JP2002356028A - インライン印字装置 - Google Patents
インライン印字装置Info
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- JP2002356028A JP2002356028A JP2001164128A JP2001164128A JP2002356028A JP 2002356028 A JP2002356028 A JP 2002356028A JP 2001164128 A JP2001164128 A JP 2001164128A JP 2001164128 A JP2001164128 A JP 2001164128A JP 2002356028 A JP2002356028 A JP 2002356028A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高速ウエブ印刷機で印刷された印刷物に印字す
る印字装置において、印字品質と生産効率に優れコスト
が嵩まないインライン印字装置の提供にある。 【解決手段】高速ウェブ印刷機で印刷され、折機で折ら
れた印刷物12が、その先端部12aが前方になり、後
端部12bが後続の先端部12aで覆われる所謂ドミノ
倒し状に次々に重ねられ、2台目のベルトコンベア32
上で走行する印刷物12の先端部12a近傍にインキジ
ェットプリンター40で印字するインライン印字装置1
00で、前記2台目のベルトコンベア32の走行速度
が、1台目のベルトコンベア31の走行速度より速いイ
ンライン印字装置100とするものである。
る印字装置において、印字品質と生産効率に優れコスト
が嵩まないインライン印字装置の提供にある。 【解決手段】高速ウェブ印刷機で印刷され、折機で折ら
れた印刷物12が、その先端部12aが前方になり、後
端部12bが後続の先端部12aで覆われる所謂ドミノ
倒し状に次々に重ねられ、2台目のベルトコンベア32
上で走行する印刷物12の先端部12a近傍にインキジ
ェットプリンター40で印字するインライン印字装置1
00で、前記2台目のベルトコンベア32の走行速度
が、1台目のベルトコンベア31の走行速度より速いイ
ンライン印字装置100とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速のウエブ印刷
機、例えば高速オフセット輪転印刷機で印刷された印刷
物にインキジェット等で印字する印字装置に関するもの
であり、特に、インラインで効率的印字を可能にするイ
ンライン印字装置に関する。
機、例えば高速オフセット輪転印刷機で印刷された印刷
物にインキジェット等で印字する印字装置に関するもの
であり、特に、インラインで効率的印字を可能にするイ
ンライン印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば高速オフセット輪転印刷機
で印刷された印刷物、特にチラシ印刷物などでは、配付
地域番号や住所、あるいは管理番号、くじ番号などの個
人(個別)情報を印字して管理等を行うための印字装置
が知られ、その装置として、番号等を印字する凸版形式
のナンバリング機、あるいはインキジェットプリンター
が使用されている。
で印刷された印刷物、特にチラシ印刷物などでは、配付
地域番号や住所、あるいは管理番号、くじ番号などの個
人(個別)情報を印字して管理等を行うための印字装置
が知られ、その装置として、番号等を印字する凸版形式
のナンバリング機、あるいはインキジェットプリンター
が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記高
速オフセット輪転印刷機のラインスピードは、330〜
915m/min(回転数600〜1675rpm)と
高速であるのに対し、例えば上記のナンバリング方式で
はせいぜいこのスピードの半分程度であって生産効率に
劣り、かつ線切れなどで印字品質が劣るという問題があ
り、また上記のインキジェットプリンターでのラインス
ピードは、10〜200m/min程度と極端に遅いの
で、上記印刷物にオフライン(別工程)で印字せざるを
得ず、よって低生産効率でコスト高となるという問題が
あった。
速オフセット輪転印刷機のラインスピードは、330〜
915m/min(回転数600〜1675rpm)と
高速であるのに対し、例えば上記のナンバリング方式で
はせいぜいこのスピードの半分程度であって生産効率に
劣り、かつ線切れなどで印字品質が劣るという問題があ
り、また上記のインキジェットプリンターでのラインス
ピードは、10〜200m/min程度と極端に遅いの
で、上記印刷物にオフライン(別工程)で印字せざるを
得ず、よって低生産効率でコスト高となるという問題が
あった。
【0004】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するものであり、その課題とするところは、高速のウエ
ブ印刷機で印刷された印刷物に印字する印字装置におい
て、印字品質に優れ、かつ生産効率に優れコストが嵩ま
ない印字装置で、高速のウエブ印刷機とインラインで印
字が可能なインライン印字装置を提供することにある。
するものであり、その課題とするところは、高速のウエ
ブ印刷機で印刷された印刷物に印字する印字装置におい
て、印字品質に優れ、かつ生産効率に優れコストが嵩ま
ない印字装置で、高速のウエブ印刷機とインラインで印
字が可能なインライン印字装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1の発明では、高速ウェ
ブ印刷機によって印刷され、折機で折られて所定の長さ
に断裁された印刷物が、その先端が前方になり、後端が
後続の先端で覆われるように次々に重ねられて、少なく
とも2台のベルトコンベア上を走行し、該2台目のベル
トコンベア上で走行する印刷物の先端近傍にインキジェ
ットプリンターで印字するインライン印字装置であっ
て、前記2台目のベルトコンベアの走行速度が、1台目
のベルトコンベアの走行速度より速いことを特徴とする
インライン印字装置としたものである。
を達成するために、まず請求項1の発明では、高速ウェ
ブ印刷機によって印刷され、折機で折られて所定の長さ
に断裁された印刷物が、その先端が前方になり、後端が
後続の先端で覆われるように次々に重ねられて、少なく
とも2台のベルトコンベア上を走行し、該2台目のベル
トコンベア上で走行する印刷物の先端近傍にインキジェ
ットプリンターで印字するインライン印字装置であっ
て、前記2台目のベルトコンベアの走行速度が、1台目
のベルトコンベアの走行速度より速いことを特徴とする
インライン印字装置としたものである。
【0006】上記請求項1の発明によれば、折機で折ら
れ断裁され、後端が後続の先端で覆われるように次々に
重ね合わされた所謂ドミノ倒し状の印刷物がベルトコン
ベア上を走行すると、その走行速度は印刷速度より1/
10程度になるので、インキジェットプリンターで従来
の凸版式ナンバリングに比べ高品質な印字が可能とな
り、かつ2台目のベルトコンベアの走行速度を1台目よ
り速くすることによって、先行する印刷物の先端部に広
いスペースが確保できるようになり、そのスペースにイ
ンキジェットプリンターで容易に印字することができる
インライン印字装置とすることができる。
れ断裁され、後端が後続の先端で覆われるように次々に
重ね合わされた所謂ドミノ倒し状の印刷物がベルトコン
ベア上を走行すると、その走行速度は印刷速度より1/
10程度になるので、インキジェットプリンターで従来
の凸版式ナンバリングに比べ高品質な印字が可能とな
り、かつ2台目のベルトコンベアの走行速度を1台目よ
り速くすることによって、先行する印刷物の先端部に広
いスペースが確保できるようになり、そのスペースにイ
ンキジェットプリンターで容易に印字することができる
インライン印字装置とすることができる。
【0007】また、請求項2の発明では、前記1台目の
ベルトコンベア上に静電気除去ブロアを配し、該静電気
除去ブロアの後で、前記2台目のベルトコンベア上のイ
ンキジェットプリンターの前の印刷物の両サイドに揺動
ガイド板を配設したことを特徴とする請求項1記載のイ
ンライン印字装置としたものである。
ベルトコンベア上に静電気除去ブロアを配し、該静電気
除去ブロアの後で、前記2台目のベルトコンベア上のイ
ンキジェットプリンターの前の印刷物の両サイドに揺動
ガイド板を配設したことを特徴とする請求項1記載のイ
ンライン印字装置としたものである。
【0008】上記請求項2の発明によれば、1台目のベ
ルトコンベア上に静電気除去ブロアを配することによっ
て、印刷物の静電気が除去され、2台目のベルトコンベ
ア上でドミノ倒し状の印刷物がズレ易く即ちズレてその
先端部に広い印刷スペースを確保し易くし、かつこの静
電気除去ブロアの後にある走行する印刷物の両側サイド
に揺動するガイド板を配することによって、印刷物が走
行方向に対し直線的に配列されるので、印字が正確な位
置に施すインライン印字装置とすることができる。
ルトコンベア上に静電気除去ブロアを配することによっ
て、印刷物の静電気が除去され、2台目のベルトコンベ
ア上でドミノ倒し状の印刷物がズレ易く即ちズレてその
先端部に広い印刷スペースを確保し易くし、かつこの静
電気除去ブロアの後にある走行する印刷物の両側サイド
に揺動するガイド板を配することによって、印刷物が走
行方向に対し直線的に配列されるので、印字が正確な位
置に施すインライン印字装置とすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を説明す
る。本発明は、図1(a)の正面図に示すように、高速
のウエブ印刷機で印刷された印刷物(10)に無圧のイ
ンキジェットプリンターで管理番号等の個別情報(K
1)を印字する印字装置に関するものであり、特に、高
速ウエブ印刷機とのインラインで印字を可能にするもの
で、図1(b)の斜視図に示すように、高速ウエブ印刷
機に連結された折機で折られた印刷物(12)の先端部
(12a)に管理番号等の個別情報(K1)を印字する
ためのインライン印字装置に関するものである。
る。本発明は、図1(a)の正面図に示すように、高速
のウエブ印刷機で印刷された印刷物(10)に無圧のイ
ンキジェットプリンターで管理番号等の個別情報(K
1)を印字する印字装置に関するものであり、特に、高
速ウエブ印刷機とのインラインで印字を可能にするもの
で、図1(b)の斜視図に示すように、高速ウエブ印刷
機に連結された折機で折られた印刷物(12)の先端部
(12a)に管理番号等の個別情報(K1)を印字する
ためのインライン印字装置に関するものである。
【0010】上記本発明のインライン印字装置では、例
えば高速オフセット輪転印刷機によって印刷され、その
後に連結されている折機で折られて所定の長さに断裁さ
れた図1(b)に示すような二つ折印刷物(12)が、
図2(a)の模式的に表した側面図に示すように、1台
目のベルトコンベア(31)上を走行する。
えば高速オフセット輪転印刷機によって印刷され、その
後に連結されている折機で折られて所定の長さに断裁さ
れた図1(b)に示すような二つ折印刷物(12)が、
図2(a)の模式的に表した側面図に示すように、1台
目のベルトコンベア(31)上を走行する。
【0011】この1台目のベルトコンベア(31)上で
の二つ折印刷物(12)は、図2(a)の模式図に示す
ように、その先端部(12a)が走行方向(P)の前方
になり、その後端(12b)が後続の印刷物(12)の
先端(12a)で覆われるように次々に重ねられて走行
する。この時の走行速度は、例えば高速オフセット輪転
印刷機(速度330〜915m/min)で印刷された
場合では、その速度の約1/10の20〜80m/mi
n程度まで遅くなる。
の二つ折印刷物(12)は、図2(a)の模式図に示す
ように、その先端部(12a)が走行方向(P)の前方
になり、その後端(12b)が後続の印刷物(12)の
先端(12a)で覆われるように次々に重ねられて走行
する。この時の走行速度は、例えば高速オフセット輪転
印刷機(速度330〜915m/min)で印刷された
場合では、その速度の約1/10の20〜80m/mi
n程度まで遅くなる。
【0012】さらにこのように先端部(12a)に僅か
なスペースが確保されて重ね合わされた印刷物(12)
が1台目のベルトコンベア(31)の走行速度より速い
2台目のベルトコンベア(32)上に移行して走行す
る。この時2台目のベルトコンベア(32)の走行速度
が1台目のベルトコンベア(31)の走行速度より2倍
程度速くすると、先行する印刷物(12)は、後続の印
刷物より先にズレるようになってその先端部(12a)
に約2倍の広いスペースが確保され重ね合わされた形で
走行することになる。
なスペースが確保されて重ね合わされた印刷物(12)
が1台目のベルトコンベア(31)の走行速度より速い
2台目のベルトコンベア(32)上に移行して走行す
る。この時2台目のベルトコンベア(32)の走行速度
が1台目のベルトコンベア(31)の走行速度より2倍
程度速くすると、先行する印刷物(12)は、後続の印
刷物より先にズレるようになってその先端部(12a)
に約2倍の広いスペースが確保され重ね合わされた形で
走行することになる。
【0013】上記ベルトコンベア等の速度などの具体的
事例で説明すると、例えば1台目のベルトコンベア(3
1)の走行速度が30m/minで、図1(b)に示す
二つ折印刷物(12)のサイズ(印刷物の幅(W)×印
刷物の進行方向の長さ(H))が380mm×270m
mの場合、1台目のベルトコンベア(31)上での先端
部(12a)のスペース(進行方向)が30mmであっ
たものが、走行速度60m/minの2台目のベルトコ
ンベア(31)上の印刷物(12)の先端部(12a)
のスペース(進行方向)は60mmと広い印刷スペース
を確保することができる。
事例で説明すると、例えば1台目のベルトコンベア(3
1)の走行速度が30m/minで、図1(b)に示す
二つ折印刷物(12)のサイズ(印刷物の幅(W)×印
刷物の進行方向の長さ(H))が380mm×270m
mの場合、1台目のベルトコンベア(31)上での先端
部(12a)のスペース(進行方向)が30mmであっ
たものが、走行速度60m/minの2台目のベルトコ
ンベア(31)上の印刷物(12)の先端部(12a)
のスペース(進行方向)は60mmと広い印刷スペース
を確保することができる。
【0014】そして図2(a)および図2(b)の上面
概略図に示すように、この先端部(12a)に確保され
た広い印刷スペースに例えばインキジェットプリンター
(40)で管理番号等の個別情報(K1)を印字し易い
ようにしたインライン印字装置(100)である。
概略図に示すように、この先端部(12a)に確保され
た広い印刷スペースに例えばインキジェットプリンター
(40)で管理番号等の個別情報(K1)を印字し易い
ようにしたインライン印字装置(100)である。
【0015】また、本発明では、図3(a)に示すよう
に、前記1台目のベルトコンベア(31)上に静電気除
去ブロア(42)を配設し、この静電気除去ブロア(4
2)の後に、2台目のベルトコンベア(32)上のイン
キジェットプリンター(40)の前の印刷物(12)に
対し、そのの両サイドに揺動ガイド板(44)を配設し
たインライン印字装置(100)とするものである。
に、前記1台目のベルトコンベア(31)上に静電気除
去ブロア(42)を配設し、この静電気除去ブロア(4
2)の後に、2台目のベルトコンベア(32)上のイン
キジェットプリンター(40)の前の印刷物(12)に
対し、そのの両サイドに揺動ガイド板(44)を配設し
たインライン印字装置(100)とするものである。
【0016】このように1台目のベルトコンベア(4
2)上に静電気除去ブロア(42)を配することによっ
て、その上の印刷物(12)の静電気が除去されて、2
台目のベルトコンベア(32)上で、その先行する印刷
物(12)の後端部(12b)表面から後続の印刷物の
先端部(12a)の裏面がズレ易くなり、即ちズレて先
端部(12a)に広い印刷スペースを確保し易くするも
のである。
2)上に静電気除去ブロア(42)を配することによっ
て、その上の印刷物(12)の静電気が除去されて、2
台目のベルトコンベア(32)上で、その先行する印刷
物(12)の後端部(12b)表面から後続の印刷物の
先端部(12a)の裏面がズレ易くなり、即ちズレて先
端部(12a)に広い印刷スペースを確保し易くするも
のである。
【0017】また、本発明では,図3(b)に示すよう
に、この静電気除去ブロア(42)の後の走行する印刷
物(12)の両サイドに揺動ガイド板(44)を配設し
たもので、図2(b)に示すように、走行するドミノ倒
し状に重ねられた印刷物(12)がジグザグに配列さ
れ、即ち直線的に整列されていなかったものが、その揺
動ガイド板(44)の配設によって走行方向に対し直線
的に配列された印刷物(12)となり、よって図3
(b)に示すように、管理番号等の個別情報(K1)の
印字が正確な位置に施すことのできるインライン印字装
置(100)を提供するものである。
に、この静電気除去ブロア(42)の後の走行する印刷
物(12)の両サイドに揺動ガイド板(44)を配設し
たもので、図2(b)に示すように、走行するドミノ倒
し状に重ねられた印刷物(12)がジグザグに配列さ
れ、即ち直線的に整列されていなかったものが、その揺
動ガイド板(44)の配設によって走行方向に対し直線
的に配列された印刷物(12)となり、よって図3
(b)に示すように、管理番号等の個別情報(K1)の
印字が正確な位置に施すことのできるインライン印字装
置(100)を提供するものである。
【0018】上記本発明のインライン印字装置(10
0)としては、上記のように印字速度で60m/min
程度のインキジェットプリンター(40)であれば、い
かなる高速ウエブ印刷機へも対応可能なインライン印字
装置(100)とすることができることになる。
0)としては、上記のように印字速度で60m/min
程度のインキジェットプリンター(40)であれば、い
かなる高速ウエブ印刷機へも対応可能なインライン印字
装置(100)とすることができることになる。
【0019】また、上記本発明のインライン印字装置
(100)が連結できる高速ウエブ印刷機としては、上
記オフセット輪転印刷機の他、例えば高速凸版輪転印刷
機あるいは高速グラビア輪転印刷機が挙げられる。また
インキジェットプリンター(40)で印字される個別情
報(K1)としては、例えば新聞の折り込み広告(ちら
し)などにみられる抽選(当たりくじ)番号や住所(配
達区域)の番号、あるいは一般商業印刷物の管理番号等
が挙げられ、このインライン印字装置(100)が好適
に活用できる。
(100)が連結できる高速ウエブ印刷機としては、上
記オフセット輪転印刷機の他、例えば高速凸版輪転印刷
機あるいは高速グラビア輪転印刷機が挙げられる。また
インキジェットプリンター(40)で印字される個別情
報(K1)としては、例えば新聞の折り込み広告(ちら
し)などにみられる抽選(当たりくじ)番号や住所(配
達区域)の番号、あるいは一般商業印刷物の管理番号等
が挙げられ、このインライン印字装置(100)が好適
に活用できる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。即ち、高速ウェブ印刷機によって
印刷され、折機で折られて断裁された印刷物が、その先
端が前方になり、後端が後続の先端で覆われるように所
謂ドミノ倒し状に次々に重ねられて、少なくとも2台の
ベルトコンベア上を走行し、その2台目のベルトコンベ
ア上で走行する印刷物の先端近傍にインキジェットプリ
ンターで印字するインライン印字装置において、次々に
重ね合わされた所謂ドミノ倒し状の印刷物がベルトコン
ベア上を走行すると、その走行速度は印刷速度より1/
10程度になるので、インキジェットプリンターで従来
の凸版式ナンバリングに比べ高品質な印字が可能とな
る。
示す如き効果がある。即ち、高速ウェブ印刷機によって
印刷され、折機で折られて断裁された印刷物が、その先
端が前方になり、後端が後続の先端で覆われるように所
謂ドミノ倒し状に次々に重ねられて、少なくとも2台の
ベルトコンベア上を走行し、その2台目のベルトコンベ
ア上で走行する印刷物の先端近傍にインキジェットプリ
ンターで印字するインライン印字装置において、次々に
重ね合わされた所謂ドミノ倒し状の印刷物がベルトコン
ベア上を走行すると、その走行速度は印刷速度より1/
10程度になるので、インキジェットプリンターで従来
の凸版式ナンバリングに比べ高品質な印字が可能とな
る。
【0021】また上記2台目のベルトコンベアの走行速
度を1台目より速くすると、先行する印刷物の先端部に
広いスペースが確保できるようになり、その広いスペー
スにインキジェットプリンターで容易に印字することを
可能にするインライン印字装置とすることができる。
度を1台目より速くすると、先行する印刷物の先端部に
広いスペースが確保できるようになり、その広いスペー
スにインキジェットプリンターで容易に印字することを
可能にするインライン印字装置とすることができる。
【0022】さらにまた、上記1台目のベルトコンベア
上に静電気除去ブロアを配することによって、印刷物表
裏面の静電気が除去され、2台目のベルトコンベア上で
ドミノ倒し状に重ねられた印刷物がズレ易くなり、即ち
ズレてその先端に広い印刷スペースを確保し易くし、か
つこの静電気除去ブロアの後にくる走行する印刷物の両
サイドに揺動するガイド板を配することによって、その
ドミノ倒し状にかつジグザグ状に重ねられた印刷物が走
行方向に対し直線的に配列されるようになるので、固定
されているインキジェットプリンターによる印字が正確
な位置に施すインライン印字装置とすることができる。
上に静電気除去ブロアを配することによって、印刷物表
裏面の静電気が除去され、2台目のベルトコンベア上で
ドミノ倒し状に重ねられた印刷物がズレ易くなり、即ち
ズレてその先端に広い印刷スペースを確保し易くし、か
つこの静電気除去ブロアの後にくる走行する印刷物の両
サイドに揺動するガイド板を配することによって、その
ドミノ倒し状にかつジグザグ状に重ねられた印刷物が走
行方向に対し直線的に配列されるようになるので、固定
されているインキジェットプリンターによる印字が正確
な位置に施すインライン印字装置とすることができる。
【0023】従って本発明は、オフセット輪転印刷機の
如く高速のウエブ印刷機で印刷された印刷物にインライ
ンで効率的印字を可能にするインライン印字装置とし
て、優れた実用上の効果を発揮する。
如く高速のウエブ印刷機で印刷された印刷物にインライ
ンで効率的印字を可能にするインライン印字装置とし
て、優れた実用上の効果を発揮する。
【図1】本発明のインライン印字装置で印字された印刷
物の一実施の形態を説明する図であり、(a)は、その
平面図であり、(b)は、二つ折された印刷物の斜視図
である。
物の一実施の形態を説明する図であり、(a)は、その
平面図であり、(b)は、二つ折された印刷物の斜視図
である。
【図2】本発明のインライン印字装置の一実施の形態を
説明する図であり、(a)は、その側断面を表した模式
図であり、(b)は、その上面図である。
説明する図であり、(a)は、その側断面を表した模式
図であり、(b)は、その上面図である。
【図3】本発明のインライン印字装置の他の一実施の形
態を説明する図であり、(a)は、その側断面を表した
模式図であり、(b)は、その上面図である。
態を説明する図であり、(a)は、その側断面を表した
模式図であり、(b)は、その上面図である。
10‥‥印刷物 12‥‥二つ折印刷物 12a‥‥印刷物の先端部 12b‥‥印刷物の後端部 31‥‥1台目のベルトコンベア 32‥‥2台目のベルトコンベア 40‥‥インキジェットプリンター 42‥‥静電気除去ブロア 44‥‥揺動ガイド板 100‥‥インライン印字装置 H‥‥印刷物の長さ(進行方向) W‥‥印刷物の幅 K1‥‥個別情報 P‥‥印刷物の走行方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 5/36 B41J 3/04 101Z
Claims (2)
- 【請求項1】高速ウェブ印刷機によって印刷され、折機
で折られて所定の長さに断裁された印刷物が、その先端
が前方になり、後端が後続の先端で覆われるように次々
に重ねられて、少なくとも2台のベルトコンベア上を走
行し、該2台目のベルトコンベア上で走行する印刷物の
先端近傍にインキジェットプリンターで印字するインラ
イン印字装置であって、前記2台目のベルトコンベアの
走行速度が、1台目のベルトコンベアの走行速度より速
いことを特徴とするインライン印字装置。 - 【請求項2】前記1台目のベルトコンベア上に静電気除
去ブロアを配し、該静電気除去ブロアの後で、前記2台
目のベルトコンベア上のインキジェットプリンターの前
の印刷物の両サイドに揺動ガイド板を配設したことを特
徴とする請求項1記載のインライン印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001164128A JP3858624B2 (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | インライン印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001164128A JP3858624B2 (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | インライン印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002356028A true JP2002356028A (ja) | 2002-12-10 |
JP3858624B2 JP3858624B2 (ja) | 2006-12-20 |
Family
ID=19006989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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