JPH06285221A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH06285221A
JPH06285221A JP9896293A JP9896293A JPH06285221A JP H06285221 A JPH06285221 A JP H06285221A JP 9896293 A JP9896293 A JP 9896293A JP 9896293 A JP9896293 A JP 9896293A JP H06285221 A JPH06285221 A JP H06285221A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下部貯留皿を有する装飾板を前面枠の前方か
ら止着するだけで操作ハンドルを前面枠の下部に取り付
けることが可能なパチンコ機を提供する。 【構成】 下部貯留皿が設けられる装飾板20の裏面
に、操作ハンドル40を固着するハンドル支持部材32
を固着し、前面枠3には、装飾板20を前方から止着す
る際にハンドル支持部材32に固着された操作ハンドル
40のハンドル軸44が貫通し得るハンドル軸貫通穴1
9を形成した。 【効果】 操作ハンドル40のハンドル軸44をハンド
ル軸貫通穴19に貫通させながら装飾板20を前面枠3
の前方から装着するだけで、操作ハンドル40を前面枠
3の下部表面に設けることが可能となるため、従来のよ
うに装飾板を前面枠に取り付ける前にハンドル支持部材
を前面枠の表面に止着するという工程を省略することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、額縁状に形成された前
面枠の下部表面に下部貯留皿が設けられる装飾板を取り
付けたパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機の前面枠の下部表面に
は、下部貯留皿が取り付けられているが、この下部貯留
皿は、前面枠の下部表面のほぼ全域を覆う装飾板に一体
的に設けられ、該装飾板を前面枠の表面に取り付けるこ
とにより、下部貯留皿が前面枠に取り付けられるように
なっていた。また、下部貯留皿と並列的に操作ハンドル
も設けられるが、この操作ハンドルは、ハンドル支持部
材を前面枠の表面に取り付け、その状態でハンドル支持
部材を囲むように前記装飾板を取り付けた後、操作ハン
ドルをハンドル支持部材に止着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、単に下部貯
留皿を有する装飾板を前面枠の前方から取り付けただけ
では操作ハンドルが取り付けられるわけではなく、装飾
板を取り付ける前にハンドル支持部材を前面枠の表面に
取り付けるという工程を経なければならず、製造工数が
かかるという問題があった。本発明は、上記した問題点
に鑑みなされたもので、その目的とするところは、下部
貯留皿を有する装飾板を前面枠の前方から止着するだけ
で操作ハンドルを前面枠の下部に取り付けることが可能
なパチンコ機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、額縁状に形成された前面枠
の下部表面に下部貯留皿が設けられる装飾板を取り付け
たパチンコ機において、前記装飾板の裏面に、操作ハン
ドルを固着するハンドル支持部材を固着し、前記前面枠
には、前記装飾板を前方から止着する際に前記ハンドル
支持部材に固着された操作ハンドルのハンドル軸が貫通
し得るハンドル軸貫通穴を形成したことを特徴とするも
のである。
【0005】
【作用】下部貯留皿が設けられる装飾板の裏面に、操作
ハンドルを固着するハンドル支持部材を固着し、前面枠
には、前記装飾板を前方から止着する際に前記ハンドル
支持部材に固着された操作ハンドルのハンドル軸が貫通
し得るハンドル軸貫通穴を形成したので、操作ハンドル
のハンドル軸をハンドル軸貫通穴に貫通させながら装飾
板を前面枠の前方から装着するだけで、操作ハンドルを
前面枠の下部表面に設けることが可能となる。このた
め、従来のように装飾板を前面枠に取り付ける前にハン
ドル支持部材を前面枠の表面に止着するという工程を省
略することができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図7及び図8を参照して実施例に
係るパチンコ機1の全体の構成について説明する。図7
は、パチンコ機1の正面図であり、図8は、パチンコ機
1の背面図である。図において、パチンコ機1は、図示
しない設置島に取り付けられる長方形枠状の外枠2の前
面に額縁状に形成される前面枠3を開閉自在に設けるこ
とにより構成される。そして、パチンコ機1を構成する
主要部品は、すべて前面枠3に集約して設けられること
となる。しかして、前面枠3には、図7に示すように、
額縁状に形成された開口に金枠4が周設され、該金枠4
の上部に遊技盤6の前面を覆うガラス板を支持収納する
ガラス扉枠5が開閉自在に設けられ、また、金枠4の下
部に上部貯留皿8を有する前面扉7が開閉自在に設けら
れる。また、前面枠3の下部表面には、本実施例の要部
を構成する下部貯留皿21及び操作ハンドル40を有す
る装飾板20が取り付けられている。なお、開閉自在に
設けられる前面枠3、ガラス扉枠5、及び前面扉7は、
いずれも左側を支点として開閉され、右側には、施錠装
置が設けられている。
【0007】一方、パチンコ機1の背面には、図8に示
すように、機構板10が設けられるが、この機構板10
は、前記遊技盤6の裏面を覆うようになっている。しか
して、遊技盤6は、前面枠3裏面に固着される遊技盤取
付枠9に収納され、その遊技盤取付枠9に設けられる締
付金具によって押圧支持される。また、機構板10も遊
技盤取付枠9に対して開閉自在に設けられると共に支持
される。ところで、機構板10は、周知のように遊技に
おいて発生した入賞球に基づいて所定個数の賞球を排出
するための各種の機構が設けられるものであり、これら
の機構について簡単に説明すると、機構板10の後面側
には、その上部に多量の賞球を貯留する賞球タンク11
が設けられ、該賞球タンク11の下方に貯留された賞球
を2列に整列して流下させる賞球誘導レール12が設け
られ、その賞球誘導レール12に賞球排出装置13が設
けられている。この賞球排出装置13は、入賞球処理装
置14からの賞球排出指令信号に基づいてモータを回転
駆動することにより賞球を1個ずつ計数しながら排出す
るものである。賞球排出装置13から排出された賞球
は、賞球排出通路15を流下して前記上部貯留皿8に導
かれる。また、上部貯留皿8が賞球で満杯となったとき
には、溢れ賞球排出通路16を流下して下部貯留皿21
に導かれる。また、機構板10の前面側下部には、遊技
において発生する入賞球を集合せしめて入賞球処理装置
14に導く入賞球集合樋17が形成されている。
【0008】また、パチンコ機1の背面構造において、
前面枠3の裏面には、前記操作ハンドル40に対応する
位置には、打球発射装置50が取り付けられ、前記下部
貯留皿21に対応する位置には、接続樋23が突出する
ようになっている。しかして、本実施例において、接続
樋23は、装飾板20の裏面に直接取り付けられてお
り、また、操作ハンドル40も装飾板20に直接取り付
けられている。以下、この構造について図1乃至図6を
参照して説明する。図1は、前面枠3と装飾板20との
関係を示す分解斜視図であり、図2は、装飾板20の背
面図であり、図3は、下部貯留皿21部分で切断した断
面図であり、図4は、操作ハンドル40と打球発射装置
50との関係を示す斜視図であり、図5は、操作ハンド
ル40とハンドル支持部材32との関係を示す斜視図で
ある。図6は、操作ハンドル40部分で切断した断面図
である。
【0009】図において、装飾板20は、ほぼ横長長方
形状に合成樹脂で形成され、その前面中央に下部貯留皿
21が形成され、該下部貯留皿21の左側に灰皿29が
形成され、下部貯留皿21の右側に操作ハンドル40が
取り付けられている。下部貯留皿21を構成する部材2
1aは、図3に示すように、装飾板20とは異なる合成
樹脂であり、装飾板20を構成する合成樹脂に下部貯留
皿21を構成する合成樹脂を組み付け止着されたものと
操作ハンドル40部分と下部貯留皿21部分と灰皿29
部分の装飾板20の前面側のほぼ全域を覆うカバー部材
20aとにより全体として装飾板20が構成されてい
る。また、下部貯留皿21に対応する装飾板20の後面
には、ロート状に形成される賞球誘導樋22が後方に突
出するように装飾板20を構成する合成樹脂と一体的に
形成され、その賞球誘導樋22の後方に接続樋23が止
着固定されている。賞球誘導樋22と接続樋23との止
着方法は、ビスで止着しても良いし、あるいは接着剤で
接着する等しても良い。
【0010】ところで、図3に示すように、下部貯留皿
21の底面には、玉抜き穴24が形成され、該玉抜き穴
24を開閉する玉抜き弁25が下部貯留皿21の裏面に
設けられている。この玉抜き弁25は、下部貯留皿21
の裏面に止着される底板28内をスライド自在に設けら
れ、常には、スプリング27によって玉抜き穴24を閉
塞している。また、玉抜き弁25と一体的に形成され且
つ外側に飛び出している玉抜き操作レバー26をスプリ
ング27の付勢力に抗してスライドさせると、玉抜き弁
25が玉抜き穴24の閉塞状態を解除して下部貯留皿2
1に貯留されていた賞球を下方に玉抜きすることができ
るようになっている。
【0011】また、前記灰皿29は、前記カバー部材2
0aに形成される凹状部に回転自在に取り付けられるよ
うになっている。更に、操作ハンドル40の取付部分の
カバー部材20aは、深い凹状に形成されている。そし
て、その凹状部においては、装飾板20とカバー部材2
0aとがほぼ密着した状態となっており、その密着部分
に円形の開口36(図6参照)が開設されている。開口
36には、該開口36を閉塞するように装飾板20の裏
面にハンドル支持部材32が止着されている。ハンドル
支持部材32には、図5に示すように、操作ハンドル4
0を装着支持する円筒状の支持支柱部33が前方に突設
されていると共にその後方に操作ハンドル40内から引
き通される配線46(メインスイッチ配線及びタッチ板
配線)を外部に導く配線通し穴34aが形成される配線
処理部34が突設されている。更に、ハンドル支持部材
32には、支持支柱部33及び配線処理部34の中心を
前後方向に貫通して操作ハンドル40のハンドル軸44
を支持する軸受筒35(真鍮製)が埋設されている。そ
して、ハンドル支持部材32を装飾板20の裏面に止着
したときには、支持支柱部33が前記開口36を貫通し
て装飾板20の前方に突出した状態となっている。な
お、操作ハンドル40の取付部の上方のカバー部材20
aには、単発スイッチ用のボタン37aが臨んでおり、
該ボタン37aの裏面に単発スイッチ37が取り付けら
れている。
【0012】ここで、操作ハンドル40及び打球発射装
置50の構造について簡単に説明する。まず、図5及び
図6を参照して操作ハンドル40の構造について説明す
る。操作ハンドル40は、周知のように後握持部41と
前握持部43との間に指掛け部を有する回動操作リング
42を回動自在に軸支することにより構成され、この回
動操作リング42の中心にハンドル軸44が固着されて
いる。しかして、ハンドル軸44を軸受筒35に差し込
みながら操作ハンドル40の後握持部41の位置合せ凹
部41aを前記支持支柱部33の位置合せ突起33aに
挿入し、完全に挿入した状態で後握持部41の下部に形
成される締め穴41bに止めネジ45を締着することに
より、後握持部41が支持支柱部33に固定されて操作
ハンドル40を装飾板20から引き抜くことができなく
なる。また、このように操作ハンドル40を固定した状
態においては、図2に示すように、ハンドル軸44の後
端が配線処理部34よりも後方に突出した状態となって
いる。
【0013】一方、打球発射装置50は、図4に示すよ
うに、セット板51に集約して構成されている。即ち、
セット板51には、回動軸53が設けられ、該回動軸5
3に打球杆52と係合アーム54とが一体的に固着さ
れ、該係合アーム54の先端に設けられる係合ピン54
aがモータ56の出力軸に固着された係合カム57と係
脱するようになっている。モータ56は、セット板51
にブリッジ状に止着されるモータ取付部材55に固定さ
れている。また、前記打球杆52の中程に付勢バネ58
の一端が係止され、該付勢バネ58の他端は、回転自在
に軸支される微調節機構59の上端部に係止される。更
に、微調節機構59の下端部にワイヤ60の一端が係止
され、ワイヤ60の他端は、セット板51の裏面に固着
される巻取機構収納ボックス61に回転自在に軸支され
る巻取プーリ62(図6参照)に止着される。なお、微
調節機構59は、弾発力の初期設定を行うものである。
【0014】上記のように構成される打球発射装置50
においては、モータ56の回転により係合カム57と係
合アーム54の係合ピン54aとが係脱を繰り返し、こ
れにより打球杆52が往復回動する。打球杆52の往復
回動動作において、巻取プーリ62を回動することによ
りワイヤ60が巻取られ、付勢バネ58の付勢力が増大
し、これがため、打球杆52の復帰力が強くなって打球
を勢いよく発射することになる。そして、打球の発射勢
は、巻取プーリ62の巻取量により調節でき、この巻取
プーリ62の巻取量を調節するのが、操作ハンドル40
の前記回動操作リング42である。即ち、図6に示すよ
うに、セット板51を前面枠3の裏面に固定した状態で
ハンドル軸44の後端が巻取プーリ62の中心に係合す
るようになっている。
【0015】ところで、前面枠3の下部には、図1に示
すように、そのほぼ中央に長方形状の貫通穴18が開設
され、その右側に円形のハンドル軸貫通穴19が開設さ
れ、前記貫通穴18の左右にネジ穴38a,38bが穿
設されている。貫通穴18は、前記接続樋23を貫通す
るほどの大きさに形成され、ハンドル軸貫通穴19は、
前記配線処理部34が貫通するほどの大きさに形成さ
れ、ネジ穴38a,38bは、次に説明する締着ネジ3
1a,31bが貫通するほどの大きさに形成されてい
る。また、装飾板20には、図1に示すように、その上
部両端に止め穴30a,30bが形成され、図2に示す
ように、その裏面の前記賞球誘導樋22の左右両側に締
着ネジ31a,31bが後方に向かって突設されてい
る。図示の実施例では、詳細に描かれていないが、この
締着ネジ31a,31bは、下部貯留皿22を構成する
合成樹脂にその基部を埋設して突設されて装飾板20を
構成する合成樹脂を貫通している。
【0016】上記のように接続樋23及び操作ハンドル
40が一体的に取り付けられている装飾板20を前面枠
3に取り付けるには、接続樋23を貫通穴18に、ハン
ドル支持部材32の配線処理部34をハンドル軸貫通穴
19に、締着ネジ31a,31bをネジ穴38a,38
bにそれぞれ貫通させながら装飾板20の裏面を前面枠
3に当接するまで挿入し、装飾板20の裏面が前面枠3
の表面に完全に当接した状態で装飾板20の上部左右に
形成される止め穴30a,30bに釘を打ち込み、装飾
板20を前面枠3に仮止めする。この状態で前面枠3を
裏返して前面枠3の裏面に突出している締着ネジ31
a,31bの後端部にナットを締着する。これにより、
装飾板20が前面枠3に強固に固定される。また、前面
枠3の裏面には、ハンドル軸44の後端も突出している
が、このハンドル軸44の後端が巻取機構収納ボックス
61内に収納される巻取プーリ62と係合するべく予め
定められた所定の位置にセット板51を前面枠3の裏面
に位置決め当接し、セット板51を前面枠3に当接させ
た状態でセット板51をビス等で螺着することにより、
打球発射装置50を前面枠3に固定する。
【0017】上記のように装飾板20を前面枠3の前方
から取り付けたことにより、図3に示すように、接続樋
23と機構板10の溢れ賞球排出通路16とを接続する
ことが可能となり、また、図6に示すように、操作ハン
ドル40のハンドル軸44の後端と打球発射装置50の
巻取プーリ62とが連結される。なお、図3に示すよう
に、接続樋23と溢れ賞球排出通路16との接続を確実
に行わしめるために、溢れ賞球排出通路16の下部裏面
には、賞球排出通路16の下方に延びるL字状の当接板
10aが止着されている。
【0018】以上、実施例に係るパチンコ機1について
説明してきたが、本実施例によれば、下部貯留皿21が
設けられる装飾板20の裏面に、パチンコ機1背面に設
けられる機構板10の溢れ賞球排出通路16の末端と下
部貯留皿21とを接続する接続樋23を固着し、前面枠
3には、装飾板20を前方から止着する際に接続樋23
が貫通し得る貫通穴18を形成したので、接続樋23を
貫通穴18に貫通させながら装飾板20を前面枠3の前
方から装着するだけで、機構板10の溢れ賞球排出通路
16と下部貯留皿21とを接続することが可能となる。
このため、従来のように前面枠を裏返して接続樋を前面
枠の裏面に止着するという工程を省略することができ
る。
【0019】また、本実施例において、装飾板20に
は、ハンドル支持部材32を固着してそのハンドル支持
部材32に予め操作ハンドル40装着固定し、前面枠3
には、操作ハンドル40のハンドル軸44を後方に貫通
するハンドル軸貫通穴19を形成したので、ハンドル軸
44をハンドル軸貫通穴19に貫通させながら装飾板2
0を前面枠3の前方から装着し、後は、前面枠3の裏面
から打球発射装置50のセット板51を所定の位置に固
定するだけで、操作ハンドル40と打球発射装置50と
を簡単に連結することが可能となる。このため、従来の
ように前面枠3の前面にハンドル支持部材を止着し、次
いでハンドル支持部材の周囲を覆うように下部貯留皿を
有する装飾板を固着し、その後、ハンドル支持部材に操
作ハンドルを装着固定し、最後に前面枠を裏返して、前
面枠の裏面から打球発射装置のセット板を固定して操作
ハンドルと打球発射装置とを連結するという複雑な工程
を簡略化することができる。
【0020】なお、上記した実施例では、操作ハンドル
40を有する装飾板20を先に前面枠3に取着した後、
前面枠3を裏返して打球発射装置50のセット板51を
取り付けるようにしたが、先に打球発射装置50を前面
枠3の裏面に取り付けておき、その状態で前面枠3の前
方から操作ハンドル40を有する装飾板20を前面枠3
に止着するようにしても良い。また、上記した実施例で
は、ハンドル支持部材32が取り付けられる装飾板20
部分の構成について詳細には、説明しなかったが、通常
の使用状態において操作ハンドル40に多大な加重が負
荷される現状に鑑みれば、装飾板20の裏面に補強リブ
を多く形成したり、あるいは金属プレートを張り付けた
りして操作ハンドル40の取付付近の強度を増加させる
ことが望ましい。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、下部貯留皿が設けられる装飾板
の裏面に、操作ハンドルを固着するハンドル支持部材を
固着し、前面枠には、前記装飾板を前方から止着する際
に前記ハンドル支持部材に固着された操作ハンドルのハ
ンドル軸が貫通し得るハンドル軸貫通穴を形成したの
で、操作ハンドルのハンドル軸をハンドル軸貫通穴に貫
通させながら装飾板を前面枠の前方から装着するだけ
で、操作ハンドルを前面枠の下部表面に設けることが可
能となる。このため、従来のように装飾板を前面枠に取
り付ける前にハンドル支持部材を前面枠の表面に止着す
るという工程を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るパチンコ機の前面枠と装飾板との
関係を示す分解斜視図である。
【図2】装飾板の背面図である。
【図3】下部貯留皿部分で切断した断面図である。
【図4】操作ハンドルと打球発射装置との関係を示す斜
視図である。
【図5】操作ハンドルとハンドル支持部材との関係を示
す斜視図である。
【図6】操作ハンドル部分で切断した断面図である。
【図7】パチンコ機の正面図である。
【図8】パチンコ機の背面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 3 前面枠 10 機構板 16 溢れ賞球排出通路 18 貫通穴 19 ハンドル軸貫通穴 20 装飾板 20a カバー部材 21 下部貯留皿 22 賞球誘導樋 23 接続樋 30a,30b 止め穴 31a,31b 締着ネジ 32 ハンドル支持部材 33 支持支柱部 35 軸受筒 36 開口 40 操作ハンドル 44 ハンドル軸 50 打球発射装置 51 セット板 62 巻取プーリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 額縁状に形成された前面枠の下部表面に
    下部貯留皿が設けられる装飾板を取り付けたパチンコ機
    において、 前記装飾板の裏面に、操作ハンドルを固着するハンドル
    支持部材を固着し、 前記前面枠には、前記装飾板を前方から止着する際に前
    記ハンドル支持部材に固着された操作ハンドルのハンド
    ル軸が貫通し得るハンドル軸貫通穴を形成したことを特
    徴とするパチンコ機。
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Cited By (5)

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