匿名性個人電子商取引プログラ
    ム。
  10. 【請求項10】 個人間で物品交換・売買・貸し借りの
    いずれかの取引を行なう際に、物品提供者及び取引希望
    者が利用する端末、及び、取引に利用される電子ロッカ
    ーとネットワークを介して接続され、匿名で取引を行な
    う電子商取引支援サーバに実行させる匿名性個人間電子
    商取引プログラムを格納した記憶媒体であって、 前記物品提供者端末から取引対象物品、及び取引希望条
    件を含む取引希望情報を受け付けて登録する取引希望情
    報登録プロセスと、 物品の購入を希望する利用者端末から要求条件を受信し
    て、該要求条件に合致する情報を前記物品提供者端末か
    ら登録された取引希望情報より検索する条件検索プロセ
    スと、 前記利用者端末の要求条件と前記物品提供者端末の取引
    希望条件により取引が成立すると、該利用者端末の利用
    者が前記電子ロッカーを利用するための第1の暗証番号
    を生成し、該電子ロッカーと該利用者端末に通知する第
    1の暗証番号通知プロセスと、 前記物品提供者端末の利用者が前記電子ロッカーを利用
    するための第2の暗証番号を生成し、該物品提供者端末
    に通知する第2の暗証番号通知プロセスと、 前記電子ロッカーを介した取引がすべて完了したとき
    に、登録されている物品提供者及び利用者に関する情報
    に基づいて電子決済処理を行なう電子決済プロセスとを
    有することを特徴する匿名性個人電子商取引プログラム
    を格納した記憶媒体。
JP2001167160A 2001-06-01 2001-06-01 匿名性個人間電子商取引方法及びシステム及び電子商取引支援サーバ及び電子ロッカー及び匿名性個人間電子商取引プログラム及び匿名性個人間電子商取引プログラムを格納した記憶媒体 Pending JP2002358463A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006058975A (ja) * 2004-08-17 2006-03-02 Oki Electric Ind Co Ltd 電子ロッカーを使用した非対面チェックイン方法、チェックアウト方法及びチェックインチェックアウト方法、並びに電子ロッカーを使用した非対面チェックインシステム、チェックアウトシステム及びチェックインチェックアウトシステム
JP2017021522A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 富士機械製造株式会社 ストッカ、ストッカ管理装置及び販売管理装置
CN109801122A (zh) * 2017-11-16 2019-05-24 松下电器(美国)知识产权公司 交易管理系统、交易管理方法以及程序
JP2021051780A (ja) * 2020-12-17 2021-04-01 株式会社Fuji 販売管理システム、商品流通システム、納品庫の解錠方法及びストッカ

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