JP2002355263A - 歯科用カメラ - Google Patents
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/24—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor for the mouth, i.e. stomatoscopes, e.g. with tongue depressors; Instruments for opening or keeping open the mouth
-
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- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00002—Operational features of endoscopes
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-
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- A61B1/00002—Operational features of endoscopes
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-
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- A61B1/06—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
- A61B1/0607—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements for annular illumination
-
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- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/32—Devices for opening or enlarging the visual field, e.g. of a tube of the body
Abstract
(57)【要約】
【課題】 取り扱いにかかわらず確実かつ高精度な色判
定を行うことができる歯科用カメラを提供する。 【解決手段】 特に１本または複数の歯等の対象物を撮
影するための歯科用カメラ（１０）である。受光要素に
入射する光は光学捕捉要素を通過する。撮影する対象物
を照明するための光源を備えている。開口部を備えてい
てこの開口部を通じて受光要素に光が照射されるマウス
ピース（１２）を設ける。
定を行うことができる歯科用カメラを提供する。 【解決手段】 特に１本または複数の歯等の対象物を撮
影するための歯科用カメラ（１０）である。受光要素に
入射する光は光学捕捉要素を通過する。撮影する対象物
を照明するための光源を備えている。開口部を備えてい
てこの開口部を通じて受光要素に光が照射されるマウス
ピース（１２）を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、請求項１前段に記載
の歯科用カメラに関する。
の歯科用カメラに関する。
【０００２】
【従来の技術】欧州特許第Ａ１−３６７６４７号公報に
よって歯の色を判定するためのカメラが知られている。
この種の機器においては光源によって例えば歯等の対象
物が照射される。反射された光線は光学捕捉装置によっ
て検出され受光要素に伝送される。この受光要素は記述
されている解決方式において分光計によって形成されて
いる。これによって対象物の色判定が可能となる。
よって歯の色を判定するためのカメラが知られている。
この種の機器においては光源によって例えば歯等の対象
物が照射される。反射された光線は光学捕捉装置によっ
て検出され受光要素に伝送される。この受光要素は記述
されている解決方式において分光計によって形成されて
いる。これによって対象物の色判定が可能となる。
【０００３】この解決方式において、対象物の表面から
斜めに反射される光の検出が必要となる。従ってこの方
式においては実質的に散乱光の検出のみが可能であり、
その結果検出効率は極めて低いものとなる。
斜めに反射される光の検出が必要となる。従ってこの方
式においては実質的に散乱光の検出のみが可能であり、
その結果検出効率は極めて低いものとなる。
【０００４】さらに、ドイツ特許公開第ＯＳ−３３４５
４６５号公報により、歯から反射された光の同軸検出を
可能とする歯科医師用診断機器が知られている。このた
め２本の光導要素からなる光導ロッドを備えている。反
射光はその輝度を測定するフォトレジスタに伝導され
る。検出するスペクトルの調節をフィルタによって行う
ことができる。この解決方式によって歯の反射度を測定
することができるが、適切な義歯を決定するための歯の
色合わせを行うことは実質的に不可能である。
４６５号公報により、歯から反射された光の同軸検出を
可能とする歯科医師用診断機器が知られている。このた
め２本の光導要素からなる光導ロッドを備えている。反
射光はその輝度を測定するフォトレジスタに伝導され
る。検出するスペクトルの調節をフィルタによって行う
ことができる。この解決方式によって歯の反射度を測定
することができるが、適切な義歯を決定するための歯の
色合わせを行うことは実質的に不可能である。
【０００５】この色判定においては、照明環境を再現可
能に固定することが特に重要である。光源は特定の放射
スペクトルを有しており、例えばＣＣＤセル等の受光要
素は特定のスペクトル感応性を有している。色の誤認を
回避するため、いわゆる白調整を行うことが知られてい
る。これによって光源および受光要素からなるユニット
の較正を行うことができる。この較正は、当然同じ照明
環境下において同じユニットに対してのみ有効である。
例えば、電球を使用していてこの電球の交換が必要にな
った場合、再度白調整を行う必要がある。また色合わせ
を行った場合においても、残念ながら既知の診断装置に
おいては部分的な色相違が当然生じる。
能に固定することが特に重要である。光源は特定の放射
スペクトルを有しており、例えばＣＣＤセル等の受光要
素は特定のスペクトル感応性を有している。色の誤認を
回避するため、いわゆる白調整を行うことが知られてい
る。これによって光源および受光要素からなるユニット
の較正を行うことができる。この較正は、当然同じ照明
環境下において同じユニットに対してのみ有効である。
例えば、電球を使用していてこの電球の交換が必要にな
った場合、再度白調整を行う必要がある。また色合わせ
を行った場合においても、残念ながら既知の診断装置に
おいては部分的な色相違が当然生じる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、取り扱いにかかわらず確実かつ高精度な色判定を行
うことができる、請求項１前段に記載の歯科用カメラを
提供することである。
は、取り扱いにかかわらず確実かつ高精度な色判定を行
うことができる、請求項１前段に記載の歯科用カメラを
提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
従って請求項１によって解決される。下位請求項に好適
な追加構成が示されている。
従って請求項１によって解決される。下位請求項に好適
な追加構成が示されている。
【０００８】本発明に係る解決方式によれば、極めて簡
便な手段によって色の信頼性を確立することができる。
このため、本発明によればマウスピースを設け、これは
通常のマウスピース同様に唇開口部を貫通した後広がっ
ておりこれによって不要な光の遮断を確実に行うもので
ある。これに対して、円形の管が唇開口部を貫通する場
合唇開口部を完全に閉じることができなくなるため通常
不要な光が口腔内に入射する。本発明によれば、受光要
素への光ならびに好適には光源から歯への光も全てマウ
スピースを通過させることが好適であり、これによって
不要な光による錯覚が生じることが防止される。
便な手段によって色の信頼性を確立することができる。
このため、本発明によればマウスピースを設け、これは
通常のマウスピース同様に唇開口部を貫通した後広がっ
ておりこれによって不要な光の遮断を確実に行うもので
ある。これに対して、円形の管が唇開口部を貫通する場
合唇開口部を完全に閉じることができなくなるため通常
不要な光が口腔内に入射する。本発明によれば、受光要
素への光ならびに好適には光源から歯への光も全てマウ
スピースを通過させることが好適であり、これによって
不要な光による錯覚が生じることが防止される。
【０００９】本発明に係る特に好適な構成形態におい
て、マウスピースはさらに歯科用カメラを所要の歯に対
して整合させるための基準点群を備えている。これらの
基準点群は同時に距離保持要素であり、従ってカメラは
歯の表面から常に一定の距離において心出しならびに固
定される。前歯の診断に際しては、このことはマウスピ
ースの側部上で歯に向かって延在するとともにいずれも
水平に方向付けられている食い込み突起部群を設けるこ
とによって簡便に達成することができる。歯科用カメラ
は、水平方向において正確な位置決めを行うために、撮
影しようとしている歯を直接確認するためのフラットデ
ィスプレイを備えることが好適である。
て、マウスピースはさらに歯科用カメラを所要の歯に対
して整合させるための基準点群を備えている。これらの
基準点群は同時に距離保持要素であり、従ってカメラは
歯の表面から常に一定の距離において心出しならびに固
定される。前歯の診断に際しては、このことはマウスピ
ースの側部上で歯に向かって延在するとともにいずれも
水平に方向付けられている食い込み突起部群を設けるこ
とによって簡便に達成することができる。歯科用カメラ
は、水平方向において正確な位置決めを行うために、撮
影しようとしている歯を直接確認するためのフラットデ
ィスプレイを備えることが好適である。
【００１０】画像を撮影するために、良好な解像度を有
するいわゆるＣＣＤセンサまたはその他の任意の適宜な
センサの形式の受光要素を備えることが好適である。こ
の歯科用カメラはさらに撮影した画像を中間的に記憶す
るか、または別の構成形態によれば無線あるいは有線で
構成されたインタフェースを介して判定または後処理す
るために画像を直接的に伝送するよう作用する。
するいわゆるＣＣＤセンサまたはその他の任意の適宜な
センサの形式の受光要素を備えることが好適である。こ
の歯科用カメラはさらに撮影した画像を中間的に記憶す
るか、または別の構成形態によれば無線あるいは有線で
構成されたインタフェースを介して判定または後処理す
るために画像を直接的に伝送するよう作用する。
【００１１】マウスピースは長方形の開口部を備えるこ
とが好適であり、これは少なくとも２本の隣接する歯を
同時に撮影することが可能な寸法を有している。光源は
歯科用カメラに内蔵されその照射は実質的にマウスピー
スの開口部を介しての撮影と同軸に行われることが好適
であり、これによって影が生じることが防止される。既
知の偏波フィルタによって不要な反射を防止することが
できる。
とが好適であり、これは少なくとも２本の隣接する歯を
同時に撮影することが可能な寸法を有している。光源は
歯科用カメラに内蔵されその照射は実質的にマウスピー
スの開口部を介しての撮影と同軸に行われることが好適
であり、これによって影が生じることが防止される。既
知の偏波フィルタによって不要な反射を防止することが
できる。
【００１２】マウスピースを貫通する光の伝送を光導要
素によって行うことが可能であるとしても、光線が通過
して入射することができる開口路のみを設けることが好
適である。この場合、既知の黒い側壁によって受光要素
を遮蔽することが好適であり、その結果光源の光の直接
的な照射は行われない。また、光源を光導要素に接続し
撮影する対象物、例えば歯への光の照射をこの光導要素
の直前で行うことも可能であり、従って不要な光に対し
て受光要素を特別に遮蔽する処置を省略することができ
る。
素によって行うことが可能であるとしても、光線が通過
して入射することができる開口路のみを設けることが好
適である。この場合、既知の黒い側壁によって受光要素
を遮蔽することが好適であり、その結果光源の光の直接
的な照射は行われない。また、光源を光導要素に接続し
撮影する対象物、例えば歯への光の照射をこの光導要素
の直前で行うことも可能であり、従って不要な光に対し
て受光要素を特別に遮蔽する処置を省略することができ
る。
【００１３】唇開口部付近のマウスピースの外形も角を
丸み付けした長方形とすることが好適である。この形状
によって完全に気密に唇を閉じることが不可能であるに
しても、側方へ延在しているマウスピースの翼部によっ
て開放領域が遮蔽されるため、不要な光が入射する危険
性はない。
丸み付けした長方形とすることが好適である。この形状
によって完全に気密に唇を閉じることが不可能であるに
しても、側方へ延在しているマウスピースの翼部によっ
て開放領域が遮蔽されるため、不要な光が入射する危険
性はない。
【００１４】マウスピースは任意の方式によって製造す
ることができ、例えばプラスチックから製造することが
でき、この際黒または少なくとも非透過性の色設定が好
適である。このマウスピースは単に衛生上の理由から取
り外し可能であるとともに、歯科用カメラの接続部分に
接続可能、特に差込可能である。内側半径を備えている
場合これは比較的大きなものとなり、従ってマウスピー
スの洗浄が容易になる。
ることができ、例えばプラスチックから製造することが
でき、この際黒または少なくとも非透過性の色設定が好
適である。このマウスピースは単に衛生上の理由から取
り外し可能であるとともに、歯科用カメラの接続部分に
接続可能、特に差込可能である。内側半径を備えている
場合これは比較的大きなものとなり、従ってマウスピー
スの洗浄が容易になる。
【００１５】マウスピースには色基準サンプルを一体化
することが好適であり、カメラを使用する歯の色判定に
際してこれによって較正を行うことができる。食い込み
突起部またはその他の距離固定要素によって歯列に対し
てマウスピースが焦点を合わせられた後色測定が実施さ
れる。歯の構造および歯肉に対する最適な着合を保持す
るために、マウスピースは少なくとも２つの異なった硬
質あるいは弾力性プラスチック形成することが好適であ
る。原料としては、ゴム、シリコン、またはその他の硬
質から弾力性までのプラスチックが考えられる。
することが好適であり、カメラを使用する歯の色判定に
際してこれによって較正を行うことができる。食い込み
突起部またはその他の距離固定要素によって歯列に対し
てマウスピースが焦点を合わせられた後色測定が実施さ
れる。歯の構造および歯肉に対する最適な着合を保持す
るために、マウスピースは少なくとも２つの異なった硬
質あるいは弾力性プラスチック形成することが好適であ
る。原料としては、ゴム、シリコン、またはその他の硬
質から弾力性までのプラスチックが考えられる。
【００１６】本発明のその他の詳細、特徴ならびに利点
は、添付図面を参照しながら以下に記述する実施例の説
明によって明らかにされる。
は、添付図面を参照しながら以下に記述する実施例の説
明によって明らかにされる。
【００１７】
【実施例】図１に示された歯科用カメラ１０はマウスピ
ース１２を備えており、これは歯科用カメラ１０の一側
部から側方に向かって横に延在している。このため接続
部１４が設けられており、これはマウスピース１２の接
続スリーブ１６によって光を遮断するように包囲されて
いるとともに、取り外し可能なものである。
ース１２を備えており、これは歯科用カメラ１０の一側
部から側方に向かって横に延在している。このため接続
部１４が設けられており、これはマウスピース１２の接
続スリーブ１６によって光を遮断するように包囲されて
いるとともに、取り外し可能なものである。
【００１８】歯科用カメラ１０はさらに角を丸み付けし
た長方形の形状を有している。使用時に歯科医師あるい
は歯科技工士の方を向いている上面にディスプレイスク
リーン１８が設けられており、これは撮影したばかりの
画像を再生するものである。このディスプレイスクリー
ン１８は液晶ディスプレイから構成されており、従って
このカメラは市販のデジタルカメラと同様なものであ
る。
た長方形の形状を有している。使用時に歯科医師あるい
は歯科技工士の方を向いている上面にディスプレイスク
リーン１８が設けられており、これは撮影したばかりの
画像を再生するものである。このディスプレイスクリー
ン１８は液晶ディスプレイから構成されており、従って
このカメラは市販のデジタルカメラと同様なものであ
る。
【００１９】歯科用カメラ１０は図３に示されている受
光要素ならびに光源を備えている。さらに、撮影した画
像をデータ形式でコンピュータに伝送するためのインタ
フェースを備えており、このコンピュータは画像の評価
ならびに後続の処理を行うよう構成されている。さら
に、例えば電池または充電池等の適宜な電源を備えてお
り、従って電線を使用せずに稼動することができ操作性
が向上する。
光要素ならびに光源を備えている。さらに、撮影した画
像をデータ形式でコンピュータに伝送するためのインタ
フェースを備えており、このコンピュータは画像の評価
ならびに後続の処理を行うよう構成されている。さら
に、例えば電池または充電池等の適宜な電源を備えてお
り、従って電線を使用せずに稼動することができ操作性
が向上する。
【００２０】変更された構成形態においてはディスプレ
イスクリーン１８が旋回可能に取り付けられており、従
って観察者、特に歯科医師の観察角度を調節することが
できる。
イスクリーン１８が旋回可能に取り付けられており、従
って観察者、特に歯科医師の観察角度を調節することが
できる。
【００２１】図１に示されている実施例において接続部
１４は歯科用カメラ１０から垂直に延在しているが、そ
の他の適宜な構成も可能であることが理解される。例え
ば、歯科用カメラ１０の他の部分に対する接続部１４の
角度をこの接続部１４が歯科用カメラ１０の主要部材の
延長線において斜めに延在するように選択することがで
きる。さらに別の変更された構成形態においては、主要
部材に対する接続部１４の位置を調節することが可能で
ある。
１４は歯科用カメラ１０から垂直に延在しているが、そ
の他の適宜な構成も可能であることが理解される。例え
ば、歯科用カメラ１０の他の部分に対する接続部１４の
角度をこの接続部１４が歯科用カメラ１０の主要部材の
延長線において斜めに延在するように選択することがで
きる。さらに別の変更された構成形態においては、主要
部材に対する接続部１４の位置を調節することが可能で
ある。
【００２２】歯科用カメラ１０にはマウスピース１２が
例えば１００Ｎの高い力によってのみ取り外すことがで
きるように取り付けられている。これによって不用意に
患者の口内に落下しないことが保持される。接続部１４
は相当に大きな内径を有している。これに対して、マウ
スピース１２は唇の領域において唇貫通管２０を形成し
ながら細くなっている。その部分の外形は実質的に長方
形であり、その高さは約１ｃｍになっている。マウスピ
ース１２からはさらに翼部２２および２４が突出してお
り、これは湾曲して延在していて患者の歯列の曲面に沿
ったものである。
例えば１００Ｎの高い力によってのみ取り外すことがで
きるように取り付けられている。これによって不用意に
患者の口内に落下しないことが保持される。接続部１４
は相当に大きな内径を有している。これに対して、マウ
スピース１２は唇の領域において唇貫通管２０を形成し
ながら細くなっている。その部分の外形は実質的に長方
形であり、その高さは約１ｃｍになっている。マウスピ
ース１２からはさらに翼部２２および２４が突出してお
り、これは湾曲して延在していて患者の歯列の曲面に沿
ったものである。
【００２３】図１に示されているように、マウスピース
１２の形状は既知の方式によって一定の剛性を保持する
ものとなる。しかしながら、翼部２２および２４は中央
部分に比べて大幅に弾力的かつ軟質なものであるととも
に丸み付けられた外形を有し、従って怪我の危険性が大
幅に低下する。
１２の形状は既知の方式によって一定の剛性を保持する
ものとなる。しかしながら、翼部２２および２４は中央
部分に比べて大幅に弾力的かつ軟質なものであるととも
に丸み付けられた外形を有し、従って怪我の危険性が大
幅に低下する。
【００２４】さらに、マウスピース１２は軟質ゴムまた
はその他の適宜な材料から形成される。
はその他の適宜な材料から形成される。
【００２５】さらに、本発明に係る解決方式の詳細が図
２に示されている。この図およびさらに別の図中におい
て同一の構成要素は同一の参照符号をもって示されてい
る。マウスピース１２は、中央領域２８においてこのマ
ウスピース１２を貫通して延在する開口部２６を備えて
いる。この開口部２６は唇貫通管２０の構成に応じて丸
み付けられた角部を有する長方形の形状となっている。
２に示されている。この図およびさらに別の図中におい
て同一の構成要素は同一の参照符号をもって示されてい
る。マウスピース１２は、中央領域２８においてこのマ
ウスピース１２を貫通して延在する開口部２６を備えて
いる。この開口部２６は唇貫通管２０の構成に応じて丸
み付けられた角部を有する長方形の形状となっている。
【００２６】図２に示されているように、翼部２２およ
び２４は食い込み突起部３０および３２を備えている。
これによってマウスピース１２ならびに歯科用カメラ１
０の位置固定を容易に行うことができる。図示された実
施例において、食い込み突起部３０および３２がそれぞ
れ垂直方向の中央部に配置されるとともに撮影領域が充
分な大きさを有しているため、開口部２６によって上側
および下側の歯の両方を撮影することができる。この実
施例においては少なくとも４本の歯を同時に撮影するこ
とができ、さらに所要の色判定に従って画像分割を行う
ことが可能である。
び２４は食い込み突起部３０および３２を備えている。
これによってマウスピース１２ならびに歯科用カメラ１
０の位置固定を容易に行うことができる。図示された実
施例において、食い込み突起部３０および３２がそれぞ
れ垂直方向の中央部に配置されるとともに撮影領域が充
分な大きさを有しているため、開口部２６によって上側
および下側の歯の両方を撮影することができる。この実
施例においては少なくとも４本の歯を同時に撮影するこ
とができ、さらに所要の色判定に従って画像分割を行う
ことが可能である。
【００２７】さらに中央領域２８には基準見本３３の収
容スロットが設けられており、これは撮影する歯に直ぐ
隣接して配置されている。これによって直接的な色比較
が可能になる。
容スロットが設けられており、これは撮影する歯に直ぐ
隣接して配置されている。これによって直接的な色比較
が可能になる。
【００２８】図示された実施例において開口部２６は貫
通させて形成されている。図３に示されている受光要素
を保護するために保護スクリーンを設けることが当然可
能であることが理解される。また任意の適宜な方式で光
学捕捉装置を設けることができ、例えば開口部２６は追
加的なレンズ等を備えることができる。さらに、受光要
素に対して光導要素または光導ロッドを手前に接続する
こともできる。
通させて形成されている。図３に示されている受光要素
を保護するために保護スクリーンを設けることが当然可
能であることが理解される。また任意の適宜な方式で光
学捕捉装置を設けることができ、例えば開口部２６は追
加的なレンズ等を備えることができる。さらに、受光要
素に対して光導要素または光導ロッドを手前に接続する
こともできる。
【００２９】図３には、受光要素４４の周りに配置され
た８個の発光ダイオードまたはレーザダイオード４０に
よって光源４２を形成する構成が示されている。光源４
２および受光要素４４は基礎ユニット４６上に相対的な
位置関係を固定して装着されている。発光ダイオード４
０を環状に配置することによって影を生じさせることな
く撮影する領域を照明することが可能になる。
た８個の発光ダイオードまたはレーザダイオード４０に
よって光源４２を形成する構成が示されている。光源４
２および受光要素４４は基礎ユニット４６上に相対的な
位置関係を固定して装着されている。発光ダイオード４
０を環状に配置することによって影を生じさせることな
く撮影する領域を照明することが可能になる。
【００３０】光源は任意の適宜な方式で選択し得ること
が理解される。例えば、黄色、青色、ならびに赤色の発
光ダイオードを均等に配置して白色の光を放射すること
ができる。または、白色の発光ダイオードを使用するか
またはその他の任意の適宜な光源を使用することができ
る。
が理解される。例えば、黄色、青色、ならびに赤色の発
光ダイオードを均等に配置して白色の光を放射すること
ができる。または、白色の発光ダイオードを使用するか
またはその他の任意の適宜な光源を使用することができ
る。
【００３１】受光要素４４の周りには小管部材４８が接
続部１４に向かって延在している。これによって、光源
４２からの直接光を測定することによって受光要素が誤
照射されることが防止される。
続部１４に向かって延在している。これによって、光源
４２からの直接光を測定することによって受光要素が誤
照射されることが防止される。
【図１】本発明に係る歯科用カメラの一実施例を示す立
体構成図である。
体構成図である。
【図２】図１の実施例における歯科用カメラのマウスピ
ースを示す立体構成図である。
ースを示す立体構成図である。
【図３】図１の歯科用カメラのための光源および受光要
素からなるユニットを示す立体構成図である。
素からなるユニットを示す立体構成図である。
１０ 歯科用カメラ １２ マウスピース １４ 接続部 １６ 接続スリーブ １８ スクリーンディスプレイ ２０ 唇貫通管 ２２，２４ 翼部 ２６ 開口部 ２８ 中央領域 ３０，３２ 食い込み突起部 ３３ 基準サンプル ４０ 発光ダイオード ４２ 光源 ４４ 受光要素 ４６ 基礎ユニット ４８ 小管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴットフリート ローナー スイス国、9450 アルトシュテッテン、フ ォルストシュトラーセ ６ Ｆターム(参考） 4C052 NN04 NN05 NN15
Claims (17)
- 【請求項１】 特に１本または複数の歯等の対象物を撮
影するためのものであり、受光要素に入射する光は光学
捕捉要素を通過するとともに撮影する対象物を照明する
ための光源を備えている歯科用カメラであり、開口部
（２６）を備えていてこの開口部を通じて受光要素（４
４）に光が照射されるマウスピース（１２）を設けるこ
とを特徴とする歯科用カメラ。 - 【請求項２】 光源（４２）の光がマウスピース（１
２）を介して照射されることを特徴とする請求項１記載
の歯科用カメラ。 - 【請求項３】 マウスピース（１２）は唇と歯との間の
空間に適合する外形を有することを特徴とする請求項１
または２記載の歯科用カメラ。 - 【請求項４】 マウスピース（１２）は歯列に沿うよう
に湾曲して形成され、開口部（２６）はマウスピースの
中央領域に延在していることを特徴とする請求項１ない
し３のいずれかに記載の歯科用カメラ。 - 【請求項５】 マウスピース（１２）はプラスチック製
で弾力的かつ末端部を丸み付けて形成することを特徴と
する請求項１ないし４のいずれかに記載の歯科用カメ
ラ。 - 【請求項６】 マウスピース（１２）は２つの翼部（２
２および２４）を備え、これらは歯列に沿って横方向に
延在するとともにマウスピース（１２）の中央領域に比
べて高い可塑性を有することを特徴とする請求項１ない
し５のいずれかに記載の歯科用カメラ。 - 【請求項７】 マウスピース（１２）は歯科用カメラ
（１０）に対して取り外し可能に固定されていることを
特徴とする請求項１ないし６のいずれかに記載の歯科用
カメラ。 - 【請求項８】 マウスピース（１２）は透明な保護スク
リーンを備えることを特徴とする請求項１ないし７のい
ずれかに記載の歯科用カメラ。 - 【請求項９】 マウスピース（１２）の翼部（２２およ
び２４）は食い込み突起部（３０および３２）を備えて
おり、これらは歯に接合するように設定されていること
を特徴とする請求項１ないし８のいずれかに記載の歯科
用カメラ。 - 【請求項１０】 マウスピース（１２）は歯科用カメラ
（１０）のその他の部分に対して角度を付けて前方に延
在することを特徴とする請求項１ないし９のいずれかに
記載の歯科用カメラ。 - 【請求項１１】 マウスピース（１２）の後方延長線の
位置にこれと対向するように延在している歯科用カメラ
（１０）の表面上にこの歯科用カメラ（１０）のスクリ
ーンディスプレイ（１８）を設けることを特徴とする請
求項１ないし１０のいずれかに記載の歯科用カメラ。 - 【請求項１２】 光源（４２）は歯科用カメラ（１０）
のマウスピース側端部に配置され、この光源（４２）か
らの光をマウスピース（１２）の開口部（２６）に誘導
する反射要素を備えることを特徴とする請求項１ないし
１１のいずれかに記載の歯科用カメラ。 - 【請求項１３】 マウスピース（１２）として潜水用具
のマウスピースを使用し、歯科用カメラ（１０）の接続
部（１４）がこのマウスピース（１２）の接続用に適合
させられることを特徴とする請求項１ないし１２のいず
れかに記載の歯科用カメラ。 - 【請求項１４】 マウスピース（１２）ならびに歯科用
カメラの接続部（１４）は光を遮断することを特徴とす
る請求項１ないし１３のいずれかに記載の歯科用カメ
ラ。 - 【請求項１５】 マウスピース（１２）は基準サンプル
（３３）の収容部を備えることを特徴とする請求項１な
いし１４のいずれかに記載の歯科用カメラ。 - 【請求項１６】 マウスピース（１２）は基準点群によ
って歯科用カメラを歯の表面に対して焦点調節すること
を特徴とする請求項１ないし１５のいずれかに記載の歯
科用カメラ。 - 【請求項１７】 マウスピース（１２）は接続部（１
４）よりも軟性な材料によって形成されることを特徴と
する請求項１ないし１６のいずれかに記載の歯科用カメ
ラ。
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