JP2002355483A - 扁平縫複数本針ミシンにおける針板構造 - Google Patents

扁平縫複数本針ミシンにおける針板構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、針孔の位置で縫終り時の縫糸を切
断することにより、縫糸端を極めて短く切断でき、品位
の優れた縫製生地が得られるようにした扁平縫複数本針
ミシンにおける針板構造に関するものである。 【解決手段】 並列状に配置した複数本のミシン針が上
下動する各針孔と、これらの針孔にそれぞれ続く溝の間
に位置させて生地送り出し側に向かって形成された固定
爪と、前記固定爪の下側に配置し摺動する可動爪により
構成されるミシンの針板構造において、該固定爪の頸部
に上刃を設けるとともに該可動爪に下刃を設け、該可動
爪を摺動させて縫着後の縫糸を切断する機能を具備した
もので、針孔の位置で縫糸を切断することにより、縫糸
端を極めて短く切断することが可能になり、従来のよう
に毛足の長い縫目の糸端をその都度切断するという無駄
な手間が省け、縫製能率の向上並びに縫製品の品位の向
上に大きく寄与し得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縫製生地に縫着さ
れた縫着後の上糸及び下糸の縫糸を切断する際、縫糸端
をできるだけ短く切断できるようにした扁平縫複数本針
ミシンにおける針板構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14及び図15は夫々扁平縫2本針ミ
シンにおける従来例の縫糸切断装置を示したもので、1
は3本糸使いによる縫目で、2、2は上糸、3は下糸、
4は上糸2による上糸縫いループ、5は下糸3による下
糸縫いループ、6はミシン針、7はルーパー、85は針
板、86は針孔、87は針板85に設けた爪である。
【0003】88は縫糸切断装置で針板85の水平面よ
りも下方に位置するようにしてあり、89は適宜固定し
た上刃、90は往復動可能な下刃で下糸切断用下刃91
及び上糸切断用下刃92から形成されており、縫終り時
の縫糸端を切断するに当たり、例えばエアーシリンダー
のピストン等の作動を介して下刃90を図15の如く点
線で示した矢印方向に往復動させて切断するようにして
ある。
【0004】即ち図15の如く往復動する下刃90が元
の位置へ復動するときは、適宜の上糸2、2及び下糸3
を集束しながら元の位置へ復帰し、上刃89及び前記下
刃91,92を介して上糸3及び下糸2が夫々切断され
るようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら上記の如
き縫糸切断装置88を用いて縫糸を切断する際、下刃9
0を針孔86の位置から遠く離れた上刃89の位置まで
移動させて切断するため、針孔86と縫糸切断装置88
間の距離が長くなり、上糸2及び下糸3の夫々の切断端
(縫糸端)が長くなるのである。
【0006】更に従来の針板85の場合は、その厚さが
部厚く形成(約2.5〜3.0mm)されているため、
上糸2の縫糸切断端が針板85の厚さ分だけ余計に長く
なり、結局、糸端の長さは前述の針孔86と縫糸切断装
置88間の距離にこの針板85の厚さ分を加えたものと
なり、約7〜9mmとなる。このため縫製品の見栄えが
悪くなって縫製品の品位低下を招く。従って上糸2の切
断端を出来るだけ短く切断しようとすれば、手作業によ
る切断作業が必要となり縫製作業の能率低下を招く欠点
があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するために、従来の針板が一重で形成されているも
のを本発明では針孔及び固定爪を有する一重の針板とは
別に摺動可能な可動爪を針板の裏面に設けて二重構造に
したことを特徴とするもので、該固定爪の頸部に上刃を
設けるとともに該可動爪に下刃を設け、該可動爪を摺動
させて縫着後の縫糸を切断する機能を具備するようにし
たもので、従って縫糸端をできるだけ短く切断すること
が可能になり、従来のように毛足の長い縫糸端をその都
度切断するという手間が省け、縫製能率の向上や縫製品
の品位の向上に寄与し得るのである。
【0008】また本発明では針孔及び固定爪を有する一
重の針板とは別に摺動可能な可動爪を針板の裏面に設け
て二重構造としたことにより、従来の分厚い針板の場合
に較べて本発明では針板の厚さをできるだけ薄くするこ
とが可能になり、従って縫製生地と上糸の縫糸切断箇所
との距離を更に短くすることにより、上糸の切断糸端が
より短くなり、品位の優れた縫製品を得ることができる
のである。
【0009】
【作用】本発明では、針孔及び固定爪を有する一重の針
板とは別に摺動可能な可動爪を針板の裏面に設け、該固
定爪の頸部に上刃を設けると共に、該可動爪に下刃を設
け、該可動爪を摺動させて縫着後の上糸及び下糸の縫糸
を針孔の位置で切断することにより、縫糸の糸端をでき
るだけ短く切断することが可能になり、縫製能率の向上
や縫製品の品位の向上が図られるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は扁平縫2本針ミシンにおけ
る3本糸使いによる縫目1の形成状態を示した斜視図
で、2、2は上糸、3は下糸、4は上糸2による上糸縫
いループ、5は下糸3による下糸縫いループ、6はミシ
ン針、7はルーパーである。図2は、扁平縫2本針ミシ
ンにおける針板10の概略平面図を示したもので、11
は針孔、12,13は夫々針板10に一連に設けた側方
溝並びに後方溝で、同側方溝12,12は夫々針孔1
1,11に連通するように設けてあり、14、14・・
は切欠き孔で、生地送り用の送り金(図示省略)を同孔
14内に出没可能に設けて縫製生地を後方に送り出すよ
うにしてあり、15は針板10に設けた固定爪である。
【0011】16は上刃で針孔11の後方端縁部、即ち
固定爪15の頸部に設けてあり、20は針板10の裏面
側に設けた可動爪で、21は同爪20の主体部、22は
同主体部21に設けた水平面、23は同主体部21の前
方側に設けたロッド、25、25は夫々主体部21の左
右の側方に突出して設けた側方突出部で側方周辺部を略
台形状に形成するようにしてある。
【0012】27,27は夫々可動爪20の左右両側に
突起状に設けた突出部で略三角形状に形成してあり、且
つ同突出部27の後方位置(縫製生地の送り出し側)に
凹状の湾曲部28を設けると共に、同湾曲部28の上方
端縁部に下刃29を形成してあり、30は突出部27の
前方位置(湾曲部28の対辺側)に設けた湾曲状の傾斜
部である。尚、前記突出部27の厚さは、主体部21の
厚さの略半分程度以下とし、縫ループの保持や捌きを容
易に行えるようにしてある。
【0013】31は主体部21の後方位置に一体的に設
けた縫ループ離脱部で、同離脱部31の表面に設けた段
差部32は、主体部21の水平面22よりも一段低くし
て段差状に形成してあり、35は縫ループ離脱部31の
裏面側に設けた傾斜部で、後方位置(下流)に向かっ
て、上方に傾斜するようにしてある。
【0014】尚、扁平縫2本針ミシンの3本糸使いの場
合、図6や図8の如く上糸2,2及び下糸3を介して縫
製生地Wに縫目1が施される際、固定爪15及び可動爪
20は、夫々縫製生地Wや上糸及び下糸縫いループ4、
5を介して被覆された状態にあり、この状態で縫製生地
Wがミシンの後方位置へ送り出される際、上記縫ループ
離脱部31の段差部32を介して縫目1の後方への移動
がスムーズに行われ、且つ縫ループ離脱部31の傾斜部
35に係止された下糸縫いループ5が、縫製生地Wの移
動と共に傾斜部35から順次容易に離脱して抜け出し易
くしてある。
【0015】36は針板10の裏面側に固定した凹状ガ
イドで、可動爪20のロッド23を挿通、支持するよう
にしてあり、37は同ロッド23に設けた支軸で、同支
軸37に揺動用ロッド40の上端を回動可能に軸支して
あり、更に同揺動用ロッド40を適宜設けた支軸41に
回動自在に軸支してある。
【0016】43はエアーシリンダーで揺動用ロッド4
0の下方位置で、且つ回動可能に適宜設けてあり、45
は同エアーシリンダー43のピストンで、揺動用ロッド
40の下端部に同ピストン45を回動自在に適宜軸支し
てある。
【0017】尚、縫製生地Wに対して所望の縫着が行わ
れているとき、即ちミシンが駆動されているときは、図
5の如くエアーシリンダー43のピストン45は、前方
に押し出された状態にあり、従って可動爪20のロッド
23は図5の如く位置Rに位置するようにしてある。ま
た縫製生地Wに対して所望の縫着が完了(縫終り時)し
たとき、即ちミシンの駆動が停止したときは、エアーシ
リンダー43が同時に作動してピストン45が引き込ま
れるようにしてあり、従ってロッド23は図5の如く位
置Rから位置Sまで前進し、可動爪20も一体的に前
進、摺動するようにしてある。
【0018】また上記の如く縫製完了時(縫終り時)に
エアーシリンダー43が作動してピストン45が引き込
まれた際、タイマーなどを介して所定時間後に再度エア
ーシリンダー43を作動させてピストン45を押し出す
ようにしてあり、従ってロッド23が位置Sから元の位
置Rの位置まで復帰し、可動爪20も同様に元の位置へ
後退、復帰するようにしてある。尚、上記の如くミシン
の駆動停止後、エアーシリンダー43を作動させてピス
トン45が押し出されたとき、エアーシリンダー43を
再度作動させ、ピストン45を引き込むようにしてもよ
い。
【0019】次いで本発明の作動について、扁平縫2本
針ミシンの3本糸使いの場合を例にして以下述べる。先
ず図6及び図8の如く、上糸2,2及び下糸3を介して
縫製生地Wに縫目1が施される際、固定爪15及び可動
爪20は、縫製生地Wや上糸及び下糸縫いループ4、5
を介して被覆された状態にあり、この状態で縫製生地W
がミシンの後方位置へ送り出されると、縫製生地Wの後
方への移動と共に下糸縫いループ5が、夫々縫ループ離
脱部31の傾斜部35から順次離脱し、抜け出していく
のである。
【0020】また図8の如く、ミシン針6から繰り出さ
れ、且つルーパー7を経て縫製生地Wに貫通された上糸
縫いループ70は、前方部位A及び後方部位Bから形成
されており、更に上糸縫いループ70の後方位置では、
部位C及びDから形成された上糸縫ループ71が位置し
ており、同様に上糸縫ループ71の後方位置では、部位
E及びFから形成された上糸縫ループ72が位置し、順
次以下同様に各上糸縫ループ・・が夫々位置し、形成さ
れていくのである。
【0021】またルーパー7側に挿通され、繰り出され
た下糸3による下糸縫ループの場合、即ち上糸縫ループ
70に係止された下糸縫ループ80の場合は、上糸縫ル
ープ70の部位Bに係止された部位J及びKを介して同
ループ80が形成されると共に、上糸縫ループ70の部
位Aに係止された部位G及びHを介して同ループ80が
形成されている。
【0022】更に下糸縫ループ80の後方位置では、部
位L及びMから形成された下糸縫ループ81が位置し、
同様に下糸縫ループ81の後方位置では、部位P及びQ
から形成された下糸縫ループ82が位置し、順次、同様
に各下糸縫ループ・・が夫々位置し、形成されているの
である。
【0023】尚、縫製生地Wに対して所望の縫着が行わ
れているとき、即ちミシンの駆動中は、図5及び図11
の如く、可動爪20に設けたロッド23の前端部は、位
置Rに位置しており、且つ可動爪20の突出部27は位
置Uに位置している。次いで所望の縫着が完了(縫終り
時)し、ミシンの駆動が停止すると、エアーシリンダー
43の作動を介してピストン45が引き込まれることに
より、ロッド23は位置Rから前進して位置Sに達す
る、即ち可動爪20の突出部27が、図12の如く位置
Uから位置Vに移動するのである。
【0024】また上記の如く可動爪20の突出部27
が、位置Uから位置Vに移動(摺動)するとき、図9及
び図12の如く上糸縫ループ70の部位A及び下糸縫ル
ープ80の部位Jは、突出部27の湾曲状の傾斜部30
に係止された状態にある。また上糸縫ループ70の部位
B、上糸縫ループ70の部位Aに係止された下糸縫ルー
プ80の部位G、H並びに上糸縫ループ70の部位Bに
係止された下糸縫ループ80の部位Kは、夫々突出部2
7の凹状湾曲部28内に位置している。
【0025】 次いで上記の如く可動爪20の突出部27
が、位置Uから位置Vに移動(摺動)したとき、エアー
シリンダー43が再び作動してピストン45が押し出さ
れることにより、図5の如く可動爪20に設けたロッド
23は、位置Sから再び元の位置Rに摺動、復帰するの
である。
【0026】即ち上記の如く突出部27の凹状湾曲部2
8内に位置していた上糸縫ループ70の部位B及び下糸
縫ループ80の部位G、H、Kは、夫々突出部27が位
置Vから元の位置Uへ摺動、復帰するとき、同時に追従
移動し、凹状湾曲部28の上端縁に設けた下刃29と固
定爪15の頸部17に設けた上刃16による切断作業を
介して、前記上糸縫ループ70の部位B及び下糸縫ルー
プ80の部位G、H、Kが夫々同時に切断されるのであ
る。
【0027】尚、縫製生地Wに連結されていた上糸縫ル
ープ70の部位B及び下糸縫ループ80の部位G、H、
Kは、夫々針孔11の部位で一体的に切断される結果、
縫糸端が従来に較べて極めて短く切断され、品位の優れ
た美麗な縫製生地Wが得られるのである。
【0028】また上糸縫ループ70の部位B、即ち上糸
側の糸端を更に短く切断するためには、針板10の厚さ
をできるだけ薄くすることが望ましいのである。即ち、
図5の如く針板10の厚さZを1mm〜5mmの範囲に
することが最適であり、針板10の厚さZが1mm以下
の場合は、針板10の強度が弱くなるために好ましくな
く、また針板10の厚さZが5mm以上になると、上糸
の糸端が長くなる恐れがあり、好ましくないのである。
尚、本発明における好ましい適用例としては、扁平縫2
本針ミシンの他に扁平縫3本針及び4本針ミシン等にも
同様に適用可能な範囲のものである。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述の如く、針孔及び固定爪を
有する一重の針板とは別に摺動(往復動)可能な可動爪
を針板の裏面に設けて二重構造にしたことを特徴とする
もので、該固定爪の頸部に上刃を設けるとともに該可動
爪に下刃を設け、該可動爪を摺動させて縫着後の縫糸を
切断する機能を具備させるようにしたもので、縫糸の糸
端を針孔の位置で切断することにより、従来の如く針孔
の位置よりも遠く離れた位置で切断する場合と異なり、
縫製生地の縫終り位置での縫糸端を極めて短く切断する
ことが可能になったのである。
【0030】また従来のように毛足の長い縫目の糸端を
その都度切断するという無駄な手間が省け、縫製能率の
向上並びに縫製品の品位の向上に大きく寄与し得るので
ある。更に本発明では針孔及び固定爪を有する一重の針
板とは別に摺動可能な可動爪を針板の裏面に設けて二重
構造としたことにより、従来の針板の厚さに較べて本発
明による針板の厚さを更に薄くすることが可能になり、
従って縫製生地と上糸の縫糸切断箇所との距離を短くす
ることにより、上糸の切断糸端が更に短くなり、縫目の
綺麗な品位の優れた縫製品を得ることができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】扁平縫2本針ミシンの3本糸使いによる縫目形
成時の斜視図である。
【図2】本発明における扁平縫2本針ミシンの針板の概
略平面図である。
【図3】図2の主要部における拡大平面図である。
【図4】本発明における可動爪の平面図である。
【図5】図3のX―X断面図である。
【図6】図3のY―Y断面図である。
【図7】本発明における可動爪の斜視図である。
【図8】本発明における扁平縫2本針ミシンの縫目の形
成状態と針板及び可動爪の関係を示した概略側断面図で
ある。
【図9】本発明の扁平縫2本針ミシンにおける縫終り時
の縫目と可動爪との係止状を示した作動説明用概略側断
面図である。
【図10】本発明の扁平縫2本針ミシンにおける縫終り
時の縫糸端の切断状況を示した作動説明用概略側断面図
である。
【図11】本発明における扁平縫2本針ミシンの縫目形
成において縫目の配置状態を示した針板側の作動説明用
概略平面図である。
【図12】本発明の扁平縫2本針ミシンにおける縫終り
時の縫目と可動爪との配置状態を示した針板側の作動説
明用概略平面図である。
【図13】本発明の扁平縫2本針ミシンにおける縫終り
時の縫目切断後の配置を示した針板側の作動説明用概略
平面図である。
【図14】従来例による扁平縫2本針ミシンの縫糸切断
装置の概略斜視図である。
【図15】従来例による扁平縫2本針ミシンの縫糸切断
装置の概略平面図である。
【符号の説明】
1 縫目 2 上糸 3 下糸 4 上糸縫いループ 5 下糸縫いループ 6 ミシン針 7 ルーパー 10 針板 11 針孔 12 側方溝 13 後方溝 15 固定爪 16 上刃 20 可動爪 27 突出部 28 凹状湾曲部 29 下刃 30 傾斜状湾曲部 U 可動爪後退位置 V 可動爪前進位置 W 生地

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列状に配置した複数本のミシン針が上
    下動する各針孔と、これらの針孔にそれぞれ続く溝の間
    に位置させて生地送り出し側に向かって形成された固定
    爪と、前記固定爪の下側に配置し摺動する可動爪により
    構成されるミシンの針板構造において該固定爪の頸部に
    上刃を設けるとともに該可動爪に下刃を設け、該可動爪
    を摺動させて縫着後の縫糸を切断する機能を具備したこ
    とを特徴とする扁平縫複数本針ミシンにおける針板構
    造。
  2. 【請求項2】 可動爪に突起状の突出部を設け、生地送
    り出し側に向かって湾曲状の下刃を設けるとともに該突
    起部対辺を傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載
    の扁平縫複数本針ミシンにおける針板構造。
  3. 【請求項3】 固定爪の厚さを1mm〜5mmの範囲と
    したことを特徴とする請求項1〜2に記載の扁平縫複数
    本針ミシンにおける針板構造。
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