JP2002357972A - 静電記録装置 - Google Patents
静電記録装置Info
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- JP2002357972A JP2002357972A JP2002110724A JP2002110724A JP2002357972A JP 2002357972 A JP2002357972 A JP 2002357972A JP 2002110724 A JP2002110724 A JP 2002110724A JP 2002110724 A JP2002110724 A JP 2002110724A JP 2002357972 A JP2002357972 A JP 2002357972A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】両面印刷動作の停止及び開始時での記録材から
の上下定着ローラのリトラクト及び圧接動作の際におけ
る文字ブレやオフセットの問題を解消することが可能な
静電記録装置を提供する。 【解決手段】表裏に未定着トナー像(6a,6b)を保持した
記録材(10)を、加熱源(22a,22b)を備えた一対の定着ロ
ーラ(15,16)によって形成されるニップ領域(W)に通過さ
せ、未定着トナー像を記録材に定着させる定着手段を備
えた静電記録装置において、少なくともニップ領域に記
録材が介在する状態で印刷動作を中断させる際に、記録
材の表面側と接触する定着ローラと、記録材の裏面側と
接触する定着ローラとを記録材から離間させる定着ロー
ラ離間手段を備えた。
の上下定着ローラのリトラクト及び圧接動作の際におけ
る文字ブレやオフセットの問題を解消することが可能な
静電記録装置を提供する。 【解決手段】表裏に未定着トナー像(6a,6b)を保持した
記録材(10)を、加熱源(22a,22b)を備えた一対の定着ロ
ーラ(15,16)によって形成されるニップ領域(W)に通過さ
せ、未定着トナー像を記録材に定着させる定着手段を備
えた静電記録装置において、少なくともニップ領域に記
録材が介在する状態で印刷動作を中断させる際に、記録
材の表面側と接触する定着ローラと、記録材の裏面側と
接触する定着ローラとを記録材から離間させる定着ロー
ラ離間手段を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録材の両面にト
ナー像を記録形成する静電記録装置に関するものであ
る。
ナー像を記録形成する静電記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】記録材の両面にトナー像を定着させる定
着装置として、表裏それぞれの面に未定着トナーを保持
した記録材を1度だけ定着装置に通し、いわゆる1プロ
セスで記録材上に前記未定着トナーを定着させてしまう
両面定着装置が知られている。ここで、定着装置には、
未定着トナーを保持した記録材に対し非接触の状態で放
射加熱を行い、未定着トナーを記録材に定着させる非接
触定着法による定着装置と、未定着トナーを保持した記
録材を定着ローラで挟持搬送しながら加熱し、未定着ト
ナーを記録材に定着させる接触定着法による定着装置と
がある。
着装置として、表裏それぞれの面に未定着トナーを保持
した記録材を1度だけ定着装置に通し、いわゆる1プロ
セスで記録材上に前記未定着トナーを定着させてしまう
両面定着装置が知られている。ここで、定着装置には、
未定着トナーを保持した記録材に対し非接触の状態で放
射加熱を行い、未定着トナーを記録材に定着させる非接
触定着法による定着装置と、未定着トナーを保持した記
録材を定着ローラで挟持搬送しながら加熱し、未定着ト
ナーを記録材に定着させる接触定着法による定着装置と
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、定着ローラ
を用いた接触定着法による定着装置の場合、その定着性
能は、ヒートローラ温度、ニップ圧力、ニップ幅(定着
時間)によって支配され、このうち前記ニップ領域につ
いては、通常、互いに圧接した一対の定着ローラのうち
少なくとも一方の定着ローラを、弾性体層を有するロー
ラとして構成することで適切なニップ領域が確保され
る。
を用いた接触定着法による定着装置の場合、その定着性
能は、ヒートローラ温度、ニップ圧力、ニップ幅(定着
時間)によって支配され、このうち前記ニップ領域につ
いては、通常、互いに圧接した一対の定着ローラのうち
少なくとも一方の定着ローラを、弾性体層を有するロー
ラとして構成することで適切なニップ領域が確保され
る。
【0004】例えば図7に示すように、上側の定着ロー
ラ15をハードローラ、下側の定着ローラ16を弾性体
層を有するソフトローラとし、ローラ15を駆動ロー
ラ、ローラ16を従動ローラとする。定着ローラ15
は、アルミニウム等の金属ローラ21aの表面にフッ素
系樹脂等の離型性樹脂層20aが形成され、金属ローラ
21b内部にハロゲンランプ22aが内蔵されている。
ラ15をハードローラ、下側の定着ローラ16を弾性体
層を有するソフトローラとし、ローラ15を駆動ロー
ラ、ローラ16を従動ローラとする。定着ローラ15
は、アルミニウム等の金属ローラ21aの表面にフッ素
系樹脂等の離型性樹脂層20aが形成され、金属ローラ
21b内部にハロゲンランプ22aが内蔵されている。
【0005】一方、定着ローラ16は、アルミニウム等
の金属ローラ21bの表面にシリコン系のゴムからなる
弾性体層23(厚みh)が形成され、さらに、その外側
にフッ素系樹脂からなる離型層20bが形成され、金属
ローラ21b内部にハロゲンランプ22bが内蔵されて
いる。両定着ローラ対が一定の加重で押し付けられ、幅
Wのニップ領域が形成されている。
の金属ローラ21bの表面にシリコン系のゴムからなる
弾性体層23(厚みh)が形成され、さらに、その外側
にフッ素系樹脂からなる離型層20bが形成され、金属
ローラ21b内部にハロゲンランプ22bが内蔵されて
いる。両定着ローラ対が一定の加重で押し付けられ、幅
Wのニップ領域が形成されている。
【0006】通常、上側のハードローラ15の半径r1
と下側のソフトローラ16の半径r2が同じで、ハード
ローラを駆動側、ソフトローラを従動側とする構成がと
られる。ニップ領域においては、下側のソフトローラは
弾性層23を有するため変形し、ニップ領域での実効半
径r2はr2'に変わる。この結果、下側のソフトローラ
実効半径r2'は上側のハードローラの半径r1よりも大
きくなる。
と下側のソフトローラ16の半径r2が同じで、ハード
ローラを駆動側、ソフトローラを従動側とする構成がと
られる。ニップ領域においては、下側のソフトローラは
弾性層23を有するため変形し、ニップ領域での実効半
径r2はr2'に変わる。この結果、下側のソフトローラ
実効半径r2'は上側のハードローラの半径r1よりも大
きくなる。
【0007】従って、両定着ローラの回転角速度が同じ
場合には、上側のハードローラの移動速度υ2>υ1とな
り、移動速度差が生じる。このため、図7(a)に示す
ように、記録材の下面は上面よりも移動速度が大きいた
め相対的に用紙の上下のトナー像にはそれぞれ、方向の
異なる応力Fc、Feが働く。このため、図7(b)に示
すように、ニップ部通過後の定着トナー像19a、19
bには、文字ブレが生じるという問題が起こる。この現
象は、片面印刷、あるいは、片面を印刷(定着済み)し
た後、もう一方の面を印刷する場合には問題とならなか
った課題である。
場合には、上側のハードローラの移動速度υ2>υ1とな
り、移動速度差が生じる。このため、図7(a)に示す
ように、記録材の下面は上面よりも移動速度が大きいた
め相対的に用紙の上下のトナー像にはそれぞれ、方向の
異なる応力Fc、Feが働く。このため、図7(b)に示
すように、ニップ部通過後の定着トナー像19a、19
bには、文字ブレが生じるという問題が起こる。この現
象は、片面印刷、あるいは、片面を印刷(定着済み)し
た後、もう一方の面を印刷する場合には問題とならなか
った課題である。
【0008】また、ソフトローラは弾性体層を有する分
だけ熱抵抗が大きいため、ハードローラに比べて単位時
間当りの記録材への熱エネルギー量が少なくなる。この
ため、定着装置通過時の記録材の表面と裏面とで同等の
熱量を投入できず、表面と裏面とでトナーの定着強度が
異なってしまうという問題を引き起こしていた。
だけ熱抵抗が大きいため、ハードローラに比べて単位時
間当りの記録材への熱エネルギー量が少なくなる。この
ため、定着装置通過時の記録材の表面と裏面とで同等の
熱量を投入できず、表面と裏面とでトナーの定着強度が
異なってしまうという問題を引き起こしていた。
【0009】さらに、上記定着装置を用いた静電記録装
置において、両面印刷動作の停止及び開始時での記録材
からの上下定着ローラのリトラクト及び圧接動作の際に
文字ブレやオフセットが発生するという問題があった。
置において、両面印刷動作の停止及び開始時での記録材
からの上下定着ローラのリトラクト及び圧接動作の際に
文字ブレやオフセットが発生するという問題があった。
【0010】本発明の目的は、記録材の表面に形成され
たトナーと、裏面に形成されたトナーの定着強度を同等
にすることが可能な静電記録装置を提供することにあ
る。また、両面印刷動作の停止及び開始時での記録材か
らの上下定着ローラのリトラクト及び圧接動作の際にお
ける文字ブレやオフセットの問題を解消することが可能
な静電記録装置を提供することにある。
たトナーと、裏面に形成されたトナーの定着強度を同等
にすることが可能な静電記録装置を提供することにあ
る。また、両面印刷動作の停止及び開始時での記録材か
らの上下定着ローラのリトラクト及び圧接動作の際にお
ける文字ブレやオフセットの問題を解消することが可能
な静電記録装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、記録材の表
面に未定着トナー像を形成する第1のトナー像形成手段
と、前記未定着トナー像を保持した記録材の裏面に未定
着トナー像を形成する第2のトナー像形成手段と、表裏
に未定着トナー像を保持した記録材を、加熱源を備えた
一対の定着ローラによって形成されるニップ領域に通過
させ、前記未定着トナー像を記録材に定着させる定着手
段とを備えた静電記録装置において、前記定着ローラの
うち、一方の定着ローラを、金属ローラ上に離型性樹脂
層を設けたハードローラとし、他方の定着ローラを、金
属ローラ上に弾性体層を設け、さらに前記弾性体層上に
離型性樹脂層を設けたソフトローラとするとともに、記
録材の表面と裏面のトナーの定着強度が同等になるよう
に、記録材の表面と裏面のトナーに同等の熱量を投入す
ることにより達成される。
面に未定着トナー像を形成する第1のトナー像形成手段
と、前記未定着トナー像を保持した記録材の裏面に未定
着トナー像を形成する第2のトナー像形成手段と、表裏
に未定着トナー像を保持した記録材を、加熱源を備えた
一対の定着ローラによって形成されるニップ領域に通過
させ、前記未定着トナー像を記録材に定着させる定着手
段とを備えた静電記録装置において、前記定着ローラの
うち、一方の定着ローラを、金属ローラ上に離型性樹脂
層を設けたハードローラとし、他方の定着ローラを、金
属ローラ上に弾性体層を設け、さらに前記弾性体層上に
離型性樹脂層を設けたソフトローラとするとともに、記
録材の表面と裏面のトナーの定着強度が同等になるよう
に、記録材の表面と裏面のトナーに同等の熱量を投入す
ることにより達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。 (実施例1)図1において、1aは光導電体層2aが表
面に形成された第1の感光体ドラムであり、帯電器3a
により表面に電荷が付与された光導電体層2aは露光部
4aによって画像光パターンが照射されて潜像が形成さ
れた後、現像機5aにて現像され、トナー像6aが形成
される。本実施例では光導電体として有機感光体(OP
C)を用い、マイナス帯電トナーを用いた反転現像方式
で説明する。
いて説明する。 (実施例1)図1において、1aは光導電体層2aが表
面に形成された第1の感光体ドラムであり、帯電器3a
により表面に電荷が付与された光導電体層2aは露光部
4aによって画像光パターンが照射されて潜像が形成さ
れた後、現像機5aにて現像され、トナー像6aが形成
される。本実施例では光導電体として有機感光体(OP
C)を用い、マイナス帯電トナーを用いた反転現像方式
で説明する。
【0013】プラス極性の直流電圧が印加されたバイア
スローラ12により、トナー像6aは記録材(用紙)1
0の上面に転写される。7aはイレーズランプ、8aは
感光体クリーナである。13はAC電圧、あるいは、プ
ラスの直流電圧が重畳されたAC電圧が印加された除電
器であり、トナー像6aの電荷を低減、さらには、逆極
性(プラス極性)に変換する。
スローラ12により、トナー像6aは記録材(用紙)1
0の上面に転写される。7aはイレーズランプ、8aは
感光体クリーナである。13はAC電圧、あるいは、プ
ラスの直流電圧が重畳されたAC電圧が印加された除電
器であり、トナー像6aの電荷を低減、さらには、逆極
性(プラス極性)に変換する。
【0014】1bは光導電体層2bが表面に形成された
第2の感光体ドラムであり、第1の感光体ドラムと同
様、有機感光体(OPC)を用い、反転現像方式により
ドラム上にトナー像6bが形成される。マイナス帯電の
トナー像6bは転写コロトロン14によって用紙上面に
付与されたプラス電荷によって引きつけられ、用紙の下
面に転写される。
第2の感光体ドラムであり、第1の感光体ドラムと同
様、有機感光体(OPC)を用い、反転現像方式により
ドラム上にトナー像6bが形成される。マイナス帯電の
トナー像6bは転写コロトロン14によって用紙上面に
付与されたプラス電荷によって引きつけられ、用紙の下
面に転写される。
【0015】用紙の両面に形成されたトナー像6a、6
bは図2に示す構成の定着ローラ15、16からなる定
着装置により用紙上に定着され、それぞれ定着トナー像
19a、19bとなる。17a、17bは定着ローラの
クリーナである。なお、9は記録材(用紙)送りロー
ラ、11は用紙ブレーキ、18はアウトローラである。
bは図2に示す構成の定着ローラ15、16からなる定
着装置により用紙上に定着され、それぞれ定着トナー像
19a、19bとなる。17a、17bは定着ローラの
クリーナである。なお、9は記録材(用紙)送りロー
ラ、11は用紙ブレーキ、18はアウトローラである。
【0016】本実施例における定着装置では、15はハ
ードローラ、16は弾性体ローラで、15が駆動ロー
ラ、16は従動ローラである。ここで、22a、22b
はPFA樹脂層、23はSi系ゴム層である。
ードローラ、16は弾性体ローラで、15が駆動ロー
ラ、16は従動ローラである。ここで、22a、22b
はPFA樹脂層、23はSi系ゴム層である。
【0017】上側の定着ローラ15はハードローラであ
って、駆動ローラとし、下側の定着ローラ16は弾性体
層を有するソフトローラであって、従動ローラとする。
両定着ローラ対が一定の加重で押し付けられ、幅Wのニ
ップ領域が形成されている。このニップ領域では下定着
ローラが変形する。このニップ部における弾性層の変形
領域の面積を△Sとしたとき、下定着ローラの実効半径
r2'は(1)式で示され、r2よりも大きくなる。 r2'=r2{1+ΔS/(h×W)}1/2 …(1) 定着ローラ16が定着ローラ15に従動する場合、回転
角速度が同じωとなる。ローラの実効半径を同じにすれ
ばそれぞれの回転速度U1、U2も同じになる。このため
には、下定着ローラの実効半径r2'を上定着ローラの半
径r1(ハードローラであるので実効半径と同じ)と同
じにすればよい。従って、r2は次式のようになる。 r2=r1{1+ΔS/(h×W)}−1/2 …(2) ここで、△Sはr1、r2、h、Wの関数で表わされ、こ
れを(2)式に代入すると(3)式となる。 r2=r1/{1+W2/(16h×r1)} …(3) また、(3)式をWについて書き直すと、 W={16×h×r1×(r1−r2)/r2}1/2 …(4) (4)式よりW>0であるから、r1>r2でなければな
らない。
って、駆動ローラとし、下側の定着ローラ16は弾性体
層を有するソフトローラであって、従動ローラとする。
両定着ローラ対が一定の加重で押し付けられ、幅Wのニ
ップ領域が形成されている。このニップ領域では下定着
ローラが変形する。このニップ部における弾性層の変形
領域の面積を△Sとしたとき、下定着ローラの実効半径
r2'は(1)式で示され、r2よりも大きくなる。 r2'=r2{1+ΔS/(h×W)}1/2 …(1) 定着ローラ16が定着ローラ15に従動する場合、回転
角速度が同じωとなる。ローラの実効半径を同じにすれ
ばそれぞれの回転速度U1、U2も同じになる。このため
には、下定着ローラの実効半径r2'を上定着ローラの半
径r1(ハードローラであるので実効半径と同じ)と同
じにすればよい。従って、r2は次式のようになる。 r2=r1{1+ΔS/(h×W)}−1/2 …(2) ここで、△Sはr1、r2、h、Wの関数で表わされ、こ
れを(2)式に代入すると(3)式となる。 r2=r1/{1+W2/(16h×r1)} …(3) また、(3)式をWについて書き直すと、 W={16×h×r1×(r1−r2)/r2}1/2 …(4) (4)式よりW>0であるから、r1>r2でなければな
らない。
【0018】したがって、ニップ部における実効回転半
径を同じくする方法として、ハードローラ15の半径r
1、ニップ幅W、ソフトローラ16の弾性体層の厚みh
の値が決まっている場合には、(3)式より下定着ロー
ラの半径r2が求まる。
径を同じくする方法として、ハードローラ15の半径r
1、ニップ幅W、ソフトローラ16の弾性体層の厚みh
の値が決まっている場合には、(3)式より下定着ロー
ラの半径r2が求まる。
【0019】一方、r1、r2、hの値が決まっている場
合には、(4)式を満足するニップ幅Wになるように、
ように両ローラを圧接すればよい。特に、長期間、定着
ローラを使用し、弾性体層の弾性特性が低下した時には
ニップ幅Wが所定の値になるように定着ローラの押しつ
け圧力を調整すればよい。
合には、(4)式を満足するニップ幅Wになるように、
ように両ローラを圧接すればよい。特に、長期間、定着
ローラを使用し、弾性体層の弾性特性が低下した時には
ニップ幅Wが所定の値になるように定着ローラの押しつ
け圧力を調整すればよい。
【0020】
【表1】
【0021】表1は半径の異なるハードローラ15と組
み合わせて用いた場合、文字ブレの生じないソフトロー
ラの形状を(3)式により求めたものである。離型層2
0a、20bの厚みは、通常0.1mm以下であるた
め、金属ローラ21a、21bの半径や弾性体層23の
厚みに比べて極めて薄い(1/10〜1/100)た
め、寸法的には無視できるため、計算上r1、r2は近似
的にハードローラ15の半径r1を金属ローラ21aの
半径に、ソフトローラ16の半径r2は金属ローラ21
bの半径と弾性体層23の厚みhの和とした。
み合わせて用いた場合、文字ブレの生じないソフトロー
ラの形状を(3)式により求めたものである。離型層2
0a、20bの厚みは、通常0.1mm以下であるた
め、金属ローラ21a、21bの半径や弾性体層23の
厚みに比べて極めて薄い(1/10〜1/100)た
め、寸法的には無視できるため、計算上r1、r2は近似
的にハードローラ15の半径r1を金属ローラ21aの
半径に、ソフトローラ16の半径r2は金属ローラ21
bの半径と弾性体層23の厚みhの和とした。
【0022】一方、ニップ幅W、弾性体層23の厚みh
が決まると、半径r2は(2)式から求まり、結果的に
金属ローラ21bの半径が決まる。表1にはハードロー
ラ15の半径r1が50、30、15mmの場合を示し
たが、半径r2は半径r1よりも約0.3〜0.5mm小
さくなる。この値にすることにより、ニップ状態でのハ
ードローラ15及び弾性体ローラ16の実効半径が等し
くなるため、用紙がニップ領域通過時の速度が上面と下
面で同じになるため、文字ブレは生じない。
が決まると、半径r2は(2)式から求まり、結果的に
金属ローラ21bの半径が決まる。表1にはハードロー
ラ15の半径r1が50、30、15mmの場合を示し
たが、半径r2は半径r1よりも約0.3〜0.5mm小
さくなる。この値にすることにより、ニップ状態でのハ
ードローラ15及び弾性体ローラ16の実効半径が等し
くなるため、用紙がニップ領域通過時の速度が上面と下
面で同じになるため、文字ブレは生じない。
【0023】(実施例2)実施例1では上側定着ローラ
15がハードローラ、下側定着ローラ16が弾性体ロー
ラの構成を示したが、実施例2では、図3に示すような
上下定着ローラ15、16が、いずれも弾性体ローラの
場合を示す。最近、環境問題から印刷用紙として再生紙
の使用量が増加する傾向にあるが、再生紙は粗面紙とも
呼ばれ、上質紙に比べ表面の凹凸が大きく、凹凸の差が
50μmに近いものもある。このため、ハードローラで
は用紙の凹凸に追従できず、トナーを用紙に充分固着で
きないため、定着強度が小さくなる。このため、再生紙
の場合、弾性体層を有するソフトローラの方が好まし
い。このためには、15、16とも同じ構造、同じ半径
とし、一方を駆動ローラ、もう一方を従動とすることに
より、用紙がニップ領域通過時の速度が上面と下面で同
じになり、文字ブレの発生を防止できる。
15がハードローラ、下側定着ローラ16が弾性体ロー
ラの構成を示したが、実施例2では、図3に示すような
上下定着ローラ15、16が、いずれも弾性体ローラの
場合を示す。最近、環境問題から印刷用紙として再生紙
の使用量が増加する傾向にあるが、再生紙は粗面紙とも
呼ばれ、上質紙に比べ表面の凹凸が大きく、凹凸の差が
50μmに近いものもある。このため、ハードローラで
は用紙の凹凸に追従できず、トナーを用紙に充分固着で
きないため、定着強度が小さくなる。このため、再生紙
の場合、弾性体層を有するソフトローラの方が好まし
い。このためには、15、16とも同じ構造、同じ半径
とし、一方を駆動ローラ、もう一方を従動とすることに
より、用紙がニップ領域通過時の速度が上面と下面で同
じになり、文字ブレの発生を防止できる。
【0024】この定着ローラ構成としては、金属ローラ
の径、弾性体層および離型性樹脂層の材質および厚みが
全く同じものを用いてもよいし、定着ローラの弾性体層
や離型性樹脂層の厚みが両者で異なってもよい。さら
に、印刷再開時に備えて、用紙を所定距離(約1インチ
前後)、上流側に戻すための送りローラを記録材搬送ブ
レーキ機構の上流側に、記録材にテンションを加えるア
ウトローラを定着装置の下流側に設ける。
の径、弾性体層および離型性樹脂層の材質および厚みが
全く同じものを用いてもよいし、定着ローラの弾性体層
や離型性樹脂層の厚みが両者で異なってもよい。さら
に、印刷再開時に備えて、用紙を所定距離(約1インチ
前後)、上流側に戻すための送りローラを記録材搬送ブ
レーキ機構の上流側に、記録材にテンションを加えるア
ウトローラを定着装置の下流側に設ける。
【0025】なお、弾性層23a、23bの厚みhは、
高速定着を考えると、ランプ22a、22bからの熱伝
導を考えると薄い方が良いが、あまり薄いと弾性体ロー
ラの効果が無くなる。実験の結果、弾性層23a、23
bの厚みhが、少なくとも、50μm以上であることが
望ましいことがわかった。
高速定着を考えると、ランプ22a、22bからの熱伝
導を考えると薄い方が良いが、あまり薄いと弾性体ロー
ラの効果が無くなる。実験の結果、弾性層23a、23
bの厚みhが、少なくとも、50μm以上であることが
望ましいことがわかった。
【0026】上下の定着ローラとして全く同じ形状のソ
フトローラを用いてもよいし、一方の弾性層、離型性樹
脂層の厚みを変えてもよい。
フトローラを用いてもよいし、一方の弾性層、離型性樹
脂層の厚みを変えてもよい。
【0027】(実施例3)図4は別の実施例を示す図で
ある。定着器構成は、上側定着ローラ15がハードロー
ラ、下側定着ローラ16が弾性体ローラである。定着強
度を確保するためには、用紙の上下の面でトナーに与え
る定着エネルギーを同じにする必要がある。弾性体ロー
ラでは弾性体層がある分だけ熱抵抗が大きく、単位時間
内の用紙への熱エネルギー量が少なくなる。このため、
定着器通過時の用紙の上下の面のトナーに同じ熱量を投
入する方法として2通りがある。
ある。定着器構成は、上側定着ローラ15がハードロー
ラ、下側定着ローラ16が弾性体ローラである。定着強
度を確保するためには、用紙の上下の面でトナーに与え
る定着エネルギーを同じにする必要がある。弾性体ロー
ラでは弾性体層がある分だけ熱抵抗が大きく、単位時間
内の用紙への熱エネルギー量が少なくなる。このため、
定着器通過時の用紙の上下の面のトナーに同じ熱量を投
入する方法として2通りがある。
【0028】(イ)ソフトローラ16のヒータランプ2
2bのパワーをハードローラ15のヒータランプ22a
のパワーよりも大きくする。
2bのパワーをハードローラ15のヒータランプ22a
のパワーよりも大きくする。
【0029】(ロ)ソフトローラ16のヒータランプ2
2bのパワーとハードローラ15のヒータランプ22a
のパワーとを同じにし、図4に示すようにニップ通過
後、巻き付けローラ24により用紙を弾性体ローラ16
に巻き付け、不足した熱量分だけ用紙の下面のトナーに
付与する。ここで、θは用紙の巻き付け角であり、弾性
体層として使用するシリコンゴムの熱伝導率が大きく、
弾性体層の厚みが薄いほど、θを小さくできる。なお、
18はアウトローラであり、これにより用紙にテンショ
ンを加えて用紙の巻き付け領域での用紙タルミをなくし
文字ブレ発生を防止する。以上の対策により用紙の上下
面でトナーの定着強度を同じにすることができる。 (実施例4)図5は別の実施例を説明する図である。
(図5において、定着ローラ15,16と記録材搬送ブ
レーキ装置11との間には、感光体ドラム1a,1bを
含む印写機構が実際には設けられるが、本図においては
印写機構を省略して図示されている。)ヒートローラを
用いた両面同時定着装置において、印刷中断時における
定着システムの動作を説明する。
2bのパワーとハードローラ15のヒータランプ22a
のパワーとを同じにし、図4に示すようにニップ通過
後、巻き付けローラ24により用紙を弾性体ローラ16
に巻き付け、不足した熱量分だけ用紙の下面のトナーに
付与する。ここで、θは用紙の巻き付け角であり、弾性
体層として使用するシリコンゴムの熱伝導率が大きく、
弾性体層の厚みが薄いほど、θを小さくできる。なお、
18はアウトローラであり、これにより用紙にテンショ
ンを加えて用紙の巻き付け領域での用紙タルミをなくし
文字ブレ発生を防止する。以上の対策により用紙の上下
面でトナーの定着強度を同じにすることができる。 (実施例4)図5は別の実施例を説明する図である。
(図5において、定着ローラ15,16と記録材搬送ブ
レーキ装置11との間には、感光体ドラム1a,1bを
含む印写機構が実際には設けられるが、本図においては
印写機構を省略して図示されている。)ヒートローラを
用いた両面同時定着装置において、印刷中断時における
定着システムの動作を説明する。
【0030】上下ヒートローラの軸は、それぞれ、バネ
25a、25bの接続されたアーム27a、27bに取
り付けられており、印刷中はカム26a、26bにより
上下ヒートローラは圧接され、ニップ部を形成する。ト
ナー像が表面に形成された用紙が通過することによって
定着動作を行う。
25a、25bの接続されたアーム27a、27bに取
り付けられており、印刷中はカム26a、26bにより
上下ヒートローラは圧接され、ニップ部を形成する。ト
ナー像が表面に形成された用紙が通過することによって
定着動作を行う。
【0031】印刷中断時には記録材搬送ブレーキ装置1
1が動作し、用紙の走行を停止させるとともに、カム2
6a、26bの動作により、上下ヒートローラは互いに
用紙から離れる。また、アウトローラ18bはスカッフ
ローラであり、用紙は破断しない程度の引っ張り応力に
より張られるため、用紙のたるみは生じない。
1が動作し、用紙の走行を停止させるとともに、カム2
6a、26bの動作により、上下ヒートローラは互いに
用紙から離れる。また、アウトローラ18bはスカッフ
ローラであり、用紙は破断しない程度の引っ張り応力に
より張られるため、用紙のたるみは生じない。
【0032】さらに、印刷再開時に備え、搬送ローラ9
によって用紙を上流側に所定距離(例えば1インチ)だ
けバックさせておく。この結果、印刷中断時の加熱時間
の増加によるトナーのホットオフセットや印刷再開時の
上下ヒートローラの圧接不具合による文字ぶれを防止す
ることができる。 (実施例5)図6は別の実施例を示す図である。(図6
において、定着ローラ15,16と記録材搬送ブレーキ
装置11との間には、感光体ドラム1a,1bを含む印
写機構が実際には設けられるが、本図においては印写機
構を省略して図示されている。)図5との相違は印刷中
断時の上下ヒートローラの用紙からの離接方法である。
によって用紙を上流側に所定距離(例えば1インチ)だ
けバックさせておく。この結果、印刷中断時の加熱時間
の増加によるトナーのホットオフセットや印刷再開時の
上下ヒートローラの圧接不具合による文字ぶれを防止す
ることができる。 (実施例5)図6は別の実施例を示す図である。(図6
において、定着ローラ15,16と記録材搬送ブレーキ
装置11との間には、感光体ドラム1a,1bを含む印
写機構が実際には設けられるが、本図においては印写機
構を省略して図示されている。)図5との相違は印刷中
断時の上下ヒートローラの用紙からの離接方法である。
【0033】ここでは、下ヒートローラの軸は、それぞ
れ、バネ25の接続されたアーム27に取り付けられ、
さらに、アウトローラ18bはアーム28を介して下ヒ
ートローラの軸に接続される。印刷中はカム26によ
り、下定着ローラ16とアウトローラ18bが押し上げ
られて上定着ローラに圧接され、定着ニップ部を形成す
るとともに、用紙10はアウトローラ対18a、18b
により保持・搬送される。この場合、下定着ローラの移
動だけで済む。
れ、バネ25の接続されたアーム27に取り付けられ、
さらに、アウトローラ18bはアーム28を介して下ヒ
ートローラの軸に接続される。印刷中はカム26によ
り、下定着ローラ16とアウトローラ18bが押し上げ
られて上定着ローラに圧接され、定着ニップ部を形成す
るとともに、用紙10はアウトローラ対18a、18b
により保持・搬送される。この場合、下定着ローラの移
動だけで済む。
【0034】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、記録材
の表面に形成されたトナーと、裏面に形成されたトナー
の定着強度を同等にすることが可能な静電記録装置を提
供することができる。また、両面印刷動作の停止及び開
始時での記録材からの上下定着ローラのリトラクト及び
圧接動作の際における文字ブレやオフセットの問題を解
消することが可能な静電記録装置を実現することができ
る。
の表面に形成されたトナーと、裏面に形成されたトナー
の定着強度を同等にすることが可能な静電記録装置を提
供することができる。また、両面印刷動作の停止及び開
始時での記録材からの上下定着ローラのリトラクト及び
圧接動作の際における文字ブレやオフセットの問題を解
消することが可能な静電記録装置を実現することができ
る。
【図1】本発明の定着装置を用いた静電記録装置の構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図2】本発明の定着装置の定着ローラの構造を示す説
明図である。
明図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【図5】定着ローラのリトラクト機構の構成を示す説明
図である。
図である。
【図6】定着ローラのリトラクト機構の構成を示す説明
図である。
図である。
【図7】定着状態を示す説明図である。
10…記録材、15…定着ローラ、16…定着ローラ、
20…離型層、21…金属素管、22…ランプ、23…
弾性体層。
20…離型層、21…金属素管、22…ランプ、23…
弾性体層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 克彦 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 Fターム(参考) 2H028 BA06 BA16 2H033 AA09 AA46 BB03 BB05 BB13 BB14 BB18 BB29 BB30 BB33 BB35
Claims (6)
- 【請求項1】記録材の表面に未定着トナー像を形成する
第1のトナー像形成手段と、前記未定着トナー像を保持
した記録材の裏面に未定着トナー像を形成する第2のト
ナー像形成手段と、表裏に未定着トナー像を保持した記
録材を、加熱源を備えた一対の定着ローラによって形成
されるニップ領域に通過させ、前記未定着トナー像を記
録材に定着させる定着手段とを備えた静電記録装置にお
いて、 前記定着ローラのうち、一方の定着ローラを、金属ロー
ラ上に離型性樹脂層を設けたハードローラとし、他方の
定着ローラを、金属ローラ上に弾性体層を設け、さらに
前記弾性体層上に離型性樹脂層を設けたソフトローラと
するとともに、記録材の表面と裏面のトナーの定着強度
が同等になるように、記録材の表面と裏面のトナーに同
等の熱量を投入することを特徴とする静電記録装置。 - 【請求項2】請求項1において、ソフトローラに備えた
加熱源のパワーを、ハードローラに備えた加熱源のパワ
ーよりも大きくしたことを特徴とする静電記録装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記ニップ領域から送
り出された記録材を、前記ソフトローラの表面に所定角
度巻き付かせて搬送するとともに、ソフトローラと接す
る記録材面のトナーの定着強度が、前記ハードローラと
接する記録材面のトナーの定着強度と同等になるよう
に、前記ソフトローラに対する記録材の巻き付き角度を
規定したことを特徴とする静電記録装置。 - 【請求項4】請求項1において、少なくとも前記ニップ
領域に記録材が介在する状態で印刷動作を中断させる際
に、記録材の表面側と接触する定着ローラと、記録材の
裏面側と接触する定着ローラとを記録材から離間させる
定着ローラ離間手段を備えたことを特徴とする静電記録
装置。 - 【請求項5】請求項4において、第1および第2のトナ
ー像形成手段に対し記録材搬送方向上流側に第1の記録
材搬送手段と用紙ブレーキ手段とを設け、前記定着手段
に対し記録材搬送方向下流側には第2の記録材搬送手段
を設け、第1の記録材搬送手段、用紙ブレーキ手段およ
び第2の記録材搬送手段により、少なくとも前記定着ロ
ーラ離間手段の駆動期間に、記録材にテンションを付与
して記録材のたるみをなくすとともに、印刷開始時に備
えて第1の記録材搬送手段により記録材を上流側に所定
距離だけバックさせることを特徴とする静電記録装置。 - 【請求項6】請求項5において、印刷再開時は、前記第
2の記録材搬送手段により、記録材にテンションを加え
て記録材の弛みをなくすとともに、前記定着ローラによ
り記録材を圧接し、その後、前記用紙ブレーキ手段を解
除して定着ローラ対を回転させ、定着動作を開始するこ
とを特徴とする静電記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002110724A JP2002357972A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 静電記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002110724A JP2002357972A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 静電記録装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5866195A Division JP3319210B2 (ja) | 1995-02-06 | 1995-03-17 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002357972A true JP2002357972A (ja) | 2002-12-13 |
Family
ID=19193909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002110724A Pending JP2002357972A (ja) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | 静電記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002357972A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017156626A (ja) * | 2016-03-03 | 2017-09-07 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2002
- 2002-04-12 JP JP2002110724A patent/JP2002357972A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017156626A (ja) * | 2016-03-03 | 2017-09-07 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040303 |