JP2002357260A - 旋回用の減速機付き油圧モータ装置 - Google Patents

旋回用の減速機付き油圧モータ装置

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JP2002357260A
JP2002357260A JP2001168287A JP2001168287A JP2002357260A JP 2002357260 A JP2002357260 A JP 2002357260A JP 2001168287 A JP2001168287 A JP 2001168287A JP 2001168287 A JP2001168287 A JP 2001168287A JP 2002357260 A JP2002357260 A JP 2002357260A
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gear
hydraulic motor
drive shaft
reduction mechanism
reduction
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JP2001168287A
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Yoshinori Takeuchi
祥典 竹内
Kazuyuki Ino
和幸 猪野
Hitoshi Kagiwada
均 鍵和田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネガティブブレーキが働いていても、上部旋
回体を人力により容易に回動させ得る構造が簡単な旋回
用の減速機付き油圧モータ装置を提供する。 【解決手段】 斜板式油圧モータを有する油圧モータ部
2と遊星歯車減速機構を有する減速機部3とメカニカル
ブレーキ16とを備え、建設作業用機械の上部旋回体を
旋回させる旋回用の減速機付き油圧モータ装置におい
て、サンギア11aを、円筒孔17を有する中空の駆動
軸8にスプライン8aを介して上下方向に移動可能に取
り付けるとともに、サンギア11aを上下方向に移動操
作できる連結棒29を円筒孔17に挿通し、この連結棒
29を操作してサンギア11aを上下方向に移動するこ
とにより、サンギア11aを遊星歯車減速機構のプラネ
タリギア11bに噛み合わせたりその噛み合わせを解除
したりすることができるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
自走式の建設作業用機械に使用され建設作業用機械の上
部旋回体を旋回させる旋回用の減速機付き油圧モータ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】旋回用の減速機付き油圧モータ装置は、
油圧ショベル等の自走式の建設作業機械において、上部
旋回体を下部走行体に対して旋回させるための駆動源と
なる装置であり、通常、上部旋回体側に取り付けられ
る。この油圧モータ装置は、油圧モータを有する油圧モ
ータ部と、この油圧モータの駆動軸に原動歯車を取り付
けて構成した歯車減速機構を有する減速機部とを備え、
油圧モータ及び歯車減速機構は、それぞれ油圧モータ部
のハウジング内及び減速機部のハウジング等の外郭内に
納められている。旋回用の減速機付き油圧モータ装置で
は、油圧モータの回転が歯車減速機構で減速され、その
減速された回転が最終的には出力ピニオンに伝達される
が、この出力ピニオンは、下部走行体側に固定された内
輪の内歯歯車(リングギア)と噛み合うとともに、下部
走行体側は、接地していて回転できないため、上部旋回
体が下部走行体に対して相対的に回動して旋回する。
【0003】従来、この種の減速機付き油圧モータ装置
として特開平11ー325223号公報に記載の油圧モ
ータ装置が知られている。この公報に記載の減速機付き
油圧モータ装置は、斜板式油圧モータを有する油圧モー
タ部と、この油圧モータの駆動軸にサンギアを取り付け
て構成した遊星歯車減速機構を有する減速機部とを備え
ている。また、油圧モータ部には、斜板式油圧モータの
シリンダ(斜板式油圧モータのロータとなる。)の外周
部とハウジング内周部との間にメカニカルブレーキを組
み込んでいる。このメカニカルブレーキは、油圧モータ
の駆動停止時に油圧モータが漏油等により勝手に回動し
ないように前記シリンダにブレーキ力を付与し、油圧モ
ータの回転駆動時にそのブレーキ力の付与を油圧により
自動的に解除するようにしたネガティブブレーキであ
る。
【0004】ところで、この種の旋回用の減速機付き油
圧モータ装置においては、油圧モータの駆動停止時に何
らかの理由により上部旋回体を回動させることが必要に
なる場合がある。例えば、油圧ショベル等の自走式の建
設作業用機械により路上で建設作業を行っている場合に
おいてその建設作業用機械の上部旋回体が旋回時に故障
により停止したときには、オペレータ以外の作業員でも
上部旋回体を速やかに回動させてその旋回姿勢を通行の
邪魔にならないように通常の姿勢に戻せるようにするこ
とが必要である。また、自走式の建設作業用機械を修理
工場で修理するときに、その修理の便のため、作業員が
上部旋回体を所望の方向に適宜回動させることが必要に
なることもある。
【0005】こうした場合、ネガティブブレーキを設け
た前記公報に記載のような油圧モータ装置では、油圧モ
ータの駆動停止時に油圧モータにブレーキ力が付与され
ているため、油圧モータの駆動を停止したままの状態で
上部旋回体を回動させることはできない。特に、動力源
となる油圧ポンプや油圧制御回路の系統が故障して、旋
回用の油圧モータが停止したときには、オペレータとい
えども、上部旋回体を回動させることは不可能になる。
【0006】旋回用の減速機付き油圧モータ装置に関す
るものではないが、この種の問題に対応することを意図
した油圧モータ装置として実開平6ー87672号公報
に記載の装置がある。この従来の技術で採用されている
ネガティブブレーキは、ブレーキ力を斜板式油圧モータ
のシリンダに付与したりそのブレーキ力のシリンダへの
付与を解除したりすることができシリンダと一体回転す
る摩擦プレートを、斜板式油圧モータの停止時に、スプ
リングの弾発力によりブレーキピストンを介して斜板式
油圧モータのハウジング内壁の摩擦部に押し付けてシリ
ンダを摩擦プレートと摩擦部との摩擦により制動すると
ともに、斜板式油圧モータの駆動時に、スプリングの弾
発力に抗するブレーキ解除圧をブレーキピストンに作用
させてシリンダの制動を油圧により解除するようにした
メカニカルブレーキである。
【0007】この従来の技術では、斜板式油圧モータの
シリンダへのブレーキ力の付与を解除するための解除用
ボルトをハウジングの外部から挿通してブレーキピスト
ンに螺合し、解除用ボルトを工具で回すことにより、ブ
レーキピストンをスプリングの弾発力に抗して移動させ
て摩擦プレートをハウジング内壁の摩擦部から引き離せ
るようにしている。こうした解除用ボルトを付設してい
るため、油圧モータの駆動停止時にネガティブブレーキ
を働かさないようにしたいときには、作業員が解除用ボ
ルトを工具で回すことにより、斜板式油圧モータのシリ
ンダに作用するネガティブブレーキを解除することがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たネガティブブレーキ解除手段を設けた従来の技術を旋
回用の減速機付き油圧モータ装置に適用しても、上部旋
回体を人力により自由に回動させることは困難である。
すなわち、人力により油圧モータを動かして上部旋回体
を回動させるためには、油圧モータに作動油を吸引した
り油圧モータから作動油を排出したりしなければならな
いが、こうした作動油の吸引や排出は、油圧モータを動
かす際に油圧ブレーキ力として作用するため、ネガティ
ブブレーキを解除しても、上部旋回体を人力では容易に
回動させることができない。
【0009】このような場合、油圧モータを駆動するた
めのメイン配管を分解するか、又は油圧ブレーキ力を発
生させないようにするためのバイパス弁を設けた回路を
予め付設すれば、上部旋回体を人力で回動させることが
可能になる。しかしながら、前者の方法は、メイン配管
を分解するという煩雑な作業を要し、油圧管路内にごみ
が侵入する恐れもあって現実的な方法ではない。また、
後者の方法は、前記のようなネガティブブレーキを解除
する手段を要することに加え、油圧回路の改変も必要と
して装置全体の構造が複雑化する。
【0010】本発明は、こうした問題を解消するために
創作されたものあって、その技術課題は、複雑な手段を
要しないで、ネガティブブレーキが働いていても、上部
旋回体を人力により容易に回動させることができる旋回
用の減速機付き油圧モータ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、こうした技術
課題を達成するため、油圧モータを有する油圧モータ部
と、この油圧モータの駆動軸に原動歯車を取り付けて構
成した歯車減速機構を有する減速機部と、ネガティブブ
レーキとを備え、建設作業用機械の上部旋回体を旋回さ
せる旋回用の減速機付き油圧モータ装置において、原動
歯車を油圧モータの駆動軸に、油圧モータの駆動時にそ
の回転が伝達されるように駆動軸の軸方向に移動可能に
取り付けるとともに駆動軸に中空部を形成して、この中
空部に、原動歯車を駆動軸の軸方向に移動操作すること
ができる連結棒を挿通し、この連結棒を操作して原動歯
車を駆動軸の軸方向に移動することにより、原動歯車の
回転を歯車減速機構の従動歯車に伝達したり、その従動
歯車への原動歯車の回転の伝達を解除したりすることが
できるように構成した。
【0012】本発明の旋回用の減速機付き油圧モータ装
置は、このように構成されているので、連結棒を操作し
て、原動歯車の回転を歯車減速機構の従動歯車に伝達さ
せ得るように原動歯車を駆動軸の軸方向に移動すること
により、油圧モータの回転を歯車減速機構で減速してそ
の減速された回転速度で建設作業用機械の上部旋回体を
旋回させる通常の操作を行うことができる。また、油圧
モータの駆動停止時には、ネガティブブレーキが働いて
油圧モータが勝手に回動しないようにブレーキ力が付与
される。
【0013】一方、路上での上部旋回体の故障による停
止時にその旋回姿勢を通行の邪魔にならない通常の姿勢
に戻したり、建設作業用機械の修理の便のために上部旋
回体を所望の方向に回動させたりする等、油圧モータの
駆動を停止させた状態で何らかの理由により上部旋回体
を回動させたいときには、連結棒を操作することにより
歯車減速機構の従動歯車への原動歯車の回転の伝達を解
除するように原動歯車を駆動軸の軸方向に移動すると、
油圧モータと歯車減速機構との伝動関係を断つことがで
きるため、油圧モータに対してネガティブブレーキが働
いていても、上部旋回体を人力により容易に回動させる
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明が実際上どのように
具体化されるのかを示す具体化例を図1及び図4に基づ
いて説明することにより、本発明の実施の形態を明らか
にする。図1は、要部を断面で示す本発明の具体化例の
旋回用の減速機付き油圧モータ装置の全体図、図2は、
図1の要部の拡大縦断面図、図3は、図1においてプラ
ネタリギアへのサンギアの回転の伝達を解除した状態を
示す図、図4は、本発明の他の具体化例を示す図1と同
様の図である。
【0015】これらの図において、1は本発明の具体化
例の旋回用の減速機付き油圧モータ装置、2は斜板式油
圧モータを有しこの油圧モータを断面略円形のハウジン
グ2a内に納めて構成した油圧モータ部、3は歯車減速
機構及びハウジング3aを有する減速機部、4は斜板式
油圧モータのハウジング2aと一体的に形成され減速機
部3の上部を覆う減速機部のカバー、5は斜板式油圧モ
ータのハウジング2aの上部を覆う油圧モータ部のカバ
ー、6はハウジング2a内に回転可能に組み込まれた斜
板式油圧モータのシリンダ、7はこのシリンダ6に設け
た複数のピストン穴にそれぞれ摺動可能に嵌入された同
油圧モータのピストン、8は同油圧モータのシリンダに
取り付けられその回転力が伝達される中空の駆動軸、9
はハウジング2aの下部に固定されピストン7の先端部
が当接される斜板式油圧モータの斜板、10はシリンダ
6の各ピストン穴に対する作動油の供給及び排出を順次
切り換えるための同油圧モータのバルブプレートであ
る。
【0016】旋回用の減速機付き油圧モータ装置1は、
油圧モータ部2と減速機部3とにより構成され、上部旋
回体側の旋回フレーム100に設置される。減速機部の
カバー4には、斜板式油圧モータの駆動軸8を挿通させ
るための貫通孔を中央に形成している。油圧モータ部の
カバー5には、貫通孔としての円筒状の開口部21を中
央に形成し、この開口部21の下方に駆動軸8の上端部
が位置している。油圧モータ部2の斜板式油圧モータ
は、シリンダ6と駆動軸8とピストン7と斜板9とバル
ブプレート10を設けて構成されている。この斜板式油
圧モータに対する作動油の供給及び排出は、油圧モータ
部のカバー5に設けられた図示しない圧油の供給ポート
及び排出ポートにより行う。圧油の供給ポートからバル
ブプレート10を通じてシリンダ6の所定のピストン穴
に圧油が供給されると、当該ピストン7がピストン穴か
ら押し出され、この反作用としてシリンダ6が回転し
て、その回転力が駆動軸8に伝達される。
【0017】この斜板式油圧モータのシリンダ6の外周
部とハウジング2aの内周部との間には、斜板式油圧モ
ータを停止時に制動するためのネガティブブレーキとし
てのメカニカルブレーキ16が組み込まれている。ネガ
ティブブレーキとしてのメカニカルブレーキ16は、斜
板式油圧モータがその停止時に漏油等により勝手に回動
しないようにシリンダ6にブレーキ力を付与するもので
あり、斜板式油圧モータの回転駆動時には、シリンダ6
へのブレーキ力の付与を油圧により自動的に解除するよ
うにしている。
【0018】このメカニカルブレーキ16は、大別する
と、シリンダ6に移動可能に設けられその移動によりハ
ウジング2aの内壁の摩擦部に押し付けてブレーキ力を
シリンダ6に付与したりそのブレーキ力の付与を解除し
たりする摩擦プレートと、ハウジング2a側に摺動可能
に設置されその摺動により摩擦プレートを移動させるピ
ストンと、このピストンに弾発力を付与しピストンを介
して摩擦プレートをハウジング2aの内壁の摩擦部に押
し付けるように移動させるスプリングと、斜板式油圧モ
ータの駆動時にピストンに油圧を作用させることにより
ピストンをスプリングの弾発力に抗するように移動させ
て摩擦プレートによるシリンダ6へのブレーキ力の付与
を解除するブレーキ解除用油圧手段とで構成している。
このメカニカルブレーキ16は、要するに、シリンダ6
と一体回転する摩擦プレートを、斜板式油圧モータの停
止時にスプリングの弾発力によりブレーキピストンを介
してハウジング2aの内壁の摩擦部に押し付けてシリン
ダ6を制動し、斜板式油圧モータの駆動時にその制動を
ブレーキ解除用油圧手段により解除するようにしたもの
である。この種のネガティブブレーキは、従来周知のも
のであり、その詳細は、例えば前記の実開平6ー876
72号公報を参照されたい。
【0019】斜板式油圧モータの駆動軸8は、円筒孔1
7を有する中空軸であり、この円筒孔17の上端は、油
圧モータ部のカバー5の開口部21に開口し、下端は、
減速機部3の歯車減速機構の原動歯車(図に示す例では
サンギア11a)の中心部に設けた軸嵌挿孔に開口して
いる。斜板式油圧モータの駆動軸8は、ハウジング2a
内に軸受で支持され、その下端部及び上端部には、それ
ぞれ下部オイルシール18及び上部オイルシール19を
設けて、モータケース20内の作動油が漏出しない構造
にしている。この駆動軸8の下部には、駆動軸8を減速
機部3の歯車減速機構の原動歯車の軸嵌挿孔に嵌挿して
駆動軸8の回転を原動歯車に伝達するためのスプライン
8aが形成されている。減速機部3の歯車減速機構とし
ては、ここに示す例では2段遊星歯車減速機構を用いて
いる。
【0020】11aは斜板式油圧モータの駆動軸8にス
プライン8aを介して取り付けられた原動歯車としての
2段遊星歯車減速機構の1段目のサンギア、11bはキ
ャリア11dに回転可能に軸着されサンギア11aと噛
み合う従動歯車としての2段遊星歯車減速機構の1段目
のプラネタリギア、11cはこのプラネタリギア11b
と噛み合うリング状の内歯からなる2段遊星歯車減速機
構の1段目のリングギア、11dは2段遊星歯車減速機
構の1段目の減速された回転が出力されるキャリア、1
2はリングギア11cや後記リングギア25cが形成さ
れるリングギア用筒体、25aは前記1段目のキャリア
11dの回転が伝達される2段遊星歯車減速機構の2段
目のサンギア、25bはプラネタリギア11bと同様の
2段遊星歯車減速機構の2段目のプラネタリギア、25
cはリングギア11cと同様の2段遊星歯車減速機構の
2段目のリングギア、25dはキャリア11dと同様の
2段遊星歯車減速機構の2段目のキャリアである。
【0021】減速機部3は、こうした機構を有する2段
遊星歯車減速機構を備え、ハウジング3aとリングギア
用筒体12とで外郭を構成している。この減速機部3の
ハウジング3aは、旋回フレーム100上に固定してお
り、これにより、旋回用の減速機付き油圧モータ装置1
を上部旋回体側に固定的に設置している。2段遊星歯車
減速機構の2段目のキャリア25dには、出力軸13を
連結している。この出力軸13は、軸受14a,14b
でハウジング3aに支持しているとともに、下端部に出
力ピニオン15を取り付けている。この出力ピニオン1
5は、下部走行体側に固定されたリング状の内輪(リン
グギア)R(左側断面は紙面の都合上図示せず。)の内
歯と噛み合うように配置している。一方、旋回フレーム
100には、この内輪Rに対して外接する同心円状の外
輪101(左側断面は紙面の都合上図示せず。)を固定
するとともに、内輪Rに対して相対的に回転できるよう
にボールベアリング(図示せず)で結合している。
【0022】2段遊星歯車減速機構において、斜板式油
圧モータの駆動軸8を回転駆動すると、1段目のサンギ
ア11aが回転し、このサンギア11aと噛み合ってい
る1段目のプラネタリギア11bも回転する。このプラ
ネタリギア11bは、1段目のリングギア11cとも噛
み合っているため、サンギア11aの周りを自転しなが
ら公転する。また、プラネタリギア11bは、キャリア
11dに回転可能に軸着されているため、このプラネタ
リギア11bの公転は、キャリア11dに伝達されて、
キャリア11dがサンギア11aの回転速度よりも減速
さた速度で回転する。次いで、このキャリア11dの回
転は、2段目のサンギア25aに伝達されて2段目のプ
ラネタリギア25bも回転し、以下、1段目の遊星歯車
減速機構と同様のメカニズムにより2段目の遊星歯車減
速機構により更に減速されて2段目のキャリア25dが
回転する。
【0023】この2段目のキャリア25dの回転は、最
終的には出力軸13を介して出力ピニオン15に伝達さ
れるが、この出力ピニオン15は、下部走行体側に固定
された内輪Rと噛み合っているとともに、この下部走行
体側が接地していて回転できないため、上部旋回体側の
旋回フレーム100が下部走行体に対して相対的に回転
する。旋回用の減速機付き油圧モータ装置1は、以上の
作用により、上部旋回体を下部走行体に対して減速して
旋回させる。
【0024】24は1段目のサンギア11aにおける出
力軸13側(図2の下側)の端面23に当接し駆動軸8
の下端部を入れ込むことが可能な断面凹字状の凹形円筒
部品、26は駆動軸8の外周部下方に設けた段部、28
はサンギア11aを駆動軸8のスプライン8aから抜き
出す方向(図2の下方)に付勢するバネ、29は凹形円
筒部品24を係止手段により係止させて駆動軸8の軸方
向の移動によりサンギア11aを凹形円筒部品24を介
して上下に移動させる連結棒、30は凹形円筒部品24
を連結棒29に係止させるための係合手段としてのナッ
ト、31は駆動軸8の円筒孔17の内周壁上部に形成さ
れた駆動軸の雌ねじ、32は連結棒29の外周壁上部に
形成され駆動軸の雌ねじ31と螺合する連結棒の雄ね
じ、33はカバー5に設けた開口部21を塞ぐためのキ
ャップ、34は駆動軸8の上端部に設けられ6角レンチ
等の螺旋回し用工具を係止する6角穴等の工具係止用
穴、35は減速機部3に潤滑油を補給するための給油筒
である。
【0025】2段目のサンギア25aには、凹形円筒部
品24を納めるための凹部が形成されており、通常時に
は、この凹部内に凹形円筒部品24を納めることができ
るようにしている。そのため、こうした凹形円筒部品2
4を付設しても、減速機部3が従来のものよりも大型化
することはない。バネ28は、駆動軸8の段部26に納
められ、その段部26の上端部とサンギア11aの駆動
軸8側(図2の上側)の端面27との間に張設されてい
る。その結果、サンギア11aは、通常時は図2の下方
に付勢されて1段目のプラネタリギア11bと噛み合っ
ているとともに凹形円筒部品24に接している。こうし
たバネ28を設けることにより、サンギア11aがその
回転時にプラネタリギア11bから離脱する方向に移動
しようとするのを防止することができる。
【0026】連結棒29の上端部に設けた工具係止用穴
34は、カバー5の開口部21に位置しているため、キ
ャップ33を取り外した後、螺旋回し用工具を、カバー
5の開口部21を通じて挿通して工具係止用穴34に係
止させることができる。連結棒29の雄ねじ32は、駆
動軸8の雌ねじ31と螺合しているため、螺旋回し用工
具を工具係止用穴34に係止させて適宜の方向に回すこ
とにより、連結棒29をねじ送りして上下所望の方向に
移動させることができ、ひいては、この連結棒29に係
止している凹形円筒部品24を上下方向に移動させて、
原動歯車としてのサンギア11aを上下所望の方向に移
動させることができる。
【0027】スプライン8aを駆動軸8に形成する場
合、サンギア11aの厚さL1とサンギア11aをプラ
ネタリギア11bから外すように上方に移動させる距離
L2との合算値に相当する寸法だけ駆動軸8に形成して
いる。また、2段遊星歯車減速機構の上部を覆うカバー
4を深さの深い断面逆凹字状に形成することにより、サ
ンギア11aをプラネタリギア11bから外すようにサ
ンギア11aを上方移動したときにサンギア11aを納
めることができる空間22をカバー4内に設けている。
【0028】旋回用の減速機付き油圧モータ装置におい
ては、通常、減速機部3の上部を覆うカバーを油圧モー
タのハウジング2aと一体的に形成している。ここに示
す例では、カバー4を前記ように深さの深い断面逆凹字
状に形成することにより、サンギア11aを上方移動し
たときにサンギア11aを納めることができる空間22
を、減速機部3の上部を覆う既存のカバー内に設けるよ
うにしているので、減速機付き油圧モータ装置を製作す
る場合の部品点数を少なくすることができ、ひいては、
組立工程を簡素化することができる。
【0029】この旋回用の減速機付き油圧モータ装置に
おいては、連結棒29を操作することにより、原動歯車
としての2段遊星歯車減速機構の1段目のサンギア11
aの回転を従動歯車としての同減速機構の1段目のプラ
ネタリギア11bに噛み合わせるようにサンギア11a
を駆動軸8の軸方向下方に移動すると、これまでどおり
の通常の機能を果たすことができる。すなわち、斜板式
油圧モータを駆動すると、その回転が2段遊星歯車減速
機構で減速されて、その減速された回転速度で建設作業
用機械の上部旋回体を旋回させることができる。
【0030】また、斜板式油圧モータの駆動停止時に
は、ネガティブブレーキとしてメカニカルブレーキ16
が働いて斜板式油圧モータが勝手に回動しないようにそ
の油圧モータのシリンダ6にブレーキ力が付与される。
【0031】一方、従来の技術の項で述べたように、路
上での上部旋回体の故障による停止時にその旋回姿勢を
通行の邪魔にならない通常の姿勢に作業員が戻したり、
建設作業用機械の修理の便のために上部旋回体を所望の
方向に手動で回動させたりする等、油圧モータの停止に
よりメカニカルブレーキ16が作動した状態で上部旋回
体を人力により回動させたい場合がある。こうした場
合、連結棒29を引き上げるように操作すると、図3に
示すように、凹形円筒部品24がその中央の空間内に駆
動軸8の端部を入れ込みながらサンギア11aを押し上
げて、2段遊星歯車減速機構の1段目のプラネタリギア
11bへのサンギア11aの噛み合わせを解除するよう
にサンギア11aを駆動軸8の軸方向上方に移動させ
る。そうすると、斜板式油圧モータと2段遊星歯車減速
機構との伝動関係を断つことができるため、斜板式油圧
モータにメカニカルブレーキ16が働いていても、上部
旋回体を人力により容易に回動させることができる。
【0032】このように斜板式油圧モータにメカニカル
ブレーキ16が働いていても、上部旋回体を人力で容易
に回動させ得るため、従来の技術にみられるようなネガ
ティブブレーキを解除する手段を必要としない。また、
斜板式油圧モータと2段遊星歯車減速機構との伝動関係
を断つことができるため、上部旋回体を人力で回動させ
るときに、斜板式油圧モータのシリンダ6やピストン7
を作動させなくても済み、従来の技術のように油圧ブレ
ーキ力が発生することはない。そのため、従来の技術の
ようにメイン配管を分解したり、バイパス弁を設けるよ
うに油圧回路を改変したりすることは必要でなくなる。
さらに、新たに追加する部品は、連結棒29や凹形円筒
部品24やバネ28のような、サンギア11aを駆動軸
8の軸方向に移動するための簡単な部品で足りる。この
旋回用の減速機付き油圧モータ装置は、以上のようにネ
ガティブブレーキを解除する手段を設けたり、バイパス
弁を設けるように油圧回路を改変したりする必要がな
く、しかも、簡単な部品を追加すれば製作することがで
きるので、複雑な手段を必要としないで、上部旋回体を
人力により容易に回動させることができる。
【0033】次に、図4に基づき本発明の他の具体化例
について説明する。
【0034】41は、斜板式油圧モータのハウジング2
aと一体的に形成され減速機部3の上部を覆う減速機部
のカバーであり、図1の減速機部3のカバー4と同様、
断面逆凹字状に形成しているが、図1のものよりも深さ
が浅い断面逆凹字状に形成している。42は、リングギ
ア用筒体12の油圧モータ部2側の取付端面12aとカ
バー41の減速機部3側の取付端面41aとに取り付け
得るように形成して減速機部3を遮蔽するように囲う囲
い部材としての円筒部品である。図4に示す例は、こう
した円筒部品42の上端部及び下端部をそれぞれカバー
41の取付端面41a及びリングギア用筒体12の取付
端面12aに突き合わせて、これらを長いボルト43に
より一体的に結合するようにしている。
【0035】図4の例では、このように、ハウジング3
aやリングギア用筒体12で構成された減速機部3の外
郭と減速機部のカバー41との間に、囲い部材としての
円筒部品42を付設することにより、カバー41と円筒
部品42の内側にサンギア11aをプラネタリギア11
bから外すようにサンギア11aを上方移動したときに
サンギア11aを納めることができる空間50を形成す
るようにしている。この図4の例は、こうした点を除い
て図1乃至図3の例と基本的に変わらない。図4の従来
の旋回用の減速機付き油圧モータ装置は、サンギア11
aを上方移動したときに納めることができる空間50を
円筒部品42により確保するようにしているので、従来
の斜板式油圧モータのハウジング2aや減速機部3の外
郭をそのまま使用することができ、ハウジング2aや減
速機部3の外郭を加工するときには、既存の生産設備を
有効に活用することができる。
【0036】以上の例では、歯車減速機構に2段遊星歯
車減速機構を用いて、その1段目のサンギア11aを斜
板式の油圧モータの駆動軸8に取り付けた例を示した
が、本発明は、原動歯車を油圧モータの駆動軸に取り付
けた歯車減速機構を用いた旋回用の減速機付き油圧モー
タ装置であれば、2段遊星歯車減速機構を用いたものだ
けに限定されることなく適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、特に、「歯車減速機構の原動歯車を油圧モータの駆
動軸に、油圧モータの駆動時にその回転が伝達されるよ
うに駆動軸の軸方向に移動可能に取り付けるとともに駆
動軸に中空部を形成して、この中空部に、原動歯車を駆
動軸の軸方向に移動操作することができる連結棒を挿通
し、この連結棒を操作して原動歯車を駆動軸の軸方向に
移動することにより、原動歯車の回転を歯車減速機構の
従動歯車に伝達したり、その従動歯車への原動歯車の回
転の伝達を解除したりすることができるように構成し
た」ので、本発明によれば、複雑な手段を要しないで、
ネガティブブレーキが働いていても、上部旋回体を人力
により容易に回動させることができる旋回用の減速機付
き油圧モータ装置が得られる。
【0038】本発明を具体化する場合、特に、特許請求
の範囲の請求項3に記載のように具体化すれば、原動歯
車を駆動軸の軸方向に移動したときに原動歯車を納める
ことができる空間を、減速機部の上部を覆う既存のカバ
ー内に設けるようにしているので、本発明に係る減速機
付き油圧モータ装置を製作する場合において部品点数を
少なくすることができる。本発明を具体化する場合、特
に、特許請求の範囲の請求項4に記載のように具体化す
れば、従来の油圧モータのハウジングや減速機部の外郭
をそのまま使用することができるため、ハウジングや減
速機部の外郭を加工するときには、既存の生産設備を有
効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部を断面で示す本発明の具体化例の旋回用の
減速機付き油圧モータ装置の全体図である。
【図2】図1の要部の拡大縦断面図である。
【図3】図1においてプラネタリギアへのサンギアの回
転の伝達を解除した状態を示す図である。
【図4】本発明の他の具体化例を示す図1と同様の図で
ある。
【符号の説明】
1 旋回用の減速機付き油圧モータ装置 2 油圧モータ部 2a 油圧モータ部のハウジング 3 減速機部 3a 減速機部のハウジング 4 減速機部のカバー 5 油圧モータ部のカバー 6 シリンダ 7 ピストン 8 駆動軸 8a スプライン 9 斜板 10 バルブプレート 11a 2段遊星歯車減速機構の1段目のサンギア 11b 同減速機構の1段目のプラネタリギア 11c 同減速機構の1段目のリングギア 11d 同減速機構の1段目のキャリア 12 リングギア用筒体 13 出力軸 15 出力ピニオン 16 メカニカルブレーキ 17 駆動軸8の円筒孔 21 カバー5の開口部 24 凹形円筒部品 25a 2段遊星歯車減速機構の2段目のサンギア 25b 同減速機構の2段目のプラネタリギア 25c 同減速機構の2段目のリングギア 25d 同減速機構の2段目のキャリア 26 駆動軸8の段部 28 スプリング 29 連結棒 30 ナット 31 駆動軸の雌ねじ 32 連結棒の雄ねじ 33 キャップ 34 工具係止用穴 41 減速機部のカバー 42 円筒部品 43 ボルト 100 旋回フレーム 101 外輪 R 内輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鍵和田 均 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 3H084 AA08 AA16 AA45 BB23 BB24 CC32 CC46 CC56 CC58 CC62 CC63 3J027 FA09 FB10 GA01 GA03 GC13 GC24 GD04 GD08 GD12 GE22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧モータを有する油圧モータ部と、こ
    の油圧モータの駆動軸に原動歯車を取り付けて構成した
    歯車減速機構を有する減速機部と、ネガティブブレーキ
    とを備え、建設作業用機械の上部旋回体を旋回させる旋
    回用の減速機付き油圧モータ装置において、原動歯車を
    油圧モータの駆動軸に、油圧モータの駆動時にその回転
    が伝達されるように駆動軸の軸方向に移動可能に取り付
    けるとともに駆動軸に中空部を形成して、この中空部
    に、原動歯車を駆動軸の軸方向に移動操作することがで
    きる連結棒を挿通し、この連結棒を操作して原動歯車を
    駆動軸の軸方向に移動することにより、原動歯車の回転
    を歯車減速機構の従動歯車に伝達したり、その従動歯車
    への原動歯車の回転の伝達を解除したりすることができ
    るように構成したことを特徴とする旋回用の減速機付き
    油圧モータ装置。
  2. 【請求項2】 歯車減速機構として、原動歯車をサンギ
    アとし従動歯車をサンギアと噛み合うプラネタリギアと
    する遊星歯車減速機構を用い、連結棒を操作してそのサ
    ンギアを駆動軸の軸方向に移動することにより、サンギ
    アの回転を歯車減速機構のプラネタリギアに伝達した
    り、そのプラネタリギアへのサンギアの回転の伝達を解
    除したりすることができるように構成したことを特徴と
    する請求項1に記載の旋回用の減速機付き油圧モータ装
    置。
  3. 【請求項3】 減速機部の上部を覆うカバーを設けて、
    このカバー内に、従動歯車への歯車減速機構の原動歯車
    の回転の伝達を解除するように原動歯車を移動したとき
    に原動歯車を納めることができる空間を設けるようにし
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の旋回
    用の減速機付き油圧モータ装置。
  4. 【請求項4】 油圧モータのハウジングと一体的に形成
    され減速機部の上部を覆う減速機部のカバーと減速機部
    の外郭との間に囲い部材を付設して、この囲い部材とカ
    バーの内側に、従動歯車への歯車減速機構の原動歯車の
    回転の伝達を解除するように原動歯車を移動したときに
    原動歯車を納めることができる空間を形成するようにし
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の旋回
    用の減速機付き油圧モータ装置。
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