JP2002355379A - パチンコ機のハンドル支持構造 - Google Patents

パチンコ機のハンドル支持構造

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JP2002355379A
JP2002355379A JP2002159200A JP2002159200A JP2002355379A JP 2002355379 A JP2002355379 A JP 2002355379A JP 2002159200 A JP2002159200 A JP 2002159200A JP 2002159200 A JP2002159200 A JP 2002159200A JP 2002355379 A JP2002355379 A JP 2002355379A
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Japan
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pachinko machine
lower plate
plate member
operation handle
cylindrical
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JP2002159200A
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English (en)
Inventor
Katsushi Matsui
勝史 松井
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Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作ハンドルを取り付けるにあたり、下皿部
材と軸受け部材とを個別に前面枠に固定しなければなら
ず煩わしかった。 【解決手段】 筒部31と筒部31内を挿通する回動軸
33とを有する操作ハンドル30をパチンコ機10に取
り付けて支持するにあたり、回動軸33を回動可能に支
持する軸受け部42と下皿部材40とを一体としたた
め、組み付け工程を削減して生産性を向上させることが
できるとともに、補強構造である短円柱状の筒部43に
て操作ハンドル30における筒部31の外周面に密接せ
しめることにより、支持強度を向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機のハン
ドル支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ機のハンドル支
持構造として、図7に示すものが知られている。同図に
おいて、操作ハンドル2は、回動操作するための操作レ
バー2aと、この操作レバー2aに連結された回動軸2
bとを備え、同回動軸2bは筒部2cを貫通して後端側
から突出している。この操作ハンドル2はパチンコ機1
の前面下部寄り位置に装着可能となっており、当該パチ
ンコ機1の前面枠3に形成した貫通孔3aには上記回動
軸2bを回動可能な状態で当該操作ハンドル2を支持す
る軸受け部材4が装着されている。ここにおいて、同軸
受け部材4は、矩形板状の止め板4aと、この止め板4
aの前面側と下面側とに突出するように形成された筒部
4bとを備えており、止め板4aにて前面枠3に固定さ
れ、筒部4bに上記回動軸2bを挿通させつつ、その周
縁に上記筒部2cを固定させている。なお、当該パチン
コ機1の下方寄り前面部分には概ね全幅にわたって下皿
部材5が装着可能となっており、同下皿部材5の右方位
置には上記軸受け部材4に対応してハンドル孔5aを形
成してある。
【0003】かかる構成において、操作ハンドル2をパ
チンコ機1に取り付けるときには、まず、前面枠3の貫
通孔3aに軸受け部材4をネジ止め固定し、次に、ハン
ドル孔5aと軸受け部材4とが干渉しないようにして下
皿部材5を前面枠3に装着する。そして、最後に回動軸
2bを軸受け部材4の筒部4bに挿通させながら操作ハ
ンドル2を装着する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパチン
コ機のハンドル支持構造においては、操作ハンドル2を
取り付けるにあたり、下皿部材5と軸受け部材4とを個
別に前面枠3に固定しなければならず煩わしかった。
【0005】本発明は、上記課題をかんがみてなされた
もので、操作ハンドルの取り付け作業を簡易化させるこ
とが可能なパチンコ機のハンドル支持構造の提供を目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、回動操作に伴って回動す
る回動軸と当該回動軸を挿通せしめて保持する筒部とを
有する操作ハンドルを、パチンコ機における下皿部材の
前面部分に取り付けて支持するパチンコ機のハンドル支
持構造において、上記下皿部材には、上記回動軸を回動
可能に挿通させて支持する筒状の軸受け部と、上記軸受
け部の周縁部位にて上記操作ハンドルの筒部周面に密接
する補強構造とを一体的に形成した構成としてある。
【0007】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、操作ハンドルを取り付けるに際して、まず、
筒状の軸受け部を有する下皿部材を、遊技機の前面に位
置決めして固定する。この後、操作ハンドルの回動軸を
筒状の軸受け部に挿入していくと、同回動軸は筒状の軸
受け部を貫通し、また、同軸受け部の周辺部位に配設さ
れた補強構造が操作ハンドルの筒部周面に密接する。下
皿部材に対して筒状の軸受け部を形成するだけで軸受け
部材と下皿部材とを個別に取り付ける必要はなくなるも
のの、操作ハンドルは遊技者からの力を受けやすい部位
であるため、補強構造にて装着と同時に強固に保持され
るようになっている。なお、筒状の軸受け部は下皿部材
と一体としているが、下皿部材を取り付けた時に、同軸
受け部が所定位置に配置されるように予め下皿部材に対
して相対的な位置決めがなされている。
【0008】補強構造とは、少なくとも操作ハンドルの
筒部周面と隙間無く接することによって操作ハンドルの
支持強度を高めることができるものであれば良く、具体
的な構成については、特に限定されない。例えば、操作
ハンドルの筒部外周面を全周にわたって、隙間無く接す
る筒状部材であっても良いし、同操作ハンドルの筒部内
周面に接するものであっても良く、また、挟み込むよう
なものであっても良い。さらに、同筒部と補強部材との
接触形態についても特に限定されるものではなく、操作
ハンドルの筒部全周面にわたって接するものでなく、部
分的に囲い込むようにして接するなど、適宜変更可能で
ある。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、操作ハン
ドルを支持する軸受け部を下皿部材と一体としたため、
組み付け工程を削減して生産性を向上させることができ
るとともに、一体化するだけでは強度的に不十分となる
ことのないように補強構造をも備えたため、従来と同様
の強度を維持することが可能なパチンコ機のハンドル支
持構造を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるパチンコ機のハンドル支持構造を備えたパチンコ機
を分解斜視図により示している。
【0011】同図において、パチンコ機10は、矩形板
状の前面枠20と、この前面枠20の前面下方寄り部位
に装着される下皿部材40と、この下皿部材40の前面
側から装着される操作ハンドル30とを備えている。前
面枠20は概ね矩形状の板材にて形成され、前面側では
下方寄り部位に下皿部材40等のパーツが取り付けられ
る。この前面枠20の正面右側の下端付近には前面と背
面とを連通する挿通孔21が形成されており、操作ハン
ドル30の回動軸33が当該挿通孔21を介して背面へ
と導出可能となっている。
【0012】操作ハンドル30は、後方側に突出する略
円柱状の筒部31を有しており、操作レバー32に連結
された回動軸33は同筒部31内を貫通し、後端から突
出している。操作ハンドル30としては、少なくとも筒
部と、同筒部を挿通するとともに操作レバーなどの回動
操作に伴って回動する回動軸を備えていれば良く、上述
した形状のものに限定される必要はない。例えば、操作
ハンドル30の後端側の筒部31についても、角柱状な
どにしても構わない。
【0013】下皿部材40は、板状部材の中央付近から
前面に向けて突出する皿部41を有しており、また、正
面右側寄り位置には図2及び図3に示す軸受け部42を
形成してある。図2及び図3は、同軸受け部42を要部
斜視図及び要部側面図にて示しており、下皿部材40の
正面右側寄り位置にて前面と背面側に突出する概略筒状
に形成されている。軸受け部42の軸孔42aは、上述
した操作ハンドル30の回動軸33よりもやや大径とし
てあるため、回動軸33を挿通して回動可能に支持する
ことが可能である。
【0014】一方、筒部31は、この軸受け部42を挿
通可能な保持孔31aを有しており、上記回動軸33を
軸受け部42の軸孔42aに挿通させていくと、軸受け
部42自体が筒部31の保持孔31a内に入り込むよう
になっている。また、筒部31自体も周面を切り割って
あるとともにこの切り割り部分を締め付けたり緩めたり
する固定ねじ31bを有しており、上記保持孔31aに
軸受け部42が入り込んだ後で同固定ねじ31bを締め
付ければ完全に固定できる構成としてある。
【0015】この下皿部材40を前面枠20に取り付け
るため、前面枠20には予め挿通孔21が形成されてお
り、下皿部材40を前面枠20の所定位置に取り付ける
とちょうど軸受け部42の背面側が挿通孔21に入り込
むようになっている。すなわち、予め下皿部材40の取
り付け箇所を考慮して、下皿部材40における軸受け部
42と前面枠20に形成する挿通孔21とを相対的に位
置合わせしてあり、下皿部材40の取り付けによって軸
受け部42も所定位置に同時に取り付けられることにな
る。
【0016】この位置合わせは、挿通孔21の位置を固
定しておいて、挿通孔21と下皿部材40との位置関係
から下皿部材40における軸受け部42の形成箇所を特
定してもよいし、あるいは、予め下皿部材40の所定箇
所に軸受け部42を形成しておき、下皿部材40を取り
付けた時の軸受け部42の位置から挿通孔21の形成箇
所を特定するようにしてもよい。何れにしても、従来技
術のように軸受け部材を前面枠に固定するという工程は
削減することができ、生産性の向上を図ることができ
る。
【0017】ところで、下皿部材40の前面における軸
受け部42の周縁部位を取り囲むように短円柱状の筒部
43を形成してあり、この筒部43が補強構造を構成し
ている。ここにおいて、筒部43は操作ハンドル30の
後端側の筒部31を挿入可能なように、若干大径として
ある。また、筒部43の下部側の周壁の一部には開口端
側から切り欠いた切り込み部43aを形成してあり、上
記筒部31が挿入されるときに上記固定ねじ31bが外
部に露出するようにしてある。
【0018】下皿部材40を前面枠20に取り付けた
後、図4に示すように、操作ハンドル30の回動軸33
を軸受け部42の前面側から挿入していくと、図5に示
すように、筒部31の端部外周面は、補強構造である筒
部43の内周面に密接しつつ進入し、同筒部31の端部
が下皿部材40に突き当たって停止する。この後、上述
したようにして固定ねじ31bを締め付ければ操作ハン
ドル30は軸受け部42を挟持して固定される。
【0019】操作ハンドル30の筒部31の外周面に密
接する筒部43を備えることにより、操作ハンドル30
の側方から外力が加わったとしても、軸受け部42にか
かる荷重の幾分かは筒部43に吸収されるため、全体と
して強度が向上し、この意味で補強構造ということがで
きる。本実施形態においては、軸受け部42の周縁部位
を取り囲むように短円柱状の筒部43を配設し、操作ハ
ンドル30の筒部31外周面に密接せしめて補強構造と
しているが、少なくとも同筒部31の周面に密接して操
作ハンドル30の支持強度を向上させることができるも
のであれば良く、適宜変更可能である。
【0020】例えば、図6に示すものにおいては、下皿
部材40前面の軸受け部42周縁の同一円周上に、3個
の突起状リブ44を等間隔に配設した構成としてある。
この場合、上述したものと同様にして、操作ハンドル3
0における筒部31の外周面に各リブ44が密接して支
持強度を向上させることができる。むろん、筒部31の
周面とは筒部31の外周面に限られるものではなく、筒
部31の内周面に密接するものも含むことは言うまでも
ない。
【0021】このように、筒部31と筒部31内を挿通
する回動軸33とを有する操作ハンドル30をパチンコ
機10に取り付けて支持するにあたり、回動軸33を回
動可能に支持する軸受け部42と下皿部材40とを一体
としたため、組み付け工程を削減して生産性を向上させ
ることができるとともに、補強構造である短円柱状の筒
部43にて操作ハンドル30における筒部31の外周面
に密接せしめることにより、支持強度を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるパチンコ機のハン
ドル支持構造を有するパチンコ機の分解斜視図である。
【図2】軸受け部及び補強構造の斜視図である。
【図3】軸受け部及び補強構造の側面図である。
【図4】操作ハンドルの装着過程を示す要部側面図であ
る。
【図5】操作ハンドルを装着した状態の要部側面図であ
る。
【図6】変形例にかかる補強構造の斜視図である。
【図7】従来のパチンコ機のハンドル支持構造を有する
パチンコ機の分解斜視図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機 20…前面枠 21…挿通孔 30…操作ハンドル 31…筒部 33…回動軸 40…下皿部材 41…皿部 42…軸受け部 42a…軸孔 43…筒部
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月31日(2002.5.3
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、回動操作に伴って回動す
る回動軸と当該回動軸を挿通せしめて保持する筒部とを
有する操作ハンドルを、パチンコ機における下皿部材の
前面部分に取り付けて支持するパチンコ機のハンドル支
持構造において、上記下皿部材には、上記パチンコ機の
前面枠を貫通するように上記回動軸を回動可能に挿通さ
せて支持する筒状の軸受け部と、上記軸受け部の周縁部
位にて上記操作ハンドルの筒部周面に密接する筒状の補
強構造とを一体的に形成した構成としてある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、操作ハンドルを取り付けるに際して、まず、
筒状の軸受け部を有する下皿部材を、遊技機の前面に位
置決めして固定する。この軸受け部はパチンコ機の前面
枠を貫通している。この後、操作ハンドルの回動軸を筒
状の軸受け部に挿入していくと、同回動軸は筒状の軸受
け部を貫通し、また、同軸受け部の周辺部位に配設され
た筒状の補強構造が操作ハンドルの筒部周面に密接す
る。下皿部材に対してパチンコ機の前面枠を貫通する筒
状の軸受け部を形成するだけで軸受け部材と下皿部材と
を個別に取り付ける必要はなくなるものの、操作ハンド
ルは遊技者からの力を受けやすい部位であるため、筒状
の補強構造にて装着と同時に強固に保持されるようにな
っている。なお、筒状の軸受け部は下皿部材と一体とし
ているが、下皿部材を取り付けた時に、同軸受け部が所
定位置に配置されるように予め下皿部材に対して相対的
な位置決めがなされている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】補強構造とは、少なくとも操作ハンドルの
筒部周面と隙間無く接することによって操作ハンドルの
支持強度を高めることができるものであれば良く、具体
的な構成については、特に限定されない。例えば、操作
ハンドルの筒部外周面を全周にわたって、隙間無く接す
る筒状部材であっても良いし、同操作ハンドルの筒部内
周面に接するものであっても良く、また、挟み込むよう
なものであっても良い。さらに、同筒部と補強部材との
接触形態についても特に限定されるものではなく、操作
ハンドルの筒部全周面にわたって接するものでなく、部
分的に囲い込むようにして接するなど、適宜変更可能で
ある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、操作ハン
ドルを支持する軸受け部を下皿部材と一体としたため、
組み付け工程を削減して生産性を向上させることができ
るとともに、一体化するだけでは強度的に不十分となる
ことのないように筒状の補強構造をも備えたため、従来
と同様の強度を維持することが可能なパチンコ機のハン
ドル支持構造を提供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動操作に伴って回動する回動軸と当該
    回動軸を挿通せしめて保持する筒部とを有する操作ハン
    ドルを、パチンコ機における下皿部材の前面部分に取り
    付けて支持するパチンコ機のハンドル支持構造におい
    て、上記下皿部材には、上記回動軸を回動可能に挿通さ
    せて支持する筒状の軸受け部と、上記軸受け部の周縁部
    位にて上記操作ハンドルの筒部周面に密接する補強構造
    とを一体的に形成したことを特徴とするパチンコ機のハ
    ンドル支持構造。
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EP2456132A1 (en) 2002-12-06 2012-05-23 Nippon Telegraph and Telephone Corporation OVPN system, OVPN terminating device, collective controling device, and optical communication network

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