JP2000205435A - 電磁制御弁 - Google Patents

電磁制御弁

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JP2000205435A
JP2000205435A JP11005523A JP552399A JP2000205435A JP 2000205435 A JP2000205435 A JP 2000205435A JP 11005523 A JP11005523 A JP 11005523A JP 552399 A JP552399 A JP 552399A JP 2000205435 A JP2000205435 A JP 2000205435A
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JP
Japan
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flow rate
opening
drain hole
drain holes
drain
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Application number
JP11005523A
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English (en)
Inventor
Yoshitsugu Kida
義次 喜田
Isao Hattori
勲 服部
Hiroshi Numata
浩 沼田
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微小流量制御領域において流量変化が少な
く、制御性が良好な電磁制御弁を提供する。 【解決手段】 開口形状が円形状で同一開口径のドレン
孔41とドレン孔42および43とは、軸方向位置が互
いにずれてスプール15の大径部15cの外壁に形成さ
れている。このため、ドレン孔41と開口部14cとが
連通する初期状態において、ドレン孔42および43と
開口部14cとは連通しないので、漏れ領域における流
量特性と微小流量制御領域における流量特性とは滑らか
に繋がり、ドレン孔41の開口直後の流量変化を緩和
し、微小流量制御領域において滑らかな流量特性を得る
ことができる。したがって、微小流量制御領域において
流量変化が少なく、制御性の良好な領域を確保すること
ができる。さらに、簡単な構成で微小流量制御領域にお
ける流量変化を緩和することができるので、簡単な構成
で微小流量制御を容易にかつ確実に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の流量を制御
する電磁制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁制御弁は、ソレノイ
ド部に発生する磁気吸引力によりムービングコアが駆動
されると、スリーブに収容されたスプールがムービング
コアとともに駆動され、この磁気吸引力と磁気吸引力の
反対方向にスプールを付勢するスプリングの付勢力との
合力がスプールを往復動させることにより流体流量を調
整している。このような電磁制御弁として、例えばドイ
ツ特許DE4422742C2号公報あるいは特開平9
−79395号公報に開示される電磁制御弁が知られて
いる。
【0003】ドイツ特許DE4422742C2号公報
あるいは特開平9−79395号公報に開示される電磁
制御弁は、中空スプールの弁体の同一円周上に丸形状の
ドレン孔を複数箇所形成し、スリーブに形成した開口部
と上記のドレン孔とが連通可能な構成としている。そし
て、内燃機関(以下、「内燃機関」をエンジンという)
の吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方の開閉
タイミング(以下、「開閉タイミング」をバルブタイミ
ングという)を運転条件に応じて変更するためのバルブ
タイミング調整装置の油圧制御弁として用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バルブタイミング調整
装置としては、ヘリカルギア式のバルブタイミング調
整装置と、ベーンロータ式のバルブタイミング調整装
置とが知られている。例えば図11に示すように、ヘ
リカルギア式のバルブタイミング調整装置においては、
回転フリクションが比較的大きいため、応答速度が緩和
されて小ストローク域における応答速度の勾配が制御可
能速度傾斜以下で微小流量制御が比較的容易である。一
方、ベーンロータ式のバルブタイミング調整装置にお
いては、回転フリクションが比較的小さいため、応答速
度が緩和されず、小ストローク域における応答速度の勾
配が制御可能速度傾斜よりも大きく微小流量制御が比較
的困難である。
【0005】このため、ドイツ特許DE4422742
C2号公報あるいは特開平9−79395号公報に開示
される従来の電磁制御弁をベーンロータ式のバルブタ
イミング調整装置の油圧制御弁に適用した場合、ドレン
孔の内壁がスリーブ内に収容されているときのスリーブ
の内壁とスプールの外壁とのクリアランスから作動油が
漏れる漏れ領域を過ぎ、スリーブの開口部とドレン孔と
が連通する初期状態において作動油の流量が急激に立上
がる。したがって、ドレン孔の開口直後に急激な流量変
化が起こり、微小流量制御が困難であるという問題があ
った。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、微小流量制御領域において流量
変化が少なく、制御性が良好な電磁制御弁を提供するを
目的とする。本発明の他の目的は、簡単な構成で微小流
量制御を容易にかつ確実に行うことが可能な電磁制御弁
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電磁制御弁によると、第1および第2のドレン孔は、中
空スプールの外壁の周方向異なる位置に形成され、スリ
ーブの開口部に連通可能であり、微小流量制御手段は、
第1および第2のドレン孔の内壁がスリーブ内に収容さ
れているときのスリーブの内壁とスプールの外壁とのク
リアランスから外部に漏れる流体の流量特性と、スリー
ブの開口部と第1または第2のドレン孔とが連通する初
期状態における流体の流量特性とを滑らかに繋いでい
る。このため、第1または第2のドレン孔の開口直後の
流量変化を緩和し、微小流量制御領域において滑らかな
流量特性を得ることができる。したがって、ベーンロー
タ式のバルブタイミング調整装置の油圧制御弁に適用し
ても、微小流量制御領域において流量変化が少なく、制
御性の良好な領域を確保することができる。
【0008】本発明の請求項2記載の電磁制御弁による
と、第1のドレン孔と第2のドレン孔との軸方向位置は
互いにずれているので、簡単な構成で微小流量制御領域
における流量変化を緩和することができる。したがっ
て、簡単な構成で微小流量制御を容易にかつ確実に行う
ことができる。
【0009】本発明の請求項3記載の電磁制御弁による
と、第1のドレン孔と第2のドレン孔との開口形状は異
なっているので、簡単な構成で微小流量制御領域におけ
る流量変化を緩和することができる。したがって、簡単
な構成で微小流量制御を容易にかつ確実に行うことがで
きる。
【0010】本発明の請求項4記載の電磁制御弁による
と、第1のドレン孔と第2のドレン孔との開口径は異な
っているので、簡単な構成で微小流量制御領域における
流量変化を緩和することができる。したがって、簡単な
構成で微小流量制御を容易にかつ確実に行うことができ
る。
【0011】本発明の請求項5記載の電磁制御弁による
と、第1および第2のドレン孔近傍のスプールの外壁に
微小段差部が形成されているので、簡単な構成で微小流
量制御領域における流量変化を緩和することができる。
したがって、簡単な構成で微小流量制御を容易にかつ確
実に行うことができる。
【0012】本発明の請求項6記載の電磁制御弁による
と、開口部は軸方向に複数箇所形成され、第1および第
2のドレン孔は複数の開口部に対応するように複数箇所
形成されているので、微小流量制御を確実に行うことが
できる。したがって、バルブタイミング調整装置の油圧
制御弁に適用した場合、バルブタイミング調整装置の油
圧を精密に制御することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を示す複
数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)エンジンのバルブタイミング調整装置の
油圧制御弁に本発明の電磁制御弁を適用した第1実施例
を図1、図2および図3に示す。図2は、ソレノイド部
1に電流を流さないで磁気吸引力を発生させていない状
態を示し、図3は、ソレノイド部1に電流を流して磁気
吸引力を発生させてムービングコアを作動させた最大ス
トローク状態を示している。
【0014】油圧制御弁は、図2および図3に示すよう
に、電流を供給することにより磁気吸引力を発生するソ
レノイド部1、ソレノイド部1で発生する磁気吸引力に
より駆動され、制御室71および72に供給するオイル
流量と制御室71および72から排出するオイルの流量
とを調整するスプール制御弁部2からなる。
【0015】ソレノイド部1は、磁性体からなるヨーク
3の内部に図示しないコイルを巻回して磁気駆動部が構
成されている。コイルは、巻端を図示しないターミナル
に接続し、コネクタ5と一体成形されている。コイルの
内部に磁性体からなる図示しないムービングコアが配置
されている。ムービングコアは後述するスプール15の
ソレノイド部1側の端部に圧入固定されている。
【0016】スプール制御弁部2のスリーブ14の一端
はヨーク3にかしめ固定されている。円筒状に形成され
るスリーブ14の反ソレノイド部側の自由端は、縮径段
差部21が形成されている。この縮径段差部21は、ス
リーブ14の内径よりも小さい内径を有する部分で、ス
リーブ14の自由端側から径内方向に延びて形成されて
いる。縮径段差部21の中央には内周壁22により穴2
3が形成されている。この穴23は、油圧解放路51を
経由してオイルタンク19に連通している。
【0017】またスリーブ14は、所定の壁面位置にオ
イルを通過させる複数の通路と連通する複数の開口部1
4a、14b、14cが形成されている。油圧供給路5
2は開口部14aとオイルポンプ18とを連通し、油圧
通路53は開口部14bと制御室71とを連通し、油圧
通路54は開口部14cと制御室72とを連通してい
る。開口部14bおよび14cは特許請求の範囲に記載
された「開口部」を構成している。
【0018】付勢手段としての圧縮コイルスプリング1
7は、一端が縮径段差部21の内壁に当接し、他端がス
プール15の内部に形成される段差部28と当接する。
この圧縮コイルスプリング17の付勢力によりスプール
15はソレノイド部1側に押付けられている。
【0019】スプール15は、スリーブ14の内壁に軸
方向に摺動可能に支持されている。スプール15は、ス
リーブ14の内径とほぼ同じ径を有するランド部である
大径部15bおよび15cと、これら大径部を連結する
小径部15aと、反ソレノイド部側の自由端29とから
構成されている。また、スプール15の内部には軸方向
に延びる中空孔30が形成されている。
【0020】大径部15bには、第1のドレン孔として
のドレン孔31と、第2のドレン孔としてのドレン孔3
2および33とが各2箇所ずつ、合計6個のドレン孔が
形成されている。ドレン孔31とドレン孔32および3
3とは開口形状が円形状の同一開口径であって、ドレン
孔31はドレン孔32および33よりもソレノイド部1
側に位置している。すなわち、ドレン孔31とドレン孔
32および33とは軸方向位置が互いにずれている。ド
レン孔31とドレン孔32および33とはスリーブ14
の開口部14bに連通可能であるので、大径部15bは
開口部14bの内外を連通または遮断する構成となって
いる。このような構成により、ソレノイド部1への通電
が遮断されると、ドレン孔31はドレン孔32および3
3よりも先に開口部14bと連通することができる。
【0021】また大径部15cには、第1のドレン孔と
してのドレン孔41と、第2のドレン孔としてのドレン
孔42、43とが各2箇所ずつ、合計6個のドレン孔が
形成されている。ドレン孔41とドレン孔42および4
3とは開口形状が円形状の同一開口径であって、ドレン
孔41はドレン孔42および43よりも反ソレノイド部
側に位置している。すなわち、ドレン孔41とドレン孔
42および43とは軸方向位置が互いにずれている。ド
レン孔41とドレン孔42および43とはスリーブ14
の開口部14cに連通可能であるので、大径部15cは
開口部14cの内外を連通または遮断する構成となって
いる。このような構成により、ソレノイド部1に通電さ
れると、ドレン孔41はドレン孔42および43よりも
先に開口部14cと連通することができる。
【0022】上記のように、ドレン孔31、32および
33が形成される大径部15bは、ドレン孔41、42
および43が形成される大径部15cと小径部15aを
中心に対称となるように配置されている。すなわち、ド
レン孔31、32および33と、ドレン孔41、42お
よび43とは、開口部14bおよび14cに対応するよ
うに対称に配置されている。
【0023】中空孔30は、スリーブ14の穴23およ
び油圧解放路51を経由してオイルタンク19に連通し
ている。また中空孔30は、開口部14bおよび14c
に連通可能である。
【0024】図2はソレノイド部1のコイルに電流を供
給していない状態を示し、ムービングコアには磁気吸引
力が作用しておらず、スプール15およびムービングコ
アは圧縮コイルスプリング17により図2の右方向に付
勢されている。このとき、スプール制御弁2の開口部1
4aと開口部14c間が連通し、開口部14bと開口部
14a間および開口部14cとドレン孔41、42およ
び43間が遮断されることによりポンプ18からのオイ
ルが制御室72に圧送される。同時に、ドレン孔31、
32および33と開口部14b間が連通し、制御室71
のオイルが中空孔30を経由してタンク19へ排出され
る。
【0025】図3は、図2に示す状態からソレノイド部
1のコイルに電流を供給しムービングコアが移動した状
態を示している。ソレノイド部1に磁気吸引力が発生
し、ムービングコアとスプール15がスプリング17の
付勢力に抗し、図2に示される状態から図2の左方向の
磁気吸引側に移動し、図3に示す位置に移動する。ムー
ビングコアは、プレート26とスプール15の自由端2
9とが当接したところで静止する。このとき、スプール
制御弁2の開口部14bと開口部14a間が連通し、開
口部14aと開口部14c間および開口部14bとドレ
ン孔31、32および33間が遮断されることにより制
御圧室71へオイルが圧送される。同時に開口部14c
とドレン孔41、42および43間が連通し、制御圧室
72のオイルが中空孔30を経由してタンク19へ排出
される。
【0026】次に、作動について説明する。通電時、図
2に示すようにソレノイド部1への通電が遮断された状
態である。この状態では、圧縮コイルスプリング17の
付勢力によりムービングコアおよびスプール15が図2
で最も右側の位置にある。この位置で通電すると、電流
値の増大に従いムービングコアおよびスプール15が図
2に示す位置から左方向に移動する。そして、最大電流
値になったとき、スプール15の自由端29がスリーブ
14の端に当接する。この当接した状態が図3に示す状
態である。
【0027】次に、作動油の微小流量制御について、図
1および図4を用いて説明する。ドレン孔31、32お
よび33と、ドレン孔41、42および43とは対称に
配置されているので、図1にはドレン孔41、42およ
び43を代表して示す。なお図3には、微小流量制御を
理解し易くするため、開口部14cのソレノイド部1側
の内周壁を2点鎖線で示した。また、図4に示す符号
A、B、CおよびDは、それぞれ図1(A)、図1
(B)、図1(C)および図1(D)に示す状態におけ
る流量特性を示している。
【0028】(1) 図1(A)および図1(B)に示すよ
うに、ドレン孔41、42および43の内壁がスリーブ
14内に収容されているとき、すなわちドレン孔41、
42および43がスリーブ14の内壁とオーバラップし
ているとき、図4に示すように、スリーブ14の内壁と
スプール15の大径部15cの外壁とのクリアランスか
ら作動油が漏れる漏れ領域となる。
【0029】(2) 図1(B)に示す状態からスプール1
5が左方向に移動し、図1(C)に示すように、ドレン
孔41と開口部14cとが連通するとき、すなわちドレ
ン孔41が開口する初期状態において、ドレン孔42お
よび43と開口部14cとは連通していないので、図4
に示すように、流量特性は滑らかに繋がる。図1(A)
に示す状態から図1(C)に示す状態までが微小流量制
御領域となる。
【0030】(3) 図1(C)に示す状態からスプール1
5がさらに左方向に移動し、図1(D)に示すように、
ドレン孔42および43と開口部14cとが連通する
と、ドレン孔41、42および43が開口するので、図
4に示すように、流量変化が大となる。
【0031】次に、図1に示す第1実施例のドレン孔4
1、42および43をスプール15の大径部15cの外
壁の同一円周上に形成した比較例について、図10およ
び図4を用いて説明する。その他の構成は第1実施例と
同様であり、同一構成部分に同一符号を付す。
【0032】比較例においては、図10(A)および図
10(B)に示すように、スプール15の大径部15c
の外壁には、同一円周上に開口形状が円形状で同一開口
径のドレン孔941、942および943が各2箇所ず
つ形成されている。これにより、図10(B)に示す状
態からスプール15が左方向に移動すると、図10
(C)に示すように、ドレン孔41、42および43と
開口部14cとは同時に連通する。このため、ドレン孔
41、42および43が開口する初期状態において、図
4に示すように、流量変化が大となり、作動油の流量は
急激に立上がる。したがって、ドレン孔41、42およ
び43の開口直後に急激な流量変化が起こり、微小流量
制御が困難となる。
【0033】一方第1実施例においては、ドレン孔41
と開口部14cとが連通する初期状態において、ドレン
孔42および43と開口部14cとは連通していないの
で、漏れ領域における流量特性と微小流量制御領域にお
ける流量特性とは滑らかに繋がる。このため、ドレン孔
41の開口直後の流量変化を緩和し、微小流量制御領域
において滑らかな流量特性を得ることができる。したが
って、微小流量制御領域において流量変化が少なく、制
御性の良好な領域を確保することができ、バルブタイミ
ング調整装置の油圧を精密に制御することができる。さ
らにストロークし、ドレン孔42および43が開口し、
必要流量を満足できる。
【0034】さらに第1実施例においては、ドレン孔4
1とドレン孔42および43とは軸方向位置が互いにず
れているという比較的簡単な構成で微小流量制御領域に
おける流量変化を緩和することができる。したがって、
簡単な構成で微小流量制御を容易にかつ確実に行うこと
ができる。
【0035】さらにまた、第1実施例においては、ドレ
ン孔31、32および33と、ドレン孔41、42およ
び43とは、開口部14bおよび14cに対応するよう
に対称に配置されているので、微小流量制御を確実に行
うことができ、バルブタイミング調整装置の油圧をさら
に精密に制御することができる。
【0036】(第2実施例)本発明の第2実施例を図5
に示す。第2実施例においては、図1に示す第1実施例
のドレン孔41、42および43をスプール15の大径
部15cの外壁に軸方向位置を互いにずらして形成した
ものである。その他の構成は第1実施例と同様であり、
同一構成部分に同一符号を付す。
【0037】図5(A)および図5(B)に示すよう
に、スプール15の大径部15cの外壁には、開口形状
が円形状で同一開口径のドレン孔141、142および
143が各2箇所ずつ軸方向に互いにずらして形成され
ている。これにより、図5(B)に示す状態からスプー
ル15が左方向に移動すると、図5(C)に示すよう
に、ドレン孔141と開口部14cとが連通してドレン
孔141が開口する初期状態において、ドレン孔142
および143と開口部14cとは連通していないので、
流量特性は滑らかに繋がる。そして、図5(D)に示す
ように、ドレン孔142および143と開口部14cと
が連通すると、ドレン孔141、142および143が
開口するので、流量変化が大となる。ここで、ドレン孔
141は第1のドレン孔を構成し、ドレン孔142およ
び143は第2のドレン孔を構成している。
【0038】第2実施例においては、ドレン孔141と
開口部14cとが連通する初期状態において、ドレン孔
142および143と開口部14cとは連通していない
ので、漏れ領域における流量特性と微小流量制御領域に
おける流量特性とは滑らかに繋がる。このため、ドレン
孔141の開口直後の流量変化を緩和し、微小流量制御
領域において滑らかな流量特性を得ることができる。し
たがって、微小流量制御領域において流量変化が少な
く、制御性の良好な領域を確保することができ、バルブ
タイミング調整装置の油圧を精密に制御することができ
る。
【0039】さらに第2実施例においては、ドレン孔1
41、ドレン孔142および143は軸方向位置が互い
にずれているという比較的簡単な構成で微小流量制御領
域における流量変化を緩和することができる。したがっ
て、簡単な構成で微小流量制御を容易にかつ確実に行う
ことができる。
【0040】(第3実施例)本発明の第3実施例を図6
に示す。第3実施例においては、図1に示す第1実施例
のドレン孔41、42および43の開口形状を三角形状
としたものである。その他の構成は第1実施例と同様で
あり、同一構成部分に同一符号を付す。
【0041】図6(A)および図6(B)に示すよう
に、スプール15の大径部15cの外壁には、開口形状
が三角形状のドレン孔241、242および243が頂
点の1つを軸方向に向けて各2箇所ずつ形成されてい
る。ドレン孔241とドレン孔242および243とは
軸方向位置が互いにずれている。これにより、図6
(B)に示す状態からスプール15が左方向に移動する
と、図6(C)に示すように、ドレン孔241と開口部
14cとが連通してドレン孔241が開口する初期状態
において、ドレン孔242および243と開口部14c
とは連通していないので、流量特性は滑らかに繋がる。
そして、図6(D)に示すように、ドレン孔242およ
び243と開口部14cとが連通すると、ドレン孔24
1、242および243が開口するので、流量変化が大
となる。ここで、ドレン孔241は第1のドレン孔を構
成し、ドレン孔242および243は第2のドレン孔を
構成している。
【0042】第3実施例においては、ドレン孔241と
開口部14cとが連通する初期状態において、ドレン孔
242および243と開口部14cとは連通していない
ので、漏れ領域における流量特性と微小流量制御領域に
おける流量特性とは滑らかに繋がる。このため、ドレン
孔241の開口直後の流量変化を緩和し、微小流量制御
領域において滑らかな流量特性を得ることができる。し
たがって、微小流量制御領域において流量変化が少な
く、制御性の良好な領域を確保することができ、バルブ
タイミング調整装置の油圧を精密に制御することができ
る。
【0043】さらに第3実施例においては、ドレン孔2
41とドレン孔242および243とは開口形状が三角
形状で軸方向位置が互いにずれているという比較的簡単
な構成で微小流量制御領域における流量変化を緩和する
ことができる。したがって、簡単な構成で微小流量制御
を容易にかつ確実に行うことができる。
【0044】(第4実施例)本発明の第4実施例を図7
に示す。第4実施例においては、図1に示す第1実施例
のドレン孔41とドレン孔42および43とを異なる開
口径としたものである。その他の構成は第1実施例と同
様であり、同一構成部分に同一符号を付す。
【0045】図7(A)および図7(B)に示すよう
に、スプール15の大径部15cの外壁には、開口形状
が円形状のドレン孔341、342および343が各2
箇所ずつ形成されている。ドレン孔341の開口径はド
レン孔342および343の開口径よりも大きい。すな
わち、ドレン孔341とドレン孔342および343と
は異なる開口径を有している。これにより、図7(B)
に示す状態からスプール15が左方向に移動すると、図
7(C)に示すように、ドレン孔341と開口部14c
とが連通してドレン孔341が開口する初期状態におい
て、ドレン孔342および343と開口部14cとは連
通していないので、流量特性は滑らかに繋がる。そし
て、図7(D)に示すように、ドレン孔342および3
43と開口部14cとが連通すると、ドレン孔341、
342および343が開口するので、流量変化が大とな
る。ここで、ドレン孔341は第1のドレン孔を構成
し、ドレン孔342および343は第2のドレン孔を構
成している。
【0046】第4実施例においては、ドレン孔341と
開口部14cとが連通する初期状態において、ドレン孔
342および343と開口部14cとは連通していない
ので、漏れ領域における流量特性と微小流量制御領域に
おける流量特性とは滑らかに繋がる。このため、ドレン
孔341の開口直後の流量変化を緩和し、微小流量制御
領域において滑らかな流量特性を得ることができる。し
たがって、微小流量制御領域において流量変化が少な
く、制御性の良好な領域を確保することができ、バルブ
タイミング調整装置の油圧を精密に制御することができ
る。
【0047】さらに第4実施例においては、ドレン孔3
41とドレン孔342および343とは開口径が異なる
という比較的簡単な構成で微小流量制御領域における流
量変化を緩和することができる。したがって、簡単な構
成で微小流量制御を容易にかつ確実に行うことができ
る。
【0048】(第5実施例)本発明の第5実施例を図8
に示す。第5実施例においては、図1に示す第1実施例
のドレン孔41、42および43の開口形状をスリット
形状としたものである。その他の構成は第1実施例と同
様であり、同一構成部分に同一符号を付す。
【0049】図8(A)および図8(B)に示すよう
に、スプール15の大径部15cの外壁には、開口形状
がスリット形状のドレン孔441、442および443
が各2箇所ずつ形成されている。ドレン孔441は軸方
向に細長いスリット形状であり、ドレン孔442および
443は周方向に細長いスリット形状である。これによ
り、図8(B)に示す状態からスプール15が左方向に
移動すると、図8(C)に示すように、ドレン孔441
と開口部14cとが連通してドレン孔441が開口する
初期状態において、ドレン孔442および443と開口
部14cとは連通していないので、流量特性は滑らかに
繋がる。そして、図8(D)に示すように、ドレン孔4
42および443と開口部14cとが連通すると、ドレ
ン孔441、442および443が開口するので、流量
変化が大となる。ここで、ドレン孔441は第1のドレ
ン孔を構成し、ドレン孔442および443は第2のド
レン孔を構成している。
【0050】第5実施例においては、ドレン孔441と
開口部14cとが連通する初期状態において、ドレン孔
442および443と開口部14cとは連通していない
ので、漏れ領域における流量特性と微小流量制御領域に
おける流量特性とは滑らかに繋がる。このため、ドレン
孔441の開口直後の流量変化を緩和し、微小流量制御
領域において滑らかな流量特性を得ることができる。し
たがって、微小流量制御領域において流量変化が少な
く、制御性の良好な領域を確保することができ、バルブ
タイミング調整装置の油圧を精密に制御することができ
る。
【0051】さらに第5実施例においては、ドレン孔4
41とドレン孔442および443とは開口形状がスリ
ット形状でスリットの方向が異なるという比較的簡単な
構成で微小流量制御領域における流量変化を緩和するこ
とができる。したがって、簡単な構成で微小流量制御を
容易にかつ確実に行うことができる。
【0052】(第6実施例)本発明の第6実施例を図9
に示す。第6実施例においては、図1に示す第1実施例
のドレン孔41、42および43近傍のスプール15の
大径部15cの外壁に微小段差部を形成したものであ
る。その他の構成は第1実施例と同様であり、同一構成
部分に同一符号を付す。
【0053】図9(A)および図9(B)に示すよう
に、スプール15の大径部15cの外壁には、開口形状
が円形状で同一開口径のドレン孔541、542および
543が各2箇所ずつ同一円周上に形成されている。ま
た、ドレン孔541、542および543近傍のスプー
ル15の大径部15cの外壁に微小段差部150が形成
されているので、スリーブ14の外壁と微小段差部15
0との間に径方向に狭い空間150aが形成される。こ
れにより、図9(B)に示す状態からスプール15が左
方向に移動すると、図9(C)に示すように、空間15
0aを経由してドレン孔541、542および543と
開口部14cとが連通する初期状態において、スリーブ
14の外壁と微小段差部150との間の開口面積は比較
的小さいので、流量特性は滑らかに繋がる。そして、図
9(D)に示すように、空間150aを経由せずにドレ
ン孔541、542および543と開口部14cとが連
通すると、ドレン孔541、542および543が開口
するので、流量変化が大となる。ここで、ドレン孔54
1は第1のドレン孔を構成し、ドレン孔542および5
43は第2のドレン孔を構成している。
【0054】第6実施例においては、空間150aを経
由してドレン孔541、542および543と開口部1
4cとが連通する初期状態において、スリーブ14の外
壁と微小段差部150との間の開口面積は比較的小さい
ので、漏れ領域における流量特性と微小流量制御領域に
おける流量特性とは滑らかに繋がる。このため、スリー
ブ14の外壁と微小段差部150との間の開口直後の流
量変化を緩和し、微小流量制御領域において滑らかな流
量特性を得ることができる。したがって、微小流量制御
領域において流量変化が少なく、制御性の良好な領域を
確保することができ、バルブタイミング調整装置の油圧
を精密に制御することができる。
【0055】さらに第6実施例においては、ドレン孔5
41、542および543近傍のスプール15の大径部
15cの外壁に微小段差部150を形成するという比較
的簡単な構成で微小流量制御領域における流量変化を緩
和することができる。したがって、簡単な構成で微小流
量制御を容易にかつ確実に行うことができる。
【0056】以上説明した本発明の複数の実施例におい
ては、スプール15の大径部15bおよび15cの外壁
にそれぞれ6箇所のドレン孔を形成したが、本発明にお
いては、スプールの大径部に形成するドレン孔の形状、
サイズ、孔数(2個以上)は、微小流量制御領域の必要
流量変化と最大ストローク時の必要流量により任意に決
定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)、(C)および(D)は、本発
明の第1実施例による電磁制御弁の微小流量制御を説明
するためのもので、主要部拡大断面図である。
【図2】本発明の電磁制御弁の第1実施例を示すもの
で、内燃機関用バルブタイミング調整装置の最遅角時を
示す断面図である。
【図3】本発明の電磁制御弁の第1実施例を示すもの
で、内燃機関用バルブタイミング調整装置の最進角時を
示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施例および比較例のストローク
と作動油の流量との関係を示す特性図である。
【図5】(A)、(B)、(C)および(D)は、本発
明の第2実施例による電磁制御弁の微小流量制御を説明
するためのもので、主要部拡大断面図である。
【図6】(A)、(B)、(C)および(D)は、本発
明の第3実施例による電磁制御弁の微小流量制御を説明
するためのもので、主要部拡大断面図である。
【図7】(A)、(B)、(C)および(D)は、本発
明の第3実施例による電磁制御弁の微小流量制御を説明
するためのもので、主要部拡大断面図である。
【図8】(A)、(B)、(C)および(D)は、本発
明の第4実施例による電磁制御弁の微小流量制御を説明
するためのもので、主要部拡大断面図である。
【図9】(A)、(B)、(C)および(D)は、本発
明の第5実施例による電磁制御弁の微小流量制御を説明
するためのもので、主要部拡大断面図である。
【図10】(A)、(B)、(C)および(D)は、比
較例の流量制御を説明するためのもので、主要部拡大断
面図である。
【図11】ヘリカルギア式およびベーンロータ式のバル
ブタイミング調整装置におけるストロークと応答速度と
の関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 ソレノイド部 2 スプール制御弁部 3 ヨーク(磁気駆動部) 5 コネクタ 14 スリーブ 14b、14c 開口部 15 スプール 15b、15c 大径部 17 圧縮コイルスプリング(付勢手段) 30 中空孔 31 ドレン孔(第1のドレン孔) 32、33 ドレン孔(第2のドレン孔) 41 ドレン孔(第1のドレン孔) 42、43 ドレン孔(第2のドレン孔) 150 微小段差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼田 浩 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3H106 DA05 DC09 DC19 EE04 EE34 GB06 HH02 KK03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成され、流体の通路を形成する
    開口部を有するスリーブと、 前記スリーブの内壁に摺動可能に支持され、前記開口部
    の内外を連通または遮断する外壁、ならびに前記外壁の
    周方向異なる位置に形成され前記開口部に連通可能な第
    1および第2のドレン孔を有する中空のスプールと、 前記スリーブの軸方向端部に固定され、供給電流値に応
    じた駆動力を発生する磁気駆動部と、 前記スリーブの内部に収容され、前記スプールを反磁気
    吸引側に付勢する付勢手段と、 前記第1および第2のドレン孔の内壁が前記スリーブ内
    に収容されているときの前記スリーブの内壁と前記スプ
    ールの外壁とのクリアランスから外部に漏れる流体の流
    量特性、ならびに前記開口部と前記第1または第2のド
    レン孔とが連通する初期状態における流体の流量特性を
    滑らかに繋ぐ微小流量制御手段と、 を備えることを特徴とする電磁制御弁。
  2. 【請求項2】 前記微小流量制御手段は、前記第1のド
    レン孔と前記第2のドレン孔との軸方向位置が互いにず
    れていることを特徴とする請求項1記載の電磁制御弁。
  3. 【請求項3】 前記微小流量制御手段は、前記第1のド
    レン孔と前記第2のドレン孔との開口形状が異なってい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の電磁制御
    弁。
  4. 【請求項4】 前記微小流量制御手段は、前記第1のド
    レン孔と前記第2のドレン孔との開口径が異なっている
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の電磁制御
    弁。
  5. 【請求項5】 前記微小流量制御手段は、前記第1およ
    び第2のドレン孔近傍の前記スプールの外壁に微小段差
    部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか一項記載の電磁制御弁。
  6. 【請求項6】 前記開口部は軸方向に複数箇所形成さ
    れ、前記第1および第2のドレン孔は、前記開口部に対
    応するように軸方向に複数箇所形成されていることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の電磁制御
    弁。
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