JP2002356012A - テープカートリッジおよびテープ印刷装置の印刷外機能実行方法 - Google Patents

テープカートリッジおよびテープ印刷装置の印刷外機能実行方法

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JP2002356012A
JP2002356012A JP2001165117A JP2001165117A JP2002356012A JP 2002356012 A JP2002356012 A JP 2002356012A JP 2001165117 A JP2001165117 A JP 2001165117A JP 2001165117 A JP2001165117 A JP 2001165117A JP 2002356012 A JP2002356012 A JP 2002356012A
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tape
printing
tape cartridge
function
cartridge
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JP2001165117A
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English (en)
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Masao Akaiwa
正夫 赤岩
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新仕様のテープ印刷装置ばかりでなく、従来
のテープ印刷装置においても、印刷外機能を印刷機能と
独立または共存させて実行でき、印刷外機能実行時に印
刷を伴うためのテープの無駄を削減できるテープカート
リッジおよびテープ印刷装置の印刷外機能実行方法を提
供する。 【解決手段】 印刷対象物となるテープを収容した印刷
用テープカートリッジの代わりに、テープ印刷装置のテ
ープカートリッジ装着手段に装着可能な印刷外用テープ
カートリッジであって、前記テープカートリッジ装着手
段に装着された場合、内部に収容してあるように扱われ
る架空のテープに対して、前記印刷用テープカートリッ
ジが装着されたときと同じ印刷が行われるように構成さ
れたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープカートリッ
ジおよびテープ印刷装置の印刷外機能実行方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の電子機器には、本質的に求
められる機能に加えて娯楽機能等を含む本質外機能の付
加が期待され、例えばワープロ等においても、本来のワ
ープロ機能以外に、その表示画面を利用してゲームが行
えるように、いわゆるゲーム機能が備えられるようにな
ってきている。この傾向は、テープ印刷装置においても
同様であり、例えばゲーム機能として、「競馬」、「カ
ジノ」、「運動会」、「宝くじ」などのタイトルから想
像し得る種類のゲームを楽しめるようになっている(図
9参照)。この他、例えばタイマー(ストップウォッ
チ)機能等を備えたものも知られている。ここで、テー
プ印刷装置の本来の機能は、文字列等を印刷対象物であ
るテープに印刷する機能(以下「印刷機能」)にあるた
め、娯楽機能等を含む本質外機能をまとめて、以下「印
刷外機能」という。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種のテープ印刷装置においては、テープ幅に応じて文字
列等の編集を行う必要性に起因して、テープカートリッ
ジが装着されていて印刷ができる状態であることを前提
とし、電源ONかつ未装着の状態では、その旨(例えば
「テープ無し」等)のエラー報知による対応となってし
まって(図9参照)、印刷等が不要であっても、娯楽機
能等の印刷外機能を動作させることができなかった。ま
た、例えばゲーム機能では、ゲームの結果等をテープに
印刷することを前提としており(図9および図10
(a)〜(d)参照)、また、例えばタイマー機能で
は、その計時結果を印刷することを前提としており(図
10(e)〜(f)参照)、印刷結果等が不要であって
も、印刷しなければ次に進むことができず、時間および
テープが無駄になっていた。
【0004】本発明は、新仕様のテープ印刷装置ばかり
でなく、従来のテープ印刷装置においても、印刷外機能
を印刷機能と独立または共存させて実行でき、印刷外機
能実行時に印刷を伴うためのテープの無駄を削減できる
テープカートリッジおよびテープ印刷装置の印刷外機能
実行方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のテー
プカートリッジは、印刷対象物となる印刷用テープを収
容した印刷用テープカートリッジの代わりに、テープ印
刷装置のテープカートリッジ装着手段に装着可能な印刷
外機能用の疑似的なテープカートリッジであって、内部
の前記印刷用テープを省略しつつ、前記印刷用テープカ
ートリッジと略同一の外観形状を有し、前記テープカー
トリッジ装着手段に装着された場合、前記印刷用テープ
カートリッジが装着されたときと同一の印刷動作を許容
することを特徴とする。
【0006】このテープカートリッジは、印刷外用の疑
似テープカートリッジであり、内部のテープを省略して
いるので、テープに対する印刷はできないながらも、印
刷用テープカートリッジと略同一の外観形状を有してい
るので、印刷用テープカートリッジと同様にテープカー
トリッジ装着手段に装着でき、かつ、装着された場合、
印刷用テープカートリッジが装着されたときと同一の印
刷動作を許容するので、テープ印刷装置においては、印
刷用テープカートリッジが装着されているときと同様に
扱かうことができる。この場合、テープに対する印刷は
為されないので、テープの無駄を削減できる。すなわ
ち、従来の印刷用テープカートリッジと同様に扱わうこ
とができるので、この種のテープカートリッジの存在を
前提とした(識別可能な)新仕様のテープ印刷装置ばか
りでなく、この種のテープカートリッジの存在を前提と
していない(この種のテープカートリッジが装着された
ことを識別できない)従来のテープ印刷装置において
も、印刷外機能を印刷機能と独立に実行でき、あるいは
架空の印刷(印刷を伴わない印刷動作)を行う意味で印
刷機能と共存させて実行でき、かつ、印刷外機能実行時
に印刷を伴うためのテープの無駄を削減できる。
【0007】また、請求項1のテープカートリッジにお
いて、サーマル方式のテープ印刷装置に前記疑似テープ
カートリッジとして装着可能なテープカートリッジであ
って、テープ印刷装置に装着された場合に、印刷用のサ
ーマルヘッドが当接する部位に耐熱性の材質から成る耐
熱部材を有することが好ましい。
【0008】このテープカートリッジは、サーマル方式
のテープ印刷装置に装着可能な疑似テープカートリッジ
であり、特に架空の印刷に用いられるので、通常の印刷
用テープカートリッジより長い期間使用されて痛む可能
性があるが、サーマルヘッドが当接する部位に耐熱部材
を有することにより、耐久性を向上させることができ
る。
【0009】また、請求項2のテープカートリッジにお
いて、前記耐熱部材は、プラテンを構成する耐熱材およ
びプラテンの周囲を覆う耐熱材の少なくともいずれかで
あり、前記プラテンは、前記印刷用テープカートリッジ
において前記テープカートリッジ装着手段に対する装着
時に前記インクリボンおよび印刷用テープの送りを行う
ためのプラテンと同一動作可能に構成されたことが好ま
しい。
【0010】このテープカートリッジでは、プラテンを
構成する耐熱材およびプラテンの周囲を覆う耐熱材の少
なくともいずれかであり、前記プラテンは、前記印刷用
テープカートリッジにおいてテープカートリッジ装着手
段に対する装着時に前記インクリボンおよび印刷用テー
プの送りを行うためのプラテンと同一動作可能に構成さ
れているので、装着時に印刷用のサーマルヘッドが当接
する部位にインクリボンRやテープTを挟んでプラテン
を有し、かつそのプラテンが送りローラの役目も果たす
印刷用テープカートリッジを模擬したテープカートリッ
ジとして使用できる。
【0011】また、請求項2または3のテープカートリ
ッジにおいて、前記印刷用テープカートリッジにおける
前記印刷用テープの代わりに、耐熱材から成る疑似テー
プを有し、その疑似テープが無限に回転して送られるよ
うに構成されたことが好ましい。
【0012】このテープカートリッジは、印刷用テープ
カートリッジにおけるインクリボンおよび印刷用テープ
の代わりに、疑似テープを有しているので、あたかもイ
ンクリボンや印刷用テープがあるかのように扱うことが
できるとともに、疑似テープは、耐熱材から成り、無限
に回転して送られるように構成されているので、通常の
印刷用テープカートリッジより長い期間の使用が可能に
なる。
【0013】また、請求項5のテープ印刷装置の印刷外
機能実行方法は、印刷対象物となるテープを収容したテ
ープカートリッジを印刷用テープカートリッジとして装
着し、収容された前記テープに対する印刷を行うととも
に、前記印刷以外の機能である印刷外機能を実行可能な
テープ印刷装置における印刷外機能実行方法であって、
請求項1ないし4のいずれかのテープカートリッジを前
記テープ印刷装置に装着して前記印刷外機能を実行する
ことを特徴とする。
【0014】このテープ印刷装置の印刷外機能実行方法
では、上述した疑似テープカートリッジをテープ印刷装
置に装着して印刷外機能を実行するので、新仕様のテー
プ印刷装置ばかりでなく、従来のテープ印刷装置におい
ても、印刷外機能を印刷機能と独立または共存させて実
行でき、印刷外機能実行時に印刷を伴うためのテープの
無駄を削減できる。
【0015】また、請求項5の印刷外機能実行方法にお
いて、前記印刷外機能には、ゲーム機能および計時機能
の少なくとも一方が含まれることが好ましい。
【0016】このテープ印刷装置の印刷外機能実行方法
では、印刷外機能には、ゲーム機能や計時機能が含まれ
るので、印刷を伴わずに、ゲーム機能や計時機能を楽し
むことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係るテープ印刷装置について説明す
る。図1は、本実施形態におけるテープ印刷装置1の全
体を示す外観構成であり、図2は、テープ印刷装置1の
蓋体8を開蓋した状態の外観構成であり、図3は、テー
プ印刷装置1の蓋体8を閉蓋し、且つ開閉蓋5を開放し
てテープカートリッジCを装着した状態の外観構成であ
り、図4は、制御系の基本的な構成を示すブロック図で
ある。
【0018】図1ないし図3に示すように、このテープ
印刷装置1は、装置ケース24により外殻を形成した装
置本体2と、装置本体2に着脱自在に装着したテープカ
ートリッジCとから構成されている。装置本体2は、装
置ケース24の後部左方上面に取り付けられた窓付きの
開閉蓋5と、開閉蓋5の右隣に配設され開閉蓋5を開閉
操作する開閉ボタン6と、開閉ボタン6右方の装置ケー
ス24の上面に配設されたトリム部7と、中間部に取り
付けられディスプレイ4が組み込こまれた開閉自在な蓋
体8と、蓋体8の手前側で装置ケース24の上面から突
出し露出ランプ群19を有する三日月形状部9とを備え
ている。また、三日月形状部9左方の装置ケース24の
上面には、2個のキーからなる露出キー群10が配設さ
れ、露出キー群10と同一平面上に蓋体8に開閉自在に
覆われるキーボード3が配設されている。
【0019】また、図4に示すように、テープ印刷装置
1は、制御系の基本的な構成として、キーボード3やデ
ィスプレイ4を有してユーザとのインタフェースを行う
操作部11、印刷ヘッド(サーマルヘッド)122やテ
ープ送り部120を有してポケットP内に装着したテー
プカートリッジCのテープTに印刷を行う印刷部12、
印刷後のテープTの切断を行う切断部13、各種センサ
を有して各種検出を行う検出部14、各種ドライバを有
して各部回路を駆動する駆動部270、および、テープ
印刷装置1内の各部を制御する制御部200を備えてい
る。
【0020】このため、装置ケース24の内部には、印
刷部12、切断部13、検出部14などの他、図外の回
路基板が収納されている。この回路基板には、電源ユニ
ットの他、駆動部270や制御部200の各回路などが
搭載され、図外のACアダプタ接続口や外部から着脱可
能なニッカド電池等の電池に接続されている。
【0021】図1ないし図4に示すように、テープ印刷
装置1では、ユーザが、開閉ボタン6により開閉蓋5を
開放し、ポケットPにテープカートリッジCを装着した
後、蓋体8を開蓋して、キーボード3を開放し、ディス
プレイ4を参照しながらキーボード3を操作する。キー
ボード3により所望の文字など(文字、数字、記号、簡
易図形等のキャラクタ)の印刷情報を入力して、印刷を
指示すると、テープカートリッジCからテープTを繰り
出して、印刷ヘッド122によりテープTに所望の印刷
を行い、印刷済み部分はテープ排出口22から随時外部
に送り出される。所望の印刷が完了すると、余白分を含
むテープ長さの位置までテープTの送りを行った後、そ
の送りを停止し、テープ排出口22に形成されたテープ
カッタ132により、送りだしたテープTを切断する。
【0022】なお、ユーザは、切断後のテープTの端部
をトリム部7によりトリミングすることもできる。すな
わち、上面を下斜め方向に切り込んだテープ挿入ガイド
23にテープTを案内させることで、自動的に起動する
トリミング機構によりテープTの端部を成形切断(角部
をR形状に面取り)することもできる。
【0023】また、テープ印刷装置1は、パソコンPC
とケーブル接続ができ、パソコンPCで入力・編集した
データをテープTに印刷することもできる。この場合、
ケーブルにより接続することで、通信接続待機状態とな
り、通信入力キー18のON操作により、通信接続可能
状態へと切り替え可能となっている。このための接続端
子部30は、テープ排出口22とは反対側に配設され、
ケーブルやACアダプタのコードが、排出されたテープ
Tを拾い上げる際に邪魔にならないようになっている。
また、テープ印刷装置1は、背面を下にした立ち姿勢で
も、パソコンPCからの印刷データをテープTに印刷可
能である。なお、パソコンPCと通信接続する場合、キ
ーボード3は必要がないため、図1に示すように蓋体8
に隠蔽されるようになる。
【0024】露出ランプ群19は、三日月形状部9の中
央部に配設された複数の表示ランプから構成されてい
る。複数の表示ランプには、印刷表示ランプ40、電源
表示ランプ41、自動切断表示ランプ42、通信表示ラ
ンプ43、およびトリム表示ランプ44が含まれ、各種
の動作状態に対応して点灯・消灯する。印刷表示ランプ
40は、テープTに印刷中および印刷済みのテープTの
切断動作中に点灯し、自動切断表示ランプ42は、自動
的にテープTの切断を行う自動切断機能が設定されてい
る場合に点灯する。また、通信表示ランプ43は、通信
入力キー18がONの状態のときに点灯し、トリム表示
ランプ44は、トリム部7で印刷済みのテープTの隅部
を成形切断中に点灯する。
【0025】また、露出キー群10は、互いに近接して
配設した左側の電源入力キー17と右側の通信入力キー
18とから成る。電源入力キー17は、装置本体2の電
源をON−OFF操作可能とするキーであり、また通信
入力キー18は、パソコンPCとの通信接続をON−O
FF操作可能とするキーである。なお、制御上(図4の
制御ブロック図上)は、露出ランプ群19はディスプレ
イ4内に、露出キー群10はキーボード3内に備えてい
るものとして扱う。
【0026】操作部11は、キーボード3とディスプレ
イ4とを備えている。ディスプレイ4は、横方向(X方
向)約6cm×縦方向(Y方向)4cmの長方形の形状
の内側に、96ドット×64ドットの表示画像データを
表示可能な表示画面45を有し、ユーザがキーボード3
からデータを入力して、キャラクタ列画像データなどの
印刷画像データを作成・編集したり、その結果等を視認
したり、キーボード3から各種指令・選択指示等を入力
したりする際などに用いられる。
【0027】キーボード3は、種々の指令およびデータ
を制御部200に入力する。キーボード3には、アルフ
ァベットキー群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名
キー群、および外字を呼び出して選択するための外字キ
ー群等を含む文字キー群31の他、各種の動作モードな
どを指定するための機能キー群32などが配列されてい
る。機能キー群32には、印刷実行を指示する「印刷」
キーの他、漢字変換や機能を選択する場合に、表示され
ている選択肢を選択する「選択」キー、カーソル位置の
文字を削除したり各種機能の操作中に操作の取り消しを
行う「削除」キー、次に入力されるキャラクタ位置や操
作の対象となる位置を示すカーソルKを移動するための
「カーソル」キー(「↑」、「↓」、「→」、「←」)
などが含まれる。
【0028】また、自動的にテープTの切断を行う自動
切断機能の設定のON−OFFを指示する「自動切断」
キー、後述のゲーム機能を操作開始するための「ゲー
ム」キー、タイマー機能を操作開始するための「タイマ
ー」キー等も含まれる。なお、当然ながら、これらのキ
ー入力は、一般的なキーボードと同様に、各キー入力毎
に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフトキー等
と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力しても
良い。
【0029】テープ送り部120は、テープを送り出す
送りモータ121を備え、送りモータ121の先端には
図外の検出開口が形成された円盤が固着されている。さ
らに、その検出開口に臨むようにフォトセンサ等を有す
る回転速度センサ141が設けられていて、送りモータ
121の回転速度を検出して、制御部200に報告す
る。
【0030】印刷部12には、開閉蓋5の内側に、テー
プカートリッジCを着脱自在に装着するためのポケット
Pが設けられていて、テープカートリッジCは開閉蓋5
を開放した状態でポケットPに対して着脱される。ポケ
ットPには、テープカートリッジCの被駆動部に回転動
力を付与するプラテン軸58およびリボン巻取軸59
と、印刷ヘッド121を備えたヘッドユニット123と
が立設されている。またポケットPの下側には、プラテ
ン軸58およびリボン巻取軸59を回転させるテープ送
り機構(図示省略)が内蔵されている。プラテン軸58
にはテープカートリッジCのプラテン57が装着され
て、このプラテン57に印刷ヘッド122が対峙する。
【0031】テープカートリッジCは、図8(a)に示
すように、上ケースおよび下ケースからなる上下2分割
構造のカートリッジケース51により、その外郭が形成
されている。カートリッジケース51の内部には、一定
の幅(4.5mm〜48mm程度)のテープTを巻回し
たテープコア53と、インクリボンRを巻回したリボン
繰出コア54と、インクリボンRを巻き取るリボン巻取
コア56と、中空円筒状のプラテン57とが回転自在に
収容されている。これらテープコア53、リボン繰出コ
ア54、およびリボン巻取コア56は、上ケースおよび
下ケースに形成された軸突起や嵌合孔に回転自在に軸支
されている。
【0032】また、プラテン57は、ローラ本体57a
と、その外周面に巻装したゴムロール57bとで構成さ
れ、ローラ本体57aは、上下両端部をカートリッジケ
ース51の上嵌合孔および下嵌合孔の内周面に回転自在
に遊嵌されていると共に、軸心の中空内周面にプラテン
軸58を装着可能となっている。これにより、プラテン
57では、ローラ本体57aがプラテン軸58から駆動
力を伝達され、回転駆動する。すなわち、プラテン57
は、テープTを送る送りローラを兼ねている。また、プ
ラテン57に近接して、カートリッジケース51には、
ヘッドユニット123が臨むヘッド開口55が貫通形成
されている。
【0033】テープカートリッジCをヘッドユニット1
23に案内してポケットPに装着すると、リボン巻取コ
ア56の中空部分にはリボン巻取軸59が、プラテン5
7の中空部分にはプラテン軸58が、それぞれ挿入され
るとともに、テープTおよびインクリボンRがプラテン
57と印刷ヘッド122との間に挿入される。そして、
開閉蓋5を閉塞すると、テープTおよびインクリボンR
を挟むように、印刷ヘッド122が回動してプラテン5
7を圧接し、印刷待機状態となる。
【0034】テープTは、印刷面となる受像層Taと、
その裏面側に形成された粘着材層Tbと、さらにその裏
面側に形成された剥離層Tcとにより構成されている。
テープTは、プラテン57の回転に伴ってテープコア5
4から繰り出され、印刷ヘッド122を経てケース外部
に至る。外部に排出されたテープTは、剥離層Tcを剥
がして貼付対象物に貼付される。なお、テープ印刷装置
1には、1層のみの(剥離層Tcを有しない)テープT
も使用可能である。
【0035】また、インクリボンRは、リボン巻取軸5
9によりリボン巻取コア56が回転しリボン繰出コア5
4から繰り出され、プラテン57(印刷ヘッド122)
を経て、リボン巻取コア56に巻き取り収容されてい
く。これにより、インクリボンRおよびテープTは、プ
ラテン57の位置で重なって併走し、インクリボンRの
インクが文字形に引き剥がされて、テープTに転写され
る。印刷が行われたテープTの印刷済み部分は、テープ
排出口22から随時装置ケース2外部に送り出され、印
刷済みのラベルとなる。
【0036】また、図6に示すように、テープカートリ
ッジCには、相異なる幅等のテープTの幅を識別できる
ように、裏面に小さな複数の孔35が設けられ、ポケッ
トPには、この孔35の有無を検出するマイクロスイッ
チなどのテープ幅検出センサ142が設けられていて、
これにより、テープTの幅を検出できるようになってい
る。さらに、同図に示すように、カートリッジケース5
1の底面には、収納されたテープTを構成する部材の材
質、厚み、色等の情報をバーコード化したバーコードテ
ープBTが貼付されており、フォトセンサなどのテープ
情報検出センサ143によりこれらの情報を検出できる
ようになっている。
【0037】次に、切断部13は、図4に示すように、
テープTを切断するフルカット用テープカッタ132a
と、テープTの受像層Taおよび粘着材層Tbのみを切
断するハーフカット用テープカッタ132bと、任意長
印刷などの場合に手動によりテープカッタ132a、1
32bを切断動作させるカットボタン133a、133
bと、定長印刷などの場合に自動的にテープカッタ13
2a、132bを切断動作させるカッタモータ131
と、を備えている。
【0038】また、テープ印刷装置1では、モード設定
によって、自動/手動を切り替えられるようにしてい
る。このため、手動カットの場合、印刷が完了した時点
で、ユーザが、装置ケース24に配設されたカットボタ
ン133a、133bを押すことで、テープカッタ13
2a、132bが作動しテープTが所望の長さに切断さ
れる。また、自動カットの場合、印刷が終了して余白分
だけテープ送りされ、それが停止すると同時に、カッタ
モータ131が駆動され、テープTの切断が行われる。
なお、自動カットの場合は、ハーフカットを行うように
設定されていた場合にはハーフカット用テープカッタ1
32bが駆動され、特に切断方法の指定が為されていな
い場合はフルカット用テープカッタ132aが駆動され
る。
【0039】また、モード設定によって自動に設定され
た場合は、テープ情報検出センサ143により、テープ
種類を検出し、その検出結果に基づいて、カッタモータ
131を駆動するか否かの設定がなされる。すなわち、
テープ種類の検出結果に基づいて、フルカットおよびハ
ーフカットの両切断処理を行うか否かが設定される。な
お、フルカット、ハーフカットに分けて切断処理を行う
か否かを設定可能に構成しても良い。この構成によれ
ば、テープTの材質や厚みは切断可能なものであるが、
一層のみで構成されているためハーフカットを行っても
意味がないようなテープTを検出した場合、フルカット
は行うがハーフカットは行わないといった設定を行うこ
とができる。
【0040】検出部14は、前述の回転速度センサ14
1、テープ幅検出センサ142およびテープ情報検出セ
ンサ143を備えている。なお、実状に合わせて、これ
らを省略した構成とすることもできる。
【0041】駆動部270は、ディスプレイドライバ2
71と、ヘッドドライバ272と、モータドライバ27
3とを備えている。ディスプレイドライバ271は、制
御部200から出力される制御信号に基づき、その指示
にしたがって、操作部11のディスプレイ4を駆動す
る。同様に、ヘッドドライバ272は、制御部200の
指示にしたがって、印刷部12の印刷ヘッド122を駆
動する。また、モータドライバ273は、印刷部12の
送りモータ121を駆動する送りモータドライバ273
dと、切断部13のカッタモータ131を駆動するカッ
タモータドライバ273cとを有し、同様に、制御部2
00の指示にしたがって、各モータを駆動する。
【0042】制御部200は、CPU210、ROM2
20、キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)
230、RAM240、周辺制御回路(P−CON)2
50を備え、互いに内部バス260により接続されてい
る。ROM220は、CPU210で処理する制御プロ
グラムを記憶する制御プログラム領域221の他、キャ
ラクタ一覧テーブル、切断可能なテープ材質一覧テーブ
ル、色変換テーブルおよび文字修飾テーブルを含む制御
データを記憶する制御データ領域222を有している。
CG−ROM230は、テープ印刷装置1に用意されて
いる記号、図形等のビットマップデータを記憶してい
て、文字等を特定するコードデータが与えられたとき
に、対応するビットマップデータを出力する。
【0043】RAM(記憶装置)240は、電源キーの
操作により電源がオフにされても、記憶したデータを保
持しておくように図外のバックアップ回路によって電源
の供給を受けており、各種レジスタ群241や、ユーザ
がキーボード3から入力した文字等のキャラクタデータ
を記憶するキャラクタデータ領域242、表示画面45
の表示画像データを記憶する表示画像データ領域24
3、印刷画像データを記憶する印刷画像データ領域24
4、描画登録画像データを記憶する描画登録画像データ
領域245の他、印刷履歴データ領域246やその他の
色変換バッファなどの各種変換バッファ領域247など
の領域を有し、制御処理のための作業領域として使用さ
れる。
【0044】P−CON250には、CPU210の機
能を補うとともに周辺回路とのインタフェース信号を取
り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLS
Iなどにより構成されて組み込まれている。例えば、種
々の計時を行うタイマ251などもP−CON250内
の機能として組み込まれている。このため、P−CON
250は、検出部14の各種センサやキーボード3と接
続され、検出部14からの前述した各種検出信号および
キーボード3からの各種指令や入力データなどをそのま
まあるいは加工して内部バス260に取り込むととも
に、CPU210と連動して、CPU210等から内部
バス260に出力されたデータや制御信号を、そのまま
あるいは加工して駆動部270に出力する。
【0045】そして、CPU210は、上記の構成によ
り、ROM220内の制御プログラムにしたがって、P
−CON250を介して各種検出信号、各種指令、各種
データ等を入力し、CG−ROM230からのビットマ
ップデータ、RAM240内の各種データ等を処理し、
P−CON250を介して駆動部270に制御信号を出
力することにより、印刷の位置制御や表示画面45の表
示制御等を行うとともに、印刷ヘッド122を制御して
所定の印刷条件でテープTに印刷したり、テープTを切
断したりするなど、テープ印刷装置1全体を制御してい
る。
【0046】ところで、テープ印刷装置1にも、近年の
各種電子機器の例に漏れず、ゲーム機能が搭載されてい
る。また、タイマー(ストップウォッチ)機能等も備え
ている。ここで、テープ印刷装置としての本来の機能
は、文字列等を印刷対象物であるテープTに印刷する機
能(以下「印刷機能」)にあるため、娯楽機能等を含む
本質外機能をまとめて、以下「印刷外機能」という。た
だし、従来のテープ印刷装置の場合(図9参照)とは異
なり、本実施形態(第1実施形態)のテープ印刷装置1
では、印刷機能と独立または共存する印刷外機能の充実
を図ることができ、かつ印刷のための時間やテープの無
駄を軽減できる印刷外機能実行方法およびテープカート
リッジを採用しているので、以下、それらの点につい
て、(従来の例を示す図9を適宜参照しつつ)図5を参
照して説明する。
【0047】図5に示すように、ユーザにより電源がオ
ン(ON)にされると、所定の初期化を行い(S1)、
テープカートリッジCが装着されているか否かを検出
し、装着されていない場合(S2)、その旨をエラー報
知する(図5D1、図9D1:以下、ディスプレイ4の
表示画面45の表示状態をDxで示し、印刷結果のテー
プ(切断後のラベル)をTxで示す)。
【0048】この状態で(D1)、ユーザにより、印刷
外機能用のテープカートリッジC(以下、疑似テープカ
ートリッジEC、または非印刷テープカートリッジE
C)が装着されると、印刷外機能の実行モード(印刷外
機能モード)を設定する(S4)。ここで、従来通りの
動作をさせる場合には、ユーザは、従来通り(印刷用)
のテープカートリッジCを装着すれば良い。この場合、
テープ印刷装置1では、印刷用のテープカートリッジC
の装着によって、従来通り(印刷用)の実行モード(印
刷機能モード)を設定する(図9のS4S)。
【0049】ユーザにより非印刷テープカートリッジE
Cが装着され(S3)、印刷外機能モードを設定した後
(S4)、あるいは(印刷用)テープカートリッジCが
装着され(図9のS3S)、印刷機能モードを設定した
後(図9のS4S)、図5(あるいは図9)に示すよう
に、初期画面を表示した状態で(D2)、ユーザにより
ゲームキーが押されると、ゲーム機能をONにし(S
5)、ゲームの選択画面を表示する(D3)。
【0050】ここでは、例えば「競馬」、「カジノ」、
「運動会」、「宝くじ」などのタイトルのゲームが用意
されているものとする。これらのタイトルを選択肢とし
て表示した状態で、ユーザのカーソル操作により例えば
「カジノ」が選択されると、その選択肢が選択される旨
を例えば「●」で表示する(D3)。その状態で(D
3)で選択キーが押されると、その選択肢「カジノ」を
確定して、ゲーム「カジノ」を開始する(S7)。
【0051】この「カジノゲーム」では、ユーザは、数
字や記号・絵などを合わせる(揃える)ゲーム、いわゆ
るスロットマシンと同様のゲームを行うことができ、横
に並ぶ3つのレーン(ドラム)が回転して種々の記号を
次々と表示する状態から、ストップキーを1回操作する
毎に、左側から1つずつストップさせ、絵柄(記号・数
字等)を揃えられれば「当たり」、揃えられなければ
「はずれ」となる(S8、D4)。
【0052】そして、テープ印刷装置1では、図5に示
すように、ユーザにより非印刷テープカートリッジEC
が装着され(S3)、印刷外機能モードが設定されてい
る場合、「はずれ」あるいは「あたり」に拘わらず、
「カジノゲーム」の結果は印刷せず、画面表示(D5、
D6)で示すとともに、それらの雰囲気(例えば「はず
れ」のときには沈んだ感じ、「あたり」のときには軽や
かな感じ)を示すメロディーにより、結果を報知する
(S9)。この状態から(D5、D6)、ユーザは、再
度、ゲームキーを操作して、ゲームの選択画面を表示さ
せ、他のゲームを楽しむこともできるし、「カジノ」の
再ゲームを楽しむこともできる(S10)。
【0053】上述のように、テープ印刷装置1では、ゲ
ーム機能等(印刷外機能)の実行を可能にする非印刷
(印刷外用:疑似)テープカートリッジECが、従来か
らの(印刷用)テープカートリッジCの代わりに装着さ
れたときに、テープTに対する印刷を伴わずに、ゲーム
機能等(印刷外機能)を実行する。
【0054】すなわち、従来であれば、図9に示すよう
に、ゲーム結果等を印刷することにより確認していたた
め、印刷が不可欠であったが(T5、T6)、本実施形
態のテープ印刷装置1では、印刷を伴わずにゲームおよ
びその結果の確認ができるため、必ずしも印刷を必要と
しない。もちろん、ゲーム機能以外にも前述のタイマー
(計時)機能などについても同様に、印刷を伴わずに実
行できる。したがって、テープ印刷装置1では、印刷を
伴わずにゲーム機能やタイマー(計時)機能などの印刷
外機能を楽しむことができる。
【0055】なお、結果を印刷したいときには、従来通
りの(印刷用)テープカートリッジCを装着するだけ
で、従来通りの機能を得られる。また、ゲーム機能等の
印刷外機能を印刷機能とは独立して考えることができる
ので、例えば印刷はしにくいが表示のみであれば可能で
あるような派手な演出等もでき、そのような仕様に変え
ることもできる。もちろん、印刷が可能であれば、それ
らを印刷することもできるし、印刷の有無等を任意に選
択できるようにしても良い。すなわち、このテープ印刷
装置1では、印刷外機能を、印刷機能とは独立に、ある
いは共存するにしても関連性を低くできるので、比較的
自由に充実させることができる。また、印刷を伴わずに
印刷外機能を実行できるので、印刷のための時間やテー
プの無駄を軽減できる。
【0056】次に、上述の非印刷(印刷外用:疑似)テ
ープカートリッジECの構成について説明する。まず、
例えば図6で前述のテープカートリッジCでは、裏面に
小さな複数の孔35を設け、テープ印刷装置1にはポケ
ットPにマイクロスイッチ等のテープ幅検出センサ14
2が設けられているので、これを利用する方法が考えら
れる。すなわち、非印刷(印刷外用:疑似)テープカー
トリッジECを新たな種類(のテープ幅)のテープTを
収容したものであるかのように疑似的に扱い、孔35
(の組合せのパターン)の新たな種類として規定してお
けば、テープ印刷装置としての上位互換性を維持しつ
つ、疑似テープカートリッジECを従来の印刷用テープ
カートリッジCと同様に扱え、かつ、その種別を検出す
ることにより、疑似テープカートリッジであることを容
易に識別できる。
【0057】また、上記の例はマイクロスイッチ等のい
わゆる機械的な機構により識別する方法であるが、図6
で前述のテープカートリッジCでは、テープTを構成す
る部材の材質、厚み、色等の情報をバーコード化したバ
ーコードテープBTが貼付されているので、これを利用
することもでき、バーコードテープBTに印刷外用であ
ることをバーコード化して示しておくことにより、テー
プ情報検出センサ143により検出できる。すなわち、
疑似テープカートリッジに、バーコードテープBTのよ
うに光学的に識別子(バーコード)を検出可能なラベル
(またはテープ)を貼付し、その識別子を光学的に読み
取ることにより識別できるようにしても良い。この場合
も、装着されたテープカートリッジが疑似テープカート
リッジであることを識別できるので、疑似テープカート
リッジを装着するだけで、印刷を伴わずに、印刷外機能
を実行できる。
【0058】なお、上述の例の場合、内部の構成は従来
の(印刷用テープカートリッジCと同じ)ままでありな
がらも、孔35あるいはバーコードテープBTを新たな
ものとすることで、疑似テープカートリッジECとして
扱えるようにしているが、これをさらに発展させ、同じ
テープカートリッジCを、印刷用テープカートリッジC
として扱うか疑似テープカートリッジECとして扱う
か、ユーザが任意かつ容易に選択できるようにすること
もできる。
【0059】例えば図7に示すように、テープカートリ
ッジCの裏面に切換用スイッチSWを設け(同図(b)
参照)、テープカートリッジC内部の所定位置に検出光
を反射するための反射板(あるいは反射テープ)PTを
設ける(同図(d)参照)。切換用スイッチSWは、テ
ープカートリッジCのカートリッジケース51と反射板
PTとの間(間隙)をスライド自在に構成され、図示左
側にスライドさせたときに、反射板PTに貫通する孔P
Hが設けられる。一方、テープ印刷装置1側には、テー
プカートリッジCを装着したときに反射板PTに対向し
て孔PHを介して反射光を検出する光センサを、印刷用
/印刷外用の検出センサとして設ける。すなわち、装着
されたテープカートリッジCからの反射光の有無により
印刷用か印刷外用かを検出できる。
【0060】上述のように、図7のテープカートリッジ
Cでは、印刷用テープカートリッジCおよび疑似テープ
カートリッジECの双方の機能を有し、切換スイッチ
(切換機構)により印刷用および印刷外用を択一的に選
択可能に構成されているので、切換機構による選択に従
って印刷用および印刷外用のいずれにも使用できる。そ
して、図6および図7で上述のテープカートリッジC
は、疑似テープカートリッジECとして、テープ印刷装
置1に装着可能なので、これらの(印刷外用:疑似)テ
ープカートリッジC(EC)を装着するだけで、印刷を
伴わずに、印刷外機能を実行できる。
【0061】なお、上述の各例から明らかなように、疑
似テープカートリッジECとしては、収容されたテープ
Tに対する印刷がないので、必ずしもテープTを収容す
る必要はない。すなわち、疑似テープカートリッジEC
としてテープTを収容していないテープカートリッジを
採用しても良い。この場合、印刷対象物であるテープT
を収容していないので、安価に構成できる。
【0062】また、上述の実施形態では、サーマル方式
の印刷を行うテープ印刷装置について説明したが、イン
クジェット方式のテープ印刷装置に適用しても良く、そ
の場合も、印刷のための時間やテープの無駄、さらには
印刷のためのインクの無駄等をも軽減しつつ、印刷外機
能を楽しむことができる。また、印刷外機能として、ゲ
ーム機能や計時機能等を挙げたが、これらの他、種々の
印刷外機能を設けて、充実させることもでき、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【0063】次に、従来における基本的な事項(課題)
に立ち返ると、そもそも、従来のこの種のテープ印刷装
置においては、テープカートリッジCが装着されていて
印刷ができる状態であることを前提とし、未装着の状態
では、その旨(例えば「テープ無し」等)のエラー報知
による対応となってしまって(図9参照)、印刷等が不
要であっても、ゲーム機能等の印刷外機能を動作させる
ことができなかった。このため、上述の実施形態(第1
実施形態)におけるテープ印刷装置1では、非印刷(印
刷外用:疑似)テープカートリッジECを装着すること
(図5のS3)により解決したが、以下では、他の解決
方法について、第2実施形態として説明する。
【0064】第2実施形態のテープ印刷装置1では、基
本的に、従来の印刷機能の動作に影響なく上位互換性を
維持しつつ、テープカートリッジCを装着しなくても印
刷外機能を動作させることができる印刷外機能実行方法
を採用する。まず、従来の例を示す図9を参照して基本
的な考え方について説明する。
【0065】図9で前述の説明では、図5に対応させる
ために、印刷用テープカートリッジCの装着によって、
従来通り(印刷用)の実行モード(印刷機能モード)を
設定する(図9のS4S)、としたが、従来のテープ印
刷装置1では、印刷が前提なので、実際には、デフォル
トで印刷機能モードに成っていて、ここで改めて設定す
ることはない(すなわち図9のS4Sは存在しない)。
このため、テープカートリッジCが装着されるまで何も
できない状態となっていた。
【0066】これに対し、本実施形態のテープ印刷装置
1では、エラー報知後であっても(D1)、所定時間後
には、テープカートリッジCの装着/未装着に拘わら
ず、初期画面の表示に遷移する(D2)。もちろん、こ
の状態から(D2)、印刷が指示されれば、エラー報知
(D1)に戻り、テープカートリッジCが装着されたと
きには(S3S)、印刷機能モードを設定するが(S4
S)、装着されなければ、印刷外機能モードが設定され
ているものとして扱う。この場合、テープカートリッジ
Cの装着(S3S)に対しては印刷機能モードを設定し
(図9のS4S)、未装着(S3を省略した状態)に対
しては印刷外機能モードを設定する(S4)、と考えて
も良いし、何も装着していない状態(デフォルト状態)
では、印刷外機能モードが設定されているものと考えて
も良い。
【0067】テープカートリッジCが未装着かつ初期画
面を表示した状態で(D2)、ユーザによりゲームキー
が押されると、ゲーム機能をONにし(S5)、ゲーム
の選択画面を表示する(D3)。以降の動作は、図5で
前述の第1実施形態におけるテープ印刷装置1と同じで
ある。なお、本実施形態においても、ゲーム機能を例に
挙げたが、もちろん、前述のタイマー(計時)機能など
についても同様であり、印刷を伴わずにゲーム機能やタ
イマー(計時)機能などの印刷外機能を楽しむことがで
きる。
【0068】上述のように、本実施形態(第2実施形
態)のテープ印刷装置1では、印刷用の(印刷対象物と
なるテープTを収容した)テープカートリッジCが装着
されていない場合、ゲーム機能等(印刷外機能)の実行
が指示されたときに、テープTに対する印刷を伴わず
に、ゲーム機能等(印刷外機能)を実行する。ここで、
テープカートリッジCが装着されている場合には、従来
通りの動作をさせれば良いので、従来の印刷機能の動作
に影響なく上位互換性を維持でき、かつ、テープカート
リッジCを装着しなくても、印刷外機能を動作させるこ
とができる。また、印刷を伴わずに印刷外機能を実行で
きるので、印刷のための時間やテープの無駄を軽減でき
る。
【0069】なお、本実施形態においても、サーマル方
式の印刷を行うテープ印刷装置について説明したが、イ
ンクジェット方式のテープ印刷装置に適用しても良く、
その場合も、印刷のための時間やテープの無駄、さらに
は印刷のためのインクの無駄等をも軽減しつつ、印刷外
機能を楽しむことができる。また、印刷外機能として、
ゲーム機能や計時機能等を挙げたが、これらの他、種々
の印刷外機能を設けて、充実させることもでき、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【0070】次に、さらに別の印刷外機能実行方法につ
いて、第3実施形態として説明する。ここで、再度、従
来における基本的な事項(課題)に立ち返ると、従来の
この種のテープ印刷装置において印刷を伴わずにゲーム
機能等の印刷外機能を実行できないという課題があり、
これに対し、第1実施形態のテープ印刷装置1では、非
印刷(印刷外用:疑似)テープカートリッジECの採用
により、第2実施形態では、未装着に対する処理(仕
様)の変更により対応した。ただし、これらの場合、こ
れらの新たな仕様を盛り込んだ(新仕様の)テープ印刷
装置1においてのみ実行できる。
【0071】そこで、本実施形態(第3実施形態)で
は、新仕様のテープ印刷装置ばかりでなく、従来のテー
プ印刷装置においても、印刷外機能を印刷機能と独立ま
たは共存させて実行でき、印刷外機能実行時に印刷を伴
うためのテープの無駄を削減できる印刷外機能実行方法
を採用する。
【0072】まず、本実施形態では、テープカートリッ
ジCの構成が重要な要素となる。すなわち、従来のテー
プ印刷装置に装着したときに、従来の(印刷用)テープ
カートリッジCと同様に扱われつつ、実際には印刷が行
われない構成のテープカートリッジを、疑似テープカー
トリッジECとして用意する。具体的には、例えば図8
(a)で前述の(印刷用)テープカートリッジCに合わ
せて、同図(b)に示すように、同じカートリッジケー
ス51を使用して外郭を同形に形成しつつ、インクリボ
ンRやテープTが収容されていないテープカートリッジ
を、疑似テープカートリッジECとして用意する。
【0073】この場合、この疑似テープカートリッジE
Cは、サーマル方式のテープ印刷装置に装着可能なテー
プカートリッジであり、内部にインクリボンRや印刷用
のテープTを収容した印刷用テープカートリッジCを模
擬して構成されているので、印刷用テープカートリッジ
Cの代わりに装着可能ではあるが、内部にインクリボン
RおよびテープTを収容していないので、テープTに対
する印刷はできない。
【0074】この疑似テープカートリッジECが、テー
プ印刷装置1の印刷部12のポケット(テープカートリ
ッジ装着手段)Pに装着された場合、内部に収容されて
いるはずのテープTの代わりに架空のテープに対して、
印刷用テープカートリッジCが装着されたときと同じ印
刷が行われる。これにより、印刷用テープカートリッジ
Cが装着されているときと同様に扱かうことができ、か
つ、架空のテープに対して印刷するので、テープTの無
駄を削減できる。
【0075】より具体的には、図8(b)に示すよう
に、この疑似テープカートリッジECでは、印刷用テー
プカートリッジCにおけるインクリボンRおよび印刷用
のテープTの代わりに、ポリイミド等の耐熱ゴムなどの
耐熱材で構成された疑似テープ(疑似リボン)ERを有
している。このため、テープ印刷装置に装着されたとき
には、印刷ヘッド122が疑似テープERを挟んでプラ
テン57に当接し、疑似テープERがプラテン軸58お
よびリボン巻取軸59により駆動されて、ループ(回
転)状態で無限に送られ、それに合わせて、印刷データ
に基づく架空の印刷が行われる。
【0076】すなわち、あたかもインクリボンRやテー
プTがあるかのように扱うことができるとともに、疑似
テープERは、耐熱材から成り、無限に回転して送られ
るように構成されているので、通常の印刷用テープカー
トリッジCより長い期間の使用が可能になる。また、こ
の場合、プラテン57のローラ本体57aやその外周面
に巻装したゴムロール57bも、同様の耐熱材により構
成されることが好ましく、それらの工夫により耐久性を
持たせることができる。すなわち、架空の印刷に用いら
れるので、通常の印刷用テープカートリッジCより長い
期間使用されて痛む可能性があるが、その分、内蔵する
プラテン57やその周囲を耐熱ゴム等の耐熱材で覆うこ
とにより、耐久性を持たせることができる。
【0077】なお、プラテン57の耐熱性その他の構造
・材質に応じて、疑似テープERを省略(削減)しても
良い。すなわち、この場合、安全に(名実共に)架空の
テープに印刷が行われることになる。また、この場合、
カートリッジケース51にリボン巻取軸59を通す孔の
み用意して、リボン巻取コア56を省略(削減)しても
良い。
【0078】また、これらの場合、装着時に印刷ヘッド
122がプラテン57に直接当接するときには耐熱性を
向上させることが好ましいが、装着時にも印刷ヘッド1
22がプラテン軸58まで届かない構成のときには、逆
にプラテン57をも省略して、カートリッジケース51
にプラテン軸58を通す孔のみ用意する構成としても良
い。これらの省略により、疑似テープカートリッジEC
としての構成を為すと同時に、安価な構成のテープカー
トリッジCとなる。
【0079】また、これらの例は、テープカートリッジ
CをポケットPに装着したときに印刷ヘッド122が
(インクリボンRやテープTを挟んで)プラテン57に
圧接するため印刷動作を模擬するための対策であるが、
疑似テープERをも省略(削減)した場合には、回転さ
せる必要もないので、プラテン(ローラ)のような構成
でなくても良く、印刷ヘッド122を受けられる柔軟性
および耐熱性を有する他の部材(他の形状も含む)で構
成することもできる。
【0080】上述のように、本実施形態における疑似テ
ープカートリッジECでは、テープ印刷装置1の印刷部
12のポケット(テープカートリッジ装着手段)Pに装
着された場合、内部に収容してあるように扱われる架空
のテープに対して、印刷用テープカートリッジCが装着
されたときと同じ印刷が行われるように構成されている
ので、印刷用テープカートリッジCと同様にテープ印刷
装置に装着し、そのテープ印刷装置において印刷用テー
プカートリッジが装着されているときと同様に扱かうこ
とができ、かつ、架空のテープに対して印刷するので、
テープの無駄を削減できる。
【0081】この場合、従来の印刷用テープカートリッ
ジと同様に扱われるので、この種のテープカートリッジ
の存在を前提とした(識別可能な)新仕様のテープ印刷
装置ばかりでなく、この種のテープカートリッジの存在
を前提としていない(この種のテープカートリッジが装
着されたことを識別できない)従来のテープ印刷装置に
おいても、印刷外機能を印刷機能と独立に実行でき、あ
るいは架空の印刷を行う意味で印刷機能と共存させて実
行でき、印刷外機能実行時に印刷を伴うためのテープの
無駄を削減できる。
【0082】そして、本実施形態の印刷外機能実行方法
では、上述した疑似テープカートリッジECをテープ印
刷装置1に装着して印刷外機能を実行する。この場合、
テープ印刷装置1では、装着されたテープカートリッジ
Cを従来通りの印刷用テープカートリッジCと識別する
ので、図9で前述のように動作するが、自動的に行われ
る印刷(S9S)では、架空の印刷を行うことになる。
もちろん、この場合、テープ印刷装置1が従来からの仕
様のものであっても、第1実施形態や第2実施形態で前
述の仕様(新仕様)のものであっても、同様に動作す
る。
【0083】また、上述のように、本実施形態の印刷外
機能実行方法では、架空印刷を行うための疑似テープカ
ートリッジをテープ印刷装置に装着して印刷外機能を実
行するので、新仕様のテープ印刷装置ばかりでなく、従
来のテープ印刷装置においても、印刷外機能を印刷機能
と独立または共存させて実行でき、印刷外機能実行時に
印刷を伴うためのテープの無駄を削減できる。
【0084】なお、本実施形態の疑似テープカートリッ
ジECに合わせて(これを装着時に識別できるようにし
て)、新仕様では、図5と同様に演出表示やメロディー
による結果報知としても良い。また、本実施形態におい
ても、種々の印刷外機能を設けて、充実させることもで
き、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能
である。
【0085】
【発明の効果】上述のように、本発明のテープカートリ
ッジおよびテープ印刷装置の印刷外機能実行方法によれ
ば、新仕様のテープ印刷装置ばかりでなく、従来のテー
プ印刷装置においても、印刷外機能を印刷機能と独立ま
たは共存させて実行でき、印刷外機能実行時に印刷を伴
うためのテープの無駄を削減できる、などの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の外
観斜視図である。
【図2】図1のテープ印刷装置の蓋体を開蓋した状態の
外観斜視図である。
【図3】図1のテープ印刷装置の蓋体8を閉蓋し、且つ
開閉蓋5を開放してテープカートリッジCを装着した状
態の外観斜視図である。
【図4】図1のテープ印刷装置の制御系のブロック図で
ある。
【図5】印刷外機能としてカジノゲームのゲーム機能を
実行する場合の操作および画面表示の一例を示す説明図
である。
【図6】テープカートリッジの構成の一例を示す説明図
である。
【図7】別の一例を示す、図6と同様の説明図である。
【図8】印刷用テープカートリッジの構成および疑似テ
ープカートリッジの構成の一例の断面を示す説明図であ
る。
【図9】従来からのテープ印刷装置における印刷外機能
実行方法の一例を示す、図5と同様の説明図である。
【図10】従来からの印刷外機能実行による印刷結果の
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置 3 キーボード 11 操作部 12 印刷部 13 切断部 15 検出部 31 文字キー群 32 機能キー群 45 表示画面 57 プラテン 122 印刷ヘッド 200 制御部 210 CPU 220 ROM 230 CG−ROM 240 RAM 270 駆動部 BT バーコードテープ C (印刷用)テープカートリッジ EC (印刷外用)テープカートリッジ ER 疑似テープ(疑似リボン) R インクリボン T テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 32/00 B41J 29/00 Z Fターム(参考) 2C055 CC00 CC01 CC03 CC05 EE00 EE10 2C060 AA09 BA09 2C061 AP05 AQ04 AQ05 AS06 HK08 HN04 HN15 2C068 AA01 AA05 EE60 EE62 EE63

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷対象物となる印刷用テープを収容し
    た印刷用テープカートリッジの代わりに、テープ印刷装
    置のテープカートリッジ装着手段に装着可能な印刷外機
    能用の疑似的なテープカートリッジであって、 内部の前記印刷用テープを省略しつつ、前記印刷用テー
    プカートリッジと略同一の外観形状を有し、 前記テープカートリッジ装着手段に装着された場合、前
    記印刷用テープカートリッジが装着されたときと同一の
    印刷動作を許容することを特徴とするテープカートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】 サーマル方式のテープ印刷装置に前記疑
    似テープカートリッジとして装着可能なテープカートリ
    ッジであって、テープ印刷装置に装着された場合に、印
    刷用のサーマルヘッドが当接する部位に耐熱性の材質か
    ら成る耐熱部材を有することを特徴とする、請求項1に
    記載のテープカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記耐熱部材は、プラテンを構成する耐
    熱材およびプラテンの周囲を覆う耐熱材の少なくともい
    ずれかであり、 前記プラテンは、前記印刷用テープカートリッジにおい
    て前記テープカートリッジ装着手段に対する装着時に前
    記インクリボンおよび印刷用テープの送りを行うための
    プラテンと同一動作可能に構成されたことを特徴とす
    る、請求項2に記載のテープカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記印刷用テープカートリッジにおける
    前記印刷用テープの代わりに、耐熱材から成る疑似テー
    プを有し、その疑似テープが無限に回転して送られるよ
    うに構成されたことを特徴とする、請求項2または3に
    記載のテープカートリッジ。
  5. 【請求項5】 印刷対象物となるテープを収容したテー
    プカートリッジを印刷用テープカートリッジとして装着
    し、収容された前記テープに対する印刷を行うととも
    に、前記印刷以外の機能である印刷外機能を実行可能な
    テープ印刷装置における印刷外機能実行方法であって、 請求項1ないし4のいずれかのテープカートリッジを前
    記テープ印刷装置に装着して前記印刷外機能を実行する
    ことを特徴とするテープ印刷装置の印刷外機能実行方
    法。
  6. 【請求項6】 前記印刷外機能には、ゲーム機能および
    計時機能の少なくとも一方が含まれることを特徴とす
    る、請求項5に記載のテープ印刷装置の印刷外機能実行
    方法。
JP2001165117A 2001-05-31 2001-05-31 テープカートリッジおよびテープ印刷装置の印刷外機能実行方法 Pending JP2002356012A (ja)

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JP2001165117A JP2002356012A (ja) 2001-05-31 2001-05-31 テープカートリッジおよびテープ印刷装置の印刷外機能実行方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014061603A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Casio Comput Co Ltd 印刷装置及び印刷装置の印刷制御方法
JP2015027804A (ja) * 2009-04-28 2015-02-12 ダイモ ラベル印刷器に使用するためのカセット

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