JP2002356997A - 露出鉄筋用カバー - Google Patents

露出鉄筋用カバー

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JP2002356997A
JP2002356997A JP2001164361A JP2001164361A JP2002356997A JP 2002356997 A JP2002356997 A JP 2002356997A JP 2001164361 A JP2001164361 A JP 2001164361A JP 2001164361 A JP2001164361 A JP 2001164361A JP 2002356997 A JP2002356997 A JP 2002356997A
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JP
Japan
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cover
exposed
reinforcing bar
rebar
exposed reinforcing
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JP2001164361A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Yokoyama
勝芳 横山
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FUDO KOZAI KK
Original Assignee
FUDO KOZAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手間のかからない作業で、多数の露出鉄筋を一
挙に覆うことのでるカバーを提案して、工事現場の安全
性の向上に寄与すること。 【解決手段】 本発明にかかる請求項1の露出鉄筋用カ
バー1においては、複数本の露出鉄筋2の先端を覆い得
るように、断面形状が略逆U字状に成形されている構成
とした。さらに、内面には露出鉄筋2の先端を係止する
ための多数の突起11が、前記露出鉄筋2の直径以上の
間隔で形成されている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工事現場におい
て、コンクリート面から露出している鉄筋の先端で作業
員が怪我をしないように、前記先端を覆うためのカバー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築工事現場においては、工
事途中では基礎打ちされたコンクリートから多数の鉄筋
が伸びて露出している。このような露出鉄筋に作業員が
当たると怪我をしやすいため、露出鉄筋の先端に装着し
て保護するためのカバーが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来の保護カバーは、鉄筋の1本1本にそれぞれ装
着しなければならないので、装着作業が大変手間のかか
るものであり、実際の現場においては利用しにくいもの
であった。
【0004】そこで、本発明は、手間のかからない作業
で、多数の露出鉄筋を一挙に覆うことのでるカバーを提
案して、工事現場の安全性の向上に寄与することを目的
としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
の露出鉄筋用カバーにおいては、複数本の露出鉄筋の先
端を覆い得るように、断面形状が略逆U字状に成形され
ている構成とした。請求項2では、さらに、内面には露
出鉄筋の先端を係止するための多数の突起が、前記露出
鉄筋の直径以上の間隔で形成されている構成とした。
【0006】以上のように、請求項1の露出鉄筋用カバ
ーの断面形状は略逆U字状になっているので、床面から
露出している複数の鉄筋の先端に被せると、鉄筋の先端
が隠れて安全になる。また、請求項2では、内面には露
出鉄筋の先端を係止するための多数の突起が、前記露出
鉄筋の直径以上の間隔で形成されているので、上向きの
鉄筋の先端は、前記複数の突起の間に入ってずれにくく
なる。露出鉄筋用カバーを若干の弾性を備えた素材(樹
脂等)で成形すると、露出鉄筋に被せる時に、広げなが
ら被せやすくなる。また、下面の開口の幅は、被せる露
出鉄筋の列の幅に応じて広いものや狭いものを成形する
とよい。長手方向には1m〜2m程度のものとして、必
要に応じて複数個つなげば良い。また、露出鉄筋の列が
曲がっている角の部分用に、曲がった形状の露出鉄筋用
カバーを作成しても良い。さらに、保管時に広い場所・
空間を占有しないように、積み重ねるとよい。なお、断
面形状の「略逆U字状」とは正確なU字状ではなく、図
3に示したように、コ字を回転したような角張った形状
(1B)や、V字状(1C)のものも含むものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる露出鉄筋
用カバーを、その実施の形態を示した図面に基づいて詳
細に説明する。
【0008】図1は、実施形態の露出鉄筋用カバー1を
露出鉄筋2に被せようとしている状態を説明するための
斜視図である。図2は露出鉄筋用カバーの断面図であ
る。図1、2において、露出鉄筋用カバー1は下方に開
いた断面形状が略逆U字状の樹脂成形品であり、内側に
は多数の突起11が下向きに形成されている。この突起
11の間隔は鉄筋の径より十分に広い間隔(例えば15m
m)とし、並び方は方眼状ではなく千鳥状に並んでいる
とよい。略逆U字状である露出鉄筋用カバー1の深さ
は、露出鉄筋の先端を覆うに十分な長さ(100mm以上)
とする。また、露出鉄筋用カバー1の下面の開口の幅
は、対象の露出鉄筋の列の幅に応じて種々製作可能であ
るが、1本で不足する場合には複数本被せてもよい。長
手方向に続けて設置する場合には、互いにずれないよう
に、一方の端部の縁近傍には、内側に形成された突起1
1を挿入し得る孔12を設けるとよい。このようにする
と、一方の露出鉄筋用カバーの孔12に他方の露出鉄筋
用カバーの内側の突起を差し込むことによって相互にず
れないように固定することができる。
【0009】図2において、前記構造の露出鉄筋用カバ
ー1を、コンクリートの基礎3から上向きに露出してい
る鉄筋2に被せると、露出鉄筋2の先端部分21は露出
鉄筋用カバー1によって覆われる。従って、露出鉄筋の
先端で作業員等が怪我をすることは防止できるのであ
る。例え、作業員が転倒しても露出鉄筋を覆う露出鉄筋
用カバー1によって安全である。
【0010】前記露出鉄筋用カバー1の断面形状は略逆
U字状に成形されているので、外力を受けて全体的に変
形することで、外力の衝撃を和らげることができ、破損
しにくく安全性も高い。なお、露出鉄筋用カバー1の材
質は樹脂に限らず、金属製でもよい。そして、表面に施
工業者の社名や広告を表示したり、安全標語を表示した
り、夜光塗料等で夜間の安全性を確保したり、種々の応
用・展開が可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明の露出鉄筋用カバーによれば、工
事現場において露出している鉄筋を覆うことによって、
作業員の怪我等の事故を防止できるので、工事現場の安
全性の確保に多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる露出鉄筋用カバーの実施の形態
の構成を示した構成図である。
【図2】前記露出鉄筋用カバーの使用状態の断面図であ
る。
【図3】本発明の露出鉄筋用カバーの別例を示した図で
ある。
【符号の説明】
1 露出鉄筋用カバー 11 突起 2 露出鉄筋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工事現場における露出鉄筋用カバーであっ
    て、複数本の露出鉄筋の先端を覆い得るように、断面形
    状が略逆U字状に成形されていることを特徴とする露出
    鉄筋用カバー。
  2. 【請求項2】内面には露出鉄筋の先端を係止するための
    多数の突起が、前記露出鉄筋の直径以上の間隔で形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の露出鉄筋用
    カバー。
JP2001164361A 2001-05-31 2001-05-31 露出鉄筋用カバー Pending JP2002356997A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150118261A (ko) * 2014-04-11 2015-10-22 디에이치산업안전(주) 철근용 안전커버
JP2016539264A (ja) * 2013-11-04 2016-12-15 0971065 ビー.シー.リミテッド0971065 B.C.Ltd. 複数の相隔てられた鉄筋の露出端上又は露出端周辺への延在する串刺防止器具

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