JP2002356450A - メタクロレインおよびメタクリル酸の製造方法 - Google Patents
メタクロレインおよびメタクリル酸の製造方法Info
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Abstract
は第3級ブタノールを固体酸化触媒の存在下に分子状酸
素で気相接触酸化してメタクロレイン及びメタクリル酸
を製造する方法において、ホットスポット部の温度を十
分抑制し、メタクロレイン及びメタクリル酸を高収率で
製造する方法を提供する。 【解決手段】 イソブチレン及び/又は第3級ブタノー
ルを4〜9容量%、酸素を7〜16容量%及び水蒸気を
5〜50容量%含む原料ガスを流通させるメタクロレイ
ン及びメタクリル酸の製造方法において、原料ガスを流
通させる前に、触媒層に、酸素、窒素及び水蒸気を含
み、かつイソブチレン及び第3級ブタノールが0〜0.
5容量%のガスを流通させながら250〜400℃の範
囲まで昇温し、次いでイソブチレン及び/又は第3級ブ
タノールを1〜3.8容量%、酸素を7〜16容量%及
び水蒸気を5〜50容量%含むガスを250〜400℃
で1時間以上流通させる。
Description
を用いてイソブチレンおよび/または第3級ブタノール
を固体酸化触媒の存在下に分子状酸素で気相接触酸化し
てメタクロレインおよびメタクリル酸を製造する方法に
関するものである。
ノールの気相接触酸化してメタクロレインおよびメタク
リル酸を製造する際に使用する触媒に関しては数多くの
提案がなされている。これら提案は主として触媒を構成
する元素およびその比率に関するものである。
媒層で蓄熱が起こる。蓄熱の結果生じる局所的高温帯域
はホットスポットと呼ばれ、この部分の温度が高すぎる
と過度の酸化反応を生じるので目的生成物の収率は低下
する。このため、該酸化反応の工業的実施において、ホ
ットスポットの温度抑制は重大な問題であり、特に生産
性を上げるために原料ガス中におけるイソブチレンまた
は第3級ブタノール濃度を高めた場合、ホットスポット
の温度が高くなる傾向があることから反応条件に関して
大きな制約を強いられているのが現状である。
えることは工業的に高収率でメタクロレインおよびメタ
クリル酸を生産する上で非常に重要である。また、特に
モリブデン含有固体酸化触媒を用いる場合、モリブデン
成分が昇華しやすいことから、ホットスポットの発生を
防止することは重要である。
て、これまでにいくつかの提案がなされている。例え
ば、特開平3−176440号公報には、触媒組成を変
動させて調製した活性の異なる複数個の触媒を原料ガス
入口側から出口側に向かって活性がより高くなるように
充填し、この触媒層にイソブチレンまたは第3級ブタノ
ールおよび酸素を含む原料ガスを流通させる方法が開示
されている。また、特開平8−92147号公報には、
熱媒浴を備えた多管式固定床反応器を用いてプロピレン
をアクロレインに気相酸化する際に、熱媒浴の温度が反
応器の入口部と出口部の間で2〜10℃上がるように熱
媒の流れを制御する方法が開示されている。
原料ガス入口側での単位容積当たりの反応率を低くする
ことで、単位容積当たりの反応発熱量を抑え、結果とし
てホットスポット部の温度を低くしようとする方法であ
る。
だけではホットスポット部の温度抑制が十分でなく、メ
タクロレインおよびメタクリル酸の収率が低いという問
題があった。
レンおよび/または第3級ブタノールを固体酸化触媒の
存在下に分子状酸素で気相接触酸化してメタクロレイン
およびメタクリル酸を製造する方法において、ホットス
ポット部の温度を十分抑制し、メタクロレインおよびメ
タクリル酸を高収率で製造する方法を提供することを目
的とする。
が充填されている固定床管型反応器の触媒層に、イソブ
チレンおよび/または第3級ブタノールを4〜9容量
%、酸素を7〜16容量%および水蒸気を5〜50容量
%含む原料ガスを流通させるメタクロレインおよびメタ
クリル酸の製造方法において、前記原料ガスを流通させ
る前に、前記触媒層に、酸素、窒素および水蒸気を含
み、かつイソブチレンおよび第3級ブタノールが0〜
0.5容量%のガスを流通させながら250〜400℃
の範囲まで昇温し、次いでイソブチレンおよび/または
第3級ブタノールを1〜3.8容量%、酸素を7〜16
容量%および水蒸気を5〜50容量%含むガスを250
〜400℃で1時間以上流通させることを特徴とするメ
タクロレインおよびメタクリル酸の製造方法である。
およびメタクリル酸を合成する反応は固定床管型反応器
を用いて実施される。管型反応器は特に限定されない
が、工業的には内径10〜40mmの反応管を数千〜数
万本備えた多管式反応器が好ましい。また、固定床管型
反応器は熱媒浴を備えたものが好ましい。熱媒は特に限
定されないが、例えば、硝酸カリウムおよび亜硝酸ナト
リウムを含む塩溶融物が挙げられる。
の酸化反応用の固体触媒であれば特に限定されず、従来
から知られているモリブデンを含む複合酸化物等を用い
ることができるが、次の式(1)で表される複合酸化物
が好ましい。 MoaBibFecAdXeYfZgOh (1) 式(1)において、Mo、Bi、FeおよびOはそれぞ
れモリブデン、ビスマス、鉄および酸素を表し、Aはニ
ッケルおよび/またはコバルト、Xはマグネシウム、亜
鉛、クロム、マンガン、スズおよび鉛からなる群より選
ばれた少なくとも1種の元素、Yはリン、ホウ素、イオ
ウ、テルル、ケイ素、ゲルマニウム、セリウム、ニオ
ブ、チタン、ジルコニウム、タングステンおよびアンチ
モンからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素、Z
はカリウム、ナトリウム、ルビジウム、セシウムおよび
タリウムからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素
を表す。ただし、a、b、c、d、e、f、gおよびh
は各元素の原子比を表し、a=12のとき、0.1≦b
≦5、0.1≦c≦5、1≦d≦12、0≦e≦10、
0≦f≦10、0.01≦g≦3であり、hは前記各元
素の原子価を満足するのに必要な酸素の原子比である。
特に好ましい各元素の原子比は、a=12のとき、0.
2≦b≦3、0.5≦c≦4、2≦d≦10、0.1≦
g≦2である。
限定されず、成分の著しい偏在を伴わない限り、従来か
らよく知られている種々の方法を用いることができる。
ず、各元素の硝酸塩、炭酸塩、酢酸塩、アンモニウム
塩、酸化物、ハロゲン化物等を組み合わせて使用するこ
とができる。例えばモリブデン原料としてはパラモリブ
デン酸アンモニウム、三酸化モリブデン、モリブデン
酸、塩化モリブデン等が使用できる。
が、シリカ、アルミナ、シリカ・アルミナ、シリコンカ
ーバイト等の不活性担体に担持させた担持触媒や、ある
いはこれらで希釈した触媒を用いることもできる。
反応器の反応管内において少なくとも触媒が含まれてい
る空間部分を指す。すなわち、触媒だけが充填されてい
る空間だけでなく、触媒が不活性担体等で希釈されてい
る空間部分も触媒層とする。ただし、反応管両端部の何
も充填されていない空間部分や不活性担体等だけが充填
されている空間部分は、触媒が実質的に含まれないので
触媒層には含まない。
よび/または第3級ブタノールを固体酸化触媒の存在下
に分子状酸素で気相接触酸化してメタクロレインおよび
メタクリル酸を合成する反応(以下、単に酸化反応とい
う。)は、通常250〜400℃の範囲の反応温度で実
施される。ところが、250〜400℃程度の反応温度
に保たれた触媒層に反応開始当初からイソブチレンおよ
び/または第3級ブタノールを4〜9容量%、酸素を7
〜16容量%および水蒸気を5〜50容量%含む原料ガ
ス(以下、単に原料ガスという。)を流通させると、触
媒層の原料ガス入口部付近に最大温度の高いホットスポ
ットが生じる。
討を行った結果、前記原料ガスを流通する前に、酸素、
窒素および水蒸気を含み、かつイソブチレンおよび第3
級ブタノールが0〜0.5容量%のガスを流通させなが
ら250〜400℃の範囲まで昇温し、次いでイソブチ
レンおよび/または第3級ブタノールを1〜3.8容量
%、酸素を7〜16容量%および水蒸気を5〜50容量
%含むガスを250〜400℃で1時間以上流通させる
ことにより、通常の反応条件、すなわち前記原料ガスを
用いて250〜400℃の反応温度で酸化反応を行った
ときに、ホットスポット部の温度を十分抑制でき、結果
としてメタクロレインおよびメタクリル酸を高い収率で
製造できることを見出した。
の温度、すなわち昇温の開始温度は特に限定されない
が、10〜240℃の範囲が好ましい。また、昇温速度
も特に限定されないが、10〜500℃/時間が好まし
く、特に20〜400℃/時間が好ましい。
に流通させるガスは、酸素、窒素および水蒸気を含み、
かつイソブチレンおよび第3級ブタノールが0〜0.5
容量%のガスである。このガスの酸素、窒素および水蒸
気の濃度は特に限定されないが、酸素1〜21容量%、
窒素29〜98.5容量%、水蒸気は0.5〜50容量
%が好ましい。また、イソブチレンおよび第3級ブタノ
ールは0〜0.5容量%であり、0〜0.3容量%がよ
り好ましく、0〜0.1容量%が特に好ましい。触媒層
温度が250℃未満の状態でイソブチレンおよび第3級
ブタノールの濃度が0.5容量%を超えるガスを流通さ
せると、触媒上で生成した比較的高沸点を有する化合物
が触媒の活性点を被毒する場合がある。なお、イソブチ
レンおよび第3級ブタノールの濃度とは、両者の濃度の
和を意味する。このガスには、酸素、窒素、水蒸気、イ
ソブチレンおよび第3級ブタノール以外の気体を含んで
いてもよく、このような気体としては、例えば、二酸化
炭素等の不活性ガス、低級飽和アルデヒド、ケトン等が
挙げられる。ただし、低級飽和アルデヒド等の有機化合
物を含む場合には、イソブチレン、第3級ブタノールお
よびその他の有機化合物の濃度の和が0.5容量%以下
であることが好ましい。昇温時のガスの流量は特に限定
されないが、空間速度が100〜2000hr−1とな
るような流量が好ましい。この際の反応器内の圧力は、
通常、常圧から数気圧である。
および/または第3級ブタノールを1〜3.8容量%、
酸素を7〜16容量%および水蒸気を5〜50容量%含
むガスである。イソブチレンおよび/または第3級ブタ
ノールの濃度は、1〜3容量%が好ましく、特に1〜
2.5容量%が好ましい。酸素濃度は、7.5〜14容
量%が好ましく、特に8〜12容量%が好ましい。水蒸
気濃度は、2〜40容量%が好ましく、特に4〜30容
量%が好ましい。このガスを流通させる際の温度は、2
50〜400℃である。また、このガスを流通させる時
間は1時間以上であり、1.5〜100時間が好まし
く、特に2〜50時間が好ましい。このガスには、酸
素、水蒸気、イソブチレンおよび第3級ブタノール以外
の気体を含んでいてもよく、このような気体としては、
例えば、窒素、二酸化炭素、低級飽和アルデヒド、ケト
ン等が挙げられる。昇温後に流通させるガスの流量は特
に限定されないが、空間速度が100〜3000hr
−1となるような流量が好ましい。この際の反応器内の
圧力は、通常、常圧から数気圧である。このガスの流通
時には最大温度の低いホットスポットが触媒層の広い部
分に生じる。
チレンおよび/または第3級ブタノールを4〜9容量%
含む原料ガスを用いて250〜400℃の反応温度で酸
化反応を行うと、ホットスポットの最大温度が抑制され
る。その結果、ホットスポット部での逐次酸化が抑制さ
れ、メタクロレインおよびメタクリル酸を高い収率で製
造することができる。原料ガスの流量は特に限定されな
いが、空間速度が300〜3000hr−1となるよう
な流量が好ましく、特に500〜2000hr −1とな
るような流量が好ましい。酸化反応の反応温度は250
〜400℃が好ましく、特に280〜380℃が好まし
い。また、反応圧力は、通常、常圧から数気圧である。
流通させるガス、昇温後に流通させるガスの酸素源に
は、空気を用いるのが経済的に有利である。
明する。なお、実施例および比較例中の「部」は質量部
を意味する。触媒組成は触媒成分の原料仕込み量から求
めた。反応器の熱媒としては硝酸カリウム50質量%お
よび亜硝酸ナトリウム50質量%からなる塩溶融物を用
いた。ホットスポットは触媒層のΔT(触媒層の温度−
熱媒浴の温度)により検出した。
して垂直な断面の中心に設置した保護管に挿入した熱電
対により測定した。なお、保護管内は反応系と隔絶され
ており、測温する位置は挿入する熱電対の長さを調節し
て変えることができる。
クロマトグラフィーにより行った。また、イソブチレン
および/または第3級ブタノールの反応率、生成したメ
タクロレインおよびメタクリル酸の選択率、メタクロレ
インおよびメタクリル酸の収率はそれぞれ以下のように
定義される。 イソブチレンおよび/または第3級ブタノールの反応率
(%)=(B/A)×100 メタクロレインの選択率(%)=(C/B)×100 メタクリル酸の選択率(%)=(D/B)×100 メタクロレインおよびメタクリル酸の収率(%)=
{(C+D)/A}×100 ここで、Aは供給したイソブチレンおよび/または第3
級ブタノールのモル数、Bは反応したイソブチレンおよ
び/または第3級ブタノールのモル数、Cは生成したメ
タクロレインのモル数、Dは生成したメタクリル酸のモ
ル数である。
ン酸アンモニウム500部、パラタングステン酸アンモ
ニウム18.5部、硝酸セシウム18.4部および20
質量%シリカゾル354.5部を加え加熱攪拌した(A
液)。別に水850部に60質量%硝酸250部を加
え、均一にした後、硝酸ビスマス57.2部を加え溶解
した。これに硝酸第二鉄238.4部、硝酸クロム4.
7部、硝酸ニッケル411.8部および硝酸マグネシウ
ム60.5部を順次加え溶解した(B液)。A液にB液
を加えスラリー状とした後、三酸化アンチモン34.4
部を加え加熱攪拌し、水の大部分を蒸発させた。得られ
たケーキ状物を120℃で乾燥させた後、500℃で6
時間焼成した。得られた焼成物100部に対してグラフ
ァイト2部を添加した後、打錠成形機により、外径5m
m、内径2mm、長さ5mmのリング状に成形し、触媒
1を得た。触媒1の酸素以外の元素の組成は、Mo12
Bi0.5Fe2 .5Ni6Mg1Cr0.05W
0.3Sb1Si5Cs0.4であった。
固定床管型反応器の熱媒浴温度を180℃に設定し、原
料ガス入口側に触媒1を620mLと外径5mmのアル
ミナ球130mLを混合したものを充填し、出口側に触
媒1を750mLを充填した。このときの触媒層の長さ
は3005mmであった。この触媒層に酸素9容量%、
水蒸気10容量%および窒素81容量%からなるガスを
空間速度240hr−1で流通させながら熱媒浴温度を
340℃まで50℃/時間で昇温した。
ブチレン2容量%、酸素8容量%、水蒸気15容量%お
よび窒素75容量%からなるガス(昇温後流通ガス)を
空間速度1000hr−1で3時間流通させた。
ブチレン5容量%、酸素12容量%、水蒸気10容量%
および窒素73容量%からなる原料ガスを反応温度(熱
媒浴温度)340℃、空間速度1000hr−1で通じ
た。このときの触媒層温度を測定したところ、原料ガス
入口側の端から500mmの位置に最大温度を有するホ
ットスポットが観測され、この最大温度におけるΔTは
33℃であった。また、イソブチレン反応率は95.5
%、メタクロレイン選択率は85.7%、メタクリル酸
選択率は3.6%、メタクロレインおよびメタクリル酸
の収率は85.3%であった。
ブチレン2.6容量%、酸素8容量%、水蒸気15容量
%および窒素74.4容量%に変更した以外は実施例1
と同様にして酸化反応を行った。その結果、触媒層の原
料ガス入口側の端から470mmの位置に最大温度を有
するホットスポットが観測され、この最大温度における
ΔTは35℃であった。また、イソブチレン反応率は9
5.6%、メタクロレイン選択率は85.4%、メタク
リル酸選択率は3.6%、メタクロレインおよびメタク
リル酸の収率は85.1%であった。
1.5時間に変更した以外は実施例1と同様に酸化反応
を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の端から
470mmの位置に最大温度を有するホットスポットが
観測され、この最大温度におけるΔTは35℃であっ
た。また、イソブチレン反応率95.7%、メタクロレ
イン選択率85.3%、メタクリル酸選択率3.6%、
メタクロレインおよびメタクリル酸の収率は85.1%
であった。
となく、熱媒浴温度340℃まで昇温した後、即座に原
料ガスを通じたこと以外は実施例1と同様にして酸化反
応を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の端か
ら400mmの位置に最大温度を有するホットスポット
が観測され、この最大温度におけるΔTは45℃であっ
た。また、イソブチレン反応率94.3%、メタクロレ
イン選択率83.1%、メタクリル酸選択率3.7%、
メタクロレインおよびメタクリル酸の収率は81.9%
であった。
10分間に変更したこと以外は実施例1と同様にして酸
化反応を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の
端から400mmの位置に最大温度を有するホットスポ
ットが観測され、この最大温度におけるΔTは44℃で
あった。また、イソブチレン反応率94.4%、メタク
ロレイン選択率83.2%、メタクリル酸選択率3.7
%、メタクロレインおよびメタクリル酸の収率は82.
0%であった。
ブチレン4.5容量%、酸素12容量%、水蒸気10容
量%および窒素73.5容量%に変更したこと以外は実
施例1と同様にして酸化反応を行った。その結果、触媒
層の原料ガス入口側の端から400mmの位置に最大温
度を有するホットスポットが観測され、この最大温度に
おけるΔTは45℃であった。また、イソブチレン反応
率94.3%、メタクロレイン選択率83.1%、メタ
クリル酸選択率3.7%、メタクロレインおよびメタク
リル酸の収率は81.9%であった。
ブチレン0.6容量%、酸素8容量%、水蒸気15容量
%および窒素76.4容量%に変更したこと以外は実施
例1と同様にして酸化反応を行った。その結果、触媒層
の原料ガス入口側の端から400mmの位置に最大温度
を有するホットスポットが観測され、この最大温度にお
けるΔTは44℃であった。また、イソブチレン反応率
94.4%、メタクロレイン選択率83.2%、メタク
リル酸選択率3.7%、メタクロレインおよびメタクリ
ル酸の収率は82.0%であった。
する際に流通させるガスの組成をイソブチレン2容量
%、酸素8容量%、水蒸気15容量%および窒素75容
量%に変更したこと以外は実施例1と同様にして酸化反
応を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の端か
ら550mmの位置に最大温度を有するホットスポット
が観測され、この最大温度におけるΔTは31℃であっ
た。また、イソブチレン反応率92.2%、メタクロレ
イン選択率85.8%、メタクリル酸選択率3.4%、
メタクロレインおよびメタクリル酸の収率は82.2%
であった。この結果によれば、実施例1に比べてホット
スポットのΔTが低下したが、イソブチレンの反応率も
低下していることから、触媒が昇温時に被毒したものと
考えられる。
部を加え均一溶液とした後、硝酸ビスマス68.7部を
加え溶解した。これに硝酸ニッケル102.9部および
三酸化アンチモン24.1部を順次加えた。この混合液
に28%アンモニア水165部を加えて白色沈殿物と青
色の上澄み液を得た。これを加熱攪拌し、水の大部分を
蒸発させ、得られたスラリー状物を120℃で16時間
乾燥した後、750℃で2時間熱処理し、微粉砕して、
ビスマス−ニッケル−アンチモン化合物の微粉末を得
た。
ウム500部、パラタングステン酸アンモニウム12.
3部および硝酸セシウム23.0部を加え、加熱攪拌し
た(C液)。別に水700部に硝酸第二鉄230.8
部、硝酸コバルト418.9部および硝酸マグネシウム
60.5部を順次加え溶解した(D液)。C液にD液を
加えスラリー状とした後、20%シリカゾル425.5
部および前記のビスマス−ニッケル−アンチモン化合物
の微粉末を加え、加熱攪拌し、水の大部分を蒸発させ
た。得られたケーキ状物質を130℃で乾燥させた後、
空気雰囲気下300℃で1時間焼成し、粉砕した。得ら
れた粉砕物100部に対してグラファイト2部を添加混
合し、打錠成形機により外径5mm、内径2mm、長さ
3mmのリング状に成形した。この打錠成形物を空気流
通下に520℃で3時間焼成し、触媒2を得た。触媒2
の組成は、酸素を除いた原子比で、Mo12W0.2B
i0. 6Fe2.4Sb0.7Ni1.5Co6.1M
g1.0Cs0.5Si6.0であった。
固定床管型反応器の熱媒浴温度を180℃に設定し、原
料ガス入口側に触媒2を620mLと外径5mmのアル
ミナ球130mLを混合したものを充填し、出口側に触
媒2を750mLを充填した。このときの触媒層の長さ
は3005mmであった。
量%および窒素81容量%からなるガスを空間速度24
0hr−1で流通させながら熱媒浴温度を340℃まで
50℃/時間で昇温した。
級ブタノール2容量%、酸素8容量%、水蒸気15容量
%および窒素75容量%からなるガスを空間速度100
0hr−1で3時間流通させた。
級ブタノール5容量%、酸素12容量%、水蒸気10容
量%および窒素73容量%からなる原料ガスを反応温度
(熱媒浴温度)340℃、空間速度1000hr−1で
通じた。このときの触媒層温度を測定したところ、原料
ガス入口側の端から550mmの位置に最大温度を有す
るホットスポットが観測され、この最大温度におけるΔ
Tは32℃であった。また、第3級ブタノール反応率1
00.0%、メタクロレイン選択率84.0%、メタク
リル酸選択率3.2%、メタクロレインおよびメタクリ
ル酸の収率は87.2%であった。
となく、熱媒浴温度340℃まで昇温した後、即座に原
料ガスを通じたこと以外は実施例4と同様にして酸化反
応を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の端か
ら450mmの位置に最大温度を有するホットスポット
が観測され、この最大温度におけるΔTは44℃であっ
た。また、第3級ブタノール反応率100.0%、メタ
クロレイン選択率81.7%、メタクリル酸選択率3.
3%、メタクロレインおよびメタクリル酸の収率は8
5.0%であった。
イソブチレンおよび/または第3級ブタノールを固体酸
化触媒の存在下に分子状酸素で気相接触酸化してメタク
ロレインおよびメタクリル酸を製造する方法において、
ホットスポット部の温度を十分抑制し、メタクロレイン
およびメタクリル酸を高収率を製造することができる。
また、固体酸化触媒として前記式(1)で表される複合
酸化物を用いることでさらに収率が向上する。
Claims (2)
- 【請求項1】 固体酸化触媒が充填されている固定床管
型反応器の触媒層に、イソブチレンおよび/または第3
級ブタノールを4〜9容量%、酸素を7〜16容量%お
よび水蒸気を5〜50容量%含む原料ガスを流通させる
メタクロレインおよびメタクリル酸の製造方法におい
て、前記原料ガスを流通させる前に、前記触媒層に、酸
素、窒素および水蒸気を含み、かつイソブチレンおよび
第3級ブタノールが0〜0.5容量%のガスを流通させ
ながら250〜400℃の範囲まで昇温し、次いでイソ
ブチレンおよび/または第3級ブタノールを1〜3.8
容量%、酸素を7〜16容量%および水蒸気を5〜50
容量%含むガスを250〜400℃で1時間以上流通さ
せることを特徴とするメタクロレインおよびメタクリル
酸の製造方法。 - 【請求項2】 前記固体酸化触媒が下記の式(1)で表
される複合酸化物であることを特徴とする請求項1記載
のメタクロレインおよびメタクリル酸の製造方法。 MoaBibFecAdXeYfZgOh (1) (式中、Mo、Bi、FeおよびOはそれぞれモリブデ
ン、ビスマス、鉄および酸素を表し、Aはニッケルおよ
び/またはコバルト、Xはマグネシウム、亜鉛、クロ
ム、マンガン、スズおよび鉛からなる群より選ばれた少
なくとも1種の元素、Yはリン、ホウ素、イオウ、テル
ル、ケイ素、ゲルマニウム、セリウム、ニオブ、チタ
ン、ジルコニウム、タングステンおよびアンチモンから
なる群より選ばれた少なくとも1種の元素、Zはカリウ
ム、ナトリウム、ルビジウム、セシウムおよびタリウム
からなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を表す。
ただし、a、b、c、d、e、f、gおよびhは各元素
の原子比を表し、a=12のとき、0.1≦b≦5、
0.1≦c≦5、1≦d≦12、0≦e≦10、0≦f
≦10、0.01≦g≦3であり、hは前記各元素の原
子価を満足するのに必要な酸素の原子比である。)
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