JP2002357278A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP2002357278A
JP2002357278A JP2002018324A JP2002018324A JP2002357278A JP 2002357278 A JP2002357278 A JP 2002357278A JP 2002018324 A JP2002018324 A JP 2002018324A JP 2002018324 A JP2002018324 A JP 2002018324A JP 2002357278 A JP2002357278 A JP 2002357278A
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axial direction
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valve
stator
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JP2002018324A
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English (en)
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Futoshi Kawamura
太 川村
Yoshiyuki Murao
善之 村尾
Masahiko Ochiai
正彦 落合
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Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プランジャ45の吸引力を損なうことなく、
プランジャ45とプランジャガイド47との間の摩耗を
低減し、磁気効率の高い電磁式油圧制御弁を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 電磁駆動部のステータコア41の吸引部
51の外周側に設けられるボス部52の外側および内側
をテーパ形状とすることで、ステータコア41のボス部
52の形状が、プランジャ45の側面への磁束漏れを少
なくすると同時に、プランジャ45のステータコア41
の吸引部51に近づく方向への磁束分配量が多くなる形
状となる。また、プランジャ45の先端部のテーパ形状
を廃止することにより、磁性材料製のプランジャ45と
非磁性材料製のプランジャガイド47との間の摩耗を低
減でき、異物の侵入を減少することができる。これによ
り、プランジャガイド47を薄肉化できるので、磁気回
路を高効率化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動子を往復自在
に支持している電磁弁に関するもので、特に内燃機関の
吸気バルブまたは排気バルブの少なくとも一方のバルブ
タイミングを変更するための吸排気可変バルブタイミン
グ機構の遅角油圧室および進角油圧室に対して油圧源の
油圧を選択的に給排するための電磁式油圧制御弁に係わ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開平10−381
26号公報、DE19504185A1および特開平1
1−118062号公報に開示されているように、可動
子を往復自在に支持している電磁弁がある。この電磁弁
は、往復移動方向の一方側に可動子を吸引する起磁力を
発生するコイルと、往復移動方向の他方側に可動子を付
勢する付勢力を発生するスプリングと、可動子と磁気回
路を構成すると共に、可動子を吸引する吸引部を有する
固定子と、この固定子の内周に配設されて、可動子を往
復移動自在に支持する可動子支持部材とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な電磁弁を小型化するという目的で、既に特願2000
−263229(出願日平成12年8月31日)を出願
したが、この出願では、可動子先端形状がテーパ形状と
なっているため、可動子(プランジャ)と有底円筒状の
非磁性体(プランジャガイド)との間の接触面積が小さ
く、接触部の摩耗が大きいという問題があった。また、
可動子先端のテーパ形状により、可動子と非磁性体との
間に異物が入り易く、可動子の摺動不良を生じるという
問題があった。
【0004】また、非磁性体は、磁気効率向上のため薄
肉ステンレス材を使用しているため、強度向上の目的で
非磁性体の板厚を増加すると磁気効率低下を招いてしま
う。このため、非磁性体は、可動子の安定した吸引力を
得る目的で、非常に薄くする必要があるが、可動子と非
磁性体との摩耗によって非磁性体が損傷する可能性があ
る。しかし、可動子先端のテーパ形状を廃止すると、可
動子に安定した吸引力が得られない。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記問題点に鑑み、可動子の
先端形状によらず、磁気効率を向上し、可動子に安定し
た吸引力が得られる電磁弁を提供することを目的とす
る。また、可動子の吸引力を損なうことなく、可動子お
よび非磁性体の摩耗を低減でき、且つ可動子と非磁性体
との間からの異物の侵入を減少することのできる電磁弁
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、コイルが通電されてコイルの周囲に磁束が発生
し、発生した磁束は磁性体である第2固定子、可動子、
第1固定子を通過する。そして、可動子と第2固定子と
の間には、非磁性体が存在するため、これらは接触する
ことなく、可動子には第1固定子の吸引部に近づく方向
(軸方向の一方側)への吸引力が生じる。このとき、第
1固定子のボス部の外側および内側をテーパ形状とする
ことにより、電磁弁の外径や軸長を大きくすることな
く、可動子の側面への磁束漏れが少なくなり、磁気効率
が向上する。また、可動子の第1固定子の吸引部に近づ
く方向(軸方向の一方側)への磁束分配量が多くなる形
状となるので、可動子に安定した吸引力が働く。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、第1固定
子のボス部の外側テーパの外径面と軸方向とが成す外側
テーパ角度を、11°以上18°以下の範囲に設定し、
また、ボス部の内側テーパの内径面と軸方向とが成す内
側テーパ角度を、1°以上8°以下の範囲に設定するこ
とにより、可動子と第1固定子のボス部および吸引部と
の間に作用する吸引力が可動子のストローク変位量に対
して略一定となるので、可動子に安定した吸引力が働
く。これにより、電磁弁の制御性を更に向上することが
できる。
【0008】また、請求項3に記載の発明によれば、可
動子先端のテーパ形状を廃止することにより、可動子に
働く吸引力を損なうことなく、可動子と非磁性体との間
の摩耗を低減できるので、非磁性体を非常に薄く形成し
ても非磁性体が破損することはなく、磁気効率が向上す
る。また、可動子と非磁性体との間からの異物の侵入を
抑制することができる。さらに、請求項4に記載の発明
によれば、電磁弁を、内燃機関の吸気バルブまたは排気
バルブの少なくとも一方のバルブタイミングを変更する
ための吸排気可変バルブタイミング機構の遅角油圧室お
よび進角油圧室に対して油圧源の油圧を選択的に給排す
るための電磁式油圧制御弁に用いたことを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】[実施例の構成]発明の実施の形
態を実施例に基づき図面を参照して説明する。ここで、
図1は電磁式油圧制御弁の全体構造を示した図で、図2
は電磁式油圧制御弁の主要構造を示した図である。
【0010】本実施例の電磁式油圧制御弁1は、4サイ
クル・レシプロエンジン(内燃機関)、例えばDOHC
(ダブルオーバーヘッドカムシャフト)エンジン(以下
エンジンと略す)のシリンダーヘッド内に設けられた吸
気バルブ(図示せず)の開閉タイミング(バルブタイミ
ング)を連続的に変更する連続可変バルブタイミング調
整装置の遅角油圧室2または進角油圧室3へのオイル供
給を選択的に切り替えることが可能な電磁弁(オイル・
コントロール・バルブ:OCV)である。
【0011】ここで、連続可変バルブタイミング調整装
置は、エンジンのクランクシャフト(駆動軸)により回
転駆動されるハウジング部材としてのタイミングロータ
(図示せず)と、このタイミングロータに対して相対回
転可能に設けられた従動軸としての吸気側カムシャフト
(図示せず)と、この吸気側カムシャフトに固定されて
タイミングロータ内に回転自在に収容されたベーン部材
としてのベーンロータ(図示せず)を内蔵した吸気可変
バルブタイミング機構と、この吸気可変バルブタイミン
グ機構の遅角油圧室2と進角油圧室3とに対して選択的
に油圧を給排するための油圧システム回路と、この油圧
システム回路に設けられた電磁式油圧制御弁1を電子制
御するエンジン制御装置(以下ECUと呼ぶ)とから構
成されている。
【0012】油圧システム回路には、遅角油圧室2内に
油圧を給排するための第1オイル供給路(遅角油圧室側
の油路)11、および進角油圧室3内の油圧を給排する
ための第2オイル供給路(進角油圧室側の油路)12が
設けられている。第1、第2オイル供給路11、12
は、エンジンのシリンダーヘッドに形成されており、遅
角油圧室2内または進角油圧室3内からオイルをドレイ
ンするためのドレイン油路でもある。
【0013】また、第1、第2オイル供給路11、12
には、オイルポンプ4側のオイル供給路(油圧源側の油
路)10と第1、第2オイル排出路(ドレイン側の油
路)14、15とがそれぞれ電磁式油圧制御弁(オイル
・コントロール・バルブ:OCV)1の油路を介して接
続されている。なお、第1オイル排出路14は、遅角油
圧室2内からオイルをドレインするための遅角油圧室側
ドレイン油路で、第2オイル排出路15は、進角油圧室
3内からオイルをドレインするための進角油圧室側ドレ
イン油路である。
【0014】ここで、上述したオイル供給路10には、
作動流体であるエンジンオイルを一時的に溜めるための
オイルパン(ドレイン)内のオイルを汲み上げてエンジ
ンの各部へオイルを吐出するためのオイルポンプ(油圧
源)4が設けられ、第1、第2オイル排出路14、15
の出口端はオイルパンに連通している。ここで、オイル
ポンプ4は、エンジンのクランクシャフトに同期して回
転駆動されて、エンジン回転数に比例した吐出量のオイ
ルをエンジンの各部へ圧送する。
【0015】電磁式油圧制御弁1は、弁部材としてのス
プール6がスリーブ5内を往復移動することにより吸気
可変バルブタイミング機構の遅角油圧室2および進角油
圧室3に対するオイルポンプ4の油圧を給排するスプー
ル制御弁(弁部)と、電流を供給することにより磁気吸
引力を発生する電磁駆動部(ソレノイド部)とから構成
されており、ECUからの駆動電流に応じて、第1、第
2オイル供給路11、12とオイル供給路10および第
1、第2オイル排出路14、15とを相対的に切り替え
制御できるように構成されている。
【0016】弁部は、第1、第2オイル供給路11、1
2とオイル供給路10および第1、第2オイル排出路1
4、15との間に配された円筒状のスリーブ(弁本体)
5と、このスリーブ5内に摺動自在に収納されたスプー
ル(弁体)6とから構成されている。本実施例では、ス
リーブ5の先端部とスプール6の先端側に設けられた第
4ランド部との間に、スプール6を最遅角方向、つまり
図示右方向(電磁駆動部側)に付勢する付勢力を発生す
る可動子付勢手段としてのスプリング(バネ)7を配置
している。
【0017】スリーブ5の側面(図示下端側面)の中央
部には、オイルポンプ4側のオイル供給路10に繋がる
入力ポート(供給口)20が形成されている。また、ス
リーブ5の側面(図示上端側面)には、遅角油圧室2側
の第1オイル供給路11に繋がる遅角ポート(第1開口
部)21、および進角油圧室3側の第2オイル供給路1
2に繋がる進角ポート(第2開口部)22が形成されて
いる。さらに、スリーブ5の側面(図示下端側面)の入
力ポート20の両隣には、ドレイン側の第1、第2オイ
ル排出路14、15に繋がる第1、第2ドレインポート
(第1、第2排出口)24、25が形成されている。そ
して、スリーブ5の軸方向の一端部(先端部)には、円
環状の前壁部26が設けられ、また、スリーブ5の軸方
向の他端部には、電磁駆動部のかしめ部27(後述す
る)にかしめ固定されるフランジ部28が設けられてい
る。
【0018】スプール6は、スリーブ5内において軸方
向に往復移動可能に支持されており、電磁駆動部のプラ
ンジャ45(後述する)およびシャフト46(後述す
る)と同一軸心上に設けられている。このスプール6
は、図示右端部に作用する電磁駆動部の軸力が上昇して
スプリング7の付勢力(スプリング力)に打ち勝つと、
電磁駆動部によって図示左方向に駆動される。また、ス
プール6は、電磁駆動部の軸力よりもスプリング7の付
勢力(スプリング力)が勝ると、スプリング7によって
図示右方向に付勢される。
【0019】そして、スプール6の外周には、軸方向の
図示右端部(後端部)から図示左端部(先端部)へ向か
って4個の第1〜第4ランド部が設けられている。その
スプール6の外周(第1、第2ランド部間)には、凹状
の第1油路31が周設されており、また、スプール6の
外周(第2、第3ランド部間)には、凹状の第2油路3
2が周設されており、また、スプール6の外周(第3、
第4ランド部間)には、凹状の第3油路33が周設され
ている。そして、スプール6の先端部(図示左端部)に
は、第4ランド部よりも小径の径小部34が設けられて
おり、その径小部34の外周側には、スプリング7が設
けられている。また、スプール6の後端部(図示右端
部)には、第1ランド部よりも小径の連結部35が設け
られている。
【0020】電磁駆動部は、図1および図2に示したよ
うに、第1固定子としてのステータコア41、第2固定
子としてのヨーク42、コイルボビン43の外周に巻回
されたソレノイドコイル(コイル)44、このソレノイ
ドコイル44の起磁力で軸方向の一方側(図示左方向)
に吸引される可動子(ムービングコア)としてのプラン
ジャ45、このプランジャ45と一体的に軸方向に移動
するシャフト46、および内部にプランジャ45を往復
移動自在に収容するプラジャガイド47等から構成され
ている。
【0021】ステータコア41は、図1および図2に示
したように、プランジャ45と共に磁気回路を形成する
磁性材料製の第1磁性体であって、プランジャ45を軸
方向の一方側に吸引する円環状の吸引部51、この吸引
部51の外周側に一体的に設けられ、ヨーク42の内周
筒部56(後述する)の先端面との間に軸方向の所定の
隙間を隔てて配されたテーパ形状のボス部52、吸引部
51の外周側より軸方向の一方側に延長された円筒形状
の円筒壁部53、およびこの円筒壁部53の端部より径
方向に延長された円環形状のフランジ部54等から構成
されている。吸引部51内には、シャフト46を挿通す
る挿通孔51aが形成されている。
【0022】また、ステータコア41のボス部52は、
吸引部51の外周側からヨーク42の内周筒部56に近
づく程、外径が漸減し、且つ内径が漸増するテーパ形状
に形成されている。すなわち、ボス部52の形状は、プ
ランジャ45の側面への磁束漏れを少なくすると同時
に、プランジャ45の軸方向の一方側(ストローク方
向)への磁束分配量が多くなる形状となるようにテーパ
状に形成されている。具体的には、ボス部52の外径面
は、所定の傾斜角度の外側テーパ52aとされ、ボス部
52の内径面は、所定の傾斜角度の内側テーパ52bと
されている。
【0023】ここで、本出願の発明者は、ソレノイドコ
イル44に駆動電流が流れてソレノイドコイル44の周
囲に磁束が発生している際の、プランジャ45とステー
タコア41の吸引部51およびボス部52との間に作用
する吸引力がプランジャ45のストローク変位量に対し
略一定となる傾斜角度(外側テーパ角度)θaおよび傾
斜角度(内側テーパ角度)θbを実験等によって見い出
した。それは、図3(a)、図4および図5に示したよ
うに、ステータコア41のボス部52の外側テーパ角度
を、外側テーパ52aの外径面と軸方向とが成す傾斜角
度θa(例えば11°〜18°)に設定することであ
り、また、ボス部52の内側テーパ角度を、内側テーパ
52bの内径面と軸方向とが成す傾斜角度θb(例えば
1°〜8°)に設定することである。なお、望ましく
は、ステータコア41のボス部52の外側テーパ角度の
最適な傾斜角度(最適な値)は、例えば16°付近であ
り、また、ボス部52の内側テーパ角度の最適な傾斜角
度(最適な値)は、例えば3°である。
【0024】ヨーク42は、図1および図2に示したよ
うに、プランジャ45と共に磁気回路を形成する磁性材
料製の第2磁性体であって、コイルボビン43およびソ
レノイドコイル44の外周を覆う略円筒形状の外周筒部
55、プランジャ45の外周とコイルボビン43の内周
との間に配された円筒形状の内周筒部56、および外周
筒部55と内周筒部56とを連結する円環状の連結部5
7等から構成されている。なお、ヨーク42の内周筒部
56の後端部には、ヨーク42の内周筒部56の開口部
を塞ぐシール材59が装着されている。
【0025】コイルボビン43は、図1および図2に示
したように、略円筒状に樹脂一体成形された樹脂一次成
形品で、外周にソレノイドコイル44を所定の巻き回数
(ターン数)だけ巻装する円筒状部、およびこの円筒状
部の両端に設けられた鍔状部等から構成されている。ソ
レノイドコイル44は、駆動電流が流れるとプランジャ
45を軸方向の一方側(ストローク方向)に吸引する起
磁力を生じ、この起磁力に応じてプランジャ45がステ
ータコア41の吸引部51に吸引される。また、ソレノ
イドコイル44の外周に樹脂モールド成形された樹脂成
形部材(樹脂二次成形品)48のヨーク42よりも外部
に露出した部分には、ソレノイドコイル44と車載電源
とを電気的に接続するターミナル(外部接続端子)49
をインサート成形したコネクタ50が一体成形されてい
る。
【0026】プランジャ45は、図1および図2に示し
たように、磁性材料製の円筒状磁性体であって、内部に
軸方向孔60を設けている。その軸方向孔60内には、
シャフト46の後端部が圧入固定されている。また、シ
ャフト46は、図1および図2に示したように、プラン
ジャ45および弁部のスプール6と同一軸心上に設けら
れて、スプール6とプランジャ45とを連結する。シャ
フト46の先端部は、弁部のスプール6の後端部(図示
右端部)に設けられた連結部35に当接している。これ
により、弁部のスプール6は、ソレノイドコイル44が
通電されてソレノイドコイル44に起磁力が発生して、
ステータコア41の吸引部51にプランジャ45が吸引
されると、プランジャ45およびシャフト46と一体的
に軸方向の一方側(図示左側)に移動する。また、スプ
ール6は、ソレノイドコイル44の通電が停止されてソ
レノイドコイル44の起磁力が消磁すると、スプリング
7の軸方向の他方側(図示右側)への付勢力により、プ
ランジャ45およびシャフト46と一体的に軸方向の他
方側に移動する。
【0027】プランジャガイド47は、薄肉ステンレス
鋼等の非磁性材料製の非磁性体(カップ状部材)であっ
て、図1ないし図3(b)に示したように、非磁性材料
をプレス成形する等して所定の有底円筒形状(カップ形
状)に形成されている。このプランジャガイド47は、
コイルボビン43の鍔状部とステータコア41のフラン
ジ部54との間に挟持されるフランジ部61、このフラ
ンジ部61の内周部より軸方向の後端部方向に延長され
た円筒状の側壁部62、およびプランジャ45の後端部
を覆う底壁部63を有している。
【0028】そして、側壁部62の段差部64よりも軸
方向の前方側の径は、側壁部62の段差部64よりも軸
方向の後方側の径よりも大きい。そして、その側壁部6
2の径大部65は、ステータコア41の円筒壁部53の
外周とコイルボビン43の筒状部の内周との間に配され
ている。また、側壁部62の径小部66は、ヨーク42
の内周筒部56の内周とプランジャ45の外周との間に
配されている。なお、径大部65と径小部66とを繋ぐ
段差部64は、ヨーク42の内周筒部56とステータコ
ア41のボス部52との間の隙間を挿通するように設け
られている。
【0029】プランジャガイド47のフランジ部61
は、ヨーク42の外周筒部55の図示左端部に設けられ
たかしめ部27がスリーブ5のフランジ部28をかしめ
ることにより、フランジ部61は、スリーブ5のフラン
ジ部28に液密的に連結されている。また、プランジャ
ガイド47のフランジ部61とステータコア41のフラ
ンジ部54との間には、オイルの漏れを防止するOリン
グ等のシール部材67が装着されている。また、ステー
タコア41のフランジ部54とスリーブ5のフランジ部
28との間には、オイルの漏れを防止するOリング等の
シール部材69が装着されている。
【0030】ここで、スプール6、プランジャ45、シ
ャフト46の図示右方向への移動は、ステータコア41
の内周に固定された円環状の最遅角用ストッパ71にス
プール6の図示右端面が当接することで規制されてい
る。また、スプール6、プランジャ45、シャフト46
の図示左方向への移動は、スリーブ5の先端に設けられ
た円環状の最進角用ストッパ72にスプール6の図示左
端面が当接することで規制されている。
【0031】ECUは、エンジン回転数を検出するクラ
ンク角センサ、エンジン負荷センサ、吸入空気量を検出
するエアフロメータからの信号によって現在のエンジン
の運転状態を検出すると共に、クランク角センサやカム
角センサからの信号によってタイミングロータ(ハウジ
ング部材)と吸気側カムシャフトおよびベーンロータ
(ベーン部材)の相対回転位置、吸気側カムシャフトお
よびベーンロータの中間ロック位相を検出する。このE
CUは、エンジン回転数やエンジン負荷に応じて、エン
ジンの吸気バルブおよび排気バルブの開閉タイミングが
最適値となるように、電磁駆動部のソレノイドコイル4
4に駆動電流を流して電磁式油圧制御弁1の制御状態
(スプール6、プランジャ45、シャフト46のストロ
ーク量)を連続的に変更することができる。
【0032】[実施例の作用]次に、本実施例の電磁式
油圧制御弁1の作用を図1および図2に基づいて簡単に
説明する。
【0033】電磁駆動部のソレノイドコイル44に駆動
電流が流れると、ソレノイドコイル44の周囲に磁束が
発生し、発生した磁束は磁性体であるヨーク42、プラ
ンジャ45、ステータコア41を通過する。そして、プ
ランジャ45とヨーク42との間には、非磁性体である
プランジャガイド47があるため、これらは接触するこ
とがなく、プランジャ45にはステータコア41の吸引
部51に近づく方向に吸引力が生じる。この吸引力は、
プランジャ45が軸方向の一方側に前進することによ
り、シャフト46を介してスプール(弁体)6に伝わ
る。このとき、弁部に設けられたスプリング(バネ)7
の付勢力により円筒状のスリーブ5に対するスプール6
が軸方向の任意の移動位置で保持することが可能となっ
ている。つまり吸気バルブの開閉タイミングを連続的に
変更できる構造となっている。
【0034】イ)最遅角モード ソレノイドコイル44を流れる駆動電流値が最小値以下
の時には、ソレノイドコイル44の起磁力が最小値以下
となるので、ステータコア41の吸引部51にプランジ
ャ45が吸引される。このとき、スプール制御弁のスプ
ール6やプランジャ45の移動位置は最遅角位置に変更
(設定)される。これにより、スプール6の外周に設け
られた第2油路32を介して、オイルポンプ4側のオイ
ル供給路10に繋がる入力ポート20と遅角油圧室2側
の第1オイル供給路11に繋がる遅角ポート21とが連
通すると同時に、スプール6の外周に設けられた第3油
路33を介して、進角油圧室3側の第2オイル供給路1
2に繋がる進角ポート22とドレイン側の第2オイル排
出路15に繋がる第2ドレインポート25とが連通す
る。したがって、電磁式油圧制御弁1の制御状態は、吸
気可変バルブタイミング機構の遅角油圧室2内にオイル
ポンプ4の油圧を供給し、且つ進角油圧室3内のオイル
をドレインする最遅角モード(図1参照)に変更(設
定)される。
【0035】それによって、吸気可変バルブタイミング
機構の遅角油圧室2内にオイルが供給され、進角油圧室
3内よりオイルが排出されることにより、吸気可変バル
ブタイミング機構のハウジング部材に対してベーン部材
が遅角油圧室2内の油圧力によって最遅角側に回転す
る。これにより、例えばエンジンのアイドル時に、エン
ジンの吸気バルブの開閉タイミング(バルブタイミン
グ)を大きく遅らせる(遅角させる)ことができるの
で、オーバーラップ(吸気バルブと排気バルブとが同時
の開弁している時期)を無くしてエンジンの燃焼状態を
安定させることができる。また、エンジンの高速高負荷
時に、吸気バルブの閉弁タイミングを最適なところまで
遅らせる(遅角させる)ことにより、エンジンの最高出
力を確保できる。
【0036】ロ)最進角モード ソレノイドコイル44を流れる駆動電流値が最大値以上
の時には、ソレノイドコイル44の起磁力も最大値とな
るので、ステータコア41の吸引部51にプランジャ4
5が更に吸引される。このとき、スプール制御弁のスプ
ール6やプランジャ45の移動位置は最進角位置に変更
(設定)される。これにより、スプール6の外周に設け
られた第1油路31を介して、遅角油圧室2側の第1オ
イル供給路11に繋がる遅角ポート21とドレイン側の
第1オイル排出路14に繋がる第1ドレインポート24
とが連通すると同時に、スプール6の外周に設けられた
第2油路32を介して、オイルポンプ4側のオイル供給
路10に繋がる入力ポート20と進角油圧室3側の第2
オイル供給路12に繋がる進角ポート22とが連通す
る。したがって、電磁式油圧制御弁1の制御状態は、吸
気可変バルブタイミング機構の進角油圧室3内にオイル
ポンプ4の油圧を供給し、且つ遅角油圧室2内のオイル
をドレインする最進角モードに変更(設定)される。
【0037】それによって、吸気可変バルブタイミング
機構の進角油圧室3内にオイルが供給され、遅角油圧室
2内よりオイルが排出されることにより、ハウジング部
材に対してベーン部材が進角油圧室3内の油圧力によっ
て最進角側に回転する。これにより、例えばエンジンの
中速中負荷時に、エンジンの吸気バルブの開閉タイミン
グ(バルブタイミング)を大きく早める(進角させる)
ことができるので、オーバーラップを拡大し、自己EG
R(燃焼室内の残留ガス)を増加させて燃焼温度を低下
させ、エンジンより排出される排気ガス中に含まれる有
害物質(HC、NOx)の排出量を低減することができ
る。この場合には、ポンプの損失の低減にもつながり燃
費も向上できる。
【0038】[実施例の特徴]以上のように、本実施例
の電磁式油圧制御弁1においては、電磁駆動部のプラン
ジャ45の先端部(ステータコア41側部)のテーパ形
状を廃止することにより、磁性材料製のプランジャ45
とこのプランジャ45を軸方向に往復自在に支持するた
めの非磁性材料製のプランジャガイド47との間の摩耗
を低減でき、異物の侵入を減少することができる。これ
により、磁気効率の向上の目的で、薄肉ステンレス鋼よ
りなるプランジャガイド47の板厚を非常に薄くするこ
とができるので、ステータコア41、プランジャ45お
よびヨーク42等よりなる磁気回路の磁気効率を向上で
き、プランジャ45にはステータコア41の吸引部51
に近づく方向(軸方向の一方側、図示左方向)への安定
した吸引力が働く。
【0039】また、電磁駆動部のソレノイドコイル44
に電流が供給されると、上述したように、ソレノイドコ
イル44の起磁力によってプランジャ45に、ステータ
コア41の吸引部51に近づく方向(軸方向の一方側、
図示左方向)への吸引力が働くが、電磁駆動部のステー
タコア41の吸引部51の外周側に設けられるボス部5
2の外側および内側をテーパ形状としている。すなわ
ち、図4および図5に示したように、ステータコア41
のボス部52の外径側に傾斜角度θa=11°〜18°
の外側テーパ52aを設け、ステータコア41のボス部
52の内径側に傾斜角度θb=1°〜8°の内側テーパ
52bを設けることで、ステータコア41のボス部52
の形状が、プランジャ45の側面への磁束漏れを少なく
すると同時に、プランジャ45のステータコア41の吸
引部51に近づく方向(軸方向の一方側、図示左方向)
への磁束分配量が多くなる。これにより、電磁式油圧制
御弁1の外径や軸長を大きくすることなく、プランジャ
45には、ステータコア41の吸引部51に近づく方向
(軸方向の一方側、図示左方向)への安定した吸引力が
働くので、電磁式油圧制御弁1の制御性を更に向上する
ことができる。
【0040】また、プランジャ45がステータコア41
の吸引部51に近づいた場合でも、吸引力の低下を防止
できるので、プランジャ45にはステータコア41の吸
引部51に近づく方向(軸方向の一方側)への安定した
吸引力を得ることができる。また、電磁駆動部のステー
タコア41のボス部52の内側および外側をテーパ形状
とすることにより、これを抜き勾配としてステータコア
41を冷間プレスにて製造することが可能となり、従来
の切削加工により製造している固定子と比較して、生産
性を向上でき、生産コストを低減することができる。こ
れにより、安価で小型な電磁式油圧制御弁1を提供する
ことができる。
【0041】[変形例]本実施例では、本発明を、エン
ジンの吸気バルブの開閉タイミングを連続的に変えるた
めの吸気可変バルブタイミング機構の遅角油圧室2と進
角油圧室3とに対して選択的に油圧を給排するための電
磁式油圧制御弁1に適用した例を説明したが、本発明
を、エンジンの排気バルブの開閉タイミングを連続的に
変えるための排気可変バルブタイミング機構の遅角油圧
室と進角油圧室とに対して選択的に油圧を給排するため
の電磁式油圧制御弁に適用しても良い。また、エンジン
の吸気バルブおよび排気バルブの開閉タイミングを連続
的に変えるための吸排気可変バルブタイミング機構の各
遅角油圧室と各進角油圧室とに対して選択的に油圧を給
排するための電磁式油圧制御弁に適用しても良い。
【0042】本実施例では、本発明の電磁弁を、吸気可
変バルブタイミング機構の遅角油圧室2または進角油圧
室3に対して選択的にオイルポンプ(油圧源)4の油圧
を給排するための電磁式油圧制御弁1に適用した例を説
明したが、本発明の電磁弁を、自動変速機の油圧係合要
素(油圧式多板クラッチ、油圧式多板ブレーキ、バンド
ブレーキ等)を駆動する複数の油圧サーボに対して選択
的にオイルポンプ(油圧源)4の油圧(ライン圧)を給
排するための電磁式油圧制御弁に適用しても良い。ま
た、本発明の電磁弁を、エア、油(オイル)または水等
の流体の流路を切り替える電磁式流路切替弁に適用して
も良い。
【0043】本実施例では、軸方向の弁部側に配される
第1固定子としてステータコア41を設け、軸方向の弁
部側とは逆側に配される第2固定子としてヨーク42を
設けたが、軸方向の弁部側に配される第1固定子として
ヨークを設け、軸方向の弁部側とは逆側に配される第2
固定子としてステータコアを設けても良い。また、本実
施例では、本発明の電磁弁として、側面油圧供給型の2
ドレインスプール弁タイプの弁部を備えた電磁式油圧制
御弁1を用いた例を説明したが、本発明の電磁弁とし
て、側面油圧供給型の1ドレイン中空スプール弁タイプ
の弁部を備えた電磁式油圧制御弁1を用いても良く、ま
た、先端面油圧供給型の1ドレイン中空スプール弁タイ
プの弁部を備えた電磁式油圧制御弁を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁式油圧制御弁の全体構造を示した断面図で
ある(実施例)。
【図2】電磁式油圧制御弁の主要部構造を示した断面図
である(実施例)。
【図3】(a)はステータコアを示した断面図で、
(b)はプランジャガイドを示した断面図である(実施
例)。
【図4】ステータコアのボス部とプランジャとの吸引力
およびプランジャのストローク変位量と外側テーパ角度
との関係を示したグラフである(実施例)。
【図5】ステータコアのボス部とプランジャとの吸引力
およびプランジャのストローク変位量と内側テーパ角度
との関係を示したグラフである(実施例)。
【符号の説明】
1 電磁式油圧制御弁(電磁弁) 2 遅角油圧室 3 進角油圧室 5 スリーブ(弁本体) 6 スプール(弁体) 7 スプリング 41 ステータコア(第1固定子) 42 ヨーク(第2固定子) 44 ソレノイドコイル(コイル) 45 プランジャ(可動子) 47 プランジャガイド(非磁性体) 51 吸引部 52 ボス部 56 内周筒部(筒部) 52a 外側テーパ 52b 内側テーパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 落合 正彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3H106 DA08 DA23 DB02 DB12 DB22 DB32 DC09 DD09 EE16 EE30 EE42 GA13 GA25 KK03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)軸方向に往復移動することが可能な
    可動子と、 (b)軸方向の一方側に前記可動子を吸引する起磁力を
    発生するコイルと、 (c)軸方向の他方側に前記可動子を付勢する付勢力を
    発生するスプリングと、 (d)前記可動子と磁気回路を構成すると共に、前記可
    動子を軸方向の一方側に吸引する吸引部、およびこの吸
    引部の外周側より軸方向の他方側に突出するボス部を有
    する第1固定子と、 (e)前記可動子と磁気回路を構成すると共に、前記ボ
    ス部との間に軸方向の間隙を形成し前記可動子の外周を
    覆う筒部を有する第2固定子と、 (f)この第2固定子の筒部の内周に配設されて、前記
    可動子を軸方向に往復移動自在に支持する非磁性体とを
    備え、 前記第1固定子は、前記ボス部の外側および内側をテー
    パ形状に形成していることを特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電磁弁において、 前記ボス部は、前記吸引部の外周側より軸方向の他方側
    に向かう程、外径が漸減し、且つ内径が漸増する外側テ
    ーパおよび内側テーパを有し、 前記外側テーパの外径面と軸方向とが成す外側テーパ角
    度は、11°以上18°以下の範囲に設定され、 前記内側テーパの内径面と軸方向とが成す内側テーパ角
    度は、1°以上8°以下の範囲に設定されることを特徴
    とする電磁弁。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の電磁弁に
    おいて、 前記可動子は、前記第1固定子の吸引部に対向する先端
    のテーパ形状を廃止していることを特徴とする電磁弁。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のうちいずれかに
    記載の電磁弁において、 前記電磁弁を、内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブ
    の少なくとも一方のバルブタイミングを変更するための
    吸排気可変バルブタイミング機構の遅角油圧室および進
    角油圧室に対して油圧源の油圧を選択的に給排するため
    の電磁式油圧制御弁に用いたことを特徴とする電磁弁。
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US10/107,207 US6688334B2 (en) 2001-03-29 2002-03-28 Solenoid valve with improved magnetic attractive force
US10/730,359 US6883544B2 (en) 2001-03-29 2003-12-09 Solenoid valve with improved magnetic attractive force

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101817404B1 (ko) * 2015-12-02 2018-01-11 주식회사 현대케피코 Egr 밸브 밸브고착방지 구조체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101817404B1 (ko) * 2015-12-02 2018-01-11 주식회사 현대케피코 Egr 밸브 밸브고착방지 구조체

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