JP6899119B2 - 口腔内情報取得装置、口腔内情報取得方法、口腔内情報取得プログラム、および口腔内作用装置 - Google Patents

口腔内情報取得装置、口腔内情報取得方法、口腔内情報取得プログラム、および口腔内作用装置 Download PDF

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Description

本発明は、口腔内情報取得装置、口腔内情報取得方法、口腔内情報取得プログラム、および口腔内作用装置に関し、特に被験者の口の開口部周辺を開口器で押し広げて施術の前後で口腔内の情報を取得する口腔内情報取得装置、口腔内情報取得方法、口腔内情報取得プログラム、および被験者の口の開口部周辺を開口器で押し広げて、光エネルギーにより被験者の口腔内に作用する口腔内作用装置に関する。
従来から、口腔内疾患の予防、および治療に光エネルギーを利用し、開口器と一体化した患者に動作制限の少ない治療機器が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2011−254958公報
しかし、治療の効果や状況を医師や患者が確認するためには、目視での確認は難しいため、治療の前後に別の記録装置を使用して記録を取得する必要があった。
記録は、例えば口腔内写真で治療前や治療後に口腔内の状況を写真で残すことにより、治療による変化を確認しやすくしている。また口腔内写真は、医師から患者への治療を説明する際にも使用しており、患者が口腔内の状況を知ったうえで治療することはとても大切である。
この記録を取得するためには、治療機器を装着する前後に別の記録装置、例えばカメラを利用して記録する必要がある。記録装置の設置や実施には相当の時間や人員が必要であり、患者や医師にとって物理的な負担となっている。
また、口腔内の写真を治療の前後で比較する場合、同じ条件で取得した写真で比較しなくては意味がなく、例えば異なった角度で撮影された写真で比較したとしても正確な効果を確認することは困難である。しかしカメラで撮影する場合、治療の前後で撮影する位置や角度を一定に保つことが困難であり、治療前後を比較するにあたって同条件で記録を取得することも困難である。
さらに、家庭で治療機器を使用することも考えられるが、家庭で患者自身が治療前後に記録装置を設置して記録を一人で取得することは非常に難しい。
上記のように、治療機器の前後で別の記録装置で記録を取得することは非常に困難であった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、施術前後の口腔内の情報を同一条件で取得ができる口腔内情報取得装置、口腔内情報取得方法、口腔内情報取得プログラム、および口腔内作用装置、および口腔内の施術を行いながら施術前後の口腔内の記録を同一条件で取得ができ、施術と情報取得を一貫して行える口腔内作用装置を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、被験者の口の開口部周辺を開口器で押し広げて施術の前後で口腔内の情報を取得する口腔内情報取得装置において、前記口腔内を撮像する撮像手段によって撮像された第一口腔内情報が入力される入力手段と、前記第一口腔内情報と、前記施術後に前記撮像手段によって新たに撮像された第二口腔内情報とを比較し、前記第一口腔内情報と近似する位置に前記第二口腔内情報を補正するための位置補正手段と、前記第一口腔内情報と、補正された前記第二口腔内情報とを出力する出力手段とを備えることを特徴とする口腔内情報取得装置が提供される。
これにより、入力手段が、口腔内を撮像する撮像手段によって撮像された第一口腔内情報が入力され、位置補正手段が、第一口腔内情報と、施術後に撮像手段によって新たに撮像された第二口腔内情報とを比較し、第一口腔内情報と近似する位置に第二口腔内情報を補正し、出力手段が、第一口腔内情報と、補正された第二口腔内情報とを出力する。
また、本発明では、被験者の口の開口部周辺を開口器で押し広げて口腔内の情報を取得する口腔内情報取得方法において、入力手段が前記口腔内を撮像する撮像手段によって撮像された第一口腔内情報を入力する工程と、位置補正手段が前記第一口腔内情報と、前記施術後に前記撮像手段によって新たに撮像された第二口腔内情報とを比較し、前記第一口腔内情報と近似する位置に前記第二口腔内情報を補正する工程と、出力手段が前記第一口腔内情報と、補正された前記第二口腔内情報とを出力する工程とを備えることを特徴とする口腔内情報取得方法が提供される。
これにより、入力手段が、口腔内を撮像する撮像手段によって撮像された第一口腔内情報が入力し、位置補正手段が、第一口腔内情報と、施術後に撮像手段によって新たに撮像された第二口腔内情報とを比較し、第一口腔内情報と近似する位置に第二口腔内情報を補正し、出力手段が、第一口腔内情報と、補正された第二口腔内情報とを出力する。
また、本発明では、被験者の口の開口部周辺を開口器で押し広げて口腔内の情報を取得する口腔内情報取得プログラムにおいて、コンピュータを、前記口腔内を撮像する撮像手段によって撮像された第一口腔内情報が入力される入力手段、前記第一口腔内情報と、前記撮像手段によって新たに撮像された第二口腔内情報とを比較し、前記第一口腔内情報と近似する位置に前記第二口腔内情報を補正するための位置補正手段、および前記第一口腔内情報と、補正された前記第二口腔内情報とを出力する出力手段として機能させることを特徴とする口腔内情報取得プログラムが提供される。
これにより、入力手段が、口腔内を撮像する撮像手段によって撮像された第一口腔内情報が入力し、位置補正手段が、第一口腔内情報と、施術後に撮像手段によって新たに撮像された第二口腔内情報とを比較し、第一口腔内情報と近似する位置に第二口腔内情報を補正し、出力手段が、第一口腔内情報と、補正された第二口腔内情報とを出力する。
また、本発明では、被験者の口の開口部周辺を開口器で押し広げて、光エネルギーにより被験者の口腔内に作用する口腔内作用装置において、前記口腔内を撮像する撮像手段によって撮像された第一口腔内情報が入力される入力手段と、前記第一口腔内情報と、前記撮像手段によって新たに撮像された第二口腔内情報とを比較し、前記第一口腔内情報と近似する位置に前記第二口腔内情報を補正するための位置補正手段と、前記第一口腔内情報と、補正された前記第二口腔内情報とを出力する出力手段とを備える口腔内情報取得装置と、前記光エネルギーが発生される光エネルギー発生体とを備えることを特徴とする口腔内作用装置が提供される。
これにより、口腔内情報取得装置が、入力手段が口腔内を撮像する撮像手段によって撮像された第一口腔内情報が入力し、位置補正手段が第一口腔内情報と施術後に撮像手段によって新たに撮像された第二口腔内情報とを比較し第一口腔内情報と近似する位置に第二口腔内情報を補正し、出力手段が第一口腔内情報と、補正された第二口腔内情報とを出力し、光エネルギー発生体が光エネルギーを発生させる。
本発明の口腔内情報取得装置、口腔内情報取得方法、口腔内情報取得プログラム、および口腔内作用装置によれば、口腔内を撮像する撮像手段によって撮像された第一口腔内情報が入力され、第一口腔内情報と、撮像手段によって新たに撮像された第二口腔内情報とを比較し、第一口腔内情報と近似する位置に第二口腔内情報を補正し、第一口腔内情報と、補正された第二口腔内情報とを出力するので、施術前後の口腔内の情報を同一条件で取得ができる。また、口腔内の施術を行いながら施術前後の口腔内の情報を同一条件で取得ができ、施術と情報取得を一貫して行える。
本実施の形態に係る概念を示す図である。 本実施の形態に係る口腔内作用装置を示す図である。 情報取得部の詳細を示す図である。 補正手段を詳細に示すブロック図である。 本実施の形態の口腔内情報取得装置による補正手段の処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る口腔内作用装置を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本実施の形態に係る概念を示す図である。
図1に示すように、口腔内情報取得装置100は、入力手段110、補正手段120、出力手段130を備えている。
入力手段110は、例えばカメラである撮像手段300が接続され、撮像手段300で撮像した被験者200の口腔内の情報が入力される。
補正手段120は、施術前に入力手段110によって入力された第一口腔内情報と施術後に入力手段110によって入力された第二口腔内情報とを比較し、第二口腔内情報の位置の補正処理を行う。
出力手段130は、補正手段120によって補正された第一口腔内情報および第二口腔内情報を外部に出力する。
これにより、撮像手段300によって撮像された口腔内の情報が、補正手段120によって位置が補正されて出力手段130によって出力されるので、複数の口腔内情報を見比べる時に、位置が補正されているので比較判定が正確に行うことができる。
図2は、本実施の形態に係る口腔内作用装置を示す図である。
図2に示すように、口腔内作用装置400は、口唇開口部410、光源部420、情報取得部430、および本体部440を備える。
口唇開口部410は、被験者200が口を開いた形状を維持するための開口部411と、口唇を開いた状態を維持するための口唇支持部412とを備える。
口唇支持部412は、被験者200が口唇を開いた状態を維持するので、横長円環状の形状をしている。開口部411および口唇支持部412は、被験者200の年齢や口唇の大きさに合わせた径をとることができる。
光源部420は、光エネルギー発生部421、光エネルギー拡散板422、および光エネルギー調整部423を備える。
光エネルギー発生部421は、例えば発光ダイオードやレーザー光を発光する発生源である。発光ダイオードは波長帯域が広いので、被験者200の口腔内で広い範囲の治療を行うことができ、レーザー光は波長帯域が狭いので被験者200の口腔内で局所的な治療が行えるなど、用途によって光エネルギー発生部421の光エネルギー源を採択することができる。
また光エネルギー発生部421によって発光された光は、光感受性ジェルなどが塗布された被験者200の口腔内の患部に照射され、光エネルギー発生部421によって発光される光が患部に照射されることで、歯のホワイトニングや、歯周病治療や齲蝕などの効果を得ることができるものである。
光エネルギー拡散板422は、複数個の光エネルギー発生部421を備え、光エネルギー発生部421から発生された光を反射、または被験者200の口腔内より反射された光を再反射し、被験者200の口腔内に光エネルギーを集光させるものである。これにより効率よく被験者200の口腔内に光エネルギーを照射することができる。
光エネルギー調整部423は、光エネルギー拡散板422の一部に備えられ、光エネルギー発生部421によって被験者200の口腔内に照射された光エネルギーの光量を感知することができる。光エネルギー調整部423が得た光量によって被験者200の口腔内に照射される光エネルギーの光量を調整することができる。
情報取得部430は、記録時用光発生部431、撮像手段300、および口腔内情報取得装置100を備える。情報取得部430の詳細は後述する。
本体部440は、無線部441、記録媒体差込部442、電源部443、および熱放射部444を備える。
本体部440は、半円柱の箱体であって上面の一部には情報取得部430で得た情報を外部機器と無線で通信を行える無線部441が備えられている。無線部441は、例えば無線LAN(無線Local Area Network)を利用してパソコンなどの端末と情報の送受信を行うことができる。無線部441は、図示しない出力手段130に接続され補正手段120によって補正された口腔内の情報が外部機器と接続される。これにより、室内の配線等を気にせず被験者200の口腔内の情報を得ることができる。また、被験者200が家庭で治療をした時に、インターネットを通じて医療機関などに被験者200の口腔内の情報を送信することもできる。
記録媒体差込部442は、本体部440の一部に設けられ、記録媒体差込部442に挿入された記録媒体、例えばSD(Secure Digital)カードやUSB(Universal Serial Bus)メモリなどに、図示しない出力手段130により出力された被験者200の口腔内の情報が保存される。保存された情報は、挿入された記録媒体を外部機器に接続することで、情報取得部430で得た被験者200の口腔内の情報を確認することができる。
尚、記録媒体差込部442は外部機器と、例えばUSBケーブルやLANケーブルなどを用いてパソコンなどの端末と直接接続して情報を送受信することもできる。
電源部443は本体部440に備えられ、口腔内作用装置400に電源を供給するためのものである。電源部443はバッテリーを内部に設け、外部から充電することもできるが、家庭用のコンセントから流れる電圧を調節して口腔内作用装置400に直接利用することもできる。
熱放射部444は、光源部420によって発生する熱エネルギーを外部に放射するためのものであり、例えば図2に示すように本体部440の一面に複数の穴をあけ、本体部440の内部に発生した熱エネルギーを外部に放射させている。
また、本実施例における具体的な口腔内作用装置400の実施手順は以下のとおりである。
まず口唇支持部412を被験者200の口唇を押し広げるように設置し、被験者200の口腔内を開口させるように口腔内作用装置400を設置する。次に情報取得部430で被験者200の口腔内の情報である第一口腔内情報を取得する。次に光源部420の光エネルギーにより被験者200の口腔内に光エネルギーを作用させ施術を行う。次に光エネルギーによる施術が終わった後に、被験者200の口腔内の情報である第二口腔内情報を情報取得部430で取得する。
これにより被験者200の口腔内に光エネルギーを作用させる施術の前後で被験者200の口腔内の情報が取得でき、施術の前後で口腔内の情報が正確に比較判定を行うことができる。
図3は、情報取得部の詳細を示す図である。
図3に示すように、記録時用光発生部431、撮像手段300、および口腔内情報取得装置100を備える。
撮像手段300は例えばカメラであって、光エネルギー拡散板422の一部に設けられ、被験者200の口腔内の情報を撮像する。
撮像手段300は、口腔内情報取得装置100に設けられた入力手段110に接続され、補正手段120で補正された口腔内の情報が出力手段130によって出力される。
記録時用光発生部431は、撮像手段300の上部に少なくとも1つ設けられ、撮像手段300が被験者200の口腔内の情報を撮像する時に、記録時用光発生部431が光を発生することで口腔内を明るくすることができる。記録時用光発生部431は、光エネルギー発生部421の機能を兼ねており、光エネルギー発生部421の光量を調節することで、撮像手段300が口腔内を撮像する際に最適な光量を被験者200の口腔内に照射することができる。
また、撮像手段300が被験者200の口腔内を撮像しない時には、光エネルギー発生部421と同様に、光感受性ジェルなどが塗布された被験者200の口腔内の患部に照射され、光エネルギー発生部421によって発光される光が患部に照射されることで、歯のホワイトニングや、歯周病治療などの効果を得ることができるものである。
図4は、補正手段を詳細に示すブロック図である。
図4に示すように、補正手段120は、マーキング処理部121、マーキングデータ格納部122、位置補正部123、トリミング部124、および画像データ格納部125を備えている。
マーキング処理部121は、入力手段110より与えられた被験者200の口腔内情報に、後に被験者200の口腔内情報の位置を補正するために基準とする位置を決めるマーキング処理を行う。具体的には、入力手段110より与えられた被験者200の口腔内情報が初回の場合は、口腔内情報にある被験者200の少なくとも1つの歯の形状や口腔内の位置によってマーキングする部位を決定し、マーキングデータ格納部122にマーキングする部位を第一口腔内情報のマーキング位置としてマーキングデータ格納部122に格納する。
また、入力手段110より与えられた被験者200の口腔内情報が2回目以降の場合は、マーキングデータ格納部122より第一口腔内情報のマーキング位置を呼び出し、入力手段110より与えられた口腔内情報にマーキングする部位情報を第二口腔内情報のマーキング位置としてマーキングデータ格納部122に格納する。
マーキングデータ格納部122は、マーキング処理部121から与えられたマーキングする位置情報を格納する。また、マーキング処理部121からの呼び出しにより、支持されたマーキングする部位情報を提供する。マーキングデータ格納部122に格納された口腔内情報は、例えば被験者200の識別番号毎に格納され、マーキング処理部121からの呼び出しに応じて、必要な被験者200の口腔内情報を提供することができる。
位置補正部123は、マーキングする部位情報を与えられた第一口腔内情報と第二口腔内情報とのマーキングする部位を一致させるように位置補正を行う。具体的には、マーキングした被験者200の歯の形状や口腔内の位置をもとに、第一口腔内情報と第二口腔内情報とのマーキングする部位を一致させるように位置および角度の補正を行う。
トリミング部124は、位置補正部123で位置補正された第一口腔内情報と第二口腔内情報との内、口腔内情報の比較検討に必要でない部位、つまり位置補正された第一口腔内情報と第二口腔内情報との共通部分以外のトリミングを行う。これにより、口腔内情報の比較検討に不必要な部分が削除されるので、マーキングデータ格納部122に格納される情報量を少なくすることができる。
画像データ格納部125は、被験者200の口腔内情報を格納する。または、呼び出しに応じ、格納された被験者200の口腔内情報を提供する。具体的には、マーキング処理部121でマーキング部位が与えられた被験者200の口腔内情報を格納する。または、トリミング部124によってトリミングされた被験者200の口腔内情報を格納する。
また、位置補正部123からの呼び出しによって、指示された被験者200の口腔内情報を提供する。
図5は、本実施の形態の口腔内情報取得装置による補正手段の処理を示すフローチャートである。以下、図5に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
〔ステップS11〕マーキング処理部121は、入力された口腔内情報における同じ被験者200のデータがマーキングデータ格納部122に存在するか確認を行う。マーキングデータ格納部122は、例えば被験者200の識別番号毎に格納されており、マーキングデータ格納部122に同じ被験者200の識別番号が存在するか確認することで、同じ被験者200のデータが存在するか確認することができる。
〔ステップS12〕マーキング処理部121は、入力された被験者200の口腔内情報における同じ被験者200のデータが存在するか判断する。具体的には、マーキングデータ格納部122に同じ被験者200の識別番号が存在すれば、同じ被験者200のデータがマーキングデータ格納部122に存在するとマーキング処理部121が判断する。同じ被験者200のデータがマーキングデータ格納部122に存在しないとマーキング処理部121が判断した時は、処理をステップS13へ進め、同じ被験者200のデータがマーキングデータ格納部122に存在するとマーキング処理部121が判断した時は、処理をステップS15へ進める。
〔ステップS13〕マーキング処理部121は、入力された被験者200の口腔内情報においてマーキング位置を決定する。具体的には、入力された被験者200の口腔内情報には複数の歯が存在しており、複数の歯のうち少なくとも1つの位置および形状をマーキング処理部121が決定する。
〔ステップS14〕マーキング処理部121は、決定されたマーキング位置および形状をマーキングデータ格納部122に登録する。具体的には、被験者200の識別番号とマーキング位置とが関連付けられる形でマーキング処理部121がマーキングデータ格納部122に登録する。
〔ステップS15〕マーキング処理部121は、被験者200の識別番号をもとにマーキングデータ格納部122から登録されているマーキング位置を呼び出す。マーキングデータ格納部122には、被験者200の識別番号と共にステップS14で登録されたマーキング位置が登録されているので、マーキング処理部121が登録されたマーキング位置が被験者200の識別番号から抽出して呼び出す。
〔ステップS16〕マーキング処理部121は、第二口腔内情報にマーキング位置を適合させる。具体的には、第二口腔内情報にある被験者200の歯に、マーキングデータ格納部122より呼びだされたマーキング位置に登録されてある被験者200の歯の位置や形状をマーキング処理部121が適合させる。
〔ステップS17〕位置補正部123は、第一口腔内情報と第二口腔内情報とのマーキング位置を合わせる。具体的には、画像データ格納部125に格納された第一口腔内情報を呼び出し、第一口腔内情報に適合されたマーキング位置を基準に第二口腔内情報に適合されたマーキング位置を合わせて第二口腔内情報の位置および角度を位置補正部123が調整する。
〔ステップS18〕トリミング部124は、不要部分のトリミングを行う。具体的にはステップS17で位置や角度が調整された第一口腔内情報と第二口腔内情報との共通部分を残し、共通部分以外の部位をトリミング部124が削除しトリミングを行う。
〔ステップS19〕マーキング処理部121またはトリミング部124は、処理が行われた口腔内情報を画像データ格納部125に格納し保存される。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態の口腔内作用装置は、口腔内作用装置の固定方法が異なる以外は、第1の実施の形態と同様である。このため、上記第1の実施の形態とほぼ同様の構成部分については同一の符号を付すなどして適宜その説明を省略する。
図6は、第2の実施の形態に係る口腔内作用装置を示す図である。
図6に示すように、口腔内作用装置400は、光源部420、情報取得部430、本体部440、および支持部450を備える。
支持部450は、複数の屈折部451を備え、本体部440の位置や角度を自在に設置することができる。
被験者200は、口唇を押し広げるように開口器500が設置され、被験者200の口腔内が開口されている。
具体的な口腔内作用装置400の実施手順は以下のとおりである。
まず口腔内作用装置400を被験者200の開口器500によって開口された口腔内に向け、情報取得部430で被験者200の口腔内の情報である第一口腔内情報を取得する。次に光源部420から発生させる光エネルギーにより被験者200の口腔内に光エネルギーを照射し施術を行う。次に光エネルギーによる施術が終わった後に、被験者200の口腔内の情報である第二口腔内情報を情報取得部430で取得する。
これにより被験者200の口腔内に光エネルギーを作用させる施術前後で被験者200の口腔内の情報が施術と一貫して取得でき、施術の前後で口腔内の情報が正確に比較判定を行うことができる。
また、各装置が備えられた本体部440が被験者200に取り付けられないので、被験者200の負担が軽くなる。
尚、被験者200が施術や口腔内情報取得時に動いてしまった場合でも、口腔内作用装置400に備えられた口腔内情報取得装置100によって口腔内情報が補正される。
100 口腔内情報取得装置
110 入力手段
120 補正手段
121 マーキング処理部
122 マーキングデータ格納部
123 位置補正部
124 トリミング部
125 画像データ格納部
130 出力手段
200 被験者
300 撮像手段
400 口腔内作用装置
410 口唇開口部
411 開口部
412 口唇支持部
420 光源部
421 光エネルギー発生部
422 光エネルギー拡散板
423 光エネルギー調整部
430 情報取得部
431 記録時用光発生部
440 本体部
441 無線部
442 記録媒体差込部
443 電源部
444 熱放射部
450 支持部
451 屈折部
500 開口器

Claims (9)

  1. 被験者の口の開口部周辺を開口器で押し広げて施術の前後で口腔内の情報を取得する口腔内情報取得装置において、
    前記開口器を介して前記被験者の口腔内で固定されて前記被験者の口腔内を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された前記被験者の口腔内の撮像情報である第一口腔内情報が入力される入力手段と、
    前記第一口腔内情報と、前記施術後に前記撮像手段によって新たに撮像された前記被験者の施術後の口腔内の撮像情報である第二口腔内情報とを比較し、前記撮像手段が前記第一口腔内情報を撮像した前記被験者の口腔内における撮像位置および撮像角度と、前記撮像手段が新たに撮像した前記第二口腔内情報を撮像した前記被験者の口腔内における撮像位置および撮像角度と、が一致するように前記第二口腔内情報を補正するための位置補正手段と、
    前記第一口腔内情報と、補正された前記第二口腔内情報とを出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする口腔内情報取得装置。
  2. 前記位置補正手段は、
    前記被験者の少なくとも1つの歯牙の形状を基準にして位置が補正されることを特徴と
    する請求項1記載の口腔内情報取得装置。
  3. 被験者の口の開口部周辺を開口器で押し広げて施術の前後で口腔内の情報を取得する口腔内情報取得方法において、
    前記開口器を介して前記被験者の口腔内で固定された撮像手段が前記被験者の口腔内を撮像する工程と、
    入力手段が前記撮像手段によって撮像された前記被験者の口腔内の撮像情報である第一口腔内情報を入力する工程と、
    位置補正手段が前記第一口腔内情報と、前記施術後に前記撮像手段によって新たに撮像された前記被験者の施術後の口腔内の撮像情報である第二口腔内情報とを比較し、前記撮像手段が前記第一口腔内情報を撮像した前記被験者の口腔内における撮像位置および撮像角度と、前記撮像手段が新たに撮像した前記第二口腔内情報を撮像した前記被験者の口腔内における撮像位置および撮像角度と、が一致するように前記第二口腔内情報を補正する工程と、
    出力手段が前記第一口腔内情報と、補正された前記第二口腔内情報とを出力する工程と、
    を備えることを特徴とする口腔内情報取得方法。
  4. 被験者の口の開口部周辺を開口器で押し広げて施術の前後で口腔内の情報を取得する口腔内情報取得プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記開口器を介して前記被験者の口腔内で固定されて前記被験者の口腔内を撮像する撮像手段、
    前記撮像手段によって撮像された前記被験者の口腔内の撮像情報である第一口腔内情報が入力される入力手段、
    前記第一口腔内情報と、前記施術後に前記撮像手段によって新たに撮像された前記被験者の施術後の口腔内の撮像情報である第二口腔内情報とを比較し、前記撮像手段が前記第一口腔内情報を撮像した前記被験者の口腔内における撮像位置および撮像角度と、前記撮像手段が新たに撮像した前記第二口腔内情報を撮像した前記被験者の口腔内における撮像位置および撮像角度と、が一致するように前記第二口腔内情報を補正するための位置補正手段、および、
    前記第一口腔内情報と、補正された前記第二口腔内情報とを出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とする口腔内情報取得プログラム。
  5. 被験者の口の開口部周辺を開口器で押し広げて、光エネルギーにより前記被験者の口腔内に作用させる施術を行う口腔内作用装置において、
    前記開口器を介して前記被験者の口腔内で固定されて前記被験者の口腔内を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された前記被験者の口腔内の撮像情報である第一口腔内情報が入力される入力手段と、
    前記第一口腔内情報と、前記施術後に前記撮像手段によって新たに撮像された前記被験者の前記施術後の口腔内の撮像情報である第二口腔内情報とを比較し、前記撮像手段が前記第一口腔内情報を撮像した前記被験者の口腔内における撮像位置および撮像角度と、前記撮像手段が新たに撮像した前記第二口腔内情報を撮像した前記被験者の口腔内における撮像位置および撮像角度と、が一致するように前記第二口腔内情報を補正するための位置補正手段と、
    前記第一口腔内情報と、補正された前記第二口腔内情報とを出力する出力手段と、
    を備える口腔内情報取得装置と、
    前記光エネルギーが発生される光エネルギー発生体と、
    を備えることを特徴とする口腔内作用装置。
  6. 前記光エネルギー発生体は、
    波長帯域が狭い光線を照射することによって治療的効果が発揮されるレーザーであることを特徴とする請求項5記載の口腔内作用装置。
  7. 前記光エネルギー発生体は、
    波長帯域が広い光線を照射することによって治療的効果が発揮される発光ダイオードであることを特徴とする請求項5記載の口腔内作用装置。
  8. 前記光エネルギー発生体は、
    前記撮像手段が前記口腔内を撮像する際に口腔内を照らすための光源機能を兼ねていることを特徴とする請求項5記載の口腔内作用装置。
  9. 前記入力手段は、
    前記光エネルギー発生体と共に前記開口器と一体的に備えられた撮像機能を備えることを特徴とする請求項5記載の口腔内作用装置。
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